JPH07215128A - 異常報知装置 - Google Patents

異常報知装置

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JPH07215128A
JPH07215128A JP1300594A JP1300594A JPH07215128A JP H07215128 A JPH07215128 A JP H07215128A JP 1300594 A JP1300594 A JP 1300594A JP 1300594 A JP1300594 A JP 1300594A JP H07215128 A JPH07215128 A JP H07215128A
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JP
Japan
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voltage
abnormality
meter panel
battery
circuit section
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Application number
JP1300594A
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English (en)
Inventor
Kozo Nishimura
浩三 西村
Yasuo Miyake
保夫 三宅
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検知体の異常を検知してメータパネルに点
灯された異常点灯表示に直ぐに気づかせる。 【構成】 バッテリ電圧低下異常時には、異常電圧検出
回路部7のオペアンプM2からLレベルが出力されてト
ランジスタTrがオフされる。発振回路部6では、オペ
アンプM1からの出力、L又はHレベルに応じてコンデ
ンサC3が充放電され、その周期はトランジスタTrが
オフなので抵抗R6,R7及びコンデンサC3により定
まる時定数に対応し、B点の電圧VB は周波数約1Hz
の三角波となる。この三角波はオペアンプM3にてボリ
ュームVRからの電圧Vd に応じたデューティ比を有す
る方形波パルスに整形される。この方形波パルスは負荷
ドライブ回路部10のトランジスタQ1のゲート端子に
出力され、トランジスタQ1が方形波パルスに基づきそ
の周波数約1Hzでオン・オフされることにより、メー
タパネル照明用のランプ3が約1Hzで点滅する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等の車両に装備さ
れたバッテリ等の各種装置に発生した異常を、計器類等
が装備されたメータパネルを介して報知する異常報知装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、自動車には運転者の運転席前方に
メータパネルが設置され、メータパネル内にはスピード
メータ、タコメータ等の各種計器類の他、チャージウォ
ーニングランプ、オイルランプ等の警告ランプ等が装備
されている。例えば、バッテリ電圧が異常に低下した場
合には、チャージウォーニングランプが点灯し、運転者
にバッテリの異常が認知されるようになっている。通
常、チャージウォーニングランプ等の警告ランプは、バ
ッテリ等の被検知装置が異常である間は点灯したままと
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにメータパネ
ルには限られたスペース内にチャージウォーニングラン
プ等の警告ランプの他、スピードメータ、回転数メー
タ、燃料残量表示計(フューエルゲージ)等のその他多
数の計器類が装備されている。そのため、チャージウォ
ーニングランプ等の警告ランプの表示部は通常かなり小
さい。
【0004】また、ステアリングと運転者との位置関係
は運転者の体格やポジションによって異なり、チャージ
ウォーニングランプ等の警告ランプがステアリングに隠
れて運転者の視界に入らないことが起こり得る。近年、
ステアリングを運転者の体格やポジションに応じて傾斜
させることができるチルト機構の普及も相まって、この
ような状態は増々頻繁に起こり得る状況にある。
【0005】このようにステアリングに隠れて警告ラン
プが運転者の視界内にない場合には、警告ランプが点灯
してもその点灯が運転者に視認されないため、警告ラン
プの点灯に気づくのが遅れるという問題があった。ま
た、警告ランプがたとえ運転者の視界に入っていても、
例えば運転中にはメータパネルへの意識が薄いため、そ
の点灯に気づかない状況も現実には起こっていた。
【0006】例えば、チャージウォーニングランプの点
灯に気づかずそのまま放置されると、ついにはバッテリ
が上がってしまい電気系統への電源供給がされなくな
る。また、バッテリは一度上がってしまうと、その充電
容量が大幅に低下し、充電不能となる事態も起こり得
る。特に、夜間等ではヘッドランプ等の多くの照明類が
点灯され、バッテリの消費電力が昼間時より多いため、
短時間のうちにバッテリが上がってしまう虞れがあっ
た。そのため、チャージウォーニングランプ等の警告ラ
ンプの点灯は、早期に運転者に認知される必要があっ
た。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、被検知体の異常を検知してメータパ
ネルに点灯された異常点灯表示に直ぐに気づくことがで
きる異常報知装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ため請求項1に記載の発明では、車両に配備されたメー
タパネルを照明する発光体と、被検知体の異常を検出す
る検知手段と、前記検知手段からの異常検出信号に基づ
き、前記発光体を点滅を視認し得る周波数で点滅駆動さ
せる点滅駆動制御手段とを備えた。
【0009】請求項2に記載の発明では、前記発光体の
明るさを調節する調光手段を備えた。請求項3に記載の
発明では、所定周波数のアナログ発振信号を出力する発
振回路部と、該発振回路部からのアナログ発振信号と調
光用ノブの操作量により定まる基準電圧とを演算増幅器
を介して前記アナログ発振信号と同じ周波数を有し、か
つ前記基準電圧により一義的に定まるデューティ比を有
するパルス信号に整形する波形整形回路部と、該パルス
信号に基づきオン・オフ制御されてメータパネルを照明
する発光体に電流を流すスイッチ手段とを備えた調光回
路を装備するメータパネル装置において、バッテリの異
常を検出して異常検出信号を前記発振回路部に出力する
異常検出回路部を設け、該異常検出回路部からの異常検
出信号に基づき、前記バッテリの正常時に発振される第
1の周波数よりも小さな第2の周波数にて前記アナログ
発振信号を前記発振回路部から出力するようにした。
【0010】
【作用】従って、請求項1に記載の発明によれば、被検
知体に異常が発生すると、その異常を検出した検知手段
から異常検出信号が出力され、発光体はその異常検出信
号に基づいて点滅駆動制御手段により点滅を視認し得る
周波数で点滅駆動される。そして、発光体がメータパネ
ルの照明用であることから車両に配備されたメータパネ
ル全体が点滅する。従って、被検知体に異常が発生した
ことは、メータパネルの点滅により直ぐに運転者等に認
知される。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、調光手段
により発光体の明るさを調節することが可能となる。そ
のため、明るさに対する運転者の目の慣れに応じた適宜
な明るさにメータパネルの照明を調整することが可能と
なる。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、バッテリ
に異常電圧が検出されると、異常検出回路部から異常検
出信号が発振回路部に出力される。発振回路部は、その
異常検出信号に基づきバッテリの正常電圧時に発振され
る第1の周波数よりも小さな第2の周波数を有するアナ
ログ発振信号を波形整形回路部に出力する。波形整形回
路部ではアナログ発振信号と調光用ノブの操作量より定
まる基準電圧とが演算増幅器を介することによりアナロ
グ発振信号がアナログ発振信号と同じ周波数を有し、か
つ基準電圧より一義的に定まるデューティ比を有するパ
ルス信号に整形される。即ち、このパルス信号は第2の
周波数を有し、バッテリの正常電圧時に発振される第1
の周波数よりも低い周波数となる。このパルス信号はス
イッチ手段に出力される。そして、スイッチ手段が第2
の周波数を有するパルス信号に基づきオン・オフ制御さ
れることにより、発光体は第2の周波数で点滅し、これ
に伴い発光体にて照明されたメータパネルも第2の周波
数で点滅する。この第2の周波数は点滅が視認可能な周
波数である。従って、異常検出回路部がバッテリの異常
を検出すると、発光体に照明されてメータパネルがその
パネル面全体で発光するとともに、視認可能な第2の周
波数で点滅するので、バッテリに異常電圧が発生したこ
とは直ぐに認知される。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図8に従って説明する。図2に示すように、自動車の運
転席前方に設置されたメータパネル(インストルメント
パネル)1には、スピードメータ、タコメータ、フュー
エルゲージ、水温計(いずれも図示せず)等の計器類、
及びチャージウォーニングランプ2やオイルランプ(図
示せず)等の警告ランプが装備されている。チャージウ
ォーニングランプ2は、他の警告ランプ類とともにメー
タパネル1内の下方隅に配置されている。また、メータ
パネル1はスモールランプの点灯時に、パネル全体が図
1に示すランプ3により照明されるようになっており、
その照度は図2に示すノブ4を操作することにより調整
可能となっている。メータパネル1の照度調整は、図1
に示す調光回路(以下、レオスタットという)5により
行われる。
【0014】次に、レオスタット5の電気的構成につい
て説明する。図1に示すように、レオスタット5は発振
回路部6と、異常電圧検出回路部7と、デューティ設定
回路部8と、波形整形回路部9と、負荷ドライブ回路部
10とから構成されている。レオスタット5にはターミ
ナルT,L,Eが設けられ、ターミナルTは自動車に搭
載されたバッテリBTのプラス(+)端子とスイッチS
1を介して接続されている。スイッチS1はスモールラ
ンプ(図示せず)用のスイッチであり、スイッチS1の
閉時にはターミナルTにバッテリ電源+Bが供給される
ようになっている。ターミナルT,L間にはランプ3が
接続され、ターミナルEは接地されている。
【0015】ターミナルTにはダイオードD1を介して
抵抗R1とコンデンサC1とツェナーダイオードZD1
とからなる平滑回路が接続され、バッテリ電源+Bから
平滑回路を介して各回路部6〜10に駆動電源Vo (<
+B)が安定供給されるようになっている。駆動電源V
o はツェナーダイオードZD1のツェナー電圧Vo によ
り規定され、バッテリ電源+Bより低い定電圧である。
【0016】各回路部6〜10について説明すると、発
振回路部6は、抵抗R2〜R7と、コンデンサC2,C
3と、オペアンプM1と、ダイードD2と、トランジス
タTrとを備えている。オペアンプM1は抵抗R2〜R
5により定まる電圧Va (A点の電位Va に対応)を非
反転入力端子から入力するとともに、コンデンサC3の
正極電位Vb (B点における電位Vb )に対応する電圧
Vb を反転入力端子から入力する。そして、電圧Va が
電圧Vb より大きいときには出力端子からHレベル(≒
Vo )を出力し、電圧Va が電圧Vb より小さいときに
は出力端子からLレベル(≒0)を出力する。電圧Va
は、オペアンプM1からの出力電圧に応じて変化し、そ
の出力がHレベルのときにVH ボルト(V)、Lレベル
のときにVL (<VH )ボルト(V)となるように抵抗
R2〜R5の各抵抗値が設定されている。
【0017】オペアンプM1からの出力電圧はH,Lレ
ベルを周期変化し、その周期変化に伴いコンデンサC3
が充放電されることにより、コンデンサC3の正極電位
Vbは三角波Sを生成する。三角波Sの周波数は、トラ
ンジスタTrのオン・オフ時により異なり、トランジス
タTrのオン時には抵抗R7とコンデンサC3とから定
まる時定数より決まり、トランジスタTrのオフ時には
抵抗R6,R7とコンデンサC3とから定まる時定数よ
り決まる。本実施例では三角波Sの周波数が、トランジ
スタTrのオン時に200Hz程度となるように抵抗R
7とコンデンサC3の各値が設定されている。また、ト
ランジスタTrのオフ時に三角波Sの周波数が1Hz程
度となるように抵抗R7とコンデンサC3の各値に対し
て抵抗R6の抵抗値が設定されている。トランジスタT
rのオフ時における三角波Sの周波数として、0.3〜
5Hz程度が適当であり、特に0.5〜3Hz程度が好
ましい。この三角波SはA点における電位Va の変化分
(VH −VL )に等しい振幅を有している。尚、この三
角波Sは波形整形回路部9に出力される。
【0018】異常電圧検出回路部7は、抵抗R8〜R1
2と、ツェナーダイオードZD2と、オペアンプM2と
を備えている。オペアンプM2は抵抗R11,R12に
て分圧されたバッテリ電圧VB に比例する電圧Vc (C
点における電位Vc に対応)を非反転入力端子に入力
し、デューティ設定回路部8からの電圧Vd(D点にお
ける電位Vd に対応)を反転入力端子に入力する。そし
て、電圧Vc が電圧Vdより大きいときには出力端子か
らHレベル(≒Vo )を出力し、電圧Vc が電圧Vd よ
り小さいときには出力端子からLレベル(≒0)を出力
する。オペアンプM2の出力端子は抵抗R9,R10を
介してトランジスタTrのベースに接続されている。
【0019】デューティ設定回路部8は、抵抗R13〜
R16とボリューム(可変抵抗)VRとを備えている。
このボリュームVRの回転軸に図2に示したノブ4が軸
着されており、ノブ4の回転操作によりD点における電
位Vd を変化させることができるようになっている。こ
のD点はオペアンプM2の反転入力端子に接続されてい
る。また、D点にて定まる電圧Vd は波形整形回路部9
に出力される。
【0020】波形整形回路部9は、オペアンプM3と、
抵抗R17〜R20と、コンデンサC4,C5と、ダイ
オードD3と、ツェナーダイオードZD3とを備えてい
る。オペアンプM3はノブ4の操作量に比例する電圧V
dを非反転入力端子に入力し、発振回路部6にて生成さ
れた三角波Sを反転入力端子に入力する。そして、図5
及び図7に示すように、三角波Sの電圧Vb が電圧Vd
より大きいときにはLレベル(≒0)となり、逆に三角
波Sの電圧Vb が電圧Vd より小さいときにはHレベル
(≒Vo )となる方形波パルスPを出力端子から出力す
るようになっている。ここで、方形波パルスPの周期T
は三角波Sの周期に等しく、パルス幅τと周期Tとの比
率、即ちデューティ比(τ/T)は、D点における電位
Vd 、即ちノブ4の操作量に対応して変化するようにな
っている。このパルスPは抵抗R19を介して負荷ドラ
イブ回路部10に出力される。
【0021】負荷ドライブ回路部10は、トランジスタ
Q1とコンデンサC6とを備えている。トランジスタQ
1はパワーMOS・FET(Metal Oxide Semiconducto
r Field Effect Transistor )であって、そのゲート端
子とオペアンプM3の出力端子とが抵抗R19を介して
接続されている。トランジスタQ1のソース端子はター
ミナルEを介して接地され、ドレイン端子はターミナル
Lを介してランプ3に接続されている。トランジスタQ
1はそのゲート端子に入力したパルスPによってオン・
オフ制御され、ゲート端子にてパルスPがHレベルとな
ってトランジスタQ1がオンしたときに、バッテリBT
からランプ3、トランジスタQ1を介して電流が流れる
ようになっている。
【0022】尚、バッテリBTの正常時におけるD点の
電位Vd は、バッテリ電圧VB が予め設定した異常基準
電圧VE となったときのC点の電位Vc にほぼ等しくな
るように設定されている。また、バッテリ電圧VB が異
常基準電圧VE (>Vo )より低くなっても、ツェナー
ダイオードZD1にツェナー電圧Vo 以上の電圧が印加
されている間は、各回路部6〜10に駆動電源Vo が安
定供給されるようになっている。また、チャージウォー
ニングランプ2はレオスタット5とは異なる制御回路
(図示せず)により駆動制御され、バッテリ電圧VB が
異常基準電圧VEより低くなると点灯するように設定れ
ている。
【0023】次に、上記のように構成されたメータパネ
ル1の作用を説明する。通常、ノブ4はメータパネル1
が適度な明るさに照明されるようにほぼ所定の操作位置
に設定されており、図1中のデューティ設定回路8にお
けるD点の電位Vd は、図3に示すようにバッテリ電圧
VB が異常基準電圧VE と等しくなった際のC点の電位
Vc =V1(V)にほぼ一致している。
【0024】例えば夜間等にスモールランプを点灯すべ
くスイッチS1を閉じると、ターミナルTにバッテリ電
圧VB が印加され、平滑回路の働きによりレオスタット
1を構成している各回路部6〜10に駆動電圧Vo が安
定供給される。
【0025】図3に示すように、バッテリ電圧VB が異
常基準電圧VE より高い正常時には、C点における電位
Vc は常にV1(V)より高く、一方D点における電位
VdはほぼV1(V)となっているので、C点における
電位Vc がD点における電位Vd よりもほぼ常に高くな
る。そのため、非反転入力端子に電圧Vc を入力し、反
転入力端子に電圧Vd を入力したオペアンプM2の出力
端子からは、図3に示すようにHレベル(≒Vo )が出
力される。その結果、オペアンプM2の出力端子から抵
抗R9,R10を介してトランジスタTrのベースに電
流が流れ、トランジスタTrはオンされる。
【0026】一方、発振回路部6では、スイッチS1の
閉路直後はコンデンサC3が充電されおらず、A点にお
ける電位Va の方がB点における電位Vb より高く、オ
ペアンプM1の出力端子からはHレベル(≒Vo )が出
力される。その結果、オペアンプM1の出力端子がほぼ
駆動電源Vo に等しい電位となり、抵抗R2〜R5によ
りA点における電位Va がまずVH (V)に定まる。
【0027】そして、ほぼ駆動電源Vo に等しい電位と
なったオペアンプM1の出力端子からオン状態となった
トランジスタTr及び抵抗R7を通ってコンデンサC3
に向かって電流が流れ、コンデンサC3が充電される。
このコンデンサC3の充電に伴いB点における電位Vb
は上昇し、その電位Vb がVH (V)に達すると、オペ
アンプM1からの出力がHレベル(≒Vo )からLレベ
ル(≒0)に転換する。その結果、オペアンプM1の出
力端子がほぼ0(V)となり、抵抗R2〜R5によりV
H (V)にあったA点における電位Va がVL (V)に
低下する。
【0028】そして、VH (V)に充電されたコンデン
サC3から抵抗R7及びダイオードD2を通ってほぼ0
(V)となったオペアンプM1の出力端子に向かって電
流が流れ、コンデンサC3が放電される。このコンデン
サC3の放電に伴いB点における電位Vb は降下し、そ
の電位Vb がVL (V)に達すると、オペアンプM1か
らの出力がLレベル(≒0)から再びHレベル(≒Vo
)に切り換わる。これ以降、前記同様にコンデンサC
3の充放電が繰り返され、B点における電位変化により
図4に示すような振幅(VH −VL )で、抵抗R7とコ
ンデンサC3とにより定まる時定数に対応する周期をも
つ三角波Sが生成される。この三角波Sの周波数は、本
実施例では200Hz程度となる。
【0029】発振回路部6にて生成された三角波Sは、
波形整形回路部9に出力されてオペアンプM3の反転入
力端子に入力される。また、オペアンプM3の非反転入
力端子にはノブ4の操作位置より決まるD点における電
位Vd に相当する電圧Vd が入力される。その結果、図
5に示すようにオペアンプM3の出力端子からは、三角
波Sが電圧Vd より大きくなったときにLレベル(≒
0)が出力され、三角波Sが電圧Vd より小さくなった
ときにHレベル(≒Vo )が出力される。こうしてオペ
アンプM3の出力端子から三角波Sと等しい周波数を有
し、その周期TとHレベルとなる時間τとの比率、即ち
デューティ比(τ/T)がノブ4の操作位置、即ちD点
における電位Vd より一義的に定まる図5に示すような
方形波パルスPが出力される。
【0030】この方形波パルスPは抵抗R19を介して
負荷ドライブ回路10中のトランジスタQ1のゲート端
子に出力される。パルスPがHレベルのときにトランジ
スタQ1がオンしてランプ3に電流が流れてランプ3が
発光し、パルスPがLレベルのときにトランジスタQ1
がオフしてランプ3に電流が流れずランプ3は発光しな
い。その結果、ランプ3は約200Hzで点滅し、連続
点灯として視認される。また、ランプ3の明るさはパル
スPのデューティ比(τ/T)に応じた明るさとなる。
【0031】次に、バッテリBTに異常が発生して例え
ばバッテリ電圧VB が低下し、これに伴いC点における
電位Vc が図3に示すように低下した場合を考える。こ
の場合、C点の電位Vc が図3に示すようにD点におけ
る電位Vd (≒V1)よりも小さくなると、異常電圧検
出回路部7のオペアンプM2の出力信号が同図に示すよ
うにHレベル(≒Vo )からLレベル(≒0)に切り換
わる。その結果、発振回路部6のトランジスタTrがオ
ン状態からオフ状態に切り換わり、コンデンサC3への
充電がトランジスタTrを介さず、抵抗R6を介して行
われるようになる。また、コンデンサC3からの放電
は、トランジスタTrのオン時と同様に抵抗R7及びダ
イオードD2とを介して行われる。
【0032】B点での電位Vb である三角波Sの周期
は、コンデンサC3の充電過程における時定数C3・
(R6+R7)と、コンデンサC3の放電過程における
時定数C3・R7と、A点における2つの電位VL ,V
H とにより決まる。ここで、放電過程における時定数
は、トランジスタTrのオン時とオフ時とで同じ値C3
・R7をとるが、充電過程ではトランジスタTrのオフ
時における時定数C3・(R6+R7)の方が、トラン
ジスタTrのオン時における時定数C3・R7より大き
い。そのため、図6に示すようにトランジスタTrのオ
フ時ではB点の電位Vb として生成される三角波Sは、
その電位上昇速度がトランジスタTrのオン時(図4)
より遅くなる。その結果、三角波Sの周期は、電位VL
から電位VH に到達するまでの時間が電位上昇速度が遅
くなった分だけ延びることにより長くなり、その周波数
は1Hz程度となる。尚、図6は模式的に描かれてお
り、実際より周期が短く描かれている。
【0033】この三角波Sは、波形整形回路部9のオペ
アンプM3の反転入力端子に出力される。オペアンプM
3は非反転入力端子から電圧Vd 、反転入力端子から三
角波Sをそれぞれ入力し、三角波Sの電位Vbが電圧V
d より大きいときにLレベル(≒0)、三角波Sの電位
Vbが電圧Vd より小さいときにHレベル(≒Vo )を
その出力端子から出力する。こうしてオペアンプM3か
ら三角波Sと等しい周波数1Hz程度を有し、ノブ4の
操作位置より一義的に定まるデューティ比(τ/T)を
有した図7に示すような方形波パルスPが出力される。
【0034】この方形波パルスPは抵抗R19を介して
負荷ドライブ回路10中のトランジスタQ1のゲート端
子に出力される。そして、ゲート端子に入力されたパル
スPがHレベルのときにトランジスタQ1がオンしてラ
ンプ3に電流が流れて発光し、パルスPがLレベルのと
きにはトランジスタQ1がオフとなるのでランプ3は発
光しない。ランプ3は約1Hzで点滅するので、ランプ
3により照明されたメータパネル1は約1Hzで点滅す
る。ランプ3が発光する点灯時間とランプ3が発光しな
い消灯時間は、パルスPのデューティ比(τ/T)に応
じた比率、即ちτ:(T−τ)となる。この点滅は約1
Hz程度、即ち1秒間に1回の割りで点滅を繰り返すの
で、自動車を運転中の運転者にも容易に視認される。バ
ッテリ電圧VB が異常基準電圧VE まで低下したときに
はチャージウォーニングランプ2も点灯する。
【0035】従って、運転者はメータパネル1の点滅を
通して、バッテリBTの電圧VB が異常基準電圧VE ま
で低下したことを認知することができる。また、バッテ
リBTの電圧VB が異常基準電圧VE まで低下したとき
にはチャージウォーニングランプ2も点灯し、運転者は
チャージウォーニングランプ2に目を移し、その点灯を
確認することによりバッテリ電圧VB が異常基準電圧V
E まで低下したことを再確認できる。
【0036】そして、バッテリ電圧VB が異常基準電圧
VE より低い間は、メータパネル1は点滅を繰り返す
が、その点滅が目障りである場合には、ノブ4を回転し
てD点における電位Vd をほぼV1(V)から電位Vc
より低くなるまで下げてやる。その結果、図3に示すよ
うに、電位Vd がC点における電位Vc よりも低くな
り、再びオペアンプM2の出力がLレベルからHレベル
となってトランジスタTrがオンする。そして、図8に
示すようにオペアンプM3の反転入力端子には再び約2
00Hzの三角波Sが入力され、その非反転入力端子に
はD点における通常時より相対的に小さな電圧V2が入
力される。そして、同図に示すようにオペアンプM3の
出力端子からは三角波Sと等しい周波数約200Hzを
有し、電位V2により一義的に定まるデューティ比(τ
/T)を有する方形波パルスPが出力される。ここで、
方形波パルスPのデューティ比(τ/T)は、図8から
分かるようにオペアンプM3の非反転入力端子への入力
電圧Vd を小さくする程小さくなり、入力電圧Vd をほ
ぼV1からV2に設定し直したことにより方形波パルス
Pの1周期T当たりのHレベルの時間τは通常時(Vd
≒V1のとき)より短くなる。
【0037】この方形波パルスPは抵抗R19を介して
負荷ドライブ回路10中のトランジスタQ1のゲート端
子に入力され、そのパルスPに基づいてトランジスタQ
1が約200Hzでオン・オフ制御されることによりラ
ンプ3は連続点灯として視認される。その結果、運転中
において目障りとなるメータパネル1のちらつき(点
滅)がなくなり、バッテリBTの電圧異常を認知した後
はメータパネル1を通常通りの連続点灯とすることがで
きる。その際、パルスPのデューティ比(τ/T)が通
常時より小さいことから、ランプ3は通常時よりも少し
暗くなる。即ち、ランプ3を流れる電流が通常時より少
なくなることから、バッテリBTから取り出される電力
を通常時より少な目にして弱ったバッテリBTを保護す
ることができる。尚、本実施例ではスモーランプの点灯
時にのみバッテリ電圧VB の低下異常に基づきメータパ
ネル1が点滅する構成であるが、ヘッドランプ等その他
の照明類が使用されてバッテリBTの消費電力が多いス
モールランプの点灯時にその電圧低下異常が早期に発見
されればバッテリBTは充分保護される。
【0038】以上詳述したように本実施例のメータパネ
ル1によれば、メータパネル1の照明用ランプ3を、バ
ッテリ電圧VB の異常低下時に点滅させる構成としたの
で、運転者は視界内に比較的大きく入ったメータパネル
1の点滅を介してバッテリ電圧VB の異常をその異常検
知後直ぐに認知することができる。例えば、チャージウ
ォーニングランプ2がステアリングに隠れて運転者の視
界から外れていた場合でも、メータパネル1はステアリ
ングにその一部のみしか隠れないので、メータパネル1
の点滅は運転者に直ぐ視認される。そのため、従来のよ
うにチャージウォーニングランプ2がステアリングに隠
れてその点灯が運転者に気づかれず、バッテリが異常状
態のまま放置されるという問題を解消することができ
る。また、従来のようにチャージウォーニングランプ2
が視界に入っているにも拘わらずその点灯面積が小さい
等の理由によりその点灯に気づかず、バッテリが異常状
態のまま放置されるという問題も解消することができ
る。
【0039】その結果、異常発生から早期のうちにバッ
テリをチャージするなど保全して正常状態に戻すことが
可能となるので、その電圧低下がバッテリの重大な故障
に繋がることを防止することができる。例えば、バッテ
リを放電し切って自動車が始動しなくなったり、バッテ
リを充電することができない不能状態となる虞れを大幅
に低減することができる。
【0040】また、本実施例のメータパネル1は、レオ
スタット5が回路形成された回路基板のみを従来の回路
基板と取り替えるのみで実施可能であるので、従来のメ
ータパネルシステムをそのまま利用することができる。
さらに、従来から設置されたメータパネル1の照明用の
ランプ3を利用しているので、新たに報知用のランプを
付け足す必要もない。
【0041】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次のよ
うに変更することができる。 (1)上記実施例では、ランプ3が点滅し始めるバッテ
リ電圧VB がノブ4の操作位置によって変動するため、
例えばノブ4が暗目(Vd <V1の状態)に操作されて
いると、バッテリ電圧VB が異常基準電圧VE より低く
なってもランプ3が点滅しない状況が起こり得た。そこ
で、レオスタット5の回路構成を例えば図9に示すよう
に変更してもよい。即ち、同図に示すように駆動電源V
o とオペアンプM2の反転入力端子とを抵抗R21を介
して接続し、その反転入力端子に異常基準電圧VE に対
応する安定電圧V1が入力されるようにする。この安定
電圧V1はノブ4の操作位置や、バッテリ電圧VB の変
動にも影響されないので、ランプ3が点滅し始めるバッ
テリ電圧VB は常に異常基準電圧VE に一致する。ま
た、同図に示すように発振回路部6にスイッチS2を設
ければ、トランジスタTrがオフしてランプ3が点滅状
態にあるときにスイッチS2を閉じることによりランプ
3を連続点灯状態に戻すことができる。
【0042】(2)上記実施例では、メータパネル1の
点滅照明により運転者にバッテリの電圧異常を報知する
構成としが、バッテリ以外の装置の異常をメータパネル
1の点滅照明により報知してもよい。例えば、燃料残量
やオイル残量、半ドア等を検知するセンサをレオスタッ
トと接続し、センサからの検出信号に基づきトランジス
タTrをオン・オフ制御してランプ3を点滅させ、燃料
残量やオイル残量、半ドア等の異常をメータパネル1の
点滅照明により報知してもよい。
【0043】(3)上記実施例では、メータパネル1内
に装備された警告ランプと対応する各種装置のいずれか
に異常が発生した場合に、ランプ3によりメータパネル
1を点滅照明させてもよい。この場合、いずれかの装置
に異常が発生したことは、メータパネル1の点滅照明に
より直ぐに運転者に認知され、運転者はメータパネル1
内の警告ランプの点灯により、どの装置に異常が発生し
たかを認知できる。
【0044】(4)メータパネル1の照明用ランプ3を
複数設置し、そのうち一部のみを異常検知時に点滅させ
る構成としてもよい。この場合、点滅する一部のランプ
3が発光しない暗時にもメータパネル1はその他の連続
点灯するランプの発光により見ることができる。
【0045】(5)異常報知時における点滅の周期は前
記実施例に限定されず運転者が正常時と区別できる範囲
内で適宜変更することができる。 (6)上記実施例では、メータパネル1の照明の調光を
電子式レオスタットにて行ったが、可変抵抗により電流
を変化させて調光する抵抗式レオスタットに替えてもよ
い。この場合、異常時にはリレー等により照明用ランプ
を点滅させる構成とすればよい。
【0046】(7)スモールランプが点灯していないと
きにもバッテリ等の各種装置から異常を検知したときに
はメータパネル1を点滅させる構成としてもよい。この
構成によれば、夜間だけでなく昼間時にもメータパネル
1の点滅により各種装置の異常を運転者に報知すること
ができる。
【0047】(8)上記実施例ではレオスタット5によ
りメータパネル1を照明するランプ3を調光可能とした
が、メータパネルを照明するランプ等の発光体は異常時
に点滅するのみで調光不能であってもよい。
【0048】(9)ランプ3の照明はメータパネル1の
表面から照明してもよいし、メータパネル1の裏面から
光透過式に照明する構成としてもよい。 (10)発光体はランプ3に限定さず、発光ダイオード
(LED)等としてもよい。
【0049】(11)アナログ発振信号は図4及び図6
に示す三角波に限定されず、所定周期及び所定振幅で振
幅するアナログ信号ならばよい。例えば、サイン波とし
てもよい。
【0050】(12)上記実施例では本発明を自動車用
のメータパネル装置に適用したが、本発明が適用される
メータパネル装置を配備する車両は、乗用車、バス、ト
ラック、オートバイ等の自動車に限定されず、電車等の
自動車以外の車両も含む。
【0051】上記実施例によって把握される技術的思想
について、その効果とともに以下に記載する。 (1)車両は自動車であることを特徴とする請求項1記
載の異常報知装置。この構成によれば、メータパネルは
自動車に装備された自動車用であるので、運転者等は自
動車に搭載された被検知体の異常検知をメータパネルの
点滅を通して直ぐに認知することができる。
【0052】(2)調光手段は電子式レオスタットであ
ることを特徴とする請求項2に記載の異常報知装置。こ
の構成によれば、異常報知装置の小型化が可能である。 (3)車両に配備されたメータパネルを照明する発光体
と、被検知体の異常を検出して異常検出信号を出力する
異常検出回路部と、前記異常電圧検出回路部からの異常
検出信号に基づき、前記被検知体の正常時に発振される
第1の周波数よりも小さな第2の周波数にて発振された
パルス信号を出力するパルス発生回路部と、前記パルス
発生回路部からのパルス信号に基づきオン・オフ制御さ
れて前記発光体に電流を流すスイッチ手段とを備えたこ
とを特徴とする異常報知装置。
【0053】この構成によれば、メータパネルが第2の
周波数で点滅するので、被検知体の異常を直ぐに視認す
ることができる。 (4)点滅する発光体を通常の連続点灯状態とする復帰
手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3及び
前記技術的思想(1)〜(3)に記載の異常報知装置。
この構成によれば、被検知体の異常を認知した後に、目
障りとなり得るメータパネルの点滅を停止させることが
できる。
【0054】(5)被検知体はバッテリであることを特
徴とする請求項1〜請求項2及び前記技術的思想(1)
〜(4)に記載の異常報知装置。この構成によれば、バ
ッテリの異常を直ぐに認知することができ、重大な故障
に繋がることを防止することができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1の発明によ
れば、被検知体の異常検知に基づき発光体を視認可能な
周波数で点滅させたので、その発光体に照らし出された
メータパネルの広い面積での点滅を介して被検知体の異
常を運転者等に直ぐに認知させることができるという優
れた効果を奏する。
【0056】請求項2に記載の発明によれば、調光手段
により発光体の明るさを調節することができるので、明
るさに対する運転者の目の慣れに応じた適度な明るさで
メータパネルを照明することができるという優れた効果
を奏する。
【0057】請求項3に記載の発明によれば、バッテリ
の異常検知に基づき発光体を視認可能な周波数で点滅さ
せたので、その発光体に照らし出されたメータパネルの
点滅を介してバッテリの異常を運転者等に直ぐに認知さ
せることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例におけるレオスタ
ットの電気回路図である。
【図2】メータパネルを示す斜視図である。
【図3】オペアンプの入出力信号を示すタイムチャート
である。
【図4】三角波の信号図である。
【図5】オペアンプの入出力信号を示すタイムチャート
である。
【図6】三角波の信号図である。
【図7】オペアンプの入出力信号を示すタイムチャート
である。
【図8】オペアンプの入出力信号を示すタイムチャート
である。
【図9】別例におけるレオスタットの電気回路図であ
る。
【符号の説明】
1…メータパネル、3…発光体としてのランプ、4…調
光用ノブとしてのノブ、5…調光回路としてのレオスタ
ット、6…点滅駆動制御手段を構成する発振回路部、7
…検知手段及び異常検出回路部としての異常電圧検出回
路部、8…点滅駆動制御手段を構成するデューティ設定
回路部、9…点滅駆動制御手段を構成する波形整形回路
部、10…点滅駆動制御手段を構成する負荷ドライブ回
路部、BT…被検知体してのバッテリ、M3…演算増幅
器としてのオペアンプ、Vd …基準電圧としての電圧、
P…パルス信号としての方形波パルス、Q1…スイッチ
手段としてのトランジスタ、S…アナログ発振信号とし
ての三角波。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に配備されたメータパネル(1)を
    照明する発光体(3)と、 被検知体(BT)の異常を検出する検知手段(7)と、 前記検知手段(7)からの異常検出信号に基づき、前記
    発光体(3)を点滅を視認し得る周波数で点滅駆動させ
    る点滅駆動制御手段(6,8,9,10)とを備えたこ
    とを特徴とする異常報知装置。
  2. 【請求項2】 前記発光体(3)の明るさを調節する調
    光手段(8)を備えたことを特徴とする請求項1に記載
    の異常報知装置。
  3. 【請求項3】 所定周波数のアナログ発振信号(S)を
    出力する発振回路部(6)と、該発振回路部(6)から
    のアナログ発振信号(S)と調光用ノブ(4)の操作量
    により定まる基準電圧(Vd )とを演算増幅器(M3)
    を介して前記アナログ発振信号(S)と同じ周波数を有
    し、かつ前記基準電圧(Vd )により一義的に定まるデ
    ューティ比を有するパルス信号(P)に整形する波形整
    形回路部(9)と、該パルス信号(P)に基づきオン・
    オフ制御されてメータパネル(1)を照明する発光体
    (3)に電流を流すスイッチ手段(Q1)とを備えた調
    光回路(5)を装備するメータパネル装置において、 バッテリ(BT)の異常電圧を検出して異常検出信号を
    前記発振回路部(6)に出力する異常検出回路部(7)
    を設け、該異常検出回路部(7)からの異常検出信号に
    基づき、前記バッテリ(BT)の正常電圧時に発振され
    る第1の周波数よりも低い第2の周波数にて前記アナロ
    グ発振信号(S)を前記発振回路部(6)から出力する
    ようにした異常報知装置。
JP1300594A 1994-02-04 1994-02-04 異常報知装置 Pending JPH07215128A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004078526A1 (ja) * 2003-03-05 2004-09-16 Yamaha Corporation 車両における状態及び操作報知装置及びプログラム
CN113170555A (zh) * 2018-09-24 2021-07-23 法雷奥照明公司 检测器装置和汽车照明装置
CN113170555B (zh) * 2018-09-24 2024-05-31 法雷奥照明公司 检测器装置和汽车照明装置

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CN113170555A (zh) * 2018-09-24 2021-07-23 法雷奥照明公司 检测器装置和汽车照明装置
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