JPH019986Y2 - - Google Patents

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JPH019986Y2
JPH019986Y2 JP1979081689U JP8168979U JPH019986Y2 JP H019986 Y2 JPH019986 Y2 JP H019986Y2 JP 1979081689 U JP1979081689 U JP 1979081689U JP 8168979 U JP8168979 U JP 8168979U JP H019986 Y2 JPH019986 Y2 JP H019986Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車載用の発光表示式電子機器の減光
回路に関する。
〔従来の技術〕
車載用の発光表示式電子機器は、表示管の発光
輝度を一定とした場合、周囲の明るさが暗いとき
は、まぶしく感じ、その表示が見づらくなるた
め、一般に前照灯および車幅灯を点滅するライテ
イングスイツチに連動してその輝度が切換るよう
に構成されている。他方自動車のインスツルメン
トパネル上の他の計器類例えばスピードメータ等
の文字板や指針を照明するランプも、周知のとお
りライテイングスイツチに連動して点滅するよう
に構成されているが、近時ランプの照明輝度を適
宜調光可能にするため、ライテイングスイツチと
ランプの間にパルスデイマー回路を配設し、ラン
プにパルス波形を印加し、かつ、そのデユーテイ
比を変化させて見掛け上の照明輝度を調光するも
のがみられるようになつてきた。
このように構成された従来例を第1図に示す。
同図において、1は、水晶発振器、分周器、デコ
ーダ等からなる周知の時計回路で、コンデンサ
C1およびツエナーダイオードD1と並列に車載の
バツテリーBとアース抵抗R2との間に接続され、
コンデンサC1およびツエナーダイオードD1によ
り定電圧化された駆動電圧が印加されている。2
は、時計回路1から出力される時刻表示信号に応
じて多桁のデジタル表示を行う周知の蛍光表示管
であり、蛍光表示管2のアノードに印加する電力
を時計回路1が制御することで蛍光表示管2の輝
度が変化する。
すなわち、時計回路1は蛍光表示管2の輝度を
制御する制御回路としての機能をも有している。
輝度切換用端子たる時計回路1のデイマー端子
DIMがハイレベルのとき予め設定した高輝度と
なり、ローレベルのとき予め設定した低輝度で発
光するよう構成されている。接続端子Tは、自動
車のインスツルメントパネル上の計器類の複数の
照明ランプ3のための共通の電源端子で、マルチ
バイブレータ4、可変抵抗5よりなるパルスデイ
マー回路b、およびライテイングスイツチSwを
介してバツテリーBに接続されている。
aは接続端子Tのレベルを反転させるための回
路で、デイマー端子DIMは抵抗R1を介してバ
ツテリーBに接続されると共に、デイマー端子
DIMと抵抗R1との接続点はスイツチングトラ
ンジスタTrのコレクタに接続され、トランジス
タTrのエミツタは抵抗R2を介して接地されて
いる。また、トランジスタTrのベースは、抵抗
R3を介して接続端子Tに接続され、かつダイオ
ードD2及び抵抗R4によつて保護されている。
しかして、トランジスタTrのベースに接続端子
Tからハイレベルの信号が供給されたとき、時計
回路1のデイマー端子DIMはローレベルとなり、
時刻表示のための螢光表示管2は予め設定した低
い輝度で発光する。
ライテイングスイツチSwがオフ、すなわち照
明ランプ3が滅のときは、接続端子Tはローレベ
ルであるからデイマー端子DIMにはトランジス
タTrにより反転されたハイレベルの信号が印加
され、蛍光表示管2は予め設定した高輝度で発光
する。
しかして夜間等、ライテイングスイツチSwを
オンすると、接続端子Tに第2図イのパルス信号
が供給され、前記照明ランプ3を点灯すると共
に、時計回路1のデイマー端子DIMにはトラン
ジスタTrにより反転されたパルス信号第2図
イ′が印加され、蛍光表示管2は予め設定された
高輝度、及び低輝度での発光を繰り返し、見かけ
上の輝度は予め設定した高輝度、及び低輝度の中
間となる。次にパルスデイマー回路の可変抵抗5
を操作し、接続端子Tに供給されるパルス電流の
デユーテイ比を低くする第2図ロと、照明ランプ
3に供給される電流の通電時間は短くなり、その
照明輝度は実質的に低下する。しかるにこの時、
時計回路1のデイマー端子DIMに印加されるパ
ルス波形は第2図ロ′となり、ハイレベルの信号
が印加される時間は逆に長くなるので、蛍光表示
管2は高輝度での発光時間の割合が大きくなり見
かけ上の輝度が大きくなる。
ちなみに、この回路からパルスデイマー回路b
を除いた場合、すなわち接続端子Tとライテイン
グスイツチSwとを直接接続し、ライテイングス
イツチSwの出力を輝度制御信号とした場合には、
ランプ3の点滅に応じて夫々連続したハイレベル
信号、連続したローレベル信号が接続端子Tに印
加され、蛍光表示管2は夫々予め設定した低輝
度、予め設定した高輝度で発光する。
このように、従来回路によれば、その輝度制御
信号がパルスデイマー回路から供給される場合に
は、インスツルメントパネル上の計器類のうち照
明ランプによる照明輝度を低くすると、発光表示
式電子機器の発光輝度が逆に高くなつてしまうと
いう相反する現象が生じるばかりか、発光表示式
電子機器が、予め設定した低輝度、高輝度での発
光を行なわない。
この問題を解決するためには、例えば発光表示
式電子機器のデイマー端子を直接ライテイングス
イツチに接続して、ライテイングスイツチの出力
を輝度制御信号とすることが考えられるが、自動
車の配線構造は既に極めて複雑になつており、専
用の配線を新たに付け加えることは解決策として
現実的でない。また、パルス信号用の減光回路を
開発し、輝度制御信号が直流かパルスかにより接
続を切換えることも考えられるが、部品の共通化
の点でコスト高となる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、これらの点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、輝度制御信号が直
流であるとパルス信号であるとを問わず、発光表
示式電子機器の輝度を予め設定した高輝度から予
め設定した低輝度に確実に切換え、減光する回路
を提供することにある。
〔問題点を解決する為の手段〕
この目的を達成するため、本考案は、コンデン
サと抵抗からなり輝度制御信号を入力する平滑回
路の出力をトランジスタのベースに、コレクタに
発光表示式電子機器の輝度切換用端子および電源
を夫々接続して、入力信号の波形を平滑しレベル
を反転して輝度切換用端子に出力するようにした
ものである。
〔作用〕
このように構成された本考案の減光回路は、輝
度制御信号の波形をコンデンサと抵抗からなる平
滑回路で平滑し、トランジスタで反転して、発光
表示式電子機器の輝度切換用端子に印加する。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図面を用いて本考案を説明
する。
第3図はその一実施例を示す回路図で、第1図
と実質的に同一の部品には同一符号を付してあ
る。
第1図の従来例との差異は、輝度制御信号を出
力する接続端子Tと、デイマー端子DIMとの間
に設けられた反転回路cにある。
反転回路cは、トランジスタTr、コンデンサ
C2、抵抗R1,R3,R4、逆流防止用ダイオードD3
からなる。
ダイオードD3のアノードは接続端子Tに、カ
ソードはバイアス抵抗R3およびコンデンサC2
接続している。バイアス抵抗R3のもう一端はト
ランジスタTrのベースに接続し、コンデンサC2
のもう一端は接地電位に接地している。抵抗R1
はバツテリーBとトランジスタTrのコレクタと
の間に接続され、トランジスタTrのコレクタは
デイマー端子DIMとも接続している。トランジ
スタTrのエミツタは抵抗R2を介して接地されて
いる。抵抗R4はトランジスタTrのコレクタとエ
ミツタ間に接続されてトランジスタTrを保護し
ている。コンデンサC2と抵抗R2,R3,R4は平滑
回路を構成している。他は従来例と同様であるの
で説明を省略する。
以下、本実施例の作用・効果を説明する。
まず、パルスデイマー回路bがなく、ライテイ
ングスイツチSwの出力が輝度制御信号として反
転回路cに印加される場合を説明する。
スイツチSwのオフのときは、トランジスタTr
のベースがローレベルでトランジスタTrがオフ
であるから、デイマー端子DIMの電位はバツテ
リーBとほぼ等しい電位すなわちハイレベルとな
り、蛍光表示管2は予め設定した高輝度で発光す
る。
スイツチSwをオンすると、平滑回路には直流
信号、すなわち連続したハイレベル信号が印加さ
れ、この信号がコンデンサC2を充電するととも
に抵抗R3を介しトランジスタTrのベースに印加
され、トランジスタTrをオンするので、デイマ
ー端子DIMの電位が抵抗R1によつて低下してロ
ーレベルとなり、蛍光表示管2を予め設定した低
い輝度に切換え、減光せしめこの状態を維持す
る。
次に、パルスデイマー回路bがあり、パルスデ
イマー回路bの出力を輝度制御信号とする場合を
説明する。
ライテイングスイツチSwがオフのときは、パ
ルスデイマー回路bがない場合と同様に蛍光表示
管2は予め設定した高輝度で発光する。
ライテイングスイツチSwがオンのときは、ラ
イテイングスイツチSwからのハイレベルの直流
信号は、パルスデイマー回路bによつて変換さ
れ、ハイレベルとローレベルを交互に繰返す任意
のデユーテイ比のパルス信号、例えば第4図ハ,
ニになる。ハイレベルのときはコンデンサC2
充電し、ローレベルのときはコンデンサC2の充
電電流はダイオードD3により接続端子T側には
流れずに抵抗R3、抵抗R4およびトランジスタTr
のベース・エミツタ間、抵抗R2を通つてゆつく
りと放電される。すなわち輝度制御信号たる第4
図ハ,ニの信号は、平滑回路によつて平滑され
て、第4図ハ′,ニ′の連続したハイレベルの波形
となり、これがトランジスタTrのベースに印加
されるので、トランジスタTrがオンし、デイマ
ー端子DIMに印加される信号は、第4図ハ″,
ニ″のような連続したローレベルとなり、蛍光表
示管2は予め設定した低輝度で発光する。
以上述べた作用を総合すると、反転回路cは、
パルスデイマー回路bの有無にかかわらず、すな
わち輝度制御信号が直流であるとパルス信号であ
るとを問わず、蛍光表示管2を予め設定した高輝
度から予め設定した低輝度に切換え、減光する。
尚、ダイオードD3が、コンデンサC2の接続端
子T側への放電を阻止しているので、ランプ3へ
の入力電圧は平滑されず、ランプ3は確実に調光
される。また、ダイオードD3は反転回路cが誤
つて接地電位に接続された場合の回路破壊防止の
機能も果している。
この実施例においては、コンデンサC2の一端
を直接ダイオードD3のカソードに、他端を接地
電位に接続したので、充電時の時定数がなく急速
に充電され、放電時はダイオードD3により接続
端子T側への逆流が阻止され、トランジスタTr
のベース抵抗R3、保護抵抗R4およびアース抵抗
R2と、数多くの抵抗を通つて放電されるので、
輝度制御信号の波形を平滑するのに好適である。
第5図は本考案の他の実施例で、前記実施例と
の相違は、平滑回路に用いるコンデンサC3を、
接地電位ではなく保護抵抗R4と同様にアース抵
抗R2に接続ししたことである。この場合、輝度
制御信号として第6図ホのパルス信号が反転回路
dに供給されると、デイマー端子DIMに印加さ
れる信号は第6図ホ″のような波形となる。
また、本考案の減光回路は、蛍光表示管式自動
車時計に限らず、発光表示式の車載用電子機器に
適用できることはもちろんである。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように、自動車のライ
テイグスイツチに連動して点滅し、パルスデイマ
ー回路によつて輝度調整されるインスツルメント
パネル上の計器類照明用のランプと、前記パルス
デイマー回路の出力信号が入力される反転回路
と、該反転回路の出力信号が入力され時間等の情
報を表示する自発光表示素子の輝度を制御し、輝
度切替え端子を有する制御回路と、該制御回路の
出力信号により輝度を切替える自発光表示素子よ
りなり、前記輝度切替え端子にローレベルの信号
が入力したとき低輝度で、ハイレベルの信号が入
力したとき高輝度で自発光表示素子を表示するよ
うに構成した車載用発光表示式電子機器におい
て、前記反転回路を前記パルスデイマー回路の出
力端子に入力端子が接続され、コンデンサーと抵
抗とからなる平滑回路と、該平滑回路の出力端子
をベースに接続し、コレクターに前記輝度切替え
端子を接続すると共に、その接続点を抵抗を介し
て電源に接続したトランジスタとから構成し、前
記平滑回路の出力レベルを前記トランジスタによ
り反転するようように構成したので、輝度制御信
号が直流信号であるとパルス信号であるとを問わ
ず、発光表示式電子機器の輝度を予め設定した高
輝度から予め設定した低輝度に確実に切換え、減
光するという効果がある。
また、平滑回路のコンデンサの一端を接地電位
に接続すれば、平滑回路に入力するパルス信号を
いつそう効果的に平滑できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は夫々従来例を示す回路図
と同回路における波形図、第3図および第4図は
夫々本考案の一実施例を示す回路図と同回路にお
ける波形図、第5図および第6図は夫々本考案の
他の実施例を示す回路図と同回路における波形図
である。 1は時計回路、2は蛍光表示管、C2,C3はコ
ンデンサ、c,dは反転回路、DIMは輝度切換
用端子、R1,R2,R3,R4は抵抗、Trはトランジ
スタである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 自動車のライテイグスイツチに連動して点滅
    し、パルスデイマー回路によつて輝度調整され
    るインスツルメントパネル上の計器類照明用の
    ランプと、前記パルスデイマー回路の出力信号
    が入力される反転回路と、該反転回路の出力信
    号が入力される輝度切替え端子を有し時間等の
    情報を表示する自発光表示素子の輝度を制御す
    る制御回路と、該制御回路の出力信号により輝
    度を切替える自発光表示素子よりなり、前記輝
    度切替え端子にローレベルの信号が入力したと
    き低輝度で、ハイレベルの信号が入力したとき
    高輝度で自発光表示素子を表示するように構成
    した車載用発光表示式電子機器において、前記
    反転回路を、前記パルスデイマー回路の出力端
    子に入力端子が接続され、コンデンサーと抵抗
    とからなる平滑回路と、該平滑回路の出力端子
    をベースに接続し、コレクターに前記輝度切替
    え端子を接続すると共に、その接続点を抵抗を
    介して電源に接続したトランジスタとから構成
    し、前記平滑回路の出力レベルを前記トランジ
    スタにより反転するようにしたことを特徴とす
    る車載用発光表示式電子機器。 (2) 前記コンデンサが、一端を接地電位に接続さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の車載用発光表示式電子機器。
JP1979081689U 1979-06-15 1979-06-15 Expired JPH019986Y2 (ja)

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JP1979081689U JPH019986Y2 (ja) 1979-06-15 1979-06-15

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JPS55181292U JPS55181292U (ja) 1980-12-26
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5136838U (ja) * 1974-09-10 1976-03-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5136838U (ja) * 1974-09-10 1976-03-18

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JPS55181292U (ja) 1980-12-26

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