JPH0721410A - 自由曲面データ生成方法 - Google Patents

自由曲面データ生成方法

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JPH0721410A
JPH0721410A JP5146467A JP14646793A JPH0721410A JP H0721410 A JPH0721410 A JP H0721410A JP 5146467 A JP5146467 A JP 5146467A JP 14646793 A JP14646793 A JP 14646793A JP H0721410 A JPH0721410 A JP H0721410A
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JP
Japan
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free
surface data
form surface
triangle
quadrilateral
Prior art date
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JP5146467A
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Inventor
Kenji Ueda
健治 植田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 4辺形パッチ間の滑らかな接続方法として用
いられている方法を3辺形パッチとの接続方法にも利用
することで、3辺形の領域を内挿する。 【構成】 曲線の両側に接ベクトルを生成し(step
1)、曲線で囲まれた各領域に対し内挿を行う(step
2)。内挿に際しては、各領域が3辺形領域か、4辺形
領域かを判断し(step3)、各々の領域に対して制御点
を生成し、曲面データを生成する。すなわち、領域の境
界曲線の両側に生成される自由曲面が境界上において接
平面を共有するように、3辺形あるいは4辺形の自由曲
面を生成できる(step4〜6)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、自由曲面データ生成方法に関
し、より詳細には、境界接ベクトルを計算するだけで、
その両側の領域が4辺形であると3辺形であるとにかか
わらず、滑らかな自由曲面で内挿できるようにした自由
曲面データ生成方法に関する。
【0002】
【従来技術】本発明に係る従来技術に記載した公知文献
としては、例えば、特願平3−502568(国際公開
番号NO91/10965)に「自由曲面データ作成方
法」が提案されている。この公報のものは、CAD(Co
mputer Aided Design)又はCAM(Computer Aided Ma
nufacturing)等に用いる自由曲面データを作成する場
合に適用し、3辺形の内挿に関するもので、枠組み空間
に所定のベクトル関数で表される3辺形パッチを張るこ
とにより自由曲面を生成する自由曲面データ作成方法に
おいて、共有境界を変形することが指定されたとき、共
有境界を任意に変形すると共に曲面形状の関係を維持し
た状態で第1及び第2の3辺形パッチを接続し、共有境
界を変形しないことが指定されたとき、共有境界の曲線
形状を維持すると共に第1及び第2の3辺形パッチの曲
面形状を任意に変形して第1及び第2の3辺形パッチを
接続するようにしたことにより、共有境界を変換するの
か否かの指定によって接続後の第1及び第2の3辺形パ
ッチの曲面形状を選択することができるようにしたもの
である。
【0003】また、特開平4−57172号公報の「自
由曲面生成方法」は、4辺形を3次の4辺形Bezier 曲
面で内挿し、3辺形を4次の3辺形Bezier 曲面で内挿
するもので、多面体形状の各頂点に自由曲面の法線ベク
トルに等しい接続ベクトルを形成し、多面体形状の各直
線稜線を接続ベクトルにより各面を囲む曲線領域に変換
し、多面体形状の面上に変換された曲線領域を内挿し、
内挿された曲線領域上に特定の条件を与えることによ
り、容易に自由曲面の入力及び修正ができると共に、自
由曲面の入力及び修正時における入力負荷を軽減でき、
分割処理が減少して自由曲面のメモリ容量が軽減され、
処理が高速化されるものである。
【0004】従来、4辺形領域あるいは3辺形領域の内
挿による自由曲面データの生成については種々の方式が
提案されてきた。また、3辺形領域と4辺形領域を滑ら
かに接続するよう内挿する方式もいくつかあった。しか
し、それらの方法は4辺形と3辺形の接続を4辺形−4
辺形、3辺形−3辺形、4辺形−3辺形という3つの場
合に分けて接続条件を考えたりしており、必ずしも、境
界における接平面を共有するような連続性を保ってはい
なかった。また、3辺形領域を3つの4辺形領域に分け
ることによって、3辺形領域を内挿するのではなく、3
つの4辺形領域を内挿することについて3辺形領域の内
挿問題を解決する手法がとられる場合がある。この方式
は5辺形以上の領域もいくつかの4辺形領域に分割する
ことですべての領域を4辺形領域の内挿問題におきかえ
ることができるという利点を有する。しかも、内部を分
割する曲線をうまく生成することができない場合があ
る。
【0005】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みなされたも
ので、4辺形パッチ間の滑らかな接続方法として用いら
れてきた方法を3辺形パッチとの接続方法にも利用する
ことで3辺形の領域を内挿すること、また、一旦3辺形
領域を内挿する自由曲面を生成したあと、その自由曲面
に沿うような曲線で3辺形領域を分割すれば、3辺形領
域を直接内挿した曲面に近い形状で3辺領域を3つの4
辺形領域で内挿することができるようにした自由曲面デ
ータ生成方法を提供することを目的としてなされたもの
である。
【0006】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、(1)
ワイヤフレームで囲まれた3辺形あるいは4辺形領域に
自由曲面データを生成する自由曲面データ生成方法にお
いて、領域の境界曲線の両側に生成される自由曲面が境
界上において接平面を共有するように、3辺形あるいは
4辺形の自由曲面を生成できるようにしたこと、更に
は、(2)前記請求項1記載の自由曲面データ生成方法
を、3辺形の領域に適用したあと、その曲面データを元
に3辺形領域を3つの4辺形領域に分割して、3辺形領
域をすべて4辺形領域に変え、次に、前記(1)記載の
自由曲面データ生成方法を4辺形領域に適用し、すべて
の領域に自由曲面を生成するようにしたことを特徴とし
たものである。以下、本発明の実施例に基づいて説明す
る。
【0007】図1は、本発明による自由曲面データ生成
方法の一実施例を説明するための説明図である。4辺形
パッチ間の接続については、境界曲線毎に、曲面の制御
点を構成できる。パッチ間の接続については、「3次元
CADの基礎と応用」(鳥谷浩志 外1名編、P.76
〜81、共立出版(株)1991.2.25発行)に記載
されている。これは、図1のように、領域Aを内挿した
ときの境界Cにおける接ベクトル計算ができたことを意
味している。4辺形領域Aを囲む4つの境界曲線につい
て接ベクトル関数が定義できたとき、次のような関数式
で表わされる制御点をもつ双3次4辺形Bezier パッチ
式を採用することで、領域Aの内部を内挿できる。
【0008】
【数1】
【0009】その結果を図2に示す。これがいわゆるG
ergory パッチである。ここで、
【0010】
【数2】
【0011】で定義されるBerstein 基底関数である。
関数制御点P11(u,v),P12(u,v),P21(u,v),P22
(u,v)は、この形式である必要はなく、
【0012】
【数3】
【0013】となり、その他の値では、滑らかに変化す
るような関数であればよい。ここで、先に述べた方法と
同じ方法で、3辺形領域Bに図3のような制御点が生成
できたとする。これらの制御点から、
【0014】
【数4】
【0015】を計算し、次のような関数式で表わされる
制御点をもつ4次の3辺形Bezier パッチ式で領域Bを
内挿する。
【0016】
【数5】
【0017】これらの関数もまた、
【0018】
【数6】
【0019】となり、その他の値では、滑らかに変化す
るような関数であれば良い。このようにすると、3次B
ezier 曲線で囲まれた4辺形または3辺形の領域を接平
面を境界で共有するような自由曲面で内挿できる。一
方、これらの制御点を表現するための関数式(2)や
(6)は、それぞれ単一の形式をしていると都合がよい
ことが多い。そこで、(2)の式は、
【0020】
【数7】
【0021】という形式にする。
【0022】
【数8】
【0023】とすれば、(3)式を満たしている。ま
た、3辺形Bezier 曲面の場合には、(6)式は、
【0024】
【数9】
【0025】このようにすれば、共有境界上で接平面を
同じくするような自由曲面を3辺形あるいは4辺形領域
に内挿できる。
【0026】図5は、曲面データ生成のフローチャート
である。以下、各ステップに従って順に説明する。ま
ず、曲線の両側に、前述したパッチ内の接続についての
公知文献に記載された方法により接ベクトルを生成する
(step1)、次に曲線で囲まれた各領域に対し、以下の
step3〜step6に従って内挿を行う(step2)。すなわ
ち、領域が4辺形か3辺形かを判断し(step3)、4辺
形であれば、前記(8)式のような制御点で(1)式の
ような曲面データを生成する(step4)。前記step3に
おいて、3辺形であれば、制御点を(4)式のように新
しく計算し(step5)、(8)式のような制御点で
(5)式の曲面データを生成する(step6)。
【0027】3辺形領域が式(5)のような曲面式で求
まったなら、T(1/3,1/3,1/3)の値を計算す
る。これは、3辺式領域内の内挿された自由曲面におけ
るパラメータが中心の点の座標値であり、これを中心
に、3辺形を3つの4辺形に分割する。また、(u,v,
w)=(1/3,1/3,1/3)における曲面T(u,
v,w)の法線ベクトルN(1/3,1/3,1/3)を
計算する。これは、T(1/3,1/3,1/3)におけ
る法線ベクトリであり、結局T(1/3,1/3,1/
3)における接平面が定義できる。
【0028】次に、T(0,1/2,1/2),T(1/
2,0,1/2),T(1/2,1/2,0)とその点にお
ける接ベクトル
【0029】
【数10】
【0030】を計算することも可能である。これら接ベ
クトルと(u,v,w)=(1/3,1/3,1/3)にお
ける接平面との交点が得られる。この交点をそれぞれ
【0031】
【数11】
【0032】の3点で、前述したパッチ間の接続方法に
おける内部曲線生成の制御点として利用できる。他の2
本についても同様である。
【0033】図7は、3辺形領域分割のフローチャート
である。以下、各ステップに従って順に説明する。ま
ず、3辺形領域の内挿曲面データの生成を行い(step
1)、中央接平面の計算を行う(step2)。次に、境界
中点及び接ベクトルの計算を行い(step3)、中央接平
面と各接ベクトルの交点計算を行う(step4)。最後
に、2次Bezier 曲線よる分割曲線の生成を行って(st
ep5)、処理を終了する。
【0034】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、以下のような効果がある。 (1)請求項1に対応する効果:同一の方式による境界
接ベクトルを計算するだけで、その両側の領域が4辺形
であろうと3辺形であろうと、滑らかな自由曲面で内挿
できる。 (2)請求項2に対応する効果:一度、滑らかに内挿さ
れた3辺形領域の自由曲面データを元に、3辺形領域の
分割曲線を生成しているので、従来の方法に比べ自然な
曲面の3枚の4辺形曲面にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による自由曲面データ生成方法の一実
施例を説明するための説明図である。
【図2】 本発明における領域Aの内部を内挿の様子を
示す図である。
【図3】 本発明における制御点Qの生成について示す
図である。
【図4】 本発明における制御点Pの生成について示す
図である。
【図5】 本発明における曲面データ生成のフローチャ
ートである。
【図6】 本発明における曲面における接平面を示す図
である。
【図7】 本発明における3辺形領域分割のフローチャ
ートである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤフレームで囲まれた3辺形あるい
    は4辺形領域に自由曲面データを生成する自由曲面デー
    タ生成方法において、領域の境界曲線の両側に生成され
    る自由曲面が境界上において接平面を共有するように、
    3辺形あるいは4辺形の自由曲面を生成できるようにし
    たことを特徴とする自由曲面データ生成方法。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の自由曲面データ生成
    方法を、3辺形の領域に適用したあと、その曲面データ
    を元に3辺形領域を3つの4辺形領域に分割して、3辺
    形領域をすべて4辺形領域に変え、次に、前記請求項1
    記載の自由曲面データ生成方法を4辺形領域に適用し、
    すべての領域に自由曲面を生成するようにしたことを特
    徴とする自由曲面データ生成方法。
JP5146467A 1993-06-17 1993-06-17 自由曲面データ生成方法 Pending JPH0721410A (ja)

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JP5146467A JPH0721410A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 自由曲面データ生成方法

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JP5146467A JPH0721410A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 自由曲面データ生成方法

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JPH0721410A true JPH0721410A (ja) 1995-01-24

Family

ID=15408302

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JP5146467A Pending JPH0721410A (ja) 1993-06-17 1993-06-17 自由曲面データ生成方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108510579A (zh) * 2018-03-21 2018-09-07 安徽财贸职业学院 一种工业复杂裁剪曲面的渲染显示方法

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