JPH07282117A - 自由曲面生成方法及び自由曲面形状の制御方法 - Google Patents

自由曲面生成方法及び自由曲面形状の制御方法

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JPH07282117A
JPH07282117A JP6070619A JP7061994A JPH07282117A JP H07282117 A JPH07282117 A JP H07282117A JP 6070619 A JP6070619 A JP 6070619A JP 7061994 A JP7061994 A JP 7061994A JP H07282117 A JPH07282117 A JP H07282117A
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curved surface
nurbs
free
curve
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Kouichi Konno
晃市 今野
Hiroaki Chiyokura
弘明 千代倉
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T17/00Three dimensional [3D] modelling, e.g. data description of 3D objects
    • G06T17/30Polynomial surface description

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 NURBS曲線やNURBS曲面を含んだ不
規則な曲線メッシュを歪みのない自由曲面で内挿する。 【構成】 境界曲線と各境界曲線に繋がる曲線から境界
での連続性を判断し(step2)、求められた連続性から
境界での接続条件を求め(step3)、求められた接続条
件から面の内部制御点を生成し(step4)、隣り合う2
枚の自由曲面形状を滑らかに接続する(step5)。これ
により、NURBS曲線を共有境界とする2枚の曲面間
を滑らかに接続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自由曲面生成方法及び
自由曲面形状の制御方法に関し、より詳細には、有理B
−スプライン(NURBS:Non Uniform Rational
B-Spline)曲線を含んだ不規則な曲線メッシュを滑ら
かに内挿するための自由曲面生成方法及び自由曲面形状
の制御方法に関する。例えば、三次元立体形状処理装置
の形状生成方法及び曲線メッシュで定義される立体形状
での自由曲面生成方法に適用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自由曲面生成方法について記載し
た公知文献としては以下のものがある。 FARIN, G.:“From Conics To NURBS:A Tutorial an
d Survey,"IEEE Computer Graphics and Applications,
Vol. 12, No 5, pp. 78-86,(1992). K. KONNO, T. TAKAMURA, AND H. CHIYOKURA, “A New
Control Method for Free-Form Surfaces with Tanage
nt Continuity and its Applications,”Scientic Visu
alizations of Physical Phenomena, N.M.Patrikalaki
s, Ed., Springer-Verlag, Heidelberg, pp. 435-456,
(1991). H.CHIYOKURA, T. TAKAMURA, KONNO, AND T. HARADA,
“G1 Surface Interpolation over Irregular Meshes w
ith Rational Curves”,NURBS for Curve and Surface
Design, G. Farin, Ed., SIAM, Philadelphia,pp.15-3
4,(1991).
【0003】NURBS曲線、NURBS曲面を用いた
自由曲面の表現方法は、数多く提案されている。前記文
献には、NURBS曲線、NURBS曲面の幾何学的
な特性や形状設計手法が記載されている。具体的には、
NURBS表現の特徴、再パラメータ化、微分法、制御
点重みによる形状制御方法である。このような技術を用
いて、NURBS曲面による自由曲面生成や制御が可能
である。前記文献には、Gregoryパッチや一般境界G
regoryパッチを用いた自由曲面の形状変形法が記載され
ている。具体的には、境界横断導関数を明示的に指定し
た曲面の接続と内挿、境界横断導関数による曲面形状の
変形法である。前記文献には、有理境界Gregoryパッ
チを用いたなめらかな曲面形状の生成方法が記載されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
内挿技術としては、NURBS曲線を含まない不規則な
曲線メッシュを滑らかに内挿する技術(文献)と、N
URBS曲線を含んだ不規則でない曲線メッシュを滑ら
かに内挿する技術がある(文献)。また、NURBS
曲線やNURBS曲面を扱う上での基礎的な評価方法
(文献)がある。このような従来の内挿技術では、N
URBS曲線やNURBS曲面を含んだ不規則な曲線メ
ッシュを歪みのない自由曲面で内挿することが困難であ
った。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、NURBS曲線やNURBS曲面を含んだ不
規則な曲線メッシュを歪みのない自由曲面で内挿するよ
うにした自由曲面生成方法及び自由曲面形状の制御方法
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、(1)有理B−スプライン曲線を共有境
界とする2枚の曲面を生成する場合に、境界曲線と各境
界曲線に繋がる曲線から境界での連続性を判定し、求め
られた連続性から境界での接続条件を求め、求められた
接続条件から面の内部制御点を生成することによって隣
合う2枚の自由曲面形状を滑らかに接続すること、更に
は、(2)前記(1)記載の接続方法を用いて、すべて
の境界曲線での内部制御点を生成し、該内部制御点を組
み合わせることによって、なめらかな自由曲面を生成す
ること、更には、(3)前記(2)記載の自由曲面生成
方法およびその曲面表現を用いることによって、隣接す
る有理B−スプライン曲面と滑らかに接続する自由曲面
を生成すること、更には、(4)前記(2)記載の自由
曲面生成方法およびその曲面表現を用いることによっ
て、複雑な曲面メッシュをより少ない曲線で表現するこ
と、更には、(5)前記(2)記載の自由曲面生成方法
およびその曲面表現を用いることによって、自由曲面間
のフィレット面を1枚の曲面で表現すること、或いは、
(6)前記(2)記載の自由曲面生成方法およびその曲
面表現を用いることによって、境界での微分ベクトルを
指定し、曲面形状を容易に変形できること、更には、
(7)前記(2)記載の自由曲面生成方法およびその曲
面表現を拡張することによって、曲面の内部点を指定
し、曲面形状を容易に変形できることを特徴としたもの
である。
【0007】
【作用】NURBS境界Gregoryパッチは、一般境界G
regoryパッチを拡張したもので、Gregoryパッチ、有理
境界Gregoryパッチ、一般境界Gregoryパッチの特徴を
継承した曲面表現である。(1)NURBS境界Grego
ryパッチによる内挿方法によって、例えば、NURBS
曲線を共有境界とする2枚の曲面間を滑らかに接続する
ことができる。また、(2)曲線メッシュのすべての曲
線に対して、共有境界を滑らかに内挿する内部制御点を
発生し、これらの内部制御点からNURBS境界Grego
ryパッチを生成する。この結果、隣接する曲面となめら
かに接続された自由曲面を生成することができる。ま
た、(3)曲面を設計する上では隣接する曲面形状を固
定したままで、形状設計することがある。このような場
合には、固定された曲面となめらかに接続される自由曲
面を生成する必要がある。(4)NURBS境界Grego
ryパッチは、NURBS曲線を境界とする。NURBS
曲線は区分有理/多項式で表現され、Bezier曲線や有
理Bezier曲線の集りと考えることができる。このた
め、NURBS曲線で囲まれた領域は大きな曲面とな
り、従来複雑な曲線メッシュで表現された形状が、より
少ない曲線で表現できることから形状の把握が容易にな
る。(5)NURBS曲線は自由曲面の切断やフィレッ
ト面生成によって曲線メッシュ内に現れる。従来は、複
数のパッチによってこのような領域を内挿していたが、
曲線の形状によっては歪んだ曲面が生成される。特に、
位相的に4角形な領域もNURBS曲線を境界としたと
きには歪む可能性が高い。このような場合にも、NUR
BS境界Gregoryパッチでは1枚の自由曲面でメッシュ
をできるので歪みが発生しない。(6)生成された曲面
形状を変形する場合には、隣接面との連続性や、曲線、
曲面のタイプを考慮する必要がある。これは、設計者に
とって大きな負担となる。設計者が形状変形に専念する
ための手法が望まれる。NURBS境界Gregoryパッチ
を用いることによって境界横断導関数を明示的に指定
し、境界での接平面を容易に制御できる。また、曲面上
の任意の点をつまんで移動することができるので、設計
者は形状変形のみに専念できる。
【0008】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明による自由曲面生成方法を説明す
るためのフローチャートである。以下、各ステップに従
って順に説明する。まず、有理B−スプライン曲線を共
有境界とする2枚の曲面を生成する場合に(step1)、
境界曲線と各境界曲線に繋がる曲線から境界での連続性
を判断し(step2)、求められた連続性から境界での接
続条件を求め(step3)、求められた接続条件から面の
内部制御点を生成し(step4)、隣り合う2枚の自由曲
面形状を滑らかに接続する(step5)。これにより、N
URBS曲線やNURBS曲面を含んだ不規則な曲線メ
ッシュを歪みのない自由曲面で内挿することができる。
【0009】本発明による自由曲面生成方法を実現する
ためには、以下の内挿方法及び接続方法が用いられる。 曲線メッシュをGregoryパッチまたは有理境界Grego
ryパッチで内挿する方法。 Gregoryパッチや有理境界Gregoryパッチの境界で面
を連続に接続する方法。
【0010】図2は、前記の内挿過程を説明するため
のフローチャートである。以下、各ステップに従って順
に説明する。step1 :まず、面を構成するすべての境界曲線での境界
横断導関数を計算し、記憶装置に蓄える。step2 :次に、境界横断導関数から有理曲面の制御点を
生成する。
【0011】図3は、前記の境界横断導関数の設定の
過程を説明するためのフローチャートである。以下、各
ステップに従って順に説明する。step1 :まず、境界曲線の制御点と重みを記憶装置に蓄
える。step2 :次に、境界曲線の端点につながっている曲線の
うちで、隣接する面を構成している曲線の制御点と重み
を記憶装置に蓄える。step3 :次に、境界曲線の両端点におけるG1連続性を
調べ、結果を記憶装置に蓄える。step4 :最後に、前記step1,step2で蓄えられた曲線
の制御点と、step3で判定した連続性条件から、境界横
断導関数を計算する。
【0012】(1)NURBS境界Gregoryパッチの表
現式と特徴について以下に説明する。 (1−1)NURBS境界Gregoryパッチの概念 NURBS境界Gregoryパッチは、一般Coonsパッチを
拡張した曲面で、境界曲線としてNURBS曲線を許し
た曲面表現である。図4(a)〜(d)は、NURBS
境界Gregoryパッチの概念図である。NURBS境界G
regoryパッチS(u,v)は以下のような式で表される。
【0013】
【数1】
【0014】なお、以下の説明におけるS[u]などの表
記は以下の表1に記載された表記と対応するものとす
る。
【0015】
【表1】
【0016】S[u]は、相対する2本のNURBS曲線
3,C1と各境界でのCBD関数(境界横断導関数)S
[u/u](0,v),S[u/u](1,v)から表現できる曲
面となる。同様に、S[v]は、相対する2本のNURB
S曲線C0,C2と各境界でのCBD関数S[v/v](u,
0),S[v/v](u,1)から表現できる曲面となる。こ
こで、Su=∂S/∂u,Sv=∂S/∂vをそれぞれ表
している。また、S[c](u,v)は、S[u],S[v]を
加えることによってできた剰余部分を表し、曲面S
[u],S[v]におけるS[u](u,0),S[u](u,1),
S[u/v](u,0),S[u/v](u,1),S[v](0,
v),S[v](1,v),S[v/u](0,v),S[v/u]
(1,v)から得られる曲面を表している。以下では、S
[u]をU曲面、S[v]をV曲面、S[c]をC曲面と呼ぶ
ことにする。
【0017】(1−2)NURBS境界Gregoryパッチ
の表現形式 NURBS境界Gregoryパッチは、一般境界Gregoryパ
ッチを拡張し、CBD関数としてNURBS表現を許し
たものであり、境界曲線がNURBS曲線となる曲面表
現である。以下では、式(1)の各項がどのような式で
表されるかを述べる。S[u],S[v]はパラメタ空間が
異なるが表現は同じと考えてよいので、S[u],S[c]
の式を説明する。S[u]は、2本の境界曲線C3,C1
これらのCBD関数によって表される。曲線C3,C
1は、n+1個の制御点P[u/0,j]とその重みW[u
/0,j],P[u/3,j]とその重みW[u/3,j]をも
つk次のNURBS曲線である。
【0018】
【数2】
【0019】ここで、Nj,k(v)は式(3)に示されるよ
うなB−スプライン基底関数である。
【0020】
【数3】
【0021】ただし、vjは正規化されたノットベクト
ルで、以下のように表される。
【0022】
【数4】
【0023】CBD関数S[u/u](0,v)とS[u/
u](1,v)をNURBSで表現するために、曲面S[u]
は次のようなNURBS曲面として表すことができる。
【0024】
【数5】
【0025】ただし、Mi,3,Nj,kは、式(3)で表さ
れるB−スプライン基底関数とし、u方向のノットベク
トルは[0,0,0,0,1,1,1,1],v方向のノット
ベクトルは式(4)とする。V曲面S[v]も同様にNU
RBS曲面で表すことができる。図5及び図6は、NU
RBS境界GregoryパッチのU曲面とV曲面を示した図
である。以下、説明を簡単化するために、境界曲線の次
数は3次で10個の制御点を持つ。つまりn=9,k=
3とする。図5から分かるように、S[u](0,v)とS
[u](1,v)を表す曲線は、3本の曲線セグメントで構
成され、双3次のNURBS曲面を表わしている。C曲
面S[c]は、U曲面、V曲面を加えることによって生じ
る余剰な部分である。式(1)からu=0,u=1のと
きには、
【0026】
【数6】
【0027】でなければならない。また、v=0,v=
1のときにも同じような関係式が成り立つ。このことか
ら、S[c]は、S[u],S[v]の境界条件によって以下
の式を満たさなければならない。
【0028】
【数7】
【0029】S[c]のCBDは、S[u],S[v]の2枚
の曲面から拘束されるので、CBD関数を各パラメタで
独立に制御できる表現となる必要がある。
【0030】
【数8】
【0031】S[c]は、32個の制御点を持つ曲面であ
り、図7は、その制御点と重みの配置図を示している。
この図から分かるように、境界を表す制御点とCBDを
表す制御点は全て2重に持っている。制御点P[d/i
j0]と重みW[d/ij0]の項はパラメタ値u=0ま
たはu=1のときには0になり、制御点P[d/ij1]
と重みW[d/ij1]の項はパラメタ値v=0またはv
=1のときには0になる。このことから、P[d/ij
0],W[d/ij0]は、U曲面から、P[d/ij
1],W[d/ij1]は、V曲面から得ることができ
る。式(6)を式(7)に適用すると、制御点P[d/
ij0]と重みW[d/ij0]は、以下のような定義で
きる。
【0032】
【数9】
【0033】(1−3)NURBS境界Gregoryパッチ
の特徴 NURBS境界Gregoryパッチは以下の〜ような特
徴を持っている。 CBD関数を各境界で独立に定義できる。C曲面を式
(6)を満たすように設定することによって、たとえ
ば、u=0のときには、Su(0,v)=S[u/u](0,
v)が成り立つ。このことから、不規則な曲線メッシュ
をなめらかに内挿することが可能となる。 境界曲線の独立な制御が可能である。式(1)から、
U曲面、V曲面が独立に設定でき、かつ、u,vパラメ
タにおける境界曲線の拘束条件は、式(19)しかな
い。したがって、曲線の端点の重みは、境界ごとに独立
に制御できる。 境界曲線はNURBS曲線となる。
【0034】Gregoryパッチ、有理境界Gregoryパッ
チ、一般境界Gregoryパッチと接続が可能である。CB
D関数はNURBSで表現なので、有理Bezier表現を
含んでいる。このことから、境界曲線がBezier曲線の
場合にはGregoryパッチの接続式を使って内部制御点を
決定し、有理Bezier曲線の場合には有理境界Gregory
パッチの接続式を使ってCBD関数を決定すれば、これ
らの曲面となめらかに接続することが可能となる。
【0035】NURBS境界GregoryパッチはNUR
BS曲面に正確に変換できる。U,V曲面は、NURB
S曲面で表現されている。また、C曲面は有理境界Gre
goryパッチと同様の表現形式であるので、NURBS曲
面に正確に変換可能である。3枚のNURBS曲面を1
枚で表現することは可能であるので、NURBS境界G
regoryパッチは1枚のNURBS曲面に正確に変換でき
る。
【0036】(2)NURBS境界Gregoryパッチ間の
接続 前記(1)で説明したNURBS境界Gregoryパッチの
接続方法について以下に説明する。図8は、NURBS
境界Gregoryパッチの接続方法を示す図で、2枚の面S
1とS2が共有境界曲線を挟んで配置されているとする。
説明を簡単にするために、境界曲線は中間に2つの節点
を持つ3次のNURBS曲線とする。2枚の曲面がG1
連続に接続されるための条件式は以下の式で表すことが
できる。
【0037】
【数10】
【0038】ただし、k(v),h(v)は任意のスカラー
関数とする。NURBS境界Gregoryパッチの特徴か
ら、式(20)は次式に置き換えることができる。
【0039】
【数11】
【0040】S[1u]は、曲面S1のU曲面を表し、S
[2u]は、曲面S2のU曲面を表す。したがって、2枚
のパッチをG1連続にするためには、U曲面のみを考慮
すればよい。以下では、S[1u]とS[2u]を接続する
ことを考える。まず、境界曲線の端点V0,V1につなが
る曲線の制御点間ベクトルをそれぞれ
【0041】
【数12】
【0042】とおく(i=0,…,9;j=0,…,
8)。ただし、P[1u/2j],P[1u/3j]はU曲
面S[1u]の制御点、P[2u/0j],P[2u/1j]
はU曲面S[2u]の制御点、W[1u/2j],W[1u
/3j]とW[2u/0j],W[2u/1j]は各制御点
での重みとする。これらのベクトルは、曲面の境界にお
ける微分ベクトルを表している。しかし、一般に式
(5)のu,v方向の微分式は複雑になり、G1連続の
条件式を直接解くのは困難である。
【0043】そこで、U曲面におけるv方向のノットベ
クトルを式(4)のような形式に制限し、既存の接続式
を用いてG1連続に接続する。式(4)のようなノット
ベクトルによって、境界曲線とそのCBD関数は複合有
理Bezier形式として扱える。したがって、節点から節
点までの曲線とそのCBDを考慮して各区間をG1連続
に接続することで、2枚のU曲面はG1連続に接続でき
る。このとき節点の位置にある制御点間ベクトルai
i(i=3,6)はすべてに分かっているとする。これ
らのベクトルは、曲面形状を制御するための制御ベクト
ルであり、外部から指定されるものである。詳細は
(4)で述べる。
【0044】境界曲線の区分曲線間の接続を行う場合、
境界曲線の端点につながる曲線からb0,b9は得られ、
前述したようにai,bi(i=3,6)は既知であるの
で、各ノットからノットまでの区分有理Bezier曲線間
の接続問題は解けばよい。一例として、b1,b2を求め
るプロセスを説明する。このプロセスは、大別して2つ
に分けられる。1つは、境界両側の制御点間ベクトルa
1,a2,b1,b2が未知数になっているケースで、基礎
パッチ法を用いることによってこれらを計算する。もう
1つは、曲面S1がすでに固定されている状況で、b1
2を求めるケースである。
【0045】基礎パッチ法による接続 区分境界曲線に関係する制御点とその重みP[1u/i
j],W[1u/ij](i=2,3;j=0,…,3),
P[2u/ij],W[2u/ij](i=0,1;j=
0,…,3)に対して、式(21)を適用する。このと
き、式(5)の微分式を簡略化するために、重みに以下
のような制限を設ける。
【0046】
【数13】
【0047】ただし、j=0,…,3とする。また、区
分境界曲線の端点における制御点間ベクトルが
【0048】
【数14】
【0049】の関係にあるならば、h(v)=0とおくこ
とができ、これによって、式(21)は以下のように書
き直すことができる。
【0050】
【数15】
【0051】ただし、mは次数、Wjは曲面S2の重みを
表し、B[m/j](v)は次式のようなBernstein多項
式とする。
【0052】
【数16】
【0053】式(25)のスカラー関数k(v)をk(v)
=k0(1−v)+k1vのような1次関数と仮定したとき
に、右辺は4次にならなければならない。このことは、
接続に関する対称性がなくなることを意味し、S1にS2
を接続した場合と、S2にS1を接続した場合とでは、曲
面の次数が異なることになる。基礎パッチ法を用いて、
j(j=0,…,3)の項を2次に次数下げができると
仮定することによって、対称性を保つことができる。
【0054】
【数17】
【0055】のように求められる。基礎パッチ法による
有理Bezier曲線間の一般的な接続方法については、前
述した参考文献に記載されたい。
【0056】固定された曲面との接続 図9は、NURBS曲面との接続方法を示す図である。
区分境界曲線に関する制御点とその重みP[1u/i
j],W[1u/ij](i=2,3;j=0,…,3),
P[2u/ij],W[2u/ij](i=0,1;j=
0,…,4)に対して、式(21)に適用する。この場
合、すでに固定されている曲面S1の次数は3次とす
る。また、U曲面の境界横断導関数は共有境界につなが
る境界曲線C0の微分ベクトルに依存しない。したがっ
て境界が不規則なケースのときにh(v)=0と仮定して
も、接続時の一般性は失われない。このことから、式
(21)は以下のように書き直すことができる。
【0057】
【数18】
【0058】基礎パッチ法による接続と同様に式(2
8)の両辺の次数について説明する。まず、S1は3次
なので、∂S1/∂uは6次になる。式(28)のスカ
ラー関数k(v)をk(v)=k0(1−v)+k1vのような
1次関数と仮定したときに、左辺の次数は7次になる。
しかし、一般にn次の有理Bezier表現を微分した式
は、2n次になるので、左辺は偶数次でなければならな
い。∂S1/∂uの項を6次から7次に次数上げするこ
とによって、右辺の次数は8次になり、接続によって4
次の曲面が生成される。以上のことから式(28)は、
【0059】
【数19】
【0060】まず、区分境界の端点つながる制御点間ベ
クトルb0とb4を決定する。これらのベクトルは、境界
曲線の端点P[1u/30],P[1u/33]における接
平面上にあり、制御点間ベクトルa0,a3とそれぞれ同
一直線上に存在するように設定することによって、式
(29)を満たす。従って、制御点間ベクトルb0はそ
の大きさを曲線C0の制御点間ベクトル(P−P[2u/
00])と同じとし、a0と同じ方向のベクトルとする。
4は、境界の節点における制御ベクトルであるので、
前述した条件を満たせば任意の大きさで設定してよい。
また、これらの制御点での重みは、W[2u/10]=W
[1u/20]=W[2u/14]=W[1u/23]となる
ように設定しておく。k0,k1は境界曲線の端点の条件
から以下のように容易に計算できる。
【0061】
【数20】
【0062】その他の値の導出は繁雑であり、本来の目
的からはずれるのでここでは説明しないが、これを解く
ことによって、以下の式が得られる。
【0063】
【数21】
【0064】以上のような方法で、隣接する2枚のNU
RBS境界Gregoryパッチ間とNURBS曲面とNUR
BS境界Gregoryパッチ間の接続ができるようになっ
た。
【0065】(3)NURBS境界Gregoryパッチによ
る曲線メッシュの内挿 前記(2)で説明した接続方法を用いて、曲線メッシュ
を内挿する方法について以下に説明する。図10は、N
URBS境界Gregoryパッチによる内挿方法を示す図
で、シンプルな曲線メッシュを表している。ここで、面
1は、4本のNURBS曲線Ei(i=0,…,3)に囲
まれる領域を表している。以下のような過程で面F1
NURBS境界Gregoryパッチで内挿される。
【0066】CBD関数の定義 面を内挿する場合、まず各稜線におけるCBDを定義す
る。CBDg0(t)はNURBSで表現され、稜線E1
3とE0に付加されている制御ベクトルから定義され
る。制御ベクトルについては、(4)で説明する。この
とき、稜線E0の端点につながる稜線E0,E1,E5と稜
線E0,E3,E4の端点での接ベクトルが式(20)を
満たすときには、これらの稜線からCBDg0(t)を定
義する。このことは、境界稜線E0において、2枚の面
1,F2がG1連続に接続されるときには、CBDg
0(t)=−g4(t)の関係があることを示している。その
他のCBDgi(t)(i=1,…,3)も同様の方法で定
義できる。
【0067】内部制御点の決定 面F1の境界曲線でのCBDが決定されたならば、前記
(2)で説明した接続式にしたがって内部制御点を決定
する。この段階で、U,V曲面が決定できる。 C曲面の決定 U,V曲面の制御点情報から、式(16)から式(1
9)までの関係式を使って、C曲面の制御点を決定す
る。
【0068】(4)NURBS境界Gregoryパッチを使
った形状設計 NURBS境界Gregoryパッチを使った形状変形方法に
ついて以下に説明する。まず、前記(2)で曲面の接続
に用いた制御ベクトルの設定法および、制御ベクトルに
よる形状制御法について説明する。その後で、NURB
S境界Gregoryパッチによるフィレット面の生成につい
て説明する。最後に、NURBS曲面との接続例を示
す。
【0069】(4−1)曲面の形状制御曲面の制御点 前記(1)で説明したように、NURBS曲線を境界と
するメッシュを内挿した結果、生成されるNURBS境
界Gregoryパッチは、U,V,C曲面の3枚の曲面のブ
レンドで表される。一般に設計者は、境界曲線の制御点
を移動し、その面を内挿しなおすことによって曲面形状
を変形する。この操作はNURBS曲線の形状変形にな
り、設計者にも分かり易い。しかし、隣接する曲面との
連続性を考慮しながら曲面の制御点を直接移動し、形状
を変形することは困難である。なぜならば、曲面形状と
これらの制御点との関係が不明確であり、制御点をどの
ように移動すれば意図した形状が得られるのがが分から
ないからである。
【0070】図11は、NURBS境界Gregoryパッチ
の制御点を示す図で、各境界曲線は3本のセグメントか
らなる曲線メッシュを表している。制御点Qi(i=0,
…,7)は境界曲線の節点とし、Qi(i=8,…,15)
は節点におけるCBDの1/3の大きさのベクトルから
得られる点とする。例えば、Q0は境界曲線C0のパラメ
タu0における点であり、ベクトルQ08は、Q0におけ
るCBDの1/3の大きさを持つ。この規則で生成した
制御点によって、境界のすべての節点のCBDが可視化
される。
【0071】ここで、相対する境界C0,C2の節点にお
ける4つの制御点Q0,Q8,Q13,Q5に着目し、この
4点からなるBezier曲線を制御曲線と呼ぶことにす
る。曲面がうねっているときには、制御曲線の形状は曲
面のうねりと同じ挙動を示す。設計者は、制御曲線の形
状が意図したものとなるように制御点を移動する。この
ような曲面変形では、制御点と曲面形状の関係が明確に
なり、設計者が直観的に曲面形状を変形できる。
【0072】制御曲線による局所変形 前述したような制御点を用いた曲面変形手法について以
下に説明する。図12は、NURBS曲面のパラメタ線
を示す図である。NURBS曲面で内挿した曲面形状は
歪んでいる。図13は、NURBS曲面の節点における
微分ベクトルから得られた制御点と制御曲線を表示した
図である。この図から、制御曲線は歪んでいることが分
かる。このケースでは、境界曲線C0,C2はそれぞれ9
個の節点を持ち、各節点でのパラメタ値は異なってい
る。制御曲線により形状を評価するために、同一パラメ
た値の節点を持つようにノットを挿入し、18本の制御
曲線を示した。
【0073】形状の歪みを補正するためには、節点上に
適切な制御ベクトルを設定することが必要である。そこ
で、以下の,のような手順によってこの歪みを補正
する。 制御ベクトルの設定:図14の太線で示すような面を
分割する曲線を想定し、その曲線の端点における微分ベ
クトルを境界の制御ベクトルとして設定する(図1
5)。 境界のノットの設定:相対する2曲線のノットを各曲
線の節点で一致させる。ここでは、2曲線の各節点にお
けるパラメタ値の平均をとった。これによって、図16
のようなパラメタ線となり、ゆがみの発生を抑制するこ
とができた。
【0074】図17は、G1連続な2枚のNURBS境
界Gregoryパッチの制御点と断面線を示す図である。こ
こで、制御点Q1をQ′1の位置に移動することによっ
て、曲面形状を変形する。このような場合、曲面形状を
変形することで曲面間の連続性が破壊されることは好ま
しくない。2点間のベクトルQ01と境界曲線のQ0
おける微分ベクトルは、Q0での接平面を定義してお
り、制御点Q1を動かすことによってこの接平面は変化
する。したがって、隣接する曲面の制御点Q2は、新し
い接平面上に設定しなおす必要がある。ここでは、
0,Q2間のベクトルの大きさを保ったままQ2をQ′2
に移動した。図18は、移動後の制御点と断面線を示す
図である。この図から分かるように、移動した制御点に
対応する隣接面の制御点を接平面上に移動することによ
って、連続性を維持したままで曲面形状を変形すること
ができる。
【0075】曲面上の点による変形 前述したのは、境界におけるCBDを考慮した形状変形
についての説明であった。NURBS境界Gregoryパッ
チでは、内挿される曲面が大きくなるために、CBDに
よる変形のみでは不十分である。曲面の内部形状を制御
するための1手法として、曲面上の任意の通過点を移動
する方法について以下に説明する。図19は、4次に次
数上げしたNURBS境界GregoryパッチのC曲面の制
御点を示す図である。制御点P22は、隣接する曲面との
接続には不要な点であり、次数上げによって生じた自由
度を表している。C曲面S[c]と曲面上のパラメタu=
0,v=v0における通過点S(u0,v0)との関係は、
式(1)から
【0076】
【数22】
【0077】のように表すことができる。ここで、S
(u0,v0),S[u](u0,v0),S[v](u0,v0)は既
知であるので、式(36)の右辺は定数となる。式
(7)を4次に次数上げした場合、パラメタu0,v0
ときのC曲面は、双4次の有理Bezierパッチとして次
式のように表される。
【0078】
【数23】
【0079】ただし、図19の制御点のうちで、箱で括
った点Pij(ij=11,13,31,33)と境界での
重複した点Pij(i,j=0,1,3,4)は、指定され
たパラメタ値を式(8)から式(15)に代入すること
で計算できる。このことから、境界と境界横断導関数を
表す制御点は既に決まっているので、未知数は、内部制
御点P22とその重みW22である。W22=1と仮定する
と、P22は次式から得ることができる。
【0080】
【数24】
【0081】以上のことから、設計者は曲面上の任意の
点を指定し、曲面の内部形状を変形することが可能とな
る。図20は、パラメタ値u=0.5,v=0.5におけ
るパラメタ線とその交点QおよびC曲面の制御点を示す
図である。ここで、点Qをベクトルdだけ移動する。新
しい通過点は、Q+dで得られるので、式(36)と式
(37)から、変形後のC曲面の制御点を得ることがで
きる(図21)。
【0082】(4−2)フィレット面への応用 従来、Gregoryパッチを用いたフィレット面生成手法に
おいて、もとになる曲面が自由曲面のときには、複雑な
位相構造を生成していた。位相構造が複雑化することに
よって、データ量の増加や操作準の低下を引き起こす。
図22は、Gregoryパッチを使ったフィレット面を表す
図である。NURBS境界Gregoryパッチを用いて、こ
のようなフィレット面を単純な位相構造で表現するため
に、図22に示すように、太線で囲まれた内部の稜線
は、Gregoryパッチを用いてフィレット面間をなめらか
に接続するために挿入されたものである。このような稜
線は、隣接面との連続性を保てれば不要である。そこ
で、稜線を挿入する代わりに、図23に示すような制御
ベクトルをフィレット面の境界に付加し、NURBS境
界Gregoryパッチでフィレット面を表現する。制御ベク
トルは、従来手法によって生成された稜線の端点におけ
る接ベクトルを用いた。
【0083】図24は、Gregoryパッチでフィレット面
を表現したときの断面線を示す図である。また、図25
は、NURBS境界Gregoryパッチでフィレット面を表
現したときの断面線を示す図である。これらの図からわ
かるように、NURBS境界Gregoryパッチによるフィ
レット面では、隣接面との連続性を失なわずに従来と同
等の曲面が得られることを示している。図26は、自由
曲面と解析曲面の干渉線に対してフィレット面を生成し
た断面線を表示した図である。この図の左側は従来手法
により生成したメッシュを、右側は、従来手法で生成し
たフィレット内部の稜線の接ベクトルを制御ベクトルと
し、NURBS境界Gregoryパッチで内挿したときの断
面線を示した。詳細なフィレット面形状を必要としない
ケースでは、NURBS境界Gregoryパッチによる内挿
が有効であることがわかる。
【0084】(4−3)固定された曲面との接続 図27は、NURBS曲面を含んだ不規則な曲線メッシ
ュを表した図である。この図では、面F2はB−スプラ
イン曲面、面F3が制御点の重みが異なるNURBS曲
面を表している。図28は、これらの曲面間をNURB
S境界Gregoryパッチで内挿したときの断面線を示した
図である。この図から分かるように、FとFを滑ら
かに接続しているNURBS境界Gregoryパッチが生成
されていることが分かる。
【0085】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、NURBS曲線を含んだ不規則な曲線メッシュを、
滑らかに内挿するための曲面式とその形状制御方法を提
案したものである。また、この曲面式は一般境界Grego
ryパッチを拡張し、境界横断導関数としてNURBS表
現を許したものである。NURBS境界Gregoryパッチ
で曲面メッシュを内挿したときの利点としては以下の
(1)〜(6)が挙げられる。 (1)NURBS曲線を境界とする2枚の曲面を滑らか
に接続できる。 (2)NURBS曲線を境界とすることで、シンプルな
曲線メッシュで複雑な曲面形状を扱うことができる。 (3)曲面のCBDと内部通過点による直観的な形状変
形が可能となる。 (4)フィレット面生成による曲面メッシュの複雑化を
抑制することができる。 (5)隣接するGregoryパッチ、有理境界Gregoryパッ
チ、一般境界Gregoryパッチ、NURBS曲面となめら
にか接続できる。 (6)制御点をベースにしているので、一般Coonsパッ
チよりも直感的に形状変形できる。 また、NURBS境界Gregoryパッチを用いることで、
設計者は隣接面との連続性や曲線のタイプを意識するこ
となく、直観的に形状を制御できる。したがって、曲面
を設計する上でNURBS境界Gregoryパッチは強力な
ツールとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による自由曲面生成方法を説明するた
めのフローチャートである。
【図2】 本発明による曲線メッシュを内挿する過程を
説明するためのフローチャートである。
【図3】 本発明による境界横断導関数の設定を説明す
るためのフローチャートである。
【図4】 本発明におけるNURBS境界Gregoryパッ
チの概念図である。
【図5】 本発明におけるNURBS境界Gregoryパッ
チのU曲面を示す図である。
【図6】 本発明におけるNURBS境界Gregoryパッ
チのV曲線を示す図である。
【図7】 本発明におけるNURBS境界Gregoryパッ
チのL曲線を示す図である。
【図8】 本発明におけるNURBS境界Gregoryパッ
チ間の接続を示す図である。
【図9】 本発明におけるNURBS曲面との接続を示
す図である。
【図10】 本発明におけるNURBS境界Gregoryパ
ッチによる内挿を示す図である。
【図11】 本発明におけるNURBS境界Gregoryパ
ッチの制御点を示す図である。
【図12】 本発明におけるNURBS曲面のパラメタ
線を示す図である。
【図13】 本発明におけるNURBS曲面の節点にお
ける微分ベクトルを示す図である。
【図14】 本発明におけるGregoryパッチのパラメタ
線を示す図である。
【図15】 本発明における補正した曲面の制御点を示
す図である。
【図16】 本発明における補正した曲面のパラメタ線
を示す図である。
【図17】 本発明における連続性を維持した形状変形
を示す図である。
【図18】 本発明における連続性を維持した形状変形
例を示す図である。
【図19】 本発明におけるC曲面の制御点を示す図で
ある。
【図20】 本発明における曲面上の点指定による形状
変形例を示す図である。
【図21】 本発明における変形後の制御点とパラメタ
線を示す図である。
【図22】 本発明におけるGregoryパッチを使ったフ
ィレット面の表現を示す図である。
【図23】 本発明におけるNURBS境界Gregoryパ
ッチを使ったフィレット面の表現を示す図である。
【図24】 本発明におけるGregoryパッチを使ったフ
ィレット面の断面線を示す図である。
【図25】 本発明におけるNURBS境界Gregoryパ
ッチを使ったフィレット面のの断面線(その1)を示す
図である。
【図26】 本発明におけるNURBS境界Gregoryパ
ッチを使ったフィレット面の断面線(その2)を示す図
である。
【図27】 本発明におけるNURBS曲面を含んだ不
規則な曲線メッシュを示す図である。
【図28】 本発明における断面線表示を示す図であ
る。
【手続補正書】
【提出日】平成6年5月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】NURBS曲線、NURBS曲面を用いた
自由曲面の表現方法は、数多く提案されている。前記文
献には、NURBS曲線、NURBS曲面の幾何学的
な特性や形状設計手法が記載されている。具体的には、
NURBS表現の特徴、再パラメータ化、微分法、制御
重みによる形状制御方法である。このような技術を
用いて、NURBS曲面による自由曲面生成や制御が可
能である。前記文献には、Gregoryパッチや一
般境界Gregoryパッチを用いた自由曲面の形状変
形法が記載されている。具体的には、境界横断導関数を
明示的に指定した曲面の接続と内挿、境界横断導関数に
よる曲面形状の変形法である。前記文献には、有理境
界Gregoryパッチを用いたなめらかな曲面形状の
生成方法が記載されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【作用】NURBS境界Gregoryパッチは、一般
境界Gregoryパッチを拡張したもので、Greg
oryパッチ、有理境界Gregoryパッチ、一般境
界Gregoryパッチの特徴を継承した曲面表現であ
る。(1)NURBS境界Gregoryパッチによる
内挿方法によって、例えば、NURBS曲線を共有境界
とする2枚の曲面間を滑らかに接続することができる。
また、(2)曲線メッシュのすべての曲線に対して、共
有境界を滑らかに内挿する内部制御点を発生し、これら
の内部制御点からNURBS境界Gregoryパッチ
を生成する。この結果、隣接する曲面となめらかに接続
された自由曲面を生成することができる。また、(3)
曲面を設計する上では隣接する曲面形状を固定したまま
で、形状設計することがある。このような場合には、固
定された曲面となめらかに接続される自由曲面を生成す
る必要がある。(4)NURBS境界Gregoryパ
ッチは、NURBS曲線を境界とする。NURBS曲線
は区分有理/多項式で表現され、Bezier曲線や有
理Bezier曲線の集りと考えることができる。この
ため、NURBS曲線で囲まれた領域は大きな曲面とな
り、従来複雑な曲線メッシュで表現された形状が、より
少ない曲線で表現できることから形状の把握が容易にな
る。(5)NURBS曲線は自由曲面の切断やフィレッ
ト面生成によって曲線メッシュ内に現れる。従来は、複
数のパッチによってこのような領域を内挿していたが、
曲線の形状によっては歪んだ曲面が生成される。特に、
位相的に4角形な領域もNURBS曲線を境界としたと
きには歪む可能性が高い。このような場合にも、NUR
BS境界Gregoryパッチでは1枚の自由曲面でメ
ッシュを内挿できるので歪みが発生しない。(6)生成
された曲面形状を変形する場合には、隣接面との連続性
や、曲線、曲面のタイプを考慮する必要がある。これ
は、設計者にとって大きな負担となる。設計者が形状変
形に専念するための手法が望まれる。NURBS境界G
regoryパッチを用いることによって境界横断導関
数を明示的に指定し、境界での接平面を容易に制御でき
る。また、曲面上の任意の点をつまんで移動することが
できるので、設計者は形状変形のみに専念できる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】(1)NURBS境界Gregoryパッ
チの表現式と特徴について以下に説明する。 (1−1)NURBS境界Gregoryパッチの概念 NURBS境界Gregoryパッチは、一般境界Gr
egoryパッチを拡張した曲面で、境界曲線としてN
URBS曲線を許した曲面表現である。図4(a)〜
(d)は、NURBS境界Gregoryパッチの概念
図である。NURBS境界GregoryパッチS
(u,v)は以下のような式で表される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【表1】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】(1−2)NURBS境界Gregory
パッチの表現形式 NURBS境界Gregoryパッチは、一般境界Gr
egoryパッチを拡張し、CBD関数としてNURB
S表現を許したものであり、境界曲線がNURBS曲線
となる曲面表現である。以下では、式(1)の各項がど
のような式で表されるかを述べる。S[u],S[v]
はパラメタ空間が異なるが表現は同じと考えてよいの
で、S[u],S[c]の式を説明する。S[u]は、
2本の境界曲線C,CとこれらのCBD関数によっ
て表される。曲線C,Cは、n+1個の制御点P
[u/0,j]とその重み[u/0,j],P[u/
3,j]とその重み[u/3,j]をもつk次のNU
RBS曲線である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】S[c]は、32個の制御点を持つ曲面で
あり、図7は、その制御点と重みの配置図を示してい
る。この図から分かるように、境界を表す制御点とCB
Dを表す制御点は全て2重に持っている。制御点P[d
/ij0]と重み[d/ij0]の項はパラメタ値u
=0またはu=1のときには0になり、制御点P[d/
ij1]と重み[d/ij1]の項はパラメタ値v=
0またはv=1のときには0になる。このことから、P
[d/ij0],[d/ij0]は、U曲面から、P
[d/ij1],[d/ij1]は、V曲面から得る
ことができる。式(6)を式(7)に適用すると、制御
点P[d/ij0]と重み[d/ij0]は、以下の
ような定義できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】とおく(i=0,…,9;j=0,…,
8)。ただし、P[1u/2],P[1u/3]は
U曲面S[1u]の制御点、P[2u/0],P[2
u/1]はU曲面S[2u]の制御点、P[1u/j
3]は境界上の制御点とする。これらのベクトルは、曲
面の境界における微分ベクトルを表している。しかし、
一般に式(5)のu,v方向の微分式は複雑になり、G
連続の条件式を直接解くのは困難である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】境界曲線の区分曲線間の接続を行う場合、
境界曲線の端点につながる曲線からb,bは得ら
れ、前述したようにa,b(i=3,6)は既知で
あるので、各ノットからノットまでの区分有理Bezi
er曲線間の接続問題解けばよい。一例として、
,bを求めるプロセスを説明する。このプロセス
は、大別して2つに分けられる。1つは、境界両側の制
御点間ベクトルa,a,b,bが未知数になっ
ているケースで、基礎パッチ法を用いることによってこ
れらを計算する。もう1つは、曲面Sがすでに固定さ
れている状況で、b,bを求めるケースである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】基礎パッチ法による接続 区分境界曲線に関係する制御点とその重みP[1u/i
j],[1u/ij](i=2,3;j=0,…,
3),P[2u/ij],[2u/ij](i=0,
1;j=0,…,3)に対して、式(21)を適用す
る。このとき、式(5)の微分式を簡略化するために、
重みに以下のような制限を設ける。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】ただし、mは次数、 は曲面Sの重み
を表し、B[m/j](v)は次式のようなBerns
tein多項式とする。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】のように求められる。基礎パッチ法による
有理Bezier曲線間の一般的な接続方法について
は、前述した参考文献に記載されている
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】固定された曲面との接続 図9は、NURBS曲面との接続方法を示す図である。
区分境界曲線に関する制御点とが重みP[1u/i
j],[1u/ij](i=2,3;j=0,…,
3),P[2u/ij],[2u/ij](i=0,
1;j=0,…,4)、式(21)に適用する。この
場合、すでに固定されている曲面Sの次数は3次とす
る。また、U曲面の境界横断導関数は共有境界につなが
る境界曲線Cの微分ベクトルに依存しない。したがっ
て境界が不規則なケースのときにh(v)=0と仮定し
ても、接続時の一般性は失われない。このことから、式
(21)は以下のように書き直すことができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】まず、区分境界の端点つながる制御点間ベ
クトルbとbを決定する。これらのベクトルは、境
界曲線の端点P[1u/30],P[1u/33]にお
ける接平面上にあり、制御点間ベクトルa,aとそ
れぞれ同一直線上に存在するように設定することによっ
て、式(29)を満たす。従って、制御点間ベクトルb
はその大きさを曲線Cの制御点間ベクトル(P−P
[2u/00])と同じとし、aと同じ方向のベクト
ルとする。bは、境界の節点における制御ベクトルで
あるので、前述した条件を満たせば任意の大きさで設定
してよい。また、これらの制御点での重みは、[2u
/10]=[1u/20]=[2u/14]=
[1u/23]となるように設定しておく。k,k
は境界曲線の端点の条件から以下のように容易に計算で
きる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0079
【補正方法】変更
【補正内容】
【0079】ただし、図19の制御点のうちで、箱で括
った点Pij(ij=11,13,31,33)と境界
での重複した点Pij(i,j=0,1,3,4)は、
指定されたパラメタ値を式(8)から式(15)に代入
することで計算できる。このことから、境界と境界横断
導関数を表す制御点は既に決まっているので、未知数
は、内部制御点P22とその重み 22である。 22
=1と仮定すると、P22は次式から得ることができ
る。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0080
【補正方法】変更
【補正内容】
【0080】
【数24】
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0082
【補正方法】変更
【補正内容】
【0082】(4−2)フィレット面への応用 従来、Gregoryパッチを用いたフィレット面生成
手法において、もとになる曲面が自由曲面のときには、
複雑な位相構造を生成していた。位相構造が複雑化する
ことによって、データ量の増加や操作の低下を引き起
こす。図22は、Gregoryパッチを使ったフィレ
ット面を表す図である。NURBS境界Gregory
パッチを用いて、このようなフィレット面を単純な位相
構造で表現することを考える。図22太線で囲まれた
内部の稜線は、Gregoryパッチを用いてフィレッ
ト面間をなめらかに接続するために挿入されたものであ
る。このような稜線は、隣接面との連続性を保てれば不
要である。そこで、稜線を挿入する代わりに、図23に
示すような制御ベクトルをフィレット面の境界に付加
し、NURBS境界Gregoryパッチでフィレット
面を表現する。制御ベクトルは、従来手法によって生成
された稜線の端点における接ベクトルを用いた。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有理B−スプライン曲線を共有境界とす
    る2枚の曲面を生成する場合に、境界曲線と各境界曲線
    に繋がる曲線から境界での連続性を判定し、求められた
    連続性から境界での接続条件を求め、求められた接続条
    件から面の内部制御点を生成することによって隣合う2
    枚の自由曲面形状を滑らかに接続することを特徴とする
    自由曲面生成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の接続方法を用いて、すべ
    ての境界曲線での内部制御点を生成し、該内部制御点を
    組み合わせることによって、なめらかな自由曲面を生成
    することを特徴とする自由曲面生成方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自由曲面生成方法および
    その曲面表現を用いることによって、隣接する有理B−
    スプライン曲面と滑らかに接続する自由曲面を生成する
    ことを特徴とする自由曲面生成方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の自由曲面生成方法および
    その曲面表現を用いることによって、複雑な曲面メッシ
    ュをより少ない曲線で表現することを特徴とする自由曲
    面生成方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の自由曲面生成方法および
    その曲面表現を用いることによって、自由曲面間のフィ
    レット面を1枚の曲面で表現することを特徴とする自由
    曲面生成方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の自由曲面生成方法および
    その曲面表現を用いることによって、境界での微分ベク
    トルを指定し、曲面形状を容易に変形できることを特徴
    とする自由曲面形状の制御方法。
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