JPH07213039A - 偏平モータ - Google Patents

偏平モータ

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Publication number
JPH07213039A
JPH07213039A JP175794A JP175794A JPH07213039A JP H07213039 A JPH07213039 A JP H07213039A JP 175794 A JP175794 A JP 175794A JP 175794 A JP175794 A JP 175794A JP H07213039 A JPH07213039 A JP H07213039A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
substrate
commutator
view
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP175794A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Oki
大木  茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
Application filed by Seiko Instruments Inc filed Critical Seiko Instruments Inc
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Publication of JPH07213039A publication Critical patent/JPH07213039A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータのトルク向上と、薄型化と、寿命向上
と、騒音低減をした偏平モータを提供すること。 【構成】 偏平モータにおいて、基板8と、基板8に設
けられた複数個の切り抜き部分に端部がそれぞれ収納さ
れる複数個のコイル7と、基板8の中心に基板8に垂直
に設けられる回転軸4と同軸に設けた整流子5とを備
え、基板8にコイル端末線71と整流子5を結線し、樹
脂によりインサート成形したロータ40を組み込んだ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コイルと、切り抜き
部分にコイルの端部を収納する基板と、基板上に機能部
品を有する偏平モータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の偏平モータを図23及び図24を
例に説明すると、円形の基板8上に複数のコイル7や、
整流子5や、雑音防止素子10等を配置していた。尚、
4は回転軸であり、図24は図23のF−F’線に沿っ
た断面図である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の偏平モ
ータでは下記の課題があった。 (1)モータの薄型化の要求に対して、従来の偏平モー
タのロータ48はコイル7の上下に基板8や整流子5等
を積層している為、ロータ48の総厚が厚くなってしま
い薄型化出来ない。
【0004】(2)偏平モータのロータ48が厚くなれ
ば、ロータ48がモータの磁石とケース間に存在するの
で磁石・ケース間の空隙が大きくなる。それゆえ、空隙
の磁束密度が低下しモータのトルクが低下する。 (3)コイルへの整流に整流子を用いている場合、整流
によって整流子とブラシ間に火花が発生する為、整流子
とブラシの寿命が短かい。叉、ブラシが整流子のスリッ
トを渡る時ブラシが振動する為、騒音が大きい。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、この発明は偏平モータにおいて、下記の構成とし
た。 (1)基板と、基板に設けられた複数個の切り抜き部分
に端部がそれぞれ収納される複数個のコイルと、基板の
中心に基板に垂直に設けられる回転軸と同軸に設けた整
流子とを備え、基板にコイル端末と整流子を結線した。
【0006】(2)基板と、基板に設けられた複数個の
切り抜き部分に端部がそれぞれ収納される複数個のコイ
ルと、基板の中心に基板に垂直に設けられる回転軸と基
板の下面に回転軸と同軸に設けた整流子とを備え、基板
上面にコイル端末を結線した。
【0007】(3)基板と、基板に設けられた複数個の
切り抜き部分に端部がそれぞれ収納される複数個のコイ
ルと、基板の中心に基板に垂直に設けられる回転軸と同
軸に設けたスリップリングと、基板上に設けた回路とを
備え、基板上面でコイル端末と回路とスリップリングと
を結線した。
【0008】(4)基板と基板上に配置し部品の総厚を
コイルの厚み以下に収め、樹脂により一体にインサート
成形した。
【0009】
【作用】上記のように構成された偏平モータのリード線
に電圧を印加して通電すると、回転出力が得られる。
【0010】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図に基づいて説
明する。図1から図8までは、回転軸と同軸に円筒型整
流子を用いた本考案の第1の実施例を説明するための図
である。図6に示すように、基板8はコイル7と重なら
ない様、円形状の基板からコイル配置部を取り除いた形
状をもっている。基板8の中央には、回転軸4(図5参
照)が貫通出来る穴81がある。又、回転軸4と同軸に
配置固定する整流子5(図5参照)を電気的に接続する
ターミナル82が整流子片と同数配置され、その各々が
コイル7(図5参照)の端末線71(図4参照)と電気
的に接続するターミナル84が印刷配線83によって接
続されている。
【0011】図4は図6の基板8にコイル7の端末線7
1及び回転軸4に固定した整流子5を所定の回転角度位
置で電気的に接続したロータ体41(インサート成形後
ロータ40となる。)の平面図及び断面図である。尚、
図5は図4のB−B’線に沿った断面図である。
【0012】図2は図4より後の段階でのものであっ
て、インサート成形によって、回転軸4、コイル7、基
板8、整流子5を成形樹脂18で一体にし形成して成る
ロータ40の平面図である。尚、図3は図2のA−A’
線に沿った断面図である。
【0013】図1は、図2に示すロータ40を組み込ん
だ本考案の第1の実施例のモータ30の断面図である。
ケース1内の一面に固定した磁石2とケース1内の他の
一面の間にロータ40のコイル7が空隙19を持って、
ケース1、磁石2と同軸上に配置され、ケース1に固定
した軸受け3を介して回転可能な様にロータ40が保持
される。整流子5はブラシ6とラジアル方向で所定の圧
力で摺動接触しており、リード線9に電圧を印加する事
でブラシ6、整流子5を介してロータ40上のコイル7
に電流が供給される。
【0014】図7と図8は、それぞれの基板8に雑音防
止素子10、11を搭載したものであり、樹脂によりイ
ンサート成形する前のロータ体42及びロータ体43
(それぞれインサート成形後ロータ40となる。)の平
面図である。ロータ体42はチップ状雑音防止素子10
を複数個配置し、ロータ体43はリング状雑音防止素子
11を1個を整流子5と同軸上に配置し整流子5叉はコ
イル端末線71と電気的接続をしてある。但し、基板8
上の配線パターンは搭載部品に応じたパターンとする。
【0015】図9から図17までは、回転軸と同軸に平
板整流子を用いた本発明の第2の実施例を説明するため
の図であり、図1〜図8と同様であるが整流子の部分が
異なっている。図16の基板8は、図6の基板8と同様
の形状、配線パターンであるが図17に示す様に基板8
の裏面に平板整流子12を印刷パターンで設け、スルー
ホール121を介して各々整流子のパターンが図16の
基板8の表面の配線パターンと接続されている。
【0016】図14と図15は図16の基板8にコイル
7の端末線71を電気的に接続したものであり、それぞ
れ樹脂によりインサート成形する前のロータ体45(イ
ンサート成形後ロータ44となる。)の平面図と底面図
である。図11と図13はそれぞれ図14と図15より
後の段階のものであって、ロータ体45と回転軸4を成
形樹脂18で一体に形成して成るロータ44の平面図と
底面図を示している。
【0017】尚、図12は図11のC−C’線に沿った
断面図である。図9は本発明の平板整流子を用いたロー
タ44を組み込んだモータ31の断面図である。ケース
1内の一面に固定した磁石2とケース1内の他の一面の
間にロータ44のコイル7が空隙19を持って、ケース
1、磁石2と同軸上に配置され、ケース1に固定した軸
受け3を介して回転可能な様、ロータ44が保持され
る。平板整流子12はブラシ6とアキシャル方向で所定
の圧力で摺動接触しており、リード線9に電圧を印加す
る事でブラシ6、平板整流子12を介してロータ44上
のコイル7に電流が供給される。
【0018】尚、図10は図9の整流子・ブラシ接触部
の拡大図である。図18から図22までは、整流子の代
わりにスリップリングを用い整流を基板上に設けた専用
の集積回路にて行う本発明の第3の実施例を説明するた
めの図である。
【0019】図21は図4や図14と同様、基板8にコ
イル7の端末線71、回転軸4を固定したスリップリン
グ13、センサー14、集積回路15、抵抗16及びコ
ンデンサ17等を搭載したものであって、樹脂によりイ
ンサート成形する前のロータ体47(インサート成形後
ロータ46となる。)の平面図である。
【0020】図19は図21に示すロータ体47を樹脂
によりインサート成形して形成したロータ46の平面図
である。尚、図20は図19のD−D’線に沿った断面
図であり、図22は図21のE−E’線に沿った断面図
である。
【0021】図18は本発明のスリップリング13と専
用の集積回路15等を用いたロータ46を組み込んだモ
ータ32の断面図である。ケース1内の一面に固定した
磁石2とケース1内の他の一面の間にロータ46のコイ
ル7が空隙19を持って、ケース1、磁石2と同軸上に
配置され、ケース1に固定した軸受け3を介して回転可
能な様、ロータ46が保持される。スリップリング13
はブラシ6とラジアル方向で所定の圧力で摺動接触して
おり、リード線9に電圧を印加する事でブラシ6、スリ
ップリング13を介してロータ46上の集積回路15等
に電流が供給される。集積回路15はセンサ14で磁石
とロータ46の角度位置の関係を検出し、その位置に応
じた電流がロータ46上のコイル7に供給される。
【0022】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように、偏平
モータにおいて基板に設けられた切り抜き部分に、コイ
ル端部が収納されるようにコイルを配置したので、 (1)ロータの総厚を薄く出来、その分モータ自身も薄
型化出来る。
【0023】(2)ロータが薄くなる分モータの磁石と
ケース間の空隙が小さく出来る。空隙が小さくなる事
で、空隙の磁束密度が向上しその分モータのトルクも向
上する。 (3)ブラシとの摺動接点にスリップリングを用い、基
板上に整流用の回路を備える事で、整流子を用いたモー
タの様に整流子、ブラシ間で整流に因る火花が発生しな
い為、長寿命で安定した性能が得られる。叉、ブラシが
整流子のスリットを渡る時ブラシが振動しない為、騒音
の低い偏平モータを構成出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏平モータの第1の実施例の構造を示
した断面図。
【図2】本発明の第1実施例に用いられるロータの平面
図。
【図3】図2のA−A’線に沿った断面図。
【図4】本発明の第1実施例に用いられるロータとなる
樹脂成形前のロータ体の平面図。
【図5】図4のB−B’線に沿った断面図。
【図6】本発明の第1実施例に用いられる基板平面図。
【図7】本発明の第1実施例に用いられるロータとなる
樹脂成形前のチップ雑音防止素子付きロータ体の平面
図。
【図8】本発明の第1実施例に用いられるロータとなる
樹脂成形前のリング雑音防止素子付きロータ体の平面
図。
【図9】本発明の偏平モータの第2実施例の構造を示し
た断面図。
【図10】図9の整流子・ブラシ接触部の拡大図。
【図11】本発明の第2実施例に用いられるロータの平
面図。
【図12】図11のC−C’線に沿った断面図。
【図13】図11に示すロータの底面図。
【図14】本発明の第2実施例に用いられる基板と平板
整流子を一体にした樹脂成形前のロータの平面図。
【図15】図13に示すロータの底面図。
【図16】本発明の第2実施例に用いられる平板整流子
と一体構造の基板の平面図。
【図17】図15に示す基板の底面図。
【図18】本発明の第3実施例の偏平モータの構造を示
した断面図。
【図19】本発明の第3実施例に用いられるスリップリ
ングと駆動回路をロータに搭載した樹脂成形後のロータ
の平面図。
【図20】図18のD−D’線に沿った断面図。
【図21】本発明の第3実施例に用いられるスリップリ
ングと駆動回路をロータに搭載した樹脂成形前のロータ
の平面図。
【図22】図21のE−E’線に沿った断面図。
【図23】従来のロータの平面図。
【図24】図23のF−F’線に沿った断面図。
【符号の説明】
1 ケース 2 磁石 3 軸受け 4 回転軸 5 整流子 6 ブラシ 7 コイル 8 基板 9 リード線 10 チップ状雑音防止素子 11 リング状雑音防止素子 12 平板整流子 13 スリップリング 14 センサー 15 集積回路 16 抵抗 17 コンデンサ 18 インサート成形(樹脂部) 19 空隙 30、31、32 モータ 40、44、46、48 ロータ 41、42、43、45、47 ロータ体 71 端末線 81 穴 82、84 ターミナル 83 印刷配線 121 スルーホール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースに磁石と軸受けとブラシを固定
    し、回転軸と整流子と基板とコイル等で構成したロータ
    を有する偏平モータにおいて、基板に設けられた複数個
    の切り抜き部分に端部がそれぞれ収納される複数個のコ
    イルと、前記基板の中心に垂直に設けられる回転軸と、
    前記回転軸に設けた整流子とを備え、前記基板に前記コ
    イルの端末と前記整流子を結線したことを特徴とする偏
    平モータ。
JP175794A 1994-01-12 1994-01-12 偏平モータ Pending JPH07213039A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP175794A JPH07213039A (ja) 1994-01-12 1994-01-12 偏平モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP175794A JPH07213039A (ja) 1994-01-12 1994-01-12 偏平モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07213039A true JPH07213039A (ja) 1995-08-11

Family

ID=11510458

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JP175794A Pending JPH07213039A (ja) 1994-01-12 1994-01-12 偏平モータ

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JP (1) JPH07213039A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002518697A (ja) * 1998-06-11 2002-06-25 ポリコム・インコーポレイテッド 2つの直交軸の回りでカメラ又は同様の物体を回転式に位置決めする装置
KR101012576B1 (ko) * 2003-04-28 2011-02-07 도쿄파츠고교 가부시키가이샤 편평형 로터 및 그 로터를 갖춘 모터

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