JPH072126U - フューエルゲージユニット取付構造 - Google Patents

フューエルゲージユニット取付構造

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JPH072126U
JPH072126U JP6487692U JP6487692U JPH072126U JP H072126 U JPH072126 U JP H072126U JP 6487692 U JP6487692 U JP 6487692U JP 6487692 U JP6487692 U JP 6487692U JP H072126 U JPH072126 U JP H072126U
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロックリングを不用意に弛む方向へ回転させ
ないフューエルゲージユニット取付構造を得る。 【構成】 フューエルタンク10の挿入口12を密閉し
ている蓋体24の上面26には、一定の間隔で立面30
と傾斜面32とを有する歯部28を形成されている。ま
た、ロックリング34には、歯部28の立面30と傾斜
面32とへ対応する弾性片42が形成されており、弾性
片42の先端部には、爪部44が歯部28に向かって突
出されている。この弾性片42の爪部44は、ロックリ
ング34を締付方向へ回転させることにより傾斜面32
と対応し、弾性復帰が行われた位置が立面30と係止状
態となる。これにより、ロックリング34が弛む方向へ
回転されない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フューエルタンクの挿入口に締付けられるロックリングの弛みを防 ぐフューエルゲージユニット取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のフューエルタンクには、フューエルゲージユニットを取付けるための挿 入口が設けられている。この挿入口には、フューエルゲージユニットの蓋体がシ ールパッキンを介して圧着され挿入口を密封するようになっている。
【0003】 この挿入口からの燃料流出漏れを確実に防ぐために、樹脂製のロックリングが 挿入口の外周に形成されたねじ部と螺合して締付けられ、フューエルゲージユニ ットの蓋体を挿入口へ強く押し付ける必要がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ロックリングの締付けは、単にねじ部へねじ込んで締付けてい るだけなので、車両の振動や衝撃等により不用意に弛む恐れがあり、蓋体と挿入 口との間に隙間が生じ燃料流出漏れを引き起こす可能性がある。
【0005】 また、ロックリングを締め付ける際に、不完全な締め付けや誤った締め付け( ロックリングを斜めに締め付ける)によって蓋体と挿入口との間に隙間が生じ燃 料流出漏れを引き起こす可能性もある。
【0006】 本考案は上記事実を考慮し、ロックリングを不用意に弛む方向へ回転させない ことができるフューエルゲージユニット取付構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本考案は、フューエルタンクの挿入口からフューエルタンク内 へ本体部が挿入され、蓋体で挿入口を密閉するフューエルゲージユニットの取付 構造において、前記蓋体の上面の外部全周に渡って形成され立面と傾斜面とを有 する歯部と、前記挿入口の外周面に設けられたねじ部と螺合するとともに締付方 向において前記傾斜面と対応して変形され弛め方向において前記立面に係止され る弾性片が形成されたロックリングと、を設けたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
請求項1記載の本考案のフューエルゲージユニット取付構造では、フューエル ゲージユニットの本体部がフューエルタンクの挿入口からフューエルタンク内へ 挿入されると共に、フューエルゲージユニットの蓋体で挿入口を密閉する。また 、挿入口を密閉している蓋体を固定するために、ロックリングで締め付けている 。
【0009】 この場合に、蓋体の上面には、外部全周に渡って立面と傾斜面とを有する歯部 が形成されている。また、ロックリングには、弾性片が形成されており、この弾 性片は、締付方向において傾斜面と対応して変形し、弛め方向において立面に係 止される。従って、ロックリングを締付方向へ回転させると、弾性片は、歯部に 形成された傾斜面と対応しながら弾性変形及び弾性復帰を交互に繰り返し、弾性 復帰が行われた位置が歯部の立面と係止状態となる。
【0010】 これにより、車両の振動や衝撃等によってロックリングが不用意に弛む方向へ 回転することがない。このため、燃料流出漏れを確実に防ぐことができる。
【0011】
【実施例】
本考案のフューエルゲージユニット取付構造の一実施例について図1及び図2 に従って説明する。
【0012】 図1に示されるように、車両のフューエルタンク10には、挿入口12が設け られている。この挿入口12は、フューエルタンク10から離間する方向へ円筒 状の口頸部14を突設し、この口頸部14の外周面にねじ部16が設けられてい る。
【0013】 また、挿入口12からは、シールパッキン20を介してフューエルゲージユニ ット18が挿入されるようになっている。フューエルゲージユニット18は、フ ューエルタンク10内へ挿入される本体部22と、挿入口12を密閉する蓋体2 4とで構成されている。このフューエルゲージユニット18の蓋体24には、上 面26の外部全周に渡って一定の間隔で歯部28が突設されている。この歯部2 8は、立面30と傾斜面32とから成り、周方向に切断した形状が略三角形とさ れている。また、この立面30は、挿入口12の孔芯を中心とする放射線上に位 置するように形成されている。
【0014】 また、このフューエルゲージユニット18は、ロックリング34によってシー ルパッキン20に密着されるようになっている。このロックリング34は、合成 樹脂(ポリエチレン)よりリング状に成形されており、半径方向に切断した形状 が逆L字形状とされている。また、ロックリング34の内周面には、ねじ部36 が設けられており、ねじ部36は挿入口12のねじ部16と螺合されるようにな っている。また、ねじ部36の上部には、固定面38が形成されており、蓋体2 4の上面26を押し付ける役目とされている。
【0015】 また、固定面38の内周面40には、弾性片42が形成されている。図2に示 されるように、弾性片42は、内周面40から片持状に内周面40と略平行に湾 曲して張出されており、上下方向に向かって弾性変形可能とされている。
【0016】 この弾性片42の先端部には、蓋体24の歯部28と対向する三角形状の爪部 44が突設されている。この爪部44の傾斜面44Aは、ロックリング34が締 め付けらる際に歯部28の傾斜面32と当接状態とされる。また、弾性片42の 先端の係止面44Bは、挿入口12の孔芯を中心とする放射線上に位置するよう に形成され、歯部28の立面30と係止可能とされている。また、ロックリング 34の外周部には、一定の間隔で滑り止め46が形成されており、締め付け易い ようになっている。
【0017】 これにより、挿入口12に取付けられたフューエルゲージユニット18の蓋体 24に形成された歯部28とロックリング34に備えられた弾性片42の爪部4 4とを当接させながら徐々に締め付けることで、弾性片42は、弾性変形及び弾 性復帰を交互に繰り返し、弾性復帰が行われた位置が歯部28と係止状態となる 。従って、一旦ロックリング34が締め付けられると弛む方向へ回転しない。
【0018】 次に、本実施例の作用について説明する。 本実施例のフューエルゲージユニット取付構造では、フューエルタンク10の 挿入口12からフューエルタンク10内へフューエルゲージユニット18の本体 部22を挿入し、フューエルゲージユニット18の蓋体24でシールパッキン2 0を介して挿入口を密閉する。また、挿入口12を密閉している蓋体24を確実 に固定させるために、挿入口12のねじ部16へロックリング34を締め付けて いる。
【0019】 この場合に、蓋体24の上面26には、外部全周に渡って立面30と傾斜面3 2とを有する歯部28が形成されている。また、ロックリング34には、爪部4 4を有する弾性片42が形成されており、この弾性片42の爪部44は、締付方 向において傾斜面32と対応し、弛め方向において立面30に係止される。従っ て、ロックリング34を締付方向へ回転させると、弾性片42の爪部44は、歯 部28に形成された傾斜面32と対応しながら弾性変形及び弾性復帰を交互に繰 り返し、弾性復帰が行われた位置が歯部28の立面30と係止状態となる。
【0020】 これにより、車両の振動や衝撃等によってロックリング34を不用意に弛む方 向へ回転させることがない。また、ロックリング34は、締付方向へ締め付けら れる際に、弾性片42と歯部28との当接によりクリック感が生じ、このクリッ ク感によって不完全な締め付けや誤った締め付けを行うことなく確実な締め付け ができる。このため、燃料流出漏れを確実に防ぐことができる。
【0021】 なお、本実施例のフューエルゲージユニット取付構造においては、爪部44を 有する弾性片42と、蓋体24の上面26に突設された歯部28との形状に限定 されず、ロックリング34を弛む方向へ回転させることができない他の形状の弾 性片と歯部としてもよい。また、本実施例では、弾性片42を一箇所としたが、 これに限らず、複数箇所としてもよい。
【0022】 さらに、本実施例では、弾性片42とロックリング34とが一体に成形されて いるが、これに限定されず、弾性片42とロックリング34とを着脱可能とさせ ることもできる。つまり、着脱可能とされる弾性片42を必要に応じて取り外す ことで、係止状態が解除されてロックリング34を弛む方向へ回転させることが できる。
【0023】
【考案の効果】
本考案のフューエルゲージユニット取付構造は、上記の構成としたので、ロッ クリングを不用意に弛む方向へ回転させないことができる。また、ロックリング を締め付ける際にクリック感がある為、不完全な締め付けや誤った締め付け(ロ ックリングを斜めに締め付ける)を行うことなく、確実な締め付けができるとい う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のフューエルゲージユニット取付構造を
示す分解斜視図である。
【図2】本考案のフューエルゲージユニット取付構造を
挿入口の半径方向に切断した状態を示す拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
10 フューエルタンク 12 挿入口 22 本体部 24 蓋体 18 フューエルゲージユニット 28 歯部 42 弾性片 34 ロックリング 30 立面 32 傾斜面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フューエルタンクの挿入口からフューエ
    ルタンク内へ本体部が挿入され、蓋体で挿入口を密閉す
    るフューエルゲージユニットの取付構造において、前記
    蓋体の上面の外部全周に渡って形成され立面と傾斜面と
    を有する歯部と、前記挿入口の外周面に設けられたねじ
    部と螺合するとともに締付方向において前記傾斜面と対
    応して変形され弛め方向において前記立面に係止される
    弾性片が形成されたロックリングと、を設けたことを特
    徴とするフューエルゲージユニット取付構造。
JP6487692U 1992-09-17 1992-09-17 フューエルゲージユニット取付構造 Expired - Fee Related JP2537375Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022121530A (ja) * 2017-09-08 2022-08-19 京セラインダストリアルツールズ株式会社 衣服用ファン及びファン付き衣服

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022121530A (ja) * 2017-09-08 2022-08-19 京セラインダストリアルツールズ株式会社 衣服用ファン及びファン付き衣服
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