JPH0250328B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0250328B2 JPH0250328B2 JP57152284A JP15228482A JPH0250328B2 JP H0250328 B2 JPH0250328 B2 JP H0250328B2 JP 57152284 A JP57152284 A JP 57152284A JP 15228482 A JP15228482 A JP 15228482A JP H0250328 B2 JPH0250328 B2 JP H0250328B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- annular
- annular groove
- neck
- section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 19
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 11
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は、ボルトヘツドと首部との間に密封
部を有するボルトに関する。
部を有するボルトに関する。
（従来の技術とその問題点）
従来、この種のボルトを締結した際の締結部に
おけるボルトヘツド下面側の密封としてＯリング
が使用されていたが、不均衡に捩られるためボル
ト首部回りを充分に密封することができない問題
点があつた。
おけるボルトヘツド下面側の密封としてＯリング
が使用されていたが、不均衡に捩られるためボル
ト首部回りを充分に密封することができない問題
点があつた。
本発明は、上記従来の問題点を解決すべくなさ
れたもので、ボルトの首部回りを確実に密封する
ことのできる首部密封部を有する有するボルトを
提供することを目的とするものである。
れたもので、ボルトの首部回りを確実に密封する
ことのできる首部密封部を有する有するボルトを
提供することを目的とするものである。
（課題を解決するための手段）
本発明は、上記技術課題を解決するため、ボル
トヘツド下面の首部外周面に断面ほぼ半円形状の
環状溝部を凹設し、該環状溝部内に嵌装される環
状パツキンの下面からボルト孔の開口縁部に形成
した充填部に充填可能に断面略三角形状の舌縁環
部を一体に形成したパツキン材とによりボルト孔
に締結するボルトにおいて、前記環状溝部には環
状溝部内方に突出する環状突条あるいは環状溝部
外方に向けて環状凹部を設ける構成とした首部密
封部を有するボルトに存する。
トヘツド下面の首部外周面に断面ほぼ半円形状の
環状溝部を凹設し、該環状溝部内に嵌装される環
状パツキンの下面からボルト孔の開口縁部に形成
した充填部に充填可能に断面略三角形状の舌縁環
部を一体に形成したパツキン材とによりボルト孔
に締結するボルトにおいて、前記環状溝部には環
状溝部内方に突出する環状突条あるいは環状溝部
外方に向けて環状凹部を設ける構成とした首部密
封部を有するボルトに存する。
（作用）
上記構成としたことにより、ボルトの締結力に
よるパツキン材の弾性変形を抑制してパツキン材
のボルト孔の充填部内への充填を促進するように
機能する。
よるパツキン材の弾性変形を抑制してパツキン材
のボルト孔の充填部内への充填を促進するように
機能する。
（実施例）
以下、本発明の一実施例を図す図面について説
明すると、図中、ボルトＢはボルトヘツド１と、
螺軸部２と、この螺軸部２の上方に位置する首部
３を主体としてなるもので、このボルトヘツド１
の下面１ａの首部３の外周面に断面ほぼ半円形状
の環状溝部４が凹設されている。また、この環状
溝部４の例えば円弧面の図示頂部には同環状溝部
４に沿つて同溝部４内方へ突出する断面略三角形
状の環状突条４ａが突設されている。このように
形成されたボルトＢを螺着するボルト孔５の開口
縁は、ほぼ45゜程度に面取されて面取部６が形成
されて同面取部６とボルトＢの首部３との間には
断面略三角形状で環状の充填部Ｆが形成されてい
る。
明すると、図中、ボルトＢはボルトヘツド１と、
螺軸部２と、この螺軸部２の上方に位置する首部
３を主体としてなるもので、このボルトヘツド１
の下面１ａの首部３の外周面に断面ほぼ半円形状
の環状溝部４が凹設されている。また、この環状
溝部４の例えば円弧面の図示頂部には同環状溝部
４に沿つて同溝部４内方へ突出する断面略三角形
状の環状突条４ａが突設されている。このように
形成されたボルトＢを螺着するボルト孔５の開口
縁は、ほぼ45゜程度に面取されて面取部６が形成
されて同面取部６とボルトＢの首部３との間には
断面略三角形状で環状の充填部Ｆが形成されてい
る。
７はパツキン材であつて、ゴム材または合成樹
脂材より成型されるもので、その形状は断面ほぼ
半円形状に形成されていて、当該部分が前記環状
溝４内に密嵌される環状パツキン７ａと、さら
に、この環状パツキン７ａの図示下面には断面ほ
ぼ三角状に形成された舌縁環部７ｂが突出されて
いて、同舌縁環部７ｂはボルト孔５の面取部６と
ボルトＢの首部３との間の充填部Ｆを充填可能に
形成されている。
脂材より成型されるもので、その形状は断面ほぼ
半円形状に形成されていて、当該部分が前記環状
溝４内に密嵌される環状パツキン７ａと、さら
に、この環状パツキン７ａの図示下面には断面ほ
ぼ三角状に形成された舌縁環部７ｂが突出されて
いて、同舌縁環部７ｂはボルト孔５の面取部６と
ボルトＢの首部３との間の充填部Ｆを充填可能に
形成されている。
続いて、上記した実施列のボルトＢについて、
その作用と効果を具体的に説明する。
その作用と効果を具体的に説明する。
まず、ボルトＢの環状溝部４内に環状パツキン
７ａを嵌装後、このボルトＢの螺軸部２をボルト
孔５内に挿通してからボルトＢを螺進してボルト
ヘツド１の下面が近接されていくと、先ず、舌縁
環部７ｂが充填部Ｆに挿入されていく。ついで、
環状パツキン７ｃの下面が面取部６の周縁部に当
接されて増し締めすることで環状突条４ａは環状
パツキン７ａに喰込み状となり、かつ首部３廻り
は密封されるもので、この増し締め過程で舌縁環
部７ｂは首部３および環状溝部４に沿つて図示矢
印方向へ弾性変形しようとするが、環状突条４ａ
が喰込み状となることからその弾性変形が抑制さ
れて充填部Ｆの先端側へ充分に充填することがで
きて密封することができる。
７ａを嵌装後、このボルトＢの螺軸部２をボルト
孔５内に挿通してからボルトＢを螺進してボルト
ヘツド１の下面が近接されていくと、先ず、舌縁
環部７ｂが充填部Ｆに挿入されていく。ついで、
環状パツキン７ｃの下面が面取部６の周縁部に当
接されて増し締めすることで環状突条４ａは環状
パツキン７ａに喰込み状となり、かつ首部３廻り
は密封されるもので、この増し締め過程で舌縁環
部７ｂは首部３および環状溝部４に沿つて図示矢
印方向へ弾性変形しようとするが、環状突条４ａ
が喰込み状となることからその弾性変形が抑制さ
れて充填部Ｆの先端側へ充分に充填することがで
きて密封することができる。
次に、第４図に示すものは上記実施例の要部の
別態様を示すもので、上記実施例の環状突縁４ａ
に代り外方に向い環状凹部４ｂを形成したもの
で、この場合、増し締め過程においては、上記実
施例と同様に舌縁環部７ｂは首部３および環状溝
部４のに沿つて図示矢印方向へ弾性変形し、ま
た、環状パツキン７ａも弾性変形され、これによ
り環状パツキン７ａの一部が環状凹部４ｂ内に充
填状となり、これにより舌縁環部７ｂの変形が緩
和されるとともに、環状溝部４外方への食出し変
形を抑制することができて充填部Ｆへ充分に充填
することができる。
別態様を示すもので、上記実施例の環状突縁４ａ
に代り外方に向い環状凹部４ｂを形成したもの
で、この場合、増し締め過程においては、上記実
施例と同様に舌縁環部７ｂは首部３および環状溝
部４のに沿つて図示矢印方向へ弾性変形し、ま
た、環状パツキン７ａも弾性変形され、これによ
り環状パツキン７ａの一部が環状凹部４ｂ内に充
填状となり、これにより舌縁環部７ｂの変形が緩
和されるとともに、環状溝部４外方への食出し変
形を抑制することができて充填部Ｆへ充分に充填
することができる。
なお、上記実施例においては環状突縁４ａおよ
び環状凹部４ｂを１個所設けて例示したが、これ
に限定するものではなく、複数設けてもよい。
び環状凹部４ｂを１個所設けて例示したが、これ
に限定するものではなく、複数設けてもよい。
（発明の効果）
さた、本発明はボルトヘツド下面の首部外周面
に断面ほぼ半円形状の環状溝部を凹設し、該環状
溝部内に嵌装される環状パツキンの下面からボル
ト孔の面取部内に充填可能に断面ほぼ三角状の舌
縁環部を一体に形成したパツキン材によりボルト
孔に締結するボルトにおいて、前記環状溝部には
環状溝部内方に突出する環状突条あるいは環状溝
部外方に向けて環状凹部を設ける構成としたこと
により、パツキン材の弾性変形を抑制することが
できて、ボルト首部回りを充分に充填した密封す
ることができる。
に断面ほぼ半円形状の環状溝部を凹設し、該環状
溝部内に嵌装される環状パツキンの下面からボル
ト孔の面取部内に充填可能に断面ほぼ三角状の舌
縁環部を一体に形成したパツキン材によりボルト
孔に締結するボルトにおいて、前記環状溝部には
環状溝部内方に突出する環状突条あるいは環状溝
部外方に向けて環状凹部を設ける構成としたこと
により、パツキン材の弾性変形を抑制することが
できて、ボルト首部回りを充分に充填した密封す
ることができる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図
はボルトの一部破断正面図、第２図は第１図のＡ
−Ａ線断面図、第３図は要部を一部拡大した作用
説明図、第４図は要部の他の実施例を示す一部拡
大した作用説明図である。 Ｂ……ボルト、１……ボルトヘツド、２……螺
軸部、３……首部、４……環状溝部、４ａ……環
状突縁、４ｂ……環状凹部、５……ボルト孔、６
……面取部、７……パツキン材、７ａ……環状パ
ツキン、７ｂ……舌縁環部、Ｆ……充填部。
はボルトの一部破断正面図、第２図は第１図のＡ
−Ａ線断面図、第３図は要部を一部拡大した作用
説明図、第４図は要部の他の実施例を示す一部拡
大した作用説明図である。 Ｂ……ボルト、１……ボルトヘツド、２……螺
軸部、３……首部、４……環状溝部、４ａ……環
状突縁、４ｂ……環状凹部、５……ボルト孔、６
……面取部、７……パツキン材、７ａ……環状パ
ツキン、７ｂ……舌縁環部、Ｆ……充填部。
Claims (1)
- １ ボルトヘツド下面の首部外周面に断面ほぼ半
円形状の環状溝部を凹設し、該環状溝部内に嵌装
される環状パツキンの下面からボルト孔の開口縁
部に形成した充填部に充填可能に断面略三角形状
の舌縁環部を一体に形成したパツキン材とにより
ボルト孔に締結するボルトにおいて、前記環状溝
部には環状溝部内方に突出する環状突条あるいは
環状溝部外方に向けて環状凹部を設ける構成とし
た首部密封部を有するボルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15228482A JPS5940009A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 首部密封部を有するボルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15228482A JPS5940009A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 首部密封部を有するボルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5940009A JPS5940009A (ja) | 1984-03-05 |
| JPH0250328B2 true JPH0250328B2 (ja) | 1990-11-02 |
Family
ID=15537150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15228482A Granted JPS5940009A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 首部密封部を有するボルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5940009A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9366278B2 (en) | 2010-09-27 | 2016-06-14 | Meira Corporation | Male fastening tool |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63174612A (ja) * | 1987-01-12 | 1988-07-19 | 松下電器産業株式会社 | 湯沸し器等の容器 |
| JP2678252B2 (ja) * | 1992-08-28 | 1997-11-17 | エスビー食品株式会社 | キャップ開閉装置 |
| JP2016133148A (ja) * | 2015-01-16 | 2016-07-25 | 株式会社ＮｅｊｉＬａｗ | 締結構造 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS494058A (ja) * | 1972-05-09 | 1974-01-14 |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP15228482A patent/JPS5940009A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS494058A (ja) * | 1972-05-09 | 1974-01-14 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9366278B2 (en) | 2010-09-27 | 2016-06-14 | Meira Corporation | Male fastening tool |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5940009A (ja) | 1984-03-05 |
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