JPH03162252A - 密閉容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、加工食品等の冷蔵保存に用いる密閉容器に関
する． （従来の技術） 従来、上端開口部を器壁より肉厚の環状凸部とした容器
本体及び周部に環状凸部と嵌合する形状であって外周壁
と内周壁の連設部分によって形戒される環状凹部及び外
周壁、内周壁の内壁の何れかもしくは何れも内周壁下端
より下に位置しない環状凸部を設け、月つ外周壁下端が
内周壁下端より下部になるものとした外周壁及び内周壁
を有する可撓性、弾力性のある軟質プラスチック製の蓋
とよりなり、強弱２段階の嵌合方式をとることが可能な
密封容器は、実公昭４８　−　７２０２号公報に示され
ている．（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来技術に於いては、使用に伴って
、容器本体の環状凸部が磨滅したり、経時に伴って、蓋
の御力性が低下したりして、密封性が低下するという問
題があった。

本発明密閉容器は、上記の欠点を解消し、長期に互って
良好な密封性を維持することの出来る密閉容器を提俳す
ることを目的としてなされたものである。

（課題を解決するための手段） 本発明の要旨は、ｌ．周縁に下方開口凹溝が凹設され、
該凹溝の外側壁下部内面に内方に突出する係止用突条が
周方向に沿って突設されてなる蓋体と、上方開口容器本
体とからなり、該容器本体もしくは蓋体の何れか一方は
弾性を有する材料から形成され、前記容器本体の開口端
縁は外方へ折り返されて折り返し縁が形成され、該折り
返し縁に蓋体の凹溝を嵌合した際に、該折り返し縁の下
縁が突条に係止されると共に、折り返し縁と蓋体の外側
壁とが互いに押圧し、凹溝内面に弾発力を以て密嵌可能
となされていることを特徴とする密閉容器及び２３周縁
に下方開口凹溝が凹設され、該凹溝の外側壁下部内面に
内方に突出する係止用突条が周方向に沿って突設されて
なる蓋体と、上方開口端縁が外方へ折り返されて折り返
し縁が形成され、該折り返し縁裏面に該折り返し縁と前
記容器本体とで凹溝が形成された容器本体と、断面先細
の重壁を内周端から立設した環状の楔とからなり、該挨
と前記容器本体は弾性を有する材料から形成され、蓋体
の凹溝に容器本体の折り返し縁を嵌着すると共に該折り
返し縁の下縁を前記突条に係止した後、折り返し縁裏面
の凹溝に楔を嵌大して前記折り返し縁を外方に押圧して
蓋体外側壁に密着されていることを特徴とする密閉容器
に存する。

本発明に於いて、係止用凹溝の断面形状は、略円形であ
っても、方形であってもよい．本発明の２に於いて、楔
の重壁の断面形状は、矢印状であっても、台形状であっ
てもよいが、台形状の場合には、楔が折り返し縁裏面の
凹溝から抜け落ち易いので、容器本体外周壁に楔係止用
突条を周方向に沿って突設するのが好ましい． （作用） 本発明の１に於いては、叙上の通り構成されているので
、請求項１の密閉容器では、容器本体の折り返し縁に、
蓋体の係止用凹溝を嵌合すると、折り返し縁は元の形状
に復帰しようとして凹溝内面に密着する．又、本発明の
２に於いては、容器本体の折り返し縁に、蓋体の凹溝を
嵌合させ、更に楔を嵌入することにより、折り返し縁が
強制的に外方に押し拡げられて蓋体の外側壁内面に密着
する。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する． 第１図は本発明のｌの一実施例を示す断面図であって、
（ａ）は蓋体と容器本体を分離した状態を示し、伽）は
蓋体を容器本体に冠着した状態を示している． 而して、１は平面視形状円形の蓋体であって、断面略半
円形状の下方開口係止用凹溝１１が凹設され、該凹溝１
１の外側壁下端内面には周方向に突条１２が突設されて
いる。

２は、平面視形状円形の容器本体であって、上方開目端
縁は、外方へ折り返されて、前記凹溝１１に嵌合可能な
断面略半円形状の折り返し縁２ｌが、凹溝１ｌの外周壁
内面の傾斜よりも緩やかに外方に拡がって鎌首状に突設
されており、折り返し縁２ｌの裏面は断面略Ｖ字状の凹
溝２２となされている． そして、蓋体ｌ及び容器本体２は、弾性を有する材料、
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂に
より形成されている。

係止用凹溝１１の断面形状は、本実施例の如く略半円形
状ではなく、第２図に示すように、方形状となされてい
てもよく、その場合、容器本体２の折り返し縁２１は、
下方開口略コ字状とすればよい． 蓋体１は、容器本体２に内容物（図示せず）を収納した
後、その凹溝１１を容器本体２の折り返し縁２１に合致
させて下方に押圧すると、折り返し縁２１が縮幅状態で
凹溝１ｌに嵌挿され、弾性により元の形状に復帰しよう
として凹溝１１に密着する． 第３図は本発明２の一実施例を示す断面図であって、（
ａ）は蓋体と容器本体を分熱した状態を示し、（ｂ）は
蓋体を容器本体に冠着した状態を示している． １は平面視形状円形の蓋体であって、その周縁には断面
略半円形状の下方開口係止用凹溝１ｌが凹設され、該凹
溝１１の外側壁下端内面には周方向に突条１２が突設さ
れている． ２は、平面視形状円形の容器本体であって、上方開口端
縁は、外方へ折り返されて、前記凹溝１１に嵌合可能な
断面略半円形状の折り返し縁２ｌが、略■４字状に突設
されており、折り返し縁２１の裏面は断面略Ｖ字状の凹
溝２２となされている。

係止用凹溝１１の断面形状は、本実施例の如く略半円形
状ではなく、第４図に示すように、方形状となされてい
てもよく、その場合、容器本体２の折り返し縁２１は、
下方開口略コ字状とすればよい。

３は、断面略矢印状で先細の重壁３１を内周端から立設
した環状の楔である． ＋！！！３の立璧３１の断面形状は、本実施例の如く略
矢印状ではなく、第４図に示すように、台形状となされ
ていてもよい。

蓋体ｌは、容器本体２に内容物（図示せず）を収納した
後、その凹溝１１を容器本体２の折り返し縁２ｌに合致
させて下方に押圧すると、折り返し縁２１は凹溝１ｌに
嵌挿される。次いで、折り返し縁２ｌ稟面の凹溝２２に
楔３の重壁３１を嵌入すると、折り返し縁２１は、重壁
３１により拡幅されて凹溝１１に密着する． （発明の効果） 本発明の１の密閉容器は、叙上の通り構威されているの
で、容器本体の折り返し縁が蓋体の凹溝内面に密接し、
長期に亙って良好な密封性を維持することが出来る． 又、本発明２の密閉容器では、楔の使用の有無によって
、強弱２段階の嵌合を行うことが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の１の一実施例を示す部分断
面図であり、（ａ）は蓋体と容器本体とを分離した状態
を示す図、（ｂ）は蓋体を容器本体に冠着した状態を示
す図、第３図及び第４図は本発明の２の一実施例を示す
部分断面図であり、（ａ）は蓋体と容器本体とを分離し
た状態を示す図、（ｂ）は蓋体を容器本体に冠着した状
態を示す図である． １・・・蓋体、 ２ ・・容器本体、 ３・−１契、 １１ 係止用凹溝、 １２ 突条、２１ 折り返し縁、 ３１・・一重壁．

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、周縁に下方開口凹溝が凹設され、該凹溝の外側壁下
   部内面に内方に突出する係止用突条が周方向に沿って突
   設されてなる蓋体と、上方開口容器本体とからなり、該
   容器本体もしくは蓋体の何れか一方は弾性を有する材料
   から形成され、前記容器本体の開口端縁は外方へ折り返
   されて折り返し縁が形成され、該折り返し縁に蓋体の凹
   溝を嵌合した際に、該折り返し縁の下縁が突条に係止さ
   れると共に、折り返し縁と蓋体の外側壁とが互いに押圧
   し、凹溝内面に弾発力を以て密嵌可能となされているこ
   とを特徴とする密閉容器。 ２、周縁に下方開口凹溝が凹設され、該凹溝の外側壁下
   部内面に内方に突出する係止用突条が周方向に沿って突
   設されてなる蓋体と、上方開口端縁が外方へ折り返され
   て折り返し縁が形成され、該折り返し縁裏面に該折り返
   し縁と前記容器本体とで凹溝が形成された容器本体と、
   断面先細の重壁を内周端から立設した環状の楔とからな
   り、該楔と前記容器本体は弾性を有する材料から形成さ
   れ、蓋体の凹溝に容器本体の折り返し縁を嵌着すると共
   に該折り返し縁の下縁を前記突条に係止した後、折り返
   し縁裏面の凹溝に楔を嵌入して前記折り返し縁を外方に
   押圧して蓋体外側壁に密着されていることを特徴とする
   密閉容器。