JPH07212489A - モデム制御装置 - Google Patents

モデム制御装置

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Publication number
JPH07212489A
JPH07212489A JP6004490A JP449094A JPH07212489A JP H07212489 A JPH07212489 A JP H07212489A JP 6004490 A JP6004490 A JP 6004490A JP 449094 A JP449094 A JP 449094A JP H07212489 A JPH07212489 A JP H07212489A
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JP
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modem
ringer
reset
switched line
signal
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Application number
JP6004490A
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English (en)
Inventor
Junko Sasaki
純子 佐々木
Yasuhide Kihara
康英 木原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07212489A publication Critical patent/JPH07212489A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モデムが呼出信号に応答しない障害を自動的
に検出するとともに、その回復に必要な措置を自動的に
行うことが可能なモデム制御装置を提供する。 【構成】 交換回線用モデム40と交換回線50とを接
続する装置であって、前記交換回線用モデム40及び前
記交換回線50への送受信部30と、この送受信部30
に接続され、前記交換回線用モデム40が呼出信号に応
答しない障害が発生した場合に、その障害発生を検出す
る障害発生検出手段10と、この障害発生検出手段10
に接続され、障害が検出されたことを受けて前記交換回
線用モデム40をリセットするリセット手段20と、を
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモデム制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン通信、携帯情報端末など
にモデムが急速に利用されている。例えば、パソコン通
信では、個人が所有するパソコンにモデムを接続し、こ
のモデムから電話回線を介してアクセスポイントと呼ば
れる場所に設置されたホストコンピュータに接続する方
法が従来行われている。このホストコンピュータと電話
回線の間にもモデムが接続されている。
【0003】ここで、モデムとは、データ伝送用復変調
装置、すなわち、変調器(modulator)と復調器(demod
ulator)の組み合わせを呼ぶ略称である。モデムには、
電話網などの交換回線と接続する交換回線用モデムと専
用回線と接続する専用回線モデムとがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したモデム
は、特にホストコンピュータなどに接続されて利用され
る場合に、1日中アクセス可能にされており、実際に1
日24時間頻繁にアクセスされることが多い。こうした
使用状況では、呼出信号にモデムが応答しないなどの障
害が発生することも少なくない。
【0005】従来、モデムにこのような障害が生じて
も、自動的にそのことを検出したり、あるいは自動的に
その障害を回復する技術手段はなかった。そのため、人
間がモデムを監視することにより障害を発見し、その
後、例えばモデムの電源をOFF/ONすることでその
障害に対処していた。
【0006】しかし、24時間人間がモデムを監視する
ことは容易ではない。また、無人の所にモデムを設置し
なければならない場合には、そもそも人間にモデムの監
視をさせることは不可能である。特に、このような無人
の所にモデムを設置する場合は、障害に対して迅速な対
応が期待できず、多くのユーザに迷惑をかけている。
【0007】そこで、本発明では、上記問題点に鑑み、
モデムが呼出信号に応答しない障害を自動的に検出する
とともに、その障害の回復に必要な措置を自動的に行う
ことが可能なモデム制御装置を提供することを課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による第1のモデ
ム制御装置は、交換回線用モデム40と交換回線50と
を接続するモデム制御装置であって、前記課題を解決す
るため、以下のような構成とした。
【0009】すなわち、図1に示す原理ブロック図1の
ように、モデム制御装置は、分岐部30と、障害発生検
出手段10と、リセット手段20とを備える。前記分岐
部30は、前記交換回線用モデム40と前記交換回線5
0を接続する回線を分岐する。
【0010】前記障害発生検出手段10は、分岐部30
に接続され、前記交換回線用モデム40が呼出信号に応
答しない障害が発生した場合に、その障害発生を検出す
る。前記リセット手段20は、障害発生検出手段10に
接続され、障害が検出されたことを受けて前記交換回線
用モデム40をリセットする。
【0011】本発明による第2のモデム制御装置は、交
換回線用モデム40と交換回線50とを接続するモデム
制御装置であって、前記課題を解決するため、以下のよ
うな構成とした。
【0012】すなわち、図2に示す原理ブロック図2の
ように、前記第1のモデム制御装置において、障害発生
検出手段10は、前記分岐部30に接続され、リンガ発
生の有無を検出するリンガ検出手段11と、リンガが鳴
った回数を検出するベルカウンタ12とを備える。
【0013】リセット手段20は、前記リンガ検出手段
11と前記ベルカウンタ12に接続され、リンガ検出部
11によりリンガ発生が検出されるとベルカウンタ12
を参照してリンガが鳴った回数を計数し、この回数が所
定数を越えた場合に、前記交換回線用モデム40の電源
のOFF/ONを行うことで、前記交換回線用モデム4
0をリセットするようにする。
【0014】ここで、外部からリセット信号を入力して
モデム自体をハードウェア的にリセットするリセット回
路41を交換回線用モデム40が有する場合に、リセッ
ト手段20は、次のように構成することができる。すな
わち、リセット手段20は、前記リンガ検出手段11と
前記ベルカウンタ12に接続され、リンガ検出部11に
よりリンガ発生が検出されるとベルカウンタ12を参照
してリンガが鳴った回数を計数し、この回数が所定数を
越えた場合に、前記リセット回路41にリセット信号を
出力することで、前記交換回線用モデム40をリセット
するようにする。
【0015】また、外部から通信によるリセットコマン
ドを入力してモデムをリセットする通信リセット手段4
2を交換回線用モデムが有する場合に、リセット手段2
0は、次のように構成することができる。すなわち、リ
セット手段20は、前記リンガ検出手段11と前記ベル
カウンタ12に接続され、リンガ検出部11によりリン
ガ発生が検出されるとベルカウンタ12を参照してリン
ガが鳴った回数を計数し、この回数が所定数を越えた場
合に、前記交換回線用モデム40に前記リセットコマン
ドを出力することで、前記交換回線用モデム40をリセ
ットするようにする。
【0016】本発明は、以下に示すように、様々な態様
で実施可能である。まず、本発明のモデム制御装置は、
交換回線用モデム40と分離する形で構成してもよい
し、交換回線用モデム40の一機能として交換回線用モ
デム40と一体となる形で構成してもよい。
【0017】そして、交換回線用モデム40の電源のO
FF/ONは、交換回線用モデム40の電源と接続され
るリレーを開閉することで行ってもよい。さらに、リセ
ット回路41は、交換回線用モデム40がCPU(Cent
ral Processing Unit ;中央演算処理装置)を中心に構
成される場合は当該CPUをリセットする回路として構
成すればよい。
【0018】次に、本発明における「交換回線」とは、
3個以上の通信路が交換機に接続されており、交換機の
接続動作により2カ所以上の相手との通信が可能な回線
をいう。従って、交換機を介さずに特定の相手だけ通信
するために敷設される専用回線とは区別される。交換回
線の例としては、電話回線等がある。なお、本発明にお
ける交換回線は、公衆回線と同義である。
【0019】「交換回線用モデム」とは、交換回線と接
続し、データ通信を行うモデムをいう。「呼出信号」と
は、発信側と着信側間の接続を確立するために送出され
る信号をいう。例えば、電話回線ではダイヤル送出信号
が呼出信号に該当する。
【0020】「リンガ」とは、着信を音響的に知らせる
ものをいい、例えば、発振回路とサウンダを組み合わせ
て構成される。着側が電話機の場合に多く利用されてい
る。
【0021】
【作用】障害発生検出手段10により、交換回線用モデ
ム40に発生した障害が自動的に検出される。また、リ
セット手段20により、交換回線用モデム40が自動的
にリセットされる。このことによって、交換回線用モデ
ム40に発生した障害の回復に必要な措置が自動的に行
われる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ここで説明する3つの実施例1〜3は、交換回線
として電話回線を利用するシステムにおいて実施する場
合の具体例である。そこで、まずシステムの概要につい
て説明する。なお、以下の説明においては交換回線用モ
デムを単にモデムと表現する。 (システムの概要)図3から明らかなように、システム
には、交換機70a、70bからなる交換網80が設け
られている。この交換網80は、電話網を利用してい
る。そして、交換機70aには、電話回線を介してモデ
ム40aが接続されている。このモデム40aには、R
S−232C信号線を介してDTE(Data Terminal Eq
uipment;データ端末装置)60aが接続されている。
このDTE60aは、パーソナルコンピュータが用いら
れているが、他にもワークステーションや携帯情報端末
などを接続することができる。
【0023】前記交換機70bには、交換回線としての
電話回線50を介してモデム40bと本発明のモデム制
御装置100が接続されている。また、モデム40bに
は、RS−232C信号線を介してDTE60bが接続
されている。このDTE60bは前記DTE60aと同
様のものを利用することができる。そして、モデム制御
装置100には、電話回線を介してモデム40cが接続
されている。このモデム40cには、RS−232C信
号線を介してDTE60cが接続されている。このDT
E60cは、前記DTE60a、60bと同様のものを
利用することができる。
【0024】なお、前記交換機70a、70bは、複数
台のモデムあるいは本発明のモデム制御装置を接続する
ようにしてもよいことは勿論である。また、交換機70
a、70bは、より多数の交換機を経由して接続される
場合が一般的であるが、説明の簡略化のため、図3〜図
5においては二台の交換機で代表されている。 (モデム)次に、実施例1〜3のモデムに共通する内部
構成について説明する。図6はモデムの構成ブロック図
である。図から明らかなように、モデムには、DTEイ
ンタフェース43、モデム部44、制御部45、NCU
部46、モニタスピーカ47、電源部48が備えられて
いる。
【0025】前記DTEインタフェース43は、DTE
60をRS−232C信号線を介して接続する。このD
TEインタフェース43は、モデム部44、NCU部4
6に接続される。
【0026】前記モデム部44は、DTE60及び交換
回線50からのデータを変調・復調する。このモデム部
44は、DTEインタフェース43、制御部45、NC
U部46、電源部48に接続される。
【0027】前記制御部45は、NCU部46やモデム
部44の動作や信号の制御を行う。前記NCU部46
は、フックオン/オフ制御、発信制御(ダイヤリング、
リンガ、アンサーバックトーンの検出等)、データ通信
/通話モードの切り替えを行う。このNCU部46は、
DTEインタフェース43、モデム部44、制御部4
5、電源部48に接続される。
【0028】前記モニタスピーカ47は、回路の状態を
モニタする。このモニタスピーカ47は、NCU部46
に接続される。前記電源部48は、モデム部44、制御
部45、NCU部46に電源を供給する。 (実施例1)実施例1の構成について説明する。図3は
実施例1の構成ブロック図である。
【0029】図3に示すように、モデム制御装置100
には、交換機70bやモデム40bと接続された交換回
線50を分岐する分岐部30が設けられている。この分
岐部30には、交換回線50から電話の着信があった場
合に、そのことにより発生するリンガを検出するリンガ
検出部11が接続されている。そして、リンガが鳴った
回数を検出するベルカウンタ12が設けられている。本
実施例では、リンガ検出部11とベルカウンタ12とを
もって、障害発生検出手段10を構成している。リンガ
検出部11とベルカウンタ12には、リセット手段とし
ての制御部20が接続されている。
【0030】この制御部20は、リンガ検出部11によ
りリンガが検出されたことを通知されると、ベルカウン
タ12を参照し、規定の回数に満たなければカウンタを
更新し、規定の回数を超えていた場合は、モデム40c
の電源91に接続されているリレー92のOFF/ON
を行うことで、モデム40cをリセットする。
【0031】次に、実施例1の作用を説明する。図7
は、DTE60aを発側とし、DTE60cを着側とし
たときに、着側のモデム40cが正常に動作する場合の
信号シーケンスである。また、図8は、着側のモデム4
0cが呼出信号に応答しない障害が発生した場合の信号
シーケンスである。なお、発側がDTE60bであって
もかまわないのは勿論である。
【0032】まず、モデム40cが正常に動作する場合
の信号シーケンスについて説明する。 :DTE60aは、モデム40aにER_ON信号を送
る(ステップ701)。ここで、ER_ON信号とは、
DTE60aが送受信可能であることを示す信号であ
る。また、DTE60aは、モデム40aにダイヤルの
指示を行う(ステップ702)。 :次に、モデム40aは交換機70aにダイヤル送出信
号を送り、モデム40cが接続する交換回線50を呼び
出す(ステップ703)。このとき、モデム制御装置1
00は、リンガ検出部11によりリンガを検出するとと
もに(ステップ704)、ベルカウンタ12によりカウ
ンタを更新する(ステップ705)。また、モデム40
cは、NCU部46によりリンガを検出する(ステップ
706)。 :そして、モデム40cはDTE60cにCI_ON信
号を送る(ステップ707)。CI_ON信号とは、呼
び出しがあることを示す信号である。また、DTE60
cはモデム40cにER_ON信号を送る(ステップ7
08)。 :次に、モデム40cはモデム40aに着信信号を送る
(ステップ709)。 :そして、モデム40aはDTE60aにDR_ON信
号を送る(ステップ710)。DR_ON信号とは、モ
デムが送受信可能であることを示す信号である。また、
送信するデータが有る場合、DTE60aはモデム40
aにRS_ON信号を送る(ステップ711)。 :次に、モデム40aは、何らかのキャリア(信号波)
を送出する(ステップ712)。 :そして、キャリアを検出したモデム40cは、DTE
60cにCD_ON信号を送出する(ステップ713、
714)。また、キャリアを検出したモデム40aは、
一定時間が経ったのち、DTE60aにCS_ON信号
を送出する(ステップ715)。このCS_ON信号を
受けたDTE60aは、データを送出する(ステップ7
16)。 :次に、ステップ714でCD_ON信号を受けたDT
E60cは、それ以降に送られてくるデータを受信す
る。 :そして、送信データが無くなったDTE60aは、R
S_OFF信号をモデム40aに送る(ステップ71
7)。このRS_OFF信号を受けたモデム40aは、
キャリアの送出を停止する(ステップ718)。 :次に、モデム40cは、キャリアが送られてこなくな
ったので、データ無しをDTE60cに知らせるため
に、CD_OFF信号を送出する(ステップ719、7
23)。CD_OFF信号とは、正常キャリアが不受信
になったことを示す信号である。 :そして、DTE60cは、モデム40cにER_OF
F信号を送る(ステップ724)。さらに、モデム40
cは、DTE60cにDR_OFF信号を送る(ステッ
プ725)。
【0033】次に、着側のモデム40cが呼出信号に応
答しない障害が発生した場合の信号シーケンスについて
説明する。 :DTE60aは、モデム40aにER_ON信号を送
られる(ステップ801)。また、DTE60aは、モ
デム40aにダイヤルの指示を行う(ステップ80
2)。 :次に、モデム40aは交換機70aにダイヤル送出信
号を送り、モデム40cが接続する交換回線50を呼び
出す(ステップ803)。このとき、モデム制御装置1
00は、リンガ検出部11によりリンガを検出するとと
もに(ステップ804)、ベルカウンタ12によりカウ
ンタを更新する(ステップ805)。:ここで、モデム
40cに障害が発生したとする(ステップ806)。 :すると、障害発生検出手段10により、ベルカウンタ
12が所定数回以上鳴ることから、障害が発生したこと
が検出される(ステップ807)。 :次に、制御部20が、モデム40cの電源91に接続
されているリレー92のOFF/ONを行うことで、モ
デム40cをリセットする(ステップ808)。そし
て、ベルカウンタ12をクリアする(ステップ80
9)。 :そして、モデム40cは、DTE60cにCI_ON
信号を送る(ステップ810)。なお、この後は、ステ
ップ708以下同様に行われるので、説明を省略する。 (実施例2)実施例2の構成について説明する。図4は
実施例2の構成ブロック図である。
【0034】なお、以下の説明においては、前記実施例
1と相違する部分についてのみ説明することとし、同一
態様部分には同一符号を付して説明を省略する。実施例
2のモデム40cには、外部からリセット信号を入力し
て、このモデム40cのCPU(中央演算処理装置)を
リセットするCPUリセット回路41が設けられてい
る。
【0035】そして、モデム制御装置100において、
リセット手段としての制御部20は、リンガ検出手段1
1とベルカウンタ12に接続され、リンガ検出部11に
よりリンガ発生が検出されるとベルカウンタ12を参照
してリンガが鳴った回数を計数し、この回数が所定数を
越えた場合に、CPUリセット回路41にリセット信号
を出力することで、モデム40cをリセットする。
【0036】次に、実施例2の作用を説明する。なお、
モデム40cが正常に動作する場合の信号シーケンスに
ついては、前記したステップ701〜725と同様であ
るので、ここでは説明を省略する。
【0037】次に、着側のモデム40cが呼出信号に応
答しない障害が発生した場合の信号シーケンスについて
説明する。 :DTE60aは、モデム40aにER_ON信号を送
る(ステップ801)。また、DTE60aは、モデム
40aにダイヤルの指示を行う(ステップ802)。 :次に、モデム40aは、交換機70aにダイヤル送出
信号を送り、モデム40cが接続する交換回線50を呼
び出す(ステップ803)。このとき、モデム制御装置
100は、リンガ検出部11によりリンガを検出すると
ともに(ステップ804)、ベルカウンタ12によりカ
ウンタを更新する(ステップ805)。 :ここで、モデム40cに障害が発生したとする(ステ
ップ806)。 :すると、障害発生検出手段10により、ベルカウンタ
12が所定数回以上鳴ることから、障害が発生したこと
が検出される(ステップ807)。 :次に、制御部20が、CPUリセット回路41にリセ
ット信号を出力することで、モデム40cをリセットす
る(ステップ808)。そして、ベルカウンタ12をク
リアする(ステップ809)。 :そして、モデム40cは、DTE60cにCI_ON
信号を送る(ステップ810)。なお、この後は、ステ
ップ708以下同様に行われるので、説明を省略する。 (実施例3)実施例3の構成について説明する。図5は
実施例3の構成ブロック図である。
【0038】なお、以下の説明においては、前記実施例
1と相違する部分についてのみ説明することとし、同一
態様部分には同一符号を付して説明を省略する。実施例
3のモデム40cは、外部から通信によるリセットコマ
ンドを入力してモデムをリセットする通信リセット手段
42が設けられている。
【0039】この通信リセット手段42は、送信データ
切替リレー93と、コマンド制御部94とから構成され
ている。送信データ切替リレー93は、モデム40に送
信データを出力する送信先として、DTE60cあるい
は制御部20のいずれか一方に切り換える。コマンド制
御部94は、制御部20からの指示によりリセットコマ
ンドを送出する。
【0040】そして、リセット手段としての制御部20
は、リンガ検出手段11とベルカウンタ12に接続さ
れ、リンガ検出部11によりリンガ発生が検出されると
ベルカウンタ12を参照してリンガが鳴った回数を計数
し、この回数が所定数を越えた場合に、送信データ切替
リレー93を切り換え、コマンド送信部94にリセット
コマンドを送出する指示を行うことにより、モデム40
cをリセットする。
【0041】次に、実施例3の作用を説明する。なお、
モデム40cが正常に動作する場合の信号シーケンスに
ついては、前記したステップ701〜725と同様であ
るので、ここでは説明を省略する。
【0042】次に、着側のモデム40cが呼出信号に応
答しない障害が発生した場合の信号シーケンスについて
説明する。 :DTE60aは、モデム40aにER_ON信号を送
る(ステップ801)。また、DTE60aは、モデム
40aにダイヤルの指示を行う(ステップ802)。 :次に、モデム40aは、モデム40cにダイヤル送出
信号を送り、モデム40cが接続する交換回線50を呼
び出す(ステップ803)。このとき、モデム制御装置
100は、リンガ検出部11によりリンガを検出すると
ともに(ステップ804)、ベルカウンタ12によりカ
ウンタを更新する(ステップ805)。 :ここで、モデム40cに障害が発生したとする(ステ
ップ806)。 :すると、障害発生検出手段10により、ベルカウンタ
12が所定数回以上鳴ることから、障害が発生したこと
が検出される(ステップ807)。 :次に、制御部20が、送信データ切替リレー93を切
り換えてモデム40cにリセットコマンドを出力するこ
とで、モデム40cをリセットする(ステップ80
8)。そして、ベルカウンタ12をクリアする(ステッ
プ809)。 :そして、モデム40cは、DTE60cにCI_ON
信号を送る(ステップ810)。なお、この後は、ステ
ップ708以下同様に行われるので、説明を省略する。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、前記したように、交換
回線用モデムが呼出信号に応答しない障害が発生したこ
とを検出する障害発生検出手段と、交換回線用モデムを
リセットするリセット手段とを設けたため、交換回線用
モデムが呼出信号に応答しない障害を自動的に検出する
とともに、その障害の回復に必要な措置を自動的に行う
ことが可能なモデム制御装置を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図1である。
【図2】本発明の原理ブロック図2である。
【図3】実施例1の構成ブロック図である。
【図4】実施例2の構成ブロック図である。
【図5】実施例3の構成ブロック図である。
【図6】実施例における交換回線用モデムの構成ブロッ
ク図である。
【図7】実施例において、モデムが正常に動作する場合
の信号シーケンスを示す図である。
【図8】実施例において、モデムが呼出信号に応答しな
い障害が発生した場合の信号シーケンスを示す図であ
る。
【符号の説明】
10・・・障害発生検出手段 11・・・リンガ検出手段 12・・・ベルカウンタ 20・・・リセット手段 30・・・分岐部 40・・・交換回線用モデム 41・・・リセット回路 42・・・通信リセット手段 50・・・交換回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換回線用モデム(40)と交換回線
    (50)とを接続する装置であって、 前記交換回線用モデム(40)と前記交換回線(50)
    を接続する回線を分岐する分岐部(30)と、 この分岐部(30)に接続され、前記交換回線用モデム
    (40)が呼出信号に応答しない障害が発生した場合
    に、その障害発生を検出する障害発生検出手段(10)
    と、 この障害発生検出手段(10)に接続され、障害が検出
    されたことを受けて前記交換回線用モデム(40)をリ
    セットするリセット手段(20)と、を備えたことを特
    徴とするモデム制御装置。
  2. 【請求項2】 前記障害発生検出手段(10)は、 前記分岐部(30)に接続され、リンガ発生の有無を検
    出するリンガ検出手段(11)と、 リンガが鳴った回数を検出するベルカウンタ(12)と
    を有し、 前記リセット手段(20)は、 前記リンガ検出手段(11)と前記ベルカウンタ(1
    2)に接続され、リンガ検出部(11)によりリンガ発
    生が検出されるとベルカウンタ(12)を参照してリン
    ガが鳴った回数を計数し、この回数が所定数を越えた場
    合に、前記交換回線用モデム(40)の電源のOFF/
    ONを行うことで、前記交換回線用モデム(40)をリ
    セットすることを特徴とする請求項1記載のモデム制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記交換回線用モデム(40)は、外部
    からリセット信号を入力してモデム自体をハードウェア
    的にリセットするリセット回路(41)を備え、 前記障害発生検出手段(10)は、 前記分岐部(30)に接続され、リンガ発生の有無を検
    出するリンガ検出手段(11)と、 リンガが鳴った回数を検出するベルカウンタ(12)と
    を有し、 前記リセット手段(20)は、 前記リンガ検出手段(11)と前記ベルカウンタ(1
    2)に接続され、リンガ検出部(11)によりリンガ発
    生が検出されるとベルカウンタ(12)を参照してリン
    ガが鳴った回数を計数し、この回数が所定数を越えた場
    合に、前記リセット回路(41)にリセット信号を出力
    することで、前記交換回線用モデム(40)をリセット
    することを特徴とする請求項1記載のモデム制御装置。
  4. 【請求項4】 前記交換回線用モデム(40)は、外部
    から通信によるリセットコマンドを入力してモデムをリ
    セットする通信リセット手段(42)を備え、 前記障害発生検出手段(10)は、 前記分岐部(30)に接続され、リンガ発生の有無を検
    出するリンガ検出手段(11)と、 リンガが鳴った回数を検出するベルカウンタ(12)と
    を有し、 前記リセット手段(20)は、 前記リンガ検出手段(11)と前記ベルカウンタ(1
    2)に接続され、リンガ検出部(11)によりリンガ発
    生が検出されるとベルカウンタ(12)を参照してリン
    ガが鳴った回数を計数し、この回数が所定数を越えた場
    合に、前記交換回線用モデム(40)に前記リセットコ
    マンドを出力することで、前記交換回線用モデム(4
    0)をリセットすることを特徴とする請求項1記載のモ
    デム制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998006018A3 (en) * 1996-08-01 1998-03-19 Roxan Telecom Co Ltd Computer capable of modem reset in case of modem down due to external communication hazard
JP2007070053A (ja) * 2005-09-07 2007-03-22 Toshiba Elevator Co Ltd 遠隔監視端末装置

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WO1998006018A3 (en) * 1996-08-01 1998-03-19 Roxan Telecom Co Ltd Computer capable of modem reset in case of modem down due to external communication hazard
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