JPH07212334A - バースト伝送装置及びバースト伝送システム - Google Patents

バースト伝送装置及びバースト伝送システム

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JPH07212334A
JPH07212334A JP6002214A JP221494A JPH07212334A JP H07212334 A JPH07212334 A JP H07212334A JP 6002214 A JP6002214 A JP 6002214A JP 221494 A JP221494 A JP 221494A JP H07212334 A JPH07212334 A JP H07212334A
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JP
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burst
transmission
data
circuit
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JP6002214A
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Inventor
Shinzo Tsurumaki
信三 弦巻
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to DE4431334A priority patent/DE4431334C2/de
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/16Time-division multiplex systems in which the time allocation to individual channels within a transmission cycle is variable, e.g. to accommodate varying complexity of signals, to vary number of channels transmitted
    • H04J3/1682Allocation of channels according to the instantaneous demands of the users, e.g. concentrated multiplexers, statistical multiplexers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J14/00Optical multiplex systems
    • H04J14/08Time-division multiplex systems

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バースト化処理の際発生する遅延を減少させ
て、情報の伝送遅延を減少させる。 【構成】 1フレーム構成のデータバーストをm個(m
は任意の整数)に分割したm個のデータサブバーストと
して伝送路に出力する制御手段(30、38)を構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル情報の伝送を
バースト方式で行うデータ通信に関し、より詳細には、
バースト方式で1:1又は1:nの通信を行う多重化伝
送方式に関する。
【0002】従来から、交換機と加入者端末とを接続す
る伝送路として2線式ケーブルが用いられている。この
2線式ケーブルを用いた伝送方式としては、2線式時分
割伝送、2線ハイブリッド伝送、2線周波数分割などが
知られている。このうち、2線式時分割伝送方式は他の
2つの伝送方式に比べ、装置構成上の問題点が少なく、
また伝送速度も高くとれることから、現在では最も注目
されている。
【0003】2線式時分割伝送方式は1:1の伝送を基
本とするが、最近では1:nの伝送も提案されている。
いずれにしても、このような伝送では、データのバース
ト化のために、伝送すべき情報を一端バッファに蓄積す
る必要があるため、この際に生じる伝送遅延が問題とな
る。
【0004】
【従来の技術】図13は、1:1の伝送方式を用いたバ
ースト伝送システムの構成を示すブロック図である。ア
ナログ電話器やISDN(Integrated Se
rvices Digital network)端末
などの端末装置はそれぞれ、回線終端装置(又はネット
ワーク終端装置ともいう)10及び伝送路Lを介して、
交換局に収容されている。伝送路Lは同軸又は光ファイ
バケーブル等で構成される。交換局は、交換機12、局
内回線終端装置14及び操作・設定装置16を有する。
局内回線終端装置14は、ネットワーク終端装置10に
接続される伝送路Lを収容するとともに、データ多重/
分離の機能を具備する。操作・設定装置16は、局内回
線終端装置14の動作を定義する情報を設定する。交換
機12はデータ交換を行う。なお、図13において、便
宜上、ネットワーク終端装置10を記号ONUで示し、
局内回線終端装置14を記号SLTで示してある。
【0005】図14は、図13に示すバースト伝送シス
テムの動作を示すタイミング図である。図14に示す伝
送はいわゆるピンポン伝送と呼ばれるもので、各伝送路
Lを時分割的に用い、一定周期Tごとに、交換局から端
末装置へのデータ伝送と端末装置から交換局へのデータ
伝送を交互に行う。図13及び図14では、交換局から
端末装置方向を「下り」と定義し、下り方向に伝送され
るデータバーストを下りデータバーストという。また、
端末装置から交換局方向を「上り」、上り方向に伝送さ
れるデータバーストを上りデータバーストという。図1
4では、交換局が送出する伝送情報が下りデータバース
トとして、対応する伝送路Lに送出される動作を示して
いる。
【0006】図15は、1:nの伝送方式を用いたバー
スト伝送システムの構成を示すブロック図である。図1
5において、図13と同一の構成要素には同一の参照番
号を付してある。
【0007】図15に示すように、分岐装置18が伝送
路L中に設けられている。分岐装置18は、1つの伝送
路Lを複数の伝送路に分岐させる。この分岐装置18を
設けることで、交換局から見れば、1つの伝送路Lに複
数の端末装置(換言すれば、ネットワーク終端装置)が
接続されたことになる。このような構成により、伝送路
Lを効率的に用いて、多くの端末装置を収容することが
可能となる。
【0008】図16は、図15に示すバースト伝送シス
テムの動作を示すタイミング図である。図16は、分岐
装置18を介してn個の端末装置が接続されているある
1つの伝送路の動作を示す。交換局からの下りデータバ
ーストは、放送形式で伝送される。この下りデータバー
ストは、n個の端末装置の各々に送出されるべき下りデ
ータ列1〜nを有している。各下りデータ列1〜nは連
続データである。n個の端末装置はそれぞれ、後述する
ようにして決められる各々のタイミングでn個の上りデ
ータバーストを対応する伝送路Lに出力する。上記、1
つの下りデータバーストを伝送し、引き続いてn個のデ
ータバーストをある間隔をもって連続的に伝送する処理
は、一定周期Tごとに行われる。なお、一定周期Tで伝
送可能な情報量は、1:1及び1:nの伝送方式のいず
れを用いても同一である。
【0009】図17(A)は1:n伝送で用いられる下
りデータバーストのフレーム構成を示し、図17(B)
は1:n伝送で用いられる上りデータバーストのフレー
ム構成を示す。
【0010】図17(A)に示す下りデータバーストの
1フレームは周期Td(<T)の長さであり、この中
に、プリアンブルパターンPR、フレーム同期用パター
ンFR、オーバヘッド情報OH、及び情報Di(i=
1、2、・・・、n)がこの順に配列されている。プリ
アンブルパターンPR、フレーム同期用パターンFR、
及びオーバヘッド情報OHは冗長部(ヘッダ部)を構成
する。プリアンブルパターンPRは、受信データの再生
及びクロック信号の再生のためのパターンデータであ
る。フレーム同期用パターンFRは、一定周期Tの検出
のためのパターンデータである。オーバヘッド情報は、
情報D1〜Dnを格納するフレーム内の情報領域の使用
状態を示す情報である。情報D1〜Dnはそれぞれ、交
換局からn個の端末装置へ伝送される情報である。
【0011】図17(B)に示す上りデータバーストの
1フレームは周期Tu(<T)であり、この中に、プリ
アンブルパターンPR、フレーム同期用パターンFR、
オーバヘッド情報OH、及び情報Dがこの順に配列され
ている。なお、上りデータバースト内のフレーム同期用
パターンFRは、バーストの先頭を示すパターンであ
る。
【0012】図15に示す各ネットワーク終端装置10
は、伝送路Lを介して送信されてきたデータバーストの
プリアンブルパターンPRからクロック信号を再生し、
フレーム同期用パターンを検出した後、再生クロック信
号に同期した所定のタイミングになった時に、図17
(B)に示すデータバーストの送出を開始する。また、
図15に示す局内回線終端装置14は、n個の端末装置
から順次データバーストを受信し、各データバーストの
プリアンブルパターンPRからクロック信号を再生し
て、続くフレーム同期用パターンFR及び情報を受信す
る。
【0013】図18は、図15に示す各ネットワーク終
端装置10及び局内回線終端装置14の各伝送路L毎に
設けられるデータのバースト化に関する回路部分(以
下、バースト回路という)の構成を示す図である。図1
8に示す回路は、2つのT時間データメモリ回路20及
び22と、2つのスイッチ24(SW1)及び26(S
W2)と、バースト化回路28と、T時間作成回路30
と、冗長部回路32と、インバータ34とを有する。
【0014】以下、図15に示す局内回線終端回路14
の1つの伝送路Lに接続された場合を例にとり、図18
の回路を説明する。図15に示す交換機12からの伝送
情報は、スイッチ24でデータメモリ回路20と22の
いずれか一方に送出される。いま、スイッチ24がデー
タメモリ回路20を選択しているものとすると、端末装
置宛の上記伝送情報(図17(A)の情報D1〜Dnに
相当する)はデータメモリ20に書き込まれる。この
間、スイッチ26はデータメモリ回路22を選択し、先
に書き込まれた伝送情報をデータメモリ回路22から読
み出す。上記スイッチ24と26の制御は、T時間作成
回路30が出力するタイミング信号に従い、行われる。
このタイミング信号はスイッチ26に直接与えられ、ス
イッチ24にはインバータ34を介して与えられる。こ
のようにして、T時間毎にスイッチ24と26が切り換
えられ、一方のデータメモリ回路20又は22にデータ
を書き込んでいる間に、他方のデータメモリ回路20又
は22からデータを読み出す。
【0015】バースト化回路28は、T時間作成回路3
0が出力するタイミング信号を受け、この後スイッチ2
6を介して受け取った伝送情報に対し、冗長部を付加す
る。前述のように、冗長部はプリアンブルパターンP
R、フレーム同期用パターンFR及びオーバヘッド情報
OHを含む。このようにして生成されたデータバースト
は、図17(A)のフレームフォーマットで対応する伝
送路Lに送出される。
【0016】各ネットワーク終端装置10に設けられた
図18の構成も同様に動作する。この場合、スイッチ2
4が受け取る伝送情報は対応の端末装置からのものであ
る。
【0017】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
従来の1:1及び1:nのバースト伝送のいずれにおい
ても、図14及び16に示すように一定時間Tのある周
期で情報を蓄積し、次の周期で伝送路Lに送出する構成
のため、この処理でT時間の遅延が発生し、情報の伝送
遅延が生じるという問題点があった。
【0018】従って、本発明は上記従来の問題点を解決
し、バースト化処理の際発生する遅延を減少させて、情
報の伝送遅延を減少させることを目的とする。
【0019】
【問題点を解決するための手段】本発明は、伝送路に接
続され、伝送路に対し伝送すべき伝送情報とその先頭に
付加された制御情報を含む冗長情報(ヘッダ情報)とを
含むフレーム構成のデータバーストを送信するバースト
伝送装置において、伝送情報を一時記憶するメモリ手段
と、該情報に冗長情報を付加する冗長情報付加手段と、
前記メモリ手段からの情報と前記冗長情報付加手段から
の冗長情報を受け取り、前記フレーム構成のデータバー
ストをm個(mは任意の整数)に分割したm個のデータ
サブバーストとして伝送路に出力する制御手段とを設け
た構成である。
【0020】1フレームのデータバーストは、例えばm
個に均等に分割できる。この場合は、例えば、先頭のデ
ータサブバーストのみ冗長情報を有することになる。
【0021】また、冗長情報のすべて、又は一部をm個
に均等に分割し、m個に分割した伝送情報に付加するこ
ともできる。冗長情報の一部をm個に分割する場合、残
りの冗長情報は、例えばすべて先頭のデータサブバース
トに付加することができる。
【0022】
【作用】本発明では、冗長情報と伝送情報とを含むフレ
ーム構成のデータバーストをm個のデータサブバースト
に分割して送出する。従って、バースト化の際の遅延
は、1フレームの周期をTとすればT/mとなる。例え
ば、メモリ手段が2つのメモリから構成されている場
合、一方に伝送情報を書き込み、他方から読み出すの
で、T/m時間毎に2つのメモリの動作を切り換えれば
よい。従来構成では、T時間毎にメモリの動作を切り換
える必要がある。
【0023】フレーム同期やクロック信号の再生は、あ
るサブバーストに付加された1フレーム分の冗長情報又
は、分割された冗長情報から所定のパターンを検出する
ことで行われる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0025】図1は、従来技術と対比させた本発明の第
1の実施例を示すタイミング図である。説明の都合上、
まず、第1の実施例で1フレームのデータバーストがど
のようにデータサブバーストに分割されるのかを図1を
参照して説明し、その後に第1の実施例のブロック構成
を説明する。
【0026】図1は、図15に示すような1:nの伝送
方式を用いたバースト伝送システムにおける下り方向
(交換局から端末装置方向)のデータ伝送を示してい
る。従来技術によれば、図示するある端末装置宛の伝送
情報(連続下りデータ列)は、図示する一定周期T(時
刻t1から始まる)の次の周期(時刻t2から始まる)
で、データバーストとして伝送路に送出される。
【0027】これに対し、本発明の第1の実施例によれ
ば、従来技術で一定周期T内に伝送されていた下りデー
タバーストを同一周期内で、その先頭から複数(図1の
例では4つ)のデータサブバーストDD1〜DD4に均
等に分割して伝送する。ある端末装置宛の伝送情報は、
これらのデータサブバーストDD1〜DD4内に分散さ
れる。そして、各データサブバーストDD1〜DD4の
間に、上りデータバーストUD1〜UD4を伝送する。
図1の例では、上りデータバーストはデータサブバース
トに分割していないが、後述するように、下りデータバ
ーストのサブバースト化に加え、上りデータバーストも
データサブバーストに分割することもできる。
【0028】図1の例では、一定周期T内の下りデータ
バーストは4等分される。従って、先頭のデータサブバ
ーストDD1のみ冗長情報を有する。従って、図1に示
すように、データサブバーストDD1が伝送できる伝送
情報量は、他のデータサブバーストDD2〜DD4が伝
送できる伝送情報量よりも少ない。また、第1の実施例
によれば、下りデータバーストを分割して4つのデータ
サブバーストDD1〜DD4を生成するためにはT/4
の遅延時間でよく、従来技術よりも伝送の高速化が可能
になる。更に、一時的に記憶するメモリ回路の容量も原
理上、/mでよい。
【0029】図2(A)は、第1の実施例による1フレ
ーム分の下り方向データバーストのフォーマットを示
し、図2(B)は上り方向データバーストのフォーマッ
トを示す。図2(A)に示すように、1フレーム分の下
りデータバーストは、m個に等分されており、各データ
サブバーストはTd/mの長さを有している(Tdは一
定周期T内の下りデータバーストのデータ長)。先頭の
データサブバーストのみ、冗長情報であるプリアンブル
パターンPR、フレーム同期用パターンFR及びオーバ
ヘッド情報OHを含む。その他のデータサブバーストは
伝送情報のみを含む。後述するように、これらの伝送情
報のみを含むデータサブバーストについては、先頭のデ
ータサブバースト内に含まれる冗長情報を検出、保持
し、これを用いて伝送情報を受信し、再生する。
【0030】図2(B)に示すように、1フレーム分の
上り方向データバーストをm個に等分する。1つの上り
データバーストのデータ長をTuとすれば、1つのデー
タサブバーストはTu/mのデータ長を持つ。先頭のデ
ータサブバーストのみ、冗長情報であるプリアンブルパ
ターンPR、フレーム同期用パターンFR及びオーバヘ
ッド情報OHを含む。その他のデータサブバーストは伝
送情報のみを含む。例えば、1:1の伝送方式におい
て、ある端末装置は交換局にm個のデータサブバースト
を送出し、交換局では先頭のデータサブバーストから冗
長情報を検出、保持し、これを用いて伝送情報を受信
し、再生する。
【0031】図3は、本発明の第1の実施例の構成を示
すブロック図であって、より詳細には、図13又は図1
5に示すバースト伝送システムの各ネットワーク終端装
置10及び局内回線終端装置14の各伝送路L毎に設け
られるデータのバースト化に関する回路部分(バースト
回路)の構成を示す図である。図3において、前述した
図に示す構成要素と同一のものには、同一の参照番号を
付してある。図3に示すバースト回路は、2つのデータ
メモリ回路20A及び22Aと、2つのスイッチ24
(SW1)及び26(SW2)と、バースト化回路28
Aと、T時間作成回路30と、冗長部回路32と、イン
バータ34と、1/m時間作成回路38と、フォーマッ
ト変換処理部40と、サービス設定部42とを有する。
【0032】1/m時間作成回路38は、T時間作成回
路30が生成するT時間毎のタイミング信号を受信し、
T/m時間毎にタイミング信号(1/m先頭信号)をス
イッチ26及びインバータ34に出力する。また、1/
m時間作成回路38が生成するタイミング信号は更に、
バースト化回路28Aに出力される。バースト化回路2
8Aは、T時間作成回路30が出力するタイミング信号
と、1/m時間作成回路38が出力するタイミング信号
とを同時に受け取ったときに、一定周期Tの始まりを知
る。このとき、冗長部回路32からの冗長信号を伝送路
Lに出力する。なお、1/m時間作成回路38は、一定
周期Tの始まりに同期してT時間毎に1/m先頭信号を
出力する構成であってもよい。
【0033】フォーマット変換処理部40は、例えば交
換機12(図13又は図15)からの伝送情報を受信
し、交換機が扱うことのできるフォーマットから伝送可
能なフォーマットに変換する。なお、このフォーマット
変換を規定するパラメータ情報はサービス設定部42を
介して、所定の範囲内で任意に設定できる。フォーマッ
ト変換された伝送情報は、スイッチ24に出力される。
サービス設定部42は、前述したフォーマット変換を規
定するパラメータ情報の設定や、冗長情報の設定等を行
う。
【0034】次に、図3に示す構成の動作を説明する。
【0035】フォーマット変換処理部40は伝送情報を
受け取り、フォーマット変換処理を行って、フォーマッ
ト変換された伝送情報をスイッチ24に出力する。今、
スイッチ24はフォーマット変換処理部40とデータメ
モリ回路20Aとを接続し、スイッチ26はバースト化
回路28Aとデータメモリ回路22Aとを接続している
ものとする。フォーマット変換処理部40からの伝送情
報は、スイッチ24を介してデータメモリ回路20Aに
書き込まれる。この時、先に書き込まれた伝送情報がデ
ータメモリ回路22Aから読み出され、バースト化回路
28Aに出力される。
【0036】いま、スイッチ26が切り換えられて、デ
ータメモリ回路22Aからの伝送情報がバースト化回路
28Aに出力される際に、T時間作成回路30からのタ
イミング信号と1/m時間作成回路38からの1/m先
頭信号が同時に出力されたものとする。この場合、バー
スト化回路28Aは冗長部回路32が出力する冗長情報
を伝送路Lに送出後、引き続いてデータメモリ回路22
Aからの伝送情報を伝送路Lに送出する。図2(A)に
お示すフォーマットの場合、PR、FR、OHの送出
後、伝送情報D1が伝送路Lに送出される。この動作の
間、データメモリ回路20Aには、図2(A)に示す伝
送情報D2、D3・・・が書き込まれる。
【0037】T/m時間経過後、1/m時間作成回路3
8はタイミング信号を出力し、スイッチ24及び26が
切り換わる。これにより、フォーマット変換処理部40
からの伝送情報はスイッチ24を介してデータメモリ回
路22Aに書き込まれ、データメモリ回路20Aに書き
込まれた伝送情報は読み出され、スイッチ26を介して
バースト化回路28Aに出力される。図2(A)の場
合、バースト化回路28Aは伝送情報D2、D3・・・
を受け取り、そのまま伝送路Lに出力する。この際、冗
長情報は送出されない。
【0038】以上のようにして、1フレーム当りm個の
データサブバーストを作成し、伝送路Lに送出する。T
時間が経過すると、T時間作成回路30はタイミング信
号を出力し、同時に1/m時間作成回路38が1/m先
頭信号を出力する。従って、バースト化回路28Aは次
の周期Tの開始を知り、冗長部回路32からの冗長情報
を伝送路Lに送出する。
【0039】以上、本発明の第1の実施例を説明した。
図3の構成は、図13及び図15に示す各ネットワーク
終端装置10又は局内回線終端装置14に適上り方向及
び下り方向のバーストデータ伝送のいずれにも適用でき
る。なお、図3に示すフォーマット変換部40やサービ
ス設定部42そのものは、従来のバースト伝送システム
でも採用されているので、その詳細な構成の説明は省略
する(便宜上、図13及び図15では、これらの図示は
省略してある)。更に、第1の実施例で新たに採用した
1/m時間作成回路38の構成はハードウエア又はソフ
トウエアのいずれでもよく、かつ当業者であれば明らか
なので、その説明を省略する。
【0040】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
【0041】図4は、従来技術と対比させた本発明の第
2の実施例を示すタイミング図である。説明の都合上、
まず、第2の実施例で1フレームのデータバーストがど
のようにデータサブバーストに分割されるのかを図4を
参照して説明し、その後に第2の実施例のブロック構成
を説明する。
【0042】図4は、図15に示すような1:nの伝送
方式を用いたバースト伝送システムにおける下り方向
(交換局から端末装置方向)のデータ伝送を示してい
る。従来技術によれば、図示する伝送情報(連続下りデ
ータ列)は、図示する一定周期T(時刻t1から始ま
る)の次の周期(時刻t2から始まる)で、データバー
ストとして伝送路に送出される。
【0043】これに対し、本発明の第2の実施例によれ
ば、従来技術で一定周期T内に伝送されていた下りデー
タバーストを同一周期内で、冗長情報も含めて複数(図
1の例では4つ)のデータサブバーストDD1〜DD4
に分割して伝送する。従って、図4に示すように、各デ
ータサブバーストは等しい伝送情報量を有する。この
点、先頭のデータサブバーストのみ他のデータサブバー
ストよりも少ない伝送情報量を有する第1の実施例とは
相違する。なお、第2の実施例によれば、冗長情報のす
べてを分割してもよく、またその一部(例えば、オーバ
ヘッド情報OHのみ)を分割してもよい。
【0044】なお、第1の実施例と同様に、各データサ
ブバーストDD1〜DD4の間に、上りデータバースト
UD1〜UD4を伝送する。図4の例では、上りデータ
バーストはデータサブバーストに分割していないが、後
述するように、下りデータバーストのサブバースト化に
加え、上りデータバーストもデータサブバーストに分割
することもできる。
【0045】図5(A)は、第2の実施例による1フレ
ーム分の下り方向データバーストのフォーマットを示
し、図5(B)は上り方向データバーストのフォーマッ
トを示す。図5(A)に示すように、1フレーム分の下
りデータバーストは、m個に等分されており、各データ
サブバーストはTd/mの長さを有している(Tdは一
定周期T内の下りデータバーストのデータ長)。各デー
タサブバーストは同一の冗長情報量と同一の伝送情報量
を扱うことができる。図5(A)の場合、先頭のデータ
サブバーストのみ、冗長情報として、プリアンブルパタ
ーンPRと、フレーム同期用パターンFRと、分割され
たオーバヘッド情報OHを有し、その他のデータサブバ
ーストは等しい冗長情報量を伝送可能であるが、分割さ
れたオーバヘッド情報OHのみを有している。受信側で
は、先頭のデータサブバースト内のプリアンブルパター
ンPRとフレーム同期用パターンFRを検出し、記憶し
て、その後のデータサブバースト受信のためのクロック
信号の生成やタイミングを決める。
【0046】更に、図5(A)において、冗長情報のす
べてをm個に分割することもできる。この場合、各デー
タサブバーストは、分割されたプリアンブルパターンP
Rと、分割されたフレーム同期用パターンFRと、分割
されたオーバヘッド情報とを含む。この場合、図5
(A)の2つのブランク領域にはそれぞれ、PRとFR
が挿入される。プリアンブルパターンPRとフレーム同
期用パターンFRとが分割されたことで、各データサブ
バーストごとに受信情報の再生のためのクロック信号な
どが抽出される。ただし、各データサブバーストに付加
されている冗長情報は分割された冗長情報なので、信号
再生の精度は多少劣化する。
【0047】図5(B)に示すように、図5(A)と同
様にして、1フレーム分の上り方向データバーストをm
個に分割する。1つの上りデータバーストのデータ長を
Tuとすれば、1つのデータサブバーストはTu/mの
データ長を持つ。図5(B)の場合、先頭のデータサブ
バーストのみ、冗長情報として、プリアンブルパターン
PR、フレーム同期用パターンFR及び分割されたオー
バヘッド情報OHを含む。その他のデータサブバースト
は冗長情報として、分割されたオーバヘッド情報のみを
含む。なお、各データサブバーストが分割されたプリア
ンブルパターンPR、分割されたフレーム同期用パター
ンFR及び分割されたオーバヘッド情報を含むようにす
ることもできる。
【0048】図6は、本発明の第2の実施例の構成を示
すブロック図であって、より詳細には、図13又は図1
5に示すバースト伝送システムの各ネットワーク終端装
置10及び局内回線終端装置14の各伝送路L毎に設け
られるデータのバースト化に関する回路部分(バースト
回路)の構成を示す図である。図6において、図3に示
す構成要素と同一のものには、同一の参照番号を付して
ある。図6に示すバースト回路は、図3に示す冗長部回
路32に代えて冗長部回路32Aを用い、更に分割回路
44を設けて構成されている。冗長部回路32Aは、サ
ービス設定部42からの冗長情報に関する設定信号に加
え、T時間作成回路30がT時間毎に出力するタイミン
グ信号を受け取る。分割回路44は、1/m時間作成回
路38が各周期Tの開始時点で出力する1/m先頭信号
及び1/m毎に出力するタイミング信号と、T時間作成
回路30がT時間毎に出力するタイミング信号と、冗長
部回路32Aが出力する情報情報とを受け取り、冗長情
報を分割してバースト化回路28Aに出力する。
【0049】次に、図6の動作を説明する。以下に説明
する動作では、図5(A)に示すように、先頭のデータ
サブバーストのみプリアンブルパターンPRとフレーム
パターンFRを有し、各サブデータブーストは、冗長情
報として分割されたオーバヘッド情報OHのみを有する
ものとする。
【0050】フォーマット変換処理部40は伝送情報を
受け取り、フォーマット変換処理を行って、フォーマッ
ト変換された伝送情報をスイッチ24に出力する。今、
スイッチ24はフォーマット変換処理部40とデータメ
モリ回路20Aとを接続し、スイッチ26はバースト化
回路28Aとデータメモリ回路22Aとを接続している
ものとする。フォーマット変換処理部40からの伝送情
報は、スイッチ24を介してデータメモリ回路20Aに
書き込まれる。この時、先に書き込まれた伝送情報がデ
ータメモリ回路22Aから読み出され、バースト化回路
28Aに出力される。
【0051】いま、スイッチ26が切り換えられて、デ
ータメモリ回路22Aからの伝送情報がバースト化回路
28Aに出力される際に、T時間作成回路30からのタ
イミング信号と1/m時間作成回路38からの1/m先
頭信号が同時に出力されたものとする。この場合、冗長
部回路32Aは冗長情報を分割回路44に出力する。分
割回路44は1/m時間作成回路38から1/m先頭信
号と1/m時間毎に出力されるタイミング信号とに応答
して、受け取った冗長情報のうち、プリアンブルパター
ンPRとフレームパターンFRをそのままバースト化回
路28Aに出力し、オーバヘッド情報OHのうちの最初
の1/mの部分をバースト化回路28Aに出力する。バ
ースト化回路28Aは冗長部回路32が出力する冗長情
報を伝送路Lに送出後、引き続いてデータメモリ回路2
2Aからの伝送情報を伝送路Lに送出する。図5(A)
にお示すフォーマットの場合、PR、FR、OHの送出
後、伝送情報D1・・・Dmが伝送路Lに送出される。
この動作の間、データメモリ回路20Aには、図2
(A)に示すDmに続く伝送情報が書き込まれる。
【0052】T/m時間経過後、1/m時間作成回路3
8はタイミング信号を出力し、スイッチ24及び26が
切り換わる。これにより、フォーマット変換処理部40
からの伝送情報はスイッチ24を介してデータメモリ回
路22Aに書き込まれ、データメモリ回路20Aに書き
込まれた伝送情報は読み出され、スイッチ26を介して
バースト化回路28Aに出力される。図5(A)の場
合、分割回路44は次の1/m時間作成回路38からの
タイミング信号に同期して、次の1/mの分割オーバヘ
ッド情報OHをバースト化回路28Aに出力する。バー
スト化回路28Aは、受け取った分割オーバヘッド情報
OHを伝送路Lに送出した後、データメモリ回路28A
からの伝送情報を伝送路Lに送出する。
【0053】以上のようにして、図5(A)に示す1フ
レーム当りm個のデータサブバーストを作成し、伝送路
Lに送出する。T時間が経過すると、T時間作成回路3
0はタイミング信号を出力し、同時に1/m時間作成回
路38が1/m先頭信号を出力する。以下、同様にして
動作する。
【0054】なお、各データサブバーストに分割したプ
リアンブルパターンPR、フレームパターンFR及びオ
ーバヘッド情報OHを付加する場合には、分割回路44
は1/m周期で1/m時間作成回路38から出力される
タイミング信号に応答して、これらの分割された冗長情
報をバースト化回路28Aに出力する。
【0055】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
【0056】図7は、本発明の第3の実施例の構成を示
すブロック図である。図7中、図3及び図6に示す構成
要素と同一のものには同一の参照番号を付してある。第
3の実施例は、デュアルポートメモリなどの単一のデー
タメモリ回路46を用いている点で、前述の第1及び第
2の実施例とは相違する。これにより、第3の実施例で
は、スイッチ24及び26を必要とせず、回路構成が簡
単化できる。
【0057】図8は、図15に示すような1:nの伝送
方式を用いたバースト伝送システムにおける下り方向
(交換局から端末装置方向)のデータ伝送を示してい
る。本発明の第3の実施例によれば、従来技術で一定周
期T内に伝送されていた下りデータバーストを同一周期
内で、冗長情報も含めて複数(図1の例では4つ)のデ
ータサブバーストDD1〜DD4に分割して伝送する。
従って、図8に示すように、各データサブバーストは等
しい伝送情報量を有する。この点、先頭のデータサブバ
ーストのみ他のデータサブバーストよりも少ない伝送情
報量を有する第1の実施例とは相違する。なお、第3の
実施例によれば第2の実施例と同様に、冗長情報のすべ
てを分割してもよく、またその一部(例えば、オーバヘ
ッド情報OHのみ)を分割してもよい。
【0058】また、データメモリ回路46の書き込み/
読み出し動作は、伝送情報の書き込みと読み出しが同時
に終了するように行われる。図9は、図8のデータサブ
バーストDD1を拡大して図示したものである。伝送情
報である連続下りデータ列は、時刻t11でデータメモ
リ回路46に書き込まれる。データメモリ回路46の読
み出し動作速度は書き込み動作速度よりも早く設定して
あると、伝送情報の書き込みを開始した後、あるタイミ
ング図9では時刻t12)で読み出し動作を開始する。
そして、時刻t13で書き込みが完了すると同時に読み
出しも完了するようにする。
【0059】次に、本発明の第4の実施例を説明する。
第4の実施例は、図13又は図15に示すバースト伝送
システムの各ネットワーク終端装置10及び局内回線終
端装置14の各伝送路L毎に設けられる受信系の構成を
示す図である。前述した第1の実施例では、先頭のデー
タサブバーストのみプリアンブルパターンPRとフレー
ム同期要パターンFRを有し、続くデータサブバースト
は伝送情報のみ有する。従って、これらの伝送情報のみ
を有するデータサブバーストを受信・再生するためのタ
イミング再生等の構成が必要となる。第4の実施例は、
このようなプリアンブルパターンPRとフレーム同期用
パターンFRを持たないデータサブバーストを受信・再
生する受信系である。
【0060】図10は、第4の実施例の構成を示すブロ
ック図である。図10に示す受信系は、受信レベル再生
回路50、PR(プリアンブルパターン)処理回路5
1、クロック再生回路52、データ再生回路53、FR
(フレーム同期用パターン)検出回路54、バースト一
検出回路55、位置情報メモリ回路56、再生情報メモ
リ回路57、T時間作成回路58、1/m時間作成回路
59及びサービス設定部60とを有する。また、装置内
部で生成される装置内クロック信号が図示するように各
部に与えられる。
【0061】これらで構成される受信系の概要を説明す
ると、フレーム同期用パターンFRを持つデータサブバ
ーストでフレーム同期をとり、他のデータサブバースト
では同期をとらず、フレーム同期がとれた時のデータレ
ベル、クロック位相を記憶し、他のデータサブバースト
受信時は記憶された値を用いて処理を実行する。これに
より、バースト受信処理速度を早めることができ、この
結果データサブバースト間を少なくし、伝送情報量を増
加させることができる。
【0062】以下、受信系の各部を詳述する。
【0063】受信レベル再生回路50は、受信レベルが
異なる各データサブバーストと同一レベルにするため、
内蔵する増幅回路のゲインを自動でコントロールする。
この自動コントロールにおいて、各データサブバースト
の仮想先頭位置で後述するリセット信号RSTを受け、
初期化した後コントロールし、そのときのコントロール
値を信号GPとして、再生情報メモリ回路57へ出力す
る。また、後述する信号GPnで指定された場合、その
値にゲインを設定する。
【0064】PR処理回路51は、受信データの位相が
異なる各データサブバーストを正常に受信できる位相を
自動で選択する。選択方法は、リセット信号RSTで初
期化した後、受信データの変化点を検出して最適な位相
のクロックを選択し、そのときの選択値を信号PPとし
て、再生情報メモリ回路57へ出力する。
【0065】クロック再生回路52は、装置内のクロッ
クを多相化し、信号PPnの選択値で選択された位相の
クロックを送出する。データ再生回路53は、受信レベ
ル再生回路50からの出力データをクロック再生回路5
2で選択されたクロックによりリタイミングする。
【0066】FR検出回路54は、リタイミングされた
データからデータサブバースト内のフレーム同期用パタ
ーンFRを検出し、正常なバーストであることを確認す
る。その確認結果を信号FPとして、再生情報メモリ回
路57及びバースト位置検出回路55へ出力する。
【0067】バースト位置検出回路55は、信号FPを
受けたことにより、T時間作成回路58のT0からの遅
延をカウントして受信バースト位置とし、T1からTn
までのバースト位置情報とする。その結果は、信号BP
として位置情報メモリ回路56へ出力される。
【0068】位置情報メモ情報メモリ回路56は、サー
ビス設定部60からの受信データサブバーストの数、長
さ、データサブバースト間隔等の情報をもとにT時間作
成回路58及び1/m時間作成回路59からのタイミン
グ情報と信号BPとで、リセット信号RST及びアドレ
ス信号ADRを作成する。
【0069】信号BPはT0を受けた時信号FRを受信
している場合に、再生情報メモリ回路57に格納され
る。リセット信号RSTは、受信データサブバーストの
先頭にプリアンブルパターンPR及びフレーム同期パタ
ーンFRがある場合、新たにクロック再生及び受信レベ
ル再生を行うために各部を初期化する。アドレス信号あ
DRは、1/m時間毎に各データサブバートを再生する
ための必要な情報を格納する再生情報メモリ回路57
へ、受信データサブバースト毎に格納されたアドレスを
与える。
【0070】再生情報メモリ回路57は、リセット信号
RSTを受けたことにより信号PP及び信号GPをアド
レス信号ADRが示すメモリアドレスに格納する。また
リセット信号を受けない時は、アドレス信号ADRが示
すメモリアドレスに格納した信号PPn及びBPnを出
力する。信号PP及び信号GPは信号FPを受信してい
るときに再生情報メモリ回路57に格納される。
【0071】図11は、位置情報メモリ回路56と再生
情報メモリ回路57の記憶内容の例を示す図である。位
置情報メモリ回路56は端末装置ONU1ーONUnご
とに、想定位置、信号BP及びアドレス信号ADRを記
憶する。再生情報メモリ回路57は、端末装置ONU1
ーONUnごとに、信号GPとPPを記憶する。
【0072】図12は、第4の実施例の動作を示すタイ
ミング図である。想定される先頭の受信データサブバー
ストに対してリセット信号RSTが出力され、ゲインの
コントロール値を示す信号GPと最適な位相のクロック
を示す信号PPとを再生情報メモリ回路57に出力す
る。再生情報メモリ回路57は、各受信データサブバー
ストの先頭で信号GPnとPPnを出力し、PPとFR
の冗長情報を持たないデータサブバーストを受信し再生
する。
【0073】上記受信系は図2(A)、(B)に示すフ
ォーマットのバースト信号を受信できるほか、図5
(A)、(B)に示すフォーマットのバースト信号も受
信できる。なお、上記受信系は上りデータサブバースト
受信に特に有効であり、各加入者からの受信データの信
号レベル及びクロック位相が異なっても、先頭で検出し
た冗長情報で伝送情報の再生を継続して行えるため、デ
ータサブバースト間及び上りデータバースト間を詰める
ことが可能になり、情報伝送効率の低下を防ぐことがで
きる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1フレーム構成のデータバーストをm個(mは任意の整
数)に分割したm個のデータサブバーストとして伝送路
に出力することとしたため、バースト化処理の際発生す
る遅延を減少させて、情報の伝送遅延を減少させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の原理及び動作を示すタ
イミング図である。
【図2】本発明の第1の実施例で用いられるフレームフ
ォーマットを示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図4】本発明の第2の実施例の原理及び動作を示すタ
イミング図である。
【図5】本発明の第2の実施例で用いられるフレームフ
ォーマットを示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図7】本発明の第3の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図8】本発明の第3の実施例の動作を示すタイミング
図である。
【図9】図8に示すタイミング図を一部拡大したタイミ
ング図である。
【図10】本発明の第4の実施例の構成を示すブロック
図である。
【図11】図10に示す位置情報メモリ回路と再生情報
メモリ回路の記憶内容の一例を示す図である。
【図12】本発明の第4の実施例の動作を示すタイミン
グ図である。
【図13】1:1伝送方式のバースト伝送システムの構
成を示すブロック図である。
【図14】図13のバースト伝送システムの動作を示す
タイミング図である。
【図15】1:n伝送方式のバースト伝送システムの構
成を示すブロック図である。
【図16】図15のバースト伝送システムの動作を示す
タイミング図である。
【図17】図15で示すバースト伝送システムで用いら
れるフレームフォーマットを示す図である。
【図18】従来のバースト回路の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
20A、22A データメモリ回路 24、26 スイッチ 28A バースト化回路 30 T時時間作成回路 32、32A 冗長部回路 34 インバータ 38 1/m時間作成回路 40 フォーマット変換処理部 42 サービス設定部 44、44A 分割回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路に接続され、伝送路に対し伝送す
    べき伝送情報とその先頭に付加された制御情報を含む冗
    長情報とを含むフレーム構成のデータバーストを送信す
    るバースト伝送装置において、 伝送すべき伝送情報を一時記憶するメモリ手段と、 該情報に冗長情報を付加する冗長情報付加手段と、 前記メモリ手段からの情報と前記冗長情報付加手段から
    の冗長情報を受け取り、前記フレーム構成のデータバー
    ストをm個(mは任意の整数)に分割したm個のデータ
    サブバーストとして伝送路に出力する制御手段とを有す
    ることを特徴とするバースト伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記メモリ手段からの
    情報と前記冗長情報付加手段からの冗長情報を受け取
    り、前記フレーム構成のデータバーストを冗長情報から
    順にm個(mは任意の整数)に等分割したm個のデータ
    サブバーストを生成して伝送路に出力する手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載のバースト伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記m個のデータサブバーストのうち先
    頭のデータサブバーストのみ、前記冗長情報を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のバースト伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記メモリ手段からの
    情報と前記冗長情報付加手段からの冗長情報を受け取
    り、前記フレーム構成のデータバーストを、冗長情報を
    m個(mは任意の整数)に分割し、かつ前記伝送情報を
    m個に分割し、それぞれ1つの分割された冗長情報部分
    と情報部分とを有するm個データサブバーストを生成し
    て伝送路に出力する手段を有することを特徴とする請求
    項1記載のバースト伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記メモリ手段からの
    情報と前記冗長情報付加手段からの冗長情報を受け取
    り、前記フレーム構成のデータバーストを、冗長情報の
    所定部分をm個(mは任意の整数)に分割し、かつ前記
    伝送情報をm個に分割し、それぞれ1つの分割された冗
    長情報部分と情報部分とを有するm個データサブバース
    トを生成して伝送路に出力する手段を有することを特徴
    とする請求項1記載のバースト伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記m個のデータサブバーストのうち先
    頭のデータサブバーストは、m個に分割された冗長情報
    の1つと分割されない残りの冗長情報を含むことを特徴
    とする請求項5記載のバースト伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記バースト伝送装置は、更に、 伝送路を介して相手装置から伝送された少なくとも1つ
    のサブバーストに含まれる冗長情報からフレーム同期情
    報を抽出して記憶する同期手段と、 該同期手段に記憶されたフレーム同期情報をもとに規定
    されたタイミングに基づき、サブバースト位置を検出し
    てサブバーストを受信する受信手段とを有することを特
    徴とする請求項1記載のバースト伝送装置。
  8. 【請求項8】 前記バースト伝送装置は、更に、 伝送路を介して相手装置から伝送されたフレーム構成の
    前記先頭のサブバーストに含まれる冗長情報からフレー
    ム同期情報を抽出して記憶する同期手段と、 該同期手段に記憶されたフレーム同期情報をもとに規定
    されたタイミングに基づき、残りの(m−1)個のサブ
    バースト位置を検出して該サブバーストを受信する受信
    手段とを有することを特徴とする請求項3記載のバース
    ト伝送装置。
  9. 【請求項9】 前記メモリ手段は、 第1のメモリと第2のメモリと、 第1及び第2のメモリと一方に伝送情報を書き込んでい
    る間は他方から伝送情報を読み出す書き込み/読み出し
    動作が、1/mの周期で交互に行なわれるように第1及
    び第2のメモリをスイッチ制御するスイッチ手段とを有
    することを特徴とする請求項1記載のバースト伝送装
    置。
  10. 【請求項10】 前記メモリ手段は、伝送情報の書き込
    みと読み出しが同時に終了するような書き込み/読み出
    し動作のタイミングで動作する単一のメモリを有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のバースト伝送装置。
  11. 【請求項11】 交換局と、複数の端末装置と、複数の
    伝送路に設けられた端末装置側の終端装置と、交換局内
    に設けられ前記複数の伝送路に接続される終端装置とを
    有し、前記伝送路に対し情報とその先頭に付加された制
    御情報を含む冗長情報とを含むフレーム構成のデータバ
    ーストを伝送するバースト伝送システムにおいて、前記
    各終端装置はバースト伝送装置を有し、 該バースト伝送装置は、 伝送すべき伝送情報を一時記憶するメモリ手段と、 該情報に冗長情報を付加する冗長情報付加手段と、 前記メモリ手段からの情報と前記冗長情報付加手段から
    の冗長情報を受け取り、前記フレーム構成のデータバー
    ストをm個(mは任意の整数)に分割したm個のデータ
    サブバーストとして伝送路に出力する制御手段とを有す
    ることを特徴とするバースト伝送システム。
  12. 【請求項12】 各終端装置に設けられた前記バースト
    伝送装置は、更に、 伝送路を介して相手装置から伝送された少なくとも1つ
    のサブバーストに含まれる冗長情報からフレーム同期情
    報を抽出して記憶する同期手段と、 該同期手段に記憶されたフレーム同期情報をもとに規定
    されたタイミングに基づき、サブバースト位置を検出し
    てサブバーストを受信する受信手段とを有することを特
    徴とする請求項11記載のバースト伝送システム。
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