JP2003283582A - マルチキャストデータの送受信装置及び方法 - Google Patents

マルチキャストデータの送受信装置及び方法

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JP2003283582A JP2002333006A JP2002333006A JP2003283582A JP 2003283582 A JP2003283582 A JP 2003283582A JP 2002333006 A JP2002333006 A JP 2002333006A JP 2002333006 A JP2002333006 A JP 2002333006A JP 2003283582 A JP2003283582 A JP 2003283582A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 マルチキャストデータの効率的な無線送受信
装置及び方法を提供する。 【解決手段】 多数の外部受信装置が受信可能なデータ
レートに応じてスケーラブルなデータ構造を有するマル
チキャストデータを分離し、所定のデータレートに対応
する複数本のマルチキャストストリームを生成するスト
リーム生成部、複数本のマルチキャストストリームを各
々符号化処理する符号化処理部、符号化処理されたマル
チキャストストリームに各々対応するヘッダを生成して
所定のデータレートにて変調するヘッダ処理部、複数の
符号化処理されたマルチキャストストリームを対応する
データレートにて変調するストリーム変調部、変調され
たマルチキャストストリームに変調されたヘッダを加え
て一枚以上の伝送フレームを生成するフレーム生成部を
含むマルチキャストデータの無線伝送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチキャストデー
タの無線送受信装置に係り、特に、スケーラブルなデー
タ構造を有するマルチキャストデータを効率良く無線伝
送及び受信するための装置及び方法、そしてこのような
伝送装置及び受信装置を含む無線通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】マルチキャストとは、一回の伝送で複数
の受信者(または受信装置、以下、受信装置)に同じ情
報を伝送することを意味する。マルチキャスト技術は、
ネットワーク資源を無駄遣いすることなく効率良く使用
できるという点で優れており、超高速マルチメディアデ
ータなどの伝送に使われる。
【0003】マルチキャストによるデータ(以下、マル
チキャストデータ)の伝送において、単位時間にネット
ワークを介して受信可能なデータの量(データレート)
は、一般に受信装置ごとに異なる。そこで、送信装置が
同じデータレートでデータを送信する場合、全受信装置
がそのデータを受信できるように最も低いデータレート
で伝送しなければならず、データレートを高めると、送
信データのデータレートより低いデータレートを有する
受信装置は、送信装置が送るデータを受信できなくなっ
てしまうのである。
【0004】この問題を解決するために、マルチキャス
トデータを幾つかのストリームに区分けし、低いデータ
レートを有する受信装置には一部のストリームのみ伝送
し、送信データレート以上のデータレートを有する受信
装置には全ストリームを伝送する方法が提案されてい
る。このような方法が有効になるためには、データその
ものが、映像データや音声データなどのデータの一部
(基本データ)に最も基本的な情報を含んでいて、それ
だけで低い品質の原データが提供できるとともに、残り
のデータ(付加データ)により詳細な情報を含んでい
て、基本データに加えることで高品質の原データが提供
できるようになっていなければならない。このようなデ
ータ構造をスケーラブルデータ構造と言うが、このよう
なスケーラビリティのある符号化(コーディング)方法
として代表的なものに、MPEG−4(Motion Picture
s Experts Group 4)がある。
【0005】無線伝送システムにおいてこのようなスケ
ーラブルなデータ構造を有するマルチキャストデータを
伝送するための方法として、非平衡変調方式がある。代
表的な非平衡変調方式としては、非平衡直交位相偏移変
調(Unbalanced QuadraturePhase Shift Keying: UQPS
K)及び非平衡直交振幅変調(Unbalanced QuadratureAm
plitude Modulation: UQAM)がある。両方式は、1信号
要素が2ビットをである場合、同一なので、以下では図
面を参照し、UQPSK方式のみについて説明する。
【0006】図1(a)は、UQPSK方式を用いた通
信システムのブロック図である。図1(a)を参照すれ
ば、UQPSK方式を用いた通信システムは、伝送装置
100及び受信装置110を含んでなる。説明の便宜の
ために、図1(a)に通信チャンネル120を併せて示
した。
【0007】伝送装置100は、基本データ信号1及び
付加データ信号2を各々同じ周波数のサイン波3,D1*s
in(ωct)及びコサイン波4,D2*cos(ωct)で変調して基
本変調信号5及び付加変調信号6を生成した後、これら
を合算して伝送信号7を生成する。
【0008】伝送信号7は、通信チャンネル120を介
して受信装置110に伝送され、この過程で雑音が加え
られる。
【0009】受信装置110は、雑音の加えられた伝送
信号17を伝送装置100のサイン波3に同期されたサ
イン波13,sin(ωct)及び伝送装置のコサイン波4に
同期されたコサイン波14,cos(ωct),で各々復調
し、雑音の加えられた基本データ信号11及び雑音の加
えられた付加データ信号12を生成する。
【0010】図1(b)は、UQPSK変調方式におけ
る伝送信号の信号点配置図(constellation I/Q plot)
である。図1(b)を参照すれば、基本変調信号5及び
付加変調信号6は各々伝送信号7の同相(I)成分及び
直交(Q)成分となる。この時、I成分の大きさはサイ
ン波3の振幅D1と同じであり、Q成分の大きさはコサ
イン波4の振幅D2と同じである。D2=λ×D1である
時、UQPSK方式ではλが0ないし1の値を有する。
λが0であれば、2進PSK(BPSK)となり、λが
1であれば、平衡QPSKとなる。
【0011】図1(b)を参照すれば、伝送装置100
でD1及びD2が定めてある時、受信装置では受信された
信号に加えられた雑音の大きさに応じてQ成分を選択的
に受信できる。すなわち、高い信号対雑音比(Signal t
o Noise Ratio: SNR)を有して雑音の大きさがQ成分の
振幅D2より小さい場合にはI成分及びQ成分を両方と
も受信してこれを合成して基本情報に付加情報が加えら
れた元のデータを得ることができるが、低いSNRを有
して雑音の大きさがD2より大きい場合にはI成分のみ
を受信して基本データのみを得ることができる。
【0012】図1(b)を参照すれば、伝送信号7は、
4つの信号点21,22,23,24のうち一つとな
る。しかし、受信装置110では、雑音の加えられた伝
送信号17を受信することになる。例えば、信号点25
に当たる信号を受信した場合、受信装置110でQ成分
を受信するためには、伝送された信号7が信号点21に
当たる信号であるか、それとも信号点22に当たる信号
であるかを判断しなければならない。もし、伝送信号7
が信号点22に当たる信号であり、Q成分に加えられた
雑音の大きさがn2であるとした時、受信装置110で
伝送信号7が信号点21に当たり、Q成分にn1の大き
さの雑音が加えられたと判断されれば、エラーが生じて
しまう。従って、Q成分の振幅D2が大きいほど雑音に
よるエラーの発生可能性が低くなってより多くの受信装
置が付加データを受信可能になる。
【0013】しかしながら、UQPSK方式では伝送電
力が一定である必要があるため、Q成分を大きくすれ
ば、I成分を小さくしなければならない。これを図1
(b)を参照して説明すれば、一定した伝送電力は信号
点が単位円26上に位置しなければならないため、D2
を大きくすればD1が小さくなるということが分かる。
従って、高いSNRを有した受信装置のためにQ成分を
大きくする場合、低いSNRを有した受信装置で雑音が
1より大きくてI成分も受信できなくなる場合があ
る。このように低いSNRを有する受信装置が伝送装置
から伝送される基本データを受信できない状態をアウテ
ージと言う。
【0014】すなわち、非平衡変調方式を用いてスケー
ラブルなデータ構造を有するマルチキャストデータを伝
送する方法においては、基本データ及び付加データを一
つの伝送方法により伝送し、受信装置の物理的な状態に
応じて付加データの受信可否を決定するため、全受信装
置が受信するデータの量を増やすためにデータレートを
高めれば、アウテージが生じてそれ以上データレートが
高められなくなるといった問題点がある。
【0015】上述したマルチキャスト伝送技術を説明し
た技術文献としては、例えば、特許文献1、特許文献2
がある。
【0016】
【特許文献1】欧州特許出願公開第1093249号
(A2)明細書
【特許文献2】米国特許第6411616号(B1)明
細書
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する技術的課題は、スケーラブルなデータ構造を有する
マルチキャストデータを伝送するに当たって、各々のス
トリームを伝送するデータレート及び受信装置グループ
を予め決定して伝送することにより、全受信装置が受信
する付加情報の量を増やしつつも基本情報を受信できな
い受信装置が無いようにして、全受信装置が受信するデ
ータの量を最大化させ、基本情報に付加情報を加えて高
品質の情報が受信可能な受信装置の数を最大化できるマ
ルチキャストデータの効率良い無線送受信装置及び方法
を提供することにある。
【0018】本発明が解決しようとする他の技術的課題
は、前記無線伝送装置及び多数の前記無線受信装置を含
むマルチキャストデータの無線通信システムを提供する
ことにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題を解決す
るために、本発明に係るマルチキャストデータの無線伝
送装置は、多数の外部受信装置が受信可能なデータレー
トに応じて前記マルチキャストデータを分離し、所定の
データレートに対応する複数本のマルチキャストストリ
ームを生成するストリーム生成部と、前記複数本のマル
チキャストストリームを各々符号化処理する符号化処理
部と、前記符号化処理されたマルチキャストストリーム
に各々対応するヘッダを生成して所定のデータレートで
変調するヘッダ処理部と、前記複数の符号化処理された
マルチキャストストリームを対応するデータレートで変
調するストリーム変調部と、前記変調されたマルチキャ
ストストリームに前記変調されたヘッダを付加して一枚
以上の伝送フレームを生成するフレーム生成部とを含む
ことを特徴とする。
【0020】前記技術的課題を解決するために、本発明
に係るマルチキャストデータの無線伝送方法は、多数の
外部受信装置が受信可能なデータレートに応じて前記マ
ルチキャストデータを分離し、所定のデータレートに対
応する複数本のマルチキャストストリームを生成する段
階と、前記複数本のマルチキャストストリームを各々符
号化処理する段階と、前記符号化処理されたマルチキャ
ストストリームに各々対応するヘッダを生成して所定の
データレートで変調する段階と、前記複数本の符号化処
理されたマルチキャストストリームを対応するデータレ
ートで変調する段階と、前記変調されたマルチキャスト
ストリームに前記変調されたヘッダを付加して一枚以上
の伝送フレームを生成する段階とを含むことを特徴とす
る。
【0021】前記技術的課題を解決するために、本発明
に係るマルチキャストデータの無線受信装置は、外部の
伝送装置から伝送された一枚以上の伝送フレームのうち
ヘッダ部分を復調してヘッダ情報信号を生成するヘッダ
復調部と、前記ヘッダ情報信号に基づき前記伝送フレー
ムのうち受信するデータストリーム部分を各々復調して
一本以上の符号化処理されたデータストリームを生成す
るストリーム復調部と、前記一本以上の符号化処理され
たデータストリームをデコーディングするストリームデ
コーディング部と、前記一本以上のデコーディングされ
たデータストリームを合成してスケーラブルなデータ構
造を有するデータを出力するデータ合成部とを含むこと
を特徴とする。
【0022】前記技術的課題を解決するために、本発明
に係るマルチキャストデータの無線受信方法は、外部の
伝送装置から伝送された一枚以上の伝送フレームのうち
ヘッダ部分を復調して伝送フレームのうち受信するデー
タストリーム部分を決定する段階と、前記伝送フレーム
のうち受信するデータストリーム部分を各々復調して一
本以上の符号化処理されたデータストリームを生成する
段階と、前記一本以上の符号化処理されたデータストリ
ームをデコーディングする段階と、前記一本以上のデコ
ーディングされたデータストリームを合成してスケーラ
ブルなデータ構造を有するデータを生成する段階とを含
むことを特徴とする。
【0023】前記技術的課題を解決するために、本発明
は、前記伝送方法をコンピュータで実行させるためのプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体、及び前記受信方法をコンピュータで実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体をそれぞれ提供する。
【0024】前記他の技術的課題を解決するために、本
発明に係るマルチキャストデータの無線通信システム
は、多数の無線受信装置が受信可能なデータレートに応
じてスケーラブルなデータ構造を有するマルチキャスト
データを分離し、所定のデータレートに対応する複数本
のマルチキャストストリームを生成するストリーム生成
部と、前記複数本のマルチキャストストリームを各々符
号化処理する符号化処理部と、前記符号化処理されたマ
ルチキャストストリームに各々対応するヘッダを生成し
て所定のデータレートで変調するヘッダ処理部と、前記
複数の符号化処理されたマルチキャストストリームを対
応するデータレートで変調するストリーム変調部と、前
記変調されたマルチキャストストリームに前記変調され
たヘッダを付加して一枚以上の伝送フレームを生成する
フレーム生成部とを含むマルチキャストデータの無線伝
送装置と、前記無線伝送装置から伝送された一枚以上の
伝送フレームのうちヘッダ部分を復調してヘッダ情報信
号を生成するヘッダ復調部と、前記ヘッダ情報信号に基
づき前記伝送フレームのうち受信するデータストリーム
部分を各々復調して一本以上の符号化処理されたデータ
ストリームを生成するストリーム復調部と、前記一本以
上の符号化処理されたデータストリームをデコーディン
グするストリームデコーディング部と、前記一本以上の
デコーディングされたデータストリームを合成してスケ
ーラブルなデータ構造を有するデータを出力するデータ
合成部とを含む多数のマルチキャストデータの無線受信
装置とを含むことを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき、本
発明に係るマルチキャストデータの送受信装置及び方法
を詳細に説明する。
【0026】本発明が適用されるためには、伝送装置側
で受信装置の総数と各受信装置の受信能力及び各受信装
置との伝送チャンネルの状態などを知っていなければな
らない。これは、以前の通信内容を通じて分かるので、
通常の通信システムで満足される要件である。
【0027】全受信装置が受信するデータの量を最大化
させつつ基本情報を受信できない受信装置が無いように
するためには、基本データを伝送する方法と付加データ
を伝送する方法とが互いに独立的でなければならない。
非平衡変調方式では、2種類のデータを一つの方法によ
り伝送すると互いに影響を及ぼすため、高いSNRを有
して一層高いデータレートで受信可能な受信装置のため
に付加データを含むQ成分の電力を高めれば、基本デー
タを含むI成分の電力が低くなり、低いSNRを有する
受信装置にアウテージが生じる。
【0028】この問題を回避するため、本発明に係るマ
ルチキャストデータの伝送装置では、受信装置の総数と
各受信装置の受信能力及び各受信装置との伝送チャンネ
ルの状態などの情報を通じて各受信装置が受信可能なデ
ータレートを決定し、これにより、各データレートに対
応する受信装置をグループ分けして、各グループ別に基
本情報及び付加情報をどの程度伝送するべきかを決定す
る。これにより、マルチキャストデータを複数本のマル
チキャストストリームに分離し、各マルチキャストスト
リームを、受信装置グループと、その受信装置グループ
に割り当てられたデータレートで伝送可能な変調方法と
に対応づける。各マルチキャストストリームは、全受信
装置が受信するデータの量が最大となるように、受信装
置グループに対応づけされる。この時、基本情報を含む
マルチキャストストリームをすべての受信装置を含む受
信装置グループに対応づけることにより、基本情報を受
信できない受信装置が無いようにする。付加情報を含む
マルチキャストストリームには、高いデータレートでも
受信可能な受信装置を含む受信装置グループを対応づけ
て、全受信装置が受信するデータの量を最大化するとと
もに、基本情報及び付加情報を両方とも受信して基本情
報のみ受信する場合より高品質の情報を得ることのでき
る受信装置の数を最大化することができる。
【0029】図2は、本発明に係るマルチキャストデー
タの伝送装置の一実施の形態を示すブロック図である。
図2を参照すれば、望ましい実施の形態によるマルチキ
ャストデータの伝送装置は、ストリーム生成部200、
符号化処理部210、ヘッダ処理部220、ストリーム
変調部230及びフレーム生成部240を含む。
【0030】図2を参照すれば、ストリーム生成部20
0は、複数の外部受信装置がデータ受信可能なデータレ
ートに応じてスケーラブルなデータ構造を有するマルチ
キャストデータ31を分離し、所定のデータレートに対
応する複数本のマルチキャストストリーム32を生成す
る。ストリーム生成部200でマルチキャストデータ3
1を分離してマルチキャストストリーム32を生成する
に当たっては、全受信装置が受信するマルチキャストデ
ータの量を最大としつつも、基本情報を受信できない受
信装置が無いようにしなければならない。
【0031】これらの条件を数式にて説明すれば、下記
の通りである。
【0032】データ伝送において、1単位として取り扱
われる信号要素をバーストと呼ぶ。変調において、デー
タレートは各バーストのデータビット数である。したが
って、r*nビットの大きさを有するマルチキャストス
トリームをデータレートrで変調すれば、n個のバース
トが生成される。
【0033】ストリーム生成部200で生成するN本の
マルチキャストストリームに、データレートが低い順に
1からNまで番号を付し、各マルチキャストストリーム
に対応するデータレートを各々r1,r2,...,
N、各マルチキャストストリームの受信装置グループ
に含まれる受信装置の数をu1,u2,...,uN、各
マルチキャストストリームが変調された後に生成される
バーストの数をn1,n2,...,nNとした時、全受
信装置が受信するマルチキャストデータの量を最大化さ
せる条件は、下記式1によって満足する。
【0034】
【数1】
【0035】基本情報を受信できない受信装置がないよ
うにするためには、全受信装置が受信可能な最も低いデ
ータレートに対応するマルチキャストストリームが、す
べての基本情報を含むように十分に大きくなければなら
ない。これを数式で表せば、下記式2のようになる。
【0036】
【数2】
【0037】前式2において、rminは、ビット単位で
表わした基本データの大きさである。
【0038】各受信装置グループに含まれるデータレー
トr1,r2,...,rN及び受信装置の数u1
2,...,uNは、受信装置が受信可能なデータレー
ト及び伝送装置が変調可能な変調方法により決定される
ため、ストリーム生成部200で決定可能な値は、バー
ストの数n1,n2,...,nNだけである。ところ
が、伝送装置で伝送可能なバーストの数は限られている
ため、バーストの数を決定することは、条件付最適化の
問題(constrained optimization problem)となる。
【0039】バーストの総数をMとした時、式2の条件
を満足するためには、n1にrmin/r1より大きいの最
小の整数Lを割り当て、各バーストの数nk(k=
1,...,N)のうち係数rkkが最も大きいnk
残りのM−Lを割り当てなければならない。
【0040】すなわち、基本データが、最も低いデータ
レートに対応するマルチキャストストリームに含まれ、
残りの付加データが、各々のデータレートのうち当該デ
ータレートとそのデータレートで受信可能な受信装置の
数との乗算値が最大となるデータレートに対応するマル
チキャストストリームに含まれるように、マルチキャス
トストリーム32を生成しなければならない。
【0041】符号化処理部210は、複数本のマルチキ
ャストストリーム32を各々符号化処理する。そのた
め、符号化処理部210は、複数本のマルチキャストス
トリーム32を各々順方向誤り訂正(Forward Error Co
rrection: FEC)符号化させる第1処理部211、FE
C符号化されたマルチキャストストリーム33を各々イ
ンタリーブする第2処理部212、及びFEC符号化及
びインタリーブされたマルチキャストストリーム34を
各々信号点配置マッピングする第3処理部213を含む
ことが望ましい。
【0042】符号化処理部210における符号化処理
は、チャンネル符号化を意味する。チャンネル符号化
は、エラーを訂正するための機能を有する。無線通信シ
ステムでは、FEC符号化が使われるが、これには、周
期的冗長検査(cyclic redundancy check: CRC)やコン
ボリューショナルコード、ターボコードなどがある。
【0043】バースト性エラーが発生するなどFEC符
号化のエラー訂正が不十分である場合にインタリーブが
使われる。インタリーブは、信号内の複数のビットを互
いに独立に分散配置させてバースト性エラーをランダム
性エラーに変換してエラー訂正を可能にする方法であ
る。
【0044】信号点配置マッピングは、QPSK(Quad
rature Phase Shift Keying)やQAM(Quadrature Am
plitude Modulation)などの変調方法で各信号点の位相
及び振幅を調節することを言う。例えば、図1(b)の
信号点配置において、λの値を調節してD1及びD2の大
きさを変える。
【0045】図2を参照すれば、第1処理部211、第
2処理部212及び第3処理部213がそれぞれFEC
符号化、インタリーブ及び信号点配置マッピングを行う
が、これは一つの実施の形態に過ぎず、その順序や符号
化方法などはチャンネル状態及び各受信装置の状態に応
じて異なる。
【0046】ヘッダ処理部220は、符号化処理された
マルチキャストストリーム35に各々対応するヘッダを
生成して所定のデータレートで変調する。ヘッダは、各
マルチキャストストリームごとに生成され、受信装置の
マルチキャストストリーム受信に必要な情報を含む。
【0047】図3(a)及び図3(b)は各々、本発明
に係るマルチキャストデータの無線伝送装置の実施形態
におけるヘッダの構成図である。図3(a)を参照すれ
ば、望ましい実施の形態によるマルチキャストデータの
無線伝送装置におけるヘッダは、各マルチキャストスト
リームの受信装置グループの媒体アクセス制御(Media
Access Control: MAC)アドレスHA、各マルチキャス
トストリームに適用された符号化処理情報HC、各マル
チキャストストリームの大きさHS、その他の必要情報
HEを含む。
【0048】無線LAN(Local Area Network)でマル
チキャストを与える方法には、複数のユニキャスト用M
ACアドレスを使用する方法と、マルチキャストのため
に定まったMACアドレスを使用する方法とがある。複
数のユニキャスト用MACアドレスを使用する方法は、
同じ情報を各受信装置の数だけ伝送するものであって、
チャンネルの利用効率面ではユニキャスト方法と同じで
ある。伝送チャンネルを効率良く利用しようとするマル
チキャストの長所を生かすためには、マルチキャストの
ためのMACアドレスを使用しなければならない。ハイ
パーLAN2の場合、総256個のMACアドレスのう
ち32個がマルチキャストのために割り当てられてい
る。マルチキャスト用MACアドレスを利用するために
は、マルチキャストを受信する受信装置が含まれたグル
ープを指定して各グループ別に一つずつのMACアドレ
スを指定しなければならない。
【0049】各マルチキャストストリームに適用された
符号化処理情報HCには、FEC符号化の方法、符号化
率、パンクチュアリング方式、インタリーブ方式、信号
点配置方法及び変調データレートなどが含まれる。
【0050】図3(b)を参照すれば、実施形態によっ
て、ヘッダは、HA、HC、HS及びHEに付加して一
層高いデータレートに対応するマルチキャストストリー
ムの存否を示すビットHNをさらに含む。HNビットが
1であれば、一層高いデータレートに対応するマルチキ
ャストストリームが存在し、0であれば、該当マルチキ
ャストストリームが最も高いデータレートに対応する。
【0051】このようにして生成されたヘッダは、所定
のデータレートを有する変調方法により変調される。ヘ
ッダの伝送に当たって、エラー発生を小さくするために
は、ヘッダを最も低いデータレートで変調することが望
ましい。しかしながら、受信しないストリームに該当す
るヘッダは受信装置で受信しなくても良いので、各々の
ヘッダを対応するマルチキャストストリームと同じデー
タレートで変調することもできる。
【0052】ストリーム変調部230は、符号化処理さ
れたマルチキャストストリーム35を対応するデータレ
ートで変調する。
【0053】フレーム生成部240は、変調されたマル
チキャストストリーム36に変調されたヘッダ41を付
加して一枚以上の伝送フレーム50を生成する。
【0054】図4(a)ないし図4(c)は各々、本発
明に係るマルチキャストデータの無線伝送装置の実施の
形態における伝送フレームの構成図である。
【0055】図4(a)は、N個の変調されたヘッダH
1,H2,...,HNを対応するN本の変調されたマル
チキャストストリームD1,D2,...,DNに各々付
加してN枚の伝送フレームF1,F2,...,FNを構
成する場合の伝送フレームの構成図である。図4(a)
を参照すれば、各々のフレームFk(k=1,
2,...,N)は、ヘッダ部(各Hk)及びデータス
トリーム部(各Dk)を含む。
【0056】図4(b)は、N個の変調されたヘッダH
1,H2,...,HNを前方に配置し、N本の変調され
たマルチキャストストリームD1,D2,...,DN
後方に配置して1枚の伝送フレームを構成する場合の伝
送フレームの構成図である。図4(b)を参照すれば、
ヘッダH1,H2,...,HN及びデータストリーム
1,D2,...,DNは対応するデータレートが低い
順番に配列される。
【0057】図4(a)または図4(b)の構成を有す
る伝送フレームを受信装置で受信する時には、ヘッダ内
のMACアドレスHAを参照して受信するか否かを決定
する。すなわち、MACアドレスに対応する受信装置グ
ループに当該受信装置が含まれる場合に限って、該当す
るデータストリームを受信する。
【0058】図4(c)は、図4(b)の伝送フレーム
において、N個のヘッダ全体を一つの大きいヘッダCH
として見なした場合の構成図である。この場合、各ヘッ
ダは、図3(b)の構成を有することが望ましい。この
時、ヘッダCHは、N本のストリームに関する符号化処
理情報HC1,HC2,...,HCN、大きさHS1,H
2,...,HSN、その他の情報HE1,H
2,...,HEN及び次ストリームの存否を示すビッ
トHN1,HN2,...,HNNを含む。ところで、受
信装置グループのMACアドレスHAはN個を含む必要
がなく、最も前のMACアドレスのみを含み、残りのN
−1個のMACアドレスは省略しても良い。
【0059】図4(c)の構成を有した伝送フレームを
受信する場合、受信装置では、MACアドレスHAの代
わりに符号化処理情報HC1,HC2,...,HCN
び次ストリームの存否を示すビットHN1,H
2,...,HNNの内容に基づき受信するデータスト
リーム部分を決定する。
【0060】図5は、本発明に係るマルチキャストデー
タの受信装置の一実施の形態を示すブロック図である。
図5を参照すれば、望ましい実施の形態によるマルチキ
ャストデータの受信装置は、ヘッダ復調部300、スト
リーム復調部310、ストリームデコーディング部32
0及びデータ合成部330を含む。
【0061】図5を参照すれば、ヘッダ復調部300
は、外部の伝送装置から伝送された一枚以上の伝送フレ
ーム51のうちヘッダ部分を復調してヘッダ情報信号5
2を生成する。
【0062】図5の実施の形態で復調されたヘッダは、
図3(a)または図3(b)に示された構造を有する。
受信するデータストリーム部分を決定する方法は、伝送
フレームの構造によって異なる。
【0063】一つの方法は、図4(a)または図4
(b)のフレーム構成に対応するものである。ここ方法
によれば、まず、各々のヘッダ内のMACアドレスHA
を参照してこの受信装置は、MACアドレスにより指定
される受信装置グループに属しているか否かを判断す
る。受信装置が当該受信装置グループに属するならば、
対応するデータストリーム部分を受信し、そうでなけれ
ば、対応するデータストリーム部分を受信しない。
【0064】もう一つの方法は、図4(c)のフレーム
構成に対応するものであって、ヘッダ内のMACアドレ
スHAがマルチキャストの対象となるあらゆる受信装置
を含む受信装置グループを指定する場合である。この方
法によれば、受信装置は、自体が該当受信装置グループ
に属しているか否かを判断し、もし、属していないなら
ば、伝送フレームを受信しない。もし、当該受信装置グ
ループに属しているならば、ヘッダに含まれた符号化情
報HC1,HC2,...,HCN及び次ストリームの存
否を示すビットHN1,HN2,...,HNNの内容に
基づき受信するデータストリーム部分を決定する。
【0065】ストリーム復調部310は、ヘッダ情報信
号52に基づき伝送フレーム51のうち受信するデータ
ストリーム部分を各々復調して一本以上の符号化処理さ
れたデータストリーム55を生成する。
【0066】ストリームデコーディング部320は、一
本以上の符号化処理されたデータストリーム55をデコ
ーディングする。そのためには、ストリームデコーディ
ング部320は、各々の符号化処理されたデータストリ
ーム55を信号点配置デマッピングする第1デコーディ
ング部321、信号点配置デマッピングされたデータス
トリーム56をデインタリーブする第2デコーディング
部322、信号点配置デマッピング及びデインタリーブ
されたデータストリーム57をFECデコーディングす
る第3デコーディング部323を含むことが望ましい。
【0067】データ合成部330は、一本以上のデコー
ディングされたデータストリーム58を合成してスケー
ラブルなデータ構造を有するデータ60を出力する。も
し、受信可能なデータストリームが一本のみであれば、
これは、それ自体で基本情報を含むデータとなる。も
し、幾つかのデータストリームが受信されたならば、基
本情報を含むデータストリームに付加情報を含むデータ
ストリームを付加して一層高品質の情報を有したデータ
を得ることができる。
【0068】本発明に係る通信システムを図1(a)の
UQPSK方式の通信システムと比較するために、無線
LAN標準の一つであるIEEE 802.11a方式
を用いた無線LANシステムにおける模擬実験を行っ
た。
【0069】図6は、IEEE 802.11a方式が
サポートする各変調方式における関連変数を示すテーブ
ルである。図6を参照すれば、IEEE 802.11
aがサポートするデータレート61は、6Mbpsから
54Mbpsまでの8種である。このためにBPSK,
QPSK,16QAM及び64QAMの変調方式62を
用いる。符号化率63は、符号化前のデータビット数及
び符号化後のデータビット数の割合である。
【0070】IEEE 802.11aでは、直交周波
数分割多重(Orthogonal FrequencyDivision Multiplex
ing: OFDM)変調方式を用いる。OFDM変調では、4
8本の直交搬送波(キャリア)を用いて伝送を行う。各
直交搬送波をサブキャリアと言い、48本のサブキャリ
アを用いて伝送される1単位の信号バーストをOFDM
記号と言う。サブキャリア別符号化されたビット数64
は、各変調方式により決定されるが、BPSKは1ビッ
ト、QPSKは2ビット、16QAMは4ビット、そし
て64QAMは6ビットである。
【0071】OFDM変調では、一つのOFDM記号が
48本のサブキャリアを用いて伝送されるため、OFD
M記号別符号化されたビット数65は、サブキャリア別
符号化されたビット数64に48を掛けた数である。O
FDM記号別データビット数66は、OFDM記号別符
号化されたビット数65に符号化率63を掛けた値であ
る。
【0072】マルチキャスト伝送では、すべての受信装
置が信号を受信できなければならないため、マンダトリ
モードのみを使用する。マンダトリモードとは、システ
ムでサポートすることが強制されている変調方式のこと
である。IEEE 802.11aを使用する場合、図
6の8種の変調方式のうちマンダトリモードはデータレ
ートが6,12,24Mbpsである場合(71,7
2,73参照)の3種である。
【0073】受信装置の総数をA、各々のデータレート
で受信可能な受信装置の数を各々u 1,u2,u3とす
る。計算の便宜のために、各々の受信装置グループで一
層高いデータレートで受信可能な受信装置を除いた受信
装置の数を各々a1,a2,a3とすれば、a1=u1
2,a2=u2−u3,a3=u3,a1+a2+a3=Aで
あるため、u1=A,u2=A−a1,u3=A−a1−a2
である。OFDM記号別伝送可能なデータビット数をr
1,r2,r3とすれば、r1=24,r2=48,r3=9
6である。
【0074】各々の変調方式で伝送するOFDM記号の
数をn1,n2,n3とし、伝送に利用可能なバーストの
総数をMとした時、前式1をa1,a2,a3に対して書
き直せば、下記式3の通りである。
【0075】
【数3】
【0076】基本データの大きさrmin=256ビット
とすれば、Aの受信装置がいずれも基本データを受信で
きるためには、rmin/r1=256/24=10.67
であるため、n1は11以上でなければならない。
【0077】この条件で前式3を満足するn1,n2,n
3の値は、a1,a2,a3の分布によって決定される。図
7は、このような受信装置のデータレート別分布を示す
グラフである。
【0078】図7を参照すれば、もし、a1≧A/2で
あり、a1+a2≧3/4*Aであれば(a領域)、rk
k値が最も大きい時のkは1であるため、Mのバース
ト全体を6Mbpsのデータレートを有するBPSKで
変調して伝送しなければならない。
【0079】もし、a1<A/2であり、a1+2a2
Aであれば(b領域)、rkk値が最も大きい時のkは
2であるため、M個のバーストのうち11個はBPSK
で、残りの(M−11)個は12Mbpsのデータレー
トを有するQPSKで変調して伝送しなければならな
い。
【0080】もし、a1+a2<3/4*Aであり、a1
+2a2<Aであれば(c領域)、r kk値が最も大き
い時のkは3であるため、M個のバーストのうち11個
はBPSKで、残りの(M−11)個は24Mbpsの
データレートを有する16QAMで変調して伝送しなけ
ればならない。
【0081】図7の各領域別に受信装置の平均受信デー
トレート及びアウテージの発生を調べてみた。バースト
総数Mは50、受信装置の総数Aは20とし、(a)領
域ではa1=10,a2=7,a3=3である場合、
(b)領域ではa1=7,a2=3,a3=10である場
合、(c)領域ではa1=7,a2=3,a3=10であ
る場合を各々考慮した。この場合、各受信装置のSNR
は次第に0.5dBずつ高まる均一分布を有するとし
た。例えば、a3=3の場合、各受信装置は16QAM
を受信できる最小SNRより各々0dB,0.5dB及
び1dB高いものとなる。QPSKを受信するために
は、BPSKを受信する場合より3dBだけ一層大きい
SNRが必要であり、16QAMを受信するためには、
QPSKを受信する場合より7dBだけ一層大きいSN
Rが必要である。
【0082】図1(a)のUQPSK方式の伝送システ
ムでは、λの値に応じて必要なSNRが決まる。受信装
置側で通信チャンネルを介して受信された全信号のSN
RをγUQPSK、I成分のSNRをγI、Q成分のSNRを
γQとすれば、γQ=λ2*γIであり、γUQPSK=γI+γ
Qであるため、γI=γUQPSK/(1+λ2)であり、γ Q
=λ2γUQPSK/(1+λ2)である。従って、I成分及
びQ成分に対するビット誤り率(BER)は、下記式4
の通りである。
【0083】
【数4】
【0084】BPSK方式及びQPSK方式で、受信信
号のSNRを各々γBPSK及びγQPSKとすれば、各々のB
ERは、下記式5の通りである。図1(a)のシステム
でI成分を通じて伝送される基本データがBPSK方式
を通じて伝送される場合と同じBERを得るためには、
γUQPSKがγBPSKより10log10(1+λ2)だけ大き
くなければならず、Q成分を通じて伝送される付加デー
タがQPSK方式を通じて伝送される場合と同じBER
を得るためには、γUQPSKがγQPSKより10log
10(1+λ2)/2λ2dBだけ一層大きくなければなら
ない。
【0085】
【数5】
【0086】図8(a)ないし図8(c)は、各領域別
に図1(a)のUQPSK方式を用いた場合の各変調方
式で受信できる受信装置の数、平均データレート及びア
ウテージの数を示すテーブルである。図8(a)ないし
図8(c)を参照すれば、λの値が高まるにつれてQP
SKで受信できる受信装置の数は増えるが、アウテージ
が発生することが分かる。
【0087】まず、A=20、a1=10,a2=7,M
=50である場合(領域a)、本発明に係るマルチキャ
ストデータの伝送装置は、6Mbpsのデータレートに
て50個のバーストをBPSK変調する。従って、20
個の受信装置はいずれも6Mbpsにて50個のバース
トを受信し、平均データレートは6Mbpsとなる。図
8(a)は、図1(a)のUQPSK方式における模擬
実験の結果である。図8(a)を参照すれば、ほとんど
のλ値に対して平均データレートは6Mbps以上であ
るが、λの値が大きくなるにつれてアウテージが増える
ことが分かる。
【0088】A=20、a1=7,a2=8,M=50で
ある場合(領域b)、本発明に係るマルチキャストデー
タの伝送装置は、6Mbpsのデータレートにて11個
のバーストをBPSK変調し、12Mbpsのデータレ
ートにて39個のバーストをQPSK変調する。従っ
て、平均データレートは7.404Mbpsとなる。図
8(b)を参照すれば、図1(a)の方式による場合、
平均データレートは6Mbpsで7.8Mbpsである
が、λの値が大きくなるにつれてアウテージが増えるこ
とが分かる。
【0089】A=20、a1=7,a2=3,M=50で
ある場合(領域c)、本発明に係るマルチキャストデー
タの伝送装置は、6Mbpsのデータレートにて11個
のバーストをBPSK変調し、24Mbpsのデータレ
ートにて39個のバーストを16QAM変調する。従っ
て、平均データレートは10.68Mbpsとなる。図
8(c)を参照すれば、図1(a)の方式による場合、
λの値が大きくなるにつれてアウテージが生じるだけで
はなく、平均データレートも大きくとも8.4Mbps
であるということが分かる。
【0090】受信装置のデータレートが全体的に低い場
合、図1(a)のUQPSK方式による時には平均デー
タレートが本発明による場合よりやや高いが、SNRが
低い受信装置はアウテージが生じて伝送サービスを受け
られない。
【0091】これに対し、受信装置のデータレートが全
体的に高い場合、本発明による場合に平均データレート
が図1(a)の場合と比較して遥かに高いということが
分かる。このことは、UQPSKで提供できない16Q
AM変調を使用したからである。
【0092】本発明に係るマルチキャストデータの伝送
及び図1(a)の伝送装置によるマルチキャストデータ
の伝送において、所定の変数の変化によるデータレート
の合計及びアウテージの確率の変化を求めてみた。
【0093】経路損失モデルとしては、ログ距離モデル
及びログ正規フェージングモデルを使用した。この場合
の経路損失Lは、下記式6の通りである。
【0094】
【数6】
【0095】前式6において、fはキャリア周波数、c
は光の速度、dはメートル単位で表わした送信装置と受
信装置との距離、αは経路損失指数、そしてXσは標準
偏差がσである正規分布を有したログ正規フェージング
を表わす。
【0096】受信装置におけるSNRは、下記式7によ
り計算できる。
【0097】
【数7】
【0098】前式7において、Ptxは送信電力であって
24dBm、BWは帯域幅であって20MHz、kはボ
ルツマン定数であって1.38×10-23Joule/
Kelvin、Tは温度であって293K、NFは雑音
指数であって6dBと仮定した。マルチキャスト受信装
置の数であるUは、下記式8のように、ポアソン分布を
従う。
【0099】
【数8】
【0100】前式8において、aは受信装置の数の平均
値である。受信装置は、空間的に同心円内に均等に分布
すると仮定し、円の半径は、BPSK方式により受信す
る受信装置がログ正規フェージングのない場合に成功的
に受信可能な最大距離とした。付加ホワイトガウス雑音
(AWGN)チャンネルを仮定すれば、BPSK及びQ
PSK方式において必要なSNRは、前式5においてB
ERを10-6として各々得ることができる。16QAM
において必要なSNRは、QPSKにおいて必要なSN
Rに7dBを加えて得た。
【0101】図9は、経路損失指数αの変化によるデー
タレートの合計を示すグラフである。図9を参照すれ
ば、経路損失指数が2.5より大きい場合、本発明に係
る伝送装置を通じて得たデータレートの合計がUQPS
K方式より優れているということが分かる。この時、受
信装置数の平均aは30、ログ正規フェージングの標準
偏差σは4dBとした。
【0102】もし、受信装置がBPSK,QPSK,1
6QAMを受信できる距離が各々d1,d2,d3であ
ると仮定すれば、各変調方式により伝送されたデータを
受信できる受信装置の数は、同心円の面積に比例する。
前式6から、BPSKで変調された信号を受信できる受
信装置の数u1、QPSKを受信できる受信装置の数
2、16QAMを受信できる受信装置の数u3に対する
2/u3及びu1/u3の平均を各々求めれば、下記式9
の通りである。
【0103】
【数9】
【0104】前式9より、αが大きくなるにつれてより
多くの受信装置がより高いデータレートで変調された信
号を受信できるということが分かる。
【0105】図10は、経路損失指数の変化によるアウ
テージ確率の変化を示すグラフである。図10を参照す
れば、本発明に係る伝送装置におけるアウテージ確率
は、図1(a)のUQPSK方式を使用した場合より常
時小さいということが分かる。このことは、UQPSK
方式では、I成分のみを受信する受信装置に対してもB
PSKで変調された信号を受信する場合より一層高いS
NRを要するからである。
【0106】図11は、受信装置数の平均aの変化によ
るデータレートの合計の変化を示すグラフである。図1
1を参照すれば、平均受信装置の数が10ないし40個
である時、本発明による場合におけるデータレートの合
計がUQPSK方式を使用した場合より大きいというこ
とが分かる。
【0107】図12は、受信装置数の平均aの変化によ
るアウテージ確率の変化を示すグラフである。図12を
参照すれば、アウテージ確率は、受信装置数の平均とは
関係ないということが分かる。
【0108】図11及び図12を参照すれば、UQPS
K方式においてλ=1の場合、すなわちQPSKの場合
にデータレートの合計は本発明による場合と同じである
が、アウテージ確率は2倍となることが分かる。
【0109】図13は、ログ正規フェージングの標準偏
差σの変化によるデータレートの変化を示すグラフであ
る。図14は、ログ正規フェージングの標準偏差σの変
化によるアウテージ確率の変化を示すグラフである。図
13及び図14において、経路損失指数αは3とし、受
信装置数の平均aは30とした。
【0110】図13を参照すれば、ログ正規フェージン
グの標準偏差が高まるにつれて本発明による伝送の場合
にデータレートの合計が高まるが、UQPSKの場合に
データレートの合計が低まるということが分かる。
【0111】図14を参照すれば、ログ正規フェージン
グの標準偏差が高まるにつれて2種の方式共にアウテー
ジ確率が高まるということが分かり、本発明による伝送
の場合にアウテージ確率がBPSKの場合と同じであ
り、λの値が0より大きい場合のUQPSK方式による
伝送の場合より常時小さいということが分かる。
【0112】本発明は、コンピュータ(情報処理機能を
有する装置をいずれも含む)上で実行可能なプログラム
として具現可能であり、コンピュータにて読取り可能な
記録媒体に格納されるほか、電気通信回線(各種ネット
ワーク)を介して提供、流通が可能である。本発明をコ
ンピュータにて読取り可能なコードとして記録する、コ
ンピュータにて読取り可能な記録媒体は、コンピュータ
システムにより読取り可能なデータが格納(記憶)され
るあらゆる種類の記録装置を含む。コンピュータにて読
取り可能な記録装置の例としては、ROM、RAM、C
D−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディ
スク、光データ記憶装置などがある。
【0113】本発明は、図面に示された実施形態を参考
として説明されたが、これは単なる例示的なものに過ぎ
ず、この技術分野における当業者であれば、これより各
種の変形及び均等な他の実施形態が可能であるというこ
とは理解できるであろう。よって、本発明の真の技術的
な保護範囲は特許請求の範囲上の技術的な思想によって
定まるべきである。
【0114】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るマルチ
キャストデータの送受信装置及び方法によれば、スケー
ラブルなデータ構造を有するマルチキャストデータを伝
送するに当たって、各々のストリームを伝送するデータ
レート及び受信装置グループを予め決定して伝送するこ
とにより、全受信装置が受信する付加情報の量を増やし
つつも、基本情報を受信できない受信装置が無いように
する。また、全受信装置が受信するデータの量を最大化
でき、且つ、基本情報に付加情報を加えて高品質の情報
を受信できる受信装置の数を最大化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、UQPSK方式を使用した通信シス
テムのブロック図であり、(b)は、UQPSK変調方
式における伝送信号の信号点配置図である。
【図2】本発明に係るマルチキャストデータの伝送装置
の一実施の形態を示すブロック図である。
【図3】(a)及び(b)は、本発明に係るマルチキャ
ストデータの無線伝送装置の実施形態におけるヘッダの
構成図である。
【図4】(a)、(b)及び(c)は、本発明に係るマ
ルチキャストデータの無線伝送装置の実施形態における
伝送フレームの構成図である。
【図5】本発明に係るマルチキャストデータの受信装置
の一実施の形態を示すブロック図である。
【図6】IEEE 802.11a方式で支援する各変
調方式における関連変数を示すテーブルである。
【図7】本発明に係る通信システム及び図1(a)のU
QPSK方式の通信システムを比較するための模擬実験
における受信装置のデータレート別分布を示すグラフで
ある。
【図8】(a)ないし(c)は、図1(a)のUQPS
K方式の通信システムにおいて図7の各領域別に各受信
装置が受信できるデータレート及びアウテージの数を示
すテーブルである。
【図9】本発明に係る通信システム及び図1(a)のU
QPSK方式の通信システムを比較するための模擬実験
において、経路損失指数の変化によるデータレートの合
計の変化を示すグラフである。
【図10】本発明に係る通信システム及び図1(a)の
UQPSK方式の通信システムを比較するための模擬実
験において、経路損失指数の変化によるアウテージの確
率の変化を示すグラフである。
【図11】本発明に係る通信システム及び図1(a)の
UQPSK方式の通信システムを比較するための模擬実
験において、受信装置数の平均の変化によるデータレー
トの合計の変化を示すグラフである。
【図12】本発明に係る通信システム及び図1(a)の
UQPSK方式の通信システムを比較するための模擬実
験において、受信装置数の平均の変化によるアウテージ
の確率の変化を示すグラフである。
【図13】本発明に係る通信システム及び図1(a)の
UQPSK方式の通信システムを比較するための模擬実
験において、ログ正規フェージングの標準偏差の変化に
よるデータレートの合計の変化を示すグラフである。
【図14】本発明に係る通信システム及び図1(a)の
UQPSK方式の通信システムを比較するための模擬実
験において、ログ正規フェージングの標準偏差の変化に
よるアウテージの確率の変化を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/56 260 H04L 12/56 260Z 27/00 27/20 Z 27/20 27/00 Z 29/08 13/00 307C Fターム(参考) 5K004 AA01 AA05 AA08 BA02 FA03 FA05 JA03 5K030 GA03 HA08 HD03 KA04 KX18 KX28 LB06 LC02 LD04 LD05 LD06 MD08 5K033 AA01 BA15 CB06 CB13 DA01 DA19 DB18 EA07 5K034 AA05 EE03 MM08

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スケーラブルなデータ構造を有するマル
    チキャストデータを多数の外部受信装置に伝送する無線
    伝送装置において、 前記多数の外部受信装置が受信可能なデータレートに応
    じて前記マルチキャストデータを分離し、所定のデータ
    レートに対応する複数本のマルチキャストストリームを
    生成するストリーム生成部と、 前記複数本のマルチキャストストリームを各々符号化処
    理する符号化処理部と、 前記符号化処理されたマルチキャストストリームに各々
    対応するヘッダを生成して所定のデータレートで変調す
    るヘッダ処理部と、 前記複数の符号化処理されたマルチキャストストリーム
    を対応するデータレートで変調するストリーム変調部
    と、 前記変調されたマルチキャストストリームに前記変調さ
    れたヘッダを付加して一枚以上の伝送フレームを生成す
    るフレーム生成部とを含むことを特徴とするマルチキャ
    ストデータの無線伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記符号化処理部は、 前記複数本のマルチキャストストリームを各々順方向誤
    り訂正符号化させる第1処理部と、 前記順方向誤り訂正符号化された複数本のマルチキャス
    トストリームを各々インタリーブする第2処理部と、 前記順方向誤り訂正符号化及びインタリーブされた複数
    本のマルチキャストストリームを各々信号点配置マッピ
    ングする第3処理部とを含むことを特徴とする請求項1
    に記載のマルチキャストデータの無線伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記ストリーム生成部は、 基本情報を含むマルチキャストストリームは、全受信装
    置がいずれも受信可能な最も低いデータレートに対応
    し、基本情報に付加して高品質の情報を生成する付加情
    報を含むマルチキャストストリームは、全受信装置が受
    信するマルチキャストデータの量の合計が最大となるよ
    うに、複数本のマルチキャストストリームを生成するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のマルチキャストデータ
    の無線伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記ストリーム生成部は、 基本情報を含むマルチキャストストリームは、全受信装
    置がいずれも受信可能な最も低いデータレートに対応
    し、付加情報を含むマルチキャストストリームは、伝送
    可能な各々のデータレートのうち当該データレートとそ
    のデータレートで受信可能な受信装置の数との乗算値が
    最大であるデータレートに対応するように、複数本のマ
    ルチキャストストリームを生成することを特徴とする請
    求項1に記載のマルチキャストデータの無線伝送装置。
  5. 【請求項5】 前記ヘッダ処理部は、 各ヘッダを対応するマルチキャストストリームと同じデ
    ータレートで変調することを特徴とする請求項1に記載
    のマルチキャストデータの無線伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記ヘッダ処理部は、 各ヘッダを最も低いデータレートで変調することを特徴
    とする請求項1に記載のマルチキャストデータの無線伝
    送装置。
  7. 【請求項7】 前記ヘッダは各々、 対応するマルチキャストストリームが受信可能なデータ
    レートを有する受信装置をいずれも含む受信装置グルー
    プの媒体アクセス制御(MAC)アドレス、前記対応す
    るマルチキャストストリームに適用された符号化処理情
    報及び前記対応するマルチキャストストリームの大きさ
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のマルチキャス
    トデータの無線伝送装置。
  8. 【請求項8】 前記ヘッダは各々、 前記対応するマルチキャストストリームより一層高いデ
    ータレートに対応するマルチキャストストリームの存否
    を表示する情報をさらに含むことを特徴とする請求項7
    に記載のマルチキャストデータの無線伝送装置。
  9. 【請求項9】 前記フレーム生成部は、 前記変調されたヘッダを各々対応する変調されたマルチ
    キャストストリームに付加して複数の伝送フレームを生
    成することを特徴とする請求項1に記載のマルチキャス
    トデータの無線伝送装置。
  10. 【請求項10】 前記フレーム生成部は、 前記変調されたマルチキャストストリームをデータレー
    トの低い順番に配列し、前記変調されたヘッダを対応す
    るマルチキャストストリームが配列された順番に前記配
    列されたマルチキャストストリームの前方に付加して一
    枚の伝送フレームを生成することを特徴とする請求項1
    に記載のマルチキャストデータの無線伝送装置。
  11. 【請求項11】 スケーラブルなデータ構造を有するマ
    ルチキャストデータを多数の外部受信装置に伝送する無
    線伝送方法において、 (a)前記多数の外部受信装置が受信可能なデータレー
    トに応じて前記マルチキャストデータを分離し、所定の
    データレートに対応する複数本のマルチキャストストリ
    ームを生成する段階と、 (b)前記複数本のマルチキャストストリームを各々符
    号化処理する段階と、 (c)前記符号化処理されたマルチキャストストリーム
    に各々対応するヘッダを生成して所定のデータレートで
    変調する段階と、 (d)前記複数本の符号化処理されたマルチキャストス
    トリームを対応するデータレートで変調する段階と、 (e)前記変調されたマルチキャストストリームに前記
    変調されたヘッダを付加して一枚以上の伝送フレームを
    生成する段階とを含むことを特徴とするマルチキャスト
    データの無線伝送方法。
  12. 【請求項12】 前記(b)段階は、 (b1)前記複数本のマルチキャストストリームを各々
    順方向誤り訂正符号化させる段階と、 (b2)前記順方向誤り訂正符号化された複数本のマル
    チキャストストリームを各々インタリーブする段階と、 (b3)前記順方向誤り訂正符号化及びインタリーブさ
    れた複数本のマルチキャストストリームを各々信号点配
    置マッピングする段階とを含むことを特徴とする請求項
    11に記載のマルチキャストデータの無線伝送方法。
  13. 【請求項13】 前記(a)段階は、 基本情報を含むマルチキャストストリームは全受信装置
    がいずれも受信可能な最も低いデータレートに対応し、
    基本情報に付加して高品質の情報を生成する付加情報を
    含むマルチキャストストリームは全受信装置が受信する
    マルチキャストデータの量の合計が最大となるように、
    複数本のマルチキャストストリームを生成することを特
    徴とする請求項11に記載のマルチキャストデータの無
    線伝送方法。
  14. 【請求項14】 前記(a)段階は、 基本情報を含むマルチキャストストリームは全受信装置
    がいずれも受信可能な最も低いデータレートに対応し、
    付加情報を含むマルチキャストストリームは伝送可能な
    各々のデータレートのうち当該データレートとそのデー
    タレートで受信可能な受信装置の数との乗算値が最大の
    データレートに対応するように、複数本のマルチキャス
    トストリームを生成することを特徴とする請求項11に
    記載のマルチキャストデータの無線伝送方法。
  15. 【請求項15】 前記(c)段階は、 各ヘッダを対応するマルチキャストストリームと同じデ
    ータレートで変調することを特徴とする請求項11に記
    載のマルチキャストデータの無線伝送方法。
  16. 【請求項16】 前記(c)段階は、 各ヘッダを最も低いデータレートで変調することを特徴
    とする請求項11に記載のマルチキャストデータの無線
    伝送方法。
  17. 【請求項17】 前記ヘッダは各々、 対応するマルチキャストストリームが受信可能なデータ
    レートを有する受信装置をいずれも含む受信装置グルー
    プのMACアドレス、前記対応するマルチキャストスト
    リームに適用された符号化処理情報及び前記対応するマ
    ルチキャストストリームの大きさを含むことを特徴とす
    る請求項11に記載のマルチキャストデータの無線伝送
    方法。
  18. 【請求項18】 前記ヘッダは各々、 前記対応するマルチキャストストリームより一層高いデ
    ータレートに対応するマルチキャストストリームの存否
    を表示する情報をさらに含むことを特徴とする請求項1
    7に記載のマルチキャストデータの無線伝送方法。
  19. 【請求項19】 前記(e)段階は、 前記変調されたヘッダを各々対応する変調されたマルチ
    キャストストリームに付加して複数の伝送フレームを生
    成することを特徴とする請求項11に記載のマルチキャ
    ストデータの無線伝送方法。
  20. 【請求項20】 前記(e)段階は、 前記変調されたマルチキャストストリームをデータレー
    トが低い順番に配列し、前記変調されたヘッダを対応す
    るマルチキャストストリームが配列された順番に前記配
    列されたマルチキャストストリームの前方に付加して一
    枚の伝送フレームを生成することを特徴とする請求項1
    1に記載のマルチキャストデータの無線伝送方法。
  21. 【請求項21】 (a)多数の外部受信装置が受信可能
    なデータレートに応じてスケーラブルなデータ構造を有
    するマルチキャストデータを分離し、所定のデータレー
    トに対応する複数本のマルチキャストストリームを生成
    する段階と、 (b)前記複数本のマルチキャストストリームを各々符
    号化処理する段階と、 (c)前記符号化処理されたマルチキャストストリーム
    に各々対応するヘッダを生成して所定のデータレートで
    変調する段階と、 (d)前記複数の符号化処理されたマルチキャストスト
    リームを対応するデータレートで変調する段階と、 (e)前記変調されたマルチキャストストリームに前記
    変調されたヘッダを付加して一枚以上の伝送フレームを
    生成する段階とをコンピュータにて実行させるためのプ
    ログラムを記録したコンピュータにて読取り可能な記録
    媒体。
  22. 【請求項22】 外部の伝送装置から伝送されたスケー
    ラブルなデータ構造を有するマルチキャストデータの無
    線受信装置において、 前記伝送装置から伝送された一枚以上の伝送フレームの
    うちヘッダ部分を復調してヘッダ情報信号を生成するヘ
    ッダ復調部と、 前記ヘッダ情報信号に基づき前記伝送フレームのうち受
    信するデータストリーム部分を各々復調して一本以上の
    符号化処理されたデータストリームを生成するストリー
    ム復調部と、 前記一本以上の符号化処理されたデータストリームをデ
    コーディングするストリームデコーディング部と、 前記一本以上のデコーディングされたデータストリーム
    を合成してスケーラブルなデータ構造を有するデータを
    出力するデータ合成部とを含むことを特徴とするマルチ
    キャストデータの無線受信装置。
  23. 【請求項23】 外部の伝送装置から伝送されたスケー
    ラブルなデータ構造を有するマルチキャストデータの無
    線受信方法において、 (a)前記伝送装置から伝送された一枚以上の伝送フレ
    ームのうちヘッダ部分を復調して伝送フレームのうち受
    信するデータストリーム部分を決定する段階と、 (b)前記伝送フレームのうち受信するデータストリー
    ム部分を各々復調して一本以上の符号化処理されたデー
    タストリームを生成する段階と、 (c)前記一本以上の符号化処理されたデータストリー
    ムをデコーディングする段階と、 (d)前記一本以上のデコーディングされたデータスト
    リームを合成してスケーラブルなデータ構造を有するデ
    ータを生成する段階とを含むことを特徴とするマルチキ
    ャストデータの無線受信方法。
  24. 【請求項24】 (a)外部の伝送装置から伝送された
    一枚以上の伝送フレームのうちヘッダ部分を復調して伝
    送フレームのうち受信するデータストリーム部分を決定
    する段階と、 (b)前記伝送フレームのうち受信するデータストリー
    ム部分を各々復調して一本以上の符号化処理されたデー
    タストリームを生成する段階と、 (c)前記一本以上の符号化処理されたデータストリー
    ムをデコーディングする段階と、 (d)前記一本以上のデコーディングされたデータスト
    リームを合成してスケーラブルなデータ構造を有するデ
    ータを生成する段階とをコンピュータにて実行させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータにて読取り可能
    な記録媒体。
  25. 【請求項25】 多数の無線受信装置が受信可能なデー
    タレートに応じてスケーラブルなデータ構造を有するマ
    ルチキャストデータを分離し、所定のデータレートに対
    応する複数本のマルチキャストストリームを生成するス
    トリーム生成部と、 前記複数本のマルチキャストストリームを各々符号化処
    理する符号化処理部と、 前記符号化処理されたマルチキャストストリームに各々
    対応するヘッダを生成して所定のデータレートで変調す
    るヘッダ処理部と、 前記複数の符号化処理されたマルチキャストストリーム
    を対応するデータレートで変調するストリーム変調部
    と、 前記変調されたマルチキャストストリームに前記変調さ
    れたヘッダを付加して一枚以上の伝送フレームを生成す
    るフレーム生成部とを含むマルチキャストデータの無線
    伝送装置と、 前記無線伝送装置から伝送された一枚以上の伝送フレー
    ムのうちヘッダ部分を復調してヘッダ情報信号を生成す
    るヘッダ復調部と、 前記ヘッダ情報信号に基づき前記伝送フレームのうち受
    信するデータストリーム部分を各々復調して一本以上の
    符号化処理されたデータストリームを生成するストリー
    ム復調部と、 前記一本以上の符号化処理されたデータストリームをデ
    コーディングするストリームデコーディング部と、 前記一本以上のデコーディングされたデータストリーム
    を合成してスケーラブルなデータ構造を有するデータを
    出力するデータ合成部とを含む多数のマルチキャストデ
    ータの無線受信装置とを含むことを特徴とする無線通信
    システム。
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