JPH07212256A - 送信電力検出回路 - Google Patents
送信電力検出回路Info
- Publication number
- JPH07212256A JPH07212256A JP2363394A JP2363394A JPH07212256A JP H07212256 A JPH07212256 A JP H07212256A JP 2363394 A JP2363394 A JP 2363394A JP 2363394 A JP2363394 A JP 2363394A JP H07212256 A JPH07212256 A JP H07212256A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detection circuit
- reflected wave
- traveling wave
- transmission power
- extracted
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 方向性結合器を有する無線機の送信電力検出
回路において，小型の送信電力検出回路を提供する。 【構成】 方向性結合器３内の結合線路の両端に各々ス
イッチ６、１０を設け，該スイッチの切り替えにより，
進行波電力と反射波電力とを切り替えて検出するように
構成した送信電力検出回路。
回路において，小型の送信電力検出回路を提供する。 【構成】 方向性結合器３内の結合線路の両端に各々ス
イッチ６、１０を設け，該スイッチの切り替えにより，
進行波電力と反射波電力とを切り替えて検出するように
構成した送信電力検出回路。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，例えば無線機の送信電
力検出回路に関するものである。
力検出回路に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来，無線機の送信電力検出回路におい
て，進行波電力及び反射波電力を検出する手段として
は，進行波電力検出用と反射波電力検出用に各々一組ず
つ，計二組の方向性結合用線路を用いていた。以下，送
信電力検出回路の従来例を図２により説明する。図２に
おいて，送信部１からの出力信号は，送信電力増幅部２
で所要の電力に増幅された後，送信電力増幅器３内の共
振用インダクタ４に与えられ，ＬＰＦ１３，アンテナ１
４を経て出力される。一方，方向性結合器３内の進行波
用結合線路１５の両端は，終端抵抗７と検出回路８に各
々接続され，該進行波用結合線路１５にて送信出力信号
の進行波成分の一部が抽出される。この抽出された進行
波成分は検出回路８で検出され，該検出信号のレベルに
応じて，制御回路９にて送信出力電力を一定にするよう
に制御を行う。また，方向性結合器３内の反射波用結合
線路１６の両端は，終端抵抗１１と検出回路１２に接続
され，該反射波用結合線路１６にて送信出力信号の反射
波成分の一部が抽出される。この抽出された反射波成分
は検出回路１２で検出され，この検出された反射波成分
が予め決められた設定値以上となる場合のみ，制御回路
９が動作し，送信電力を制御する。
て，進行波電力及び反射波電力を検出する手段として
は，進行波電力検出用と反射波電力検出用に各々一組ず
つ，計二組の方向性結合用線路を用いていた。以下，送
信電力検出回路の従来例を図２により説明する。図２に
おいて，送信部１からの出力信号は，送信電力増幅部２
で所要の電力に増幅された後，送信電力増幅器３内の共
振用インダクタ４に与えられ，ＬＰＦ１３，アンテナ１
４を経て出力される。一方，方向性結合器３内の進行波
用結合線路１５の両端は，終端抵抗７と検出回路８に各
々接続され，該進行波用結合線路１５にて送信出力信号
の進行波成分の一部が抽出される。この抽出された進行
波成分は検出回路８で検出され，該検出信号のレベルに
応じて，制御回路９にて送信出力電力を一定にするよう
に制御を行う。また，方向性結合器３内の反射波用結合
線路１６の両端は，終端抵抗１１と検出回路１２に接続
され，該反射波用結合線路１６にて送信出力信号の反射
波成分の一部が抽出される。この抽出された反射波成分
は検出回路１２で検出され，この検出された反射波成分
が予め決められた設定値以上となる場合のみ，制御回路
９が動作し，送信電力を制御する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように上述の従来
技術では，進行波検出用と反射波検出用に二組の方向性
結合用線路を設けなければならず，このため送信電力検
出回路が大型化する問題を招来していた。本発明はこの
問題を解決し，一組の結合線路による小型の送信電力検
出回路を提供することを目的とするものである。
技術では，進行波検出用と反射波検出用に二組の方向性
結合用線路を設けなければならず，このため送信電力検
出回路が大型化する問題を招来していた。本発明はこの
問題を解決し，一組の結合線路による小型の送信電力検
出回路を提供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため，方向性結合器内の１つの結合線路の両端に
各々スイッチを設け，該スイッチの切り替えにより進行
波電力検出と反射波電力検出とを切り替えるように構成
したものである。
成するため，方向性結合器内の１つの結合線路の両端に
各々スイッチを設け，該スイッチの切り替えにより進行
波電力検出と反射波電力検出とを切り替えるように構成
したものである。
【０００５】
【作用】その結果，進行波及び反射波の検出を二組の線
路で行うのではなく，一組の線路で行うため，小型の送
信電力検出回路を構成することができる。
路で行うのではなく，一組の線路で行うため，小型の送
信電力検出回路を構成することができる。
【０００６】
【実施例】以下，本発明の一実施例を図１により説明す
る。図１において，図２と同符号の各部は，図２に示す
従来の送信電力検出回路と同一で動作も同じものであ
る。図１において，切り替えスイッタ６，１０がａ側の
とき，進行波及び反射波用結合線路５は，切り替えスイ
ッチ１０により終端抵抗１１に接続され，また他方の切
り替えスイッチ６を通して検出回路８に接続され，送信
出力の進行波成分の一部を抽出する。この抽出された進
行波成分を検出回路８で検出し，制御回路９により送信
電力が一定になるように制御を行う。反対に，切り替え
スイッチ６，１０をｂ側に切り替えたとき，進行波及び
反射波用結合線路５は，切り替えスイッチ６により終端
抵抗７に接続される。また，他方の切り替えスイッチ１
０を通して検出回路１２に接続され，送信出力の反射波
成分の一部を抽出する。この抽出された反射波成分は，
検出回路１２で検出され，予め決められた設定値以上の
検出がなされた場合のみ，制御回路９が動作して送信電
力を制御する。なお，上記のスイッチの切り替えは，進
行波検出時にループの応答速度より早い速度で行うの
で，切り替えたときの出力変動は少なく，実用上問題は
ない。
る。図１において，図２と同符号の各部は，図２に示す
従来の送信電力検出回路と同一で動作も同じものであ
る。図１において，切り替えスイッタ６，１０がａ側の
とき，進行波及び反射波用結合線路５は，切り替えスイ
ッチ１０により終端抵抗１１に接続され，また他方の切
り替えスイッチ６を通して検出回路８に接続され，送信
出力の進行波成分の一部を抽出する。この抽出された進
行波成分を検出回路８で検出し，制御回路９により送信
電力が一定になるように制御を行う。反対に，切り替え
スイッチ６，１０をｂ側に切り替えたとき，進行波及び
反射波用結合線路５は，切り替えスイッチ６により終端
抵抗７に接続される。また，他方の切り替えスイッチ１
０を通して検出回路１２に接続され，送信出力の反射波
成分の一部を抽出する。この抽出された反射波成分は，
検出回路１２で検出され，予め決められた設定値以上の
検出がなされた場合のみ，制御回路９が動作して送信電
力を制御する。なお，上記のスイッチの切り替えは，進
行波検出時にループの応答速度より早い速度で行うの
で，切り替えたときの出力変動は少なく，実用上問題は
ない。
【０００７】
【発明の効果】本発明によれば，一組の結合線路で小型
の送信電力検出回路が実現でき，また切り替え時の出力
変動も小さく，その効果は顕著である。また，本発明の
構成が極めて簡易であることから，実装規模が小さくて
すむだけでなく経済性も優れており，その適用範囲は広
い。
の送信電力検出回路が実現でき，また切り替え時の出力
変動も小さく，その効果は顕著である。また，本発明の
構成が極めて簡易であることから，実装規模が小さくて
すむだけでなく経済性も優れており，その適用範囲は広
い。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図２】従来の送信電力検出回路を示すブロック図。
１…送信部 ２…電力増幅
器 ３…方向性結合器 ４…共振用イ
ンダクタ ５…進行波及び反射波用結合線路 ６，１０…切
り替えスイッチ ７，１１…終端抵抗 ８…検出回路 ９…制御回路 １２…検出回
路 １３…ＬＰＦ １４…アンテ
ナ １５…進行波用結合線路 １６…反射波
用結合線路
器 ３…方向性結合器 ４…共振用イ
ンダクタ ５…進行波及び反射波用結合線路 ６，１０…切
り替えスイッチ ７，１１…終端抵抗 ８…検出回路 ９…制御回路 １２…検出回
路 １３…ＬＰＦ １４…アンテ
ナ １５…進行波用結合線路 １６…反射波
用結合線路
Claims (1)
- 【請求項１】 送信電力増幅器の出力信号の一部を抽出
する方向性結合器を有する送信電力検出回路において，
上記方向性結合器の１つの結合線路の両端に各々スイッ
チを設け，該各々のスイッチの切り替えにより進行波電
力と反射波電力とを切り替えて検出するように構成した
送信電力検出回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2363394A JPH07212256A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 送信電力検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2363394A JPH07212256A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 送信電力検出回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07212256A true JPH07212256A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=12115992
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2363394A Pending JPH07212256A (ja) | 1994-01-26 | 1994-01-26 | 送信電力検出回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07212256A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1626508A1 (en) * | 2004-05-27 | 2006-02-15 | Matsushita Electric Industries Co., Ltd. | Transmission output control circuit, and wireless device using the same |
| JP2011193259A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Fujitsu Ltd | 電力増幅装置 |
-
1994
- 1994-01-26 JP JP2363394A patent/JPH07212256A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1626508A1 (en) * | 2004-05-27 | 2006-02-15 | Matsushita Electric Industries Co., Ltd. | Transmission output control circuit, and wireless device using the same |
| US7299015B2 (en) | 2004-05-27 | 2007-11-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Transmission output control circuit, and wireless device using the same |
| EP1626508A4 (en) * | 2004-05-27 | 2008-07-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | CIRCUIT FOR REGULATING THE TRANSMISSION AND THE WORLDWIDE USING THE WIRELESS DEVICE |
| JP2011193259A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Fujitsu Ltd | 電力増幅装置 |
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