JPH07212250A - インターリーブ回路 - Google Patents

インターリーブ回路

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JPH07212250A
JPH07212250A JP131094A JP131094A JPH07212250A JP H07212250 A JPH07212250 A JP H07212250A JP 131094 A JP131094 A JP 131094A JP 131094 A JP131094 A JP 131094A JP H07212250 A JPH07212250 A JP H07212250A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は小規模で複数種類のインターリーブを
行うことができるインターリーブ回路を提供することを
目的とする。 【構成】行数m×列数nの行列のmに対応する数値であ
る第1設定値Mを設定する第1設定手段13と、nに対
応する数値である第2設定値Nを設定する第2設定手段
14と、Nから「1」を減算した数値に対応する回数だ
けMを累積加算する演算を、行列の第1列第1行目の初
期値と初期値に「1」を累積加算して得られる各数値と
に対して順次行い、これを初期値にmから「1」を減算
した数値が加算されるまで行って得られる数列を書き込
み用のアドレス信号Awrとし、ある定められた数値が
Mとして設定された際に、初期値とm×nの演算結果か
ら「1」を減算した数値に対応する回数だけ初期値に
「1」を累積加算して順次得られる各数値とによる数列
を読み出し用のアドレス信号Awrとするアドレス発生
手段12とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインターリーブ回路に関
する。このインターリーブ回路は、通信端末装置等に用
いられるものであり、ノイズ等の影響によりバースト状
に発生するデータのエラーを分散するために、インター
リーブ/デインターリーブを行うものである。
【0002】通信端末装置は年々小型・軽量化の傾向に
ある。特に自動車電話機、携帯電話機等はその傾向が顕
著であり、急激な小型化が実施されている。このため通
信装置に内蔵されるインターリーブ回路も小規模で実現
できる構成が要望されている。
【0003】
【従来の技術】図4に従来のインターリーブ回路の構成
を示し、その説明を行う。この図に示すインターリーブ
回路は、例えば通信端末機に用いられるものであり、通
信モードに応じて、m1 ×n1 ,m2 ×n2 ,m3 ×n
3 の3種類のインターリーブを行うものである。
【0004】m×nのインターリーブ、例えば3×4の
インターリーブは、図5に示す3行×4列の行列表の各
数値を左から右の横方向にトレースし、このトレースを
上から下の行へ1つずつ移行して順次配列した数列、
0,3,6,9,1,4,7,A,2,5,8,B(1
6進数)をメモリ装置のライトアドレス信号とし、この
信号でメモリ装置のアドレスを指定して入力データを書
き込み、行列表の各数値を上から下の縦方向にトレース
し、このトレースを左から右へ移行して順次配列した数
列、0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,A,B
(インクリメントデータ)をリードアドレス信号とし、
この信号で先にメモリ装置に記憶されたデータを読み出
して出力データとするものである。
【0005】図4において、1はデュアルポートRAM
(DPRAM)、2,3,4は書込アドレス発生回路、
5はセレクタ、6は読出アドレス発生回路である。書込
アドレス発生回路2は、m1 ×n1 のインターリーブを
行うためのライトアドレス信号WS1を発生し、書込ア
ドレス発生回路3は、m2 ×n2 のインターリーブを行
うためのライトアドレス信号WS2を発生し、書込アド
レス発生回路4は、m3 ×n3 のインターリーブを行う
ためのライトアドレス信号WS3を発生するものであ
る。
【0006】セレクタ5は、モード識別信号Modeに
応じてライトアドレス信号WS1,WS2,WS3の何
れか1つを選択しDPRAM1のライトアドレス信号入
力端WAへ出力するものである。
【0007】読出アドレス発生回路6は、リードアドレ
ス信号RA1を出力するものである。但し、リードアド
レス信号RA1は、0,1,2,3,…,9,A,B,
…(16進数)のインクリメントデータである。
【0008】DPRAM1は、一方のポートから入力さ
れるライトアドレス信号WS1,WS2,WS3に応じ
て入力データDiを記憶し、この記憶データを他方のポ
ートから入力されるリードアドレス信号RA1に応じて
出力データDoとして出力するものである。
【0009】例えば第1モードで3×4のインターリー
ブを行い、第2モードで2×6、第3モードで4×3の
インターリーブを行うものとし、4×3のインターリー
ブを行うためのライトアドレス信号を書込アドレス発生
回路2が発生し、2×6のインターリーブを行うための
ライトアドレス信号を書込アドレス発生回路3が発生
し、4×3のインターリーブを行うためのライトアドレ
ス信号を書込アドレス発生回路4が発生するものとす
る。
【0010】3×4のインターリーブは、図5に示す行
列表から求められる0,3,6,9,1,4,7,A,
2,5,8,B(16進数)の数列のライトアドレス信
号WS1でDPRAM1のアドレスを指定して入力デー
タDiを書き込み、この書き込まれたデータを同行列表
から求められるインクリメントデータのリードアドレス
信号RA1で読み出して出力データDoとするものであ
る。
【0011】2×6のインターリーブは、図6に示す行
列表から求められる0,2,4,6,8,A,1,3,
5,7,9,B(16進数)の数列のライトアドレス信
号WS2でDPRAM1のアドレスを指定して入力デー
タDiを書き込み、この書き込まれたデータを同行列表
から求められるリードアドレス信号RA1で読み出して
出力データDoとするものである。
【0012】4×3のインターリーブは、図7に示す行
列表から求められる0,4,8,1,5,9,2,6,
A,3,7,B(16進数)の数列のライトアドレス信
号WS3でDPRAM1のアドレスを指定して入力デー
タDiを書き込み、この書き込まれたデータを同行列表
から求められるリードアドレス信号RA1で読み出して
出力データDoとするものである。
【0013】即ち、図4に示すインターリーブ回路にお
いては、ライトアドレス信号WS1,WS2,WS3が
セレクタ5でモード識別信号Modeに応じて選択さ
れ、この選択されたライトアドレス信号により、入力デ
ータDiがDPRAM1に記憶される。そして、リード
アドレス信号RA1により出力データDoとして読みだ
される。
【0014】このようにインターリーブを行うことによ
り、連続して発生するデータのエラーを分散させること
ができるので、インターリーブ処理後の誤り訂正を正し
く行うことができる。エラーが連続していると正しく誤
り訂正が行えなくなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
インターリーブ回路においては、制御が複雑にならない
ように、DPRAM1を使用して一方のポートを書き込
み専用に、他方のポートを読み出し専用にし、書き込み
/読み出しの別々のアドレス発生回路により制御し、ま
た複数種類のインターリーブを行う場合には、各インタ
ーリーブに対応する専用の書込アドレス発生回路2〜4
を具備してセレクタ5で切り替える構成を取っていた。
【0016】このようなDPRAMを使用する構成にあ
っては、DPRAMを外付けRAMとして使用した場合
に制御信号数が多くなるためにパッケージ(LSI,R
AMの両方による)が大きくなってしまう。また、DP
RAMをLSI内蔵とした場合は回路のゲート数が大き
くなってしまう。更に、2ポート分のアドレス発生回路
が必要である。更には、複数種類のインターリーブを行
う場合、その種類に対応した数のアドレス発生回路が必
要である。
【0017】以上のことから従来のインターリーブ回路
は、大規模になってしまう問題がある。本発明は、この
ような点に鑑みてなされたものであり、小規模で複数種
類のインターリーブを行うことができるインターリーブ
回路を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1に本発明のインター
リーブ回路の原理図を示す。インターリーブ回路は、行
数m×列数nで、かつ第1列の第1行目から各列を上か
ら下へ進んで第n列の第m行目まで「1」ずつ増加する
数値が配列された行列における数値を、第1列から第n
列方向にトレースし、このトレースを第1行目から第n
行目まで1行ずつずらして行うことにより順次得られる
数値をライトアドレス信号として用いて記憶手段(11)に
データDiを書き込み、該行列における数値を第1行か
ら第n行方向にトレースし、このトレースを第1列目か
ら第m列目まで1行ずつずらして行うことにより順次得
られる数値をリードアドレス信号として用いて該記憶手
段(11)に書き込まれたデータを読み出すといったインタ
ーリーブを行うものである。
【0019】本発明の特徴は、前記した行数mに対応す
る数値である第1設定値Mを設定する第1設定手段13
と、前記した列数nに対応する数値である第2設定値N
を設定する第2設定手段14と、第2設定値から「1」
を減算した数値に対応する回数だけ第1設定値Mを累積
加算する演算を、前記した行列における第1列の第1行
目の初期値と初期値に「1」を累積加算して得られる各
数値とに対して順次行い、これを初期値に行数mから
「1」を減算した数値が加算されるまで行って得られる
数列を前記したライトアドレス信号に対応するアドレス
信号Awrとして出力し、第1設定手段13である定め
られた数値が第1設定値Mとして設定された際に、初期
値と行数m×列数nの演算結果から「1」を減算した数
値に対応する回数だけ初期値に「1」を累積加算して順
次得られる各数値とによる数列を前記したリードアドレ
ス信号に対応するアドレス信号Awrとして出力するア
ドレス発生手段12とを具備して構成されていることに
ある。
【0020】
【作用】上述した本発明によれば、アドレス発生手段1
2からリード/ライト共通のアドレス信号Awrを出力
することができるので、記憶手段11をシングルポート
RAMとすることができる。また、複数種類のインター
リーブを行う場合でも、第1及び第2設定手段で行数m
及び列数nに対応する第1及び第2設定値M,Nを設定
することにより、1つのアドレス発生手段12で対応で
きる。
【0021】従来はデュアルポートRAMを使用しなけ
ればならず、またライトアドレス信号及びリードアドレ
ス信号を別の発生手段により発生しており、更に、複数
種類のインターリーブを行う場合は、その種類数に応じ
た数のライトアドレス信号発生手段を用いなければなら
なかった。
【0022】RAM同士を比較すると、シングルポート
RAMはデュアルポートRAMの1/2〜1/3の大き
さであり、またアドレス発生手段12もインターリーブ
の種類数が多くなるほどに従来よりも小さくなるので、
本発明では回路全体を非常に小型にすることができる。
【0023】また使用変更によりm,nの値が変更にな
っても容易に対応することができる。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図2は本発明の一実施例によるインター
リーブ回路の構成を示す回路図である。
【0025】この図において、11はシングルポートR
AM(以下RAMという)、12はアドレス発生回路、
13はアドレス加算値設定部、14はアドレス加算回数
設定部である。
【0026】アドレス発生回路12は、アドレス加算値
設定部13で設定される設定加算値M及びアドレス加算
回数設定部14で設定される設定加算回数Nに応じて、
従来例で説明したm×nのインターリーブを行うための
ライト/リード双方のアドレス信号Awr3〜Awr0
を、RAM11のアドレス信号入力端AD3〜AD0へ
出力するものである。
【0027】但し、設定加算値Mは行数mに対応してお
り、アドレス加算値設定部13で4ビットの加算値デー
タAd3〜Ad0として設定される。この設定は各スイ
ッチ16,17,18,19のオン/オフにより行わ
れ、例えば設定加算値Mを「4」に設定する場合は、ス
イッチ17のみをオンとし、加算値データAd3〜Ad
0が上位ビットから順に「0100」となるようにす
る。
【0028】設定加算回数Nは列数n−1に対応してお
り、アドレス加算回数設定部14で4ビットの加算回数
データCT3〜CT0として設定される。この設定は各
スイッチ21,22,23,24のオン/オフにより行
われ、例えば設定加算回数Nを「2」に設定する場合
は、スイッチ23のみをオンとし、加算値データCT3
〜CT0が上位ビットから順に「0010」となるよう
にする。
【0029】以上の設定は、ライトアドレス信号を出力
する場合のものである。リードアドレス信号を出力する
場合は、スイッチ19のみをオンとして加算値データA
d3〜Ad0の最下位ビットのみを「1」とすることに
よる。この場合、インクリメントデータがリードアドレ
ス信号として出力されるようになっている。
【0030】また、アドレス発生回路12へ入力される
LDはRAM11へのデータの書き込み/読み出しを開
始する際のロード信号、ENはイネーブル信号、CLK
はクロック信号、RSTはリセット信号である。
【0031】アドレス発生回路12は、2組の4ビット
のデータを加算する加算器(ADD)27と、4ビット
のダウンカウンタ(DCT)28と、4ビットのアップ
カウンタ(UCT)28と、2組の4ビットのデータの
何れか1組を選択するセレクタ(SEL)30と、4ビ
ットのフリップフロップ(FF)31と、一入力端が反
転端となった4入力タイプのオア回路32と、2入力タ
イプのアンド回路33及び34と、一入力端が反転端と
なった2入力タイプのアンド回路35とを有して構成さ
れている。
【0032】ADD27は、ライトアドレス信号として
出力されるアドレス信号Awr3〜Awr0の値を行数
mに対応した数だけスキップさせながら加算するための
ものであり、一方の組のデータ入力端b3〜b0に加算
値データAd3〜Ad0が入力され、他方の組のデータ
入力端A3〜A0にFF31の出力端Q3〜Q0から出
力されるアドレス信号Awr3〜Awr0が入力される
ようになっている。
【0033】DCT28は、ライトアドレス信号として
出力されるアドレス信号Awr3〜Awr0の値を行数
mに対応した数だけスキップさせながら加算する回数
(列数n)を制限するためのものであり、データ入力端
d3〜d0に加算回数データCT3〜CT0が入力さ
れ、反転端となっているロード端Lにアンド回路35の
出力データが入力され、クロック端にクロック信号CL
Kが、イネーブル端ENにイネーブル信号ENが入力さ
れ、リセット端Rにはリセット信号RSTが入力され、
また、キャリー入力端CIが「H」レベルに固定されて
いる。
【0034】アンド回路35の反転入力端にはDCT2
8のキャリー出力端COから出力されるキャリー信号C
O1が入力され、他入力端にはロード信号LDが入力さ
れるようになっている。
【0035】UCT29は、ライトアドレス信号として
出力されるアドレス信号Awr3〜Awr0の値が行数
mに対応した数だけスキップさせられながら加算され、
この加算回数が列数nと同数となった際に、アドレス信
号Awr3〜Awr0の値が次の行の先頭に移行するよ
うにするためのものである。
【0036】このUCT29は、4〜2ビット目までの
データ入力端d3〜d1が「L」レベルに固定され、1
ビット目のデータ入力端d0が「H」レベルに固定さ
れ、反転端となっているロード端Lにロード信号LDが
入力され、クロック端にクロック信号CLKが、イネー
ブル端ENにイネーブル信号ENが、キャリー入力端C
Iにキャリー信号CO1が、リセット端Rにはリセット
信号RSTが入力されるようになっている。
【0037】SEL30は、アンド回路33の出力デー
タが「L」レベルの際に、一方の組みの入力端A3〜A
0に供給されるADD27の出力端S3〜S0からの出
力データAS3〜AS0を選択し、アンド回路33の出
力データが「H」レベルの際に、他方の組みの入力端b
3〜b0に供給されるUCT29の出力端Q3〜Q0か
らの出力データUQ3〜UQ0を選択して出力するよう
になっている。
【0038】アンド回路33の一入力端には、キャリー
信号CO1が入力され、他入力端にはオア回路32の出
力データが入力されるようになっている。またオア回路
32の反転入力端には加算値データAd0が、他の3つ
の入力端には加算値データAd3〜Ad1が入力される
ようになっている。
【0039】FF31は、入力端d3〜d0に供給され
るSEL30の出力端S3〜S0からの出力データSS
3〜SS0を、クロック信号CLKでトリガして保持
し、この保持されたデータをアドレス信号Awr3〜A
wr0としてRAM11のアドレス端AD3〜AD0へ
出力するものであり、イネーブル端にイネーブル信号E
Nが、クロック端CKにクロック信号CLKが、リセッ
ト端Rにアンド回路34の出力データが入力されるよう
になっている。
【0040】アンド回路34の一入力端にはロード信号
LDが入力され、他入力端にはリセット信号RSTが入
力されるようになっている。このような構成のインター
リーブ回路において3×4のインターリーブ(図5参
照)を行う場合の動作を図3のタイミングチャートを参
照して説明する。
【0041】但し、図3において、DCT28のカウン
ト値とUCT29の出力データUQ3〜UQ0は10進
数、ADD27の出力データAS3〜AS0、SEL3
0の出力データSS3〜SS0、及びアドレス信号Aw
r3〜Awr0は16進数(HEX)で表現する。
【0042】最初に書き込み動作を説明する。書き込み
の場合、m=3,n=4なので、設定加算値Mを3、設
定加算回数Nを3に設定する。即ち、アドレス加算値設
定部13のスイッチ18,19をオンとし、アドレス加
算回数設定部14のスイッチ23,24をオンとする。
これによって、加算値データAd3〜Ad0とが上位ビ
ットから順に「0011」となり、加算回数データCT
3〜CT0が「0011」になる。
【0043】時刻t1において、リセット信号RSTが
「L」レベルから「H」レベルとなる。時刻t2におい
て、ロード信号LDが「L」レベルとなると、アンド回
路34の出力データが「L」レベルとなり、これにより
FF31がリセットされてアドレス信号Awr3〜Aw
r0が「0」となる。そして、RAM11には、その
「0」のアドレスの記憶領域に入力データDiが書き込
まれて記憶される。
【0044】ロード信号LDが「L」レベルの状態で、
時刻t3において、クロック信号CLKのエッジが立ち
上がると、DCT28に加算値データAd3〜Ad0の
「3」がロードされてDCT28のキャリー信号CO1
が「L」レベルとなり、UCT29に固定値「1」がロ
ードされてUCT29の出力データUQ3〜UQ0が
「1」となる。
【0045】この時、ADD27は加算値データAd3
〜Ad0の「3」とアドレス信号Awr3〜Awr0の
「0」とを加算して、「3」のデータAS3〜AS0を
出力しているので、キャリー信号CO1が「L」レベル
となるとアンド回路33の出力データが「L」レベルと
なり、SEL30が「3」のデータAS3〜AS0を選
択し、データSS3〜SS0として出力する。
【0046】時刻t4においてロード信号LDが「H」
レベルとなり、イネーブル信号ENが「H」レベルとな
った後、時刻t5において、クロック信号CLKのエッ
ジが立ち上がると、この立ち上がりエッジによってDC
T28がダウンカウントし、カウント値が「3」から
「2」となり、またFF31がトリガされ、SEL30
の出力データSS3〜SS0の「3」が保持される。こ
れによってアドレス信号Awr3〜Awr0が「3」と
なる。RAM11には、その「3」のアドレスの記憶領
域に入力データDiが記憶される。
【0047】また、アドレス信号Awr3〜Awr0の
「3」はADD27に入力されるので、この「3」と加
算値データAd3〜Ad0の「3」とが加算され、AD
D27の出力データAS3〜AS0は「6」となる。キ
ャリー信号CO1は「L」レベルのままなので、SEL
30はその「6」を選択し、SEL30の出力データS
S3〜SS0が「6」となる。
【0048】時刻t6において、クロック信号CLKの
立ち上がりエッジによってDCT28がダウンカウント
して「2」から「1」となり、またFF31がトリガさ
れ、データSS3〜SS0の「6」が保持される。これ
によってアドレス信号Awr3〜Awr0が「6」とな
り、RAM11には、その「6」のアドレスの記憶領域
に入力データDiが記憶される。
【0049】また、アドレス信号Awr3〜Awr0の
「6」はADD27に入力され、データAS3〜AS0
が「9」となり、この「9」を選択するSEL30の出
力データSS3〜SS0が「9」となる。
【0050】時刻t7において、クロック信号CLKの
立ち上がりエッジによってDCT28がダウンカウント
して「1」から「0」となり、またFF31がトリガさ
れ、データSS3〜SS0の「9」が保持される。これ
によってアドレス信号Awr3〜Awr0が「9」とな
り、RAM11には、その「9」のアドレスの記憶領域
に入力データDiが記憶される。
【0051】また、アドレス信号Awr3〜Awr0の
「9」はADD27に入力され、データAS3〜AS0
が「C」となる。DCT28は「0」となっているの
で、キャリー信号CO1が「H」レベルとなり、これに
よりアンド回路33の出力データが「H」レベルとなっ
て、SEL30がUCT29の出力データUQ3〜UQ
0の「1」を選択する。この結果SEL30の出力デー
タSS3〜SS0は「1」となる。
【0052】時刻t8において、クロック信号CLKの
立ち上がりエッジによってDCT28がダウンカウント
して「0」から「3」となり、またFF31がトリガさ
れ、データSS3〜SS0の「1」が保持される。これ
によってアドレス信号Awr3〜Awr0が「1」とな
り、RAM11には、その「1」のアドレスの記憶領域
に入力データDiが記憶される。
【0053】また、アドレス信号Awr3〜Awr0の
「1」はADD27に入力され、データAS3〜AS0
が「4」となる。DCT28は「3」となっているの
で、キャリー信号CO1が「L」レベルとなり、これに
よりSEL30がADD27の出力データAS3〜AS
0の「4」を選択する。この結果SEL30の出力デー
タSS3〜SS0は「4」となる。またUCT29はキ
ャリー信号CO1が「L」レベルとなることにより
「1」から「2」へアップカウントし、これによってデ
ータUQ3〜UQ0が「2」となる。
【0054】以降同様にクロック信号CLKのエッジが
立ち上がる毎にアドレス信号Awr3〜Awr0の値が
「4」,「7」,「A」,「2」,「5」,「8」,
「B」と変化し、それら値が示すアドレスの記憶領域に
入力データDiが記憶される。
【0055】そして、時刻t9において、イネーブル信
号ENが「L」レベルとなると、書き込み動作が終了す
る。次に、読み出し動作を説明する。読み出しの場合、
設定加算値Mを「1」とし、設定加算回数Nを任意値と
する。
【0056】即ち、アドレス加算値設定部13において
はスイッチ19のみをオンとするので、加算値データA
d3〜Ad0が「0001」となる。従ってオア回路3
2の出力データは「L」レベルに固定されるので、アン
ド回路33の出力データが「L」レベルとなり、SEL
30がADD27の出力データAS3〜AS0のみを選
択する状態に固定される。
【0057】この状態で、クロック信号CLKが順次供
給されると、ADD27、SEL30、及びFF31を
巡回する回路は「1」のみを累積加算するアキュムレー
タの動作を行い、この結果、「0,1,2,3,4,
…,B」がリードアドレス信号Awr3〜Awr0とし
てRAM11へ出力され、それらアドレスに記憶された
データが出力データDoとして出力される。
【0058】以上説明したように、m×nのインターリ
ーブに応じて設定加算値M及び設定加算回数Nを設定す
ることによって、複数種類のm×nのインターリーブを
行うためのリード/ライトアドレス信号を1つのアドレ
ス発生回路12で発生することができ、また、記憶手段
をシングルポートRAMで実現することができるので、
回路全体を従来よりもかなり小型にすることが可能であ
る。
【0059】また、アドレス発生回路12はの遅延はR
AMのアクセススピードよりもずっと小さいので、最小
アクセスサイクルはRAMのアクセススピードにより決
定されることになり、RAMのアクセスサイクルを満足
するだけの高速サイクルでの動作が可能となる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインター
リーブ回路によれば、小規模で複数種類のインターリー
ブを行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例によるインターリーブ回路の
構成を示す回路図である。
【図3】図2の動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図4】従来のインターリーブ回路の構成を示す回路図
である。
【図5】3×4のインターリーブを説明するための図で
ある。
【図6】2×6のインターリーブを説明するための図で
ある。
【図7】4×3のインターリーブを説明するための図で
ある。
【符号の説明】
11 記憶手段 12 アドレス発生手段 13 第1設定手段 14 第2設定手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行数m×列数nで、かつ第1列の第1行
    目から各列を上から下へ進んで第n列の第m行目まで
    「1」ずつ増加する数値が配列された行列における数値
    を、第1列から第n列方向にトレースし、このトレース
    を第1行目から第n行目まで1行ずつずらして行うこと
    により順次得られる数値をライトアドレス信号として用
    いて記憶手段(11)にデータDiを書き込み、該行列にお
    ける数値を第1行から第n行方向にトレースし、このト
    レースを第1列目から第m列目まで1行ずつずらして行
    うことにより順次得られる数値をリードアドレス信号と
    して用いて該記憶手段(11)に書き込まれたデータを読み
    出すといったインターリーブを行うインターリーブ回路
    において、 前記行数mに対応する数値である第1設定値(M) を設定
    する第1設定手段(13)と、 前記列数nに対応する数値である第2設定値(N) を設定
    する第2設定手段(14)と、 該第2設定値(N) から「1」を減算した数値に対応する
    回数だけ該第1設定値(M) を累積加算する演算を、前記
    第1列の第1行目の初期値と該初期値に「1」を累積加
    算して得られる各数値とに対して順次行い、これを該初
    期値に該行数mから「1」を減算した数値が加算される
    まで行って得られる数列を前記ライトアドレス信号に対
    応するアドレス信号(Awr) として出力し、該第1設定手
    段(13)である定められた数値が該第1設定値(M) として
    設定された際に、該初期値と該行数m×該列数nの演算
    結果から「1」を減算した数値に対応する回数だけ該初
    期値に「1」を累積加算して順次得られる各数値とによ
    る数列を前記リードアドレス信号に対応するアドレス信
    号(Awr) として出力するアドレス発生手段(12)とを具備
    したことを特徴とするインターリーブ回路。
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