JPH07212127A - クロック発振回路 - Google Patents

クロック発振回路

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Publication number
JPH07212127A
JPH07212127A JP6017883A JP1788394A JPH07212127A JP H07212127 A JPH07212127 A JP H07212127A JP 6017883 A JP6017883 A JP 6017883A JP 1788394 A JP1788394 A JP 1788394A JP H07212127 A JPH07212127 A JP H07212127A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
transistor
circuit
terminal
capacitor
Prior art date
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Pending
Application number
JP6017883A
Other languages
English (en)
Inventor
Akinori Ihara
昭典 井原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP6017883A priority Critical patent/JPH07212127A/ja
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 調整工数の削減や調整の簡素化、及び回路の
部品点数を低減することのできるクロック発振回路を提
供する。 【構成】 コイルL2の一方の端子と、トランジスタQ
5のエミッタ端子を接続し、コイルL2の他方の端子と
トランジスタQ5のコレクタ端子とをコイルL1に並列
に接続する。トランジスタQ5のベース端子には、抵抗
R5を介してHIGH/LOWの状態が外部から与えら
れ、外部から与えられる信号がLOWの場合は、トラン
ジスタQ5がオンしないために、インバータ回路1,コ
イルL1,コンデンサC1,及びコンデンサC2で構成
された回路により、所定のクロック周波数f1が発振す
る。また、外部から与えられる信号がHIGHの場合は
トランジスタQ5がオンし、インバータ回路1,コイル
L1,コイルL2,コンデンサC1,及びコンデンサC
2で構成された回路により、所定のクロック周波数f2
が発振する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受像機の
アスペクト変換装置や子画面表示装置等に使用されるク
ロック発振回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のクロック発振回路の一例を
示すブロック図である。図3において、インバータ回路
1(あるいはLSI内部に構成され、等価的なインバー
タ回路及びNAND回路を含む)は、コイルL1と並列
に接続されている。インバータ回路1の入力とGND
(あるいは電源)間にはコンデンサC1が接続されてお
り、インバータ回路1の出力とGND(あるいは電源)
間にはコンデンサC2が接続されている。また、インバ
ータ回路1の入力と出力には、それぞれコンデンサC
3,C4がトランジスタQ1,Q2を介してGNDに接
続されている。
【0003】トランジスタQ1,Q2のベース端子に
は、それぞれ抵抗R1,R2を介して、HIGH/LO
Wの状態を示す信号が外部から与えられ、この外部から
の信号により、トランジスタQ1,Q2はスイッチとし
て機能している。トランジスタQ1,Q2をオンさせる
前はクロック周波数f1を、また、オンさせた時はクロ
ック周波数f2を発振することにより、クロック周波数
の切り替えを行っている。
【0004】なお、以上説明したクロック発振回路は、
クロック周波数が2種類(f1,f2)の場合である
が、3種類以上の場合も実現可能であり、図4はクロッ
ク周波数が3種類以上の場合の従来回路を示す図であ
る。なお、図3と同一部分には同一符号が付している。
図4では、インバータ回路1の入力と出力に、さらに、
コンデンサC5,C6がそれぞれトランジスタQ3,Q
4を介してGNDに接続されており、トランジスタQ
3,Q4のベース端子には、それぞれ抵抗R3,R4を
介して、HIGH/LOWの状態を示す信号が外部から
与えられる。図3に示す回路と同様に、トランジスタQ
3,Q4はスイッチとして機能し、トランジスタQ1,
Q2とともにクロック周波数の切り替えを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のクロック発振回
路の構成では、外部からのHIGH/LOW信号によ
り、トランジスタQ1,Q2をオンさせる前は、コイル
L1のインダクタンスのみを微調整することにより、所
定のクロック周波数f1を実現することができるが、ト
ランジスタQ1,Q2がオンの状態の時は、コンデンサ
C3,C4の容量をそれぞれ同容量に調整することによ
り、所定のクロック周波数f2を実現する必要がある。
しかし、コンデンサC3,C4をそれぞれ独立して調整
し、同容量に調整することは難しく、調整工数が増える
といった欠点があった。
【0006】そこで、本発明は上述した従来の課題を解
決するため、調整工数の削減や調整の簡素化ができ、さ
らに、回路の部品点数も低減することができるクロック
発振回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、インバータ回路と、前記
インバータ回路に並列に接続された第1のコイルと、前
記インバータ回路の入力とGNDあるいは電源の間に接
続された第1のコンデンサと、前記インバータ回路の出
力とGNDあるいは電源の間に接続された第2のコンデ
ンサとからなるクロック発振回路において、第2のコイ
ルの一端とトランジスタのエミッタ端子が接続された第
1の回路を少なくとも1個、第1のコイルに並列に接続
し、前記第1の回路と前記第1のコイルの接続は、前記
トランジスタのコレクタ端子を前記第1のコイルの一端
に接続し、前記第2のコイルの他端を前記第1のコイル
の他端に接続であり、前記トランジスタのベース端子に
信号を供給し、前記トランジスタをオン・オフ動作させ
ることを特徴とするクロック発振回路を提供するもので
ある。
【0008】
【実施例】以下、本発明のクロック発振回路について、
添付図面を参照して説明する。図1は本発明のクロック
発振回路の一実施例を示すブロック図、図2はクロック
周波数が3種類以上の場合の本発明の回路を示す図であ
る。なお、図1及び図2において、図3と同一部分には
同一符号を付している。
【0009】図1において、インバータ回路1は、コイ
ルL1と並列に接続され、インバータ回路1の入力とG
ND間にはコンデンサC1が接続されており、インバー
タ回路1の出力とGND間にはコンデンサC2が接続さ
れている。コイルL2の一方の端子と、トランジスタQ
5のエミッタ端子(あるいはコレクタ端子)を接続し、
コイルL2の他方の端子とトランジスタQ5のコレクタ
端子(あるいはエミッタ端子)とをコイルL1に並列に
接続する。トランジスタQ5のベース端子には、抵抗R
5を介してHIGH/LOWの状態が外部から与えられ
る。
【0010】ここで、トランジスタQ5のスイッチ動作
について説明する。コイルL1の両端には一定のバイア
ス(例えば2.5V)が与えられており、発振時は2.
5Vを中心として位相が反転した関係となる。トランジ
スタQ5のエミッタ端子及びコレクタ端子に一定のバイ
アス(例えば2.5V)がかけられ、そのバイアスに対
して、抵抗R5を介して与えられる電圧がLOW(例え
ば0V)の時は、トランジスタQ5はオフであり、コイ
ルL2は接続されない。
【0011】しかし、抵抗R5を介して与えられる電圧
がHIGH(例えば5V)の時は、トランジスタQ5の
エミッタ端子での発振による交流電圧の変動に対して、
トランジスタQ5のベース端子には、抵抗R5を介して
トランジスタがオンするためのベース−エミッタ間電圧
が供給されるため、トランジスタQ5はオンする。ま
た、電流増幅率hfeの違いはあるがトランジスタの構造
上ではエミッタ−コレクタ間に双方向に電流を流すこと
が可能であり、発振時にはトランジスタQ5のエミッタ
−コレクタ間に双方向に電流が流れる。従って、トラン
ジスタQ5をスイッチとして利用することが可能であ
り、コイルL2の接続が可能となる。
【0012】よって、外部から与えられる信号がLOW
の場合は、トランジスタQ5がオンしないために、イン
バータ回路1,コイルL1,コンデンサC1,及びコン
デンサC2で構成された回路により、所定のクロック周
波数f1が発振する。また、外部から与えられる信号が
HIGHの場合はトランジスタQ5がオンし、インバー
タ回路1,コイルL1,コイルL2,コンデンサC1,
及びコンデンサC2で構成された回路により、所定のク
ロック周波数f2が発振する。即ち、外部から与えられ
る信号がLOWの場合は、コイルL1のインダクタンス
を調整してクロック周波数f1を実現し、HIGHの場
合は、コイルL2のインダクタンスを調整してクロック
周波数f2を実現することができる。従って、従来のよ
うに2カ所にあるコンデンサを、バランスを取りながら
容量を調整するのではなく、コイルのインダクタンスを
変えることによって、クロック周波数を切り替えられる
ことができる。
【0013】以上は、クロック周波数が2種類(f1,
f2)の場合について説明した例であるが、3種類以上
の場合の回路について図2を用いて説明する。図2に示
す回路は、図1の回路にさらに、コイルL3の一方の端
子と、トランジスタQ6のエミッタ端子(あるいはコレ
クタ端子)を接続し、コイルL3の他方の端子とトラン
ジスタQ6のコレクタ端子(あるいはエミッタ端子)と
をコイルL1に並列に接続する。そして、トランジスタ
Q6のベース端子には、抵抗R6を介してHIGH/L
OWの状態が外部から与えられる。図1に示す回路と同
様に、トランジスタQ6をスイッチとして利用し、コイ
ルL3の接続が可能となり、コイルのインダクタンスを
変え、3種類以上のクロック周波数に切り換えることが
できる。
【0014】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のク
ロック発振回路は、コイルのインダクタンスを変えるこ
とによって、クロック周波数を切り替えられるので、調
整工数の削減や調整の簡素化ができ、さらに、回路の部
品点数も低減することができるという実用上極めて優れ
た効果がある。また、切り替えるクロック周波数が3種
類以上の回路では、さらに上述した効果が増大すること
は勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクロック発振回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】クロック周波数が3種類以上の場合の本発明の
回路を示す図である。
【図3】従来のクロック発振回路を示すブロック図であ
る。
【図4】クロック周波数が3種類以上の場合の従来回路
を示す図である。
【符号の説明】
1 インバータ回路 L1,L2 コイル C1,C2 コンデンサ Q5 トランジスタ R5 抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インバータ回路と、 前記インバータ回路に並列に接続された第1のコイル
    と、 前記インバータ回路の入力とGNDあるいは電源の間に
    接続された第1のコンデンサと、 前記インバータ回路の出力とGNDあるいは電源の間に
    接続された第2のコンデンサとからなるクロック発振回
    路において、 第2のコイルの一端とトランジスタのエミッタ端子が接
    続された第1の回路を少なくとも1個、第1のコイルに
    並列に接続し、 前記第1の回路と前記第1のコイルの接続は、前記トラ
    ンジスタのコレクタ端子を前記第1のコイルの一端に接
    続し、前記第2のコイルの他端を前記第1のコイルの他
    端に接続であり、 前記トランジスタのベース端子に信号を供給し、前記ト
    ランジスタをオン・オフ動作させることを特徴とするク
    ロック発振回路。
  2. 【請求項2】インバータ回路と、 前記インバータ回路に並列に接続された第1のコイル
    と、 前記インバータ回路の入力とGNDあるいは電源の間に
    接続された第1のコンデンサと、 前記インバータ回路の出力とGNDあるいは電源の間に
    接続された第2のコンデンサとからなるクロック発振回
    路において、 第2のコイルの一端とトランジスタのコレクタ端子が接
    続された第1の回路を少なくとも1個、第1のコイルに
    並列に接続し、 前記第1の回路と前記第1のコイルの接続は、前記トラ
    ンジスタのエミッタ端子を前記第1のコイルの一端に接
    続し、前記第2のコイルの他端を前記第1のコイルの他
    端に接続であり、 前記トランジスタのベース端子に信号を供給し、前記ト
    ランジスタをオン・オフ動作させることを特徴とするク
    ロック発振回路。
JP6017883A 1994-01-18 1994-01-18 クロック発振回路 Pending JPH07212127A (ja)

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