JPH04288707A - 高周波発振回路 - Google Patents

高周波発振回路

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Publication number
JPH04288707A
JPH04288707A JP5283191A JP5283191A JPH04288707A JP H04288707 A JPH04288707 A JP H04288707A JP 5283191 A JP5283191 A JP 5283191A JP 5283191 A JP5283191 A JP 5283191A JP H04288707 A JPH04288707 A JP H04288707A
Authority
JP
Japan
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capacitor
oscillation
inductor
high frequency
circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5283191A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Miyama
深山 実
Yoshinobu Hattori
服部 吉伸
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu VLSI Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu VLSI Ltd
Priority to JP5283191A priority Critical patent/JPH04288707A/ja
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Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波発振回路に関する
。近年の高周波発振回路には、小型でかつ高性能な発振
回路が要求されている。この際、小型化によって発振回
路を構成する各素子の質が低下して共振回路の良さQ値
(周波数に対する鋭さ)が制限されても、又、集積化に
より発振用トランジスタのNF(ノイズフィギュアー)
特性が悪化しても、C/N(キャリア/ノイズ)比及び
S/N(シグナル/ノイズ)比が高く、電源電圧依存が
小さい特性を持つ高周波発振回路を形成する必要がある
【0002】
【従来の技術】従来のベース接地型コルピッツ高周波発
振回路として、図7,図8に示すものがある。図7に示
す高周波発振回路11では、発振用トランジスタTrの
コレクタ端子はコンデンサC1及びコイルL1を介して
グランドGNDに接地されるとともに、コレクタ端子と
エミッタ端子とはコンデンサC2を介して接続されてい
る。発振用トランジスタTrのエミッタ端子とグランド
GNDとの間にはコンデンサC3が設けられるとともに
、エミッタ端子は抵抗器などの定電流源I0を介してグ
ランドGNDに接続されている。又、発振用トランジス
タTrのベース端子はコンデンサC4を介して接地され
るとともに、同ベース端子には図示しない定電圧回路等
のバイアス回路から直流電圧VB が印加されている。 更に、発振用トランジスタTrのコレクタ端子と直流電
源VCCとの間には電源供給用コイルL2が設けられ、
同コイルL2と並列にこのコイルL2のQ値(Qual
ity Factor)を低下させるための固定抵抗器
R1が設けらている。そして、この高周波発振回路11
はエミッタ端子に接続した出力端子Vout より所定
周波数の信号を出力するようになっている。
【0003】そして、これらの発振用トランジスタTr
、コンデンサC1〜C4、コイルL1、電源供給用コイ
ルL2及び固定抵抗器R1は同一のプリント基板上に設
けらたディスクリート構成をなし、発振条件を最良にセ
ットしようとする場合には、コンデンサC1〜C3を容
量の異なるものと付け替えたり、コイルL1を異なるイ
ンダクタンスのものと付け替えたりするようにしていた
【0004】又、図8に示す高周波発振回路12では電
源供給用コイルL2と直列に固定抵抗器R2を設けてい
る点において図7の高周波発振回路11と異なっており
、固定抵抗器R2も電源供給用コイルL2のQ値を低下
させるためのものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コンデ
ンサC1〜C3は大量生産されたものを使用しているた
め、これらの特性にはばらつきがあるとともに、コンデ
ンサ、コイルによって高周波発振回路の特性を調整しよ
うとすると、これがステップ状に変化してしまう。従っ
て、コンデンサC1〜C3又はコイルL1の付け替えだ
けでは、高周波発振回路11,12の最良な特性を引き
出すことができない。又、回路の小型化の要求とともに
、発振用トランジスタを集積化する傾向にあるが、その
場合、NF特性が悪化し、又、コンデンサを小型化する
と同一品種でもばらつきが大きくなったり、Q特性が低
下したりして、高周波発振回路の特性劣化が生じてしま
うという問題点があった。
【0006】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、発振用トランジスタの集積化により
NF特性が悪化したり、キャパシタの小型化によりばら
つきが大きくなったりして発振特性が劣化しても、高周
波発振回路の最良の特性を引き出すことができ、これら
小型化のデメリットを解消することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。発振用トランジスタTrのコレクタ端子を第
1のキャパシタC1とインダクタL1の直列回路を介し
て接地するとともに、同コレクタ端子とエミッタ端子と
を第2のキャパシタC2を介して接続している。発振用
トランジスタTrのエミッタ端子とグランドとの間には
第3のキャパシタC3を設け、ベース端子を第4のキャ
パシタC4を介して接地している。更にコレクタ端子と
直流電源VCCとの間に電源供給用インダクタL2及び
当該インダクタL2のQを低下させるために、これと並
列に接続される抵抗器を可変抵抗器Rvとする。
【0008】
【作用】従って、キャパシタ、インダクタによって高周
波発振回路の特性を調整しようとすると、非常にシャー
プに特性が変化して最良のチューニングポイントに調整
しにくいが、可変抵抗器により調整するようにしている
ので、高周波発振回路の特性はゆっくり変化し、最良の
チューニングポイントに調整することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化したベース接地型コル
ピッツ高周波発振回路の一実施例を図2,図3に従って
説明する。尚、説明の便宜上、図7と同様の構成につい
ては同一の符号を付して説明を一部省略する。
【0010】図2に示すように、本実施例の高周波発振
回路1では、発振用トランジスタTrのコレクタ端子と
直流電源VCCとの間に設けた電源供給用コイルL2と
並列に、可変抵抗器Rvを設けた点において、図7の高
周波発振回路11と異なっている。尚、本実施例におい
ても、発振用トランジスタTr、コンデンサC1〜C4
、コイルL1、電源供給用コイルL2及び可変抵抗器R
vは同一のプリント基板上に設けらたディスクリート構
成をなしている。
【0011】そして、可変抵抗器Rvを調整することに
より、図3に示すように高周波発振回路1の最良の特性
を引き出すことができる。即ち、図3は電源供給用コイ
ルL2と並列に設けた抵抗器の抵抗値とC/N比との関
係を示したものである。P1,P2は同一プリント基板
及び同一回路定数の素子を用いて作成した2つの高周波
発振回路において可変抵抗器Rvを調節した例であり、
折線は図7に示した固定抵抗器を抵抗値の異なるものと
付け替えた例である。図3から明らかなように、可変抵
抗器Rvを調節した例P1,P2は固定抵抗器を付け替
えた例よりもC/N比が大きく、最良の特性を引き出し
ている。このことは、固定抵抗器は大量生産されるため
に抵抗値の種類が少ないため、固定抵抗器を付け替える
だけでは最良の特性を引き出せないのであるが、本実施
例のように可変抵抗器Rvを調節すれば高周波発振回路
の特性はゆっくり変化し、最良のチューニングポイント
に調整できることを示している。
【0012】又、可変抵抗器Rvを調節した例P1,P
2はチューニングポイントが若干異なっているのである
が、同一のC/N比を得ることができる。このことは、
2つの高周波発振回路を同一プリント基板及び同一回路
定数の素子を用いて作成した場合、大量生産されたコン
デンサC1〜C3の特性にはばらつきあるために、高周
波発振回路の特性劣化が生じるのであるが、可変抵抗器
Rvを調節することにより、各高周波発振回路において
最良のチューニングポイントに調整できることを示して
いる。
【0013】このように、本実施例では電源供給用コイ
ルL2と並列に可変抵抗器Rvを設け、この可変抵抗器
Rvを調節することにより高周波発振回路の最良の特性
を引き出すことができる。従って、発振用トランジスタ
の集積化によりNF特性が悪化したり、コンデンサの小
型化により特性のばらつきが大きくなったりするが、可
変抵抗器Rvにより最良のチューニングポイントに調整
することができるため、発振用トランジスタの集積化及
びコンデンサの小型化を図ることができる。又、コンデ
ンサを発振用トランジスタと共に集積化することも可能
となる。
【0014】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、次のように実施してもよい。 (1)  図4に示すように前記コイルL1に代えて可
変コイルLvとし、この可変コイルLvのインダクタン
スを変化させることにより発振周波数を広帯域化するこ
と。この場合には、可変コイルLvにより発振周波数を
変更した後、可変抵抗器Rvを調節することにより最良
のチューニングポイントに調整する。
【0015】(2)  図5に示すように前記コイルL
1と並列に可変コンデンサCvを設け、この可変コンデ
ンサCvの容量を変化させることにより発振周波数を広
帯域化すること。この場合には、可変コンデンサCvに
より発振周波数を変更した後、可変抵抗器Rvを調節す
ることにより最良のチューニングポイントに調整する。 (3)  図6に示すように前記可変抵抗器Rvに代え
て、電圧又は電流等の外部信号にて抵抗値を変更できる
能動素子Raを、電源供給用コイルL2と並列に設ける
こと。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、発
振用トランジスタの集積化によりNF特性が悪化したり
、キャパシタの小型化によりばらつきが大きくなったり
して発振特性が劣化しても、高周波発振回路の最良の特
性を引き出すことができ、これら小型化のデメリットを
解消することができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】一実施例のベース接地型コルピッツ高周波発振
回路を示す回路図である。
【図3】電源供給用コイルと並列に設けた抵抗器の抵抗
値とC/N比との関係を示す図である。
【図4】別例を示す回路図である。
【図5】別例を示す回路図である。
【図6】別例を示す回路図である。
【図7】従来例を示す回路図である。
【図8】従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
C1〜C4  第1〜第4のキャパシタとしてのコンデ
ンサ L1  インダクタとしてのコイル L2  電源供給用インダクタとしての電源供給用コイ
ルRv  可変抵抗器 Tr  発振用トランジスタ VCC  直流電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  発振用トランジスタ(Tr)のコレク
    タ端子を第1のキャパシタ(C1)とインダクタ(L1
    )の直列回路を介して接地するとともに、同コレクタ端
    子とエミッタ端子とを第2のキャパシタ(C2)を介し
    て接続し、エミッタ端子とグランドとの間には第3のキ
    ャパシタ(C3)を設け、ベース端子を第4のキャパシ
    タ(C4)を介して接地し、更にコレクタ端子と直流電
    源(VCC)との間に電源供給用インダクタ(L2)及
    び当該インダクタ(L2)のQを低下させるために、こ
    れと並列に接続された抵抗器を設けたベース接地型コル
    ピッツ高周波発振回路において、前記電源供給用インダ
    クタ(L2)と並列に接続される該抵抗器を可変抵抗器
    (Rv)とすることを特徴とする高周波発振回路。
JP5283191A 1991-03-18 1991-03-18 高周波発振回路 Withdrawn JPH04288707A (ja)

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JP5283191A JPH04288707A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 高周波発振回路

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JPH04288707A true JPH04288707A (ja) 1992-10-13

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JP5283191A Withdrawn JPH04288707A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 高周波発振回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8149069B2 (en) 2009-06-08 2012-04-03 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd Low-noise voltage-controlled oscillating circuit

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8149069B2 (en) 2009-06-08 2012-04-03 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd Low-noise voltage-controlled oscillating circuit

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980514