JPH0721162B2 - 再生合材製造装置 - Google Patents
再生合材製造装置Info
- Publication number
- JPH0721162B2 JPH0721162B2 JP61101842A JP10184286A JPH0721162B2 JP H0721162 B2 JPH0721162 B2 JP H0721162B2 JP 61101842 A JP61101842 A JP 61101842A JP 10184286 A JP10184286 A JP 10184286A JP H0721162 B2 JPH0721162 B2 JP H0721162B2
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- recycled
- storage tank
- chute
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- Road Paving Machines (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は瀝青舗装廃材を利用した再生合材製造装置に係
り、特に主貯蔵槽の横に副貯蔵槽を併設し、ドライヤか
ら主貯蔵槽に至る骨材搬路を副貯蔵槽にも至るよう分岐
して、必要に応じて経路切換えができる瀝青舗装廃材を
利用した再生合材の製造装置に関するものである。
り、特に主貯蔵槽の横に副貯蔵槽を併設し、ドライヤか
ら主貯蔵槽に至る骨材搬路を副貯蔵槽にも至るよう分岐
して、必要に応じて経路切換えができる瀝青舗装廃材を
利用した再生合材の製造装置に関するものである。
従来、瀝青質舗装廃材を解細して再生骨材とし、これを
利用した再生合材製造装置としては次のようなものがあ
る。
利用した再生合材製造装置としては次のようなものがあ
る。
まず、第3図に示すのは、その第1例の装置で、ドライ
ヤミキサー30に廃材を解細した再生骨材31を入れて加熱
混練するもので、それを直接搬送するか、ホットビン32
に一時貯蔵してから搬送するか、にしたものである。
ヤミキサー30に廃材を解細した再生骨材31を入れて加熱
混練するもので、それを直接搬送するか、ホットビン32
に一時貯蔵してから搬送するか、にしたものである。
第4図に示すのは、第2例の装置で、篩33の下にホット
ビン34,計量槽35、ミキサー36を配し、新規骨材37をド
ライヤ38で加熱し、その加熱した新規骨材をホットエレ
ベータ39で篩33まで搬送する。一方、再生骨材31はドラ
イヤ40で加熱し、ホットエレベータ41で再生骨材ビン42
に搬送し、それを適宜、計量器43で計量してシュート44
でミキサー36に添加させるように構成したものである。
ビン34,計量槽35、ミキサー36を配し、新規骨材37をド
ライヤ38で加熱し、その加熱した新規骨材をホットエレ
ベータ39で篩33まで搬送する。一方、再生骨材31はドラ
イヤ40で加熱し、ホットエレベータ41で再生骨材ビン42
に搬送し、それを適宜、計量器43で計量してシュート44
でミキサー36に添加させるように構成したものである。
第5図に示す第3例の装置は、新規骨材37をドライヤミ
キサー30において加熱し、そのミキサー30の下方におい
て再生骨材31を加えて混練し、ホットエレベータ39で篩
33の搬送し、しかるのちミキサー36に供給して、新規骨
材と混練させるように構成したものである。
キサー30において加熱し、そのミキサー30の下方におい
て再生骨材31を加えて混練し、ホットエレベータ39で篩
33の搬送し、しかるのちミキサー36に供給して、新規骨
材と混練させるように構成したものである。
前記従来例において、第1例の装置は、再生骨材のみの
混練であるから、ドライヤミキサーに再生骨材を投入す
るためにドライヤの炎が直接再生骨材を被覆しているア
スファルトに照射され、アスファルトが炭化して粘性を
消失し、ひいては再生骨材を劣化させるおそれがある。
また、そのため加熱温度を抑えれば、舗装時に締固め密
度の不足が生じやすい欠点があった。
混練であるから、ドライヤミキサーに再生骨材を投入す
るためにドライヤの炎が直接再生骨材を被覆しているア
スファルトに照射され、アスファルトが炭化して粘性を
消失し、ひいては再生骨材を劣化させるおそれがある。
また、そのため加熱温度を抑えれば、舗装時に締固め密
度の不足が生じやすい欠点があった。
第2例の装置においては、新規骨材と再生骨材の各々に
個別のドライヤを用いるもので設備費及び維持費が多く
かかり均一な混合物とはなりにくい難点があった。
個別のドライヤを用いるもので設備費及び維持費が多く
かかり均一な混合物とはなりにくい難点があった。
第3例の装置は、傾斜させたドライヤの傾斜上方部から
新規骨材を投入して加熱し、傾斜下方部において再生骨
材を投入してドライヤの回転によっで混練し、熱交換に
よって再生骨材を加温して排出し、排出された再生合材
をホットエレベータ39で篩33の上まで搬送するものであ
り、この熱交換によって再生骨材表面のアスファルトが
新規骨材の表面にコーティングされる。さらに、ミキサ
ーにおいて新規アスファルトが添加されるため、再生骨
材と旧アスファルトの界面と、旧アスファルトと新規ア
スファルトの界面をもつため、骨材と瀝青質との付着が
強固となって外力に抵抗する再生骨材が得られる。しか
し、再生骨材の添加量が多くなると、熱交換時に旧アス
ファルトが多くなり骨材表面に軟化した瀝青質物が膜状
に付着してしまい、その結果、篩33上に投下されて分級
される段階で、篩33の網目に、その瀝青質物が付着し、
特に細粒の篩目を詰まらせて篩の使用を不能にしてしま
うという難点があった。
新規骨材を投入して加熱し、傾斜下方部において再生骨
材を投入してドライヤの回転によっで混練し、熱交換に
よって再生骨材を加温して排出し、排出された再生合材
をホットエレベータ39で篩33の上まで搬送するものであ
り、この熱交換によって再生骨材表面のアスファルトが
新規骨材の表面にコーティングされる。さらに、ミキサ
ーにおいて新規アスファルトが添加されるため、再生骨
材と旧アスファルトの界面と、旧アスファルトと新規ア
スファルトの界面をもつため、骨材と瀝青質との付着が
強固となって外力に抵抗する再生骨材が得られる。しか
し、再生骨材の添加量が多くなると、熱交換時に旧アス
ファルトが多くなり骨材表面に軟化した瀝青質物が膜状
に付着してしまい、その結果、篩33上に投下されて分級
される段階で、篩33の網目に、その瀝青質物が付着し、
特に細粒の篩目を詰まらせて篩の使用を不能にしてしま
うという難点があった。
本発明は、このような問題点を解消する手段として開発
したもので、一つのドライヤをもって新規骨材のみと、
再生骨材との混練をすることができるドライヤを有する
再生合材製造装置において、主貯蔵槽(メーンビン)の
横に副貯蔵槽(サブビン)を設けて、主貯蔵槽と副貯蔵
槽に、新旧の異種骨材を振り分け貯蔵することができる
ように構成した再生合材装置を提供することを目的とす
るものである。その具体的手段としては、 まず、新規骨材のみの加熱処理と、新規骨材と再生骨材
との混合加熱処理とを個別的に行うことのできる共用ド
ライヤを設置した。そして、このドライヤにより処理さ
れた新規骨材の加熱処理材と、新規骨材と再生骨材の混
合加熱処理材とをそれぞれ上方へ搬送する共用のホット
エレベータを設け、このホットエレベータの上部排出口
側に、前記新規骨材の加熱処理材を振動篩を介して主貯
蔵槽へ供給する第1シュートと、前記新規骨材と再生骨
材との混合加熱処理材を副貯蔵槽へ供給する第2シュー
トとを配備し、第1シュートと第2シュートとの分流部
には経路切換え可能な切換え板を設け、さらに前記主貯
蔵槽と副貯蔵槽の下部には、それぞれ主計量槽と副計量
槽を配備するとともに、双方の計量槽の下部にはミキサ
ーを配置し、このミキサーには、別ルートのアスファル
ト供給装置と石粉供給装置とを接続させた構成としたこ
とにある。
したもので、一つのドライヤをもって新規骨材のみと、
再生骨材との混練をすることができるドライヤを有する
再生合材製造装置において、主貯蔵槽(メーンビン)の
横に副貯蔵槽(サブビン)を設けて、主貯蔵槽と副貯蔵
槽に、新旧の異種骨材を振り分け貯蔵することができる
ように構成した再生合材装置を提供することを目的とす
るものである。その具体的手段としては、 まず、新規骨材のみの加熱処理と、新規骨材と再生骨材
との混合加熱処理とを個別的に行うことのできる共用ド
ライヤを設置した。そして、このドライヤにより処理さ
れた新規骨材の加熱処理材と、新規骨材と再生骨材の混
合加熱処理材とをそれぞれ上方へ搬送する共用のホット
エレベータを設け、このホットエレベータの上部排出口
側に、前記新規骨材の加熱処理材を振動篩を介して主貯
蔵槽へ供給する第1シュートと、前記新規骨材と再生骨
材との混合加熱処理材を副貯蔵槽へ供給する第2シュー
トとを配備し、第1シュートと第2シュートとの分流部
には経路切換え可能な切換え板を設け、さらに前記主貯
蔵槽と副貯蔵槽の下部には、それぞれ主計量槽と副計量
槽を配備するとともに、双方の計量槽の下部にはミキサ
ーを配置し、このミキサーには、別ルートのアスファル
ト供給装置と石粉供給装置とを接続させた構成としたこ
とにある。
本発明は、前記したように構成したので、ドライヤにお
いて加熱処理した新規骨材をホットエレベータを介して
上部の第1シュートから篩を通して主貯蔵槽に貯蔵させ
ておくことができる。
いて加熱処理した新規骨材をホットエレベータを介して
上部の第1シュートから篩を通して主貯蔵槽に貯蔵させ
ておくことができる。
また、舗装廃材を解細して得られた再生骨材は、ドライ
ヤにおいて再生骨材と新規骨材とを混合加熱し、再生加
熱処理材として造成し、この混合加熱処理材は、第2シ
ュートを経て副貯蔵槽に貯蔵させることができる。
ヤにおいて再生骨材と新規骨材とを混合加熱し、再生加
熱処理材として造成し、この混合加熱処理材は、第2シ
ュートを経て副貯蔵槽に貯蔵させることができる。
そこで、主貯蔵槽から新規骨材からなる加熱処理材を下
方の主計量槽に降下させて計量し、例えば700Kgを計量
して下のミキサーに投入する。次に副貯蔵槽から副計量
槽に新規骨材と再生骨材との混合加熱処理材を降下させ
て例えば300Kgを計量し、ミキサーに投下し、これに別
途、石粉、アスファルト等を適宜添加し、混練すると、
瀝青質舗装廃材を利用した、いわゆる再生合材の製造を
効率的に行うことができるものである。
方の主計量槽に降下させて計量し、例えば700Kgを計量
して下のミキサーに投入する。次に副貯蔵槽から副計量
槽に新規骨材と再生骨材との混合加熱処理材を降下させ
て例えば300Kgを計量し、ミキサーに投下し、これに別
途、石粉、アスファルト等を適宜添加し、混練すると、
瀝青質舗装廃材を利用した、いわゆる再生合材の製造を
効率的に行うことができるものである。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は、舗装廃材を利用した再生合材製造装置のフローチ
ャートである。第2図は、装置構造の概念図である。ま
ず、第2図に基づいて装置構成を説明すると、装置1
は、上の方から震動篩2、骨材用主貯蔵槽3、主計量槽
4、ミキサー5と主貯蔵槽3間を囲い壁6をもって連結
し密閉状に構成している。そして、囲い壁6内には、ア
スファルト計量機7および石粉計量機8を設置し、石粉
計量機8には、石粉エレベータ9を連結させた形で外部
に設置している。
図は、舗装廃材を利用した再生合材製造装置のフローチ
ャートである。第2図は、装置構造の概念図である。ま
ず、第2図に基づいて装置構成を説明すると、装置1
は、上の方から震動篩2、骨材用主貯蔵槽3、主計量槽
4、ミキサー5と主貯蔵槽3間を囲い壁6をもって連結
し密閉状に構成している。そして、囲い壁6内には、ア
スファルト計量機7および石粉計量機8を設置し、石粉
計量機8には、石粉エレベータ9を連結させた形で外部
に設置している。
ついで、前記主貯蔵槽3の横側に副貯蔵槽10を配設し、
この副貯蔵槽10の下方には副計量槽11を配設している。
また、副計量槽11の下方には前記ミキサー5上部に至る
第3シュート12を架設している。
この副貯蔵槽10の下方には副計量槽11を配設している。
また、副計量槽11の下方には前記ミキサー5上部に至る
第3シュート12を架設している。
そして、これらの装置は架台13で支持し、ミキサー5下
部にはダンプカー等の出入りができミキサー5で混練さ
れた再生合材を搬出できる構成とした。
部にはダンプカー等の出入りができミキサー5で混練さ
れた再生合材を搬出できる構成とした。
さらに前記架台13に近接してホットエレベータ15を併設
し、このホットエレベータ15の上部排出口側の直下には
第1シュート16と第2シュート17とを配設し、その第1
シュートと第2シュート17との分岐部には軸18Aを介し
て開閉形式の切換え板18を設けた。そしてこの切換え板
18をシリンダ18Bの作動で開閉自在とし、第1シュート1
6と第2シュート17との経路を切換えができるように構
成している。すなわち、切換え板18を閉じることによっ
て新規骨材を篩2上に、切換え板18を開くことによって
再生合材を副貯蔵槽10に各々振り分けて供給することが
できるように構成した。
し、このホットエレベータ15の上部排出口側の直下には
第1シュート16と第2シュート17とを配設し、その第1
シュートと第2シュート17との分岐部には軸18Aを介し
て開閉形式の切換え板18を設けた。そしてこの切換え板
18をシリンダ18Bの作動で開閉自在とし、第1シュート1
6と第2シュート17との経路を切換えができるように構
成している。すなわち、切換え板18を閉じることによっ
て新規骨材を篩2上に、切換え板18を開くことによって
再生合材を副貯蔵槽10に各々振り分けて供給することが
できるように構成した。
なお、前記副貯蔵槽10は二重壁とし、中空部に断熱材を
詰設し、内壁はアルミニウム板など熱反射性素材を用い
て保温構造としている。また、下部に排出口10Aを設
け、この排出口10Aを塞ぐように揺動形式の蓋10Bを配設
している。さらに具体的に言うと、揺動蓋10Bを前記排
出口10A下面に当てるとともに、その両側端部に吊り板
をそれぞれ立設し、双方の吊り板上部を軸10Cを介して
副貯蔵槽10側に軸着し、この軸10Cを中心に揺動蓋10Bを
揺動させることにより、前記排出口10Aの開閉操作がで
きるように構成している。図中10Dは、開閉用のシリン
ダである。
詰設し、内壁はアルミニウム板など熱反射性素材を用い
て保温構造としている。また、下部に排出口10Aを設
け、この排出口10Aを塞ぐように揺動形式の蓋10Bを配設
している。さらに具体的に言うと、揺動蓋10Bを前記排
出口10A下面に当てるとともに、その両側端部に吊り板
をそれぞれ立設し、双方の吊り板上部を軸10Cを介して
副貯蔵槽10側に軸着し、この軸10Cを中心に揺動蓋10Bを
揺動させることにより、前記排出口10Aの開閉操作がで
きるように構成している。図中10Dは、開閉用のシリン
ダである。
さらに副計量槽11は、計量器11Aを介して吊設された構
造とした。なお、排出口11B、揺動蓋11C、シリンダ11D
等は、前記副貯蔵槽10のものと同じ構成である。
造とした。なお、排出口11B、揺動蓋11C、シリンダ11D
等は、前記副貯蔵槽10のものと同じ構成である。
ドライヤ19は、ミキサー機能をもったドライヤであり、
図示のように、傾斜下方に廃材投入シュート19Aを有
し、この投入シュート19Aから再生骨材を投入するよう
にしている。20は再生骨材ビンである。また傾斜上方の
投入シュート19Bから新規骨材を投入するようにしてい
る。21は新規骨材ビンである。つまりドライヤ19で新規
骨材を加熱し、傾斜下方部で加熱されている再生骨材
と、この部分に添加された再生骨材とを混練させ、いわ
ゆる熱交換方式により再生骨材を加温混練するようにし
たものである。こうして混練された合材は排出口19Cか
らホットエレベータ15によって上昇搬送され、第2シュ
ート17を介して副貯蔵槽10に貯蔵される。新規骨材のみ
をドライヤ19で加熱した場合は、切換え板18を閉じて第
1シュート16を介して篩2上に投下し、分級して下方の
主貯蔵槽3に新規骨材を貯蔵する。
図示のように、傾斜下方に廃材投入シュート19Aを有
し、この投入シュート19Aから再生骨材を投入するよう
にしている。20は再生骨材ビンである。また傾斜上方の
投入シュート19Bから新規骨材を投入するようにしてい
る。21は新規骨材ビンである。つまりドライヤ19で新規
骨材を加熱し、傾斜下方部で加熱されている再生骨材
と、この部分に添加された再生骨材とを混練させ、いわ
ゆる熱交換方式により再生骨材を加温混練するようにし
たものである。こうして混練された合材は排出口19Cか
らホットエレベータ15によって上昇搬送され、第2シュ
ート17を介して副貯蔵槽10に貯蔵される。新規骨材のみ
をドライヤ19で加熱した場合は、切換え板18を閉じて第
1シュート16を介して篩2上に投下し、分級して下方の
主貯蔵槽3に新規骨材を貯蔵する。
なお、この実施例では、ドライヤ19の上部に換気口19D
を設け、乾式サイクロン22をダクト22Aを介して連結
し、さらに排風機23をダクト22Bを介して連結してい
る。24はバグフィルタ、25は排風機、26は煙突、23A,24
A,25Aはダクトである。また、前記囲い壁6にはミキサ
ー5上部に位置してバグフィルタ24へ至るダクト23Aを
連結している。
を設け、乾式サイクロン22をダクト22Aを介して連結
し、さらに排風機23をダクト22Bを介して連結してい
る。24はバグフィルタ、25は排風機、26は煙突、23A,24
A,25Aはダクトである。また、前記囲い壁6にはミキサ
ー5上部に位置してバグフィルタ24へ至るダクト23Aを
連結している。
次に本発明による再生合材製造装置によって、再生合材
を製造する手順の概略を説明すると、まず、新規骨材ビ
ン21からドライヤ19に新規骨材を投入して180℃ないし2
50℃になるように加熱し、その加熱骨材をホットエレベ
ータ15によって上昇させる。その際、第1シュート16の
切換え板18をシリンダ18Bの装置で閉じておくと、ホッ
トエレベータ15から搬送されてきた加熱骨材、つまり加
熱処理材は篩2上に投下され、分級されて主貯蔵槽3の
分級枡毎に貯蔵される。したがって、骨材の使用時に、
所望する粒度の骨材を分級枡から取り出し主計量槽4で
計量してミキサー5に投入すればよい。新規骨材のみで
アスファルト合材を製造する場合は、このままでアスフ
ァルト計量機7から新規のアスファルトを投入し、別途
石粉計量機8からは石粉を投入してミキサー5内で骨
材、石粉、アスファルトを混練してアスフアルト舗装用
混合物を製造し、ダンプカー14で搬出する。
を製造する手順の概略を説明すると、まず、新規骨材ビ
ン21からドライヤ19に新規骨材を投入して180℃ないし2
50℃になるように加熱し、その加熱骨材をホットエレベ
ータ15によって上昇させる。その際、第1シュート16の
切換え板18をシリンダ18Bの装置で閉じておくと、ホッ
トエレベータ15から搬送されてきた加熱骨材、つまり加
熱処理材は篩2上に投下され、分級されて主貯蔵槽3の
分級枡毎に貯蔵される。したがって、骨材の使用時に、
所望する粒度の骨材を分級枡から取り出し主計量槽4で
計量してミキサー5に投入すればよい。新規骨材のみで
アスファルト合材を製造する場合は、このままでアスフ
ァルト計量機7から新規のアスファルトを投入し、別途
石粉計量機8からは石粉を投入してミキサー5内で骨
材、石粉、アスファルトを混練してアスフアルト舗装用
混合物を製造し、ダンプカー14で搬出する。
再生合材を製造する場合の再生骨材は、骨材とアスファ
ルト、石粉の混合した状態の舗装廃材を解細したもので
ある。したがって、再生骨材の表面には石粉が混入した
アスファルト物質が膜状に被着した状態にある。そこで
再生合材を製造する場合は、まずこの再生骨材を収容し
た再生骨材ビン20から再生骨材をドライヤ19の廃材投入
シュート19Aから投入し、先にドライヤ19内で加熱され
ている新規骨材に20〜40%の割合で混入させ混練する。
つまり再生骨材は、新規骨材の熱による熱交換によって
加温され、新規骨材と再生骨材とからなる混合加熱処理
材が混練される。そこで、この混練された混合加熱処理
材をホットエレベータ15で上昇させ、第2シュート17を
介して副貯蔵槽10に投入し貯蔵する。
ルト、石粉の混合した状態の舗装廃材を解細したもので
ある。したがって、再生骨材の表面には石粉が混入した
アスファルト物質が膜状に被着した状態にある。そこで
再生合材を製造する場合は、まずこの再生骨材を収容し
た再生骨材ビン20から再生骨材をドライヤ19の廃材投入
シュート19Aから投入し、先にドライヤ19内で加熱され
ている新規骨材に20〜40%の割合で混入させ混練する。
つまり再生骨材は、新規骨材の熱による熱交換によって
加温され、新規骨材と再生骨材とからなる混合加熱処理
材が混練される。そこで、この混練された混合加熱処理
材をホットエレベータ15で上昇させ、第2シュート17を
介して副貯蔵槽10に投入し貯蔵する。
ついで、この副貯蔵槽10から加熱再生骨材を降下させて
下方の副計量槽11で計量する。計量後はシリンダ11Dの
操作によって揺動蓋11Cを開動させて排出口11Bから第3
シュート12を介して、その混合加熱処理材をミキサー5
に投入する。このミキサー5には必要に応じて主貯蔵槽
3から新規骨材を供給するとともに、更に石粉、新規ア
スファルトを添加して混練すれば、所望の再生合材を製
造することができる。
下方の副計量槽11で計量する。計量後はシリンダ11Dの
操作によって揺動蓋11Cを開動させて排出口11Bから第3
シュート12を介して、その混合加熱処理材をミキサー5
に投入する。このミキサー5には必要に応じて主貯蔵槽
3から新規骨材を供給するとともに、更に石粉、新規ア
スファルトを添加して混練すれば、所望の再生合材を製
造することができる。
つまり本発明によると、新規の骨材と廃材を利用した再
生骨材とを一つのドライヤ19で加熱することができ、し
かもアスファルト物質の付着した混合加熱処理材は篩2
を通さずに副貯蔵槽に貯蔵しておくことができ、そのた
め、製造装置における重要な役割を分担する篩の目詰ま
りを生じさせることがない。
生骨材とを一つのドライヤ19で加熱することができ、し
かもアスファルト物質の付着した混合加熱処理材は篩2
を通さずに副貯蔵槽に貯蔵しておくことができ、そのた
め、製造装置における重要な役割を分担する篩の目詰ま
りを生じさせることがない。
なお本発明は上記構成に限定されることなく、適宜設計
変更することができる。例えば副貯蔵槽は数基併設する
ことができる。実施例では、ミキサーにアスファルト軟
化剤散布装置を設置した。
変更することができる。例えば副貯蔵槽は数基併設する
ことができる。実施例では、ミキサーにアスファルト軟
化剤散布装置を設置した。
本発明による製造装置は、次のようなすぐれた効果を有
している。
している。
A.主貯蔵槽に隣接して副貯蔵槽を設置し、ホットエレベ
ータで運搬して来る新規骨材と再生骨材とを切換えシュ
ートによって振り分け投入することができるため、篩の
目詰まりを生じさせることがない。
ータで運搬して来る新規骨材と再生骨材とを切換えシュ
ートによって振り分け投入することができるため、篩の
目詰まりを生じさせることがない。
B.篩目を詰まらせることがなくなったため、一基のドラ
イヤによって新規骨材と再生骨材とを共用で使用するこ
とができ、設備投資をおさえ、かつ管理費を少なくする
ことができる。
イヤによって新規骨材と再生骨材とを共用で使用するこ
とができ、設備投資をおさえ、かつ管理費を少なくする
ことができる。
C.切換えシュートと副貯蔵槽、副計量槽以外は既設設備
を利用することができるので、廃材を利用した再生骨材
を低投資によって簡単に効率よく生産することができ
る。
を利用することができるので、廃材を利用した再生骨材
を低投資によって簡単に効率よく生産することができ
る。
図面は本装置に係り、第1図はフローチャート図、第2
図はプラント全体のブロック図および要部側面図、第3
図ないし第5図は従来例を示す。 1……合材装置 2……振動篩 3……主貯蔵槽(メインホットビン) 4……主計量槽 5……ミキサー 6……囲い壁 7……アスファルト計量機 8……石粉計量機 9……石粉エレベータ 10……副貯蔵槽(サブビン) 10A……排出口 10B……揺動蓋 10C……軸 10D……シリンダ 11……副計量槽(サブ計量槽) 11A……計量器 11B……排出口 11C……揺動蓋 11D……シリンダ 12……第3シュート 13……架台 15……ホットエレベータ 16……第1シュート 17……第2シュート 18……切換え板 18A……シリンダ 19……ドライヤ 19A……廃材投入シュート 19B……投入シュート 19C……排出口 19D……換気口 20……廃材ビン 21……骨材ビン 22……乾式サイクロン 23,25……排風機 24……バグフィルタ 22A,22B,23A,24A……ダクト
図はプラント全体のブロック図および要部側面図、第3
図ないし第5図は従来例を示す。 1……合材装置 2……振動篩 3……主貯蔵槽(メインホットビン) 4……主計量槽 5……ミキサー 6……囲い壁 7……アスファルト計量機 8……石粉計量機 9……石粉エレベータ 10……副貯蔵槽(サブビン) 10A……排出口 10B……揺動蓋 10C……軸 10D……シリンダ 11……副計量槽(サブ計量槽) 11A……計量器 11B……排出口 11C……揺動蓋 11D……シリンダ 12……第3シュート 13……架台 15……ホットエレベータ 16……第1シュート 17……第2シュート 18……切換え板 18A……シリンダ 19……ドライヤ 19A……廃材投入シュート 19B……投入シュート 19C……排出口 19D……換気口 20……廃材ビン 21……骨材ビン 22……乾式サイクロン 23,25……排風機 24……バグフィルタ 22A,22B,23A,24A……ダクト
Claims (1)
- 【請求項1】新規骨材のみの加熱処理と、新規骨材と再
生骨材との混合加熱処理とを個別的に行うことのできる
共用ドライヤと、このドライヤにより処理された新規骨
材の加熱処理材と、新規骨材と再生骨材の混合加熱処理
材とをそれぞれ上方へ搬送する共用のホットエレベータ
と、前記新規骨材の加熱処理材を振動篩を介して主貯蔵
槽へ供給する第1シュートと、前記新規骨材と再生骨材
との混合加熱処理材を副貯蔵槽へ供給する第2シュート
とを前記ホットエレベータの上部排出口側に配備し、前
記第1シュートと第2シュートとの分流部には経路切換
え可能な切換え板を設け、さらに前記主貯蔵槽と副貯蔵
槽の下部には、それぞれ主計量槽と副計量槽を配備する
とともに、双方の計量槽の下部にはミキサーを配置し、
このミキサーには、別ルートのアスファルト供給装置と
石粉供給装置とアスファルト軟化剤散布装置とを接続さ
せた構成としたことを特徴とする再生合材製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61101842A JPH0721162B2 (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 再生合材製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61101842A JPH0721162B2 (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 再生合材製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62258003A JPS62258003A (ja) | 1987-11-10 |
JPH0721162B2 true JPH0721162B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=14311311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61101842A Expired - Lifetime JPH0721162B2 (ja) | 1986-05-01 | 1986-05-01 | 再生合材製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0721162B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7163113B2 (ja) * | 2018-09-03 | 2022-10-31 | 株式会社Nippo | 再生アスファルト混合物の製造方法及び再生アスファルト混合物 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58156602A (ja) * | 1982-03-11 | 1983-09-17 | 株式会社新潟鐵工所 | アスフアルト合材生成用ドラムミキサ |
JPS60101149A (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-05 | Niigata Eng Co Ltd | アスフアルト合材の製造方法 |
-
1986
- 1986-05-01 JP JP61101842A patent/JPH0721162B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62258003A (ja) | 1987-11-10 |
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