JPH05171615A - 廃材の混合方法 - Google Patents

廃材の混合方法

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JPH05171615A
JPH05171615A JP34123191A JP34123191A JPH05171615A JP H05171615 A JPH05171615 A JP H05171615A JP 34123191 A JP34123191 A JP 34123191A JP 34123191 A JP34123191 A JP 34123191A JP H05171615 A JPH05171615 A JP H05171615A
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JP
Japan
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asphalt
mixing
waste
mixer
waste material
Prior art date
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Pending
Application number
JP34123191A
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English (en)
Inventor
Toshiya Sato
敏哉 佐藤
Takeshi Nakamura
毅 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Tanaka Iron Works Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 骨材を加熱乾燥するためのドライヤ(11)
及び石粉貯蔵装置(12)並びにアスファルト貯蔵装置
(13)から供給された前記骨材及び石粉並びにアスフ
ァルトを混合してアスファルト合材を製造する混合装置
(14)と、アスファルト舗装廃材(R)を加熱乾燥及
び混合するためのドラムミキサ(3)とを有するアスフ
ァルトプラントにおいて、混合装置(14)に最初に加
熱アスファルト廃材を投入し、その後新材を投入して混
合する廃材の混合方法。 【効果】 アスファルト廃材をまず先に投入し、その後
新材を投入し、混合するため、材料が混合装置の両軸に
均等に分散され混合状態が良くなる。廃材を先に投入し
て混合するため、廃材中の水分が混合装置内で拡散さ
れ、そのため、蒸発が促進され合材温度の低下が遅くな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、混合装置への廃材の混
合方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般の舗装された道路の構造とし
ては、アスファルト舗装、コンクリート舗装及び簡易舗
装が知られている。アスファルト舗装は、整地された路
床上に、順次下層路盤、上層路盤、基層、表層からなる
舗装をし、さらに表層上に摩耗層を施したものであっ
て、このうち、基層、表層及び摩耗層には、いわゆるア
スファルト合材が使用されている。
【0003】このアスファルト合材は、通常、工場段階
でアスファルトプラントによって製造されており、骨材
としての砕石、フィラーとしての石粉が約9割を占め、
この中にアスファルトが含有されたものである。このア
スファルト合材は、工場のアスファルトプラントにおい
て、一定速度で回転するドライヤ内でバーナ炎による輻
射熱によって高温により加熱乾燥された砕石と前記石粉
及び同様に加熱溶融したアスファルトとを混合すること
によって製造される。このアスファルト合材は直接トラ
ック等により舗装現場に運搬されるか、あるいは一部を
工場内のアスファルト合材サイロで高温貯蔵される。
【0004】アスファルト合材の製造工程では、前記砕
石の高温加熱工程及び混合工程等で大量の粉塵及び排ガ
スが生じ、大気汚染による公害発生源となるため、大規
模な粉塵及び排ガスの処理設備が必要とされる。
【0005】一方、近年になって、交通量がますます増
加した結果、道路の損傷も激しく、舗装部分の修理が頻
繁に行われている。修理の対象となる舗装部分にはアス
ファルトと骨材が含まれており、最近では省資源のため
にリサイクルが行われるようになってきている。
【0006】このため、前記アスファルト廃材を再利用
するための各種リサイクルプラントがメーカーによって
開発されている。このリサイクルプラントにおいては、
従来、加熱篩い分けされた骨材と石粉を混合装置内に投
入し、約5秒混ぜた後にすでに加熱貯蔵されているアス
ファルト廃材を投入し、不足分のアスファルトと混合し
た後、アスファルト合材として出荷していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
混合方法であると、アスファルト廃材の練り上がり時間
が短くてよく混合できず、アスファルト合材の温度低下
が早いという問題があった。そこで本発明が解決すべき
課題は、アスファルト合材をよく混合できる方法を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明の廃材の混合方法は、骨材を加熱乾燥するた
めのドライヤ及び石粉貯蔵装置並びにアスファルト貯蔵
装置から供給された前記骨材及び石粉並びにアスファル
トを混合してアスファルト合材を製造する混合装置と、
アスファルト舗装廃材を加熱乾燥及び混合するためのド
ラムミキサとを有するアスファルトプラントにおいて、
前記混合装置に最初に加熱アスファルト廃材を投入し、
その後新材を投入して混合することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明では、混合装置に対し廃材を先に投入す
るため、廃材が混合装置の両軸に均等に分散され、廃材
の混合時間も長くなり、水分も速やかに蒸発するため合
材温度の低下が遅くなる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図1は本発明実施例のアスファルト
舗装廃材の再生装置を既設のアスファルトプラントに設
置した場合の配置図である。
【0011】図1において、既設のアスファルトプラン
トは、砕石貯蔵装置10、ドライヤ11、石粉貯蔵装置
12、アスファルト貯蔵装置13及びこれらを混合する
ための混合装置14並びにドライヤ11から発生する粉
塵を処理するための粉塵処理装置15からなっている。
【0012】このアスファルトプラントにおいては、砕
石が砕石貯蔵装置10からベルトコンベア10aによっ
てドライヤ11に投入され、同ドライヤ11内で重油タ
ンク11aから供給される重油Fによって燃焼するバー
ナ11bによって加熱乾燥され、エレベータ14aを経
由して篩14bにて粒度別にホットビン14cに一時貯
蔵される。石粉とアスファルトと一時貯蔵された加熱骨
材を配合別に計量した後、混合装置14にて混練後、出
荷される。
【0013】このアスファルト合材は混合装置14の下
部からトラック16によって直接舗装現場に運搬される
か、あるいは一部が合材サイロ17にて高温状態で貯蔵
される。また、前記ドライヤ11と前記粉塵処理装置1
5との間にはアスファルト舗装廃材を再生処理するため
のドラムミキサ3を設置している。このドラムミキサ3
は、ドライヤ11に併設され、入口側は煙道4によって
ドライヤ11と連結され、さらにダクトDを介して粉塵
処理装置15に連結されている。
【0014】ここで、本実施例においては、ドラムミキ
サ3の出口側より煙道8を前記ドライヤ11に連結して
いる。この煙道8には排風機9を設けている。
【0015】なお、アスファルト舗装廃材Rは、予めク
ラッシャー及び篩(図示せず)によって一定粒度にさ
れ、廃材供給装置1に貯蔵されている。
【0016】この廃材Rが、廃材供給装置1から搬入ベ
ルトコンベア2によって一定速度で回転するドラムミキ
サ3に投入される。ここで、煙道4は、前述のように、
ドラムミキサ3がドライヤ11と併設されており、ドラ
イヤ11からの排ガスGが、ドラムミキサ3へ一部流入
する。前記ドライヤ11で発生する排ガスGの温度は約
110℃〜120℃であり、別途、前記重油タンク11
aから供給される重油Fによって燃焼するバーナ5の2
次空気として利用され、バーナ5の燃焼温度を適正に保
つようにしている。したがって、廃材R中に含有された
アスファルトと骨材は、ドラムミキサ3内で過度に加熱
されることなく溶融し、適正なアスファルト合材が得ら
れる。
【0017】このようにアスファルト廃材はドラムミキ
サ3内で過度に加熱されることはなく、加熱温度が約8
00℃に保たれている。そこで本実施例においては、ド
ラムミキサ3の出口側から煙道8を介してドライヤ11
のバーナ11b近傍へ排気ガスHを送気し、ドライヤ1
1内で二次燃焼させるようにしている。排気ガスHは排
風機9によって強制的に送風されるようになっている。
【0018】ドラムミキサ3で得られたアスファルト廃
材はドラムミキサ3の出口側に設けられたチャージホッ
パ6から、スキップ7によって運搬され、合材サイロ1
7に一時貯蔵され、計量機付トロリバケット18等で設
定量計量されて投入シュート19を経由して混合装置1
4に投入され、アスファルト廃材と混合され、合材とし
て出荷される。図2は合材サイロ17の部分の詳細を示
す正面図、図3はその側面図である。計量器付トロリ1
8は合材サイロ(サージビン)の下部に取り付けたエア
ーシリンダにより任意に設定された重量を計量し、混合
装置14側にモータにて移動する。
【0019】本発明では、投入順序をアスファルト廃材
をまず先に投入し、その後新材を投入して混合するよう
にしている。このとき、混合装置14に対してアスファ
ルト廃材を側面より投入するため、先に廃材を投入した
方が混合装置14の両軸に均等に分散される。
【0020】なお、ドラムミキサ3内で発生する廃材か
らの粉塵が、このドライヤ11で砕石等と共に回転し、
大部分捕捉される。しかし、この段階で捕捉されなかっ
た粉塵もサイクロン15a及びバグフィルタ15bによ
って捕捉されて清浄化され、排風機15c及び煙突15
dを介して外部へ排出される。
【0021】以上の構成からなるアスファルト舗装廃材
の再生装置は、ドラムミキサ3からドライヤ11へ排気
ガスHを循環させてドライヤ11内で二次燃焼させるこ
とによって、臭気やブルースモークの発生が防止され、
またドラムミキサ内での適正温度を保つことによって、
燃焼効率が向上するようになっている。
【0022】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、アスファルト廃材をまず先に投入し、その後新材を
投入し、混合するようにしているため、材料が混合装置
の両軸に均等に分散され混合状態が良くなる。また、廃
材を先に投入して混合するため、廃材中の水分が混合装
置内で拡散され、そのため、蒸発が促進され合材温度の
低下が遅くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施例のアスファルト舗装廃材の再生
装置を既設のアスファルトプラントに設置した場合の配
置図である。
【図2】 合材サイロの部分の詳細を示す正面図であ
る。
【図3】 合材サイロの部分の詳細を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
1 廃材貯蔵装置、2,10a ベルトコンベア、3,
ドラムミキサ、4,8煙道、5,11b バーナ、6
チャージホッパ、7 スキップ、9,15c排風機、1
0 砕石貯蔵装置、11 ドライヤ、11a 重油タン
ク、12 石粉貯蔵装置、12a,14a エレベー
タ、13 アスファルト貯蔵装置、14混合装置、14
b 篩、15 粉塵処理装置、15a サイクロン、1
5bバグフィルタ、15d 煙突、16 トラック、1
7 合材サイロ(サージビン)、18計量機付トロリバ
ケット、19 投入シュート、A アスファルト管、D
ダクト、F 重油、G 排気ガス、H 排気ガス、R
アスファルト舗装廃材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 骨材を加熱乾燥するためのドライヤ(1
    1)及び石粉貯蔵装置(12)並びにアスファルト貯蔵
    装置(13)から供給された前記骨材及び石粉並びにア
    スファルトを混合してアスファルト合材を製造する混合
    装置(14)と、アスファルト舗装廃材(R)を加熱乾
    燥及び混合するためのドラムミキサ(3)とを有するア
    スファルトプラントにおいて、 前記混合装置(14)に最初に加熱アスファルト廃材を
    投入し、その後新材を投入して混合することを特徴とす
    る廃材の混合方法。
JP34123191A 1991-12-24 1991-12-24 廃材の混合方法 Pending JPH05171615A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008081949A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Nikko Co Ltd アスファルトリサイクルプラント
JP2009249991A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Nikko Co Ltd アスファルト混合物の製造方法及びその装置
CN110004797A (zh) * 2019-05-14 2019-07-12 那小东 一种多级分段拌合冷添加再生沥青砼厂拌设备及方法

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