JPH07211601A - 電解コンデンサ用リード線の製造装置 - Google Patents

電解コンデンサ用リード線の製造装置

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JPH07211601A
JPH07211601A JP654694A JP654694A JPH07211601A JP H07211601 A JPH07211601 A JP H07211601A JP 654694 A JP654694 A JP 654694A JP 654694 A JP654694 A JP 654694A JP H07211601 A JPH07211601 A JP H07211601A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電解コンデンサ用リード線の組立てに際し、
アルミニウム線の端部面に対して外部リード線の先端部
を溶接して接続する場合において、溶接強度および溶接
品質の安定性を向上することができる、改善された溶接
レバー構造を備えた電解コンデンサ用リード線の製造装
置をを得る。 【構成】 溶接レバー14は、剛体で形成した固定板2
0と、この固定板の一側面に枢着された可動板24とか
らなり、前記固定板と可動板の一端部にそれぞれ外部リ
ード線12を挾持する把持部16、18を設け、前記固
定板のほぼ中央部を支持部材42により旋回可能に保持
し、前記固定板の他端部には、把持部に挾持された前記
リード線の一端部がアルミニウム線10の端面に当接す
る方向に前記固定板を旋回させるよう押圧弾力作用する
ばね部材46を配置すると共に、このばね部材の押圧弾
力に抗して前記固定板を吸着保持して前記リード線の一
端部をアルミニウム線の端面より離間させる方向に旋回
させるよう構成した電磁石32を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電解コンデンサの製
造装置に係り、特に電解コンデンサの電極と接続するア
ルミニウム線の端部に外部リード線を溶接接続してリー
ド端子を組立てる電解コンデンサ用リード線の製造装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電解コンデンサの製造に
際しては、リード端子の組立工程において、一端部を棒
状とすると共に他端側を偏平状に形成したアルミニウム
線材の棒状端部面に、銅被覆の軟鉄線からなる外部リー
ド線材を溶接し、その後前記アルミニウム線材の偏平状
部分を帯状の電極箔にかしめ付け等の手段により接続す
る作業が行われる。
【0003】従って、この種のリード端子の組立作業
を、連続的にしかも自動的に行うよう構成した、電解コ
ンデンサ用リード線の組立装置としては、例えば特開平
4−44206号公報に開示されている。
【0004】そこで、前記リード端子の組立てに際し
て、アルミニウム線材の棒状端部面に外部リード線材を
溶接する手段として、例えば図6に示す装置が知られて
いる。すなわち、図6において、参照符号10はアルミ
ニウム線、12は外部リード線を示し、この外部リード
線12はアルミニウム製板ばねで構成した溶接レバー1
4で保持して、アルミニウム線10の端部面10aに外
部リード線10の先端部12aを当接させて溶接を行う
よう構成されている。
【0005】しかるに、前記溶接レバー14は、その先
端部に外部リード線12の一部を保持するための下側把
持部16と上側把持部18とを備え、下側把持部16は
アルミニウム製板ばねからなる固定板20に結合し、ま
た上側把持部18は軸部22を介して前記固定板20の
一側面に枢着されたアルミニウム製板ばねからなる可動
板24に結合している。そして、前記固定板20の基部
は、支持部材26に固定し、この固定板20の先端に形
成した前記把持部16、18を、外部リード線12の軸
芯(矢印)方向に弾性変位するよう配置する。この場
合、前記固定板20の一側面にばね部材28を設置し
て、前記固定板20の変位に対し加圧弾力を発生するよ
う構成する。また、前記固定板20の一側面には、磁性
板30を取付け、この磁性板30に対して電磁石32の
励磁片34を対向配置する。これにより、前記電磁石3
2を付勢することにより、励磁片34に磁性板30を、
前記固定板20に作用するばね弾力に抗して吸着し、溶
接レバー14を溶接待機状態に保持することができる。
【0006】また、一端において前記上側把持部18と
結合し、固定板20に対して枢着された可動板24の他
端側に、圧縮コイルばね36を介して上下方向に弾力的
に変位する開閉部材38を結合し、この圧縮コイルばね
36の弾力作用により、前記上側把持部18を下側把持
部16に対し所要の圧力で当接して、外部リード線12
の適正な挾持を行うよう可動板24を変位させる。従っ
て、前記開閉部材38に対し、上方から適当な押圧手段
(図示せず)により、前記可動板24の他端側をばね弾
力に抗して押下げ操作を行うことにより、前記把持部1
6、18の開閉を行うことができる。なお、参照符号4
0は、固定板20の一側面に固定した前記圧縮コイルば
ね36の一端を保持するための支持具である。
【0007】このように構成された従来の外部リード線
材溶接手段によれば、次の手順に従ってアーク溶接を行
う。すなわち、図7の(a)、(b)に、この溶接手順
を示す。
【0008】まず、図7の(a)は、アルミニウム線1
0と溶接レバー14に挾持された外部リード線12との
溶接開始状態の位置関係を示す。この場合、前記アルミ
ニウム線10と外部リード線12とに対して、溶接用電
源(図示せず)を接続し、前記アルミニウム線10と外
部リード線12との対向面においてアーク溶接電流を発
生するよう構成されている。そして、このアーク電流の
電源としては、商用電源(3相、200V)を変圧して
使用している。また、この場合、溶接レバー14の電磁
石32を付勢して、溶接レバー14をばね部材28のば
ね弾力に抗して外部リード線12の先端部がアルミニウ
ム線10の端部面から離間するように吸着変位させる。
そして、アルミニウム線10と外部リード線12との間
に溶接電流を流すことにより、離間した前記外部リード
線12の先端部とアルミニウム線10の端部面との間に
アークが発生し、これにより相互に対向する金属表面が
溶融する。
【0009】次いで、所要のタイミングで前記電磁石3
2の付勢を解除することにより、図7の(b)に示すよ
うに、溶接レバー14はばね部材28のばね弾力により
変位して、相互に溶融している外部リード線12の先端
部とアルミニウム線10の端部面とが所定の圧力で当接
して、溶融金属が融合し所定の溶接による接続が達成さ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の一般的な外部リード線材の溶接手段において
は、外部リード線の先端部とアルミニウム線の端部面と
の溶接に際し、その最終段階において溶接レバーを、そ
の構成材料であるアルミニウム製板ばねの作用と、ばね
部材によるばね弾力とによって、所要の圧力を発生させ
て当接(衝突)させている。このため、特に大型の電解
コンデンサを取扱う場合には、溶接時の前記加圧力も比
例的に大きくするため、溶接動作時における溶接部に大
きな振動を発生させたり、外部リード線に捩れや撓み等
の変形を発生させ、これにより溶接強度や溶接品質の安
定性に悪影響を与えていた。
【0011】そこで、本発明者は鋭意研究を重ねた結
果、溶接レバーの作動をそれ自体の弾性変形によらず、
支点を設定して旋回運動を利用して行うことにより、溶
接強度および溶接品質の安定性の向上を達成することが
できることを突き止めた。
【0012】従って、本発明の目的は、電解コンデンサ
用リード線の組立てに際し、アルミニウム線の端部面に
対して外部リード線の先端部を溶接して接続する場合に
おいて、溶接強度および溶接品質の安定性を向上するこ
とができる、改善された溶接レバー構造を備えた電解コ
ンデンサ用リード線の製造装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る電解コンデンサ用リード線の製造装置
は、外部リード線の一部を挾持して、このリード線の一
端部を、一端が棒状に形成されたアルミニウム線の端面
に対向させ、相互に離間当接させてアーク溶接を行う溶
接レバーを備えた電解コンデンサ用リード線の製造装置
において、前記溶接レバーは、剛体で形成した固定板
と、この固定板の一側面に枢着された可動板とからな
り、前記固定板と可動板の一端部にそれぞれ前記リード
線を挾持する把持部を設け、前記固定板のほぼ中央部を
支持部材により旋回可能に保持し、前記固定板の他端部
には、把持部に挾持されたリード線の一端部がアルミニ
ウム線の端面に当接する方向に前記固定板を旋回させる
よう押圧弾力作用するばね部材を配置すると共に、この
ばね部材の押圧弾力に抗して前記固定板を吸着保持して
前記リード線の一端部をアルミニウム線の端面より離間
させる方向に旋回させるよう構成した電磁石を設けるこ
とを特徴とする。
【0014】前記の電解コンデンサ用リード線の製造装
置において、溶接レバーの固定板の他端部に設けた電磁
石を付勢し、この状態で所要のアーク電流値でアークを
発生させて対向する金属端面部を溶融した後、所定のア
ーク溶接電流値でアークを発生させて所定のタイミング
により前記電磁石の付勢を解除すると共に溶接レバーを
ばね部材の押圧弾力により旋回移動させて、前記外部リ
ード線の一端部を前記アルミニウム線の端面に所定の圧
力で当接して溶接を行うよう構成することができる。
【0015】
【作用】本発明に係る電解コンデンサ用リード線の製造
装置によれば、溶接レバーを構成する固定板を剛体で形
成し、そのほぼ中央部を支持部材により旋回可能に保持
することにより、まず電磁石の付勢により前記固定板を
吸着保持して前記リード線の一端部をアルミニウム線の
端面より離間させる方向に旋回させ、所定のアークを発
生させた後、前記電磁石の付勢を解除すると共に溶接レ
バーをばね部材の押圧弾力により旋回移動させて、前記
外部リード線の一端部を前記アルミニウム線の端面に所
定の圧力で当接して、常に安定した強度を有する溶接を
行うことができる。
【0016】
【実施例】次に、本発明に係る電解コンデンサ用リード
線の製造装置の実施例につき、添付図面を参照しなが
ら、以下詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明に係る電解コンデンサ用リ
ード線の組立てを行う電解コンデンサ用リード線の製造
装置の一実施例を示すものである。なお、説明の便宜
上、図6に示す従来の構成と同一の構成部分について
は、同一の参照符号を使用し、その詳細な説明は省略す
る。
【0018】そこで、図1に示す実施例においては、外
部リード線12を溶接レバー14で保持して、アルミニ
ウム線10の端部面10aに対し、外部リード線12の
先端部12aを当接させて溶接を行うよう構成する点に
おいては、従来の製造装置と同様である。しかるに、本
実施例において、前記溶接レバー14の固定板20は、
弾性変形しない剛体、例えばアルミニウム鋳造合金で構
成する。なお、この固定板20には、その先端部に外部
リード線12の一部を保持するための下側把持部16を
結合すると共に、前記固定板20の一側面に軸部22を
介して可動板24を枢着し、その先端部に前記外部リー
ド線12の一部を保持するための上側把持部18を結合
する。
【0019】そして、前記固定板20のほぼ中央部は、
支持部材42を介して垂直方向に延在する軸部材44に
より枢支し、この固定板20を軸部材44を支点として
旋回可能に保持する。すなわち、固定板20および可動
板24の一端にそれぞれ形成した前記把持部16、18
を、外部リード線12の軸芯(矢印)方向に旋回変位す
るよう配置する。この場合、前記固定板20の他側面に
ばね部材46を設置して、前記固定板20の旋回変位に
対し対向する弾力を発生するよう構成する。また、前記
固定板20の他端部側には、適宜磁性板30を取付け、
この磁性板30に対して電磁石32の励磁片34を対向
配置する。これにより、前記電磁石32を付勢すること
により、励磁片34に磁性板30を、前記固定板20に
作用するばね部材46のばね弾力に抗して吸着し、溶接
レバー14の一端を溶接待機状態に旋回保持することが
できる。従って、本実施例においては、従来装置におけ
る固定用の支持部材26および加圧弾力を発生するばね
部材28は省略される。
【0020】なお、図示しないが、一端において前記上
側把持部18と結合し、固定板20に対して枢着された
可動板24の他端側に、適宜圧縮コイルばねを介して上
下方向に弾力的に変位する開閉部材を結合し、この圧縮
コイルばねの弾力作用により、前記上側把持部18を下
側把持部16に対し所要の圧力で当接して、外部リード
線12の適正な挾持を行うよう可動板24を変位させる
ように構成し、前記開閉部材の作用下に前記可動板24
の他端側をばね弾力に抗して押下げ操作を行い、前記把
持部16、18の開閉を行うことができることは勿論で
ある。
【0021】また、本実施例において、前記アルミニウ
ム線10と外部リード線12とに対して接続する溶接用
電源(図示せず)としては、商用電源(3相、200
V)で作動するインバータ電源「インバータ・エレコン
200P(株式会社ダイヘン)」を使用し、これにより
前記アルミニウム線10と外部リード線12との対向面
において、アーク溶接電流を発生するよう構成すれば好
適である。
【0022】次に、このように構成された本実施例装置
による電解コンデンサ用リード線の組立て操作につい
て、図2の(a)、(b)を参照して説明する。
【0023】図2の(a)は、アルミニウム線10と溶
接レバー14に挾持された外部リード線12との溶接開
始状態の位置関係を示すものである。この場合、溶接レ
バー14の電磁石32は付勢されて、溶接レバー14を
ばね部材46のばね弾力に抗して旋回動作させ、外部リ
ード線12の先端部がアルミニウム線10の端部面から
離間するように吸着変位させておく。
【0024】また、本実施例において、前記図2の
(a)の状態の時に、アルミニウム線10と外部リード
線12との間に、所要のアーク溶接電流よりは低電流か
らなるプレヒートアーク電流を一定時間流すことによ
り、対向するアルミニウム線10と外部リード線12と
の金属表面を溶融させて、溶接面の均一化を達成するこ
とができる。
【0025】次いで、所要のアーク溶接電流を一定時間
流すと共に、この間に電磁石32の付勢を解除すること
により、図2の(b)に示すように、溶接レバー14は
ばね部材46のばね弾力と、その旋回動作により変位し
て、外部リード線12の先端部がアルミニウム線10の
端部面に所定の圧力で当接し、相互に溶融している外部
リード線12の先端部とアルミニウム線10の端部面と
の溶融金属が融合し、所定の溶接による接続が達成され
る。
【0026】ところで、前述した溶接時における溶接レ
バー14の挙動、すなわち溶接レバー14の時間経過に
伴う変位量をレーザー変位計を使用して測定すると、一
般的に図3に示す特性が得られる。図3において、A点
は溶接レバー14の起動点を示し、B点は外部リード線
12の先端部がアルミニウム線10の端部面と当接する
点を示し、従ってA点からB点への変位は溶接レバー1
4の移動量を示し、そしてB点からC点への変化は、前
記外部リード線12とアルミニウム線10との当接後の
振動を示し、Dはこの振動の振幅を示すものである。
【0027】そこで、本実施例装置による場合の溶接時
における溶接レバー14の挙動について、レーザー変位
計を使用して測定した結果、図4に示す特性が得られ
た。同様にして、図6に示す従来装置による場合の溶接
時における溶接レバー14の挙動について測定した結
果、図5に示す特性が得られた。
【0028】図4および図5で得られた特性より、本実
施例装置によれば前記A点からB点への移行がスムーズ
であり、またB点からC点への移行における振動も円滑
に漸減しており、当接圧力が安定していることが了解さ
れる。従って、本発明装置によれば、常に安定した溶接
強度を保持することができることが、確認された。
【0029】これに対し、従来装置によれば、A点から
B点への移行が迅速であり、B点からC点への移行にお
いては不規則かつ大きな変位が継続しており、この結果
当接圧力が安定していないことが了解される。従って、
従来装置では、常に安定した溶接強度を保持することは
困難であることが理解される。
【0030】
【発明の効果】前述した実施例から明らかな通り、本発
明によれば、外部リード線の一部を挾持して、このリー
ド線の一端部を、一端が棒状に形成されたアルミニウム
線の端面に対向させ、相互に離間当接させて溶接を行う
溶接レバーを備えた電解コンデンサ用リード線の製造装
置において、前記溶接レバーは、剛体で形成した固定板
と、この固定板の一側面に枢着された可動板とからな
り、前記固定板と可動板の一端部にそれぞれ前記リード
線を挾持する把持部を設け、前記固定板のほぼ中央部を
支持部材により旋回可能に保持し、前記固定板の他端部
には、把持部に挾持されたリード線の一端部がアルミニ
ウム線の端面に当接する方向に前記固定板を旋回させる
よう押圧弾力作用するばね部材を配置すると共に、この
ばね部材の押圧弾力に抗して前記固定板を吸着保持して
前記リード線の一端部をアルミニウム線の端面より離間
させる方向に旋回させるよう構成した電磁石を設けるこ
とにより、溶接時においてリード線を保持した溶接レバ
ーの旋回動作によりアルミニウム線の端面に当接する際
に、溶接部における不規則かつ大きな振動の発生を低減
し、円滑かつ速やかな減衰振動を生じさせて、常に安定
した強度を有する溶接を達成することができる。
【0031】また、本発明装置によれば、溶接レバーを
剛体で製造することにより、従来の板ばね構造に比べて
ばね弾力の劣化に伴う部品交換を必要としないため、設
備費の低減と共に、品質の安定化により、ランニングコ
ストの低減を容易に実現することができる。
【0032】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、本
発明の精神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更
をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電解コンデンサ用リード線の製造
装置の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】図1に示す本発明装置による電解コンデンサ用
リード線の組立て操作を示すもので、(a)はアルミニ
ウム線と外部リード線の溶接開始状態の位置関係を示す
説明図、(b)はアルミニウム線と外部リード線の溶接
完了状態の位置関係を示す説明図である。
【図3】溶接レバーの溶接時における一般的な挙動特性
を示す波形図である。
【図4】図1に示す本発明装置による溶接レバーの溶接
時における挙動特性の測定結果を示す波形図である。
【図5】図6に示す装置による溶接レバーの溶接時にお
ける挙動特性の測定結果を示す波形図である。
【図6】従来の電解コンデンサ用リード線を製造するた
めのリード線組立装置の概略構成図である。
【図7】図6に示す装置による電解コンデンサ用リード
線の組立て操作を示すもので、(a)はアルミニウム線
と外部リード線の溶接開始状態の位置関係を示す説明
図、(b)はアルミニウム線と外部リード線の溶接完了
状態の位置関係を示す説明図である。
【符号の説明】
10 アルミニウム線 10a 端部面 12 外部リード線 12a 先端部 14 溶接レバー 16 下側把持部 18 上側把持部 20 固定板 22 軸部 24 可動板 26 支持部材 28 ばね部材 30 磁性板 32 電磁石 34 励磁片 36 圧縮コイルばね 38 開閉部材 40 支持具 42 支持部材 44 軸部材 46 ばね部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部リード線の一部を挾持して、このリ
    ード線の一端部を、一端が棒状に形成されたアルミニウ
    ム線の端面に対向させ、相互に離間当接させてアーク溶
    接を行う溶接レバーを備えた電解コンデンサ用リード線
    の製造装置において、 前記溶接レバーは、剛体で形成した固定板と、この固定
    板の一側面に枢着された可動板とからなり、前記固定板
    と可動板の一端部にそれぞれ前記リード線を挾持する把
    持部を設け、前記固定板のほぼ中央部を支持部材により
    旋回可能に保持し、前記固定板の他端部には、把持部に
    挾持されたリード線の一端部がアルミニウム線の端面に
    当接する方向に前記固定板を旋回させるよう押圧弾力作
    用するばね部材を配置すると共に、このばね部材の押圧
    弾力に抗して前記固定板を吸着保持して前記リード線の
    一端部をアルミニウム線の端面より離間させる方向に旋
    回させるよう構成した電磁石を設けることを特徴とする
    電解コンデンサ用リード線の製造装置。
  2. 【請求項2】 溶接レバーの固定板の他端部に設けた電
    磁石を付勢し、この状態で所要のアーク電流値でアーク
    を発生させて対向する金属端面部を溶融した後、所定の
    アーク溶接電流値でアークを発生させて所定のタイミン
    グにより前記電磁石の付勢を解除すると共に溶接レバー
    をばね部材の押圧弾力により旋回移動させて、前記外部
    リード線の一端部を前記アルミニウム線の端面に所定の
    圧力で当接して溶接を行うよう構成してなる請求項1記
    載の電解コンデンサ用リード線の製造装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100445873B1 (ko) * 2002-03-05 2004-08-30 파츠닉(주) 콘덴서의 세팅장치
KR101021630B1 (ko) * 2008-09-22 2011-03-17 비나텍주식회사 전기이중층 커패시터용 러버커버의 결합장치

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