JP3510426B2 - 消耗電極式溶接トーチ - Google Patents

消耗電極式溶接トーチ

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JP3510426B2 JP18938796A JP18938796A JP3510426B2 JP 3510426 B2 JP3510426 B2 JP 3510426B2 JP 18938796 A JP18938796 A JP 18938796A JP 18938796 A JP18938796 A JP 18938796A JP 3510426 B2 JP3510426 B2 JP 3510426B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はボイラー、船舶、橋
梁、鉄骨等の溶接に利用されるアーク溶接に関する。本
発明はアーク溶接装置にも利用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、実願平第4−02413
0号に開示されている。図5は従来の消耗電極式溶接ト
ーチの構成図、図6は従来の溶接トーチによる水平隅肉
溶接の構成図、図7は従来の溶接トーチによる隅肉溶接
ビードの断面図である。
【0003】図5〜図7において、1は母材、2は溶接
電源、3は溶接トーチ、4はチップ、5はワイヤ、6は
溶接アーク、7はパワーケーブル、8は給電ノズル、9
はシールドガス供給ノズル、10はトーチ基部、11は
取り付けボルト、12は支持アーム13は可動部材(ス
プリング)、14はワイヤ供給ノズル、15(15a、
15b)は永久磁石、16(16a、16b)は電磁コ
イル、17は鉄心、18はオシレート幅調整ネジ、19
は交番電圧発生装置、20は母材1の溶接部にギャップ
がないときの水平隅肉溶接ビード、21は母材1の溶接
部にギャップ22があり、健全な溶接が不可能なときの
水平隅肉溶接ビードである。
【0004】次に、従来の技術の作用について説明す
る。図5に示す従来の溶接トーチにおいて、交番電圧発
生器19から交番電圧を電磁コイル16(16a、16
b)に印加すると、電磁コイル16と永久磁石15の間
には交番電圧の極性に応じて引力と反力が発生すること
になる。
【0005】この力を駆動源にして、スプリング13を
中心にしてワイヤ5の先端は揺動することになる。次に
この従来の溶接トーチを水平隅肉溶接に適用したときの
作用を説明する。
【0006】水平隅肉溶接では、溶接ビード20の脚長
を確保するために溶接線方向にオシレートする。まず、
溶接電源2をオンにすると、ワイヤ5の先端と母材1の
間にアーク6が発生する。
【0007】次に所定の溶接電圧、電流になるように溶
接電源2を調節する。溶接状況が安定すると、交番電圧
発生装置19の溶接ワイヤ先端を溶接線方向にオシレー
トする。
【0008】さらに、溶接線方向支持アームとつながっ
ている図示していないロボット、あるいは台車によっ
て、溶接トーチを移動させることにより、溶接ビード2
0が得られる。
【0009】しかしながら、母材の溶接部は2枚の板で
構成する隅部であり、溶接前の母材切断精度、あるい
は、仮づけ溶接の寸法精度によって、溶接部にギャッブ
22が生じ得る。
【0010】このギャップ22の大きさによっては、健
全な溶接ビードが得られなくなり、アンダーカットや、
のど厚が不足した不良ビード21が、発生する恐れがあ
る。そのため、溶接部のギャップの大きさが変動するよ
うな場合には、ギャップの大きさに合わせて、溶接を中
止することなくワイヤ先端のオシレート幅を調整可能に
する必要がある。
【0011】従来の消耗電極式溶接トーチでは、オシレ
ート幅調整ネジ18により、ワイヤ先端のオシレート幅
を半固定式に調整することができるが、溶接しながら溶
接部のギャッブ22の大きさに応じて、ワイヤ先端のオ
シレート幅を調整することは不可能である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】水平隅肉溶接におい
て、溶接部にギャップがあり、しかもギャップ幅が変動
する場合に、健全な溶接ビードを得るためには、ギャッ
プの大きさに合わせて、溶接を中止することなく、ワイ
ヤ先端のオシレート幅を調整可能にする必要がある。
【0013】従来の消耗電極式溶接トーチでは、オシレ
ート幅調整ネジ18により、ワイヤ先端のオシレート幅
を半固定式に調整することができるが、溶接しながら溶
接部のギャップの大きさに応じて、ワイヤ先端のオシレ
ート幅を調整することは不可能である。
【0014】そのため、ギャップの大きさによっては不
良ビードの発生を招く恐れがある。さらに、不良ビード
が発生した場合には、その箇所を手直しする必要がある
ので、さらに溶接作業を増やし、溶接作業の能率低下を
招くことになる。
【0015】
【課題を解決するための手段】(第1の手段) 本発明に係る消耗電極式溶接トーチは、 (A)トーチ基部(10)の先端に可動部材を介して取
付けられると共に、その先端にはチップが取付けられて
いるワイヤ供給ノズルと、 (B)前記ワイヤ供給ノズルの対向側面に配置された1
対の永久磁石と、 (C)前記永久磁石の外側にコイル中心が一致すると共
に、その中心軸線が永久磁石の極性面と垂直になるよう
に配置された1対の電磁コイルと、 (D)前記電磁コイルに交番電圧を印加したときに各電
磁コイルと永久磁石との間に、一方は引力、他方は反力
が同時に発生し、それにより前記可動部材を中心に前記
ワイヤの先端をオシレートする消耗電極溶接トーチと、 (E)体積膨張素子を用いた1対のヒンジ機構を具備
し、 (F)前記体積膨張素子を用いた1対のヒンジ機構は、
前記ワイヤのオシレートする方向に、前記ワイヤ供給ノ
ズルの対向側面に配設し、前記体積膨張素子に印加する
電圧により、前記ワイヤの先端のオシレート幅を調整
能としたことを特徴とする。 (第2の手段) 本発明に係る消耗電極式溶接トーチは、 (A)トーチ基部の先端に可動部材を介し取付けられ
ると共に、その先端にはチップが取付けられているワイ
ヤ供給ノズルと、 (B)上記ワイヤ供給ノズルの対向側面に配置された1
対の永久磁石と、 (C)上記永久磁石の外側にコイル中心が一致すると共
に、その中心軸線が永久磁石の極性面と垂直になるよう
に配置された1対の電磁コイルと、 (D)上記電磁コイルに交番電圧を印加したときに各電
磁コイルと永久磁石との間に、一方は引力、他方は反力
が同時に発生し、それにより上記可動部材を中心に上記
ワイヤの先端をオシレートする消耗電極溶接トーチを具
備し、 (E)外部からの信号により、溶接中でも、上記のオシ
レート幅を調整可能としたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図4に示す。図1は本発明の第1の実施の形態の消耗
電極式溶接トーチの構成図、図2は本発明の第1の実施
の形態の消耗電極式溶接トーチの一部拡大図、図3はワ
イヤ先端のオシレート幅の特性曲線。図4は本発明の消
耗電極式溶接トーチを用いて、水平隅肉溶接に適用した
ときの溶接部にギャップを有する場合のビード断面であ
る。
【0017】図1〜図4において1から17は、従来の
技術で説明した図5、6の場合と同じである。19は交
番電圧発生装置、30は直流電圧発生装置、31(31
a、31b)は、ヒンジ機構(変形前)、32(32
a、32b)は、ヒンジ機構(変形時)、33(33
a、33b)は、ヒンジ機構に取り付けた体積膨張素
子、34は、本発明の消耗電極式溶接トーチを用いて、
水平隅肉溶接に適用したときの溶接部にギャップを有す
る場合のビードの断面である。
【0018】ヒンジ機構31に32のような破線形状の
変形が生じるのは、体積膨張素子33に対し直流電圧発
生装置30から直流電圧を入力した場合に、体積膨張素
子33が変形し、その変形に応じてヒンジ機構31が変
形するからである。
【0019】次に、本発明の第1の実施の形態の消耗電
極式溶接トーチの作用について説明する。ワイヤ先端を
オシレートさせるまでの作用は従来の場合と同じであ
る。
【0020】ワイヤ先端をオシレートさせた後、直流発
生装置30から所定の直流電圧を体積膨張素子33に入
力する。これにより、体積膨張素子33は変形し、その
作用で、ヒンジ機構は図2に示す破線32(32a、3
2b)のように、弾性範囲内で変形することになる。
【0021】つまり、ワイヤ送給ノズル14は先に説明
したように、スプリング13を中心に揺動されているた
め、ヒンジ機構31の変形量により、ワイヤ供給ノズル
14の揺動幅が制限されることになる。
【0022】また、ヒンジ機構31の変形量は直流発生
装置30からの電圧により調整可能であるから、結果的
に、直流発生装置30からの電圧値により、ワイヤ供給
ノズル14の先端にあるワイヤ先端のオシレート幅を制
御することが可能になる。
【0023】図3は、本発明の第1の実施の形態の消耗
電極式溶接トーチの直流発生装置30から体積膨張素子
33に入力する電圧と、ワイヤ先端のオシレート幅の関
係を示す。
【0024】本発明の第1の実施の形態では、ワイヤ先
端オシレート幅を10mmから0まで直流発生装置30
からの電圧により調整することができる。本発明の第1
の実施の形態の消耗電極式溶接トーチを用いた水平隅肉
溶接では、溶接部のギャップ量を予め検出することによ
り、溶接中にギャップ量が変動しても、それに対応した
ワイヤ先端のオシレート幅を直流発生装置30からの電
圧で調整することで、欠陥のない良好な溶接ビード34
を得ることができる。 (第2の実施の形態)本発明の第2の実施の形態を図
4、図8〜図11に示す。
【0025】図4は第2の実施の形態の消耗電極式溶接
トーチを用いて、水平隅肉溶接に適用したときの溶接部
にギャップを有する場合のビード断面図、図8は第2の
実施の形態の消耗電極式溶接トーチの構成図、図9は第
2の実施の形態のオシレート可動部の拡大図、図10は
第2の実施の形態に含まれるストローク軸132のスト
ローク長と電源130からの出力電圧の関係を示す図、
図11は第2の実施の形態のオシレート幅と電源からの
出力電圧の関係を示す図である。
【0026】図4、図8〜図11において、1から19
までは、従来法で説明した図5、図6と同じである。1
34は、第2の実施の形態の消耗電極式溶接トーチを用
いて、水平隅肉溶接に適用したときの溶接部にギャップ
を有する場合のビードの断面130は、リニアアクチュ
エータ用電源131は、電源130に接続されたリニア
アクチュエータ132は、リニアアクチュエータ131
のストローク軸133は、オシレート可動中心である。
【0027】134は、第2の実施の形態の消耗電極式
溶接トーチを用いて、水平隅肉溶接に適用したときの溶
接部にギャップを有する場合のビードの断面である。次
に、本発明の第2の実施の形態の消耗電極式溶接トーチ
の作用について説明する。
【0028】ワイヤ先端をオシレートさせるまでの作用
は従来法と同じであるが、第2の実施の形態では、オシ
レー卜可動中心133を中心としてワイヤ先端をオシレ
ートさせている。
【0029】一方、図9(a)に示す様に、ストローク
軸132とワイヤ供給軸14はくさび型にかみ合うよう
になっている。さらに、図10に示すようにストローク
軸132は電源130からの出力電圧の増減に比例し
て、ストローク長Lを可変させることができる。
【0030】つまり、図9(a)の状態ではストローク
軸132とワイヤ供給軸14かみ合っており、ワイヤー
先端は固定の状態となっている。この状態から、電源1
30の出力電圧の増減に応じて、図9(b)に示すよう
に、ストローク軸132とワイヤ供給軸14の間に隙間
が生じるようになる。
【0031】この隙間の幅によって、ワイヤー先端のオ
シレート幅wを変えることができる。よって、結果的
に、外部の電源130からの出力電圧によって、ワイヤ
先端のオシレート幅を調整することが可能となる。
【0032】図11は第2の実施の形態での電源130
からの出力電圧とワイヤ先端のオシレート幅wの関係を
示している。第2の実施の形態では、この関係により、
出力電圧を調整することで、ワイヤ先端オシレート幅を
0から4mmまでの間で任意にコントロールできる。
【0033】第2の実施の形態の消耗電極式溶接トーチ
を用いた水平隅肉溶接では、溶接部のギャッブ量を予め
検出することで、、溶接中にギャップ量が変動しても、
それに対応したワイヤ先端のオシレート幅を電源130
からの電圧で調整することで、欠陥のない良好な溶接ビ
一ド134を得ることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 (1)従来の消耗電極式溶接トーチでは、オシレート幅
調整ネジ18により、ワイヤ先端のオシレート幅を半固
定式に調整することができるが、溶接しながら溶接部の
ギャッブ22の大きさに応じて、ワイヤ先端のオシレー
ト幅を調整することは不可能である。
【0035】しかし、本発明を水平隅肉溶接に適用した
場合、溶接部にギャップが発生し、しかも、ギャップ量
が変動するような溶接箇所においても、溶接を停止する
ことなく良好な溶接ビードを得ることができる。 (2)このため、従来のように、溶接欠陥を発生するこ
とがなくなる。そのため、手直し作業の必要もなくな
り、大幅な合理化が可能になる。 (3)さらに、従来の技術では、ギャップをできるだけ
ないように、母材の切断精度あるいは溶接仮付け作業に
制度を要求されていたが、本発明によれば、そのような
溶接前の作業も軽減されることになる。そのため、作業
能率を、さらに向上することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の消耗電極式溶接ト
ーチの構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態の消耗電極式溶接ト
ーチの一部拡大図。
【図3】ワイヤ先端オシレート幅の特性曲線。
【図4】本発明の第1の実施の形態または第2の実施の
形態の消耗電極式溶接トーチを水平隅肉溶接に適用した
ときの、ギャップを有する場合のビード断面。
【図5】従来の消耗電極式溶接トーチの構成図。
【図6】従来の溶接トーチによる水平隅肉溶接の構成
図。
【図7】従来の溶接トーチによる隅肉溶接ビードの断面
図。
【図8】本発明の第2の実施の形態の消耗電極式溶接ト
ーチの構成図。
【図9】本発明の第2の実施の形態のオシレート可動部
の拡大図。
【図10】本発明の第2の実施の形態に含まれるストロ
ーク軸のストローク長と電源からの出力電圧の関係を示
す図。
【図11】本発明の第2の実施の形態のオシレート幅と
電源からの出力電圧の関係を示す図。
【符号の説明】
1…母材、2…溶接電源、3…溶接トーチ、4…チッ
プ、5…ワイヤ、6…溶接アーク、7…パワーケーブ
ル、8…給電ノズル、9…シールドガス供給ノズル、1
0…トーチ基部、11…取り付けボルト、12…支持ア
ーム、13…可動部材(スプリング)、14…ワイヤ供
給ノズル、15(15a、15b)…永久磁石、16
(16a、16b)…電磁コイル、17…鉄心、18…
オシレート幅調整ネジ、19…交番電圧発生装置、20
…水平隅肉溶接ビード(母材1の溶接部にギャップがな
いときの)、21…水平隅肉ビード(母材1にギャ
があり、健全な溶接が不可能なときの)、22…溶接部
のギャップ、30…直流発生装置、31(31a、31
b)…ヒンジ機構(変形前)、32(32a、32b)
…ヒンジ機構(変形時)、33(33a、33b)…体
積膨張素子、34…第1の実施の形態の消耗電極式溶接
トーチを用いて、水平隅肉溶接に適用したときの溶接部
にギャップを有する場合のビードの断面、130…リニ
アアクチュエータ用電源、131…電源130に接続さ
れたリニアアクチュエータ、132…リニアアクチュエ
ータ131のストローク軸、133…オシレートの可動
中心、134…第2の実施の形態の消耗電極式溶接トー
チを用いて、水平隅肉溶接に適用したときの溶接部にギ
ャップを有する場合のビードの断面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)トーチ基部(10)の先端に可動部
    (13)を介して取付けられると共に、その先端には
    チップ(4)が取付けられているワイヤ供給ノズル(1
    4)と、 (B)前記ワイヤ供給ノズル(14)の対向側面に配置
    された1対の永久磁石(15)と、 (C)前記永久磁石(15)の外側にコイル中心が一致
    すると共に、その中心軸線が永久磁石(15)の極性面
    と垂直になるように配置された1対の電磁コイル(1
    6)と、 (D)前記電磁コイル(16)に交番電圧を印加したと
    きに各電磁コイル(16)と永久磁石(15)との間
    に、一方は引力、他方は反力が同時に発生し、それによ
    り前記可動部材(13)を中心に前記ワイヤ(5)の先
    端をオシレートする消耗電極溶接トーチ(3)と、 (E)体積膨張素子(33)を用いた1対のヒンジ機構
    (31)を具備し、 (F)前記体積膨張素子(33)を用いた1対のヒンジ
    機構(31)は、前記ワイヤ(5)のオシレートする方
    向に、前記ワイヤ供給ノズル(14)の対向側面に配設
    し、前記体積膨張素子(33)に印加する電圧により、
    前記ワイヤ(5)の先端のオシレート幅を調整可能とし
    ことを特徴とする消耗電極式溶接トーチ。
  2. 【請求項2】(A)トーチ基部(10)の先端に可動部
    (13)を介し取付けられると共に、その先端には
    チップが取付けられているワイヤ供給ノズル(14)
    と、 (B)上記ワイヤ供給ノズル(14)の対向側面に配置
    された1対の永久磁石(15)と、 (C)上記永久磁石(15)の外側にコイル中心が一致
    すると共に、その中心軸線が永久磁石(15)の極性面
    と垂直になるように配置された1対の電磁コイル(1
    6)と、 (D)上記電磁コイル(16)に交番電圧を印加したと
    きに各電磁コイル(16)と永久磁石(15)との間
    に、一方は引力、他方は反力が同時に発生し、それによ
    り上記可動部材(13)を中心に前記ワイヤ(5)の先
    端をオシレートする消耗電極溶接トーチ(3)を具備
    し、 (E)外部からの信号により、溶接中でも、上記のオシ
    レート幅を調整可能としたことを特徴とする消耗電極式
    溶接トーチ。
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