JPH072115U - バラスト運搬等のトラツクの軌道走行装置 - Google Patents

バラスト運搬等のトラツクの軌道走行装置

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JPH072115U
JPH072115U JP11098291U JP11098291U JPH072115U JP H072115 U JPH072115 U JP H072115U JP 11098291 U JP11098291 U JP 11098291U JP 11098291 U JP11098291 U JP 11098291U JP H072115 U JPH072115 U JP H072115U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案者の考案に係る登録第1866750
号実用新案(実公平2−16933号)公報に開示され
たバラスト運搬等のトラツクの軌道走行装置を改良し
て、トラツク前輪を台車上に載架させるためにトラツク
前部をクレーン等で持ち上げることを不要ならしめ且つ
台車も不要ならしめて使用し易くしたトラツクの軌道走
行装置 【構成】 トラツク車体1の台枠2の左右側部で前輪7
に近い所要位置に、レール10の巾に相応した間隔をお
いて、レール用車輪4付台盤5、5を着脱自在に取着け
るようにした取着体6、6を設けて、予めトラツク車体
1の前輪7をテーパー付乗り上げ台3上に乗り上げさせ
てトラツク車体1の前端部を押し上げトラツク7、7を
レール10から所要距離だけ離間せしめてから前記レー
ル用車輪4付台盤5、5を取着体6、6に取着け、又は
取り外し得るようにしたバラスト運搬等のトラツクの軌
道走行装置

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はバラスト運搬等のトラツクの軌道走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
本考案者が、初めてバラスト運搬等の大重量のトラツクを軌道レール上を走行 させる装置を考案したのであるが、その例として、実公平2−16933号公報 、実公平1−18403号公報、実公昭63−46244号公報、実公昭62− 30482号公報、実開昭60−67205号公報、実開昭59−104802 号公報等を挙げる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記公報に開示されたバラスト運搬等のトラツクの軌道走行装置は、軌道走行 用車輪を軸架した台車上にトラツク前輪を載架し係止すると云うものであつて、 このためにトラツク前部をクレーン等で持ち上げることが必要であり、そのため の機械等を準備せねばならず、手間の点も含めて現場作業としては不便であると 云う問題点があつた。 本考案は、この問題点を解決し、トラツク前輪を台車上に載架させるためにト ラツク前部をクレーン等で持ち上げることを不要ならしめ且つ台車も不要ならし めて使用し易くしたトラツクの軌道走行装置を経済的に得んとすることを目的と する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的達成のために、トラツク車体1の後輪8のタイヤホイール 11にレール10上に乗るべき絶縁タイヤ12を取付けたトラツクの軌道走行装 置に於て、トラツク車体1の台枠2の左右側部で前輪7に近い所要位置に、レー ル10の巾に相応した間隔をおいて、レール用車輪4付台盤5、5を着脱自在に 取着けるようにした取着体6、6を設けて、予めトラツク車体1の前輪7をテー パー付乗り上げ台3に乗り上げさせてトラツク車体1の前端部を押し上げ、トラ ツク前輪7、7をレール10から所要距離だけ離間せしめてから前記レール用車 輪4付台盤5、5を取着体6、6に取着け又は取り外し得るようにしたのである 。
【0005】 レール用車輪4付台盤5は、広軌用にも、狭軌用にも、又これらの中間の幅の 軌道用にも適用できるように、その台体部13及び取着体6の嵌入部16の寸法 と取着ボルト挿通孔の配置を規制することが好ましいのであり、現場での作業に 便利なようにするために、前記台盤左の台体部13は平板状となし、之に対応し て前記取着体6には、その下端部に該台体部13を水平方向に嵌入する嵌入部1 6を設ける。而して、前記取着体6の嵌入部16と前記台盤5の台体部13とは 、夫々相対応した取着ボルト挿通孔17、17′が穿設されるようにし、好まし くは広軌用、狭軌用及びこれらの中間の幅の軌道用に適用し得るように、前記嵌 入部16又は台体部13の取着ボルト挿通孔17又は17′は前記複数種類の軌 道に対応した寸法で複数個設けられるようにするのである。
【0006】
【作用】
本考案は前記の構成であつて、トラツク車体1の後輪8の処の絶縁タイヤ12 、12をレール10、10の上に乗せた後に、トラツク車体1を前進させて予め 前輪7の前方の路面上に置かれたテーパー付乗り上げ台3上に、前輪7を乗り上 げさせてトラツク車体1の前端部を押し上げてから、レール用車輪4付台盤5、 5を取着体6、6に取着け、トラツク車体1をバツクさせてレール用車輪4、4 がレール10、10上に乗るようにするのである。この際、前輪7、7がレール 10、10よりも50mm程度上方にあるようにする。このようにすることでト ラツク車体1はレール10上を走行し得るようになるのである。
【0007】 レール用車輪4付台盤5、5を取着体6、6に取着けるに当り、現場での作業 に便利なように前記台盤5の台体部13は平板状となし、之に対応して前記取着 体6には、その下端部に該台体部13を水平方向に嵌入する嵌入部16を設けて あるので、トラツク車体1の左側と右側とから夫々台盤5を、その台体部13を 車体側の取着体6の嵌入部16内に略々水平方向に嵌入することで取着けられる 。
【0008】 この際、前記取着体6の嵌入部16と前記台盤5の台体部13とには、夫々相 対応した取着ボルト挿通孔17、17′穿設されているので、所要位置の挿通孔 17と17′とを合せて所要のボルトを挿通してボルト締めするのである。
【0009】 而して、広軌用、狭軌用及びこれらの中間の幅の軌道用に適用し得るように、 前記嵌入部16又は台体部13の取着ボルト挿通孔17又は17′は前記複数種 類の軌道に対応した寸法で複数個設けたので、軌道の幅の寸法に応じて取着ボル ト挿通孔17と17′とを合せる配置を調整するのである。
【0010】 図3に、トラツク車体1の前輪7をテーパー付乗り上げ台3上に乗り上げさせ てトラツク車体1の前端部をレール上から押し上げざせた後に、レール用車輪4 付台盤さをトラツク車体1の取着体6に取着けた状態が示される。この後に、ト ラツク車体1をバツクさせればレール用車輪4がレール10上に乗つた図1の状 態になるのである。
【0011】 図4に、取着体6が下方から見た形で図示される。図中、22は脚部24に穿 設されたボルト取着孔であつて、該ボルト取着孔22を挿通してボルト23(図 3参照)が挿入され取着体6がトラツク車体1の台枠2に固着されるのである。
【0012】 図5に、レール用車輪4付台盤5が下方から見た形で図示される。図中、25 は該車輪4を軸架するための軸架枠である。図4、図5に図示されるように、取 着体6の嵌入部16及び台盤5の台体部13には、夫々複数組の取着ボルト挿通 孔17と17′とが、広軌用、狭軌用及び中間の幅(中間ゲージ)の軌道に適用 し得るように所定の寸法で穿設される。
【0013】 前記第一実施例の図面に於ては取着体6及び台盤5に夫々取着ボルト挿通孔1 7と17′とが6対づつ穿設されているのであるが、図6の第二実施例に示され るように、図5に図示の台盤5と組合されて使用される取着体6′として、取着 ボルト挿通孔17を2対だけとすることもできる。更に、図7の第三実施例に示 されるように、図4に図示の取着体6と組合されて使用される台盤5′として、 取着ボルト挿通孔17′を2対だけとすることもできる。
【0014】
【考案の効果】
以上述べてきたように、本考案によれば、本考案者の考案に係る実公平2−1 6933号公報などに記載の「バラスト揮搬等のトラツクの軌道走行装置」が免 れ得なかつた欠点、即ち、トラツク前輪を台車上に載架するために、又レール上 にあるトラツクを一般道路走行用にするために、トラツク前部をクレーン等で持 ち上げると云う手間のかかる欠点を除去し、簡単に且つ迅速にトラツク車体のレ ール上での走行及びレール上にあるトラツクの一般道路走行用への転換を可能な らしめるものであつて、大きな実用上の効果がある。而かも、在来のトラツクを 少許改造で本考案を実施し得て、甚だ経済的である。
【0015】 本考案に於て、台盤5の台体部13は平板状となし、之に対応して前記取着体 6には、その下端部に該台体部13を水平方向に嵌入する嵌入部16を設けるよ うにするときは現場作業に甚だ好都合であつて、短時間に作業を完了できる利点 がある。
【0016】 更に、前記構成の取着体6の嵌入部16と前記台盤5の台体部13とには、夫 々相対応した取着ボルト挿通孔17、17′が穿設されるようにするときは、ボ ルト締めだけで台盤5を取着体6に固定し得て現場作業を迅速ならしめ得る。
【0017】 而して、広軌用、狭軌用及びこれらの中間の幅の軌道用に適用し得るように、 前記嵌入部16又は台体部13の取着ボルト挿通孔17又は17′は前記複数種 類の軌道に対応した寸法で複数個設けることで複数種類の軌道、即ち広軌用、狭 軌用、中間ゲージの軌道用に夫々使用できて便利であると云う特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の実施例の側面図
【図2】同上実施例の平面図
【図3】本考案装置でトラツク車体の前輪を乗り上げ台
上に乗り上げた状態の一部切欠した側面図
【図4】同上実施例(第一実施例)に於ける取着体を下
から見か斜面図
【図5】同上実施例に於けるレール車輪付台盤を下方か
ら見た斜面図
【図6】第二実施例に於ける取着体を下方から見た斜面
【図7】第三実施例に於けるレール車輪付台盤を下方か
ら見た斜面図
【図8】図1に図示の実施例に於けるトラツク後輪に施
された絶縁タイヤの断面側面図
【符号の説明】
1 トラツク体 2 台枠 3 テーパー付乗り上げ台 4 レール用車輪 5 台盤(第一実施例) 5′台盤(第三実施例) 6 取付体(第一実施例) 6′取付体(第二実施例) 7 トラツク前輪 8 トラツク後輪 9 ダンプ荷台 10 レール(軌道) 11 タイヤホイール 12 絶縁タイヤ 13 台体部 14 環状リム 15 絶縁材 16 嵌入部 17 取着ボルト挿通孔(取着体6側) 17 取着ボルト挿通孔(台盤5側) 18 金属タイヤ 19 コーンリング 20 連結ボルト 21 ナツト 22 ボルト取着孔 23 ボルト 24 脚部 25 軸架枠 26 ダンプの昇降用油圧シリンダ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バラスト運搬等のトラツク車体1の後輪
    8のダイヤホイール11にレール10上に乗るべき絶縁
    タイヤ12を取付けたトラツクの軌道走行装置に於て、
    トラツク車体1の台枠2の左右側部で前輪7に近い所要
    位置に、レール10の巾に相応した間隔をおいて、レー
    ル用車輪4付台盤5、5を着脱自在に取着けるようにし
    た取着体6、6を設けて、予めトラツク車体1の前輪7
    をテーパー付乗り上げ台3上に乗り上げさせてトラツク
    車体1の前端部を押し上げトラツク前輪7、7をレール
    10から所要距離だけ離間せしめてから前記レール用車
    輪4付台盤5、5を取着体6、6に取着け、又は取り外
    し得るようにしたバラスト運搬等のトラツクの軌道走行
    装置
  2. 【請求項2】 前記台盤5の台体部13は平板状とな
    し、之に対応して前記取着体6には、その下端部に該台
    体部13を水平方向に嵌入する嵌入部16を設けたこと
    を特徴とする前記請求項1に記載のバラスト運搬等のト
    ラツクの軌道走行装置
  3. 【請求項3】 前記取着体6の嵌入部16と前記台盤5
    の台体部13とには、夫々相対応した取着ボルト挿通孔
    17、17′が穿設されていることを特徴とする前記請
    求項2に記載のバラスト運搬等のトラツクの軌道走行装
  4. 【請求項4】 広軌用、狭軌用及びこれらの中間の幅の
    軌道用に適用し得るように、前記嵌入部16又は台体部
    13の取着ボルト挿通孔17又は17′は前記複数種類
    の軌道に対応した寸法で複数個設けられていることを特
    徴とする前記請求項3に記載のバラスト運搬等のトラツ
    クの軌道走行装置
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61192966U (ja) * 1985-05-24 1986-12-01
JPH03132408A (ja) * 1989-10-18 1991-06-05 Hikoma Seisakusho Kk 軌道走行車

Patent Citations (2)

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JPS61192966U (ja) * 1985-05-24 1986-12-01
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