JP3057085U - 鉄道用軌材運搬車 - Google Patents

鉄道用軌材運搬車

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JP3057085U
JP3057085U JP1998007136U JP713698U JP3057085U JP 3057085 U JP3057085 U JP 3057085U JP 1998007136 U JP1998007136 U JP 1998007136U JP 713698 U JP713698 U JP 713698U JP 3057085 U JP3057085 U JP 3057085U
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貞雄 阿部
博明 石川
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ヤマハ発動機販売株式会社
東北ミヤタ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】運搬台の材質をアルミとするとともに、操作ハ
ンドル取り付け部分の強度を十分に保持する手段を施す
ことにより、軌材運搬車の重量を半減させる。 【解決手段】1本のレール上を走行可能な複数の車輪を
底面に縦列に備え、しかも車輪の縦列方向に対して交差
する方向の片側に操作ハンドル取り付け部を設けた運搬
台と、該運搬台の操作ハンドル取り付け部に取り付けら
れる操作ハンドルとからなり、運搬台はアルミ材にて構
成されるとともに、操作ハンドル取り付け部には鉄、ス
テンレス、硬質合成樹脂材などの、少なくともアルミ材
より高強度の材質からなるハンドル受け部が形成されて
いる。 これにより運搬台の全体重量を従来品に比して
半減することができるにも拘わらず、従来から課題とさ
れていた操作ハンドル取り付け部の強度を劣化させるこ
とがなく、十分な耐久性を維持することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は鉄道線路の保守・点検用に用いられるところの軌材運搬車の改良に関 し、さらに詳しくは鉄道の左右一対のレールの内の1本を利用して、例えばボル トやナット類、あるいは枕木、道床搗固め用タインタンパー、あるいはスパナー やジャッキの如き工具類等の保線用各種軌道材料(以下単に「軌材」と称する) を小運搬する運搬車を、在来機種の略半分の重さに格段に軽量化して取り扱い性 を良好にし、また安全性と機能性および作業性を向上させることを目的とする。
【0002】
【従来の技術】
鉄道線路の保守・点検には、従来レール上走行用の複数の車輪を有した鉄製の 荷台と、この荷台の走行方向に対する側面側に取り付けた鉄製のハンドルとから なる構成のものが一般的に用いられていた。 すなわち従来のものは図12にあ らわしたように鉄製の荷台の底部に、該荷台の長さ方向に向けて縦列方向に複数 箇所形成された左右一対の取り付け板b.b間に、レール上を走行可能な車輪c がボルトdによりそれぞれ回転自在に取り付けられている。
【0003】 さらに該鉄製の荷台aの片側には、ハンドル取り付け部としてハンドルgの基 部hを印籠状に接続することが可能なハンドル受けパイプeが斜め上方に向けて 取り付けられており、しかもその先端には一端をハンドル受けの開口部側に解放 させたU字状の係止溝fが設けられている。 一方ハンドルは同じく鉄製であり 、その基部hの側面には頭部を側面方向に突出させた回り止め金具iが形成され ており、ハンドルgの基部hを鉄製の荷台a側のハンドル受けパイプe内に差し 込んで前記回り止め金具iをハンドル受けパイプeの係止溝f内に係止させるこ とにより、ハンドルが回り止めすることがないように取り付けられる構造となっ ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、上記した従来の軌道用運搬車は、その全体が鉄製であるために、全体 重量が約30Kgもあり、これを鉄道線路まで運ぶには重労働を強いられている のが現状である。 勿論これまでに鉄材使用量を減らしたり、あるいはアルミ材 など軽量の材料を用いることにより軽量化する試みもなされているが、鉄材使用 量を減らすと強度不足になり使用に耐えなくなる。 またアルミ材を用いる場合 においてもハンドル部分は十分な強度を維持する必要性から鉄材を用いざるを得 ないため、荷台部分に対する鉄製のハンドルの取り付けが問題となる。
【0005】 すなわち、アルミ材は軽量ではあるが材質が軟質であるために、例え台車側の ハンドル取り付け部分を相当程度肉厚に構成したとしても、これに取り付けられ る操作ハンドルが鉄製であるために、使用に伴い該取り付け部分が早期に変形し て使用に耐えなくなるところから実用性に欠け、いずれにしても軽量化の課題は 未だ解決されていない。 しかし、鉄道線路の保守・点検作業は主に深夜におこ なわれ、在来線はもとより、特に新幹線の場合においては鉄製の軌道用運搬車を 、線路脇に設置された約1m幅の狭い階段を30mも伝って線路上まで持ち運び をしなければならず、また目的箇所から反対側線路上にまで移動なければならな い。 しかし鉄道保守作業員の高齢化が進んだ昨今では、上記の苛酷な作業があ まりにも重労働で、しかも危険を伴うとともに、線路上での作業前に疲れ果てて 実作業での障害となっており、早急に改善されなければならないところである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、鉄製ハンドル取り付け部分の耐久性を十分にすることによっ て軽量化材使用による課題を解決し、これによって軌材運搬車を格段に軽量化し て取り扱い性を良好にし、また安全性と機能性および作業性を向上させるように したものであって請求項1の考案は、1本のレール上を走行可能な複数の車輪を 底面に縦列に備え、しかも車輪の縦列方向に対して交差する方向の片側に操作ハ ンドル取り付け部を設けた運搬台と、該運搬台の操作ハンドル取り付け部に取り 付けられる操作ハンドルとからなり、運搬台はアルミ材にて構成されるとともに 、操作ハンドル取り付け部には鉄、ステンレス、硬質合成樹脂材などの、少なく ともアルミ材より高強度の材質からなるハンドル受け部が形成されていることを 特徴とする鉄道用軌材運搬車に関する。
【0007】 また請求項2の考案は、ハンドル受け部は、鉄、ステンレス、硬質合成樹脂材 など、少なくともアルミ材より高強度の材質からなり、断面円形または角形に形 成されているとともに、アルミ製の操作ハンドル取り付け部内面に一体に埋め込 まれているものであるところの請求項1に記載の鉄道用軌材運搬車に関する。
【0008】 さらに請求項3の考案は、運搬台の操作ハンドル取り付け部に取り付けられる 操作ハンドルは鉄製であり、その取り付け部分は、運搬台側に形成されたところ の断面が円形または角形をしたハンドル受け部内に嵌裝可能であるように、ハン ドル受け部と略同一断面形状に構成されているところの請求項1又は請求項2に 記載の鉄道用軌材運搬車に関する。
【0009】 さらに請求項4の考案は、運搬台は、走行するレールと平行な左右両側辺を上 方に立ち上がらせたアルミ製外枠体と、該外枠体の下面に立体的に架け渡された アルミ製の梁部材とからなるものであるところの請求項1又は2又は3に記載の 鉄道用軌材運搬車に関する。 さらに請求項5の考案は、操作ハンドルには絶縁 被覆が施されているところの請求項1〜4に記載の鉄道用軌材運搬車に関する。
【0010】 さらに請求項6の考案は、運搬台の底面に縦列に備えられた複数の車輪は、運 搬台底面に一定の間隔を介して突設された一対の支え板と、該支え板間に支承さ れるところの、走行レールよりいくぶん幅広の車輪と、該車輪を貫通して支え板 間に支承させる締め付けボルトとからなり、車輪の締め付けボルト貫通穴には内 径が締め付けボルトの外径と略同じか、これより幾分径大の固い円筒状のカラー が嵌裝されていることを特徴とする請求項1〜5に記載の鉄道用軌材運搬車に関 する。
【0011】 さらに請求項7の考案は、アルミ材にて構成された運搬台における操作ハンド ル取り付け部の反対側底面には、縦列に備えられたところの、1本のレール上を 走行可能な複数の車輪と並行する補助車輪が着脱自在に取り付けられるものであ るところの請求項1〜6に記載の鉄道用軌材運搬車に関する。 さらに請求項8 の考案は、補助車輪はゴムあるいはウレタン等の弾性体からなるタイヤであると ころの請求項1〜7に記載の鉄道用軌材運搬車に関する。
【0012】 さらに請求項9の考案は、補助車輪は、支持体の下方に取り付けたところの、 車輪を跨ぐ略倒Y字状のホークにより軸を介して回転自在に支えられ、しかも前 記支持体上端には側面方向に伸びる舌状差し込み部が取りつけられ、この舌状差 し込み部を運搬台の外枠体と梁部材との間に差し込んで支持させるようにしたも のであるところの請求項1〜8に記載の鉄道用軌材運搬車に関する。 さらに請 求項10の考案は、補助車輪は、車輪の片側を支持する支持体により軸を介して 回転自在に支えられ、しかも支持体上端には側面方向に伸びる舌状差し込み部が 取りつけられ、この舌状差し込み部を運搬台の外枠体と梁部材6との間に差し込 んで支持させるようにしたものであるところの請求項1〜8に記載の鉄道用軌材 運搬車に関する。
【0013】 さらに請求項11の考案は、補助車輪における舌状差し込み部の基部には上方 に突出する1又は2以上の突起が形成され、舌状差し込み部を運搬台の外枠体と 梁部材との間に差し込んだ後、上記突起を運搬台側に形成した固定用の穴内に嵌 合させて補助車輪を運搬台に固定させるようにしたものであるところの請求項1 〜10に記載の鉄道用軌材運搬車に関する。
【0014】 さらに請求項12の考案は、補助車輪における舌状差し込み部の基部には上下 方向に貫通する固定用の穴が、また運搬台側には差し込まれた補助車輪の差し込 み部の上記固定用穴に対応する位置に、下方に向けて突出させた突起が形成され 、舌状差し込み部を運搬台の外枠体と梁部材との間に差し込んだ後、上記突起を 補助車輪側に形成した固定用の穴内に嵌合させて補助車輪を運搬台に固定させる ようにしたものであるところの請求項1〜10に記載の鉄道用軌材運搬車に関す る。
【0015】 さらに請求項13の考案は、運搬台又は補助車輪側に形成した突起部の先端に は交差方向に向けて貫通させたピン穴が形成され、運搬台に補助車輪の舌状差し 込み部を差し込んで一方に形成した突起部を他方の固定用穴内に嵌合させた後、 該突起部先端に係止ピンを差し込んでロックするようにしたものであるところの 請求項1〜12に記載の鉄道用軌材運搬車に関する。 さらに請求項14の考案 は、補助車輪は支持体の長さが調整可能であるところの請求項1〜13に記載の 鉄道用軌材運搬車に関する。
【0016】 上記した各構成において、アルミ製の運搬台に形成したところの、アルミ材よ り高強度の材質からなるハンドル受け部内に操作ハンドルの基部(接続部)を差 し込み嵌合させてから運搬台の底面に備えた複数の車輪を、共に1本のレール上 に載せ、操作ハンドルを持ってレールに沿って運搬台を走行させる。 またハン ドル受け部が断面円形である場合には操作ハンドルを取り付け後、該操作ハンド ルの基部とハンドル受け部とを同軸状にして交差方向にピンを差し込んで両者を 一体的に固定させる。 またハンドル受け部が角形である場合においては操作ハ ンドルの取り付け基部をこれに対応させた角形とし、これをハンドル受け部内に 差し込み嵌合させて使用する際に、操作ハンドルが運搬台に対して回転すること がなくなり確実に運搬台に固定することができる。
【0017】 また運搬台の外枠体の、走行するレールと平行な左右両側辺を上方に立ち上が らせた場合においてはレール上を走行する際に積載物がレール脇に落下しにくく なり、さらにアルミ製外枠体と、該外枠体の下面に立体的に架け渡されたアルミ 製梁部材とからなる場合にはアルミ製運搬台の強度が十分に向上する。 さらに 操作ハンドルに絶縁被覆が施されている場合には、特に新幹線レールのように左 右の並行なレール間を短絡した場合に全列車が非常停止する構造となっているよ うな場合でも、操作ハンドルを誤って左右のレール間に落下させた場合に、電気 的に短絡することがないばかりでなく、手の握り具合を柔らかくし、また錆の発 生を防止することができる。
【0018】 さらに車輪の締め付けボルト貫通穴には内径が締め付けボルトの外径と略同じ か、これより幾分径大の固いカラーが嵌裝されている場合においては、一対の支 え板に対する締め付けボルトの過度の締め付けがなされた場合においても固いカ ラーの両端縁部がこれを受け止めるので車輪が圧迫されることがなく、したがっ て転動が阻害されない。 また運搬台底面に縦列に備えられた複数の車輪と並行 する補助車輪が着脱自在に取り付けられる場合においては、運搬台上に部品等軌 材類を積み込む際においても積み込み作業員1人だけで十分な作業ができ、また 走行に際しても、より安定的に走行させることができる。
【0019】 さらに補助車輪はゴムあるいはウレタン等の弾性体からなるタイヤである場合 には、レール脇のコンクリート上をレールに沿って振動なく静かに移動させるこ とができる。 さらに補助車輪に舌状差し込み部が形成されている場合において は、該舌状差し込み部を運搬台の外枠体と梁部材との間に差し込むだけで簡単に 取り付けが可能となる。 さらに上記運搬台側と補助車輪側との一方に突起を、 また他方に該突起を嵌合させる穴を、それぞれ互いに嵌合させるべく形成した場 合においては、取り付けた補助車輪をさらに簡単にロックして不用意に外れるこ とを防止することができる。 さらに補助車輪の支持体の長さが調整可能である 場合においては、レール上走行の過程において一般区間から段差のあるトンネル 区間への乗り継ぎに際して、補助車輪の高さを調整することができる。
【0020】
【考案の実施の形態】
以下において、本考案の具体的な内容を図1〜11の実施例をもとに説明する と、1は運搬台、27は該運搬台1に取り付けられる操作ハンドル、19は補助 車輪をあらわす。 運搬台1は四隅の角部分にRを付するとともに、走行するレ ールと平行な左右の両側辺を斜め上方に立ち上がらせて側辺部2aを形成した略 方形のアルミ製外枠体2と、該外枠体2の下面に溶接して立体的に施された梁部 材とからなる。
【0021】 すなわち梁部材は外枠体2の下面であって、上記側辺部2aと平行かつ等間隔 毎に架け渡されたアルミ製の縦梁部材4、および該縦梁部材4と交差方向に、互 いに平行かつ等間隔毎に架け渡されたアルミ製の横梁部材3とから立体的に構成 され、さらに一方の側辺部2aには前記縦梁部材4に溶接により保持させた補強 板6により一端を保持させるとともに、上方部を斜め上方に傾倒させた状態にて 前記側辺部2aに溶接して保持させたところのアルミ製の操作ハンドル取り付け 部5を有する。
【0022】 さらに運搬台1の底面には、1本のレール上を走行が可能な複数(本実施例に おいては2個)の車輪10が、運搬台1のレール走行方向前端部および後端部に それぞれ縦列に取り付けられる。 すなわち車輪10は、一端を縦梁部材4.4 に溶接して相互に一定の間隔を介して垂下突設させた一対の支え板8.8と、該 支え板間に支承されるところの、走行するレールRよりいくぶん幅広の車輪10 と、該車輪10を貫通して上記一対の支え板8.8間に支承させる締め付けボル ト14とからなり、しかも車輪10の締め付けボルト貫通穴11内には、内径が 締め付けボルト14の外径と略同じか、これより幾分径大の固い円筒状のカラー 12が嵌裝されている。
【0023】 しかるに車輪10は、その締め付けボルト貫通穴11内に円筒状のカラー12 を装入した後、その両端部にベアリング13.13を圧入介在させて支え板8. 8間に位置せしめ、締め付けボルト貫通穴11と支え板8のボルト穴9とを同軸 に一致させたところで締め付けボルト14を一方の支え板8側から挿入して先端 部を反対側の支え板8のボルト穴9から外方に突出させ、スプリングワッシャー 15を介して締め付けナット16により締め付け固定する(図7参照)。
【0024】 さらにアルミ製の操作ハンドル取り付け部5には、図2に拡大してあらわした ように、内部に鉄、ステンレス、硬質プラスチック等の硬質合成樹脂材等、少な くともアルミ材より高強度の材質からなるハンドル受け部7が一体に形成される 。 このハンドル受け部7は操作ハンドル27の基部28を受け入れることがで きるよう一定の長さ(例えば20cm程度)を有する筒状をなし、しかも該筒状 体は図3に例示したように断面が円形(A)、または楕円形(B)などの円筒状 に構成し、あるいは四角形(C)や三角又は六角形・八角形等の角形など、種々 の断面形状とすることができる。
【0025】 上記の例示において、ハンドル受け部7の形状が(A)の円形である場合にお いては、これに対応する操作ハンドル27の基部28の断面形状を、これに対応 する形状(円形)とする必要があり、しかもハンドル受け部7に対する操作ハン ドル27の回転を阻止するために、操作ハンドル取り付け部5およびハンドル受 け部7、さらには操作ハンドル27の基部28にかけて同軸に貫通するピン穴を 交差方向に向けて形成し、これにピン30を差し込んで固定する手段が用いられ る。 さらに操作ハンドル27自体は十分な強度を保持する必要があるところか ら鉄製のものが好ましく、断面が円形または角形等いずれのものでもよいが、好 ましくは外周面に絶縁被覆29が施される。
【0026】 この絶縁被覆29は操作ハンドル27の外周面にゴムシートを巻き付けたもの でもよいが、操作ハンドル27の長さ方向にあらかじめ熱収縮性チューブを被せ た後、これを湯浸けあるいは温風加熱により加熱収縮させて被覆する手段が最も 簡便である。 またハンドル受け部7の形状が(B)の楕円形あるいは(C)の 角形である場合においては、ハンドル受け部7に対する操作ハンドル27の回転 が阻止されるから必ずしも上記したピン30による固定手段を必要としないが、 操作ハンドル27の抜け止めを阻止するためには上記したピン30による固定手 段を設ける方がよい。 なお図中において5aは操作ハンドル取り付け部5の上 端に取り付けられた補強フランジをあらわす。
【0027】 さらに前記したアルミ材にて構成された運搬台1における操作ハンドル取り付 け部5の反対側底面には、縦列に備えられたところの、1本のレール上を走行可 能な複数の車輪10と並行する補助車輪19が着脱自在に取り付けられるように なっている。 すなわち補助車輪19は、ゴムあるいはウレタン等の弾性体から なるタイヤが用いられ、支持体20の下方に取り付けたところの、車輪を跨ぐ略 倒Y字状のホーク19cにより軸19bを介して回転自在に支えらる。
【0028】 前記支持体20は図1にあらわされているように筒状をなし、側面には高さ方 向一定の間隔を介して複数のピン穴が開設されているとともに、内部にはこれよ り小径であって側面に1か所のピン穴(図示省略)が開設された内筒21が同軸 にはめ込まれ、相互に軸方向(高さ方向H)に向けて摺動伸縮自在に取りつけら れている。 上記した支持体20と内筒21とによる好みの高さ位置に調整した ところで両方のピン穴に係止ピン22を差し込んで両者を固定させる。 なおこ の場合のピン22はL字状をなし、外方に突出した自由端側の先端を矢印方向に 回転させながら抜き差しし、あるいは公知のロック機構を施すことも可能である 。
【0029】 さらに内筒27を介在させることにより高さ位置調整を可能にした支持体20 の上端には水平な平板24が溶接により取り付けられ、しかも該平板24の両端 縁には略U字状の部材が溶接され、これによって側面方向に伸びる舌状差し込み 部23が形成され、この舌状差し込み部23を運搬台1の外枠体2と縦梁部材4 との間に差し込んで補助車輪19を支持させる。 なお補助車輪19の構成につ いては、必ずしも上記した倒Y字状のホーク19cを用いる構成に限られるもの ではなく、このほかにも例えば車輪19aの片側を支持する支持体(図示省略) により軸を介して回転自在に支えられる、いわゆる片持式の支持体構造とし、支 持体上端に上記したような側面方向に伸びる舌状差し込み部23を取りつけ、こ の舌状差し込み部23を運搬台1の外枠体2と縦梁部材4との間に差し込んで支 持させるようにしてもよい。
【0030】 また補助車輪19における舌状差し込み部23の基部には水平な平板24を利 用してこの部分に、上方に突出する突起25を形成し、舌状差し込み部23を運 搬台1の外枠体2と縦梁部材4間に差し込んだ後、上記突起25を運搬台1側の 固定板17に形成した固定用の穴18内に嵌合させて補助車輪19を運搬台1に 固定させる。 また反対に補助車輪19側における舌状差し込み部23の基部に 固定用の穴を、そして運搬台1側の固定板17に、下方に向けて突出させた突起 を形成し、この突起を補助車輪側19に形成した上記固定用の穴内に嵌合固定さ せるようにしてもよい。
【0031】 なお上記した突起25およびこれを嵌合させる固定用の穴18については必ず しも単一の場合に限られず、2個又はそれ以上の突起を並べて形成するようにし てもよい。 さらに運搬台1又は補助車輪19側に形成した突起部25の先端に は交差方向に向けて貫通させたピン穴が形成され、運搬台1に補助車輪19の舌 状差し込み部23を差し込んで一方に形成した突起25を他方の固定用穴18内 に嵌合させた後、該突起25先端に係止ピン26を差し込んでロックするように すると、希ではあるが作業中に運搬台1から補助車輪が不用意に外れることがな い。
【0032】 上記した構成において、、アルミ材の運搬台1に形成したところの、アルミ材 より高強度の材質からなるハンドル受け部7内に操作ハンドル27の基部(接続 部)28を差し込んでから運搬台1の底面に備えた複数の車輪10を1本のレー ルR上に載せ、操作ハンドル27を持ってレールRに沿って上記運搬台1を走行 させる。 さらに補助車輪19を用いる場合には、舌状差し込み部23を運搬台 1の外枠体2と縦梁部材4との間に差し込み、必要に応じて突起25を固定用の 穴18内に嵌合して固定させる。 またこの場合トンネル区間を走行する場合に はトンネル内の路面がいくぶん高いので、支持体20と内筒21とによる伸縮高 さを調整して走行するようにする。
【0033】
【考案の効果】
本考案は上記したように、レール上を走行可能な複数の車輪を底面に縦列に備 え、しかも車輪の縦列方向に対して交差する方向の片側に操作ハンドル取り付け 部を設けた運搬台と、該運搬台の操作ハンドル取り付け部に取り付けられる操作 ハンドルとからなり、運搬台はアルミ材にて構成されるとともに、操作ハンドル 取り付け部には鉄、ステンレス、硬質合成樹脂材などの、少なくともアルミ材よ り高強度の材質からなるハンドル受け部が形成されているために、運搬台の全体 重量を従来品に比して半減することができるにも拘わらず、従来から課題とされ ていた操作ハンドル取り付け部の強度を劣化させることがなく、十分な耐久性を 維持することができる。
【0034】 したがって全体が軽量であるために線路脇に設置された狭い階段を伝って線路 上まで持ち運びし、あるいは目的箇所から反対側線路上にまで移動させる等、特 に深夜の作業においても労働力を著しく軽減することができる。 さらに運搬台 は、走行するレールと平行な左右両側辺を上方に立ち上がらせたアルミ製外枠体 を有するために、運搬する各種の部材類が線路脇に転落するおそれがなく、しか も該外枠体の下面にはアルミ製の梁部材が縦横に架け渡されて立体的に構成され ているために、在来の鉄製のものに比しても劣らない耐久強度を維持することが できる。
【0035】 さらに操作ハンドルには絶縁被覆が施されているために、作業中に誤って操作 ハンドルの先端部がもう一本のレールに触れたとしても2本のレール間を電気的 に短絡して鉄道車輛の運行に支障を来す等の事故発生の危険がなく、しかも握り 具合を柔らかくし、あるいは錆の発生を防止することができる。 また運搬台の 底面に縦列に備えられた複数の各車輪は、それぞれの車輪の締め付けボルト貫通 穴に、内径が締め付けボルトの外径と略同じか、これより幾分径大の固い円筒状 のカラーが嵌裝されているために、締め付けボルトによる過度の締め付けがなさ れた場合においても車輪のスムースな回転性を阻害しない。
【0036】 またアルミ材にて構成された運搬台における操作ハンドル取り付け部の反対側 底面には、縦列に備えられたところの、1本のレール上を走行可能な複数の車輪 と並行するべく補助車輪が着脱自在に取り付けられるために、運搬台上に各種の 軌材類を積載する際に、操作ハンドルを保持しなくてすみ、したがって従来のよ うに複数の作業員を配する必要がなく一人で作業をおこなうことが可能となるの みならず、レールに沿って走行させるに際しても安定性が向上する。
【0037】 さらに補助車輪は、支持体の上端に側面方向に伸びる舌状差し込み部が取りつ けられ、この舌状差し込み部を運搬台の外枠体と梁部材との間に差し込んで支持 させるようにしたものであるために、運搬台に対する取り付けがきわめて簡単で あり、また上記舌状差し込み部の基部には上方に突出する1又は2以上の突起が 形成され、舌状差し込み部を運搬台の外枠体と梁部材との間に差し込んだ後、上 記突起を運搬台側に形成した固定用の穴内に嵌合させて補助車輪を運搬台に固定 させるようにし、あるいは運搬台側に下方に向けた突起を形成するとともに、こ れに対応する補助車輪の舌状差し込み部の基部に固定用の穴を形成し、補助車輪 の舌状差し込み部を運搬台の外枠体と梁部材との間に差し込んだ後、上記突起を 補助車輪側に形成した固定用の穴内に嵌合させて補助車輪を運搬台に固定させる ようにすることにより、運搬台に対する補助車輪の取り付けの安定性を保持する ことができる。
【0038】 さらに上記補助車輪の支持体の長さを調整可能としたために、運搬台に対する 補助車輪の取り付け高さを調整することができ、とくに一般区間に対し路面の高 いトンネル区間の走行時においても即時に対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例をあらわす鉄道用軌材運搬車
の半裁断面図。
【図2】操作ハンドル取り付け部の部分拡大縦断面図。
【図3】操作ハンドル取り付け部に操作ハンドルの基部
を取り付けた状態の各種実施例をあらわした部分拡大横
断面図。
【図4】操作ハンドル取り付け側から見た運搬台の側面
図。
【図5】運搬台の平面図。
【図6】操作ハンドルを取り付けた状態の鉄道用軌材運
搬車の正面図。
【図7】運搬台の底面に取り付けられる車輪の部分拡大
断面図。
【図8】運搬台に対する補助車輪の取り付け構造を運搬
台の正面側からあらわした部分側面図。
【図9】運搬台に対する補助車輪の取り付け構造を運搬
台の側面側からあらわした部分側面図。
【図10】運搬台に対する補助車輪の取り付け構造をあ
らわした要部平面図。
【図11】鉄道用軌材運搬車の使用状態をあらわした正
面図。
【図12】従来公知の軌道用運搬車の全体をあらわした
斜視図。
【符号の説明】
1 運搬台 2 外枠体 2a 側辺部 3 アルミ製の横梁部材 4 アルミ製の縦梁部材 5 アルミ製の操作ハンドル取り付け部 5a 補強フランジ 6 補強板 7 アルミ材より高強度の材質からなるハンドル
受け部 8 支え板 9 ボルト穴 10 車輪 11 締め付けボルト貫通穴 12 円筒状のカラー 13 ベアリング 14 締め付けボルト 15 スプリングワッシャー 16 締め付けナット 17 固定板 18 固定用の穴 19 補助車輪 19a 車輪 19b 軸 19c ホーク 20 支持体 21 内筒 22 係止ピン 23 舌状差し込み部 24 平板 25 突起 26 係止ピン 27 操作ハンドル 28 操作ハンドルの基部 29 絶縁被覆 30 ピン

Claims (14)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】1本のレール上を走行可能な複数の車輪を
    底面に縦列に備え、しかも車輪の縦列方向に対して交差
    する方向の片側に操作ハンドル取り付け部を設けた運搬
    台と、該運搬台の操作ハンドル取り付け部に取り付けら
    れる操作ハンドルとからなり、運搬台はアルミ材にて構
    成されるとともに、操作ハンドル取り付け部には鉄、ス
    テンレス、硬質合成樹脂材などの、少なくともアルミ材
    より高強度の材質からなるハンドル受け部が形成されて
    いることを特徴とする鉄道用軌材運搬車。
  2. 【請求項2】ハンドル受け部は、鉄、ステンレス、硬質
    合成樹脂材などの、少なくともアルミ材より高強度の材
    質からなり、断面円形または角形に形成されているとと
    もに、アルミ製の操作ハンドル取り付け部内面に一体に
    埋め込まれているものであるところの請求項1に記載の
    鉄道用軌材運搬車。
  3. 【請求項3】運搬台の操作ハンドル取り付け部に取り付
    けられる操作ハンドルは鉄製であり、その取り付け部分
    は、運搬台側に形成されたところの断面が円形または角
    形をしたハンドル受け部内に嵌裝可能であるように、ハ
    ンドル受け部と略同一断面形状に構成されているところ
    の請求項1又は請求項2に記載の鉄道用軌材運搬車。
  4. 【請求項4】運搬台は、走行するレールと平行な左右両
    側辺を上方に立ち上がらせたアルミ製外枠体と、該外枠
    体の下面に立体的に架け渡されたアルミ製梁部材とから
    なるものであるところの請求項1又は2又は3に記載の
    鉄道用軌材運搬車。
  5. 【請求項5】操作ハンドルには絶縁被覆を施して運転事
    故防止や握り具合を柔らかくし、あるいは錆の発生を防
    止することができるようにしたところの請求項1〜4に
    記載の鉄道用軌材運搬車。
  6. 【請求項6】運搬台の底面に縦列に備えられた複数の車
    輪は、運搬台底面に一定の間隔を介して突設された一対
    の支え板と、該支え板間に支承されるところの、走行レ
    ールよりいくぶん幅広の車輪と、該車輪を貫通して支え
    板間に支承させる締め付けボルトとからなり、車輪の締
    め付けボルト貫通穴には内径が締め付けボルトの外径と
    略同じか、これより幾分径大の固い円筒状のカラーが嵌
    裝されていることを特徴とする請求項1〜5に記載の鉄
    道用軌材運搬車。
  7. 【請求項7】アルミ材にて構成された運搬台における操
    作ハンドル取り付け部の反対側底面には、縦列に備えら
    れたところの、1本のレール上を走行可能な複数の車輪
    と並行する補助車輪が着脱自在に取り付けられるもので
    あるところの請求項1〜6に記載の鉄道用軌材運搬車。
  8. 【請求項8】補助車輪はゴムあるいはウレタン等の弾性
    体からなるタイヤであるところの請求項1〜7に記載の
    鉄道用軌材運搬車。
  9. 【請求項9】補助車輪は、支持体の下方に取り付けたと
    ころの、車輪を跨ぐ略倒Y字状のホークにより軸を介し
    て回転自在に支えられ、しかも前記支持体上端には側面
    方向に伸びる舌状差し込み部が取りつけられ、この舌状
    差し込み部を運搬台の外枠体と梁部材間に差し込んで支
    持させるようにしたものであるところの請求項1〜8に
    記載の鉄道用軌材運搬車。
  10. 【請求項10】補助車輪は、車輪の片側を支持する支持
    体により軸を介して回転自在に支えられ、しかも支持体
    上端には側面方向に伸びる舌状差し込み部が取りつけら
    れ、この舌状差し込み部を運搬台の外枠体と梁部材との
    間に差し込んで支持させるようにしたものであるところ
    の請求項1〜8に記載の鉄道用軌材運搬車。
  11. 【請求項11】補助車輪における舌状差し込み部の基部
    には上方に突出する1又は2以上の突起が形成され、舌
    状差し込み部を運搬台の外枠体と梁部材との間に差し込
    んだ後、上記突起を運搬台側に形成した固定用の穴内に
    嵌合させて補助車輪を運搬台に固定させるようにしたも
    のであるところの請求項1〜10に記載の鉄道用軌材運
    搬車。
  12. 【請求項12】補助車輪における舌状差し込み部の基部
    には上下方向に貫通する固定用の穴が、また運搬台側に
    は差し込まれた補助車輪の差し込み部の上記固定用穴に
    対応する位置に、下方に向けて突出させた突起が形成さ
    れ、舌状差し込み部を運搬台の外枠体と梁部材間に差し
    込んだ後、上記突起を補助車輪側に形成した固定用の穴
    内に嵌合させて補助車輪を運搬台に固定させるようにし
    たものであるところの請求項1〜10に記載の鉄道用軌
    材運搬車。
  13. 【請求項13】運搬台又は補助車輪側に形成した突起部
    の先端には交差方向に向けて貫通させたピン穴が形成さ
    れ、運搬台に補助車輪の舌状差し込み部を差し込んで一
    方に形成した突起部を他方の固定用穴内に嵌合させた
    後、該突起部先端に係止ピンを差し込んでロックするよ
    うにしたものであるところの請求項1〜12に記載の鉄
    道用軌材運搬車。
  14. 【請求項14】補助車輪は支持体の長さが調整可能であ
    るところの請求項1〜13に記載の鉄道用軌材運搬車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101426807B1 (ko) * 2012-11-05 2014-08-05 이이이코리아주식회사 모노레일식 염전용 운반대차
JP2014234694A (ja) * 2013-06-05 2014-12-15 公益財団法人鉄道総合技術研究所 搬送装置
JP2015010353A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 公益財団法人鉄道総合技術研究所 剛性測定装置
JP2021041865A (ja) * 2019-09-12 2021-03-18 株式会社ドーコン 移動用台車

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