JPH0721135B2 - 硬化シリコーンゴム用接着剤組成物 - Google Patents
硬化シリコーンゴム用接着剤組成物Info
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- JPH0721135B2 JPH0721135B2 JP63226271A JP22627188A JPH0721135B2 JP H0721135 B2 JPH0721135 B2 JP H0721135B2 JP 63226271 A JP63226271 A JP 63226271A JP 22627188 A JP22627188 A JP 22627188A JP H0721135 B2 JPH0721135 B2 JP H0721135B2
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Description
【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は硬化可能なオルガノポリシロキサンによる接着
剤組成物に関し、特に、プライマーを使用しなくても加
熱することにより、硬化したシリコーンゴムに接着する
付加硬化型接着剤組成物に関するものである。
剤組成物に関し、特に、プライマーを使用しなくても加
熱することにより、硬化したシリコーンゴムに接着する
付加硬化型接着剤組成物に関するものである。
《従来の技術》 珪素原子に結合したビニル基を含有するオルガノポリシ
ロキサンと珪素原子に結合した水素原子を含有するオル
ガノハイドロジェンポリシロキサンとを白金触媒の存在
下で付加反応させて弾性体とする方法は既に良く知られ
ている。
ロキサンと珪素原子に結合した水素原子を含有するオル
ガノハイドロジェンポリシロキサンとを白金触媒の存在
下で付加反応させて弾性体とする方法は既に良く知られ
ている。
この種の組成物については既に各種のものが提案されて
いるが、これらの組成物から得られる硬化物は金属をは
じめガラス、ゴム、プラスチック等に対して充分に接着
することができず、電気部品のコーティングにおける含
浸ポッティング等においてシリコーンゴムの硬化物が剥
離するという欠点があった。
いるが、これらの組成物から得られる硬化物は金属をは
じめガラス、ゴム、プラスチック等に対して充分に接着
することができず、電気部品のコーティングにおける含
浸ポッティング等においてシリコーンゴムの硬化物が剥
離するという欠点があった。
又、プライマー処理あるいは下記に示した接着助剤を使
用したシリコーンゴム接着剤であっても、これらの耐熱
性が不十分なため、使用中にプライマー層あるいは接着
剤層の破壊により本体のシリコーンゴムの耐熱性が充分
発揮されない等の問題があった。
用したシリコーンゴム接着剤であっても、これらの耐熱
性が不十分なため、使用中にプライマー層あるいは接着
剤層の破壊により本体のシリコーンゴムの耐熱性が充分
発揮されない等の問題があった。
係る欠点を改善する目的で、既に各種技術による接着助
剤が提案されており(例えば特公昭53−13508号、特公
昭58−26376号、特公昭59−5219号)、これらの技術に
より接着性能がかなり改善されたが、尚、非着体である
硬化したシリコーンゴムが、有機過酸化物による架橋の
場合よりも、付加による架橋硬化したシリコーンゴムで
ある場合には接着が悪いところから、更に改良された接
着剤が望まれていた。又、例えば硬化したシリコーンゴ
ムには接着し、それを固定する金型には接着しないとい
う様な選択的な接着性をもつ接着剤の開発が望まれてい
た。
剤が提案されており(例えば特公昭53−13508号、特公
昭58−26376号、特公昭59−5219号)、これらの技術に
より接着性能がかなり改善されたが、尚、非着体である
硬化したシリコーンゴムが、有機過酸化物による架橋の
場合よりも、付加による架橋硬化したシリコーンゴムで
ある場合には接着が悪いところから、更に改良された接
着剤が望まれていた。又、例えば硬化したシリコーンゴ
ムには接着し、それを固定する金型には接着しないとい
う様な選択的な接着性をもつ接着剤の開発が望まれてい
た。
《発明が解決しようとする課題》 本発明者等は上記の要望に対して、比較的低温で硬化
し、且つ硬化物が選択的接着性を持つようなオルガノポ
リシロキサン組成物について種々検討した結果、分子中
に2個以上のアルケニル基を有したオルガノポリシロキ
サンに特殊なオルガノハイドロジェンポリシロキサンを
用い白金系の触媒のもとで硬化させることにより、硬化
シリコーンゴムに強固に接着する一方、鉄、アルミ等の
金型には接着しないという選択的接着を実現することが
できることを見出し本発明を完成させたものである。
し、且つ硬化物が選択的接着性を持つようなオルガノポ
リシロキサン組成物について種々検討した結果、分子中
に2個以上のアルケニル基を有したオルガノポリシロキ
サンに特殊なオルガノハイドロジェンポリシロキサンを
用い白金系の触媒のもとで硬化させることにより、硬化
シリコーンゴムに強固に接着する一方、鉄、アルミ等の
金型には接着しないという選択的接着を実現することが
できることを見出し本発明を完成させたものである。
従って、本発明の第1の目的は、簡単な操作で、硬化し
たシリコーンゴムに強固に接着することのできる接着剤
を提供することにある。
たシリコーンゴムに強固に接着することのできる接着剤
を提供することにある。
本発明の第2の目的は、被着体の素材に対して選択性を
有する接着剤を提供することにある。
有する接着剤を提供することにある。
本発明の第3の目的は、過酸化物によって架橋硬化した
シリコーンゴムのみならず、付加架橋によって硬化した
シリコーンゴムに対しても強固に接着することのできる
接着剤を提供することにある。
シリコーンゴムのみならず、付加架橋によって硬化した
シリコーンゴムに対しても強固に接着することのできる
接着剤を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 本発明の上記の諸目的は、一分子中に少なくとも2個の
アルケニル基を有し、アルケニル基以外の有機基がフッ
素置換又は非置換の一価の炭化水素基であって、25℃に
おける粘度が、100〜200,000csであるオルガノポリシロ
キサン:100重量部 (2)一般式 及び一般式 (式中R1、R3は水素原子又は、アルケニル基を除く同種
又は異種の一価の置換もしくは非置換の炭化水素基、
R2、R4はアルケニル基を除く同種又は異種の一価の置換
もしくは非置換の炭化水素基を示す。lは3〜50の整
数、nは正の整数、m+nは3以上の整数を表し、n=
1のときR3は水素原子を表す。) で表されるオルガノポリシロキサン、 (3)白金または白金化合物:(1)成分に対して白金
として1〜500ppm とから成る組成物であって、前記(A)成分中の珪素原
子に直結した水素原子と(B)成分中の珪素原子に直結
した水素原子の和が一般式(1)中のアルケニル基1個
に対し3〜30個与える量であり且つ(A)成分中の珪素
原子に直結した水素原子が、(A)及び(B)成分中の
珪素原子に直結した全水素原子の10〜90モル%である事
を特徴とする硬化シリコーンゴム用接着剤組成物によっ
て達成された。
アルケニル基を有し、アルケニル基以外の有機基がフッ
素置換又は非置換の一価の炭化水素基であって、25℃に
おける粘度が、100〜200,000csであるオルガノポリシロ
キサン:100重量部 (2)一般式 及び一般式 (式中R1、R3は水素原子又は、アルケニル基を除く同種
又は異種の一価の置換もしくは非置換の炭化水素基、
R2、R4はアルケニル基を除く同種又は異種の一価の置換
もしくは非置換の炭化水素基を示す。lは3〜50の整
数、nは正の整数、m+nは3以上の整数を表し、n=
1のときR3は水素原子を表す。) で表されるオルガノポリシロキサン、 (3)白金または白金化合物:(1)成分に対して白金
として1〜500ppm とから成る組成物であって、前記(A)成分中の珪素原
子に直結した水素原子と(B)成分中の珪素原子に直結
した水素原子の和が一般式(1)中のアルケニル基1個
に対し3〜30個与える量であり且つ(A)成分中の珪素
原子に直結した水素原子が、(A)及び(B)成分中の
珪素原子に直結した全水素原子の10〜90モル%である事
を特徴とする硬化シリコーンゴム用接着剤組成物によっ
て達成された。
本発明の組成物における第1成分としてのオルガノポリ
シロキサンは、一分子中に少なくとも2個のアルケニル
基を有し25℃における粘度が100〜200,000csであること
が必須とされる。この場合のアルケニル基以外の有機基
はメチル基、エチル基、プロピル基、トリフロロプロピ
ル基、フェニル基等から選択される、フッ素置換又は非
置換の一価の炭化水素基であり、アルケニル基はビニル
基、アリル基、メタリル基、ヘキセニル基等である。こ
のようなオルガノポリシロキサンとしては、例えば下記
のものを例示することができる。
シロキサンは、一分子中に少なくとも2個のアルケニル
基を有し25℃における粘度が100〜200,000csであること
が必須とされる。この場合のアルケニル基以外の有機基
はメチル基、エチル基、プロピル基、トリフロロプロピ
ル基、フェニル基等から選択される、フッ素置換又は非
置換の一価の炭化水素基であり、アルケニル基はビニル
基、アリル基、メタリル基、ヘキセニル基等である。こ
のようなオルガノポリシロキサンとしては、例えば下記
のものを例示することができる。
但し、上式中、Pは2又は3、s、u及びwは正の整
数、t、v及びxは0又は正の整数を表す。
数、t、v及びxは0又は正の整数を表す。
尚、成分(1)は2種以上の混合物であっても良く、又
一部分岐した構造であっても差し支え無い。
一部分岐した構造であっても差し支え無い。
又、本発明の第2成分は2種のオルガノハイドロジェン
ポリシロキサン(A)及び(B)の混合物であり、その
うちの一つ(A)は一般式 で表される。式中のR1は水素原子又はメチル基、エチル
基、プロピル基、トリフロロプロピル基、フェニル基等
の、アルケニル基を除く一価の炭化水素基からなる群の
中から選択され、R2はメチル基、エチル基、プロピル
基、トリフロロプロピル基、フェニル基等の、アルケニ
ル基を除く一価の炭化水素基の中から選択される。lは
3〜50の整数を表す。
ポリシロキサン(A)及び(B)の混合物であり、その
うちの一つ(A)は一般式 で表される。式中のR1は水素原子又はメチル基、エチル
基、プロピル基、トリフロロプロピル基、フェニル基等
の、アルケニル基を除く一価の炭化水素基からなる群の
中から選択され、R2はメチル基、エチル基、プロピル
基、トリフロロプロピル基、フェニル基等の、アルケニ
ル基を除く一価の炭化水素基の中から選択される。lは
3〜50の整数を表す。
上記オルガノハイドロジェンポリシロキサンは、前記成
分(1)に対する架橋剤として作用して本発明に係る組
成物を硬化させるのみならず接着性をも付与する。従っ
て(A)のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、
珪素原子に直結した水素原子を一分子中に少なくとも3
個以上含有することが必要である。これらのオルガノハ
イドロジェンポリシロキサンとしては、合成上の容易性
から通常R2基がメチル基のものが使用される。
分(1)に対する架橋剤として作用して本発明に係る組
成物を硬化させるのみならず接着性をも付与する。従っ
て(A)のオルガノハイドロジェンポリシロキサンは、
珪素原子に直結した水素原子を一分子中に少なくとも3
個以上含有することが必要である。これらのオルガノハ
イドロジェンポリシロキサンとしては、合成上の容易性
から通常R2基がメチル基のものが使用される。
上記(A)の構造のオルガノハイドロジェンポリシロキ
サンは本発明の必須成分の一つであり、被着体質である
硬化したシリコーンゴムとの接着性を著しく向上させる
のに寄与する。
サンは本発明の必須成分の一つであり、被着体質である
硬化したシリコーンゴムとの接着性を著しく向上させる
のに寄与する。
本発明の成分(2)を構成する他のオルガノハイドロジ
ェンポリシロキサン(B)は、一般式 で表される。式中のR3及びR4は、それぞれ(A)のオル
ガノハイドロジェンポリシロキサンの一般式中のR1及び
R2と同じ内容を表し、nは正の整数、m+nは3以上の
整数を表す。これは前記した成分(1)に対する架橋剤
として作用して本組成物を硬化させ、更には本組成物の
ゴム弾性体の物性を変化させるために添加される。従っ
て、(B)成分は珪素原子に直結した水素原子を2個以
上有することが必要であり、nが1の場合R3は水素原子
である。
ェンポリシロキサン(B)は、一般式 で表される。式中のR3及びR4は、それぞれ(A)のオル
ガノハイドロジェンポリシロキサンの一般式中のR1及び
R2と同じ内容を表し、nは正の整数、m+nは3以上の
整数を表す。これは前記した成分(1)に対する架橋剤
として作用して本組成物を硬化させ、更には本組成物の
ゴム弾性体の物性を変化させるために添加される。従っ
て、(B)成分は珪素原子に直結した水素原子を2個以
上有することが必要であり、nが1の場合R3は水素原子
である。
(B)成分の具体例としては例えば次のものを挙げるこ
とができる。
とができる。
成分(2)の(A)も(B)も前記した如く成分(1)
に対する架橋剤として作用して、本組成物を硬化させる
ものであるから、本発明においては成分(1)中のアル
ケニル基1個に対し(A)成分中の珪素原子に直結した
水素原子と(B)成分中の珪素原子に直結した水素原子
の和が3〜30個与える量であることが必須であると共
に、(A)及び(B)成分中の珪素原子に直結した全水
素原子の10〜90モル%が(A)成分中の珪素原子に直結
した水素原子であることも又必須である。即ち、(A)
成分中の珪素原子に直結した水素原子が上記10モル%よ
り少ないと単なる硬化したシリコーンゴムになるだけで
接着性の発現が望めず、又90モル%より多くなると耐熱
性が悪くなってゴム自身が脆く成るという欠点が生ず
る。
に対する架橋剤として作用して、本組成物を硬化させる
ものであるから、本発明においては成分(1)中のアル
ケニル基1個に対し(A)成分中の珪素原子に直結した
水素原子と(B)成分中の珪素原子に直結した水素原子
の和が3〜30個与える量であることが必須であると共
に、(A)及び(B)成分中の珪素原子に直結した全水
素原子の10〜90モル%が(A)成分中の珪素原子に直結
した水素原子であることも又必須である。即ち、(A)
成分中の珪素原子に直結した水素原子が上記10モル%よ
り少ないと単なる硬化したシリコーンゴムになるだけで
接着性の発現が望めず、又90モル%より多くなると耐熱
性が悪くなってゴム自身が脆く成るという欠点が生ず
る。
本発明の第3成分としての白金系触媒は、珪素原子に結
合した脂肪族不飽和基と≡SiH基を付加反応させるため
の公知の触媒の中から適宜選択することができる。
合した脂肪族不飽和基と≡SiH基を付加反応させるため
の公知の触媒の中から適宜選択することができる。
このような触媒としては、例えば白金黒を初め、アルミ
ナ、シリカ等の担体に白金を担持させたもの、塩化白金
酸、アルコール変性塩化白金酸、塩化白金酸とオレフィ
ンまたはビニルシロキサンとの反応物あるいは混合物な
どを例示することができる。これらの触媒のうち固体触
媒は、分散性を上げるために細かく砕いたものとした
り、担体として粒径が小さく比較的表面積の大きいもの
を使用することが望ましい。
ナ、シリカ等の担体に白金を担持させたもの、塩化白金
酸、アルコール変性塩化白金酸、塩化白金酸とオレフィ
ンまたはビニルシロキサンとの反応物あるいは混合物な
どを例示することができる。これらの触媒のうち固体触
媒は、分散性を上げるために細かく砕いたものとした
り、担体として粒径が小さく比較的表面積の大きいもの
を使用することが望ましい。
この白金系触媒の使用量は所望の硬化速度が得られるよ
うに適宜調節すれば良いが、経済的見地から、また良好
な硬化物を得るという見地からすれば、アルコール変性
あるいはシロキサン変性塩化白金酸などのようにシロキ
サンと相溶するものの場合には前記した成分(1)に対
し白金として1〜50ppmの範囲とし、白金黒などの固形
触媒の場合には20〜500ppmの範囲とすることが好まし
い。
うに適宜調節すれば良いが、経済的見地から、また良好
な硬化物を得るという見地からすれば、アルコール変性
あるいはシロキサン変性塩化白金酸などのようにシロキ
サンと相溶するものの場合には前記した成分(1)に対
し白金として1〜50ppmの範囲とし、白金黒などの固形
触媒の場合には20〜500ppmの範囲とすることが好まし
い。
本発明の組成物は、上記した第1〜第3成分を必須とす
るものであるが、これに加えて第4成分としての無機質
充填剤を、組成物の硬化時における熱収縮の減少、硬化
弾性体の熱膨張率の低下、熱安定性、耐候性、耐薬品
性、難熱性または機械的強度の向上、更にはガス透過率
を下げる等の目的のために、第1成分100重量部に対し
て0〜600重量部添加しても良い。
るものであるが、これに加えて第4成分としての無機質
充填剤を、組成物の硬化時における熱収縮の減少、硬化
弾性体の熱膨張率の低下、熱安定性、耐候性、耐薬品
性、難熱性または機械的強度の向上、更にはガス透過率
を下げる等の目的のために、第1成分100重量部に対し
て0〜600重量部添加しても良い。
上記充填剤としては、例えばシリカを主成分とする微粒
状のエアロジル、疎水性シリカ、湿式シリカ、ケイソウ
土、クリスタライト等の石英粉末、炭酸カルシウム、ア
ルミナ、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸マグネシ
ウム、酸化セリウム、カーボンブラック、グラファイ
ト、銀粉、ニッケル粉などを例示することができる。こ
れらの内、エアロジルの場合には、成分(1)100重量
部に対して25重量部以下とすることが好ましく、アルミ
ナ等の場合には300〜500重量部とすることが好ましいと
いうように、充填剤の吸油量、表面積、比重等に応じて
添加量を適宜変えることが必要となる。
状のエアロジル、疎水性シリカ、湿式シリカ、ケイソウ
土、クリスタライト等の石英粉末、炭酸カルシウム、ア
ルミナ、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸マグネシ
ウム、酸化セリウム、カーボンブラック、グラファイ
ト、銀粉、ニッケル粉などを例示することができる。こ
れらの内、エアロジルの場合には、成分(1)100重量
部に対して25重量部以下とすることが好ましく、アルミ
ナ等の場合には300〜500重量部とすることが好ましいと
いうように、充填剤の吸油量、表面積、比重等に応じて
添加量を適宜変えることが必要となる。
本発明の組成物は上記した(1)〜(3)成分あるいは
(1)〜(4)成分を均一に混合することによって容易
に得ることができるが、更に、必要に応じて種々の添加
剤を添加してもよい。例えば硬化弾性体の強度を補強す
るために、SiO2単位、CH2=CH(R′2)−SiO0.5単位
及びR′3SiO0.5単位(R′は不飽和脂肪族炭化水素基
を含まない1価の炭化水素基)を含むレジン構造のオル
ガノポリシロキサン(特公昭38−26771号公報、特公昭4
5−9476号公報参照)を添加しても良く、又、組成物の
硬化の速度を制御する目的で、CH2=CHR″SiO単位
(R″は上記R′と同じ)を含むオルガノシロキサン
(特公昭48−10947号公報参照)、アセチレン化合物
(米国特許第3,445,420号明細書参照)、重金属のイオ
ン性化合物(米国特許第3,532,649号明細書参照)の添
加、及び硬化物の耐熱衝撃性、可撓性等を向上させるた
めの無官能のオルガノシロキサンの添加も任意に行うこ
とができる。
(1)〜(4)成分を均一に混合することによって容易
に得ることができるが、更に、必要に応じて種々の添加
剤を添加してもよい。例えば硬化弾性体の強度を補強す
るために、SiO2単位、CH2=CH(R′2)−SiO0.5単位
及びR′3SiO0.5単位(R′は不飽和脂肪族炭化水素基
を含まない1価の炭化水素基)を含むレジン構造のオル
ガノポリシロキサン(特公昭38−26771号公報、特公昭4
5−9476号公報参照)を添加しても良く、又、組成物の
硬化の速度を制御する目的で、CH2=CHR″SiO単位
(R″は上記R′と同じ)を含むオルガノシロキサン
(特公昭48−10947号公報参照)、アセチレン化合物
(米国特許第3,445,420号明細書参照)、重金属のイオ
ン性化合物(米国特許第3,532,649号明細書参照)の添
加、及び硬化物の耐熱衝撃性、可撓性等を向上させるた
めの無官能のオルガノシロキサンの添加も任意に行うこ
とができる。
本発明の接着剤組成物は簡単な操作で、硬化したシリコ
ーンゴムに非常に強固に接着することができる。特に被
着体が過酸化物架橋によって硬化したシリコーンゴムで
ある場合のみならず、付加架橋による場合でさえも強固
に接着することができることから、従来より格段に応用
範囲を広げることができる。例えば付加架橋によるシリ
コーンチューブの接着の場合、チューブの固定に使用す
る金属には接着せずシリコーンチューブ同士を短時間に
接着することができる。また硬化シリコーンゴム上にコ
ーティングして表面の離型特性を向上せしめたり、導電
性の硬化シリコーンゴム同士を接着させることができ
る。更に、絶縁性のシリコーンゴム上に導電性のパター
ンをスクリーン印刷等の手法によって描く際、又、射出
成型でシリコーンゴムとの一体成型をする際にシリコー
ンゴムをプライマー処理する必要がなく、しかも金型へ
は離型剤なしでも接着することがない。
ーンゴムに非常に強固に接着することができる。特に被
着体が過酸化物架橋によって硬化したシリコーンゴムで
ある場合のみならず、付加架橋による場合でさえも強固
に接着することができることから、従来より格段に応用
範囲を広げることができる。例えば付加架橋によるシリ
コーンチューブの接着の場合、チューブの固定に使用す
る金属には接着せずシリコーンチューブ同士を短時間に
接着することができる。また硬化シリコーンゴム上にコ
ーティングして表面の離型特性を向上せしめたり、導電
性の硬化シリコーンゴム同士を接着させることができ
る。更に、絶縁性のシリコーンゴム上に導電性のパター
ンをスクリーン印刷等の手法によって描く際、又、射出
成型でシリコーンゴムとの一体成型をする際にシリコー
ンゴムをプライマー処理する必要がなく、しかも金型へ
は離型剤なしでも接着することがない。
《発明の効果》 本発明のシリコーン接着剤組成物は、被着体の素材に応
じて選択的に接着する上、特にプライマー処理をしなく
ても、過酸化物架橋によって硬化したシリコーンゴムの
みならず、付加架橋によって硬化したシリコーンゴムに
も強固に接着するので従来より極めて広い範囲に応用す
ることができる。又接着操作も簡単であるので製品のコ
ストダウンにも寄与することができる。
じて選択的に接着する上、特にプライマー処理をしなく
ても、過酸化物架橋によって硬化したシリコーンゴムの
みならず、付加架橋によって硬化したシリコーンゴムに
も強固に接着するので従来より極めて広い範囲に応用す
ることができる。又接着操作も簡単であるので製品のコ
ストダウンにも寄与することができる。
《実施例》 次に本発明を実施例によって更に詳述するが、本発明は
これによって限定されるものではない。
これによって限定されるものではない。
尚、実施例中に部とあるのはすべて重量部を意味し、粘
度はすべて25℃における粘度である。
度はすべて25℃における粘度である。
実施例1. 両末端ジメチルビニルシリル基で封鎖された5,000csの
ジメチルポリシロキサン100部及びトリメチルシリル基
で表面を疎水化した比表面積200m2/gのフュームドシリ
カ20部を150℃の加熱下で2時間ニーダーにて処理し室
温まで冷却した後、2重量%の白金を含有する塩化白金
酸のオクタノール溶液を0.02部、制御剤として3−メチ
ル−3−ヒドロキシ−1−ブチンを0.005部加えて均一
に混合し、更に平均式 と平均式 を加えて組成物Iを調製した。これを付加架橋によって
硬化したシリコーンゴム(信越化学工業(株)製KE951
を付加により硬化した物)および鉄板の上に夫々厚さ2m
mとなるように塗布し、150℃で10分間加熱して初期の接
着性を調べたところ、表1に示すように硬化したシリコ
ーンゴムに対してのみ強固に接着することが確認され
た。又、このようにして得た接着物を230℃で72時間放
置した後の硬さ、伸び及び引張り強さは夫々表2に示す
通りであり、本発明の接着剤組成物が極めて良好な耐熱
性を示すことが実証された。
ジメチルポリシロキサン100部及びトリメチルシリル基
で表面を疎水化した比表面積200m2/gのフュームドシリ
カ20部を150℃の加熱下で2時間ニーダーにて処理し室
温まで冷却した後、2重量%の白金を含有する塩化白金
酸のオクタノール溶液を0.02部、制御剤として3−メチ
ル−3−ヒドロキシ−1−ブチンを0.005部加えて均一
に混合し、更に平均式 と平均式 を加えて組成物Iを調製した。これを付加架橋によって
硬化したシリコーンゴム(信越化学工業(株)製KE951
を付加により硬化した物)および鉄板の上に夫々厚さ2m
mとなるように塗布し、150℃で10分間加熱して初期の接
着性を調べたところ、表1に示すように硬化したシリコ
ーンゴムに対してのみ強固に接着することが確認され
た。又、このようにして得た接着物を230℃で72時間放
置した後の硬さ、伸び及び引張り強さは夫々表2に示す
通りであり、本発明の接着剤組成物が極めて良好な耐熱
性を示すことが実証された。
比較例1. 実施例1で使用した 3.9部及び 3.2部の代りに、 のみを5.0部使用した他はすべて実施例1と同様にして
組成物IIを調製した。
組成物IIを調製した。
得られた組成物IIの接着性を調べ、さらにJISK6301によ
るゴムシート物性の初期及び230℃の耐熱特性を調べた
ところ表2に示すように熱履歴後は硬く脆いものであ
り、全く耐熱性がなかった。
るゴムシート物性の初期及び230℃の耐熱特性を調べた
ところ表2に示すように熱履歴後は硬く脆いものであ
り、全く耐熱性がなかった。
比較例2. 実施例1で使用した 3.9部及び 3.2部の代わりに 21部を使用した他はすべて実施例1と同様にして組成物
IIIを調製した。その接着性を調べたところ、表1に示
した如く、硬化したシリコーンゴム(実施例1で使用し
たものと同じシリコーンゴム)に対する接着性が殆どな
かった。
IIIを調製した。その接着性を調べたところ、表1に示
した如く、硬化したシリコーンゴム(実施例1で使用し
たものと同じシリコーンゴム)に対する接着性が殆どな
かった。
表1及び表2の結果は、本発明の接着剤組成物が加熱と
いう簡単な操作によって機能するのみならず、被着体の
素材に対して選択的に接着する性質を有すると同時に、
耐熱性が極めて良好であることを実証するものである。
いう簡単な操作によって機能するのみならず、被着体の
素材に対して選択的に接着する性質を有すると同時に、
耐熱性が極めて良好であることを実証するものである。
実施例2. で示される、ビニル基含有量が0.3モル%である粘度10
0,000csのオルガノポリシロキサン100部に (CH3)2CH2=CHSiO0.5単位と (CH3)3SiO0.5単位及びSiO2単位からなり、〔(CH3)2
CH2=CHSiO0.5+(CH3)3SiO0.5〕/SiO2のモル比が0.75
であって、CH2=CHSi≡基を0.04モル/100g含有するビニ
ル基含有共重合体レジン15部に、更に実施例1で使用し
た塩化白金酸のオクタノール溶液(白金として2重量%
を0.02部並びに制御剤として3−メチル−3−ヒドロキ
シ−1−ブチンを0.005部加えて均一に混合した後、平
均式 のオルガノポリシロキサン5.1g及び平均式 のオルガノハイドロジェンポリシロキサン3.5gを加えて
接着剤組成物IVを調製した。得られた接着剤組成物を、
表3に示す各種被着体上に2mm厚で塗布して剪断接着サ
ンプルを作製し、接着性を評価したところ表3に示す結
果を得た。
0,000csのオルガノポリシロキサン100部に (CH3)2CH2=CHSiO0.5単位と (CH3)3SiO0.5単位及びSiO2単位からなり、〔(CH3)2
CH2=CHSiO0.5+(CH3)3SiO0.5〕/SiO2のモル比が0.75
であって、CH2=CHSi≡基を0.04モル/100g含有するビニ
ル基含有共重合体レジン15部に、更に実施例1で使用し
た塩化白金酸のオクタノール溶液(白金として2重量%
を0.02部並びに制御剤として3−メチル−3−ヒドロキ
シ−1−ブチンを0.005部加えて均一に混合した後、平
均式 のオルガノポリシロキサン5.1g及び平均式 のオルガノハイドロジェンポリシロキサン3.5gを加えて
接着剤組成物IVを調製した。得られた接着剤組成物を、
表3に示す各種被着体上に2mm厚で塗布して剪断接着サ
ンプルを作製し、接着性を評価したところ表3に示す結
果を得た。
但し、表中の接着性は下記の内容を意味する。
◎:非常に良く接着し、引張るとゴム切れする ○:良く接着する ×:剥離する 表3の結果は、本発明の接着剤が、被着体の素材に対
し、明確な選択性を有することを実証するものである。
し、明確な選択性を有することを実証するものである。
Claims (3)
- 【請求項1】一分子中に少なくとも2個のアルケニル基
を有し、アルケニル基以外の有機基がフッ素置換又は非
置換の一価の炭化水素基であって、25℃における粘度が
100〜200,000csであるオルガノポリシロキサン:100重量
部 - 【請求項2】一般式 及び一般式 (式中R1、R3は水素原子又は、アルケニル基を除く同種
又は異種の一価の置換もしくは非置換の炭化水素基、
R2、R4はアルケニル基を除く同種又は異種の一価の置換
もしくは非置換の炭化水素基を示す。lは3〜50の整
数、nは正の整数、m+nは3以上の整数を表し、n=
1のときR3は水素原子を表す。)で表されるオルガノポ
リシロキサン、 - 【請求項3】白金または白金化合物:(1)成分に対し
て白金として1〜500ppmとから成る組成物であって、前
記(A)成分中の珪素原子に直結した水素原子と(B)
成分中の珪素原子に直結した水素原子の和が一般式
(1)中のアルケニル基1個に対し3〜30個与える量で
あり、且つ(A)成分中の珪素原子に直結した水素原子
が、(A)及び(B)成分中の珪素原子に直結した全水
素原子の10〜90モル%である事を特徴とする硬化シリコ
ーンゴム用接着剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63226271A JPH0721135B2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 硬化シリコーンゴム用接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63226271A JPH0721135B2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 硬化シリコーンゴム用接着剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0273878A JPH0273878A (ja) | 1990-03-13 |
| JPH0721135B2 true JPH0721135B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=16842591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63226271A Expired - Fee Related JPH0721135B2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 硬化シリコーンゴム用接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721135B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2919615A1 (fr) | 2007-08-02 | 2009-02-06 | Bluestar Silicones France Soc | Composition elastomere silicone adhesive |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3983298A (en) * | 1975-04-18 | 1976-09-28 | Dow Corning Corporation | Polyorganosiloxane pressure sensitive adhesives and articles therefrom |
| JPS52154856A (en) * | 1976-06-18 | 1977-12-22 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Adherent silicone composition |
-
1988
- 1988-09-09 JP JP63226271A patent/JPH0721135B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0273878A (ja) | 1990-03-13 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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