JPH07210036A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH07210036A
JPH07210036A JP6006278A JP627894A JPH07210036A JP H07210036 A JPH07210036 A JP H07210036A JP 6006278 A JP6006278 A JP 6006278A JP 627894 A JP627894 A JP 627894A JP H07210036 A JPH07210036 A JP H07210036A
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JP6006278A
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English (en)
Inventor
Takeshi Furuya
健 古谷
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 機械的ソータ装置が装備されていなくても、
また、1方向の給紙装置のみを備えたものであっても、
コピー済みの用紙が仕分けしやすいように排紙部上に積
み重ねられる、安価で構成の簡単な装置を提供する。 【構成】 手差しトレイ71と、ユーザに対する種々の
メッセージを表示するユーザインターフェースと、制御
手段とを備え、コピー部数を2N部(ただし、Nは自然
数)あるいは(2N+1)部と表したとき、まずN部を
ページ順にコピーし、コピー済みの前記N部の用紙Pを
手差しトレイに用紙が排出された向きと異ならせてセッ
トすることを指示するメッセージを表示し、まずセット
されている原稿を読み取ってページ順に1部だけコピー
し、次に手差しトレイから前記コピー済みの用紙を1部
だけそのまま排出するという処理を、所定のコピー部数
が得られるまで繰り返して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、印刷機等の画
像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X(但し、Xは2以上の自然数)ページ
からなる1組の原稿をY(但し、Yは2以上の自然数)
部複写する場合、最も簡単な構成の画像処理装置では、
まず1ページ目の原稿をY枚コピーし、次に2ページ目
をY枚コピーするという動作をXページ分繰り返す。そ
して、それによって複写機から排出されたY×X枚のコ
ピー済み用紙を排紙部から取り出し、人手によってペー
ジ順に組み直して、ページ順の合ったY部のコピーを得
るようにしている。
【0003】従来、こうした人手によるコピーの丁合、
仕分け作業に伴う煩わしさや時間の浪費を解消するため
に、画像処理装置に機械的ソータ装置を付加することに
よって、コピーの自動的なソート機能を実現することが
行われている。例えば、上記のように1組Xページの原
稿をY部複写する場合には、各ページごとに原稿をY回
スキャンすると同時に、ソータ装置が用紙受取部をY回
移動するようにして、コピーの仕分けを自動的に行うよ
うにしている。
【0004】しかしながら、このような機械的ソータ装
置の機構は複雑であり、紙詰まり等の故障が発生する可
能性が高い。また、1回スキャンするごとにソータ装置
の用紙受取部を移動させる必要があるため、あまり使用
条件を高めることができず、指定供出部数(ソート可能
な部数)には限界があった。
【0005】このような不具合を改善するために、原稿
を自動送りしながら1組の原稿の複写を必要組数分繰り
返すような、いわゆるリサイクル原稿送り装置を備えた
装置が提案されている(例えば、実開昭55−1660
0号、特開昭60−159859号等)。すなわち、1
組Xページの原稿をY部コピーする場合、まず原稿自動
送り装置によって原稿を1ページずつ送りながら各ペー
ジ1枚ずつ複写を行い、これをXページ分行って1組の
コピーを作成する。このとき、原稿は再び原稿自動送り
装置に戻されており、続けて2組目のコピーが行われ
る。そして、以下、このような動作をY組分繰り返すも
のである。
【0006】このような装置によれば、ソータ装置は不
要であり、かつ、複写された用紙はページ順に並んだも
のとなっているという利点がある。しかし、このような
装置においても、排出されたコピー済み用紙はY組分が
そのまま重ねられた形となっており、1部ごとの区切り
がはっきりしないという問題があり、これに対処するた
めには、操作者が複写処理後、排出された用紙を1部ず
つ手作業で区切りを見つけて、仕分けしなければならな
いという問題が残る。
【0007】そこで、このような問題を解決するものと
して、各複写組ごとに区切りを与えるものとして、白紙
を挿入する方式が提案されている。例えば、特開昭61
−112165号のものでは、ソータ装置を備えたもの
において、複写組数がソータ装置のビン数を越える場合
に、各組の区切りに白紙を挿入しながら複写を続けるも
のが提案されている。ここで、白紙の挿入方法として
は、それまで原稿を複写するために用紙を給紙していた
給紙装置からそのまま給紙を続けるとともに、転写部に
おける像形成動作のみを禁止して、白紙を排出すること
が行われる。しかし、この方法であると、仕切り用の白
紙が複写用紙と同じ用紙であるため、結局のところ、各
組の区切りがわかりにくいという問題がある。
【0008】さらに別のものとして、特開平2−257
152号では、1組分の複写を終えると、それまで原稿
を複写するために給紙を行っていた給紙装置を自動的に
切り替え、その切り替えた給紙装置からあらかじめ準備
しておいた識別紙を取り出し、像形成動作を禁止して、
そのまま仕切りとして排出するものが提案されている。
このような装置によれば、たとえば前記識別紙に着色紙
を使用することにより、各組ごとの仕切りを明瞭に知る
ことができる。
【0009】また、特開平1−92174号では、1組
分のコピーを完了した後、それまで原稿複写に使用して
いた用紙に比べて、少なくとも長手方向または短手方向
に長いサイズの用紙がセットされている給紙装置に自動
的に切り替え、その切り替えた給紙装置からサイズの異
なる用紙を取り出し、像形成動作を禁止して、そのまま
仕切りとして排出するものが提案されている。このよう
な装置によれば、各組の仕切り部分において、長手方向
または短手方向に突出した合い紙が入ることとなり、そ
の仕切りを明瞭に知ることができる。
【0010】しかしながら、これらの方法においても、
複写物を1部ずつ配布する際には、仕切りとして挿入し
た合い紙を取り除かなければならないという煩わしさが
あり、かつ、多くの場合、それらの合い紙は廃棄されて
しまうので、不経済であるとともに資源の有効利用の観
点からも好ましくないものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような問題に対処
するため、仕切り紙を使用しないものとして、特開平4
−79541号、特開平4−58670号、特開平4−
114558号等により提案されているものがある。こ
れらの装置では、1ページ分の画像情報を記憶する記憶
装置と、当該記憶装置に記憶された画像情報を90゜回
転させて読み出す手段とを設けるとともに、同じサイズ
の複写用紙をそれぞれ縦方向と横方向とから給紙する2
種の給紙装置を少なくとも設けるようにしている。そし
て、まず、1組目の複写時には、原稿の方向と同じ向き
の用紙を取り出してコピーを行い、2組目の複写時に
は、原稿の画像情報を90゜回転させて読み出すととも
に、原稿の方向とは向きの異なる用紙(原稿が縦方向な
らば横方向の用紙、原稿が横方向ならば縦方向の用紙)
を取り出してコピーを行うようにし、以降、このような
動作を必要部数分だけ繰り返すのである。
【0012】このような装置では、コピー済みの用紙が
1組ごとに方向を変えて排紙部に積み重ねられていくた
め、各組の仕切りは明瞭であるとともに、無駄な用紙を
必要としないという利点がある。しかしながら、このよ
うな装置をもってしても、1ページ分の画像情報を記憶
させるための記憶装置ね及びその記憶内容を90゜回転
させて読み出す手段とが必要となるため、装置の価格が
高くなるという問題がある。また、縦用紙と横用紙の両
方の給紙装置が揃っていなければ効果が期待できないと
いう問題もある。
【0013】本発明は上記課題を解決するためのもの
で、機械的ソータ装置が装備されていなくても、また、
1方向の給紙装置のみを備えたものであっても、コピー
済みの用紙が仕分けしやすいように排紙部上に積み重ね
られる、安価で構成の簡単な装置を提供することを目的
とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのため本発明の画像処
理装置では、複数枚の原稿をページ順に複数部コピー可
能な画像処理装置において、手差しトレイと、ユーザに
対する種々のメッセージを表示するユーザインターフェ
ースと、当該画像処理装置を統括して制御する制御手段
とを備え、当該制御手段は、コピー部数を2N部(ただ
し、Nは自然数)あるいは(2N+1)部と表したと
き、まずN部をページ順にコピーし、そのコピーが終了
すると、前記ユーザインターフェースに、コピー済みの
前記N部の用紙を手差しトレイに用紙が排出された向き
と異ならせてセットすることを指示するメッセージを表
示し、当該用紙が手差しトレイにセットされたことを検
知した後、まずセットされている原稿を読み取ってペー
ジ順に1部だけコピーし、次に手差しトレイから前記コ
ピー済みの用紙を1部だけそのまま排出するという処理
を、所定のコピー部数が得られるまで繰り返して行うこ
とを特徴としている。
【0015】
【作用】本発明では、まずコピー所望部数の半数(端数
切り捨て)のコピーを行い、そのコピー済み用紙を90
゜向きを変えて手差しトレイにセットし、残りの部数の
コピーを行う合間々々にコピー済みの用紙(組単位)を
像形成動作を禁止した状態でそのまま排出・積層するよ
うにしているため、ソータ装置は不要であり、かつ、1
ページ分の画像情報記憶装置や90゜回転読み出し手段
等も不要である。さらには、コピー済み用紙の各部ごと
の区切りに他の紙などを使用しないで済み、また給紙装
置も2種類を必要としないため、装置の構成を簡単にで
き、かつ操作者の作業の煩わしさを排除することが可能
となる。
【0016】
【実施例】以下本発明の詳細を、図1乃至図6に示す一
実施例に基づいて説明する。本実施例は本発明を電子複
写装置に適用したもので、図1に示す原稿給排部32
と、図1に示す本体31、露光走査部33、画像形成部
34、手差し給紙手段71を備えた給紙部35、及び排
紙部36、さらに図4に示す制御部37とからなってい
る。
【0017】本体1は各部を収容する箱状部材からなっ
ていて、上面には原稿台(コンタクトガラス)7があ
り、その上部に図1に示す原稿給排部32が載置されて
いる。なお、図2及び図3では、図面が繁雑化すること
を避けるため、原稿排出部32は描いていない。
【0018】まず、図1は本発明に係る原稿給排部32
の概略を示すものであり、上方を開放され、原稿群を載
置する原稿トレイ1が設けられており、この原稿トレイ
1は、原稿Dの搬送方向における下流側が下方となるよ
うに多少傾斜配置されている。この原稿トレイ1にはサ
イドガイド(図示せず)が原稿トレイ1の幅方向に可動
に配置されており、各サイズの原稿Dを所定の位置に位
置せしめるようになっている。前記原稿トレイ1の下方
にはセンサ2が設けられており、原稿トレイ1内におけ
る原稿の有無を検知するようになっている。また、前記
原稿トレイ1の下方には供給ローラ3が配設されてお
り、この原稿トレイ1内の原稿群のうちの最下位の原稿
Dを原稿トレイ1の右側に多少突出せしめるようになっ
ている。さらに、原稿トレイ1の右側には、上下一対の
分離ローラ4A、4Bが相互に圧接するように配設され
ており、このうち下方の分離ローラ4Bは図において時
計方向に回転するようになっている。一方、上方の分離
ローラ4Aは、停止しているか、あるいは何らかの振動
により時計方向に低速で回転するようになっており、2
枚重ねの原稿Dが両分離ローラ4A、4B間に供給され
たときに、上方の原稿Dの進行を阻止するようになって
いる。なお、上方の分離ローラ4Aが時計方向に低速で
回転するようになっているのは、常時同じ位置で原稿を
阻止するとその部分のみの磨耗が進行するからである。
【0019】前記分離ローラ4A、4Bの右側には一対
のピンチローラ5A、5Bが相互に圧接するように配設
されており、供給ローラ3により原稿トレイ1から突出
した原稿Dを狭待して搬送するようになっている。な
お、前記の下方の分離ローラ4Bには一方向クラッチが
設けられており、ピンチローラ5A、5Bにより搬送さ
れる原稿Dにより従動されるようになっている。また、
前記分離ローラ4A、4Bの右側にはセンサ6が設けら
れており、供給ローラ3及び分離ローラ4Bの回転を制
御するようになっている。
【0020】前記センサ6の右側には露光部のコンタク
トガラス7が張設されており、前記原稿トレイ1からほ
ぼ水平方向に搬送された原稿Dは、このコンタクトガラ
ス7上で露光されるようになっている。また、コンタク
トガラス7上にはコンタクトガラス7と小さな間隔をも
って圧板8が配設されており、これらのコンタクトガラ
ス7および圧板8間を原稿Dが通過するようになってい
る。また、圧板8には原稿Dの搬送方向に間隔を隔てて
図示しない開口が形成されており、原稿Dを搬送する送
りローラ9、10、11が前記コンタクトガラス7に圧
接するように配設されている。これらの送りローラ9、
10、11は図示しない単一のローラにより正逆両方向
に回転するように制御されている。
【0021】前記コンタクトガラス7の前方には、原稿
Dを反転させた上でコンタクトガラス7上に戻す彎曲し
たガイド12が配設されている。このガイド12は、矢
印方向に回転する各二対の送りローラ13A、13Bお
よび14A、14Bにより原稿Dを矢印方向に搬送する
ようになっており、このガイド12の上流端の近傍に
は、図示しないソレノイドにより実線位置および破線位
置の間を揺動し得る分岐板15が配設されている。この
分岐板15は、実線位置にあるときコンタクトガラス7
上の原稿Dをガイド12に送り込むためのガイドとして
の作用をし、また、破線位置にあるときはガイド12か
らの原稿Dをコンタクトガラス7へ戻す際に邪魔になら
ないようになっている。前記分岐板15は、ガイド12
の端部およびコンタクトガラス7間に臨むセンサ16に
より揺動制御されるようになっている。
【0022】前記コンタクトガラス7の上方には、コン
タクトガラス7からの原稿Dを前記原稿トレイ1方向に
ほぼ水平方向に搬送するためのガイド17が配設されて
おり、矢印方向に回転する二対の送りローラ18A、1
8Bおよび19A、19Bにより原稿Dを向かって右か
ら左に搬送するようになっている。このガイド17の上
流端部は下方に彎曲しており、この端部近傍には、図示
しないソレノイドにより実線位置および破線位置の間を
揺動し得る他の分析板20が配設れれている。この分析
板20は、破線位置にあるときコンタクトガラス7から
の原稿Dのガイド12への侵入を阻止してガイド17に
送り込むためのガイドとしての作用をし、また、実線位
置にあるときコンタクトガラス7からの原稿Dがガイド
12に送り込まれるのを邪魔しないように退避してガイ
ドするようになっている。前記ガイド17の下流端には
他の水平方向のガイド21が分離可能に接続されてお
り、このガイド21の下流端は、前記分離ローラ4A、
4Bのほぼ直上に位置している。また、このガイド21
の下流端部には一対の送りローラ22A、22Bが配設
されている。
【0023】前記原稿トレイ1の直上位置には前記ガイ
ド21と間隔を隔てて他のガイド23が配設されてお
り、このガイド23の下端部は、原稿Dを反転させた上
で原稿トレイ1内に戻すようにするため下方にほぼ18
0度彎曲している。このガイド23には三対の送りロー
ラ24A、24B、25A、25Bおよび26A、26
Bが配設されており、原稿Dを矢印方向に搬送してガイ
ド23の末端から原稿トレイ1内に戻すようになってい
る。このガイド23および前記ガイド21間には、図示
しないソレノイドにより実線位置および破線位置の間を
揺動し得る分岐板27が配設されており、この分岐板2
7は実線位置にあるときガイド21からの原稿Dをその
まま原稿トレイ1内に返送するのに邪魔とならないよう
に退避し、また、破線位置にあるときはガイド21から
の原稿Dをガイド23へ送り込むためのガイドとしての
作用をするようになっている。さらに、前記両ガイド2
1、23間およびガイド23の末端にはそれぞれ原稿D
の末端を検知するジャム検知用のセンサ28、29が設
けられる。
【0024】なお、前記ガイド21、23,分岐板2
7、送りローラ22、24、25、26、センサ28、
29などは蓋体30として一体的に開閉し得るようにな
っている。
【0025】次に、図2及び図3に基づいて、本体31
の各構成要素の詳細を説明する。露光走査部33は、原
稿台7の下に設けられていて、これは、露光光源41、
ミラー42、43、……47、レンズ48などから成っ
ていて、これらの適宜な移動により、原稿Dが露光走査
され、その光学像が後述する画像形成部34の感光体ド
ラム51上に、順次結ばれる。
【0026】画像形成部34は、回転する上記感光体ド
ラム51を有すると共に、これの周囲に結像位置52か
ら順に矢印53方向に添って現像器54、55、転写帯
電器56、剥離帯電器57、クリーナ58、除電光源5
9、主帯電器60など設けられている。そして、光学像
の潜像は現像器54、55のトナーにより、可視像化さ
れ、後述する給紙部35からの用紙Pが、転写帯電器5
6の転写部位61に送られて来ると、これに画像が転写
され、定着コンベア62により運ばれて、定着ローラ6
3に至り、定着された後、定着排紙ローラ64で、排紙
部36に送られる。なお、現像器54、55は、進退操
作されて、作動または作動停止が行われる。
【0027】一方、上記給紙部35は、手差し給紙手段
71とカセット給紙手段72a、72bとからなってい
る。手差し給紙手段71は手差しトレイ73を、カセッ
ト給紙手段72aは用紙カセット74を、カセット給紙
手段72bは用紙カセット75を備えていて、それぞ
れ、ピックアップローラ76a、76b、76c、また
は76d、送り分離ローラ対77a、77b、77cが
設けられている。これらピックアップローラ76a、7
6b、76cにより取り出された用紙Pは、それぞれの
送り分離ローラ対77a、77b、77c、または76
dを通って送り出され、用紙ガイド体78a、78cに
案内されてレジストローラ79に至り、整位されて適
時、画像形成部34に送られる。
【0028】次に、図4に基づいて、制御部37につい
て説明する。これは、本複写装置全体の動作を制御する
ものであるが、本発明に直接関係のある部分だけ示して
ある。95はCPUを備えた制御本体で、これには、図
1の原稿給排部32における用紙Dの有無、または位置
を検出するセンサー類96(図1の2,6,16,2
8,29等)、設定部数を設定する枚数設定スイッチ9
7、区分集積の仕方を選択するモード選択スイッチ9
8、給紙のためのカセット選択スイッチ100、複写開
始のコピーキー101、複写紙Pの排紙を検出するマシ
ン排紙スイッチ102、などが電気的に接続されてい
る。
【0029】また、図1の原稿給排部32における3,
4B,5A,5B,9,10,11,13A,13B,
14A,14B,18A,18B,19A,19B,2
2A,23B,24A,24B,25A,25B,26
A,26B等のローラを動作させるADFモータ110
がドライバ111を介して接続されていて、同様に、図
1の15,20,27等に示されるADFの用紙の走行
を制御する分岐板を動作させるためのソレノイド類20
2が、ドライバ201を介して接続されている。同様
に、ドライバ112を介してメインモータ113が、ド
ライバ114を介して露光ランプ41が、ドライバ11
6を介して手差しモータ117が、またドライバ118
aを介して現像器を前後させてその動作を制御する現像
器制御手段118bなどが接続されている。
【0030】また、上記スイッチ類のうちの一部は、本
体31の上面手前に設けられた制御パネル120に取り
付けられている。すなわち、制御パネル120の右端に
は、装置の各種状態を文章として表示するLCD表示装
置121、コピーキー101、その隣に枚数設定スイッ
チ97、区分集積の仕方を選択するスイッチ98などが
取り付けられている。本発明は、以上のような構成をも
った複写装置において実現される。
【0031】次に、本実施例の作用について説明する。
原稿トレイ1の上方に蓋体30を持ち上げて原稿トレイ
1に原稿Dをコピーしようとする画像を下向きにしてセ
ットし、図示しないサイドガイドの位置を決める。その
後、蓋体30を閉じて図5に示すスタートボタン101
を押す。すると、供給ローラ3が時計方向に回転し、原
稿トレイ1内の原稿Dを分離ローラ4A、4B方向に送
り出す。原稿トレイ1から送り出された原稿Dは、両分
離ローラ4A、4Bにより確実に1枚ずつ分離されてピ
ンチローラ5A、5Bに1枚の原稿Dが送られ、ピンチ
ローラ5A、5Bの近傍のセンサ6により原稿Dの先端
が検知されると、供給ローラ3および下方の分離ローラ
4Bの回転駆動が停止され、これらの両ローラ3、4B
はピンチローラ5A、5Bによって搬送される原稿Dに
より従動回転する。
【0032】前記ピンチローラ5A、5Bにより搬送さ
れた原稿Dはコンタクトガラス7上に送られ、当該コン
タクトガラス7上で送りローラ9、10、11に受け渡
され、センサ16により原稿Dの先端が検知されると送
りローラ9、10、11の回転駆動が停止され、原稿D
はコンタクトガラス7上の所定位置において停止する。
そして、この位置において原稿Dが露光され、このと
き、用紙Pが用紙カセット74のピックアップローラ7
6bにより取り出され、矢印121で示すように、送り
分離ローラ付77bを通り、レジストローラ79で整位
され、適時、転写部位61に送られて画像が転写され、
定着コンベア62、定着ローラ63、定着排紙ローラ6
4を経て、排紙部36に送られる。
【0033】露光の終了した原稿Dは、実線位置にある
分岐板15及び破線位置にある分岐板20に沿ってガイ
ド17に導入され、ガイド21から破線位置にある分岐
板27を介してガイド23により原稿トレイ1内に放出
される。この原稿トレイ1内に放出された原稿Dの画像
情報は、原稿トレイ1から導出するときと同様、下向き
とされており、また、露光前の原稿Dと露光後の原稿D
とは原稿トレイ1内にある進退自在な仕切り板(図示せ
ず)により区画される。
【0034】以上のような動作を、原稿トレイ1内にセ
ットした原稿Dの最下位にある第1ページのものから順
に繰り返し、前記仕切り板の下の原稿Dがなくなるまで
繰り返す。これにより、複数ページからなる原稿Dの1
組のコピーができあがるとともに、原稿Dは最初にセッ
トされた状態に戻って、前記仕切り板の上に積層されて
いる(このように、ページ順に1組のコピーを作成する
手順を、ここでは「第1の動作モード」と呼ぶ。)。
【0035】その後、前記仕切り板が外されて原稿Dが
再び供給ローラ3に導かれ、自動的に再スタートして、
前記第1の動作モードが再実行される。このように、第
1の動作モードが複数回繰り返されるのであるが、本実
施例において、その繰り返し回数は次のように設定され
る。すなわち、 (1) 設定されたコピー部数が偶数組(2N:ただし
Nは自然数)である場合:N回 (2) 設定されたコピー部数が奇数組(2N+1:同
上)である場合:同じくN回である。
【0036】次に、上記のようにN回だけ第1の動作モ
ードを繰り返したところで、装置は一旦停止し、図5に
示した制御パネル120の表示装置121に「排出トレ
イに排出されたコピー済み用紙を取り出し、そのまま向
きを90゜変えて手差しトレイにセットし、再スタート
してください。」旨のメッセージを表示する。ここで、
操作者は当該メッセージどおりに行動し、再スタートす
ることができる。
【0037】すると、装置は、まず前述した第1の動作
モードを1回実行して、1組の新しいコピーを作成す
る。次に、手差しモータ117が起動され、図3に矢印
122で示すように、手差しトレイ73上の複写済みの
用紙がローラ76dによって最下位より1枚だけ送り出
される。この送り出されたコピー済み用紙は、送りガイ
ド体78aを通り、レジストローラ79を経て、転写部
位61、定着コンベア62、定着ローラ63、及び定着
排紙ローラ64を通って、排紙部36に集積収容されて
いる前記新しい1組のコピーの上に載置される。なお、
この間、制御本体95からの指令に基づき、本体31内
での露光操作、現像器54、55などが適宜操作され、
画像形成動作は禁止されており、従って、前記コピー済
みの用紙の上に再度何らかのコピーが行われることはな
い。
【0038】このようなローラ76dによるコピー済み
用紙の送り出しから、排紙部36に排紙するまでの一連
の動作を、原稿の枚数分(つまり、1組の複写分)だけ
繰り返す(このように、手差しトレイから1組のコピー
済み用紙を転写動作を禁止しつつ排紙する一連の動作
を、ここでは「第2の動作モード」と呼ぶ。)。なお、
この「第2の動作モード」が1回完了すると、排紙部3
6には、上記「第1の動作モード」で作成された新しい
コピー1組と、「第2の動作モード」で排紙されたコピ
ー済みの用紙1組とが重ねられることになるが、その
際、これら2組のコピーは互いに向きが90゜異なり、
容易に仕分けできるものであることは、容易に理解でき
るであろう。何故なれば、前記コピー済みの用紙は、手
差しトレイにセットされるときに、「第1の動作モー
ド」で排紙された状態から90゜向きを変えているから
である。
【0039】その後、装置は自動的に前記「第1の動作
モード」と「第2の動作モード」とを必要組数分だけの
コピーが得られるまで繰り返す。すなわち、 (1) 設定されたコピー部数が偶数組(2N:ただし
Nは自然数)である場合:第1の動作モードをN回、第
2の動作モードをN回 (2) 設定されたコピー部数が奇数組(2N+1:同
上)である場合:同じくN回 第1の動作モードを(N+1)回、第2の動作モードを
N回である。そして、それぞれに設定された組数のコピ
ーを得るようにしている。
【0040】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の思想を逸脱しない限り色々な変形
が可能であることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各組ごと
のコピーが90゜ずつ向きを変えて所定組数だけ得られ
るので、ソータ装置や複雑な画像情報処理装置がなくて
も、容易に仕分けをすることができる。また、仕切り用
の紙なども使用しないで済み、経済的な装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の原稿給排部の構成を示す
図である。
【図2】 本発明の一実施例の装置本体の構成を示す図
である。
【図3】 本発明の一実施例の装置本体の構成を示す図
である。
【図4】 本発明の一実施例の制御部の構成を示すブロ
ック図である。
【図5】 本発明の一実施例の制御パネルの構成を示す
図である。
【図6】 本発明の一実施例の制御パネルの構成を示す
図である。
【符号の説明】
31…本体、32…原稿給排部、33…露光走査部、3
4…画像形成部、35…給紙部、36…排紙部、37…
制御部、71…手差しトレイ、121…表示装置、D…
原稿、 P…用紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の原稿をページ順に複数部コピー可
    能な画像処理装置において、 手差しトレイと、 ユーザに対する種々のメッセージを表示するユーザイン
    ターフェースと、 当該画像処理装置を統括して制御する制御手段とを備
    え、 当該制御手段は、コピー部数を2N部(ただし、Nは自
    然数)あるいは(2N+1)部と表したとき、まずN部
    をページ順にコピーし、そのコピーが終了すると、前記
    ユーザインターフェースに、コピー済みの前記N部の用
    紙を手差しトレイに用紙が排出された向きと異ならせて
    セットすることを指示するメッセージを表示し、当該用
    紙が手差しトレイにセットされたことを検知した後、ま
    ずセットされている原稿を読み取ってページ順に1部だ
    けコピーし、次に手差しトレイから前記コピー済みの用
    紙を1部だけそのまま排出するという処理を、所定のコ
    ピー部数が得られるまで繰り返して行うことを特徴とす
    る画像処理装置。
JP6006278A 1994-01-25 1994-01-25 画像処理装置 Pending JPH07210036A (ja)

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