JPH07209200A - 検査装置及びそれを用いた半導体デバイスの製造方法 - Google Patents
検査装置及びそれを用いた半導体デバイスの製造方法Info
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- JPH07209200A JPH07209200A JP1489794A JP1489794A JPH07209200A JP H07209200 A JPH07209200 A JP H07209200A JP 1489794 A JP1489794 A JP 1489794A JP 1489794 A JP1489794 A JP 1489794A JP H07209200 A JPH07209200 A JP H07209200A
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- G01N21/94—Investigating contamination, e.g. dust
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- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レチクルやペリクル面上に付着したゴミ等の
異物の有無を検出する検査装置及びそれを用いた半導体
デバイスの製造方法を得ること。 【構成】 光源からの光束で走査系を利用して検査面上
を走査し、該検査面上からの散乱光を検出手段で受光す
ることにより該検査面上の異物の有無を検査する際、該
走査系は該検査面に対向して主走査方向に関して傾いて
いる光学部材を有しており、該光学部材はそれから射出
する収斂光束が該検査面上の主走査面内において該光学
部材から主走査方向に対して異なった距離に各々スポッ
トを形成する屈折力を有していること。
異物の有無を検出する検査装置及びそれを用いた半導体
デバイスの製造方法を得ること。 【構成】 光源からの光束で走査系を利用して検査面上
を走査し、該検査面上からの散乱光を検出手段で受光す
ることにより該検査面上の異物の有無を検査する際、該
走査系は該検査面に対向して主走査方向に関して傾いて
いる光学部材を有しており、該光学部材はそれから射出
する収斂光束が該検査面上の主走査面内において該光学
部材から主走査方向に対して異なった距離に各々スポッ
トを形成する屈折力を有していること。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は検査装置及びそれを用い
た半導体デバイスの製造方法に関し、特に半導体デバイ
スの製造装置で使用される回路パターンが形成されてい
るレチクルやフォトマスク等の原板上又は/及び原板に
ペリクル保護膜を装着したときのペリクル保護膜面上
に、例えば不透過性のゴミ等の異物が付着していたとき
に、この異物の有無及びその位置を精度良く検出する際
に好適なものである。
た半導体デバイスの製造方法に関し、特に半導体デバイ
スの製造装置で使用される回路パターンが形成されてい
るレチクルやフォトマスク等の原板上又は/及び原板に
ペリクル保護膜を装着したときのペリクル保護膜面上
に、例えば不透過性のゴミ等の異物が付着していたとき
に、この異物の有無及びその位置を精度良く検出する際
に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】一般にIC製造工程においてはレチクル
又はフォトマスク等の原板上に形成されている露光用の
回路パターンを半導体焼付け装置(ステッパー又はマス
クアライナー)によりレジストが塗布されたウエハ面上
に転写して製造している。
又はフォトマスク等の原板上に形成されている露光用の
回路パターンを半導体焼付け装置(ステッパー又はマス
クアライナー)によりレジストが塗布されたウエハ面上
に転写して製造している。
【0003】この際、原板面上にパターン欠陥やゴミ等
の異物が存在すると回路パターンを転写する際、異物も
同時に転写されてしまい、IC製造の歩留を低下させる
原因となってくる。
の異物が存在すると回路パターンを転写する際、異物も
同時に転写されてしまい、IC製造の歩留を低下させる
原因となってくる。
【0004】その為、IC製造工程においては基板上の
異物の存在を検出するのが不可欠となっており、従来よ
り種々の検査方法が提案されている。
異物の存在を検出するのが不可欠となっており、従来よ
り種々の検査方法が提案されている。
【0005】一般には異物が等方的に光を散乱する性質
を利用する方法が多く用いられている。
を利用する方法が多く用いられている。
【0006】図16,図17は従来の異物による散乱光
を検出することで異物の有無を検査する異物検査装置の
要部構成図と要部平面図である。
を検出することで異物の有無を検査する異物検査装置の
要部構成図と要部平面図である。
【0007】同図においてはレーザ光源151からのレ
ーザビームは、コリメータ系152等によって異物検査
に最適なレーザビームとされ、回転軸153aを中心に
矢印153b方向に回転するポリゴン等のスキャニング
ミラー153とfθレンズ等のレンズ系154とから成
る走査光学系に導かれる。レンズ系154からの走査用
のレーザービームは回路パターンが形成されるレチクル
等の被検査面155の表面に走査スポット156として
集光される。走査ステージ系(不図示)によって走査ス
ポット156による走査方向157と直交方向158に
155を相対的に移動させることにより検査面155の
全面を走査して検査を行っている。
ーザビームは、コリメータ系152等によって異物検査
に最適なレーザビームとされ、回転軸153aを中心に
矢印153b方向に回転するポリゴン等のスキャニング
ミラー153とfθレンズ等のレンズ系154とから成
る走査光学系に導かれる。レンズ系154からの走査用
のレーザービームは回路パターンが形成されるレチクル
等の被検査面155の表面に走査スポット156として
集光される。走査ステージ系(不図示)によって走査ス
ポット156による走査方向157と直交方向158に
155を相対的に移動させることにより検査面155の
全面を走査して検査を行っている。
【0008】このレーザビームの入射方向に対して後方
あるいは側方方向には、レンズ系159とアパーチャ1
60、そして光電検出器161により構成される検出系
163を配置している。この検出系163の配置方向に
ついては検査面155にレーザビームを入射したときに
回路パターン等から発生する散乱光が特定の回折方向を
有するので、これを避けて検出しないような方向に設定
している。
あるいは側方方向には、レンズ系159とアパーチャ1
60、そして光電検出器161により構成される検出系
163を配置している。この検出系163の配置方向に
ついては検査面155にレーザビームを入射したときに
回路パターン等から発生する散乱光が特定の回折方向を
有するので、これを避けて検出しないような方向に設定
している。
【0009】このような構成の装置によって走査スポッ
ト156内に異物が存在しない場合には光電検出器16
1では散乱光は検出されない。もし異物が存在する場合
は、微小な異物からの散乱光が等方的に発生する為光電
検出器161で散乱光が検出されることになる。このと
き得られる検出信号を信号処理系162で処理すること
により異物の有無の検査を行っている。
ト156内に異物が存在しない場合には光電検出器16
1では散乱光は検出されない。もし異物が存在する場合
は、微小な異物からの散乱光が等方的に発生する為光電
検出器161で散乱光が検出されることになる。このと
き得られる検出信号を信号処理系162で処理すること
により異物の有無の検査を行っている。
【0010】図18は特開平4−143640号公報で
提案されている異物検査装置の要部概略図である。
提案されている異物検査装置の要部概略図である。
【0011】同図においては、レーザ光源171からの
レーザービームをフィルター172、レンズ系173を
介して振動ミラー174上に集光させ、振動ミラー17
4からのレーザービームを走査レンズ系175で平行ビ
ームとして検査面176を矢印177方向に走査してい
る。このとき被検査面176を光走査に伴って紙面と垂
直方向に移動させて検査面176全面を走査して検査面
176の全面の検査を行なっている。そして検査面17
6からの散乱光を集光レンズ178で光検出器178面
上に集光して、該光検出器178からの出力信号を用い
て検査面176上の異物の有無を検出している。
レーザービームをフィルター172、レンズ系173を
介して振動ミラー174上に集光させ、振動ミラー17
4からのレーザービームを走査レンズ系175で平行ビ
ームとして検査面176を矢印177方向に走査してい
る。このとき被検査面176を光走査に伴って紙面と垂
直方向に移動させて検査面176全面を走査して検査面
176の全面の検査を行なっている。そして検査面17
6からの散乱光を集光レンズ178で光検出器178面
上に集光して、該光検出器178からの出力信号を用い
て検査面176上の異物の有無を検出している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図16,図17に示す
異物検査装置では、検出系163の検出面と検査面15
5とが互いに傾いている。この為、レーザービームの主
走査方向157の位置が変化すると検出系163の開口
数(N.A)が変化してきて走査位置によって検出感度
が異なってくるという問題点があった。
異物検査装置では、検出系163の検出面と検査面15
5とが互いに傾いている。この為、レーザービームの主
走査方向157の位置が変化すると検出系163の開口
数(N.A)が変化してきて走査位置によって検出感度
が異なってくるという問題点があった。
【0013】又、図18に示す異物検査装置では走査レ
ンズ系175からの射出光束が平行光である為に、被検
査面176上でのスポット径が比較的大きくなり、微小
な異物の有無の検出が難しいという問題点があった。
ンズ系175からの射出光束が平行光である為に、被検
査面176上でのスポット径が比較的大きくなり、微小
な異物の有無の検出が難しいという問題点があった。
【0014】本発明は、検査面上への光束の走査条件や
走査レンズ系の構成を適切に設定することにより、検査
面上の異物の有無や異物の存在している位置等を高精度
に検出することができる検査装置及びそれを用いた半導
体デバイスの製造方法の提供を目的とする。
走査レンズ系の構成を適切に設定することにより、検査
面上の異物の有無や異物の存在している位置等を高精度
に検出することができる検査装置及びそれを用いた半導
体デバイスの製造方法の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の検査装置は、 (1−1)光源からの光束で走査系を利用して検査面上
を走査し、該検査面上からの散乱光を検出手段で受光す
ることにより該検査面上の異物の有無を検査する際、該
走査系は該検査面に対向して主走査方向に関して傾いて
いる光学部材を有しており、該光学部材はそれから射出
する収斂光束が該検査面上の主走査面内において該光学
部材から主走査方向に対して異なった距離に各々スポッ
トを形成する屈折力を有していることを特徴としてい
る。
を走査し、該検査面上からの散乱光を検出手段で受光す
ることにより該検査面上の異物の有無を検査する際、該
走査系は該検査面に対向して主走査方向に関して傾いて
いる光学部材を有しており、該光学部材はそれから射出
する収斂光束が該検査面上の主走査面内において該光学
部材から主走査方向に対して異なった距離に各々スポッ
トを形成する屈折力を有していることを特徴としてい
る。
【0016】(1−2)光源からの光束をレンズ系を介
して走査系に導光し、該走査系を利用して検査面上を走
査し、該検査面上からの散乱光を検出手段で受光するこ
とにより該検査面上の異物の有無を検査する際、該走査
系は該検査面に対向して主走査方向に関して傾いている
光学部材を有しており、該走査系の走査に同期させて該
レンズ系を構成する一部のレンズを光軸上移動させて、
該光学部材から射出する光束が該検査面上の主走査面内
において該光学部材から主走査方向に対して異なった距
離に各々スポットが形成されるようにしたことを特徴と
している。
して走査系に導光し、該走査系を利用して検査面上を走
査し、該検査面上からの散乱光を検出手段で受光するこ
とにより該検査面上の異物の有無を検査する際、該走査
系は該検査面に対向して主走査方向に関して傾いている
光学部材を有しており、該走査系の走査に同期させて該
レンズ系を構成する一部のレンズを光軸上移動させて、
該光学部材から射出する光束が該検査面上の主走査面内
において該光学部材から主走査方向に対して異なった距
離に各々スポットが形成されるようにしたことを特徴と
している。
【0017】(1−3)光源からの光束で走査系を利用
して検査面上を走査し、該検査面上からの散乱光を検出
手段で受光することにより該検査面上の異物の有無を検
査する際、該走査系は入射光束を異なった屈折力で異な
った方向に反射偏向させる回動部材と該検査面に対向し
て主走査方向に関して傾いている光学部材とを有してお
り、該光学部材から射出する光束が該検査面上の主走査
面内において該光学部材から主走査方向に対して異なっ
た距離に各々スポットが形成されるようにしたことを特
徴としている。
して検査面上を走査し、該検査面上からの散乱光を検出
手段で受光することにより該検査面上の異物の有無を検
査する際、該走査系は入射光束を異なった屈折力で異な
った方向に反射偏向させる回動部材と該検査面に対向し
て主走査方向に関して傾いている光学部材とを有してお
り、該光学部材から射出する光束が該検査面上の主走査
面内において該光学部材から主走査方向に対して異なっ
た距離に各々スポットが形成されるようにしたことを特
徴としている。
【0018】(1−4)投影レンズの光軸に対して傾斜
して複数の発光素子を一次元状に配列した発光手段と検
査面とを各々配置し、このとき該発光手段の各発光素子
が該検査面上の一方向と共役関係になるように各要素を
設定し、該発光手段の各発光素子とを順次点灯させるこ
とにより該検査面上を光走査し、該検査面上から生じる
散乱光を検出手段で受光して、該検査面上の異物の有無
を検出していることを特徴としている。
して複数の発光素子を一次元状に配列した発光手段と検
査面とを各々配置し、このとき該発光手段の各発光素子
が該検査面上の一方向と共役関係になるように各要素を
設定し、該発光手段の各発光素子とを順次点灯させるこ
とにより該検査面上を光走査し、該検査面上から生じる
散乱光を検出手段で受光して、該検査面上の異物の有無
を検出していることを特徴としている。
【0019】本発明の半導体デバイスの製造方法は、 (2−1)収納装置から原板を検査装置に搬入し、該検
査装置は光源からの光束で走査系を介して該原板の検査
面上を走査し、このとき該検査面上からの散乱光を検出
手段で検出することにより該検査面上の異物の有無を検
査する際、該走査系は該検査面に対向して主走査方向に
関して傾いている光学部材を有しており、該光学部材は
それから射出する収斂光束が該検査面上の主走査面内に
おいて該光学部材から主走査方向に対して異なった距離
に各々スポットを形成する屈折力を有しており、該検査
装置で該検査面上に異物がないと判断したときは該原板
を露光装置の露光位置にセットし、異物が存在すると判
断したときは洗浄装置で洗浄した後に再度該検査装置で
検査し、異物がなくなったと判断したとき該原板を該露
光装置の露光位置にセットして、該原板上のパターンを
ウエハに露光転写し、該露光転写した原板を現像処理工
程を介して半導体デバイスを製造していることを特徴と
している。
査装置は光源からの光束で走査系を介して該原板の検査
面上を走査し、このとき該検査面上からの散乱光を検出
手段で検出することにより該検査面上の異物の有無を検
査する際、該走査系は該検査面に対向して主走査方向に
関して傾いている光学部材を有しており、該光学部材は
それから射出する収斂光束が該検査面上の主走査面内に
おいて該光学部材から主走査方向に対して異なった距離
に各々スポットを形成する屈折力を有しており、該検査
装置で該検査面上に異物がないと判断したときは該原板
を露光装置の露光位置にセットし、異物が存在すると判
断したときは洗浄装置で洗浄した後に再度該検査装置で
検査し、異物がなくなったと判断したとき該原板を該露
光装置の露光位置にセットして、該原板上のパターンを
ウエハに露光転写し、該露光転写した原板を現像処理工
程を介して半導体デバイスを製造していることを特徴と
している。
【0020】(3−1)本発明の露光装置は、照明系か
らの光束で照明されたレチクル面上の回路パターンをウ
エハ面に露光転写する露光装置において、光源からの光
束で走査系を利用して該レチクル面上を走査し、該レチ
クル面上からの散乱光を検出手段で受光することにより
該レチクル面上の異物の有無を検査しており、このとき
該走査系は該レチクル面に対向して主走査方向に関して
傾いている光学部材を有しており、該光学部材はそれか
ら射出する収斂光束が該レチクル面上の主走査面内にお
いて該光学部材から主走査方向に対して異なった距離に
各々スポットを形成する屈折力を有していることを特徴
としている。
らの光束で照明されたレチクル面上の回路パターンをウ
エハ面に露光転写する露光装置において、光源からの光
束で走査系を利用して該レチクル面上を走査し、該レチ
クル面上からの散乱光を検出手段で受光することにより
該レチクル面上の異物の有無を検査しており、このとき
該走査系は該レチクル面に対向して主走査方向に関して
傾いている光学部材を有しており、該光学部材はそれか
ら射出する収斂光束が該レチクル面上の主走査面内にお
いて該光学部材から主走査方向に対して異なった距離に
各々スポットを形成する屈折力を有していることを特徴
としている。
【0021】
【実施例】図1は本発明の実施例1の要部概略図、図2
は図1の要部断面図である。
は図1の要部断面図である。
【0022】本実施例は半導体分野等で使用される露光
用原板(レチクルやフォトマスク)やウエハ等の検査面
上の状態を検査する検査装置、具体的には検査面上に付
着するゴミ等の異物或は被検面上についた傷等の欠陥
(以下、これらを総称して「異物」という。)を検査す
る検査装置を示している。
用原板(レチクルやフォトマスク)やウエハ等の検査面
上の状態を検査する検査装置、具体的には検査面上に付
着するゴミ等の異物或は被検面上についた傷等の欠陥
(以下、これらを総称して「異物」という。)を検査す
る検査装置を示している。
【0023】尚、本実施例では半導体分野に限らず、面
の表面状態の検査装置に広く適用することができる。
の表面状態の検査装置に広く適用することができる。
【0024】図1において1は光源であり、例えばレー
ザから成っている。2はビームエクスパンダーであり、
光源1からのレーザービーム径を拡大し、平行光として
射出している。3はポリゴンミラー(回転多面鏡)であ
り、回転軸3aを中心に矢印3b方向に等速回転してビ
ームエクスパンダー2からの光束を反射偏向している。
4は走査レンズ系であり、ポリゴンミラー3からの光束
を集光し検査面(原板)6上にスポットSPを形成して
いる。
ザから成っている。2はビームエクスパンダーであり、
光源1からのレーザービーム径を拡大し、平行光として
射出している。3はポリゴンミラー(回転多面鏡)であ
り、回転軸3aを中心に矢印3b方向に等速回転してビ
ームエクスパンダー2からの光束を反射偏向している。
4は走査レンズ系であり、ポリゴンミラー3からの光束
を集光し検査面(原板)6上にスポットSPを形成して
いる。
【0025】ポリゴンミラー3をモータ等(不図示)で
回転させることにより、該スポットSPで検査面6上を
主走査方向5に光走査している。ポリゴンミラー3と走
査レンズ系4は走査系の一要素を構成している。
回転させることにより、該スポットSPで検査面6上を
主走査方向5に光走査している。ポリゴンミラー3と走
査レンズ系4は走査系の一要素を構成している。
【0026】7は受光レンズであり、スポット光束SP
の照射により検査面(以下「原板」ともいう。)6上に
異物が存在すると、それから反射散乱光が生じるので、
このとき生じた反射散乱光を光検出器8に集光してい
る。光検出器8は散乱光を光電変換している。受光レン
ズ7と光検出器8は検出手段の一要素を構成している。
MPは信号処理手段であり、光検出器8からの出力信号
を用いて、例えば出力信号の強弱を利用して検査面6上
の異物の有無を判断している。
の照射により検査面(以下「原板」ともいう。)6上に
異物が存在すると、それから反射散乱光が生じるので、
このとき生じた反射散乱光を光検出器8に集光してい
る。光検出器8は散乱光を光電変換している。受光レン
ズ7と光検出器8は検出手段の一要素を構成している。
MPは信号処理手段であり、光検出器8からの出力信号
を用いて、例えば出力信号の強弱を利用して検査面6上
の異物の有無を判断している。
【0027】本実施例における走査レンズ系4は、図1
に示すように検査面6に対向して主走査方向5に傾斜し
ている。走査レンズ系4から検査面6上の主走査方向5
のスポット位置SP1 ,SP2 ,SP3 までの距離は各
々異なっている。走査レンズ系4は検査面6上の主走査
方向5の走査レンズ系4から異なった距離に各々スポッ
トSPが結像するような回転非対称な屈折力を有したレ
ンズ部を有している。即ち本実施例の走査レンズ系4
は、例えば画角によって屈折力又は/及び像面側の主点
位置が異なるレンズ系より成り、スポットの結像位置が
画角と共に変化するようなレンズ形状となっている。
に示すように検査面6に対向して主走査方向5に傾斜し
ている。走査レンズ系4から検査面6上の主走査方向5
のスポット位置SP1 ,SP2 ,SP3 までの距離は各
々異なっている。走査レンズ系4は検査面6上の主走査
方向5の走査レンズ系4から異なった距離に各々スポッ
トSPが結像するような回転非対称な屈折力を有したレ
ンズ部を有している。即ち本実施例の走査レンズ系4
は、例えば画角によって屈折力又は/及び像面側の主点
位置が異なるレンズ系より成り、スポットの結像位置が
画角と共に変化するようなレンズ形状となっている。
【0028】本実施例ではポリゴンミラー3を回転させ
て検査面6上を主走査方向5に光走査すると共に、検査
面6を矢印5a方向(副走査方向)に移動させることに
より検出面6上の全面を光走査して、検査面6上の全面
において異物の有無の検査を行なっている。
て検査面6上を主走査方向5に光走査すると共に、検査
面6を矢印5a方向(副走査方向)に移動させることに
より検出面6上の全面を光走査して、検査面6上の全面
において異物の有無の検査を行なっている。
【0029】次に本実施例の走査レンズ系4の具体的な
構成について説明する。
構成について説明する。
【0030】図3〜図6は本発明に係る走査レンズ系4
を構成する一部のレンズ部の要部断面図である。
を構成する一部のレンズ部の要部断面図である。
【0031】図3のレンズ部9において10aは曲率が
連続的に変化しているレンズ面である。レンズ面10b
は平面である。同図において、Axは光軸であり、レン
ズ面10は光軸Axに対して紙面内において左右非対称
で紙面と垂直な面内では左右対称である。又レンズ面1
0は、図中左側へいくほど小さな屈折力、右側に行くほ
ど大きな屈折力をもっており、どの部分でも正の屈折力
になっている。
連続的に変化しているレンズ面である。レンズ面10b
は平面である。同図において、Axは光軸であり、レン
ズ面10は光軸Axに対して紙面内において左右非対称
で紙面と垂直な面内では左右対称である。又レンズ面1
0は、図中左側へいくほど小さな屈折力、右側に行くほ
ど大きな屈折力をもっており、どの部分でも正の屈折力
になっている。
【0032】図4のレンズ部11において、12は連続
的に変化しているレンズ面で光軸Axに対して紙面内に
おいて左右非対称で、紙面と垂直な面内では左右対称で
ある。レンズ面12は光軸Axから遠ざかるにつれて屈
折力の絶対値が連続的に大きくなっており、光軸Axよ
り左側では正の屈折力を有し、右側では負の屈折力とな
っている。レンズ面12cは平面である。走査レンズ系
としてはレンズ部11と正の屈折力の球面レンズ等とを
組み合わせて構成している。
的に変化しているレンズ面で光軸Axに対して紙面内に
おいて左右非対称で、紙面と垂直な面内では左右対称で
ある。レンズ面12は光軸Axから遠ざかるにつれて屈
折力の絶対値が連続的に大きくなっており、光軸Axよ
り左側では正の屈折力を有し、右側では負の屈折力とな
っている。レンズ面12cは平面である。走査レンズ系
としてはレンズ部11と正の屈折力の球面レンズ等とを
組み合わせて構成している。
【0033】図5のレンズ部15は光軸Ax1の球面レ
ンズ14と光軸Ax2の球面レンズ13とを双方のレン
ズが光軸をΔEだけ平行偏心させて配置したレンズ構成
となっている。
ンズ14と光軸Ax2の球面レンズ13とを双方のレン
ズが光軸をΔEだけ平行偏心させて配置したレンズ構成
となっている。
【0034】図6のレンズ部18において、レンズ面1
6は光軸Ax1を有する球面(凸面)であり、レンズ面
17は光軸Ax2を有する球面(凹面)であり、双方の
球面はΔEだけ平行偏心させたレンズ形状となってい
る。
6は光軸Ax1を有する球面(凸面)であり、レンズ面
17は光軸Ax2を有する球面(凹面)であり、双方の
球面はΔEだけ平行偏心させたレンズ形状となってい
る。
【0035】本発明においては図3〜図6に示したレン
ズ部を走査レンズ系の一要素として用いている。
ズ部を走査レンズ系の一要素として用いている。
【0036】図7〜図13は各々本発明の検査装置の実
施例2〜8の一部分の要部概略図である。
施例2〜8の一部分の要部概略図である。
【0037】図7の実施例2では、図1の実施例1に比
べて走査レンズ系の光学部材として結像性能を有したホ
ログラム素子19を用いている点が異なっており、レー
ザービームによる走査条件などの構成は同じである。ホ
ログラム素子19としては、例えば格子ピッチを場所に
より種々と変えることにより焦点距離を変えて光束の入
射位置や入射角度によって収束点が種々と異なるように
構成している。
べて走査レンズ系の光学部材として結像性能を有したホ
ログラム素子19を用いている点が異なっており、レー
ザービームによる走査条件などの構成は同じである。ホ
ログラム素子19としては、例えば格子ピッチを場所に
より種々と変えることにより焦点距離を変えて光束の入
射位置や入射角度によって収束点が種々と異なるように
構成している。
【0038】これにより実施例1の走査レンズ系4と同
様の光学特性を有するようにしている。尚、ホログラム
素子としては透過型と同様に反射型も適用可能である。
又ホログラム素子に検査面6上でスポットと0次回折光
が重ならないように双方を副走査方向に分離する機能を
持たせても良い。
様の光学特性を有するようにしている。尚、ホログラム
素子としては透過型と同様に反射型も適用可能である。
又ホログラム素子に検査面6上でスポットと0次回折光
が重ならないように双方を副走査方向に分離する機能を
持たせても良い。
【0039】図8の実施例3では図1の実施例1に比べ
て走査レンズ系として走査面内において光軸に対して左
右対称な球面より成るレンズ系23(焦点距離f3)を
用いていること、そしてその代わりにビームエクスパン
ダー22を構成する1つのレンズ20を走査に同期させ
て光軸方向(矢印2a方向)に振動させて検査面6上の
距離の異なる各位置にスポットを形成していることが異
なっており、その他の構成は同じである。
て走査レンズ系として走査面内において光軸に対して左
右対称な球面より成るレンズ系23(焦点距離f3)を
用いていること、そしてその代わりにビームエクスパン
ダー22を構成する1つのレンズ20を走査に同期させ
て光軸方向(矢印2a方向)に振動させて検査面6上の
距離の異なる各位置にスポットを形成していることが異
なっており、その他の構成は同じである。
【0040】本実施例において、ビームエクスパンダー
22は正の屈折力(焦点距離f1)のレンズ20と正の
屈折力(焦点距離f2)のレンズ21より成っている。
このときビーム拡大倍率はf2/f1となる。レンズ2
0の光軸方向の移動量Δxに伴う検査面6上でのスポッ
トの光軸方向の移動量Zは、 Z=(f3/f2)2 ・Δx となる。
22は正の屈折力(焦点距離f1)のレンズ20と正の
屈折力(焦点距離f2)のレンズ21より成っている。
このときビーム拡大倍率はf2/f1となる。レンズ2
0の光軸方向の移動量Δxに伴う検査面6上でのスポッ
トの光軸方向の移動量Zは、 Z=(f3/f2)2 ・Δx となる。
【0041】今、レンズ20をレンズ21から遠ざける
方向に移動させると、図8に示すような走査線5が得ら
れる。本実施例において、レーザビームによる1回の主
走査が終わると、次の走査開始前までにレンズ20は元
の位置に戻ってくる。
方向に移動させると、図8に示すような走査線5が得ら
れる。本実施例において、レーザビームによる1回の主
走査が終わると、次の走査開始前までにレンズ20は元
の位置に戻ってくる。
【0042】尚、本実施例においてはレンズ20の代わ
りにレンズ21を光軸方向に振動させても良い。又、ビ
ームエクスパンダー22を負の屈折力のレンズと正の屈
折力のレンズより構成し、一方のレンズを光軸上移動さ
せても良い。
りにレンズ21を光軸方向に振動させても良い。又、ビ
ームエクスパンダー22を負の屈折力のレンズと正の屈
折力のレンズより構成し、一方のレンズを光軸上移動さ
せても良い。
【0043】図9の実施例4において、24はレーザビ
ームを反射偏向させる偏向器(回動部材)である。本実
施例は図1の実施例1に比べてポリゴンミラーの代わり
に偏向器24を用い、走査レンズ系として球面レンズ系
を用いている点が異なっており、その他の構成は同じで
ある。
ームを反射偏向させる偏向器(回動部材)である。本実
施例は図1の実施例1に比べてポリゴンミラーの代わり
に偏向器24を用い、走査レンズ系として球面レンズ系
を用いている点が異なっており、その他の構成は同じで
ある。
【0044】本実施例の偏向器24は回転軸26を中止
に矢印26aの如く回動可能となっている。反射面25
は場所により屈折力が異なっており、例えば領域Aでは
凸面の発散面、領域Bでは平面、領域Cでは凹面の収斂
面となっている。
に矢印26aの如く回動可能となっている。反射面25
は場所により屈折力が異なっており、例えば領域Aでは
凸面の発散面、領域Bでは平面、領域Cでは凹面の収斂
面となっている。
【0045】図9(B)に示すように、左方から入射し
てくるレーザビームLaを偏向器24を回動させて反射
面25の各領域で反射させている。例えば偏向器24が
点Pa,Pb,Pcにあるときはレーザビームは各々偏
向器24の領域A,B,Cで反射するようにしている。
これにより走査系の走査角度によって入射光束に対する
偏向器24の屈折力が異なるようにして、実施例1と同
様に検査面6上の主走査方向に斜め方向からスポットが
結像するようにしている。
てくるレーザビームLaを偏向器24を回動させて反射
面25の各領域で反射させている。例えば偏向器24が
点Pa,Pb,Pcにあるときはレーザビームは各々偏
向器24の領域A,B,Cで反射するようにしている。
これにより走査系の走査角度によって入射光束に対する
偏向器24の屈折力が異なるようにして、実施例1と同
様に検査面6上の主走査方向に斜め方向からスポットが
結像するようにしている。
【0046】図10の実施例5において、27は走査面
内で凹面の形状を有するシリンドリカルミラー面から成
る回転多面鏡、28はモータであり、回転多面鏡27を
回転軸27aを中止に回転している。
内で凹面の形状を有するシリンドリカルミラー面から成
る回転多面鏡、28はモータであり、回転多面鏡27を
回転軸27aを中止に回転している。
【0047】本実施例では、回転多面鏡27とモータ2
8を主走査方向の走査に同期させて矢印28a方向に振
動させている。これにより走査における画角変化(走査
角変化)に伴い物点が光軸方向に変位するようにして、
実施例1と同様に検査面6上の主走査方向に斜め方向か
らレーザビームのスポットが結像するようにしている。
8を主走査方向の走査に同期させて矢印28a方向に振
動させている。これにより走査における画角変化(走査
角変化)に伴い物点が光軸方向に変位するようにして、
実施例1と同様に検査面6上の主走査方向に斜め方向か
らレーザビームのスポットが結像するようにしている。
【0048】図11は本発明の実施例6の要部概略図で
ある。
ある。
【0049】同図において、29は回転対称のレンズ面
をもつレンズ29a,29bから構成される投影レン
ズ、30はLEDアレー(発光手段)、31a,31
b,…は各々LEDアレー30の発光点(発光素子)、
32a,32b,…はそれぞれLED発光点31a,3
1b,…に対応する検査面6上の結像点である。投影レ
ンズ29は前側レンズ群29a、後ろ側レンズ群29
b、そして絞り29cから構成されている。
をもつレンズ29a,29bから構成される投影レン
ズ、30はLEDアレー(発光手段)、31a,31
b,…は各々LEDアレー30の発光点(発光素子)、
32a,32b,…はそれぞれLED発光点31a,3
1b,…に対応する検査面6上の結像点である。投影レ
ンズ29は前側レンズ群29a、後ろ側レンズ群29
b、そして絞り29cから構成されている。
【0050】同図において、LEDアレー30の発光点
31a,31b,…を含む平面(物体面)は投影レンズ
29の光軸と直角な方向に対して傾けて配置されてい
る。それ故、像面も光軸と直角な方向に対して傾きを持
っている。
31a,31b,…を含む平面(物体面)は投影レンズ
29の光軸と直角な方向に対して傾けて配置されてい
る。それ故、像面も光軸と直角な方向に対して傾きを持
っている。
【0051】光スポットの走査はLEDアレー30の発
光点31a,31b,…を順次、時系列的に点灯させて
いくことにより行なっている。即ち、まず発光点31a
を点灯させることにより、検査面6上の位置32aにス
ポットを形成する。次に発光点31aを消し、発光点3
1bを点灯することにより、検査面6上の位置32bに
スポットを形成する。このようにLEDアレー30の発
光点を順次ON/OFFしていくことにより、検査面6
である像面上で光スポットを走査させている。光スポッ
トによる検査面6上の主走査方向5は、走査面内におい
て投影レンズ29の光軸に直角な方向から傾きをもって
いる。
光点31a,31b,…を順次、時系列的に点灯させて
いくことにより行なっている。即ち、まず発光点31a
を点灯させることにより、検査面6上の位置32aにス
ポットを形成する。次に発光点31aを消し、発光点3
1bを点灯することにより、検査面6上の位置32bに
スポットを形成する。このようにLEDアレー30の発
光点を順次ON/OFFしていくことにより、検査面6
である像面上で光スポットを走査させている。光スポッ
トによる検査面6上の主走査方向5は、走査面内におい
て投影レンズ29の光軸に直角な方向から傾きをもって
いる。
【0052】図12は本発明の実施例7の要部概略図で
ある。
ある。
【0053】本実施例は図11の実施例6に比べて前側
レンズ群29aと後側レンズ群29bとの間に回動ミラ
ーより成る偏向器33を配置し、LEDアレー30の発
光点31a,31b,…の発光に伴う光走査に同期して
回動させて検査面6上を連続的に光走査している点が異
なっており、その他の構成は同じである。
レンズ群29aと後側レンズ群29bとの間に回動ミラ
ーより成る偏向器33を配置し、LEDアレー30の発
光点31a,31b,…の発光に伴う光走査に同期して
回動させて検査面6上を連続的に光走査している点が異
なっており、その他の構成は同じである。
【0054】即ち、本実施例において光スポットの走査
は、先ず発光点31aを点灯することにより光スポット
を位置32aに形成する。次に、発光点31aを点灯し
たまま偏向器33を微小回転させ、光スポットを位置3
2aから位置32bまで走査する。次に発光点31aを
消し、偏向器33を逆方向に微小回転させ元の状態に戻
す。次に発光点31bを点灯することにより、光スポッ
トを位置32bに形成する。
は、先ず発光点31aを点灯することにより光スポット
を位置32aに形成する。次に、発光点31aを点灯し
たまま偏向器33を微小回転させ、光スポットを位置3
2aから位置32bまで走査する。次に発光点31aを
消し、偏向器33を逆方向に微小回転させ元の状態に戻
す。次に発光点31bを点灯することにより、光スポッ
トを位置32bに形成する。
【0055】これらの動作を繰り返すことにより、像面
(検査面6)上で光スポットを走査方向5方向に連続的
に走査している。なお、走査方向5は走査面内におい
て、レンズ系29bの光軸に直角な方向から傾いてい
る。
(検査面6)上で光スポットを走査方向5方向に連続的
に走査している。なお、走査方向5は走査面内におい
て、レンズ系29bの光軸に直角な方向から傾いてい
る。
【0056】図13は本発明の実施例8の要部概略図で
ある。
ある。
【0057】本実施例では、図16の従来の検査装置に
おける検査面に相当する位置に拡散板38を配置し、拡
散板38に形成された光スポットを2次光源としてい
る。そして図11の投影レンズ29と同様の構成の投影
レンズ39を介して検査面6上を光走査している点が異
なっており、その他の構成は同じである。
おける検査面に相当する位置に拡散板38を配置し、拡
散板38に形成された光スポットを2次光源としてい
る。そして図11の投影レンズ29と同様の構成の投影
レンズ39を介して検査面6上を光走査している点が異
なっており、その他の構成は同じである。
【0058】同図において、レーザ光源34から出射し
たレーザビームはビームエクスパンダー35を通過する
ことによってビーム径を拡大しポリゴンミラー36の反
射面に入射する。前記反射面で反射したビームはfθレ
ンズ37によって収束作用を受け、fθレンズ37の像
面に配置された拡散板38上にビームスポットとして結
像する。ポリゴンミラー36の回転により拡散板38上
でビームスポットが光走査される。拡散板38上で散乱
されたビームは投影レンズ39によって検査面6である
結像面上に再度集光している。そしてポリゴンミラー3
6の回転によって、投影レンズ39の像面6上でスポッ
トを走査させている。
たレーザビームはビームエクスパンダー35を通過する
ことによってビーム径を拡大しポリゴンミラー36の反
射面に入射する。前記反射面で反射したビームはfθレ
ンズ37によって収束作用を受け、fθレンズ37の像
面に配置された拡散板38上にビームスポットとして結
像する。ポリゴンミラー36の回転により拡散板38上
でビームスポットが光走査される。拡散板38上で散乱
されたビームは投影レンズ39によって検査面6である
結像面上に再度集光している。そしてポリゴンミラー3
6の回転によって、投影レンズ39の像面6上でスポッ
トを走査させている。
【0059】尚、fθレンズ37の光軸と投影レンズ3
9の光軸とは走査面内において傾きをもっている。従っ
て、走査方向5は走査面内において投影レンズ39の光
軸に直角な方向に対して傾きをもっている。
9の光軸とは走査面内において傾きをもっている。従っ
て、走査方向5は走査面内において投影レンズ39の光
軸に直角な方向に対して傾きをもっている。
【0060】本実施例においては、拡散板38より前側
の走査光学系としては、従来よりある通常の光学系が使
用可能である。尚、本実施例において拡散板38の代わ
りに、回折格子やホログラム素子を用いてビームを投影
レンズ39の方向に回折させてもよい。
の走査光学系としては、従来よりある通常の光学系が使
用可能である。尚、本実施例において拡散板38の代わ
りに、回折格子やホログラム素子を用いてビームを投影
レンズ39の方向に回折させてもよい。
【0061】図14は本発明の半導体デバイスの製造方
法の実施例1の要部ブロック図である。
法の実施例1の要部ブロック図である。
【0062】本実施例はレチクルやフォトマスク等の原
板に設けた回路パターンをウエハ上に焼き付けて半導体
デバイスを製造する製造システムに適用した場合を示し
ている。システムは大まかに露光装置、原板の収納装
置、原板の検査装置、コントローラとを有し、これらは
クリーンルームに配置されている。
板に設けた回路パターンをウエハ上に焼き付けて半導体
デバイスを製造する製造システムに適用した場合を示し
ている。システムは大まかに露光装置、原板の収納装
置、原板の検査装置、コントローラとを有し、これらは
クリーンルームに配置されている。
【0063】図14において901はエキシマレーザの
ような遠紫外光源、902はユニット化された照明系で
あり、これらによって露光位置E.P.にセットされた
原板903を上部から同時に所定のNA(開口数)で照
明している。909は投影レンズであり、原板903上
に形成された回路パターンをシリコン基板等のウエハ9
10上に投影焼付けしている。投影焼付け時にはウエハ
910は移動ステージ911のステップ送りに従って1
ショット毎ずらしながら露光を繰り返す。900はアラ
イメント系であり、露光動作に先立って原板903とウ
エハ910とを位置合わせしている。アライメント系9
00は少なくとも1つの原板観察用顕微鏡系を有してい
る。
ような遠紫外光源、902はユニット化された照明系で
あり、これらによって露光位置E.P.にセットされた
原板903を上部から同時に所定のNA(開口数)で照
明している。909は投影レンズであり、原板903上
に形成された回路パターンをシリコン基板等のウエハ9
10上に投影焼付けしている。投影焼付け時にはウエハ
910は移動ステージ911のステップ送りに従って1
ショット毎ずらしながら露光を繰り返す。900はアラ
イメント系であり、露光動作に先立って原板903とウ
エハ910とを位置合わせしている。アライメント系9
00は少なくとも1つの原板観察用顕微鏡系を有してい
る。
【0064】以上の各部材によって露光装置を構成して
いる。
いる。
【0065】914は原板の収納装置であり、内部に複
数の原板を収納している。913は原板上の異物の有無
を検出する検査装置(異物検査装置)であり、先の各実
施例で示した構成を含んでいる。この検査装置913は
選択された原板が収納装置914から引き出されて露光
位置E.P.にセットされる前に原板上の異物検査を行
っている。
数の原板を収納している。913は原板上の異物の有無
を検出する検査装置(異物検査装置)であり、先の各実
施例で示した構成を含んでいる。この検査装置913は
選択された原板が収納装置914から引き出されて露光
位置E.P.にセットされる前に原板上の異物検査を行
っている。
【0066】このときの異物検査の原理及び動作は前述
の各実施例で示したものを利用している。コントローラ
918はシステム全体のシーケンスを制御しており、収
納装置914、検査装置913の動作指令、並びに露光
装置の基本動作であるアライメント・露光・ウエハのス
テップ送り等のシーケンスを制御している。
の各実施例で示したものを利用している。コントローラ
918はシステム全体のシーケンスを制御しており、収
納装置914、検査装置913の動作指令、並びに露光
装置の基本動作であるアライメント・露光・ウエハのス
テップ送り等のシーケンスを制御している。
【0067】以下、本実施例のシステムを用いた半導体
デバイスの製造工程について説明する。
デバイスの製造工程について説明する。
【0068】まず収納装置914から使用する原板90
3を取り出し、検査装置913にセットする。
3を取り出し、検査装置913にセットする。
【0069】次に検査装置913で原板903上の異物
検査を行う。検査の結果、異物がないことが確認された
ら、この原板を露光装置の露光位置E.P.にセットす
る。次に移動ステージ911上に被露光体である半導体
ウエハ910をセットする。そしてステップ&リピート
方式によって移動ステージ911のステップ送りに従っ
て、1ショット毎ずらしながら半導体ウエハ910の各
領域に原板パターンを縮小投影し、露光する。この動作
を繰り返す。
検査を行う。検査の結果、異物がないことが確認された
ら、この原板を露光装置の露光位置E.P.にセットす
る。次に移動ステージ911上に被露光体である半導体
ウエハ910をセットする。そしてステップ&リピート
方式によって移動ステージ911のステップ送りに従っ
て、1ショット毎ずらしながら半導体ウエハ910の各
領域に原板パターンを縮小投影し、露光する。この動作
を繰り返す。
【0070】1枚の半導体ウエハ910の全面に露光が
済んだら、これを収容して新たな半導体ウエハを供給
し、同様にステップ&リピート方式で原板パターンの露
光を繰り返す。
済んだら、これを収容して新たな半導体ウエハを供給
し、同様にステップ&リピート方式で原板パターンの露
光を繰り返す。
【0071】露光の済んだ露光済みウエハは本システム
とは別に設けられた装置で現像やエッチング等の公知の
所定の処理をしている。この後にダイシング、ワイヤボ
ンディング、パッケージング等のアッセンブリ工程を経
て、半導体デバイスを製造している。
とは別に設けられた装置で現像やエッチング等の公知の
所定の処理をしている。この後にダイシング、ワイヤボ
ンディング、パッケージング等のアッセンブリ工程を経
て、半導体デバイスを製造している。
【0072】本実施例によれば、従来は製造が難しかっ
た非常に微細な回路パターンを有する高集積度半導体デ
バイスを製造することができる。
た非常に微細な回路パターンを有する高集積度半導体デ
バイスを製造することができる。
【0073】図15は半導体デバイスを製造する為の原
板の洗浄検査システムの実施例を示すブロック図であ
る。システムは大まかに原板の収納装置、洗浄装置、乾
燥装置、検査装置、コントローラを有し、これらはクリ
ーンチャンバ内に配置される。図15において、920
は原板の収納装置であり、内部に複数の原板を収納し、
洗浄すべき原板を供給する。921は洗浄装置であり、
純水によって原板の洗浄を行う。922は乾燥装置であ
り、洗浄された原板を乾燥させる。923は原板の検査
装置であり、先の実施例の構成を含み、洗浄された原板
上の異物検査を行う。924はコントローラでシステム
全体のシーケンス制御を行う。
板の洗浄検査システムの実施例を示すブロック図であ
る。システムは大まかに原板の収納装置、洗浄装置、乾
燥装置、検査装置、コントローラを有し、これらはクリ
ーンチャンバ内に配置される。図15において、920
は原板の収納装置であり、内部に複数の原板を収納し、
洗浄すべき原板を供給する。921は洗浄装置であり、
純水によって原板の洗浄を行う。922は乾燥装置であ
り、洗浄された原板を乾燥させる。923は原板の検査
装置であり、先の実施例の構成を含み、洗浄された原板
上の異物検査を行う。924はコントローラでシステム
全体のシーケンス制御を行う。
【0074】以下、動作について説明する。まず、原板
の収納装置920から洗浄すべき原板を取り出し、これ
を洗浄装置921に供給する。洗浄装置921で洗浄さ
れた原板は乾燥装置922に送られて乾燥させる。乾燥
が済んだら検査装置923に送られ、検査装置923に
おいては先の実施例の方法を用いて原板上の異物を検査
する。
の収納装置920から洗浄すべき原板を取り出し、これ
を洗浄装置921に供給する。洗浄装置921で洗浄さ
れた原板は乾燥装置922に送られて乾燥させる。乾燥
が済んだら検査装置923に送られ、検査装置923に
おいては先の実施例の方法を用いて原板上の異物を検査
する。
【0075】検査の結果、異物が確認されなければ原板
を収納装置920に戻す。又異物が確認された場合は、
この原板を洗浄装置921に戻して洗浄し、乾燥装置9
22で乾燥動作を行った後に検査装置923で再検査を
行い、異物が完全に除去されるまでこれを繰り返す。そ
して完全に洗浄がなされた原板を収納装置920に戻
す。
を収納装置920に戻す。又異物が確認された場合は、
この原板を洗浄装置921に戻して洗浄し、乾燥装置9
22で乾燥動作を行った後に検査装置923で再検査を
行い、異物が完全に除去されるまでこれを繰り返す。そ
して完全に洗浄がなされた原板を収納装置920に戻
す。
【0076】この後にこの洗浄された原板を露光装置に
セットして、半導体ウエハ上に原板の回路パターンを焼
き付けて半導体デバイスを製造している。これによって
従来は製造が難しかった非常に微細な回路パターンを有
する高集積度半導体デバイスを製造することができるよ
うにしている。
セットして、半導体ウエハ上に原板の回路パターンを焼
き付けて半導体デバイスを製造している。これによって
従来は製造が難しかった非常に微細な回路パターンを有
する高集積度半導体デバイスを製造することができるよ
うにしている。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、従来は検出が難しかっ
た微小な異物や欠陥等を高いS/N比で検出することが
できる。特に本発明によれば、検査面上への光束の走査
条件や走査レンズ系の構成を適切に設定することによ
り、検査面上の異物の有無や異物の存在している位置等
を高精度に検出することができる検査装置及びそれを用
いた半導体デバイスの製造方法を達成することができ
る。
た微小な異物や欠陥等を高いS/N比で検出することが
できる。特に本発明によれば、検査面上への光束の走査
条件や走査レンズ系の構成を適切に設定することによ
り、検査面上の異物の有無や異物の存在している位置等
を高精度に検出することができる検査装置及びそれを用
いた半導体デバイスの製造方法を達成することができ
る。
【図1】 本発明の実施例1の要部概略図
【図2】 本発明の実施例1の要部断面図
【図3】 図1の走査レンズ系の説明図
【図4】 図1の走査レンズ系の説明図
【図5】 図1の走査レンズ系の説明図
【図6】 図1の走査レンズ系の説明図
【図7】 本発明の実施例2の一部分の要部概略図
【図8】 本発明の実施例3の一部分の要部概略図
【図9】 本発明の実施例4の一部分の要部概略図
【図10】 本発明の実施例5の一部分の要部概略図
【図11】 本発明の実施例6の一部分の要部概略図
【図12】 本発明の実施例7の一部分の要部概略図
【図13】 本発明の実施例8の一部分の要部概略図
【図14】 本発明の半導体デバイスの製造方法の実施
例の要部ブロック図
例の要部ブロック図
【図15】 本発明の半導体デバイスの製造方法の実施
例の要部ブロック図
例の要部ブロック図
【図16】 従来の異物検査装置の要部概略図
【図17】 従来の異物検査装置の要部概略図
【図18】 従来の異物検査装置の要部概略図
1 光源 2 ビームエクスパンダー 3 偏向器 4 走査レンズ系 5 走査方向 6 検査面 7 集光レンズ 8 光検出器 9,11,15,18 光学部材 19 ホログラム素子 MP 信号処理手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 誠二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 野瀬 哲志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 吉井 実 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 光源からの光束で走査系を利用して検査
面上を走査し、該検査面上からの散乱光を検出手段で受
光することにより該検査面上の異物の有無を検査する
際、該走査系は該検査面に対向して主走査方向に関して
傾いている光学部材を有しており、該光学部材はそれか
ら射出する収斂光束が該検査面上の主走査面内において
該光学部材から主走査方向に対して異なった距離に各々
スポットを形成する屈折力を有していることを特徴とす
る検査装置。 - 【請求項2】 光源からの光束をレンズ系を介して走査
系に導光し、該走査系を利用して検査面上を走査し、該
検査面上からの散乱光を検出手段で受光することにより
該検査面上の異物の有無を検査する際、該走査系は該検
査面に対向して主走査方向に関して傾いている光学部材
を有しており、該走査系の走査に同期させて該レンズ系
を構成する一部のレンズを光軸上移動させて、該光学部
材から射出する光束が該検査面上の主走査面内において
該光学部材から主走査方向に対して異なった距離に各々
スポットが形成されるようにしたことを特徴とする検査
装置。 - 【請求項3】 光源からの光束で走査系を利用して検査
面上を走査し、該検査面上からの散乱光を検出手段で受
光することにより該検査面上の異物の有無を検査する
際、該走査系は入射光束を異なった屈折力で異なった方
向に反射偏向させる回動部材と該検査面に対向して主走
査方向に関して傾いている光学部材とを有しており、該
光学部材から射出する光束が該検査面上の主走査面内に
おいて該光学部材から主走査方向に対して異なった距離
に各々スポットが形成されるようにしたことを特徴とす
る検査装置。 - 【請求項4】 投影レンズの光軸に対して傾斜して複数
の発光素子を一次元状に配列した発光手段と検査面とを
各々配置し、このとき該発光手段の各発光素子が該検査
面上の一方向と共役関係になるように各要素を設定し、
該発光手段の各発光素子を順次点灯させることにより該
検査面上を光走査し、該検査面上から生じる散乱光を検
出手段で受光して、該検査面上の異物の有無を検出して
いることを特徴とする検査装置。 - 【請求項5】 収納装置から原板を検査装置に搬入し、
該検査装置は光源からの光束で走査系を介して該原板の
検査面上を走査し、このとき該検査面上からの散乱光を
検出手段で検出することにより該検査面上の異物の有無
を検査する際、該走査系は該検査面に対向して主走査方
向に関して傾いている光学部材を有しており、該光学部
材はそれから射出する収斂光束が該検査面上の主走査面
内において該光学部材から主走査方向に対して異なった
距離に各々スポットを形成する屈折力を有しており、該
検査装置で該検査面上に異物がないと判断したときは該
原板を露光装置の露光位置にセットし、異物が存在する
と判断したときは洗浄装置で洗浄した後に再度該検査装
置で検査し、異物がなくなったと判断したとき該原板を
該露光装置の露光位置にセットして、該原板上のパター
ンをウエハに露光転写し、該露光転写した原板を現像処
理工程を介して半導体デバイスを製造していることを特
徴とする半導体デバイスの製造方法。 - 【請求項6】 照明系からの光束で照明されたレチクル
面上の回路パターンをウエハ面に露光転写する露光装置
において、光源からの光束で走査系を利用して該レチク
ル面上を走査し、該レチクル面上からの散乱光を検出手
段で受光することにより該レチクル面上の異物の有無を
検査しており、このとき該走査系は該レチクル面に対向
して主走査方向に関して傾いている光学部材を有してお
り、該光学部材はそれから射出する収斂光束が該レチク
ル面上の主走査面内において該光学部材から主走査方向
に対して異なった距離に各々スポットを形成する屈折力
を有していることを特徴とする露光装置。
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