JPH0720908Y2 - 電力用コンデンサ - Google Patents

電力用コンデンサ

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JPH0720908Y2
JPH0720908Y2 JP1989109155U JP10915589U JPH0720908Y2 JP H0720908 Y2 JPH0720908 Y2 JP H0720908Y2 JP 1989109155 U JP1989109155 U JP 1989109155U JP 10915589 U JP10915589 U JP 10915589U JP H0720908 Y2 JPH0720908 Y2 JP H0720908Y2
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JP
Japan
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rail
power capacitor
mounting member
mounting
power
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JP1989109155U
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JPH0350315U (ja
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英一 和田
平乏 中嶋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、受配電設備やシステムなどに用いられ、電力
の有効利用のための力率改善を目的とした低圧進相用コ
ンデンサなどの電力用コンデンサに関する。
(従来の技術) 従来の電力の受配電設備や配電盤などに用いられる電力
用コンデンサの取付け方法は、一般的に木板に直接、取
付脚でネジ止め取付けをするものであった。
しかし近年、機器取付用レール(DINレール)を設置
し、このDINレールに受配電用部品を取付ける、いわゆ
るDINレール取付け法が提案され、実用化されてきたの
に伴い、電力用コンデンサにおいて、DINレール取付け
に対応できる形状,構成が幾つか提案されてきている。
第3図(a),(b)は従来の電力用コンデンサのDIN
レールの取付けを説明するための側面図であって、10は
電力用コンデンサ、11は電力用コンデンサ10の端子台
部、12はDINレール、12aはDINレール12の一対の受腕、1
3はDINレール取付体、13aはDINレール取付体13の一側に
設けられた係合溝、14はネジ、15は係止体である。
第3図(a)はDINレール12への取付け前の状態を示
し、DINレール取付体13は底部をネジ14で電力用コンデ
ンサ10に固定されており、係合溝13aがDINレール12の一
方の受腕12aと係合している。
第3図(b)はDINレール12への取付け後の状態を示
し、DINレール取付体13に設けられた係止体15をDINレー
ル12の他方の受腕12aと係合させることにより、DINレー
ル取付体13を介して電力用コンデンサ10をDINレール12
に取付けている。
第4図は従来の電力用コンデンサの他の例を示す断面図
であって、第3図(a)の従来例と異なる構成は、電力
用コンデンサ10を収納するプラスチックケース16の下部
にDINレール12と係合する係合溝17aと係止体15を設けた
DINレール取付部17を一体成形した点であり、DINレール
12への取付けは第3図(a),(b)の従来例と同様で
あって、第3図(a),(b)で説明した部材に対応す
る部材に同一符号を付し、説明を省略する。
(考案が解決しようとする課題) 上記の従来技術では、DINレール取付体13あるいはDINレ
ール取付部17と電力用コンデンサ10とは固定関係にあ
り、上記の構成の電力用コンデンサ10は、DINレール12
以外のものへの取付けが簡単にはできなかった。
本考案の目的は、取付用レールへの取付けと取付用レー
ル以外の取付けとが容易にできる電力用コンデンサを提
供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案は、コンデンサ外装
ケースに案内用の凹溝を設け、この凹溝にスライド可能
に1個のレール取付部材を係止し、このレール取付部材
にレール取付部材スライド方向と略直交する方向にスラ
イド可能に取付用レールを装着することを特徴とする。
(作用) 上記の手段を採用したため、レール取付部材は、コンデ
ンサ外装ケースに設けられた案内用の凹溝をスライドす
ることにより、極めて簡単に着脱可能であり、電力用コ
ンデンサを受配電盤内の取付レールに組込む工事作業の
作業性に著しく優れる。
また、レール取付部材が簡単に着脱可能であることによ
り、レール取付でないものへの取付も極めて容易であ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の電力用コンデンサの第1実施例を示す
分解斜視図であって、1は電力用コンデンサ、2は外装
ケース、3は電力用コンデンサ1の端子台部、4は案内
用の凹溝、5は案内用の凹溝4に矢印の方向にスライド
することで係止される上部係止部5aと、取付用レールで
あるDINレール6へ装着される下部係止部5bとが形成さ
れたレール取付部材である。
同図において、DINレール6へ取付ける際には、レール
取付部材5の上部係止部5aを前記案内用の凹溝4に矢印
の方向にスライドすることにより嵌着して、レール取付
部材5と電力用コンデンサ1とを一体化する。そしてDI
Nレール6にレール取付部材5の下部係止部5bを装着す
ることにより、電力用コンデンサ1はレール取付部材5
を介してDINレール6に取付られる。
なお図から分かるように、電力用コンデンサ1とレール
に取付部材5とのスライド方向と、レール取付部材5と
取付用レール6とのスライド方向と互いに略直交するよ
うに構成されている。
またDINレール6へ取付けない場合には、レール取付部
材5がない状態で電力用コンデンサ1を単体で使用でき
る。
このように本実施例の電力用コンデンサ1は、DINレー
ル取付用に限定されることがなく、極めて汎用性が高
く、標準化が図れて生産効率がよいものとなる。
第2図は本考案の電力用コンデンサの第2実施例を示す
斜視図であって、第1図で説明した部材に対応する部材
には同一符号を付した。
第2実施例は案内用の凹溝4を外装ケース2の側面や背
面に複数箇所設けることにより、DINレール6が取付け
られる部分を多くしたものであって、外部回路に接続さ
れる電力用コンデンサ1の端子台部3の向きを、レール
取付部材5を取付ける、底面あるいは側面および背面の
案内用の凹溝4が設けられている面を選択することで変
えることができる。
(考案の効果) 本考案は以下のような効果を有する。
(1) コンデンサ外装ケースに案内用の凹溝を設け、
この凹溝にスライドすることによって係止されるレール
取付部材を備え、このレール取付部材が取付レールにス
ライド可能に装着される構造とすることにより、レール
取付部材がコンデンサ外装ケースに対し極めて簡単に着
脱可能となる。このことにより、電力用コンデンサを受
配電盤内の取付用レールに組込む場合、その工事作業性
に優れたものとなる。
(2) 本考案におけるレール取付部材そのものが複雑
な構造を必要とせず、極めて安価に製作できることによ
り、産業性が大である。
(3) 本考案の案内用の凹溝は、容易にコンデンサ外
装ケースの底面や側面等の複数面に設けることができ、
コンデンサ外装ケースの取付方向を自在に選択,変更す
ることが可能となり、端子台の位置を配線に応じた合理
的な配置とすることができる。
(4) 本考案では、電力用コンデンサとレール取付部
材とのスライド方向と、レール取付部材と取付用レール
とのスライド方向が互いに直交するように構成されてい
るため、それぞれの固定位置を調整することによって、
取付用レール上だけでなく、希望するあらゆる位置に電
力用コンデンサを取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による電力用コンデンサの第1実施例を
示す分解斜視図、第2図は本考案による電力用コンデン
サの第2実施例を示す斜視図、第3図(a),(b)は
従来の電力用コンデンサのDINレールの取付けを説明す
るための側面図、第4図は従来の他の電力用コンデンサ
を示す断面図である。 1……電力用コンデンサ、2……外装ケース、3……端
子台部、4……案内用の凹溝、5……レール取付部材、
5a……上部係止部、5b……下部係止部、6……取付用レ
ール(DINレール)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサ外装ケースに案内用の凹溝を設
    け、この凹溝にスライド可能に1個のレール取付部材を
    係止し、このレール取付部材にレール取付部材スライド
    方向と略直交する方向にスライド可能に取付用レールを
    装着することを特徴とする電力用コンデンサ。
JP1989109155U 1989-09-20 1989-09-20 電力用コンデンサ Expired - Lifetime JPH0720908Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989109155U JPH0720908Y2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 電力用コンデンサ

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JP1989109155U JPH0720908Y2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 電力用コンデンサ

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Publication Number Publication Date
JPH0350315U JPH0350315U (ja) 1991-05-16
JPH0720908Y2 true JPH0720908Y2 (ja) 1995-05-15

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ID=31657757

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JP1989109155U Expired - Lifetime JPH0720908Y2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20 電力用コンデンサ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6030587U (ja) * 1983-08-09 1985-03-01 和泉電気株式会社 電気機器の取付装置
JPS6146012A (ja) * 1984-08-11 1986-03-06 松下電器産業株式会社 コンデンサケ−スのレ−ル取付装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0350315U (ja) 1991-05-16

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