JPH0720899B2 - 不飽和アルコール―ヨウ化フルオロアルキル付加体の製造方法 - Google Patents
不飽和アルコール―ヨウ化フルオロアルキル付加体の製造方法Info
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- JPH0720899B2 JPH0720899B2 JP2009298A JP929890A JPH0720899B2 JP H0720899 B2 JPH0720899 B2 JP H0720899B2 JP 2009298 A JP2009298 A JP 2009298A JP 929890 A JP929890 A JP 929890A JP H0720899 B2 JPH0720899 B2 JP H0720899B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は不飽和アルコール−ヨウ化フルオロアルキル付
加体の製造方法に関する。この付加体の一例である3−
パーフルオロオクチル−2−ヨウド−1−プロパノール
は、脱ヨウ化水素して、3−パーフルオロオクチル−1,
2−エポキシプロパンを与え、これを無水フタール酸と
重縮合させて撥水撥油性重合体を形成し、撥水撥油剤と
して使用できるなどのさまざまな用途がある。
加体の製造方法に関する。この付加体の一例である3−
パーフルオロオクチル−2−ヨウド−1−プロパノール
は、脱ヨウ化水素して、3−パーフルオロオクチル−1,
2−エポキシプロパンを与え、これを無水フタール酸と
重縮合させて撥水撥油性重合体を形成し、撥水撥油剤と
して使用できるなどのさまざまな用途がある。
[従来の技術] 通常、不飽和化合物−ヨウ化フルオロアルキル付加体は
不飽和化合物とヨウ化フルオロアルキルをラジカル触媒
の存在下で反応させることにより得られる。
不飽和化合物とヨウ化フルオロアルキルをラジカル触媒
の存在下で反応させることにより得られる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の製造方法においては、不飽和
化合物として、アリルアルコールを用いた場合には、ア
リルアルコールをヨウ化フルオロアルキル1当量に対し
て2当量の割合で仕込んで付加反応をさせた場合におい
ても、ヨウ化フルオロアルキルの転化率は低く、最も高
い場合でも95%に達しない程度であって、充分な反応時
間をおいた後も、ヨウ化フルオロアルキルが残留する
(特開昭49−69605号公報参照)。残留したヨウ化フル
オロアルキルは分離がきわめて困難で中間体あるいは最
終製品にまで不純物として混入し、ヨウ素を脱離するな
どの障害を与える。
化合物として、アリルアルコールを用いた場合には、ア
リルアルコールをヨウ化フルオロアルキル1当量に対し
て2当量の割合で仕込んで付加反応をさせた場合におい
ても、ヨウ化フルオロアルキルの転化率は低く、最も高
い場合でも95%に達しない程度であって、充分な反応時
間をおいた後も、ヨウ化フルオロアルキルが残留する
(特開昭49−69605号公報参照)。残留したヨウ化フル
オロアルキルは分離がきわめて困難で中間体あるいは最
終製品にまで不純物として混入し、ヨウ素を脱離するな
どの障害を与える。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、その目
的はアリルアルコールのような不飽和アルコールとヨウ
化フルオロアルキルとの付加体の製造においてヨウ化フ
ルオロアルキルの転化率を向上させることにある。
的はアリルアルコールのような不飽和アルコールとヨウ
化フルオロアルキルとの付加体の製造においてヨウ化フ
ルオロアルキルの転化率を向上させることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の上記目的は、不飽和アルコールとヨウ化フルオ
ロアルキルをラジカル触媒の存在下に反応させて、不飽
和アルコール−ヨウ化フルオロアルキル付加体を製造す
る方法において、該反応を、水、塩基性化合物、金属酸
化物、銀化合物およびエポキシ化合物から成る群から選
択された少なくとも1種の添加物の存在下で行なうこと
を特徴とする製造方法によって達成される。
ロアルキルをラジカル触媒の存在下に反応させて、不飽
和アルコール−ヨウ化フルオロアルキル付加体を製造す
る方法において、該反応を、水、塩基性化合物、金属酸
化物、銀化合物およびエポキシ化合物から成る群から選
択された少なくとも1種の添加物の存在下で行なうこと
を特徴とする製造方法によって達成される。
本発明の製造方法においてヨウ化フルオロアルキルは、
反応性の点から末端−CF2Iがあれば何でも良く、炭素数
等は制限されない。
反応性の点から末端−CF2Iがあれば何でも良く、炭素数
等は制限されない。
不飽和アルコールの量は、ヨウ化フルオロアルキル1当
量に対して1.2〜3当量が好適であり、少ないと転化率
が下がり、多いと損失が多い。不飽和アルコールの具体
例としては、アリルアルコール、メタリルアルコール、
クロチルアルコール、3−メチル−3−ブテン−1−オ
ール、1−ブテン−3−オール、3−ブテン−1−オー
ルなどが挙げられる。
量に対して1.2〜3当量が好適であり、少ないと転化率
が下がり、多いと損失が多い。不飽和アルコールの具体
例としては、アリルアルコール、メタリルアルコール、
クロチルアルコール、3−メチル−3−ブテン−1−オ
ール、1−ブテン−3−オール、3−ブテン−1−オー
ルなどが挙げられる。
反応温度は50℃〜120℃が好ましく、さらに好ましくは6
0〜100℃が良い。50℃よりも低いと反応速度が遅く、12
0℃よりも高いと副生成物が多くなり収率が悪くなる。
反応圧力は特に制限されないが、設備等のかね合いから
大気圧で充分である。
0〜100℃が良い。50℃よりも低いと反応速度が遅く、12
0℃よりも高いと副生成物が多くなり収率が悪くなる。
反応圧力は特に制限されないが、設備等のかね合いから
大気圧で充分である。
ラジカル触媒は、ラジカル発生源なら何でも良いが、反
応温度(上記50℃〜120℃)で分解しラジカルを発生す
るものが好ましい。具体的にはアゾビスイソブチロニト
リル(AIBN)、アゾビスジメチルバレロニトリル、アゾ
ビスシクロヘキサンカーボニトリル等のアゾ化合物、あ
るいは、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、ターシ
ャルブチルヒドロパーオキシド、ジターシャルブチルパ
ーオキシド等のパーオキシドが挙げられる。添加物とし
て使用する水の量は、ヨウ化フルオロアルキルに対し、
重量で0.1〜1.0倍が好ましく、少ないと転化率向上の効
果が低く、多いと反応速度が遅くなる。水の添加によっ
て反応中に発生するヨウ化水素(HI)が水層にトラップ
され、反応が阻害されることなく進むものと考えられ
る。同じ目的は、塩基性化合物の添加による中和によっ
ても達成される。塩基性化合物の添加量は重量でヨウ化
フルオロアルキルの2%程度以上用いると効果がある。
また、塩基性化合物を水溶液として用いると、より効果
がある。この場合、水溶液の量は上述した水の量よりも
少なくて良く、ヨウ化フルオロアルキルに対し重量で1
%以上あれば良い。塩基性化合物の具体例としては、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、重炭酸塩、
炭酸塩、酢酸塩などが挙げられ、NaOH、KOH、Mg(OH)
2、Ca(OH)2、Na2CO3、K2CO3、NaHCO3、KHCO3、CH3C
O2Na、CH3CO2Kなどが示される。同じくアミン類として
エチルアミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、
ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリエチルア
ミン、ジイソプロピルエチルアミン、DBU、DBNなどが挙
げられる。金属酸化物としてAl2O3、Fe2O3、FeO、ZnO
等、銀化合物としてAg2O、AgNO3等が示される。金属酸
化物および銀化合物の量は、ヨウ化フルオロアルキルに
対し重量で2%以上あればよい。
応温度(上記50℃〜120℃)で分解しラジカルを発生す
るものが好ましい。具体的にはアゾビスイソブチロニト
リル(AIBN)、アゾビスジメチルバレロニトリル、アゾ
ビスシクロヘキサンカーボニトリル等のアゾ化合物、あ
るいは、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、ターシ
ャルブチルヒドロパーオキシド、ジターシャルブチルパ
ーオキシド等のパーオキシドが挙げられる。添加物とし
て使用する水の量は、ヨウ化フルオロアルキルに対し、
重量で0.1〜1.0倍が好ましく、少ないと転化率向上の効
果が低く、多いと反応速度が遅くなる。水の添加によっ
て反応中に発生するヨウ化水素(HI)が水層にトラップ
され、反応が阻害されることなく進むものと考えられ
る。同じ目的は、塩基性化合物の添加による中和によっ
ても達成される。塩基性化合物の添加量は重量でヨウ化
フルオロアルキルの2%程度以上用いると効果がある。
また、塩基性化合物を水溶液として用いると、より効果
がある。この場合、水溶液の量は上述した水の量よりも
少なくて良く、ヨウ化フルオロアルキルに対し重量で1
%以上あれば良い。塩基性化合物の具体例としては、ア
ルカリ金属、アルカリ土類金属の水酸化物、重炭酸塩、
炭酸塩、酢酸塩などが挙げられ、NaOH、KOH、Mg(OH)
2、Ca(OH)2、Na2CO3、K2CO3、NaHCO3、KHCO3、CH3C
O2Na、CH3CO2Kなどが示される。同じくアミン類として
エチルアミン、プロピルアミン、イソプロピルアミン、
ジエチルアミン、ジイソプロピルアミン、トリエチルア
ミン、ジイソプロピルエチルアミン、DBU、DBNなどが挙
げられる。金属酸化物としてAl2O3、Fe2O3、FeO、ZnO
等、銀化合物としてAg2O、AgNO3等が示される。金属酸
化物および銀化合物の量は、ヨウ化フルオロアルキルに
対し重量で2%以上あればよい。
エポキシ化合物はHIと反応し、ヨウドヒドリンを形成し
反応系中のHIを除去し反応を円滑に進める。沸点の低い
ものの方が生成物からの除去が容易に行なえるので良い
が、低すぎても取扱いが困難となるので反応温度とのか
ね合いから70℃以上のものが良い。エポキシ化合物の量
はヨウ化フルオロアルキル1当量に対し0.01〜0.3当量
程度でよく、少なすぎると反応が円滑に進まず、多量に
用いると損失が多くなる。また、水を併用して用いても
効果がある。エポキシ化合物の具体例としては、エピク
ロロヒドリン、エピブロモヒドリン、プロピレンオキシ
ド、1,2−エポキシブタン、シクロヘキセンオキシド、
1,2−エポキシヘキサン、エポキシコハク酸2ナトリウ
ム、1,2−エポキシデカン、1,2−エポキシドデカン、1,
2−エポキシヘキサデカン等が示される。
反応系中のHIを除去し反応を円滑に進める。沸点の低い
ものの方が生成物からの除去が容易に行なえるので良い
が、低すぎても取扱いが困難となるので反応温度とのか
ね合いから70℃以上のものが良い。エポキシ化合物の量
はヨウ化フルオロアルキル1当量に対し0.01〜0.3当量
程度でよく、少なすぎると反応が円滑に進まず、多量に
用いると損失が多くなる。また、水を併用して用いても
効果がある。エポキシ化合物の具体例としては、エピク
ロロヒドリン、エピブロモヒドリン、プロピレンオキシ
ド、1,2−エポキシブタン、シクロヘキセンオキシド、
1,2−エポキシヘキサン、エポキシコハク酸2ナトリウ
ム、1,2−エポキシデカン、1,2−エポキシドデカン、1,
2−エポキシヘキサデカン等が示される。
以下、実施例および比較例を示し、本発明を具体的に説
明する。
明する。
実施例1 冷却管、温度計、撹拌機、窒素吹込管を備えた100cc4つ
口フラスコにヨウ化フルオロアルキルCF3(CF2)7I54.5
g(0.1モル)とアリルアルコール8.7g(0.15モル)およ
び添加物として水18.0gを仕込みこの混合液を、窒素吹
込管を通して窒素ガスを吹き込みながら、撹拌棒にて撹
拌しつつ、水浴を加熱することにより加熱した。混合液
の温度が上昇し、70℃になったところで、アゾビスイソ
ブチロニトリル(AIBN)0.5gを添加した。混合液の温度
を70℃に保ちながら反応を進めた。CF3(CF2)7Iの転化
率を調べるために所定の時間毎に反応混合液を少量採取
し、ガスクロマトグラフィーにかけてCF3(CF2)7Iがア
リルアルコールと反応して得られるCF3(CF2)7CH2CHIC
H2OHのピークを確認し、その存在比率を算出した。AIBN
の添加から4時間後にCF3(CF2)7Iのピークは完全に消
滅したので、加熱撹拌を停止し冷却したところ、反応混
合液は、黄色液体である上層と、無色透明液体である下
層に分離した。この下層を分液ロートにより取り出し、
90℃の温水で洗浄し、固体部分を分離し、真空乾燥し
た。得られた乾燥生成物の重量は60.0gであり、収率は9
8%であった。
口フラスコにヨウ化フルオロアルキルCF3(CF2)7I54.5
g(0.1モル)とアリルアルコール8.7g(0.15モル)およ
び添加物として水18.0gを仕込みこの混合液を、窒素吹
込管を通して窒素ガスを吹き込みながら、撹拌棒にて撹
拌しつつ、水浴を加熱することにより加熱した。混合液
の温度が上昇し、70℃になったところで、アゾビスイソ
ブチロニトリル(AIBN)0.5gを添加した。混合液の温度
を70℃に保ちながら反応を進めた。CF3(CF2)7Iの転化
率を調べるために所定の時間毎に反応混合液を少量採取
し、ガスクロマトグラフィーにかけてCF3(CF2)7Iがア
リルアルコールと反応して得られるCF3(CF2)7CH2CHIC
H2OHのピークを確認し、その存在比率を算出した。AIBN
の添加から4時間後にCF3(CF2)7Iのピークは完全に消
滅したので、加熱撹拌を停止し冷却したところ、反応混
合液は、黄色液体である上層と、無色透明液体である下
層に分離した。この下層を分液ロートにより取り出し、
90℃の温水で洗浄し、固体部分を分離し、真空乾燥し
た。得られた乾燥生成物の重量は60.0gであり、収率は9
8%であった。
実施例2〜4 添加物を第1表に示すように変えて、実施例1と同様の
手順にて反応を行った。その結果を第1表に示す。但
し、実施例4においてはAIBNの添加から1時間後におけ
る転化率を示した。
手順にて反応を行った。その結果を第1表に示す。但
し、実施例4においてはAIBNの添加から1時間後におけ
る転化率を示した。
比較例1および2 水を用いない以外は、実施例1と同様の手順にて反応を
行った。但し、比較例2においてはAIBNを混合液が70℃
になったところで0.5g添加し、1.5時間後に0.5g、3時
間後に0.5g追加した。その結果を第1表に示す。
行った。但し、比較例2においてはAIBNを混合液が70℃
になったところで0.5g添加し、1.5時間後に0.5g、3時
間後に0.5g追加した。その結果を第1表に示す。
実施例5〜11および比較例3〜9 第2表に示すような条件で反応を行った。実施例10およ
び11ならびに比較例8および9では、反応体の量を1/10
にして反応を行った。ヨウ化フルオロアルキルの転化率
と付加体の収率の結果を第2表に示す。
び11ならびに比較例8および9では、反応体の量を1/10
にして反応を行った。ヨウ化フルオロアルキルの転化率
と付加体の収率の結果を第2表に示す。
[発明の効果] 従来の方法では反応が途中で止まってしまい、触媒であ
るアゾ化合物を数回に分けて、しかも多量に用いなけれ
ばヨウ化フルオロアルキルの転化率は95%に達しなかっ
た。
るアゾ化合物を数回に分けて、しかも多量に用いなけれ
ばヨウ化フルオロアルキルの転化率は95%に達しなかっ
た。
本発明の製造方法によれば、ヨウ化フルオロアルキルの
転化率が向上し、ヨウ化フルオロアルキルの残留による
ヨウ素脱離の問題が低減される。また、反応途中に容器
を開封する必要がなく、温度制御も容易なため、操作の
安全性が増し、副産物(多くは着色物質)の生成が減少
し、ラジカル触媒の量も少量でよく、不純物が少なくな
るという利点がある。
転化率が向上し、ヨウ化フルオロアルキルの残留による
ヨウ素脱離の問題が低減される。また、反応途中に容器
を開封する必要がなく、温度制御も容易なため、操作の
安全性が増し、副産物(多くは着色物質)の生成が減少
し、ラジカル触媒の量も少量でよく、不純物が少なくな
るという利点がある。
Claims (1)
- 【請求項1】不飽和アルコールとヨウ化フルオロアルキ
ルをラジカル触媒の存在下に反応させて、不飽和アルコ
ール−ヨウ化フルオロアルキル付加体を製造する方法に
おいて、該反応を、水、塩基性化合物、金属酸化物、銀
化合物およびエポキシ化合物から成る群から選択された
少なくとも1種の添加物の存在下で行なうことを特徴と
する製造方法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009298A JPH0720899B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 不飽和アルコール―ヨウ化フルオロアルキル付加体の製造方法 |
EP91100576A EP0438166B1 (en) | 1990-01-18 | 1991-01-18 | Process for preparing adduct of unsaturated alcohol and iodinated fluoroalkane |
DE69113643T DE69113643T2 (de) | 1990-01-18 | 1991-01-18 | Verfahren zur Herstellung eines Adduktes eines ungesättigten Alkohols und eines jodierten Fluoralkans. |
US07/640,838 US5254754A (en) | 1990-01-18 | 1991-07-14 | Process for preparing adduct of unsaturated alcohol and iodinated fluoroalkane |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009298A JPH0720899B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 不飽和アルコール―ヨウ化フルオロアルキル付加体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03215442A JPH03215442A (ja) | 1991-09-20 |
JPH0720899B2 true JPH0720899B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=11716566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009298A Expired - Lifetime JPH0720899B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | 不飽和アルコール―ヨウ化フルオロアルキル付加体の製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5254754A (ja) |
EP (1) | EP0438166B1 (ja) |
JP (1) | JPH0720899B2 (ja) |
DE (1) | DE69113643T2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5585517A (en) * | 1994-07-01 | 1996-12-17 | Ciba-Geigy Corporation | Process for reacting a perfluoroalkl iodide with an olefinic compound |
EP0909749B1 (de) * | 1997-10-14 | 2002-08-28 | Bayer Ag | Verfahren zur Herstellung von Pentafluorpentanol |
JP5167734B2 (ja) * | 2007-09-10 | 2013-03-21 | ダイキン工業株式会社 | 含フッ素エポキシ化合物の製造方法 |
CN109678672A (zh) * | 2018-12-17 | 2019-04-26 | 常州市灵达化学品有限公司 | 一种全氟烷基丙醇的制备方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1132907B (de) * | 1957-06-11 | 1962-07-12 | Minnesota Mining & Mfg | Verfahren zur Herstellung von Polychlorfluoralkoholen |
US3145222A (en) * | 1961-02-23 | 1964-08-18 | Du Pont | Addition of polyfluoroalkyl iodides to unsaturated compounds and products produced thereby |
FR1388621A (fr) * | 1961-12-08 | 1965-02-12 | Du Pont | Nouveaux composés fluoroalcoylés et leur procédé de préparation |
US4073817A (en) * | 1970-08-24 | 1978-02-14 | Ciba-Geigy Ag | Process for the manufacture of perfluoroalkyl iodide-olefine adducts |
JPS5411284B2 (ja) * | 1972-11-04 | 1979-05-14 | ||
FR2486522A1 (fr) * | 1980-07-08 | 1982-01-15 | Ugine Kuhlmann | Procede de preparation de iodo alcools a chaine polyfluoroalkyle |
US4489006A (en) * | 1983-02-28 | 1984-12-18 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Iodopentahydroperfluoroalkyl borates |
-
1990
- 1990-01-18 JP JP2009298A patent/JPH0720899B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-01-18 DE DE69113643T patent/DE69113643T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-01-18 EP EP91100576A patent/EP0438166B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-07-14 US US07/640,838 patent/US5254754A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69113643D1 (de) | 1995-11-16 |
JPH03215442A (ja) | 1991-09-20 |
EP0438166A2 (en) | 1991-07-24 |
DE69113643T2 (de) | 1996-04-18 |
EP0438166B1 (en) | 1995-10-11 |
EP0438166A3 (en) | 1992-05-20 |
US5254754A (en) | 1993-10-19 |
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