JPH0720888U - 自動車の前席装置 - Google Patents
自動車の前席装置Info
- Publication number
- JPH0720888U JPH0720888U JP5302693U JP5302693U JPH0720888U JP H0720888 U JPH0720888 U JP H0720888U JP 5302693 U JP5302693 U JP 5302693U JP 5302693 U JP5302693 U JP 5302693U JP H0720888 U JPH0720888 U JP H0720888U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- cushion
- headrest
- front seat
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の前席を休息時にフラット化して居住
空間の品質向上を図る。 【構成】 自動車の前席1は、第1の座席10と第2の
座席30を有し、第1の座席10と第2の座席30の間
にコンソール部50が形成される。コンソール部50に
はシフトレバー60やハンドブレーキレバー70が配設
される。第1の座席10と第2の座席30のヘッドレス
ト20,40は、それぞれ、シートバックにとりつけら
れるベース21,41と、ベースに装着されるヘッドレ
ストクッション25,45で構成される。休息時には2
つのヘッドレスクッション25,45をベースから取り
外してコンソール部50に装着し、前席のフラット化を
達成する。
空間の品質向上を図る。 【構成】 自動車の前席1は、第1の座席10と第2の
座席30を有し、第1の座席10と第2の座席30の間
にコンソール部50が形成される。コンソール部50に
はシフトレバー60やハンドブレーキレバー70が配設
される。第1の座席10と第2の座席30のヘッドレス
ト20,40は、それぞれ、シートバックにとりつけら
れるベース21,41と、ベースに装着されるヘッドレ
ストクッション25,45で構成される。休息時には2
つのヘッドレスクッション25,45をベースから取り
外してコンソール部50に装着し、前席のフラット化を
達成する。
Description
【0001】
本考案は、自動車の前席の運転席と助手席の間のスペースをフラット化する装 置に関する。
【0002】
自動車の前席の運転席と助手席の間のスペースをフラット化することにより、 特に休息時において、運転者等がフラット化されたシートスペースを利用して安 息を得ることができる。 前席のリクライニングシートを利用して運転席と助手席の間のスペースをフラ ット化するものは、例えば実開昭61−40957号公報に開示されている。 この公報のものは、前席のヘッドレストをシートバックの上部と車両の中心側 の側部とに選択的に保持できるように構成したものである。 前席のバックレスとを後方に倒したときにシートバック上部のヘッドレストを 取り外して車両中心側にとりつけることにより、運転席のシートバックと助手席 のシートバックがフラット化され、後席のシートクッションと一体化させること ができる。
【0003】 しかしながら、この公報のものは、運転席の助手席のシートクッションの間の スペースのフラット化を図るものではない。 次に、日本自動車工業会特許部発行が平成3年3月18日に発行した自動車技 術事例集90113号には、前席のアームレストをフラット化する技術が開示さ れている。しかしながら、この技術はアームレストを有する前席のみに適用が可 能である。
【0004】
本考案がアームレストを持たない前席のシートクッション間のスペースのフラ ット化を図る装置を提供するものである。
【0005】
本考案の自動車の前席装置は、コンソール部を挾んで並列に配設される第1の 座席及び第2の座席に装備されるヘッドレストは、シートバックにとりつけられ るベースと、ベースに対して着脱自在に装着されるヘッドレストクッションを備 える。
【0006】
そして、第1の座席のヘッドレストクッションと第2の座席のヘッドレストク ッションをコンソール部に装着することにより、第1の座席のシートクッション から第2の座席のシートクッションの間がフラット化される。
【0007】
図1は本考案の車両の前部座席の概要を示し、全体を符号1で示す前部座席は 、2つの座席10,30が並列に配設されている。第1の座席10が運転席とし て使用されるいわゆる右ハンドル車にあっては、第2の座席30が助手席となる 。左ハンドル車の場合には第1の座席10は助手席となり、第2の座席30が運 転席となる。 第1の座席10と第2の座席30との間に設置されるコンソール部50には、 変速機のシフトレバー60とハンドブレーキレバー70が装備される。シフトレ バー60は、ノブ62がレバーの途中から折り曲げて収納できる可倒式のシフト レバーが採用されている。
【0008】 第1の座席10はシートクッション12と、シートバック14を有し、シート バック14の上部にはヘッドレスト20が装備される。 第2の座席30も同様に、シートクッション32とシートバック34からなり 、シートバックの上部にヘッドレスト40を有する。 図1は、自動車の使用時の状態を示し、運転者はシフトレバー60やハンドブ レーキ70を操作して運転を行なう。
【0009】 図2は、休息時にあって前席をフラット化する状態を示す。 第1の座席10に装備されるヘッドレスト20は、取付具23を介してシート バック14にとりつけられるベース21と、ベース21の表面に設けられる突出 部22を有する。突出部22には第1のヘッドレスクッション25がスナップボ タン等のファスナーにより着脱自在に装着される。このヘッドレストクッション 25は、幅寸法W、長さ寸法L、高さ寸法Hを有する略矩形の箱形の形状を有し 、長辺の一方が開口部26を形成し、他方は壁27となっている。
【0010】 第2の座席30に装備されるヘッドレスト40も同様に、取付具43を介して シートバック34にとりつけられるベース42と、ベース42から突出する突出 部42を有し、突出部42に第1のヘッドレストクッション25と同様の、ヘッ ドレストクッション45がファスナーにより着脱自在に装着される。 自動車の運転時には、ヘッドレストクッションをベース側に固定した状態で使 用されるが、休息時には、2個のヘッドレストクッション25,45をベースか ら取り外し、コンソール部50に装着する。この際にシフトレバー60のノブ6 2を折り倒し、シフトレバー60の全高を低くする。
【0011】 図3は、第1のヘッドレストクッション25を第1のヘッドレストベース21 側から取り外し、コンソール部50に装着する。コンソール部50は、幅寸法W 、高さ寸法H、長さ寸法Lのスペースを有する。したがって、第1の座席10か ら取り外した第1のヘッドレストクッション25と、第2の座席から取り外した 第2のヘッドレストクッション45を直列にコンソール部50に装着することに より、コンソール部50を完全に覆うことができる。
【0012】 これにより、第1のシートクッション12と第2のシートクッション32の間 が完全にフラット化される。 コンソール部50は、クッション材25,45で覆われるので、2つのシート クッション12,32とともに良好なクッションヘッドを形成する。したがって 、運転者等の使用者は、フラットなヘッドを利用して、心地良い休息をとること ができる。
【0013】
本考案は以上のように、休息時に自動車の前席を完全にフラット化できるので 、良好なクッション性を利用して運転者等に快適なスペースを提供することがで きる。 運転時には、フラット化に使用する部材は、ヘッドレストのクッションとして 装着されるので、部品点数を増加する必要もなく、部材を有効利用することがで きる。
【図1】本考案の実施例を示す自動車の前席の斜視図。
【図2】前席のフラット化を実施した状態を示す斜視
図。
図。
【図3】部材の使用方法を示す説明図。
1 前席 10 第1の座席 12 第1の座席のシートクッション 14 第1の座席のシートバック 20 第1の座席のヘッドレスト 25 第1の座席のヘッドレストクッション 30 第2の座席 32 第2の座席のシートクッション 34 第2の座席のシートバック 40 第2の座席のヘッドレスト 45 第2の座席のヘッドレストクッション 50 コンソール 60 シフトレバー 70 ハンドブレーキレバー
Claims (1)
- 【請求項1】 並列に配設される第1の座席及び第2の
座席と、第1の座席と第2の座席との間のスペースに配
設されるコンソール部とを有する自動車の前席装置であ
って、第1の座席及び第2の座席に装備されるヘッドレ
ストは、シートバックにとりつけられるベースと、ベー
スに対して着脱自在に装着されるヘッドレストクッショ
ンを備え、第1の座席のヘッドレストクッションと第2
の座席のヘッドレストクッションをコンソール部に装着
することにより、第1の座席のシートクッションから第
2の座席のシートクッションの間がフラット化されるこ
とを特徴とする自動車の前席装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5302693U JPH0720888U (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 自動車の前席装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5302693U JPH0720888U (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 自動車の前席装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720888U true JPH0720888U (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=12931386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5302693U Pending JPH0720888U (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 自動車の前席装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720888U (ja) |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP5302693U patent/JPH0720888U/ja active Pending
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