JPH07206613A - 有害生物撲滅組成物 - Google Patents

有害生物撲滅組成物

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JPH07206613A JP6270318A JP27031894A JPH07206613A JP H07206613 A JPH07206613 A JP H07206613A JP 6270318 A JP6270318 A JP 6270318A JP 27031894 A JP27031894 A JP 27031894A JP H07206613 A JPH07206613 A JP H07206613A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1,2,4−トリアゾール化合物を用いる場
合よりもすぐれた効果を示す有害生物撲滅組成物および
有害生物の撲滅方法を提供する。 【構成】 置換された1,2,4−トアゾール化合物お
よびピレスロイド殺虫剤を含有する有害生物撲滅組成
物。所定の場所の有害生物を撲滅する方法であって、置
換された1,2,4−トリアゾール化合物およびピレス
ロイド殺虫剤をその場所に適用することからなる有害生
物の撲滅方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は所定の場所における有害
生物を撲滅する方法ならびに有害生物撲滅組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】殺虫効果を持つ1,2,4−トリアゾー
ル化合物は公知であり、例えば米国特許第4,742,
072号、米国特許第3,308,131号、米国特許
第3,913,028号、米国特許第4,054,66
4号、米国特許4,160,839号、米国特許第4,
220,790号、ヨーロッパ特許出願第033781
5号、およびヨーロッパ特許出願第033868号の明
細書に広く記載されている。殺虫性ピレスロイド化合物
もまた周知であり、例えば英国特許出願第1,413,
491号(NRDC)、ヨーロッパ特許出願第2238
2(FMC)、ヨーロッパ特許出願第107,296
(ICI)、英国特許出願第1,565,932号(バ
イエル)、英国特許出願第1,439,615(住
友)、英国特許出願第1,560,303(住友)、英
国特許出願第2,013,206号(住友)および英国
特許出願第2,064,528(シェル)の明細書に記
載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は1,2,4−
トリアゾール化合物を用いる場合よりもすぐれた効果を
示す有害生物撲滅組成物および有害生物の撲滅方法を提
供することをその課題とする。
【0004】
【課題を解決しようとするための手段】本発明は1,
2,4−トリアゾール化合物およびピレスロイド化合物
の双方を利用する新規な有害生物撲滅のための方法およ
び組成物の発見にもとずくものである。本発明によれ
ば、置換された1,2,4−トアゾール化合物およびピ
レスロイド殺虫剤を含有する有害生物撲滅組成物が提供
される。また、本発明によれば、所定の場所の有害生物
を撲滅する方法であって、置換された1,2,4−トリ
アゾール化合物およびピレスロイド殺虫剤をその場所に
適用することからなる有害生物の撲滅方法が提供され
る。
【0005】意外なことに前記のトリアゾール化合物お
よび前記のピレスロイド殺虫剤は所定の場所の有害生物
を撲滅する方法に使用すると相乗効果を発揮することが
見出された。
【0006】本発明の組成物中で1,2,4−トリアゾ
ールの重量%はピレスロイド殺虫剤の重量%よりも多い
のが好ましい。この組成物中の1,2,4−トリアゾー
ルの重量%は同じ組成物中のピレスロイド殺虫剤の重量
%の少なくとも2倍であってもよく、少なくとも4倍で
あるのが好ましい。
【0007】一般に本明細書に記載した化合物の部位が
アルキル基を包含する場合、このアルキル基は直鎖状ま
たは分岐鎖状であってもよく、そして1〜10個、好適
には1〜6個、さらに最適には1〜4個の炭素原子を含
むのが好ましい。好適な例としてはメチル、エチル、プ
ロピルおよび第三ブチルがある。任意の基が場合により
置換されていると表示された場合には、この場合により
存在する置換基は有害生物撲滅化合物の開発および(ま
たは)このような化合物についてその構造/活性、持続
性、透過性または他の性質に影響を与えるための変成に
普通に使用される置換基である。場合により置換された
アルキルまたはアルキレン基を包含する部位に関して、
これらの置換基の特定な例はハロゲン、特にふっ素、塩
素または臭素原子であり、またニトロ、シアノ、ヒドロ
キシル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルコキ
シ、C1〜C4アルコキシカルボニル、アミノ、C1〜C4
アルキルアミノ基であり、そしてアルキレン基に関して
はオキソ基である。しかしながらアルキル部位は置換さ
れていないかハロゲン置換されており、アルキレン部位
は置換されていないかアルキルだけにより置換されてい
るのが好ましい。場合により置換されたアリールまたは
ヘテロアリール基を包含する部位に関してはこの任意の
置換基はハロゲン特にふっ素、塩素および臭素原子、ニ
トロ、シアノ、アミノ、ヒドロキシル、C1〜C4アルキ
ル、C1〜C4ハロアルキル(特にCF3)およびC1〜C4
アルコキシ基を包含する。1〜3個の置換基が好適に使
用される。最適なハロゲン原子はふっ素、塩素または臭
素原子である好適なアリール基はフェニルである。
【0008】前記の置換された1,2,4−トリアゾー
ル化合物はトリアゾール環上の一つの位置で一般式
【化5】 (式中、Zは酸素またはいおう原子であり、R1および
2は独立して水素原子またはアルキル基を表わし、あ
るいはこれらの基は一緒になって連鎖を表わす)で示さ
れる基により置換されているのが好ましい。Zは酸素原
子であるのが好ましい。なお、R1およびR2はメチル基
であるのがさらに好ましい。前記の置換された1,2,
4−トリアゾール化合物は下記一般式で表わされる化合
物の中から選択することができる。
【化6】 および、
【化7】 前記式中、Dは酸素またはいおうであり、R5およびR6
は14個までの炭素原子を有する脂肪族基であってこれ
ら基は一緒になってカルバモイル窒素原子と共に複素環
式基を形成してもよく、R7およびR8は共に14個まで
の炭素原子を含み、脂肪族性不飽和を持たず、以下の基
すなわち水素、ハロゲン、スルホニル、メルカプト、シ
アノ、ヒドロカルビル、ハロヒドロカルビル、ニトロヒ
ドロカルビル、ヒドロキシカルビルオキシカルボニルヒ
ドロカルビル、ヒドロカルビルスルホニル、ヒドロカル
ビルメルカプト、ニトロヒドロカルビルメルカプト、ハ
ロヒドロカルビルメルカプト、アミノヒドロカルビルメ
ルカプトおよびヒドロカルビルオキシヒドロカルビルの
中から選ばれる。
【0009】で示される化合物の群から選択することが
できる。前記の置換された1,2,4−トリアゾール化
合物は、1−N,N−ジメチルカルバモイル−3(5)
−アルキル−5(3)−アルキルチオアルキルチオ−
1,2,4−トリアゾール化合物の中から選択すること
ができる。前記の3(5)−置換基は、イソプロピル、
第二ブチル、第三ブチルまたは場合によりメチル置換さ
れたシクロプロピルおよび式 −S−CH(R')−(CH2)n−S−R'' (式中、R’はHまたはメチルであり、R''は低級C1
〜C4アルキルであり、nは0または1である)で表わ
される基を包含する。
【0010】また、前記の置換された1,2,4−トリ
アゾール化合物は1−ジメチルカルバモイル−3−分枝
状アルキル−1,2,4−トリアゾリル−(5)−(N
−置換)スルホンアミド化合物の中から選択することが
できる。この置換された1,2,4−トリアゾール化合
物は、1(2)−(N,N−ジ置換−カルバモイル)−
3,5−置換−1,2,4−トリアゾール化合物の中か
らも選択することができる。この3(5)置換基はイソ
プロピル、第二ブチル、第三ブチルおよびS−R(ここ
でRはメチル、エチル、プロピル、ビニル、プロピニル
−(2)、ブテニル−(2)または2−ハロアルキルで
ある)を包含することができる。
【0011】さらに前記の置換された1,2,4−トリ
アゾール化合物は、1−N,N−ジメチルカルバモイル
−3,5−置換−1,2,4−トリアゾール化合物の中
から選択することができる。この3−置換基は第三ブチ
ル、プロピル、シクロプロピル、イソプロピルおよび1
−メチルプロピルを包含することができる。また、前記
の5−置換基はS−R3(ここでR3は2−プロピニル、
アリル、2−ブロモアリル、2−クロロアリル、2−メ
チルアリル、1−メチルアリルおよび2,3,3−トリ
クロロアリルを包含することができる。前記の置換され
た1,2,4−トリアゾール化合物は1−N,N−ジメ
チルカルバモイル−3−第三ブチル−5−メチルチオ−
1,2,4−トリアゾール化合物であることができる。
【0012】この1,2,4−トリアゾール化合物は、
下記一般式で表わされる1−ジメチルカルバモイル−3
−置換−5−置換−1H−1,2,4−トリアゾールお
よびその生物学的に許容されている塩であることが好ま
しい。
【化1】 前記式中、R21は置換されていないかまたは置換された
1〜C6直鎖アルキレン基であって、置換されている場
合にはシアノ、ニトロ、OR23、CO223、OCOR
23、COR23、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキニ
ル、C1〜C6アルキルまたは置換されていないかまたは
置換されたフェニル基の中から選択された1〜4個の同
一または異った置換基を持ち、前記置換されたフェニル
基はハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメトキ
シ、ジフルオロメトキシ、テトラフルオロエトキシ、ト
リフルオロチオメトキシ、テトラフルオロチオエトキ
シ、CO223、COR23、OCOR23、C1〜C4アル
キル、C1〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルまた
はC2〜C6アルケニルの中から選ばれる1〜3個の同一
または異った置換基を有し、Xは−COO−、−CO
−、−COS−、−CONR24−、−SO2−または−
SO2NR24−を示し、R22は、(i)水素、(ii)置
換されていないかまたは置換されたC1〜C6アルキル基
(ここで置換されたアルキル基の場合にはハロゲン、シ
アノ、ニトロ、OR23、CO223、COR23またはO
COR23の中から選ばれる置換基を有する)、(iii)
置換されていないかまたは置換されたフェニル(C1
4)アルキル基(ここで置換されたフェニルアルキル
基の場合にはそのフェニル環にハロゲン、シアノ、ニト
ロ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、テト
ラフルオロエトキシ、トリフルオロチオメトキシ、テト
ラフルオロチオエトキシ、CO223、COR23、OC
OR23、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1
〜C4ハロアルキルまたはC2〜C6アルケニルの中から
選ばれる1〜3個の同一または異った置換基を有す
る)、または(iv)置換されていないかまたは置換され
たフェニル基(ここで置換されたフェニル基の場合には
ハロゲン、シアノ、ニトロ、トリフルオロメトキシ、ジ
フルオロメトキシ、テトラフルオロエトキシ、トリフル
オロチオメトキシ、テトラフルオロチオエトキシ、CO
223、COR23、OCOR23、C1〜C4アルキル、C1
〜C4アルコキシ、C1〜C4ハロアルキルまたはC2〜C
6アルケニルの中から選ばれた1〜3個の同一または異
った置換基を持つ)を示し、R24は水素またはC1〜C6
アルキルを示し、前記R22とR24とはそれらが結合して
いる窒素と一緒になってピロリジノ、モルホリノ、また
はピペリジノ環を形成していてもよく、Wはイソプロピ
ル、第2ブチル、第3ブチル、第3アミルまたは2−メ
チルチオ−2−プロピルを示し、R23は水素、C1〜C6
アルキルまたはフェニル基であり、このフェニル基は場
合によりハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒドロキシ、トリ
フルオロエトキシ、トリフルオロチオメトキシ、テトラ
フルオロチオエトキシ、C1〜C4アルキル、カルボキシ
またはC1〜C4アルコキシカルボニルの中から選ばれる
1〜3個の同一または異った置換基により置換されてい
てもよい。
【0013】前記一般式(I)の化合物において、好ま
しいものを示すと以下の通りである。R21がCO223
およびC1〜C6アルキルの中から選択された同一または
異る置換基の1〜4個を有する置換されているかまたは
置換されていないC1〜C6直鎖状アルキレン基である。
Xが−COO−である。R22が水素またはC1〜C6アル
キルである。Wが第三ブチルである。また、前記一般式
(I)の化合物において、R21が−CH2−、−CH2CH2
−、−CH2CH2CH2−または−CH(CH3)−であ
り、Xが−COO−であり、R22が水素またはC1〜C4
アルキルであり、Wが第3ブチルであるのがさらに好ま
しい。本発明の最適な態様においては、前記一般式
(I)の化合物において、R21がメチレン−CH2−で
あり、Xが−COO−であり、R22がエチル基であり、
Wが第三ブチルである。この後者の化合物はトリアザメ
ートの一般名で公知である。
【0014】前記の置換された1,2,4−トリアゾー
ル化合物は本明細書の従来の技術の項に記載された文献
の記載に従って製造することができる。
【0015】本発明の有害生物撲滅組成物に使用される
商業的なピレスロイド殺虫剤の例としては、以下のもの
を挙げることができる。 5−ベンジル−3−フリルメチル(E)−(1R)−シ
ス−2,2−ジメチル−3−〔2−オキソチオラニリデ
ン−(3)−メチル〕シクロプロパンカルボキシレー
ト、パーメスリンすなわち(3−フェノキシベンジル
(1RS)−シス−トランス−3−(2,2−ジクロロ
ビニル)−2,2−ジメチルシクロプロピンカルボキシ
レート、フエンプロパスリンすなわち(RS)−α−シ
アノ−3−フェノキシベンジル−2,2,3,3−テト
ラメチルシクロプロパンカルボキシレート、エスフェン
バレレートすなわち(S)−α−シアノ−3−フェノキ
シベンジル(S)−2(4−クロロフェニル)−3−メ
チルブチレート、フェンバレレートすなわち(RS)−
シアノ−3−フェノキシベンジル(RS)−2−(4−
クロロフェニル)−3−メチルブチレート、シフルスリ
ンすなわち(RS)−α−シアノ−4−フルオロ−3−
フェノキシベンジル(1RS)−シス−トランス−3−
(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレート、β−シフルスリン(比率約
1:2のエナンシオマー対からなる反応混合物)すなわ
ち(S)−α−シアノ−4−フルオロ−3−フェノキシ
ベンジル(1R)−シス−3−(2,2−ジクロロビニ
ル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレー
トおよび(R)−α−シアノ−4−フルオロ−3−フェ
ノキシベンジル(1S)−シス−3−(2,2−ジクロ
ロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキ
シレートならびに(S)−α−シアノ−4−フルオロ−
3−フェノキシベンジル(1R)−トランス−3−
(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレートおよび(R)−α−シアノ−
4−フルオロ−3−フェノキシベンジル(1S)−トラ
ンス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメ
チルシクロプロパンカルボキシレート、λ−シハロスリ
ンすなわち(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル(Z)−(1R)−シス−3−(2−クロロ−3,
3,3−トリフルオロプロペニル)−2,2−ジメチル
シクロプロパンカルボキシレートおよび(R)−α−シ
アノ−3−フェノキシベンジル(Z)−(1S)−シス
−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロペ
ニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ
ートの等量からなる反応混合物、シハロスリンすなわち
(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(Z)
−(1RS)−シス−3−(2−クロロ−3,3,3−
トリフルオロプロペニル)−2,2−ジメチルシクロプ
ロパンカルボキシレート、Δ−メスリンすなわち(S)
−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1R)−シス
−3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチル
シクロプロパンカルボキシレート、シパメスリンすなわ
ち(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1
RS)−シス−トランス−3−(2,2−ジクロロビニ
ル)−1,1−ジメチルシクロプロパンカルボキシレー
ト、およびα−シパメスリンすなわち(S)−α−シア
ノ−3−フェノキシベンジル(1R)−シス−3−
(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレートおよび(R)−α−シアノ−
3−フェノキシベンジル(1S)−シス−3−(2,2
−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパン
カルボキシレートを包含するラセミ体等。
【0016】前記の組成物に使用されるピレスロイド殺
虫剤、下記一般式で示されるものが好ましい。
【化2】 前記式中、AおよびBは独立してそれぞれハロゲン原子
またはメチル基であり、Xは0、1または2であり、y
は0、1または2である。また、R10は下記一般式で表
わされる基である。
【化3】 (式中、R11およびR12は独立して水素原子またはハロ
ゲン原子であるかあるいは場合により置換されたC1
4アルキル基である)
【化4】 (式中、R13はフェニル基であって、この基は場合によ
りハロゲン原子、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルキル
チオ、C1〜C4アルコキシ、ニトロおよびメチレンジオ
キシ基の中から選択される置換基の1個またはそれ以上
により置換されていてもよい)
【0017】Aはハロゲン原子であるのが好ましい。好
適なハロゲン原子はふっ素または塩素原子であるがふっ
素原子が特に好ましい。Bはハロンゲ原子であるのが好
ましい。好適なハロゲン原子はふっ素または塩素原子で
ある。Xは0または1であるのが好ましい。Xが1の場
合には、前記の原子または基のAは一般式(II)の化合
物においてシアノメチル基に対して4−位置で置換され
ているのが好ましい。yは0であるのが好ましい。
【0018】R10が一般式(III)の基を表わす場合に
は、R11およびR12は独立してハロゲン原子または場合
により置換されたC12アルキル基であってもよい。R
11およびR12は独立して臭素または塩素原子を表わすか
あるいはトリフルオロメチル基であるのが好ましい。R
11およびR12のそれぞれがハロゲン原子を表わす場合に
は、R11およびR12は同一のハロゲン原子を表わすのが
好ましい。R11がトリフルオロメチル基を表わす場合に
は、R12は塩素原子であるのが好ましい。R10が一般式
(IV)の基を表わす場合には、R13は場合により1個
またはそれ以上のハロゲン原子によって置換されたフェ
ニル基を表わすのが好ましい。好適なハロゲン原子はふ
っ素または塩素原子である。R13は4−置換されたフェ
ニル基であるのが好ましいが塩素原子により置換された
フェニル基であるのがさらに好ましい。最適のR13は4
−クロロフェニル基である。のピレスロイド殺虫剤とし
てはα−シパメスリンであるのが好ましい。このピレス
ロイド殺虫剤は、例えば本明細書の従来の技術の項で記
載された文献に記載された公知の方法を使用して製造す
ることができる。
【0019】本発明の有害成分撲滅組成物はさらに担体
を含有するのが好ましい。本発明の組成物中の担体は活
性成分を調合して処理される所定場所に適用するのを容
易にするかあるいは貯蔵、輸送または処理を容易にする
任意の材料である。担体は固体または液体であってもよ
く、通常ガス状であるが圧縮することで液体となる材料
も包含する。また殺生物剤を調合するのに普通に使用さ
れる任意の担体を使用することができる。本発明の組成
物は前記のトリアゾール化合物およびピレスロイドを
0.5〜95重量%含有するのが好ましい。
【0020】好適な固体担体は天然または合成の粘土お
よびけい酸塩、例えばけい藻土のような天然シリカ、タ
ルクのようなけい酸マグネシウム、アタップルガイトお
よびバミキュライトのようなアルミノけい酸マグネシウ
ム、カオリン石、モンモリロナイトおよび雲母のような
けい酸アルミニウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウ
ム、硫酸アンモニウム、合成含水酸化けい素、合成のカ
ルシウムまたはアルミニウムのシリケート、炭素または
いおうのような元素、クマロン樹脂、ポリ塩化ビニル、
スチレン重合体および共重合体、固体のポリクロロフェ
ノール、歴青、ワックスのような天然および合成の樹脂
ならびに固体肥料例えばスーパーりん酸塩を包含する。
好適な液体担体は水;例えばイソプロパノールおよびグ
リコール類のようなアルコール;アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトンおよびシクロヘキサ
ノンのようなケトン;エーテル類;ベンゼン、トルエン
およびキシレンのような芳香族または脂肪族炭化水素;
ケロセンおよび軽鉱油のような石油留分;四塩化炭素、
パークロルエチレンおよびトリクロロエタンのような塩
素化された炭化水素を包含する。異った種類の液体の混
合物もまた好適である。
【0021】本発明の組成物はしばしば濃縮された形態
で調合、輸送され、次いでこの濃縮物は適用前に使用者
により希釈される。表面活性剤のような担体の少量の存
在はこの希釈方法を容易にする。従って、本発明の組成
物の少なくとも一種の担体は表面活性剤であるのが好ま
しい。例えば本発明の組成物は少なくとも2種の担体を
含有していてもよく、その内の一種は表面活性剤であ
る。表面活性剤は乳化剤、分散剤または湿潤剤であって
もよく、これは非イオン性またはイオン性であってもよ
い。好適な表面活性剤の例にはポリアクリル酸およびリ
グニンスルホン酸のナトリウム塩またはカルシウム塩;
分子中に少なくとも12個の炭素原子を有する脂肪酸、
脂肪族アミンまたは脂肪族アミドと、エチレンオキサイ
ドおよび(または)プロピレンオキサイドとの縮合物;
グリセン、ソルビタン、庶糖またはペンタエリスリトー
ルの脂肪酸エステル;これらエステルとエチレンオキサ
イドおよび(または)プロピレンオキサイドとの縮合
物;脂肪アルコールまたはアルキルフェノール(例えば
b−オクチルフェノールまたはb−オクチルクレゾー
ル)とエチレンオキサイドおよび(または)プロピレン
オキサイドとの縮合物;これら縮合生成物の硫酸塩また
はスルホン酸塩;分子中に少なくとも10個の炭素原子
を有する硫酸またはスルホン酸のエステルのアルカリ金
属またはアルカリ土類金属の塩(例えばラウリル硫酸ナ
トリウム、第二アルキル硫酸ナトリウム);スルホン化
されたひまし油のナトリウム塩やドデンルベンゼンスル
ホネートのようなアルキルアリールスルホン酸のナトリ
ウム塩;ならびにエチレンオキサイドの重合体およびエ
チレンオキサイドとプロピレンオキサイドとの共重合体
が包含される。
【0022】本発明の組成物は例えば湿潤性粉末、粉
剤、粒剤、溶液、乳化濃縮物、乳濁液、乳濁濃縮物、け
ん濁濃縮液およびエアゾールとして調合することができ
る。湿潤性粉末は通常25%、50%または75%(重
量)の活性成分を含有し、そして固体不活性担体に加え
て3〜10%(重量)の分散剤および必要に応じて0〜
10%(重量)の安定剤および(または)浸透剤または
粘着剤のような他の添加剤を通常含有する。粉剤は通常
湿潤性粉末の場合と同様な組成を持つ粉末濃縮物として
調合されるが分散剤を含まない。粉剤は野外において別
の固体担体で希釈され、通常活性成分0.5〜10%
(重量)を含有する組成とする。粒剤は通常10〜10
0BSメッシュ(1.676から0.152mm)の寸
法を持つように調製され、集塊技法または含浸技法によ
って製造される。一般に粒剤は0.5〜75%(重量)
の活性成分と安定剤、表面活性剤、遅延放出変成剤およ
び結合剤のような添加剤の0〜10%(重量)とを含有
することになろう。いわゆる「乾式流動粉末」は比較的
高濃度の活性成分を持つ比較的小さな粒子からなる。乳
化性濃縮物は通常溶剤に加えて必要に応じて共溶剤を含
み、10〜50W/V%の活性成分、2〜20W/V%
の乳化剤および0〜20W/V%の安定剤、浸透剤およ
び腐蝕防止剤のような添加剤を含有する。乳濁濃縮液は
普通水を基材とし、通常溶剤に加えて必要ならば共溶剤
および10〜50W/V%の活性成分、1〜20W/V
%の乳化剤および(または)乳化安定剤、0.002〜
20W/V%の他の添加剤例えば不凍剤、浸透剤、緩衝
材、静菌剤、腐蝕防止剤および着色剤を含有する。けん
濁濃縮物は通常安定で非沈降性で流動性の生成物を与え
るように混合され、通常10〜75重量%の活性成分、
0.5〜15重量%の分散剤、0.1〜10重量%のけ
ん濁剤例えば保護コロイドおよびチクソトロピー剤、0
〜10重量%の他の添加剤例えば消泡剤、腐食防止剤、
安定剤、浸漬剤および粘着剤、活性成分が実質的に不溶
性の水または有機溶剤を含有する。ある種の有機質固体
または無機塩を溶解させて調製物に存在させて沈積を防
止するか水に対して不凍性にすることができる。水性分
散液および乳濁液、例えば本発明により湿潤性粉末また
は濃縮物を水で希釈して得られる組成物も本発明の範囲
に包含される。このような組成物は油中水型または水中
油型であることができ、濃厚なマヨネーズ状のコンシス
テンシーを有していてもよい。
【0023】本発明の組成物はさらに他の成分を含んで
いてもよい。例えば、除草性、殺虫性または殺かび性を
有する他の化合物を含有していてもよい。本発明は所定
の個所での有害生物を撲滅する方法にも関し、この方法
は所定の個所に置換された1,2,4−トリアゾール化
合物およびピレスロイド殺虫剤を適用することから成
る。前記の置換された1,2,4−トリアゾール化合物
およびピレスロイド殺虫剤は明細書に記載された任意の
ものである。前記の方法は所定の個所で昆虫を撲滅する
方法であるのが好ましい。前記の方法はアグラムシ例え
ば穀物アリマキ(Sitobion avenae)を
所定個所で撲滅する方法であるのが特に好ましい。本発
明はまた所定の個所での有害生物を撲滅するため置換さ
れた1,2,4−トリアゾール化合物およびピレスロイ
ド殺虫剤の使用にも関する。本発明組成物は、農薬組成
物、殺虫組成物等として好適のものである。
【0024】
【実施例】本発明を実施例を参照してさらに詳細に説明
する。以下に示した実施例において示した略語は下記の
意味を有する。 AZTEC…トリアザメートに対する商品名、すなわち
エチル(3−第三ブチル−1−ジメチルカルバモイル−
1H−1,2,4−トリアゾリル−(5)−チオ)アセ
テート FASTAC…α−シパメスリンに対する商品名、特に
(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル(1R)
−シス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジ
メチルシクロプロパンカルボキシレートを包含するラセ
ミ体 「ai」は活性成分の略語である。「DAT」は「処理
後の日数」を意味する。
【0025】実施例1 小麦の種子(var Axona)を約50cm四方の
小さなプロットに栽培して12個の「草むら」プロット
とした。3個のプロットを3種の比較化学処理に使用
し、3個のプロットを未処理の比較対照に使用した。植
物が「開花」段階に到達したので、植物を規則的に観察
して穀物アリマキ(Sitobion avenae)
の繁殖の第一の微候を調べた。この時点で4プロットの
3群にしたプロットは連続的に番号を付け3種の処理お
よび未処理の対照を無差別に各群のプロットに割当て
た。表1に記載した活性成分の用量を与えるのに必要な
濃度でAZTECおよびFASTACの溶液を調製し
た。この適用は400リットル/ヘクタールの容量適用
比率であった。次いでこれらの溶液を単一のノズルを持
つ長尺棒でコーンノズルを付けた背負い式スプレー装置
を用いて適当なプロットに適用した。処理の直前および
処理後の記載された間隔で各プロットの10個の穂を肉
眼で検査してアリマキの数を評価した。表1にその結果
を示す。各処理の効果を次のヘンダーソン−ティルトン
(Henderson−Tilton)の式を用いて計
算した。 効力(%)=(1−Ta/Ca・Cb/Tb)×100 (式中、Tbは適用前処理するプロットでの蔓延を示
し、Taは適用後の処理するプロットでの蔓延を示し、
Cbは適用前の比較対照プロットでの蔓延を示し、Ca
は適用後の比較対照プロットでの蔓延を示す)効力の結
果を表2に示す。
【0026】実施例2 各プロットがそれぞれ3m×10mの四つのプロット4
群合計16プロットを小麦(Var thesee)生
育地に指定した。これらプロットを連続して番号付け
し、三つの比較化学処理区と未処理比較対照区とを不規
則に各群内のプロットに割当てた。穀物アリマキ Si
tobian avenaeの蔓延の最初の徴候を見る
ため前記プロットは規則的に監視し、次いで平担なファ
ルノズルを備えた3mのブームを持つ加圧背負式精密ス
プレー装置を用いて表3に記載した活性成分の用量を与
えるよう調製されたFASTACおよびAZTECの溶
液で処理した。この適用は300リットル/haの容量
適用比率であった。処理前および処理後の記載された間
隔で処理したプロットおよび比較対照プロットの双方に
おけるアリマキの数を秤価した。各プロットで25個の
穂を肉眼で検査してこの穂の上のアリマキの数を数え
た。各処理の効力は下記のabottの式を用いて計算
した。 (式中、Caは適用後の比較対照プロットにおける蔓延
を示し、Taは適用後の処理したプロットにおける蔓延
を示す)効力の結果を表4に示す。各プロットからの穀
粒を小型プロットコンバインハーベスターを用いて収獲
し、湿分を補正した収穫量を計算した。穀物収穫量の結
果を表5に示す。
【0027】
【表1】 10穂当りのアリマキの平均数 処 理 処理前 2DAT 6DAT 10DAT ──────────────────────────────── AZTEC (49g ai/ha) 14.3 13.0 17.3 37.3 FASTAC(10g ai/ha) 19.0 2.3 5.7 27.7 AZTEC/FASTAC 56.3 10.0 17.3 24.7 (49g/10g ai/ha) 非処理 対照 24.5 33.3 42.5 54.3
【0028】
【表2】 効 力 (%) 処 理 2DAT 6DAT 10DAT ───────────────────────────── AZTEC (49g ai/ha) 33 30 0 FASTAC(10g ai/ha) 91 83 34 AZTEC/FASTAC 87 82 80 (49g/10g ai/ha)
【0029】
【表3】 穂当りのアリマキの平均数 処 理 処理前 2DAT 7DAT 14DAT 21DAT ──────────────────────────────────── AZTEC (70g ai/ha) 4.0 2.8 8.7 20.0 20.0 FASTAC(10g ai/ha) 4.4 1.2 1.1 17.0 18.0 AZTEC/FASTAC 5.0 0.7 1.2 8.3 10.2 (70g/10g ai/ha) 未処理 比較対照 5.7 7.3 14.6 26.2 22.8
【0030】
【表4】 効 力 (%) 処 理 2DAT 7DAT 14DAT 21DAT ──────────────────────────────────── AZTEC (70g ai/ha) 61 40 24 12 FASTAC(10g ai/ha) 84 93 35 18 AZTEC/FASTAC 91 91 68 55 (70g/10g ai/ha)
【0031】
【表5】 処 理 穀類 収穫 (トン/ha) ────────────────────────────── AZTEC (70g ai/ha) 5.98 FASTAC(10g ai/ha) 6.26 AZTEC/FASTAC 6.74 (70g/10g ai/ha) 未処理 比較対照 5.72
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド ピーター ハイウッド イギリス国、エムイー9 8エッチアー ル、ケント、シッティングボーン、ボーデ ン レーン 239

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 置換された1,2,4−トリアゾール化
    合物およびピレスロイド殺虫剤を含有する有害生物撲滅
    組成物。
  2. 【請求項2】 前記の1,2,4−トリアゾール化合物
    が下記一般式で表わされる1−ジメチルカルバモイル−
    3−置換−5−置換−1H−1,2,4−トリアゾール
    又はその生物学的に許容される塩である請求項1記載の
    組成物。 【化1】 〔式中、R21は置換されていないかまたは置換されたC
    1〜C6直鎖アルキレン基であって、置換されている場合
    にはシアノ、ニトロ、OR23、CO223、OCO
    23、COR23、C2〜C6アルケニル、C2〜C6アルキ
    ニル、C1〜C6アルキルまたは置換されていないかまた
    は置換されたフェニル基の中から選択された1〜4個の
    同一または異った置換基を持ち、 前記置換されたフェニル基はハロゲン、シアノ、ニト
    ロ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、テト
    ラフルオロエトキシ、トリフルオロチオメトキシ、テト
    ラフルオロチオエトキシ、CO223、COR23、OC
    OR23、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキシ、C1
    〜C4ハロアルキルまたはC2〜C6アルケニルの中から
    選ばれる1〜3個の同一または異った置換基を有し、 Xは−COO−、−CO−、−COS−、−CONR24
    −、−SO2−または−SO2NR24−を示し、 R22は、 (i)水素、 (ii)置換されていないかまたは置換されたC1〜C6
    ルキル基(ここで置換されたアルキル基の場合には、ハ
    ロゲン、シアノ、ニトロ、OR23、 CO223、COR23またはOCOR23の中から選ばれ
    る置換基を有する)、 (iii)置換されていないかまたは置換されたフェニル
    (C1〜C4)アルキル基(ここで置換されたフェニルア
    ルキル基の場合にはそのフェニル環にハロゲン、シア
    ノ、ニトロ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキ
    シ、テトラフルオロエトキシ、トリフルオロチオメトキ
    シ、テトラフルオロチオエトキシ、CO223、COR
    23、OCOR23、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコキ
    シ、C1〜C4ハロアルキルまたはC2〜C6アルケニルの
    中から選ばれる1〜3個の同一または異った置換基を有
    する)、または (iv)置換されていないかまたは置換されたフェニル基
    (ここで置換されたフェニル基の場合にはハロゲン、シ
    アノ、ニトロ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメト
    キシ、テトラフルオロエトキシ、トリフルオロチオメト
    キシ、テトラフルオロチオエトキシ、CO223、CO
    23、OCOR23、C1〜C4アルキル、C1〜C4アルコ
    キシ、C1〜C4ハロアルキルまたはC2〜C6アルケニル
    の中から選ばれた1〜3個の同一または異った置換基を
    持つ)を示し、 R24は水素またはC1〜C6アルキルを示し、 前記R22とR24とはそれらが結合している窒素と一緒に
    なってピロリジノ、モルホリノ、またはピペリジノ環を
    形成していてもよく、 Wはイソプロピル、第2ブチル、第3ブチル、第3アミ
    ルまたは2−メチルチオ−2−プロピルを示し、 R23は水素、C1〜C6アルキルまたはフェニル基であ
    り、このフェニル基はハロゲン、シアノ、ニトロ、ヒド
    ロキシ、トリフルオロエトキシ、トリフルオロチオメト
    キシ、テトラフルオロチオエトキシ、C1〜C4アルキ
    ル、カルボキシまたはC1〜C4アルコキシカルボニルの
    中から選ばれる1〜3個の同一または異った置換基によ
    り置換されていてもよい〕
  3. 【請求項3】 R21が−CH2−、−CH2CH2−、−
    CH2CH2CH2−または−CH(CH3)−であり、X
    が−COO−であり、R22が水素またはC1〜C4アルキ
    ルであり、Wが第3ブチルである請求項2記載の組成
    物。
  4. 【請求項4】 R21がメチレン(−CH2−)であり、X
    が−COO−であり、R22がエチル基であり、Wが第3
    ブチルである請求項2または3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記のピレスロイド殺虫剤が一般式 【化2】 〔式中、AおよびBは独立してそれぞれハロゲン原子ま
    たはメチル基であり、Xは0、1または2であり、yは
    0、1または2であり、R10は一般式 【化3】 (式中、R11およびR12は独立して水素原子またはハロ
    ゲン原子であるかあるいは場合により置換されたC1
    4アルキル基である)で表わされる基であるか、ある
    いは一般式 【化4】 (式中、R13はフェニル基であって、ハロゲン原子、C
    1〜C4アルキル、C1〜C4アルキルチオ、C1〜C4アル
    コキシ、ニトロおよびメチレンジオキシ基の中から選ば
    れる置換基の1個またはそれ以上により置換されていて
    もよい)で表わされる基である〕で表わされる前記請求
    項1〜5のいずれかに記載の組成物。
  6. 【請求項6】 前記のピレスロイド殺虫剤がα−シパメ
    スリンである前記請求項1〜5のいずれかに記載の組成
    物。
  7. 【請求項7】 所定の場所の有害生物を撲滅する方法で
    あって、置換された1,2,4−トリアゾール化合物お
    よびピレスロイド殺虫剤をその場所に適用することから
    なる有害生物の撲滅方法。
  8. 【請求項8】 所定の場所の有害生物を撲滅する方法で
    あって、前記請求項1〜6のいずれかの組成物をその場
    所に適用することからなる有害生物の撲滅方法。
  9. 【請求項9】 アブラムシ科有害生物を撲滅する請求項
    7または8記載の方法。
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