JPH07206320A - 移動ケーブル点検装置 - Google Patents

移動ケーブル点検装置

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JPH07206320A
JPH07206320A JP196294A JP196294A JPH07206320A JP H07206320 A JPH07206320 A JP H07206320A JP 196294 A JP196294 A JP 196294A JP 196294 A JP196294 A JP 196294A JP H07206320 A JPH07206320 A JP H07206320A
Authority
JP
Japan
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traveling
car
cable
cables
moving
Prior art date
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Pending
Application number
JP196294A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Hayashida
和典 林田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
Priority to JP196294A priority Critical patent/JPH07206320A/ja
Publication of JPH07206320A publication Critical patent/JPH07206320A/ja
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動ケーブルの動特性点検時に、移動ケーブ
ル同士を分別認識すると共に、移動ケーブル全体を視認
可能に照明する移動ケーブル点検装置を提供する。 【構成】 移動ケーブル点検装置は、かご2の下から中
間継ぎ箱4にかけて、それぞれの移動ケーブル6に装設
されたそれぞれ異なる色彩の電飾灯5と、ピット10の
近傍の昇降路11の側壁に設置され、所望の照射角度に
回動可能な移動ケーブル投光器7と、から成る。そし
て、この移動ケーブル投光器7は、制御盤1に設けられ
たコンピュータ装置1aによって制御されているので、
かご2の昇降に伴って移動する移動ケーブル6の曲部部
分6aの動きに追従して、その照明角度をア→イ→ウ→
エ又はその逆に変化させることができる。また、異なる
色彩の電飾灯5によって、移動ケーブル6の1本1本の
動特性を確認すると共に、移動ケーブル6同士が交差及
び交差した移動ケーブル6を確認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動ケーブル点検装置、
特にエレベータの制御ケーブル動移動性点検に用いる移
動ケーブル点検装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、エレベータには、かご内の照明等
を制御するために、かごに制御電流を供給する移動ケー
ブルが取り付けれている。そして、この移動ケーブルの
他端は、かごが走行する昇降路内に設けられた制御部に
接続され、この制御部によりかご内の照明等が制御して
いる。
【0003】図3は、従来のエレベータの移動ケーブル
の取り付け状態を説明する図である。かご2は、昇降路
11内を上下に移動する。そして、図示しないが、かご
2の上面には、巻き上げロープが設けられている。一
方、昇降路11の上には、機械室(図示せず)が設けら
れており、機械室には、かご2の移動を制御する制御盤
1や、かご2の巻き上げロープを巻き上げる巻上電動機
が設置されている。なお、図3では、便宜上、昇降路1
1の側面に制御盤1を図示した。
【0004】また、昇降路11の側壁には、制御盤1に
電気的に接続された中間継ぎ箱4が設けられており、こ
の中間継ぎ箱4には、かご内の照明等を制御するための
制御電流を供給する少なくとも1つ以上の移動ケーブル
6が接続されている。また、この移動ケーブルの他端
は、かごの下部に取り付けられたローラを介してかごの
側面に沿ってかごの上部に取り付けられている。
【0005】また、昇降路11の最下部には、ピット1
0が設けれている。更に、移動ケーブル6の動特性を点
検する際に、移動ケーブル6及び昇降路11内を照明す
る照明機器として、ピット10内にはピット灯9が、か
ご2の下部にはかご下灯3が設けられている。
【0006】通常、移動ケーブル6に発生する異常振幅
やねじれは、エレベータのかご2が昇降路11を上下移
動する際に生じる。そこで、移動ケーブル6に生じる異
常振幅やねじれを確認する動特性点検は、点検者がピッ
ト10に位置し、エレベータを走行させた状態で移動ケ
ーブルの動きを目視で点検する方法が採られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】通常、高層エレベータ
になるほど、昇降高程が長くなり、また移動ケーブル6
の本数も多くなる。従って、高層エレベータの場合、特
にかご2の昇降移動により、移動ケーブル6全体が振り
子のように揺れたり、また図3に示す曲部部分6aにお
いて移動ケーブル6同士の位置が入れ替わる、すなわち
交差する可能性が高い。
【0008】しかしながら、昇降路11内に設けられて
いる照明機器は、ピット灯9とかご下灯3のみである。
従って、かご2がピット10近傍に位置している場合に
は、ピット灯9とかご下灯3だけでも、移動ケーブル6
の動特性を点検することは可能である(図4参照)。
【0009】しかしながら、かご2がピット10から上
層階へ移動してしまうと、特に移動ケーブル6同士が交
差し易い曲部部分6aが、ピット灯9とかご下灯3から
離れてしまい、照明が不十分となると共に、ピット10
からも離れてしまう。このため、ピット10にいる点検
者から、移動ケーブル6の状態を確認することが困難で
あった(図5参照)。
【0010】本発明は、上記従来の課題に鑑みなされた
ものであり、その目的は、移動ケーブルの動特性点検時
に、移動ケーブル同士を分別認識すると共に、移動ケー
ブル全体を視認可能に照明する移動ケーブル点検装置を
提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る移動ケーブル点検装置は、エレベータ
のかごと昇降路内に設けられた制御部とを接続し、かご
内に制御のための電流を供給する少なくとも1本以上の
移動ケーブルを有するエレベータにおいて、前記移動ケ
ーブルが、前記かごの下から制御部にかけてそれぞれ異
なる色彩を発する部材が複数個装設され、前記昇降路の
最下部には、所望の照射角度に回動可能な移動ケーブル
投光器が設けられていることを特徴とする。
【0012】また、上記構成の移動ケーブル点検装置に
おいて、前記異なる色彩を発する部材は、電飾灯である
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記移動ケーブル点検装置の構成によれば、ま
ず、かごの下から制御部にかけて移動ケーブルに、それ
ぞれ異なる色彩を発する部材である電飾灯を複数個装設
したことにより、移動ケーブル1本1本の動特性を確認
することができる。また、移動ケーブル同士が交差した
か否か、もし交差したとしたらどの移動ケーブル同士が
交差したのかを容易に把握することができる。
【0014】また、所望の照射角度に回動可能な移動ケ
ーブル投光器を設けたことにより、常に移動ケーブルの
曲部部分を追従照明することができる。このため、ピッ
トにいる点検者からでも、昇降路のどの位置で移動ケー
ブルの交差等の異常が発生しているかを簡便にかつ正確
に認識することができる。
【0015】
【実施例】以下図面に基づいて、本発明の好適な実施例
を説明する。
【0016】図1は、本発明に係る移動ケーブル点検装
置の全体構成を説明する図である。図2は、本発明の複
数の移動ケーブルにそれぞれ装設された色彩の異なる電
飾灯の取り付け状態を説明する図である。なお、従来の
エレベータと同様の構成要素には同一の符号を付してそ
の説明を省略する。また、図1及び図2には図示しない
が、中間継ぎ箱4は、機械室の制御盤1に電気的に接続
されている。
【0017】本実施例の特徴は、かご2の下から中間継
ぎ箱4にかけて、それぞれの移動ケーブル6にそれぞれ
異なる色彩の電飾灯5が複数個装設されており、一方図
1に示すように、ピット10の近傍の昇降路11の側壁
には、所望の照射角度に回動可能な移動ケーブル投光器
7が設置されていることである。これにより、移動ケー
ブル6の1本1本の動特性を確認することができると共
に、移動ケーブル6同士が交差したか否か、もし交差し
たとしたらどの移動ケーブル6同士が交差したのかを容
易に把握することができる。更に、常に移動ケーブル投
光器7により移動ケーブル6の曲部部分6aを追従照明
することができるので、ピット10にいる点検者からで
も、昇降路のどの位置で移動ケーブルの交差等の異常が
発生しているかを簡単かつ正確に認識できる。
【0018】ここで、それぞれの移動ケーブル6に装設
されている複数個の電飾灯5は、等距離間隔で設けられ
ていてもよいし、不等距離間隔で設けられていてもよ
い。また、隣接する移動ケーブル6に装設される電飾灯
5は、それぞれ重ならないように図2に示すように交互
に設けられてもよいし、同位置に設けられていてもよ
い。
【0019】また、本実施例において、図1及び図2に
示すように、電飾灯5及び移動ケーブル投光器7は、ピ
ット10内の昇降路11の側壁に設置された点灯スイッ
チ8により点灯される。
【0020】更に、移動ケーブル投光器7について、詳
説する。この移動ケーブル投光器7は、図1に示すよう
に、機械室の制御盤1に設けられたコンピュータ装置1
aに電気的に接続されている。そして、このコンピュー
タ装置1aによって、移動ケーブル投光器7は、移動ケ
ーブル6の曲部部分6aを追従照明するように制御され
ている。
【0021】これにより、かご2の上昇に伴って移動ケ
ーブル6の曲部部分6aが上昇すると、その上昇に応じ
て、移動ケーブル投光器7の照射角度がア→イ→ウ→エ
に変化する。一方、上層階からかご2が下降する場合、
この下降に応じて、移動ケーブル投光器7の照射角度が
エ→ウ→イ→アに変化する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る移動
ケーブル点検装置によれば、かごの下から制御部にかけ
て移動ケーブルに、それぞれ異なる色彩を発する部材で
ある電飾灯を複数個装設されているので、移動ケーブル
1本1本の動特性を確認することができる。また、移動
ケーブル同士が交差したかどうか、そしてもし交差した
としたならどの移動ケーブル同士が交差したのかを容易
に把握することができる。 また、所望の照射角度に回
動可能な移動ケーブル投光器を設けたことにより、常に
移動ケーブルの曲部部分を追従照明することができる。
従って、ピットにいる点検者からでも、昇降路のどの位
置で移動ケーブルの交差等の異常が発生しているかを簡
単かつ正確に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動ケーブル点検装置の全体構成
を説明する図である。
【図2】本発明の複数の移動ケーブルにそれぞれ装設さ
れた色彩の異なる電飾灯の取り付け状態を説明する図で
ある。
【図3】従来のエレベータの移動ケーブルの取り付け状
態を説明する図である。
【図4】エレベータのかごが最下階近傍に位置している
場合の移動ケーブルの状態を説明する図である。
【図5】エレベータのかごが上層階付近に位置している
場合の移動ケーブルの状態を説明する図である。
【符号の説明】
1 制御盤 1a コンピュータ装置 2 かご 3 かご下灯 4 中間継ぎ箱 5 電飾灯 6 移動ケーブル 6a 曲部部分 7 移動ケーブル投光器 8 点灯スイッチ 9 ピット灯 10 ピット 11 昇降路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータのかごと昇降路内に設けられ
    た制御部とを接続し、かご内に制御のための電流を供給
    する少なくとも1本以上の移動ケーブルを有するエレベ
    ータにおいて、 前記移動ケーブルは、前記かごの下から制御部にかけて
    それぞれ異なる色彩を発する部材が複数個装設され、 前記昇降路の最下部には、所望の照射角度に回動可能な
    移動ケーブル投光器が設けられていることを特徴とする
    移動ケーブル点検装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の移動ケーブル点検装置に
    おいて、 前記異なる色彩を発する部材は、電飾灯であることを特
    徴とする移動ケーブル点検装置。
JP196294A 1994-01-13 1994-01-13 移動ケーブル点検装置 Pending JPH07206320A (ja)

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JP196294A JPH07206320A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 移動ケーブル点検装置

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JP196294A JPH07206320A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 移動ケーブル点検装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07206320A true JPH07206320A (ja) 1995-08-08

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ID=11516222

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JP196294A Pending JPH07206320A (ja) 1994-01-13 1994-01-13 移動ケーブル点検装置

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JP (1) JPH07206320A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110127477A (zh) * 2019-04-01 2019-08-16 日立楼宇技术(广州)有限公司 基于底坑积水的电梯控制方法、装置及计算机设备
CN110436287A (zh) * 2018-05-02 2019-11-12 奥的斯电梯公司 电梯警报系统
CN117615986A (zh) * 2021-07-19 2024-02-27 三菱电机楼宇解决方案株式会社 姿态确认部件、姿态确认系统以及电梯系统

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