JPH0736282U - 誘導灯装置 - Google Patents
誘導灯装置Info
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- JPH0736282U JPH0736282U JP6465193U JP6465193U JPH0736282U JP H0736282 U JPH0736282 U JP H0736282U JP 6465193 U JP6465193 U JP 6465193U JP 6465193 U JP6465193 U JP 6465193U JP H0736282 U JPH0736282 U JP H0736282U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 誘導が必要とされない場合には室内の空間デ
ザインを損なうことがなく、誘導が必要な場合には、図
柄によって誘導する意味を表示することなく、また、必
要最低限の設置数で避難すべき方向が明確になる誘導灯
装置を提供することを目的としている。 【構成】 所定方向を示すことができるように配列さ
れ、少なくとも3つの自発光要素9からなり、前記自発
光要素各々が、所定の時間差をもって、かつ方向性を示
すように点灯及び消灯する誘導灯10と、前記自発光要
素を制御し駆動する回路とを有する誘導灯装置。
ザインを損なうことがなく、誘導が必要な場合には、図
柄によって誘導する意味を表示することなく、また、必
要最低限の設置数で避難すべき方向が明確になる誘導灯
装置を提供することを目的としている。 【構成】 所定方向を示すことができるように配列さ
れ、少なくとも3つの自発光要素9からなり、前記自発
光要素各々が、所定の時間差をもって、かつ方向性を示
すように点灯及び消灯する誘導灯10と、前記自発光要
素を制御し駆動する回路とを有する誘導灯装置。
Description
【0001】
本考案は、進行すべき方向を速やかに視認させる誘導灯に関する。
【0002】
従来、学校、デパート、ホテル等の多数の人の出入りがある場所においては、 消防法により、火災、地震等の非常時に備えて避難路誘導灯や非常口灯を設置す ることが義務づけられている。 図3は、現在広く一般的に用いられている避難路誘導灯の一例を示すものであ る。 図において、避難路誘導灯1は、箱2の内部に蛍光灯が配設され、この箱2の 正面3は白地の樹脂製の板に、図に示すような、人が避難する図柄と方向が緑色 の塗料で描かれている。この避難路誘導灯1は、その内部の蛍光灯を常時点灯し 、平常時から付近を通行する人々に避難路の方向を示すように用いられる。
【0003】
しかしながら、上記の避難路誘導灯1には次のような問題がある。すなわち、 非常時に視認性を高めるために、避難路誘導灯1は大型となっているが、これが 建築物内の空間デザインになじまない。また、このような避難路誘導灯1は、図 柄を視認することができなければ避難路の有無すら知ることができないため、例 えば火災発生時に煙が室内に充満すると、避難路誘導灯1の内部の蛍光灯が点灯 していても避難路を確認できない場合がある。さらに、大規模化しつつある現在 の建築物では、たとえ非常時に避難路誘導灯1を見つけても、避難方向がはっき りしない場合も増えつつある。このため、避難路誘導灯1の設置数を増やして細 かく表示する必要が生じるが、これによって、ますます建築物内の空間デザイン になじまなくなる。さらに、多数の避難路誘導灯1を設置しても、例えば火災の 発生箇所、地震による建築物の損傷箇所によっては、避難路誘導灯1にしたがっ て避難することが、かえって危険につながる場合もある。
【0004】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、誘導が必要とされない場合には 室内の空間デザインを損なうことがなく、誘導が必要な場合には、図柄によって 誘導する意味を表示することなく、また、必要最低限の設置数で避難すべき方向 が明確になる誘導灯装置を提供することを目的としている。
【0005】
請求項1記載の誘導灯装置は、通路の壁部または床部に設けられた少なくとも 3つ以上の発光体と、これら発光体を点灯及び消灯させる制御部とを備え、前記 発光体は前記通路の延在方向に沿って所定間隔で配設されていることを特徴とし ている。
【0006】 請求項2記載の誘導灯装置は、請求項1記載の誘導灯装置において、前記発光 体が緑色系統を発するものであることを特徴としている。
【0007】
請求項1記載の誘導灯装置にあっては、制御部により、少なくとも3つの発光 体各々が、所定の時間差をもち、点灯および消灯されることにより進行すべき方 向が示される。
【0008】 請求項2記載の誘導灯装置にあっては、発光体を緑色系統を発するものとする ことによって、例えば煙が充満した室内でも視認性を高めることができる。
【0009】
本考案の一実施例について図1及び図2を参照しながら説明する。 図1は、建築物の内部に本実施例の誘導灯装置が設置されている状態を示す図 である。この誘導灯装置は、火災や地震時に避難路や非常口の方向を指示するも のである。図において符号4は壁であり、この壁4の上部には、天井5が、また 、この壁4下部には床6が設けられている。 さらに、この壁4には非常口7が設けられており、また、この壁4の1m程の 高さには、誘導灯装置8が埋め込まれている。この誘導灯装置8は、床6面に対 して水平方向を示すことができるように壁4に配列された6個の緑色のライト9 (発光体)からなる誘導灯10と、誘導灯10を構成するライト9を点灯及び消 灯させる制御部11とから構成されている。これらのライト9それぞれは、所定 の時間差をもって方向性を示すように順次点灯し、点灯したライト9の直前のラ イト9が消灯する構成となっている。また、この誘導灯装置8は、平常時は起動 されることはなく、非常時に起動されるようになっている。
【0010】 次に、上記の誘導灯装置8の作用について説明する。図1において誘導灯装置 8の非常口7に向かう方向を右、反対方向を左として、誘導灯10を右から左、 左から右方向に点灯していく方法について説明する。 誘導灯10に対して制御部11から電流が送られると、まず左端のライト9が 点灯する。所定時間経過後、次に、その隣のライト9が点灯すると同時に、先の 左端のライト9が消灯する。この過程を繰り返してライト9は順次図面上左から 右へと点灯していき、非常口7の方向を指示していると視認できる。 また、上記の誘導灯10が右から左方向へ誘導する場合は、最初に右端のライ ト9が点灯し、上述した過程を右端から左端まで繰り返すことで、左方向へ進行 するという指示を視認することができる。
【0011】 上記の誘導灯装置8によれば、非常時に視認性を高めるために、誘導灯10の 点灯、消灯により特定方向を光の動きで示しているため、誘導灯装置8を大型化 する必要はない。さらに、非常時以外は誘導灯装置8を駆動する必要がないので 、建築物内の空間デザインを損なうことがない。 また、例えば火災時に室内に煙が充満した場合には、図柄を視て意味を読み取 る必要がある誘導灯であると、その意味を判別できなくなるが、光の動きによる 方向は判別可能であり、光の動きにしたがって避難することができる。
【0012】 さらに、上記の誘導灯装置8によれば、誘導灯10のライト9は、直線状に配 列されているが、建築物内部の通路の配置にあわせてライト9の数を増減しなが ら所定形状に配列することができる。加えて、制御部11により、ライト9が点 灯していく方向を変更することができる。これによって、大規模化しつつある現 在の建築物内部でも必要最小限の誘導灯装置の設置数で避難すべき方向を明確に 示すことができる。
【0013】 また、上記の誘導灯装置8によれば、ライト9は緑色系統を発するものである ため、例えば火災時に室内に煙が立ちこめた場合でも高い視認性を確保すること ができる。
【0014】 さらに、上記の誘導灯装置8は、壁4の約1mの高さに取り付けられている。 これによって、例えば火災時に煙が充満して人が屈んで避難する場合に目につき やすいという効果がある。
【0015】 また、上記の誘導灯装置8においては、誘導灯10を構成するライト9の点灯 方法は、誘導灯10の左端あるいは右端のライト9が最初に点灯し、所定時間経 過後、その隣のライト9が点灯すると同時に、先の左端あるいは右端のライトが 消灯する。この過程を繰り返してライト9は順次左から右、あるいは右から左へ と点灯していき、非常口7の方向を指示していると視認できるようになっていた が、この方法に限らず、例えば、左端あるいは右端のライト9が最初に点灯し、 所定時間経過後、左端あるいは右端のライト9が点灯したままで、その隣のライ ト9が点灯し、この過程を繰り返して誘導灯10のライト9が、図面上左から右 あるいは右から左へと点灯していき、全てのライト9が点灯した後、全てのライ ト9が消灯する方法を採ってもよい。
【0016】 なお、上記の誘導灯装置8は、避難路誘導灯として用いられているが、これに 限らず、ライト9の色等を変更することによって他の目的の誘導灯としても使用 可能である。
【0017】
以上説明したように、本考案の請求項1記載の誘導灯装置によれば、制御部に よって、少なくとも3つの発光体各々が、所定の時間差をもち、かつ方向性を示 すように点灯および消灯するので、誘導灯装置を視認性を高めるために大型化さ せる必要がなく、また、必要のない時は起動しなくともよいため、建築物内の空 間デザインを損なうことがない。 また、例えば室内に煙等が充満して視界が悪くなった場合には、図柄を視て意 味を読み取る必要がある誘導灯であると、その意味を判別できなくなるが、光の 動きによる方向は判別可能であり、光の動きにしたがって進行することができる 。 さらに、上記の誘導灯装置によれば、その発光体は、少なくとも3つ配列され ているが、建築物内部の通路の配置にあわせて発光体の数を増減しながら所定形 状に配列することができる。加えて、発光体を制御し、起動する回路により、発 光体が点灯していく方向を変更することができる。これによって、大規模化しつ つある現在の建築物内部でも必要最小限の誘導灯装置の設置数で進行すべき方向 を明確に示すことができる。
【0018】 請求項2記載の誘導灯装置によれば、上記効果の他、発光体が緑色系統を発す るため、例えば煙などが室内に充満して視界が悪くなった場合でも、視認性が低 下しにくく、人が誘導方向を見失うことを抑さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の誘導灯装置の一実施例を建築物に設置
した状態を示す斜視図である。
した状態を示す斜視図である。
【図2】図1の誘導灯装置における回路図である。
【図3】従来の避難路誘導灯の一例を示す斜視図であ
る。
る。
9 ライト(発光体) 10 誘導灯 11 制御部
Claims (2)
- 【請求項1】 通路の壁部または床部に設けられた少な
くとも3つ以上の発光体と、これら発光体を点灯及び消
灯させる制御部とを備え、前記発光体は前記通路の延在
方向に沿って所定間隔で配設されていることを特徴とす
る誘導灯装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の誘導灯装置において、前
記発光体が緑色系統を発するものであることを特徴とす
る誘導灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6465193U JPH0736282U (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 誘導灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6465193U JPH0736282U (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 誘導灯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0736282U true JPH0736282U (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=13264357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6465193U Pending JPH0736282U (ja) | 1993-12-02 | 1993-12-02 | 誘導灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736282U (ja) |
-
1993
- 1993-12-02 JP JP6465193U patent/JPH0736282U/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990608 |