JPH08208153A - 展望用エレベータ - Google Patents
展望用エレベータInfo
- Publication number
- JPH08208153A JPH08208153A JP7019527A JP1952795A JPH08208153A JP H08208153 A JPH08208153 A JP H08208153A JP 7019527 A JP7019527 A JP 7019527A JP 1952795 A JP1952795 A JP 1952795A JP H08208153 A JPH08208153 A JP H08208153A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counterweight
- hoistway
- battery
- elevator
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Elevator Control (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動ケーブルを用いずに、釣合い錘の照明装
置を点灯させることのできる展望用エレベータの提供。 【構成】 昇降体3の釣合い錘5に、照明装置6の点灯
及び消灯を制御するタイマ7と、電源用のバッテリ8
と、昇降路1の任意の位置に設置した給電端子10に接
触させることでバッテリ8を充電させる受電端子9とを
備えた構成である。
置を点灯させることのできる展望用エレベータの提供。 【構成】 昇降体3の釣合い錘5に、照明装置6の点灯
及び消灯を制御するタイマ7と、電源用のバッテリ8
と、昇降路1の任意の位置に設置した給電端子10に接
触させることでバッテリ8を充電させる受電端子9とを
備えた構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、展望用エレベータに係
り特に建物外観をライトアップで効果的に装飾可能な展
望用エレベータに関する。
り特に建物外観をライトアップで効果的に装飾可能な展
望用エレベータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平2−215685号公報に
開示されるように、展望用エレベータのかご、または釣
合い錘に照明装置を設け、この照明装置によって昇降路
壁面内側を照明することで、屋外から透明窓を通してか
ごまたは釣合い錘の昇降が建物の外観の意匠性を特に夜
間に強調する展望用エレベータが実用化されている。
開示されるように、展望用エレベータのかご、または釣
合い錘に照明装置を設け、この照明装置によって昇降路
壁面内側を照明することで、屋外から透明窓を通してか
ごまたは釣合い錘の昇降が建物の外観の意匠性を特に夜
間に強調する展望用エレベータが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、釣合
い錘に照明装置に電源を供給する移動ケーブルを接続し
なければならなく、エレベータの走行中移動ケーブルが
揺れて昇降路の機器やかご等に接触して断線して照明装
置が消灯してしまったり、断線した移動ケーブルがかご
や昇降路内の安全装置に引っ掛かりエレベータを停止さ
せるという事故が発生するという問題があった。
い錘に照明装置に電源を供給する移動ケーブルを接続し
なければならなく、エレベータの走行中移動ケーブルが
揺れて昇降路の機器やかご等に接触して断線して照明装
置が消灯してしまったり、断線した移動ケーブルがかご
や昇降路内の安全装置に引っ掛かりエレベータを停止さ
せるという事故が発生するという問題があった。
【0004】本発明の目的は、移動ケーブルを用いずに
釣合い錘の照明装置を点灯させることのできる展望用エ
レベータを提供することにある。
釣合い錘の照明装置を点灯させることのできる展望用エ
レベータを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は昇降路壁に上下方向に沿って屋外から透視
可能部を設け、昇降路を上下方向に移動する昇降体の釣
合い錘に照明装置を配設した展望用エレベータにおい
て、前記釣合い錘に、前記照明装置の点灯及び消灯を制
御するタイマと、電源用のバッテリと、前記昇降路の任
意の位置に設置した給電端子に接触させることで前記バ
ッテリを充電させる受電端子とを備えたものである。
に、本発明は昇降路壁に上下方向に沿って屋外から透視
可能部を設け、昇降路を上下方向に移動する昇降体の釣
合い錘に照明装置を配設した展望用エレベータにおい
て、前記釣合い錘に、前記照明装置の点灯及び消灯を制
御するタイマと、電源用のバッテリと、前記昇降路の任
意の位置に設置した給電端子に接触させることで前記バ
ッテリを充電させる受電端子とを備えたものである。
【0006】
【作用】このように構成しているので、釣合い錘に配設
した照明装置の電源供給を釣合い錘に設けたバッテリで
行ない、かごを任意の位置に停止させ、昇降路に設けた
給電端子に釣合い錘の受電端子を接触させることで前記
バッテリへの充電が行なえる。さらに、夜間に照明をタ
イマにて制御するようにしたことで、釣合い錘に接続す
る移動ケーブルを不要にできるので、移動ケーブル断線
に起因する事故を無くすことができるとともに、昇降路
の面積を広くしなくとも釣合い錘の照明装置の点灯が行
なえる。
した照明装置の電源供給を釣合い錘に設けたバッテリで
行ない、かごを任意の位置に停止させ、昇降路に設けた
給電端子に釣合い錘の受電端子を接触させることで前記
バッテリへの充電が行なえる。さらに、夜間に照明をタ
イマにて制御するようにしたことで、釣合い錘に接続す
る移動ケーブルを不要にできるので、移動ケーブル断線
に起因する事故を無くすことができるとともに、昇降路
の面積を広くしなくとも釣合い錘の照明装置の点灯が行
なえる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0008】図1はこの発明の展望用エレベータの一実
施例を示す昇降路縦断面図である。
施例を示す昇降路縦断面図である。
【0009】図1において、昇降路1の屋外に面する壁
面に透視可能部2が設けられ、エレベータの乗かご3
は、巻上ロープ4の一端に固定され、他端には釣合い錘
5が固定されている。釣合い錘5には、屋外に面した位
置に配設した複数個のランプ6aからなる照明装置6
と、この照明装置6の点灯及び消灯を制御するタイマ7
と、照明装置6の電源用のバッテリ8と、このバッテリ
8を充電させる受電端子9が設けられている。
面に透視可能部2が設けられ、エレベータの乗かご3
は、巻上ロープ4の一端に固定され、他端には釣合い錘
5が固定されている。釣合い錘5には、屋外に面した位
置に配設した複数個のランプ6aからなる照明装置6
と、この照明装置6の点灯及び消灯を制御するタイマ7
と、照明装置6の電源用のバッテリ8と、このバッテリ
8を充電させる受電端子9が設けられている。
【0010】また、昇降路1の下方には、任意の例えば
乗かご3が最上階に停止した位置で受電端子9を係合す
る給電端子10がブラケット10aを介して昇降路1の
透視可能部2側に固定されており、電源はケーブル11
により機械室12から供給される。
乗かご3が最上階に停止した位置で受電端子9を係合す
る給電端子10がブラケット10aを介して昇降路1の
透視可能部2側に固定されており、電源はケーブル11
により機械室12から供給される。
【0011】図2は図1の要部拡大図であり、図3は図
2のA−A断面図である。
2のA−A断面図である。
【0012】図2、図3において昇降路1に固定される
給電端子10は、先端が断面楔状に形成された受電端子
9との接触状態を良くするため断面略コの字形状に形成
し、巻上ロープ4の伸びを考慮して600ミリメートル
の長さがあれば十分である。
給電端子10は、先端が断面楔状に形成された受電端子
9との接触状態を良くするため断面略コの字形状に形成
し、巻上ロープ4の伸びを考慮して600ミリメートル
の長さがあれば十分である。
【0013】次にこのような構成の一実施例の動作の説
明を行なう。
明を行なう。
【0014】今、予めタイマ7に設定した時刻である午
後6時となると、タイマ7が動作してバッテリ8から照
明装置6に電源が供給されランプ6aが点灯する。ここ
で、乗かご3が最上階に停止すると給電端子10に受電
端子9が係合され、機械室12に設けた図示しない充電
装置からケーブル11、給電端子10、受電端子9を介
してバッテリ8に充電される。また、時刻が例えば午後
11時となるとタイマ7がバッテリ8から照明装置6へ
の電源供給を停止して、ランプ6aを消灯させる。
後6時となると、タイマ7が動作してバッテリ8から照
明装置6に電源が供給されランプ6aが点灯する。ここ
で、乗かご3が最上階に停止すると給電端子10に受電
端子9が係合され、機械室12に設けた図示しない充電
装置からケーブル11、給電端子10、受電端子9を介
してバッテリ8に充電される。また、時刻が例えば午後
11時となるとタイマ7がバッテリ8から照明装置6へ
の電源供給を停止して、ランプ6aを消灯させる。
【0015】本実施例によれば、釣合い錘5に移動ケー
ブルを設置しなくとも釣合い錘5に設けた照明装置6の
点灯及び消灯が行なえる。
ブルを設置しなくとも釣合い錘5に設けた照明装置6の
点灯及び消灯が行なえる。
【0016】なお、本実施例では乗かご3が最上階に停
止した時、バッテリ8に充電させるように給電端子10
を昇降路1の下方に取付けたが、給電端子10の取付け
位置は、昇降路1のどの位置であっても良い。また、本
実施例では、乗かご3が最上階に停止した時バッテリ8
に充電させるようにしたが、機械室12に設けてある、
図示しないエレベータの制御装置に所定時間間隔、例え
ば1時間毎に乗かご3を最上階強制運転(充電運転)を
行なわせても良い。
止した時、バッテリ8に充電させるように給電端子10
を昇降路1の下方に取付けたが、給電端子10の取付け
位置は、昇降路1のどの位置であっても良い。また、本
実施例では、乗かご3が最上階に停止した時バッテリ8
に充電させるようにしたが、機械室12に設けてある、
図示しないエレベータの制御装置に所定時間間隔、例え
ば1時間毎に乗かご3を最上階強制運転(充電運転)を
行なわせても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、釣合い錘に配設した照
明装置の電源供給を釣合い錘に設けたバッテリで行な
い、かごを任意の位置に停止させ、昇降路に設けた給電
端子に釣合い錘の受電端子を接触させることで前記バッ
テリへの充電が行なえる。さらに、夜間に照明をタイマ
にて制御するようにしたことで、釣合い錘に接続する移
動ケーブルを不要にできるので、移動ケーブル断線に起
因する事故を無くすことができるとともに、昇降路の面
積を広くしなくとも釣合い錘の照明装置の点灯が行なえ
る。
明装置の電源供給を釣合い錘に設けたバッテリで行な
い、かごを任意の位置に停止させ、昇降路に設けた給電
端子に釣合い錘の受電端子を接触させることで前記バッ
テリへの充電が行なえる。さらに、夜間に照明をタイマ
にて制御するようにしたことで、釣合い錘に接続する移
動ケーブルを不要にできるので、移動ケーブル断線に起
因する事故を無くすことができるとともに、昇降路の面
積を広くしなくとも釣合い錘の照明装置の点灯が行なえ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の展望用エレベータの昇降路
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
5 釣合い錘 6 照明装置 7 タイマ 8 バッテリ 9 受電端子 10 給電端子
Claims (1)
- 【請求項1】 昇降路壁に上下方向に沿って屋外から透
視可能部を設け、昇降路を上下方向に移動する昇降体の
釣合い錘に照明装置を配設した展望用エレベータにおい
て、前記釣合い錘に、前記照明装置の点灯及び消灯を制
御するタイマと、電源用のバッテリと、前記昇降路の任
意の位置に設置した給電端子に接触させることで前記バ
ッテリを充電させる受電端子とを備えたことを特徴とす
る展望用エレベータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7019527A JPH08208153A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 展望用エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7019527A JPH08208153A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 展望用エレベータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08208153A true JPH08208153A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=12001818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7019527A Pending JPH08208153A (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 展望用エレベータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08208153A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1106559A2 (en) * | 1999-12-09 | 2001-06-13 | Hitachi, Ltd. | Power feeding system for an elevator |
JP2002249285A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-09-03 | Hitachi Ltd | エレベーター |
-
1995
- 1995-02-07 JP JP7019527A patent/JPH08208153A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1106559A2 (en) * | 1999-12-09 | 2001-06-13 | Hitachi, Ltd. | Power feeding system for an elevator |
EP1106559A3 (en) * | 1999-12-09 | 2003-01-29 | Hitachi, Ltd. | Power feeding system for an elevator |
KR100775947B1 (ko) * | 1999-12-09 | 2007-11-13 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 엘레베이터 |
JP2002249285A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-09-03 | Hitachi Ltd | エレベーター |
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