JPH1179574A - エレベータの給電システム - Google Patents

エレベータの給電システム

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JPH1179574A
JPH1179574A JP9244031A JP24403197A JPH1179574A JP H1179574 A JPH1179574 A JP H1179574A JP 9244031 A JP9244031 A JP 9244031A JP 24403197 A JP24403197 A JP 24403197A JP H1179574 A JPH1179574 A JP H1179574A
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power supply
car
power
counterweight
elevator
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JP9244031A
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English (en)
Inventor
Junichi Ishimura
準一 石村
Yutaka Nakajima
豊 中島
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Toshiba Corp
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、メインロープ中の送電ライン介し
てかごとつり合いおもりとの間で送電ができ、かごとつ
り合いおもりとの片方のみに電源供給ラインを設ければ
済み、部品点数の削減や、重量や施工の軽減や、昇降路
スペースの縮小等の各種効果が期待できるエレベータの
給電システムを提供することにある。 【構成】 昇降路1内に巻き掛けたメインロープ5を介
しかご6とつり合いおもり7とをガイドレール8,9に
沿ってつるべ式に昇降可能に吊持し、かご6とつり合い
おもり7との両方に昇降用駆動ユニット10を設け、か
ご6とつり合いおもり7との間で送電可能とする送電ラ
イン11をメインロープ5中に貫通して設け、つり合い
おもり7に電源12を供給する電源供給ライン13を設
け、この電源供給ライン13とメインロープ5中の送電
ライン11を用いて昇降用駆動ユニット10並びにかご
6側の電気機器14に給電を行う構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、つるべ式のエレベ
ータのかごやつり合いおもりに設けた昇降用駆動ユニッ
トに電源を供給する給電システムに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のつるべ式エレベータは、昇降路
の上部機械室内にシーブを設け、これらにメインロープ
を巻き掛けて両端側を昇降路内に垂下し、このメインロ
ープの一端に乗客等を乗せるかごを、他端につり合いお
もりを連結することで、その両者をつるべ式に吊持する
と共に、その両者を昇降路内壁に付設した左右一対ずつ
のガイドレールにガイドローラやガイドシューを介して
昇降可能に案内支持している構成である。
【0003】こうしたつるべ式エレベータのかごとつり
合いおもりとの昇降駆動手段として、従来は昇降路上部
の機械室内に設置した巻上機が主流であったが、現在で
はビルの高層化に伴う屋上の高さ制限等から昇降路上部
の機械室の縮小化を狙って、自走式の如くかご或いはつ
り合いおもりに昇降用駆動ユニット(自走ドライブユニ
ット)を設ける場合が多くなって来た。
【0004】この種の昇降用駆動ユニットの代表的なも
のとしてはリニアモータ駆動方式のものがある。これは
リニアモータの一次導体ユニットをかご或いはつり合い
おもりに設け、これに電源を供給することにより、昇降
路内に上下に亘って付設したリニアモータの二次導体と
の間で磁力を発生して推力を得て、かごとつり合いおも
りとをメインロープを介し相対的に昇降移動させる方式
である。その他の昇降用駆動ユニットとしては、例えば
ローラ或いはタイヤ摩擦駆動方式がある。
【0005】こうした昇降用駆動ユニットは、かごとつ
り合いおもりとの重量バランスの面から見ると該つり合
いおもりに設けるのが有利である一方、かごのスムーズ
な昇降移動の面から見ると該かごに設けるのが有利であ
るので、かごとつり合いおもりどちらか一方又は両方に
設ける場合がある。
【0006】以上のようなつるべ式エレベータにおける
給電システムは、建物内の客先電源に電力線を接続して
昇降路上部(建物最上階)の機械室内に引き込み、これ
と接続した制御装置を介してテールコード(電力ケーブ
ル)を該機械室から昇降路内に垂らし、その先端をU字
状に引き上げてかごとつり合いおもりに連絡して、該か
ごやつり合いおもりの昇降用駆動ユニットに給電を行う
と共に、かごには照明器具や制御器や通話器等の電気機
器があることから、これらへの電源供給並びに制御や通
話信号の授受等を行う構成となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述のテー
ルコードを用いた給電システムでは、かごに連絡するテ
ールコードは昇降運転に伴い揺れても、この配線付近の
空間が比較的広いので問題が無いが、つり合いおもりに
連絡するテールコードは、昇降運転に伴い揺れると、こ
の配線付近の空間が狭く、レールブラケットや各階位置
の着床スイッチなどの各種周辺機具類に該テールコード
のU字状垂れ下がり部が引っ掛かって、そのテールコー
ド自体の損傷や断線或いは周辺機具類の破損を招き易い
ので、昇降路スペースを広くしなければならないなどの
問題がある。
【0008】また、エレベータ機械室は建物の最上階に
設置されるので、そこから昇降路内に垂下されるテール
コードは、建物が高層化するにつれて長くなって重量も
増し、施工が面倒となる上に、機械室への重量負担が大
きく建物強度の設計上不利である。
【0009】更に、テールコードは供給電源を受ける位
置が建物の最上階の機械室に制約されているので、建物
の高層化により客先電源からエレベータ機械室までの距
離が遠くなって電力線の引き回しが困難になるなどの問
題がある。
【0010】本発明は上記事情に鑑みなされ、主な目的
とするところは、第1に、少なくともつり合いおもりに
連絡するテールコードを不要にできて、従来のような問
題即ち、かご側のテールコードの周辺器具類への引っ掛
かりによる損傷や断線或いは破損の問題の解消や昇降路
スペースの縮小、部品点数の削減、重量や施工の軽減が
図れ、安全で信頼性の高いエレベータの給電システムを
提供することにある。
【0011】また、第2に、テールコードを全廃でき
て、前記第1の目的に加え、客先からの供給電源を受け
る位置の制約を大幅に緩和し、電力線の引き回しが楽に
なるなど、エレベータ据付の省力化が図れるエレベータ
の給電システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明のエレベータ
の給電システムは、前記第1の目的を達成すべく、昇降
路内に、この上部のシーブに巻き掛けて垂下したメイン
ロープを介しかごとつり合いおもりとを各々ガイドレー
ルに沿ってつるべ式に昇降可能に吊持すると共に、その
かごとつり合いおもりとのどちらか一方又は両方に昇降
用駆動ユニットを設けてなるエレベータにおいて、前記
かごとつり合いおもりとの間で送電可能とする送電ライ
ンを前記メインロープ中に貫通して設ける一方、前記か
ごとつり合いおもりとのどちらか一方に電源を供給する
電源供給ラインを設け、この電源供給ラインと前記メイ
ンロープ中の送電ラインを用いて前記昇降用駆動ユニッ
ト並びにかご側の照明等の電気機器に給電を行うように
した構成である。
【0013】こうした構成により、メインロープ中の送
電ラインによりかごとつり合いおもりとの間で送電が可
能となるので、かごとつり合いおもりとの両方に対して
電源供給ラインを設ける必要が無く、その片方だけで済
み、かごとつり合いおもりとの両方の昇降用駆動ユニッ
トや電気機器への電力供給が可能となる。
【0014】第2の発明のエレベータの給電システム
は、前記第1の発明のエレベータの給電システムにおい
て、更に前記第2の目的を達成すべく、電源供給ライン
として、該かごとつり合いおもりとのどちらか一方のガ
イドレールに電源と接続する電源供給用導電体を該レー
ルの長手方向に亘って設けると共に、当該レールに案内
されるかご或いはつり合いおもりに前記電源供給用導電
体と摺接して集電する接触器を設けた構成である。
【0015】こうした構成により、前記第1の発明の作
用に加えて、電源供給ラインとしてガイドレールを利用
することから、テールコードを全廃できるようになると
共に、供給電源を必ずしも建物最上階の機械室を経由せ
ずに、昇降路全長に亘るガイドレールの縦方向に関し任
意個所から電源供給用導電体に接続することが可能で、
客先からの供給電源を受ける位置の制約を大幅に緩和し
得るようになる。
【0016】第3の発明のエレベータの給電システム
は、前記第1の発明のエレベータの給電システムにおい
て、更に第2の目的を達成すべく、電源供給ラインとし
て、昇降路内に電源と接続する電源供給架線を前記かご
とつり合いおもりとのどちらか一方又は両方のガイドレ
ールに沿って平行に設けると共に、当該レールに案内さ
れるかご或いはつり合いおもりに前記電源供給架線と摺
接して集電する接触器を設けた構成である。これにて前
記第2の発明と同様の作用が得られるようになる。
【0017】第4の発明のエレベータの給電システム
は、前記第1の目的を達成すべく、前記第1の発明のエ
レベータの給電システムにおいて、電源供給ラインとし
て、昇降路内に電源とかごとを連絡するテールコードを
設けた構成である。
【0018】これにてそのテールコードからかごに供給
した電源をメインロープ中の送電ラインを介してつり合
いおもりにも供給できるので、電源供給ラインとしての
テールコードを狭い空間のつり合いおもり側に設ける必
要が無く、テールコードの周辺器具類への引っ掛かりに
よる損傷や断線或いは破損の問題の解消や、昇降路スペ
ースの縮小、部品点数の削減、重量や施工の軽減が図
れ、安全で信頼性の向上が図れるようになる。
【0019】第5の発明のエレベータの給電システム
は、前記第2の発明のエレベータの給電システムにおい
て、かごとつり合いおもりとの両方のガイドレールに各
々電源と接続する電源供給用導電体を該レール長手方向
に亘ってそれぞれ設けると共に、かごとつり合いおもり
に前記電源供給用導電体と摺接して集電する接触器を設
けることで2系統の電源供給ラインを構成し、平時はそ
の一方の系統の電源供給ラインと前記メインロープ中の
送電ラインを用いて前記昇降用駆動ユニット並びにかご
側の照明等の電気機器に給電を行い、該一方の系統の異
常時には他方の系統の電源供給ラインをバックアップ用
として利用可能としたことを特徴とする。
【0020】これにより、何らかの要因で一方の系統の
電源供給ラインによる給電が停止した場合、そのバック
アップとして他方の系統の電源供給ラインより給電し
て、エレベータの運転が続行可能となる。
【0021】第6の発明のエレベータの給電システム
は、前記第2の発明のエレベータの給電システムにおい
て、かごとつり合いおもりとのどちらか一方又は両方の
ガイドレールに電源供給用導電体を該レール長手方向に
亘って設けると共に、当該ガイドレールに案内されるか
ご或いはつり合いおもりに前記電源供給用導電体と摺接
して集電する接触器を設けることで1系統又は2系統の
電源供給ラインを構成し、その1系統又は2系統の一方
の電源供給ラインの電源供給導電体に電源を接続して前
記メインロープ中の送電ラインを用いて前記昇降用駆動
ユニット並びにかご側の照明等の電気機器に給電を行う
一方、停電時救出用電源のバッテリーを昇降路内に設置
し、このバッテリーを前記1系統又は2系統の他方の電
源供給ラインの電源供給導体導に接続して停電時の電源
供給を可能としたことを特徴とする。
【0022】これにより、停電で供給電源からの給電が
ストップした場合、バッテリーから電源供給ラインに給
電することで、エレベータを動かしてかごを近場の階床
に着床させて該かご内の乗客を救出可能となる。また、
バッテリーを昇降路内に設置して電源供給ラインに接続
したので、昇降用駆動ユニットやかご或いはつり合いお
もりの重量増を招くことがなくなる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図示の実施
形態によって説明する。図1乃至図3は本発明の第1の
実施形態に係るエレベータの給電システムを示す。ま
ず、図1において、符号1は建物に構築されたエレベー
タの昇降路で、この上部(建物最上階)に機械室2が設
けられ、この上部機械室2内にシーブ(主滑車とそらせ
車)3,4が設けられ、これらにメインロープ(主索)
5が巻き掛けられて昇降路1内に垂下されている。この
メインロープ5の一端にかご(乗りかご)6が、他端に
つり合いおもり(カウンターウエート)7がそれぞれ連
結して互いにつるべ式に昇降可能に吊持されている。な
お、メインロープ5は通常5〜6本併用されている。
【0024】前記昇降路1内壁にはこの上下全長に鉛直
に亘ってかご用とつり合いおもり用の左右一対ずつのガ
イドレール7,8がレールブラケットを介し付設され、
これらに前記かご6とつり合いおもり7とが各々ガイド
ローラ或いはガイドシュー(図示せず)を介して昇降可
能に案内支持されている。
【0025】こうしたエレベータのかご6とつり合いお
もり7とのどちらか一方又は両方に自走式の如く昇降用
駆動ユニット(自走ドライブユニット)10が設けられ
ている。なお、この図1の実施形態ではかご6とつり合
いおもり7との両方に昇降用駆動ユニット10が設けら
れている。
【0026】この昇降用駆動ユニット10は、ここでは
リニアモータ駆動方式を採用しており、リニアモータの
一次導体(ステータ)がユニット化されてかご6とつり
合いおもり7とにそれぞれ設け、これら一次導体ユニッ
トに電源を供給することにより、図示しないが昇降路1
内に上下に亘って付設したリニアモータの二次導体(リ
アクションプレート)との間で磁力を発生して推力を得
て、かご6とつり合いおもり7とをメインロープ5を介
し相対的に昇降移動させるようになっている。
【0027】なお、その昇降用駆動ユニット10は、リ
ニアモータ駆動方式に置き換えて、例えばローラ或いは
タイヤ摩擦駆動方式でも可である。これはかご6やつり
合いおもり7に図示しないが左右複数対ずつのローラ或
いはタイヤと駆動モータを設け、このモータに電源を供
給してローラ或いはタイヤを昇降路内壁に付設した左右
のガイドに対し圧接転動させることで、その摩擦力によ
り推力を得てかご6とつり合いおもり7とをメインロー
プ5を介し相対的に昇降移動する方式である。
【0028】こうした構成のつるべ式エレベータの給電
システムとして、まず、前記かご6とつり合いおもり7
とを吊持するメインロープ5の中に送電ライン11が長
手方向に亘り貫通する状態に設けられて、該かご6とつ
り合いおもり7との間で送電を可能としている。
【0029】つまり、図3に示す如く、送電ライン11
は導電体11aと絶縁被覆体11bよりなる電力ケーブ
ルで、メインロープ5の中心を中空(パイプ状ロープ)
にして、その中に該送電ライン11が遊貫されて、メイ
ンロープ5が伸びてもつられて伸びて断線するようなこ
とが無いようにされている。この送電ライン11はかご
6とつり合いおもり7との間で送電が必要な本数(各々
閉回路を構成する正極と負極分も含む)となるように複
数本のメインロープ5中にそれぞれ通されている。その
送電ライン11のなかには各種制御信号並びに通話など
の送受信回路用の電線束も含まれている。
【0030】なお、図4は送電ライン11を中心に通し
たメインロープ5の変形例を示すもので、多数本のスト
ランド5a…をより合わせてなる構成のメインロープ5
の中心空間に前記同様の送電ライン11が遊貫されてい
る。
【0031】一方、前記かご6とつり合いおもり7との
どちらか一方即ち、本実施形態では図1に示す如くつり
合いおもり7にこのガイドレール9を利用して客先から
の供給電源12を接続する電源供給ライン13が設けら
れて、該つり合いおもり7の昇降用駆動ユニット10に
給電すると共に、そのつり合いおもり7から前記メイン
ロープ5中の送電ライン11を用いて送電してかご6の
昇降用駆動ユニット10並びに該かご6側の照明等の電
気機器14に給電するように構成されている。
【0032】前記電源供給ライン13の具体的な実施形
態を図2に示している。この電源供給ライン13は、つ
り合いおもり7のガイドレール9の全長に亘って設けら
れて客先からの供給電源12と接続する電源供給用導電
体15と、当該レール9に案内されるつり合いおもり7
に該電源供給用導電体15と摺接して集電する接触器1
6とで構成されている。
【0033】更に詳述すると、つり合いおもり7のガイ
ドレール9のフランジ部9aの左右部にそれぞれ縦方向
全長に亘って溝9bが形成され、これら各溝9bに絶縁
材17を介在して前記電源供給用導電体15がそれぞれ
全長に亘って設けられている。一方、つり合いおもり7
の該レール9と対向する側に一対の接触器16が設けら
れている。これら接触器16は、各々前記集電子18を
コイルばね等の付勢手段19により前記ガイドレール9
の左右の電源供給用導電体15に常に押付ける状態に付
勢して、該集電子18がつり合いおもり7の走行振動な
どにより電源供給用導電体15から離れて通電不良を起
こすことがないようにしている。
【0034】こうした構成のエレベータの給電システム
であれば、客先からの供給電源12をつり合いおもり7
のガイドレール9に設けた電源供給ライン13の電源供
給用導電体15に供給し、これに摺接する接触器16の
集電子18で集電して、これからつり合いおもり7の昇
降用駆動ユニット10に給電すると共に、そのつり合い
おもり7から前記メインロープ5中の送電ライン11を
用いてかご6に送電して、そのかご6の昇降用駆動ユニ
ット10並びに該かご6側の照明等の電気機器14に給
電できるようになる。
【0035】このようにメインロープ5中の送電ライン
11によりかご6とつり合いおもり7との間での送電を
行うので、かご6とつり合いおもり7との両方に対して
電源供給ライン13を設ける必要が無く、少なくともそ
の片方のみに電源給電ライン13を設けるだけで済むこ
とになり、部品点数の削減や施工の軽減が図れるように
なる。
【0036】また、電源供給ライン13としてガイドレ
ール9を利用することから、従来のテールコードを全廃
できるので、従来の如くテールコードを狭い空間のつり
合いおもり7側に設ける必要が無く、テールコードの周
辺器具類への引っ掛かりによる損傷や断線或いは破損の
問題の解消や、昇降路スペースの縮小、重量や施工の軽
減が図れ、安全で信頼性の向上が図れるようになる。
【0037】更に、前述の如く電源供給ライン13とし
てガイドレール9を利用することから、供給電源12を
必ずしも建物最上階の機械室2を経由せずに、昇降路1
全長に亘るガイドレール9の縦方向に関し任意個所例え
ば、昇降路1内最下部等の電源引き回しに都合の良い個
所から電源供給用導電体15に接続することが可能で、
各先からの供給電源12を受ける位置の制約を大幅に緩
和し得るようになる。
【0038】なお、この実施形態のエレベータの給電シ
ステムでは、つり合いおもり7のガイドレール9は左右
一対あるので、この両方を利用して前記電源供給ライン
13を構成することも可能である。また、前記接触器1
6はつり合いおもり7のガイドレール9に対するガイド
ローラ或いはガイドシュー自体を兼用する構成としても
良い。更には、かご6側のガイドレール8を利用して前
記同様の電源供給ライン13を構成しても可である。
【0039】次に、図5に本発明の第2の実施形態に係
るエレベータの給電システムを示す。なお、これ以降の
各実施形態の構成の中で前述の第1の実施形態と同一構
成をなすものには同一符号を付して説明の簡略化を図る
ことにする。
【0040】まず、この実施形態のエレベータの給電シ
ステムでは、前述同様のつるべ式エレベータにおいて、
メインロープ5中に送電ライン11が貫通されて、かご
6とつり合いおもり7との間で送電可能にされている。
また、客先からの供給電源12と接続する電源供給ライ
ン13としては、複数本の電源供給架線21がかご6と
つり合いおもり7とのどちらか一方又は両方即ち、本実
施形態では両方のガイドレール8,9に沿って平行にそ
れぞれ昇降路1内全長に亘って張設されていると共に、
当該レール8,9に案内されるかご6及びつり合いおも
り7から突出して前記電源供給架線21と摺接して集電
する接触器22が各々設けられて構成されている。これ
にて前述の実施形態のものと略同様の作用効果が得られ
るようになる。
【0041】なお、この実施形態では、かご6とつり合
いおもり7との両方に電源供給ライン13を備えたが、
図1の実施形態のようにつり合いおもり7側のみ又はか
ご6側のみに複数本の電源供給架線21を設けて電源供
給ライン13を構成しても良い。
【0042】図6に本発明のエレベータの給電システム
の第3の実施形態を示す。この実施形態のエレベータの
給電システムでは、前述同様のつるべ式エレベータにお
いて、メインロープ5中に送電ライン11が貫通され
て、かご6とつり合いおもり7との間で送電可能にされ
ている。また、客先からの供給電源12と接続する電源
供給ライン13としては、かご6側のみに連絡するテー
ルコード(電力ケーブル)25が設けられている。
【0043】このテールコード25は、一端が昇降路1
上部の機械室2内に設置した制御装置26を介して電源
と接続され、他端が昇降路1内に垂下され且つU字状に
引き上げられてかご6に連絡されている。このテールコ
ード25は電源供給用電線とその他の制御や通話信号の
授受用電線とを一体化(一束化)したケーブルである。
【0044】このテールコード25により供給電源12
をかご6の昇降用駆動ユニット10に供給すると共に、
該かご6の照明等の電気機器14に給電する。また、そ
のかご6からメインロープ5中の送電ライン11を介し
てつり合いおもり7の昇降用駆動ユニット10に給電す
る。
【0045】これにて、電源供給ライン13としてのテ
ールコード25をかご6側のみに設け、狭い空間のつり
合いおもり7側に設ける必要が無いので、テールコード
25を従来より一本減らせると共に、該テールコード2
5が昇降運転中に揺れても昇降路1内のレールブラケッ
トや各階位置の着床スイッチなどの周辺器具類への引っ
掛かりが無く、コード自体該損傷や断線或いは周辺器具
類の破損などの問題を解消できて、昇降路スペースの縮
小、部品点数の削減、重量や施工の軽減が図れ、安全で
信頼性の向上が図れるようになる。
【0046】図7に本発明のエレベータの給電システム
の第4の実施形態を示している。この実施形態のエレベ
ータの給電システムは、前述同様のつるべ式エレベータ
において、メインロープ5中に送電ライン11が貫通さ
れて、かご6とつり合いおもり7との間で送電可能にさ
れている。また、客先からの供給電源12と接続する電
源供給ライン13としては、前記第1の実施形態では1
系統の電源供給ライン13を設けたが、ここでは2系統
の電源供給ライン13,13が設けられている。
【0047】つまり、かご6とつり合いおもり7との両
方のガイドレール8,9に各々客先からの供給電源12
と接続する電源供給用導電体15(図2参照)が該レー
ル8,9の長手方向に亘ってそれぞれ設けられていると
共に、かご6とつり合いおもり7とに前記電源供給用導
電体15に各々摺接して集電する接触器16(図2参
照)が設けられていることで2系統の電源供給ライン1
3,13が並列的に構成されている。
【0048】これにより、平時はその一方の系統の電源
供給ライン13と前記メインロープ5中の送電ライン1
1を用いて前記かご6とつり合いおもり7との昇降用駆
動ユニット10並びにかご6側の照明等の電気機器に給
電を行う。そして、該一方の系統の電源供給ライン13
の接触器16等が故障などの異状をきたして給電が停止
した時には、他方の系統の電源供給ライン13をバック
アップ用として利用して給電し、エレベータの運転を続
行できるようになる。
【0049】図8に本発明のエレベータの給電システム
の第5の実施形態を示している。この実施形態のエレベ
ータの給電システムは、前記同様のつるべ式エレベータ
において、メインロープ5中に送電ライン11が貫通さ
れて、かご6とつり合いおもり7との間で送電可能にさ
れている。また、客先からの供給電源12と接続する電
源供給ライン13としては、前記第1の実施形態の図1
と同様に、つり合いおもり7のガイドレール9に電源供
給用導電体15(図2参照)が設けられていると共に、
つり合いおもり7に集電する接触器16(図2参照)が
設けられて構成され、この電源供給ライン13とメイン
ロープ5中の送電ライン11を用いて客先からの供給電
源12をかご6及びつり合いおもり7の昇降用駆動ユニ
ット10並びにかご6側の照明等の電気機器14に供給
するようになっている。
【0050】一方、かご6のガイドレール8にも前記同
様の電源供給用導電体15(図2参照)が該レール長手
方向に亘って設けられていると共に、当該ガイドレール
9に案内されるかご6に前記電源供給用導電体15に摺
接して集電する接触器16(図2参照)が設けられて第
2の電源供給ライン13が構成されている。つまり、電
源供給ライン13が2系統構成されている。但し、この
かご6側の第2の電源供給ライン13は客先からの供給
電源12と接続せず、昇降路1内底部に設置した停電時
救出用電源のバッテリー30と電源供給用導電体15が
接続されている。
【0051】これにより、客先からの供給電源12が停
電で一方(つり合いおもり7側)の系統の電源供給ライ
ン13からの給電がストップした場合、バッテリー30
から他方の(かご6側)の系統の第2の電源供給ライン
13及び送電ライン11を介してかご6並びにつり合い
おもり7の昇降用駆動ユニット10に給電し、エレベー
タを動かしてかご6を近場に着床させて該かご6内の乗
客を救出可能とする。
【0052】こうすることで、停電時の救出用電源のバ
ッテリー30をかご6やつり合いおもり7の昇降用駆動
ユニット10に搭載せずに、昇降路1内に設置できの
で、該昇降用駆動ユニット10やかご6或いはつり合い
おもり7の重量増を招くことがなくなる。
【0053】なお、この実施形態では2系統の電源供給
ライン13を設けたが、かご6とつり合いおもり7との
いずれか一方のみに電源供給ライン13を1系統のみ設
けて、これに客先からの供給電源12と停電時の救出用
電源のバッテリー30との両方を接続しておいても可で
ある。
【0054】図9に本発明のエレベータの給電システム
の第6の実施形態を示している。この実施形態のエレベ
ータの給電システムは、前記同様のつるべ式エレベータ
において、メインロープ5中に送電ライン11が貫通さ
れて、かご6とつり合いおもり7との間で送電可能にさ
れている。また、客先からの供給電源12と接続する電
源供給ライン13としては、つり合いおもり7のガイド
レール9に電源供給用導電体15(図2参照)が設けら
れていると共に、つり合いおもり7に集電する接触器1
6(図2参照)が設けられて構成されている。
【0055】そして、かご6及びつり合いおもり7の昇
降用駆動ユニット10には、インバータ装置31のみが
設けられ、交流である客先からの供給電源12を直流に
変換する整流装置32は昇降路1の上部機械室2に設置
した制御装置(制御盤)26に設置されている。これで
各昇降用駆動ユニット10の軽量化が図れるようにな
る。
【0056】この整流装置32で供給電源12が直流に
変換されてから電源供給ライン13のガイドレール9の
上端方より電源供給用導電体15に供給され、これから
接触器16を介してつり合いおもり7の昇降用駆動ユニ
ット10のインバータ装置31に供給され、更にメイン
ロープ5中の送電ライン11を介してかご6の昇降駆動
用ユニット10のインバータ装置31や照明等の電気機
器14に供給されるようになる。前記インバータ装置3
1は電圧と周波数を同時に制御して昇降用駆動ユニット
10の適正なトルクコントロールを行って常に最適なエ
レベータ運行を可能にするようになる。
【0057】
【発明の効果】本発明のエレベータの給電システムは、
以上の如くいくつかの実施形態で説明したような構成と
したから、以下に記載されるような効果がある。メイン
ロープ中の送電ライン介してかごとつり合いおもりとの
間で送電ができ、かごとつり合いおもりとの少なくとも
片方のみに電源供給ラインを設ければ済むので、部品点
数の削減や、重量や施工の軽減や、昇降路スペースの縮
小等の各種効果が期待できる。
【0058】特に、つり合いおもりに連絡するテールコ
ードを不要にできて、従来のような問題即ち、かご側の
テールコードの周辺器具類への引っ掛かりによる損傷や
断線或いは破損の問題の解消や昇降路スペースの縮小、
部品点数の削減、重量や施工の軽減が図れ、安全で信頼
性の高いエレベータの給電システムが得られる。
【0059】また、ガイドレール或いは架線を利用する
ことにより、テールコードを全廃できて、客先からの供
給電源を受ける位置の制約を大幅に緩和でき、電力線の
引き回しが楽になるなど、エレベータ据付の省力化が図
れる。
【0060】また、かごとつり合いおもりとの両方のガ
イドレールを利用して2系統の電源供給ラインを備える
ことで、その一方の系統の異常に際しても他方の系統を
バックアップ用としてエレベータの運行を継続できる。
【0061】また、かごとつり合いおもりとのいずれか
のガイドレールを利用して電源供給ラインを設けること
で、停電時の救出用電源のバッテリーを昇降路内に設置
できて、かごやつり合いおもりの重量軽減に役立てる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るエレベータの給
電システムの概略的構成図。
【図2】同上実施形態の電源供給ラインの断面図。
【図3】同上実施形態のメインロープ中の送電ラインの
断面図。
【図4】同上メインロープ及び送電ラインの変形例を断
面図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るエレベータの給
電システムの概略的構成図。
【図6】本発明の第3の実施形態に係るエレベータの給
電システムの概略的構成図。
【図7】本発明の第4の実施形態に係るエレベータの給
電システムの概略的構成図。
【図8】本発明の第5の実施形態に係るエレベータの給
電システムの概略的構成図。
【図9】本発明の第6の実施形態に係るエレベータの給
電システムの概略的構成図。
【符号の説明】
1…昇降路、2…機械室、3,4…シーブ,5…メイン
ロープ、6…かご、7…つり合いおもり、8,9…ガイ
ドレール、10…昇降用駆動ユニット、11…送電ライ
ン、12…電源、13…電源供給ライン、14…電気機
器、15…電源供給用導電体、16…接触器、18…集
電子、19…付勢手段、21…電源供給用架線、22…
接触器、25…テールコード、26…制御装置、30…
停電時救出用電源のバッテリー、31…インバータ装
置、32…整流装置。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路内に、この上部のシーブに巻き掛
    けて垂下したメインロープを介しかごとつり合いおもり
    とを各々ガイドレールに沿ってつるべ式に昇降可能に吊
    持すると共に、そのかごとつり合いおもりとのどちらか
    一方又は両方に昇降用駆動ユニットを設けてなるエレベ
    ータにおいて、前記かごとつり合いおもりとの間で送電
    可能とする送電ラインを前記メインロープ中に貫通して
    設ける一方、前記かごとつり合いおもりとのどちらか一
    方に電源を供給する電源供給ラインを設け、この電源供
    給ラインと前記メインロープ中の送電ラインを用いて前
    記昇降用駆動ユニット並びにかご側の照明等の電気機器
    に給電を行う構成としたことを特徴とするエレベータの
    給電システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のエレベータの給電システ
    ムにおいて、電源供給ラインとして、該かごとつり合い
    おもりとのどちらか一方のガイドレールに電源と接続す
    る電源供給用導電体を該レールの長手方向に亘って設け
    ると共に、当該レールに案内されるかご或いはつり合い
    おもりに前記電源供給用導電体と摺接して集電する接触
    器を設けたことを特徴とするエレベータの給電システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のエレベータの給電システ
    ムにおいて、電源供給ラインとして、昇降路内に電源と
    接続する電源供給架線を前記かごとつり合いおもりとの
    どちらか一方又は両方のガイドレールに沿って平行に設
    けると共に、当該レールに案内されるかご或いはつり合
    いおもりに前記電源供給架線と摺接して集電する接触器
    を設けたことを特徴とするエレベータの給電システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のエレベータの給電システ
    ムにおいて、電源供給ラインとして、昇降路内に電源と
    かごとを連絡するテールコードを設けたことを特徴とす
    るエレベータの給電システム。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のエレベータの給電システ
    ムにおいて、かごとつり合いおもりとの両方のガイドレ
    ールに各々電源と接続する電源供給用導電体を該レール
    長手方向に亘ってそれぞれ設けると共に、かごとつり合
    いおもりに前記電源供給用導電体と摺接して集電する接
    触器を設けることで2系統の電源供給ラインを構成し、
    平時はその一方の系統の電源供給ラインと前記メインロ
    ープ中の送電ラインを用いて前記昇降用駆動ユニット並
    びにかご側の照明等の電気機器に給電を行い、該一方の
    系統の異常時には他方の系統の電源供給ラインをバック
    アップ用として利用可能としたことを特徴とするエレベ
    ータの給電システム。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のエレベータの給電システ
    ムにおいて、かごとつり合いおもりとのどちらか一方又
    は両方のガイドレールに電源供給用導電体を該レール長
    手方向に亘って設けると共に、当該ガイドレールに案内
    されるかご或いはつり合いおもりに前記電源供給用導電
    体と摺接して集電する接触器を設けることで1系統又は
    2系統の電源供給ラインを構成し、その1系統又は2系
    統の一方の電源供給ラインの電源供給導電体に電源を接
    続して前記メインロープ中の送電ラインを用いて前記昇
    降用駆動ユニット並びにかご側の照明等の電気機器に給
    電を行う一方、停電時救出用電源のバッテリーを昇降路
    内に設置し、このバッテリーを前記1系統又は2系統の
    他方の電源供給ラインの電源供給導体導に接続して停電
    時の電源供給を可能としたことを特徴とするエレベータ
    の給電システム。
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