JPH07204324A - パチンコ玉発射装置 - Google Patents

パチンコ玉発射装置

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JPH07204324A
JPH07204324A JP316494A JP316494A JPH07204324A JP H07204324 A JPH07204324 A JP H07204324A JP 316494 A JP316494 A JP 316494A JP 316494 A JP316494 A JP 316494A JP H07204324 A JPH07204324 A JP H07204324A
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JP
Japan
Prior art keywords
pachinko ball
motor
ball launching
gear
cam member
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Pending
Application number
JP316494A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Maruyama
成司 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータ自体にギヤヘッドを必要とせず、ま
た、高トルクモータの必要性も無く、安価かつ容易に製
作できるパチンコ玉発射装置を提供することである。 【構成】 ステッピングモータ3の起動によってそのモ
ータギヤ3bが矢印A方向に回転すると、そのモータギ
ヤ3bに噛み合う動力摂取ギヤ1aがカム部材1と一体
的に矢印B方向に回転する。これに伴い、カム部材1が
中間アーム5aに係合してパチンコ玉発射槌5を戻しバ
ネ6の弾発作用に抗して矢印D方向に回動する。そし
て、カム部材1が中間アーム5aから外れると、パチン
コ玉発射槌5は、戻しバネ6の弾発作用により、矢印C
方向に素早く回動して元の待機位置に戻る。このとき、
パチンコ玉発射槌5の槌部5cがパチンコ玉8を激しく
叩き、そのパチンコ玉8を発射させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機に使用され
るパチンコ玉発射装置、特に、モータによって駆動され
る電動式のパチンコ玉発射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパチンコ玉発射装置は、
図3に示すように、モータ3と連動するカム部材1によ
ってパチンコ玉発射槌5を回動駆動する際、小型モータ
自体にギヤヘッドを備えて駆動トルクを稼ぐようにした
モータか、或いは高出力のモータを用いて、それぞれモ
ータの出力軸3bに直接前記カム部材1を取り付けて駆
動するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のパチンコ玉発射装置によれば、モータ自体にギ
ヤヘッドを持つことになり、また、ギヤヘッドを持たな
いとすれば、モータ自体が高トルク仕様になるために、
そのモータ自体が大きくなってモータの単価が相当高く
なってしまうという問題があった。
【0004】また、ギヤヘッドを有するモータ、或いは
高トルクモータの使用によれば、省スペース化の対応に
問題があった。
【0005】然るに、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、モータ自体にギヤヘッ
ドを必要とせず、また、高トルク仕様の必要性もなく、
安価かつ容易に製作できるパチンコ玉発射装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1のパチンコ玉発射装置は、一軸線
の周りに回動可能に支持され、かつ一方向に回動するこ
とによってパチンコ玉を叩くパチンコ玉発射槌と、その
パチンコ玉発射槌を常には前記一方向に付勢する弾性手
段と、駆動源によって一方向に回動することにより前記
パチンコ玉発射槌を前記弾性手段の弾発作用に抗して他
方向に回動させると共に、所定の回動位置で釈放させる
カム部材とを備えたパチンコ玉発射装置において、前記
駆動源の動力を得て前記カム部材の回動軸線の周りで一
方向に回動する動力摂取部材を備え、その動力摂取部材
を前記カム部材と一体的に構成したものである。
【0007】また、請求項2のパチンコ玉発射装置は、
特に、前記駆動源を、モータギヤを有するモータによっ
て構成すると共に、前記動力摂取部材を前記モータギヤ
に噛み合う動力摂取ギヤによって構成したものである。
【0008】さらに、請求項3のパチンコ玉発射装置
は、特に、前記カム部材及び動力摂取ギヤをその回動軸
線方向に並べて一体的に構成したものである。
【0009】
【作用】前記の構成を有する本発明の請求項1のパチン
コ玉発射装置によれば、駆動源によって一方向に回動す
るカム部材により、前記パチンコ玉発射槌を前記弾性手
段の弾発作用に抗して所定の回動位置まで他方向に回動
して釈放すると、そのパチンコ玉発射槌が前記弾性手段
の弾発作用によって一方向に素早く戻り回動してパチン
コ玉を強力に弾く。そして、この場合、前記駆動源から
動力を得て一方向に回動する動力摂取部材がカム部材と
一体的に構成されているので、駆動の位相ずれが生じな
いと共に、前記駆動源としてモータを使用する場合にギ
ヤヘッドを設けたり高トルクモータを使用する必要がな
くなる。
【0010】また、請求項2のパチンコ玉発射装置によ
れば、前記モータのモータギヤを前記動力摂取ギヤに直
接噛み合わせているから、装置の省スペース化を計るこ
とができる。
【0011】さらに、請求項3のパチンコ玉発射装置に
よれば、前記カム部材及び動力摂取ギヤをその回動軸線
方向に並べて一体的に構成したので、装置の省スペース
化を計ることができることはもとより、射出成形等によ
り簡単に製造することができる。
【0012】
【実施例】以下に、本発明を具体化した一実施例を図面
を参照して説明する。
【0013】図1及び図2は、本実施例のパチンコ玉発
射装置10の構成を示す図であり、駆動源を構成する周
知のステッピングモータ3が備えられると共に、そのモ
ータ3の下部或いは周囲にモータ駆動回路(制御回路)
4が一体的に取り付けられている。このモータ3の出力
軸3aには、小型のモータギヤ3bが一体的に回転可能
に固定されている。さらに、前記出力軸3aから離間し
た位置には、その出力軸3aと平行な支持軸2が装置本
体に回動可能に支持される。前記支持軸2には、略三日
月形のカム部材1及び大径の動力摂取ギヤ(動力摂取部
材)1aが軸線方向に並べて支持軸2と共に一体的に構
成される。それ等支持軸2とカム部材1と動力摂取ギヤ
1aとは、アルミニウム等の金属材料を使用したダイキ
ャスト成形、もしくは合成樹脂材料を使用した射出成形
等によって一体的に構成される。前記動力摂取ギヤ1a
は、前記モータギヤ3bに噛み合わされ、図1に示され
るように、そのモータギヤ3bが矢印Aの反時計方向に
回転することによって常に矢印Bの時計方向に減速回転
されるようになっている。
【0014】パチンコ玉発射槌5は、装置本体に前記支
持軸2と平行に支持された支軸5bを中心として回動可
能に装置され、前記カム部材1の外周面と係合可能な中
間アーム5aと、レール9上のパチンコ玉8を叩くため
の槌部5cを先端に備えた槌部アーム5dと、その槌部
アーム5dの反対側に突出したストッパアーム5eとが
設けられている。
【0015】前記支軸5bの周りには、ねじりコイルバ
ネで構成された戻しバネ6(弾性部材)が支持され、そ
の一端部がパチンコ玉発射装置に固定されると共に、他
端部が装置本体に固定される。その戻しバネ6は、前記
パチンコ玉発射槌5を常に矢印Cの時計方向に回動付勢
して、常には、パチンコ玉発射槌5をその槌部アーム5
d及びストッパアーム5eがそれぞれ固定のストッパ
7、7に当接する実線図示位置に保持している。前記ス
トッパ7、7は、例えば、硬質ゴムを皮革で覆う等して
構成されており、矢印C方向に回動したパチンコ玉発射
槌5と衝突したとき、その衝撃を緩和すると共に、一定
の待機位置にパチンコ玉発射槌5を保持するようになっ
ている。
【0016】本実施例は以上に説明したように構成され
る。
【0017】以下に、前記構成に基づく作用を説明す
る。
【0018】モータ3が駆動されると、その出力軸3a
と一体的に回転するモータギヤ3bが矢印A方向に回転
する。そして、そのモータギヤ3bと噛み合う動力摂取
ギヤ1aは、モータ3のモータギヤ3bの回転に伴い、
支持軸2を中心に矢印B方向にカム部材1と一体的に同
方向に回転する。これに伴い、カム部材1が中間アーム
5aと係合すると、パチンコ玉発射槌5は支軸5bを中
心に矢印Dで示される反時計方向に回動される。さら
に、カム部材1が矢印B方向に回転し、そのカム部材1
が所定位置まで回転したとき、そのカム部材1から中間
アーム5aが外れる。すると、パチンコ玉発射槌5は、
支軸5bに巻回された戻しバネ6の弾発作用によって、
矢印C方向に素早く回動して、一対のストッパ7、7に
当接する元の待機位置に戻る。このとき、パチンコ玉発
射槌5は、ストッパ7、7に衝合してそれ以上の回動が
阻止され、それと同時に、パチンコ玉発射槌5の槌部5
cがパチンコ玉8を激しく叩き、その作用によりパチン
コ玉8がレール9に沿って高速で発射される。
【0019】カム部材1の動力摂取ギヤ1aは、モータ
3のモータギヤ3bに比較して直径が大きい大型のもの
であるため、このモータ3は安価な小トルクモータが使
用できる。また、駆動源としてのモータはステッピング
モータに限らず同程度のACモータでもDCモータでも
よい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のパチンコ玉発射装置によれば、特に、駆動源から
動力を得る動力摂取部材をカム部材と一体的に構成した
ので、モータ自体にギヤヘッドを必要とせず、しかも、
高トルクモータの必要性も無いものである。また、駆動
源であるモータのモータギヤを動力摂取ギヤに直接噛み
合わせたので、装置の省スペース化を計ることができ
る。さらに、前記カム部材と動力摂取ギヤとをその回動
軸線方向に並べて一体的に構成したので、装置の省スペ
ース化を計ることができることはもとより、そのカム部
材等を射出成形等によって安価かつ容易に製作すること
ができる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すパチンコ玉発射装置の
構成図である。
【図2】パチンコ玉発射装置の斜視図である。
【図3】従来のパチンコ玉発射装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 カム部材 1a 動力摂取ギヤ 3 ステッピングモータ 3b モータギヤ 5 パチンコ玉発射槌 6 戻しバネ 8 パチンコ玉 10 パチンコ玉発射装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一軸線の周りに回動可能に支持され、か
    つ一方向に回動することによってパチンコ玉を叩くパチ
    ンコ玉発射槌と、そのパチンコ玉発射槌を常には前記一
    方向に付勢する弾性手段と、駆動源によって一方向に回
    動することにより前記パチンコ玉発射槌を前記弾性手段
    の弾発作用に抗して他方向に回動させると共に、所定の
    回動位置で釈放させるカム部材とを備えたパチンコ玉発
    射装置において、 前記駆動源の動力を得て前記カム部材の回動軸線の周り
    で一方向に回動する動力摂取部材を備え、その動力摂取
    部材を前記カム部材と一体的に構成したことを特徴とす
    るパチンコ玉発射装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動源を、モータギヤを有するモー
    タによって構成する一方、前記動力摂取部材を前記モー
    タギヤに噛み合う動力摂取ギヤによって構成したことを
    特徴とする請求項1に記載のパチンコ玉発射装置。
  3. 【請求項3】 前記カム部材及び動力摂取ギヤをその回
    動軸線方向に並べて一体的に構成したことを特徴とする
    請求項2に記載のパチンコ玉発射装置。
JP316494A 1994-01-17 1994-01-17 パチンコ玉発射装置 Pending JPH07204324A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006167014A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Omron Corp 遊技球発射装置
JP2008245740A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Nidec Copal Electronics Corp 反転表示器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006167014A (ja) * 2004-12-14 2006-06-29 Omron Corp 遊技球発射装置
JP4626288B2 (ja) * 2004-12-14 2011-02-02 オムロン株式会社 遊技球発射装置
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