JPH07225246A - 電気式メータ装置 - Google Patents
電気式メータ装置Info
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- JPH07225246A JPH07225246A JP3761294A JP3761294A JPH07225246A JP H07225246 A JPH07225246 A JP H07225246A JP 3761294 A JP3761294 A JP 3761294A JP 3761294 A JP3761294 A JP 3761294A JP H07225246 A JPH07225246 A JP H07225246A
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- JP
- Japan
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- pointer
- initial position
- permanent magnet
- sweep signal
- meter device
- Prior art date
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R7/00—Instruments capable of converting two or more currents or voltages into a single mechanical displacement
- G01R7/04—Instruments capable of converting two or more currents or voltages into a single mechanical displacement for forming a quotient
- G01R7/06—Instruments capable of converting two or more currents or voltages into a single mechanical displacement for forming a quotient moving-iron type
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 指針を自動的に初期位置に戻すことができる
電気式メータ装置を提供する。 【構成】 指針５の回転軸３に設けた可動永久磁石６
と、この可動永久磁石６に対応して配置され指針５を初
期位置へ復帰させるための固定永久磁石６０と、合成磁
界を作る複数のコイル８，９と、この複数のコイル８，
９に駆動電圧を与えるコイル駆動手段１２とを備え、複
数のコイル８，９によって作られる合成磁界の方向に回
転軸３を回転させて指針５により指示する電気式メータ
装置１において、指針５を初期位置に復帰させるスイー
プ信号を発生させるスイープ信号発生手段１３を備え、
このスイープ信号によってコイル駆動手段１２を作動さ
せて指針５を初期位置に復帰させるように構成してい
る。
電気式メータ装置を提供する。 【構成】 指針５の回転軸３に設けた可動永久磁石６
と、この可動永久磁石６に対応して配置され指針５を初
期位置へ復帰させるための固定永久磁石６０と、合成磁
界を作る複数のコイル８，９と、この複数のコイル８，
９に駆動電圧を与えるコイル駆動手段１２とを備え、複
数のコイル８，９によって作られる合成磁界の方向に回
転軸３を回転させて指針５により指示する電気式メータ
装置１において、指針５を初期位置に復帰させるスイー
プ信号を発生させるスイープ信号発生手段１３を備え、
このスイープ信号によってコイル駆動手段１２を作動さ
せて指針５を初期位置に復帰させるように構成してい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動二輪車等
に備えられる電気式メータ装置に関する。
に備えられる電気式メータ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、自動二輪車等には、スピードメ
ータやタコメータ等が備えられ、この種のメータ装置に
は例えば復帰バネに抗して指針の回転軸を回転させ、こ
の回転軸の作動を停止すると、復帰バネによって指針の
回転軸が逆方向に回転して初期位置に復帰させるものが
ある。
ータやタコメータ等が備えられ、この種のメータ装置に
は例えば復帰バネに抗して指針の回転軸を回転させ、こ
の回転軸の作動を停止すると、復帰バネによって指針の
回転軸が逆方向に回転して初期位置に復帰させるものが
ある。
【０００３】このように復帰バネを備えるメータ装置
は、機械的部材によって指針の回転軸を回転させ、かつ
初期位置に復帰させているため、構造が複雑で、コスト
も嵩む等の問題がある。
は、機械的部材によって指針の回転軸を回転させ、かつ
初期位置に復帰させているため、構造が複雑で、コスト
も嵩む等の問題がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このため、復帰バネを
備えるメータ装置に代えて、指針の回転軸に設けた可動
永久磁石と、この可動永久磁石に対応して配置され前記
指針を初期位置へ復帰させるための固定永久磁石と、合
成磁界を作る複数のコイルと、この複数のコイルに駆動
電圧を与えるコイル駆動手段とを備え、複数のコイルに
よって作られる合成磁界の方向に前記回転軸を回転させ
て指針により指示する電気式メータ装置をスピードメー
タやタコメータ等に用いることが考えられる。
備えるメータ装置に代えて、指針の回転軸に設けた可動
永久磁石と、この可動永久磁石に対応して配置され前記
指針を初期位置へ復帰させるための固定永久磁石と、合
成磁界を作る複数のコイルと、この複数のコイルに駆動
電圧を与えるコイル駆動手段とを備え、複数のコイルに
よって作られる合成磁界の方向に前記回転軸を回転させ
て指針により指示する電気式メータ装置をスピードメー
タやタコメータ等に用いることが考えられる。
【０００５】ところで、このような電気式メータ装置で
は、電源オフ時に可動永久磁石と、固定永久磁石による
吸引力で初期位置に復帰するが、指針が所定以上の位置
を示している時に電源をオフにするとき、逆方向から初
期位置に復帰することがある。このため、例えば初期位
置を設定するストッパが邪魔になって、指針の戻が規制
され、これにより指針を初期位置に戻すことができない
場合がある。
は、電源オフ時に可動永久磁石と、固定永久磁石による
吸引力で初期位置に復帰するが、指針が所定以上の位置
を示している時に電源をオフにするとき、逆方向から初
期位置に復帰することがある。このため、例えば初期位
置を設定するストッパが邪魔になって、指針の戻が規制
され、これにより指針を初期位置に戻すことができない
場合がある。
【０００６】従って、一旦、指針が高い指示をする状
態、例えば高速走行あるいは空ブカシを行ない、指針を
追従させることが行なわれるが、電気式メータ装置を特
別な状態にする必要があり、手数を要する。
態、例えば高速走行あるいは空ブカシを行ない、指針を
追従させることが行なわれるが、電気式メータ装置を特
別な状態にする必要があり、手数を要する。
【０００７】また、外部から永久磁石を近付けて、指針
を永久磁石の磁力によって追従させて初期位置に復帰さ
せているが、別に永久磁石を用意し、しかも手作業で行
なっており、面倒である。
を永久磁石の磁力によって追従させて初期位置に復帰さ
せているが、別に永久磁石を用意し、しかも手作業で行
なっており、面倒である。
【０００８】さらに、電気式メータ装置の指針を自動的
に初期位置に戻す構成として、例えばタイマー及び電源
バックアップ回路等を設けておき、電源オフ時にもメー
タ駆動信号が直ちに遮断されないようにしておく、ある
いは電源オフ時に自動的にスイープ信号を出した後に、
自ら電源をオフするように構成することが考えられる
が、いずれの場合にも電気回路が複雑になる。
に初期位置に戻す構成として、例えばタイマー及び電源
バックアップ回路等を設けておき、電源オフ時にもメー
タ駆動信号が直ちに遮断されないようにしておく、ある
いは電源オフ時に自動的にスイープ信号を出した後に、
自ら電源をオフするように構成することが考えられる
が、いずれの場合にも電気回路が複雑になる。
【０００９】この発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、請求項１記載の発明は、指針を自動的に初期位置に
戻すことができる電気式メータ装置を提供することを目
的としている。また、請求項２記載の発明は、簡単な電
気回路構成で指針を自動的に初期位置に戻すことができ
る電気式メータ装置を提供することを目的としている。
で、請求項１記載の発明は、指針を自動的に初期位置に
戻すことができる電気式メータ装置を提供することを目
的としている。また、請求項２記載の発明は、簡単な電
気回路構成で指針を自動的に初期位置に戻すことができ
る電気式メータ装置を提供することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項１記載の発明は、指針の回転軸に設けた可動
永久磁石と、この可動永久磁石に対応して配置され前記
指針を初期位置へ復帰させるための固定永久磁石と、合
成磁界を作る複数のコイルと、この複数のコイルに駆動
電圧を与えるコイル駆動手段とを備え、前記複数のコイ
ルによって作られる合成磁界の方向に前記回転軸を回転
させて指針により指示する電気式メータ装置において、
前記指針を初期位置に復帰させるスイープ信号を発生さ
せるスイープ信号発生手段を備え、このスイープ信号に
よって前記コイル駆動手段を作動させて前記指針を初期
位置に復帰させるように構成したことを特徴としてい
る。
に、請求項１記載の発明は、指針の回転軸に設けた可動
永久磁石と、この可動永久磁石に対応して配置され前記
指針を初期位置へ復帰させるための固定永久磁石と、合
成磁界を作る複数のコイルと、この複数のコイルに駆動
電圧を与えるコイル駆動手段とを備え、前記複数のコイ
ルによって作られる合成磁界の方向に前記回転軸を回転
させて指針により指示する電気式メータ装置において、
前記指針を初期位置に復帰させるスイープ信号を発生さ
せるスイープ信号発生手段を備え、このスイープ信号に
よって前記コイル駆動手段を作動させて前記指針を初期
位置に復帰させるように構成したことを特徴としてい
る。
【００１１】また、請求項２記載の発明の電気式メータ
装置は、電源入力操作または手動操作によりトリガー信
号を発生するトリガー信号発生手段を備え、このトリガ
ー信号によって前記スイープ信号発生手段はスイープ信
号を発生させることを特徴としている。
装置は、電源入力操作または手動操作によりトリガー信
号を発生するトリガー信号発生手段を備え、このトリガ
ー信号によって前記スイープ信号発生手段はスイープ信
号を発生させることを特徴としている。
【００１２】
【作用】請求項１記載の発明では、電源オフ時に回転軸
に設けられた可動永久磁石と、この可動永久磁石に対応
して配置され指針を初期位置へ復帰させるための固定永
久磁石によって初期位置に復帰するが、指針が所定以上
の位置を指示している時に電源をオフにすると、指針が
逆方向から初期位置に復帰することがある。
に設けられた可動永久磁石と、この可動永久磁石に対応
して配置され指針を初期位置へ復帰させるための固定永
久磁石によって初期位置に復帰するが、指針が所定以上
の位置を指示している時に電源をオフにすると、指針が
逆方向から初期位置に復帰することがある。
【００１３】このように、指針が逆方向から初期位置に
復帰すると、例えば初期位置を設定するストッパが邪魔
になり正規の初期位置に復帰できないが、指針を初期位
置に復帰させるスイープ信号を発生させ、このスイープ
信号によって複数のコイルを駆動させ、この複数のコイ
ルによって作られる合成磁界の方向に回転軸を回転させ
ることで、指針を自動的に初期位置に戻すことができ
る。
復帰すると、例えば初期位置を設定するストッパが邪魔
になり正規の初期位置に復帰できないが、指針を初期位
置に復帰させるスイープ信号を発生させ、このスイープ
信号によって複数のコイルを駆動させ、この複数のコイ
ルによって作られる合成磁界の方向に回転軸を回転させ
ることで、指針を自動的に初期位置に戻すことができ
る。
【００１４】また、請求項２記載の発明では、電源入力
操作または手動操作によりトリガー信号を発生するトリ
ガー信号によってスイープ信号を発生させるから、特別
にスイープ信号を発生させる回路が不要であり、簡単な
回路構成で指針を自動的に初期位置に戻すことができ
る。
操作または手動操作によりトリガー信号を発生するトリ
ガー信号によってスイープ信号を発生させるから、特別
にスイープ信号を発生させる回路が不要であり、簡単な
回路構成で指針を自動的に初期位置に戻すことができ
る。
【００１５】
【実施例】以下、この発明の電気式メータ装置の実施例
を図面に基づいて詳細に説明する。図１は電気式メータ
装置の平面図、図２は電気式メータ装置の断面図、図３
は電気式メータ装置のコイルと可動永久磁石の配置を示
す平面図、図４は電気式メータ装置の回路図、図５はス
イープ信号の波形を示す図である。
を図面に基づいて詳細に説明する。図１は電気式メータ
装置の平面図、図２は電気式メータ装置の断面図、図３
は電気式メータ装置のコイルと可動永久磁石の配置を示
す平面図、図４は電気式メータ装置の回路図、図５はス
イープ信号の波形を示す図である。
【００１６】電気式メータ装置１は、例えば自動二輪車
のスピードメータやタコメータ等に用いられ、この電気
式メータ装置１のケース２には回転軸３が回動可能に設
けられている。回転軸３の一端部３ａはケース２に設け
られた文字等が表示されたパネル４から突出しており、
この回転軸３の先端部に指針５が設けられている。
のスピードメータやタコメータ等に用いられ、この電気
式メータ装置１のケース２には回転軸３が回動可能に設
けられている。回転軸３の一端部３ａはケース２に設け
られた文字等が表示されたパネル４から突出しており、
この回転軸３の先端部に指針５が設けられている。
【００１７】回転軸３には可動永久磁石６が固定され、
この回転軸３の回転によって指針５は、ストッパ７で位
置規制される初期位置から矢印Ａ方向に回転する。ま
た、可動永久磁石６に対応して固定永久磁石６０が配置
され、この固定永久磁石６０の磁力と、回転軸３の可動
永久磁石６の磁力による吸引力により初期位置が設定さ
れ、この初期位置が指針５のゼロ位置となっている。従
って、回転軸３の可動永久磁石６が、固定永久磁石６０
の磁力に抗して矢印Ａ方向に強制的に１８０度まで回転
しても、強制力を解除すると、固定永久磁石６０により
可動永久磁石６が吸引されて自動的に指針５を初期位置
へ復帰させる。
この回転軸３の回転によって指針５は、ストッパ７で位
置規制される初期位置から矢印Ａ方向に回転する。ま
た、可動永久磁石６に対応して固定永久磁石６０が配置
され、この固定永久磁石６０の磁力と、回転軸３の可動
永久磁石６の磁力による吸引力により初期位置が設定さ
れ、この初期位置が指針５のゼロ位置となっている。従
って、回転軸３の可動永久磁石６が、固定永久磁石６０
の磁力に抗して矢印Ａ方向に強制的に１８０度まで回転
しても、強制力を解除すると、固定永久磁石６０により
可動永久磁石６が吸引されて自動的に指針５を初期位置
へ復帰させる。
【００１８】また、可動永久磁石６の周囲には一対のコ
イル８，９が直交して配置され、この複数のコイル８，
９により合成磁界を作り可動永久磁石６を回転させる。
イル８，９が直交して配置され、この複数のコイル８，
９により合成磁界を作り可動永久磁石６を回転させる。
【００１９】電気式メータ装置１は、ＣＰＵ１０によっ
て駆動され、このＣＰＵ１０にはセンサ１１から得られ
るパルスの検出信号が入力される。センサ１１はスピー
ドメータやタコメータに応じて、例えば走行速度または
エンジン回転数を検出するものが用いられる。ＣＰＵ１
０にはコイル駆動手段１２が備えられ、このコイル駆動
手段１２ではセンサ１１から得られるパルスの周期を電
圧に変換し、この電圧に変換したメータ駆動信号に基づ
いて複数のコイル８，９に駆動電圧を与え、この複数の
コイル８，９によって作られる合成磁界の方向に回転軸
３の可動永久磁石３を回転させる。
て駆動され、このＣＰＵ１０にはセンサ１１から得られ
るパルスの検出信号が入力される。センサ１１はスピー
ドメータやタコメータに応じて、例えば走行速度または
エンジン回転数を検出するものが用いられる。ＣＰＵ１
０にはコイル駆動手段１２が備えられ、このコイル駆動
手段１２ではセンサ１１から得られるパルスの周期を電
圧に変換し、この電圧に変換したメータ駆動信号に基づ
いて複数のコイル８，９に駆動電圧を与え、この複数の
コイル８，９によって作られる合成磁界の方向に回転軸
３の可動永久磁石３を回転させる。
【００２０】また、ＣＰＵ１０には、指針５を初期位置
に復帰させるスイープ信号を発生させるスイープ信号発
生手段１３と、電源入力操作または手動操作によりトリ
ガー信号を発生するトリガー信号発生手段１４とが備え
られている。
に復帰させるスイープ信号を発生させるスイープ信号発
生手段１３と、電源入力操作または手動操作によりトリ
ガー信号を発生するトリガー信号発生手段１４とが備え
られている。
【００２１】電源入力操作または手動操作によりトリガ
ー信号発生手段１４がトリガー信号を発生し、このトリ
ガー信号によってスイープ信号発生手段１３はスイープ
信号を発生させる。このスイープ信号の波形は、図５に
示すものが用いられ、スイープ信号ａまたはスイープ信
号ｂに基づいてコイル駆動手段１２は複数のコイル８，
９に駆動電圧を与え、この複数のコイル８，９によって
作られる合成磁界の方向に回転軸３を回転させて指針に
強制的に最大値を指示させ、この最大値から指針を自動
的に初期位置に戻す。
ー信号発生手段１４がトリガー信号を発生し、このトリ
ガー信号によってスイープ信号発生手段１３はスイープ
信号を発生させる。このスイープ信号の波形は、図５に
示すものが用いられ、スイープ信号ａまたはスイープ信
号ｂに基づいてコイル駆動手段１２は複数のコイル８，
９に駆動電圧を与え、この複数のコイル８，９によって
作られる合成磁界の方向に回転軸３を回転させて指針に
強制的に最大値を指示させ、この最大値から指針を自動
的に初期位置に戻す。
【００２２】従って、電源オフ時に可動永久磁石６と、
固定永久磁石６０による吸引力で初期位置に復帰する
が、指針５が所定以上の位置を示している時に電源をオ
フにするとき、図１の二点鎖線で示すように逆方向から
初期位置に復帰することがある。即ち、例えば回転軸３
の可動永久磁石６が、固定永久磁石６０の磁力に抗して
矢印Ａ方向に強制的に１８０度以上回転して強制力を解
除すると、固定永久磁石６０により可動永久磁石６が逆
方向から吸引され、逆方向から自動的に指針５を初期位
置へ復帰する。
固定永久磁石６０による吸引力で初期位置に復帰する
が、指針５が所定以上の位置を示している時に電源をオ
フにするとき、図１の二点鎖線で示すように逆方向から
初期位置に復帰することがある。即ち、例えば回転軸３
の可動永久磁石６が、固定永久磁石６０の磁力に抗して
矢印Ａ方向に強制的に１８０度以上回転して強制力を解
除すると、固定永久磁石６０により可動永久磁石６が逆
方向から吸引され、逆方向から自動的に指針５を初期位
置へ復帰する。
【００２３】この場合には、初期位置を設定するストッ
パ７が邪魔になり正規の初期位置に復帰できないが、電
源入力操作または手動操作によりトリガー信号発生手段
１４がトリガー信号を発生し、このトリガー信号によっ
てスイープ信号発生手段１３はスイープ信号を発生さ
せ、このスイープ信号によってコイル駆動手段１２が複
数のコイル８，９を駆動させ回転軸３を矢印Ｂ方向に回
転させて指針５を自動的に初期位置に戻すことができ
る。
パ７が邪魔になり正規の初期位置に復帰できないが、電
源入力操作または手動操作によりトリガー信号発生手段
１４がトリガー信号を発生し、このトリガー信号によっ
てスイープ信号発生手段１３はスイープ信号を発生さ
せ、このスイープ信号によってコイル駆動手段１２が複
数のコイル８，９を駆動させ回転軸３を矢印Ｂ方向に回
転させて指針５を自動的に初期位置に戻すことができ
る。
【００２４】また、電源入力操作または手動操作により
トリガー信号を発生させ、このトリガー信号によってス
イープ信号を発生させているから、特別なスイープ信号
を発生させる回路が不要であり、簡単な回路構成で指針
５を自動的に初期位置に戻すことができる。
トリガー信号を発生させ、このトリガー信号によってス
イープ信号を発生させているから、特別なスイープ信号
を発生させる回路が不要であり、簡単な回路構成で指針
５を自動的に初期位置に戻すことができる。
【００２５】また、スイープ信号発生手段１３からのス
イープ信号の出力は、センサ１１からの検出信号がない
場合にのみ出力するように設定し、あるいはスイープ信
号の出力中にセンサ１１からの検出信号が入力される
と、検出信号によりコイル駆動手段１２が電気式メータ
装置１を駆動し、このときスイープ信号はキャンセルす
るようにしてもよい。このように、センサ１１からの検
出信号をスイープ信号より優先させることで、電気式メ
ータ装置１を例えばスピードメータやタコメータに適用
する場合に、スピードメータやタコメータとしての機能
を損なわずに指針５を自動的に初期位置に戻す作動をす
ることができる。
イープ信号の出力は、センサ１１からの検出信号がない
場合にのみ出力するように設定し、あるいはスイープ信
号の出力中にセンサ１１からの検出信号が入力される
と、検出信号によりコイル駆動手段１２が電気式メータ
装置１を駆動し、このときスイープ信号はキャンセルす
るようにしてもよい。このように、センサ１１からの検
出信号をスイープ信号より優先させることで、電気式メ
ータ装置１を例えばスピードメータやタコメータに適用
する場合に、スピードメータやタコメータとしての機能
を損なわずに指針５を自動的に初期位置に戻す作動をす
ることができる。
【００２６】また、例えば電源入力操作から所定時間経
過後にスイープ信号を出力するようにすることができ、
この場合には電源入力操作から所定時間経過後に指針５
を自動的に初期位置に戻す作動を行なう。従って、指針
５が正規の初期位置に復帰していない時には、電源入力
操作から所定時間待つことにより自動的に初期位置に戻
す作動を行ない、正規の初期位置にある時には例えば、
電源入力操作から所定時間待つことなく通常の運転をす
ることで、指針５を初期位置に復帰させる作動を行なわ
ないため実用的である。
過後にスイープ信号を出力するようにすることができ、
この場合には電源入力操作から所定時間経過後に指針５
を自動的に初期位置に戻す作動を行なう。従って、指針
５が正規の初期位置に復帰していない時には、電源入力
操作から所定時間待つことにより自動的に初期位置に戻
す作動を行ない、正規の初期位置にある時には例えば、
電源入力操作から所定時間待つことなく通常の運転をす
ることで、指針５を初期位置に復帰させる作動を行なわ
ないため実用的である。
【００２７】
【発明の効果】以上のように、請求項１記載の発明は、
指針が所定以上の位置を示している時に電源をオフにす
ると、逆方向から初期位置に復帰することがあり、例え
ば初期位置を設定するストッパが邪魔になり正規の初期
位置に復帰できないが、指針を初期位置に復帰させるス
イープ信号を発生させ、このスイープ信号によって複数
のコイルを駆動させるから、複数のコイルによって作ら
れる合成磁界の方向に回転軸を回転させて、指針を自動
的に初期位置に戻すことができる。
指針が所定以上の位置を示している時に電源をオフにす
ると、逆方向から初期位置に復帰することがあり、例え
ば初期位置を設定するストッパが邪魔になり正規の初期
位置に復帰できないが、指針を初期位置に復帰させるス
イープ信号を発生させ、このスイープ信号によって複数
のコイルを駆動させるから、複数のコイルによって作ら
れる合成磁界の方向に回転軸を回転させて、指針を自動
的に初期位置に戻すことができる。
【００２８】また、請求項２記載の発明は、電源入力操
作または手動操作によりトリガー信号を発生するトリガ
ー信号によってスイープ信号を発生させて、このスイー
プ信号によって複数のコイルを駆動させるから、特別な
スイープ信号を発生させる回路が不要であり、簡単な電
気回路構成で指針を自動的に初期位置に戻すことができ
る。
作または手動操作によりトリガー信号を発生するトリガ
ー信号によってスイープ信号を発生させて、このスイー
プ信号によって複数のコイルを駆動させるから、特別な
スイープ信号を発生させる回路が不要であり、簡単な電
気回路構成で指針を自動的に初期位置に戻すことができ
る。
【図１】電気式メータ装置の平面図である。
【図２】電気式メータ装置の断面図である。
【図３】電気式メータ装置のコイルと永久磁石の配置を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図４】電気式メータ装置の回路図である。
【図５】スイープ信号の波形を示す図である。
１ 電気式メータ装置 ３ 回転軸 ５ 指針 ６ 可動永久磁石 ８，９ コイル １２ コイル駆動手段 １３ スイープ信号発生手段 ６０ 固定永久磁石
Claims (2)
- 【請求項１】 指針の回転軸に設けた可動永久磁石と、
この可動永久磁石に対応して配置され前記指針を初期位
置へ復帰させるための固定永久磁石と、合成磁界を作る
複数のコイルと、この複数のコイルに駆動電圧を与える
コイル駆動手段とを備え、前記複数のコイルによって作
られる合成磁界の方向に前記回転軸を回転させて指針に
より指示する電気式メータ装置において、前記指針を初
期位置に復帰させるスイープ信号を発生させるスイープ
信号発生手段を備え、このスイープ信号によって前記コ
イル駆動手段を作動させて前記指針を初期位置に復帰さ
せるように構成したことを特徴とする電気式メータ装
置。 - 【請求項２】 電源入力操作または手動操作によりトリ
ガー信号を発生するトリガー信号発生手段を備え、この
トリガー信号によって前記スイープ信号発生手段はスイ
ープ信号を発生させることを特徴とする請求項１記載の
電気式メータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3761294A JPH07225246A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 電気式メータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3761294A JPH07225246A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 電気式メータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07225246A true JPH07225246A (ja) | 1995-08-22 |
Family
ID=12502435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3761294A Pending JPH07225246A (ja) | 1994-02-10 | 1994-02-10 | 電気式メータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07225246A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6014075A (en) * | 1995-07-27 | 2000-01-11 | Nippondenso Co., Ltd. | Indicating instrument having stepping motor |
| US7123135B2 (en) | 2003-04-24 | 2006-10-17 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Display control device for vehicle |
| US9566862B2 (en) | 2012-05-17 | 2017-02-14 | Denso Corporation | Indicating instrument for vehicle |
-
1994
- 1994-02-10 JP JP3761294A patent/JPH07225246A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6014075A (en) * | 1995-07-27 | 2000-01-11 | Nippondenso Co., Ltd. | Indicating instrument having stepping motor |
| US7123135B2 (en) | 2003-04-24 | 2006-10-17 | Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha | Display control device for vehicle |
| US9566862B2 (en) | 2012-05-17 | 2017-02-14 | Denso Corporation | Indicating instrument for vehicle |
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