JP3196863B2 - パワーウインド装置のモータ制御方法 - Google Patents

パワーウインド装置のモータ制御方法

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JP3196863B2
JP3196863B2 JP00946693A JP946693A JP3196863B2 JP 3196863 B2 JP3196863 B2 JP 3196863B2 JP 00946693 A JP00946693 A JP 00946693A JP 946693 A JP946693 A JP 946693A JP 3196863 B2 JP3196863 B2 JP 3196863B2
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口 悟 関
藤 雄 伊
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のウインドガ
ラスの現在位置を検出することによってウインドガラス
の動作を制御するパワーウインド装置のモータ制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のウインドガラスの現在位
置を検出することによってウインドガラスの動作を制御
するパワーウインド装置のモータ制御方法としては、図
7に示すようなものが知られている。図7において、モ
ータ100は、アーマチュアシャフト101が回転する
と、このアーマチュアシャフト101の回転動力がウオ
ームホイール102に伝達され、ウオームホイール10
2の回転動力が衝撃吸収用ダンパ104を介して出力軸
105に伝達される。出力軸105には、ガラス昇降機
構106を介してウインドガラス107が連結されてお
り、出力軸105の回転動力はガラス昇降機構106に
よってウインドガラス107の全閉側または全開側の移
動に変換される。アーマチュアシャフト101には、回
転検出機構108が設けられており、アーマチュアシャ
フト101の回転数は回転検出機構108によってパル
ス信号に変換されて制御手段であるコントローラ109
に転送され、コントローラ109は、ウインドガラス1
07の全閉位置から全開位置までのストローク内の現在
位置データを認識している。そこで、ウインドガラス1
07が全閉位置の手前で移動を阻止された場合、コント
ローラ109は、回転検出機構108からのウインドガ
ラス107の現在位置データが全閉位置に到達したもの
ではないのにアーマチュアシャフト101の回転が停止
したことを検知し、モータ100への電流の供給を一旦
カットしてからウインドガラス107を全開側に所定の
量だけ移動させるための電流を供給する制御を行うよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のパワー
ウインド装置のモータ制御方法では、回転検出機構10
8がアーマチュアシャフト101の回転数によってウイ
ンドガラス107の全閉位置から全開位置までのストロ
ークを認識しているが、ウインドガラス107の現在位
置を検出するに際し、アーマチュアシャフト101から
出力軸105までのあいだで、ダンパ104に有する弾
性力によるねじれにより位相差を生ずる可能性がある。
この位相差によってウインドガラス107が全閉位置で
停止しているのにもかかわらず、アーマチュアシャフト
101からの回転数がウインドガラス107の全閉位置
の手前にあるものとして回転検出機構108によって検
出がなされないとは言えず、ウインドガラス107が全
閉位置で停止しているのにもかかわらず、アーマチュア
シャフト101の回転数がウインドガラス107の全閉
位置の手前にあるものとして回転検出機構108によっ
て検出がなされると、コントローラ109が認識してい
るウインドガラス107の現在位置データとウインドガ
ラス107の実際の現在位置との間で位置ずれを生ずる
可能性を有し、この位置ずれは以後も消滅することがな
いため、ウインドガラス107の動作不良の原因になり
うるという問題点があり、この問題点を解決することが
課題となっていた。
【0004】
【発明の目的】この発明に係わるパワーウインド装置の
モータ制御方法は、制御手段の認識位置とウインドガラ
スの実際の位置とにずれが生じたとしても、ウインドガ
ラスの動作不良を起こすことがないパワーウインド装置
のモータ制御方法を提供することを目的としている。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるパワー
ウインド装置のモータ制御方法では、乗員の操作により
オン作動されるオープンスイッチ、及びクローズスイッ
チと、ウオームが形成されたアーマチュアシャフトと、
ウオームに噛み合うウオームホイールと、ウオームホイ
ールに形成されたダンパ取付け孔に嵌入されたダンパ
と、ダンパに取付けられた出力軸とを備え、ウインドガ
ラスに出力軸が連結され、且つ、オープンスイッチ、あ
るいはクローズスイッチのオン作動により出力軸を介し
ウインドガラスを全開位置から全閉位置のあいだで移動
するモータと、オープンスイッチが操作されることによ
りモータにウインドガラスの開方向の電流を供給し、ク
ローズスイッチが操作されることによりモータにウイン
ドガラスの閉方向の電流を供給する駆動手段と、円板状
に形成され、S極とN極に交互に着磁された着磁部が円
周方向に配置され、モータの出力軸に取付けられた磁気
プレートと、磁気プレートに対向して配置された磁気検
出素子とを有し、モータの出力軸の回転を検出して、回
転周期パルス信号を発生する回転検出手段と、回転検出
手段が発生する回転周期パルス信号をカウントしてウイ
ンドガラスの現在位置データを発生する位置カウンタ
と、回転検出手段が発生するモータの回転周期パルス信
号の現在の周期を検出するパルス周期タイマと、ウイン
ドガラスの全閉位置の近傍の予め定められた位置の位置
データを位置基準値として記憶する位置基準値記憶手段
と、モータの予め定められた回転周期を、基準時間とし
て記憶する基準時間記憶手段と、クローズスイッチがオ
ン作動され、駆動手段によりモータにウインドガラスの
閉方向の電流が供給された際、位置カウンタの現在位置
データと位置基準値記憶手段の位置基準値とを比較する
とともに、パルス周期タイマが発生する回転周期パルス
信号の周期と基準時間記憶手段に記憶されている基準時
間とを比較し、位置カウンタの現在位置データが位置基
準値記憶手段の位置基準値より大きく、且つ、パルス周
期タイマが発生する回転周期パルス信号の周期が基準時
間記憶手段に記憶されている基準時間よりも短くなって
いる時には駆動手段を介しモータに対してウインドガラ
スの閉方向の電流を引きつづき供給し、位置カウンタの
現在位置データが位置基準値記憶手段の位置基準値より
大きく、且つ、パルス周期タイマが発生する回転周期パ
ルス信号の周期が基準時間記憶手段に記憶されている基
準時間よりも長くなっている時には駆動手段を介しモー
タに対してウインドガラスの開方向の電流を供給し、ま
た、位置カウンタの現在位置データが位置基準値記憶手
段の位置基準値より小さく、且つ、パルス周期タイマが
発生する回転周期パルス信号の周期が基準時間記憶手段
に記憶されている基準時間よりも長くなっている時にウ
インドガラスが全閉位置であることを検出しモータへの
電流の供給を停止するとともに、位置カウンタのカウン
ト数を予め定められた初期値に更新する構成としたこと
を特徴としている。
【0007】この発明の請求項2に係るパワーウインド
装置のモータ制御方法では、請求項1の構成に加え、オ
ープンスイッチがオン操作され、モータにウインドガラ
スの開方向の電流が供給された際、パルス周期タイマが
発生する回転周期パルス信号の周期が基準時間記憶手段
に記憶されている基準時間よりも短くなっている時に
は、駆動手段を介しモータに対してウインドガラスの開
方向の電流を引きつづき供給し、且つ、パルス周期タイ
マが発生する回転周期パルス信号の周期が基準時間記憶
手段に記憶されている基準時間よりも長くなっている時
にはモータに対する電流の供給を停止する構成としたこ
とを特徴としている。
【0008】
【発明の作用】この発明に係わるパワーウインド装置の
モータ制御方法において、クローズスイッチがオン作動
されると、駆動手段によりモータにウインドガラスの閉
方向の電流が供給される。すると、位置カウンタの現在
位置データと位置基準値記憶手段の位置基準値とが比較
されるとともに、パルス周期タイマが発生する回転周期
パルス信号の周期と基準時間記憶手段に記憶されている
基準時間とが比較され、位置カウンタの現在位置データ
が位置基準値記憶手段の位置基準値より大きく、且つ、
パルス周期タイマが発生する回転周期パルス信号の周期
が基準時間記憶手段に記憶されている基準時間よりも短
くなっている時には駆動手段を介しモータに対してウイ
ンドガラスの閉方向の電流が引きつづき供給される。ま
た、位置カウンタの現在位置データが位置基準値記憶手
段の位置基準値より大きく、且つ、パルス周期タイマが
発生する回転周期パルス信号の周期が基準時間記憶手段
に記憶されている基準時間よりも長くなっている時には
駆動手段を介しモータに対してウインドガラスの開方向
の電流が供給される。そして、位置カウンタの現在位置
データが位置基準値記憶手段の位置基準値より小さく、
且つ、パルス周期タイマが発生する回転周期パルス信号
の周期が基準時間記憶手段に記憶されている基準時間よ
りも長くなっている時にウインドガラスが全閉位置であ
ることを検出しモータへの電流の供給が停止され、位置
カウンタのカウント数が予め定められた初期値に更新さ
れる。それ故、位置カウンタはウインドガラスが全閉位
置に到達した毎に零カウントから新たにカウントを開始
するものとなるので、モータとウインドガラスとは、認
識位置にずれが生じたままにならない状態で作動を行う
ものとなる。
【0009】
【実施例】図1ないし図6には、この発明に係わるパワ
ーウインド装置のモータ制御方法の一実施例が示されて
いる。この発明に係わるパワーウインド装置のモータ制
御方法が用いられるパワーウインド装置1は図1により
明らかなように、主として、乗員の操作によりウインド
開側,ウインド閉側に切換わるオープンスイッチ2,ク
ローズスイッチ3、ウインドガラス(図7参照)に出力
軸4aを連結し且つオープンスイッチ2,クローズスイ
ッチ3の切換えにより正方向,逆方向の電流を供給され
て出力軸4aを介しウインドガラスを全閉位置から全開
位置のあいだでのストローク内で移動するモータ4、モ
ータ4に電源を接続する駆動手段5、モータ4の出力軸
4aの回転数を検出してパルス信号を発生する回転検出
手段6、ウインドガラスのストローク内で全閉位置の近
傍に位置基準値を予め設定された位置基準値記憶手段7
aを有するとともにモータ4の駆動時間に対応した基準
時間を設定された基準時間記憶手段7bを有する基準値
メモリ7および回転検出手段6からのパルス信号をウイ
ンドガラスの現在位置データとしてカウントする位置カ
ウンタ8aを有するとともに回転検出手段6からのパル
ス信号の周期によりモータの回転状態を検出するパルス
周期タイマ8bを有する現在値メモリ8を備えた制御手
段10から構成されている。
【0010】オープンスイッチ2、クローズスイッチ3
は入力インターフェース回路aを介して制御手段10に
接続されており、オープンスイッチ2、クローズスイッ
チ3の切換信号は制御手段10に転送される。
【0011】モータ4は、図2および図3により明らか
なように、モータケース4b内に回転自在に収容された
アーマチュアシャフト4cの一方がギヤケース4d側に
突出しており、このアーマチュアシャフト4cのギヤケ
ース4dへの突出部分にはウオーム4eが形成されてい
る。アーマチュアシャフト4cはモータケース4b内に
おいて図示しないアーマチュアに備えられており、この
アーマチュアは図1に示す駆動手段5から電流を供給さ
れて正回転または逆回転する。
【0012】ギヤケース4d内のウオーム4eにはウオ
ームホイール4fが噛み合っている。ウオームホイール
4fは、中央孔4f1がギヤケース4dのほぼ中央に環
状をなすものとして設けられた出力軸支持部4d1によ
って回転自在に支持されているとともに、このウオーム
ホイール4fの上面に形成されたダンパ取付け孔4f2
内に衝撃吸収用ダンパ4hが回転不能に嵌入れられてい
る。ダンパ4hの中央に備えたダンパハブ4h1にはウ
オームホイール4fの同心円上に小判形状孔4h2が形
成されている。この小判形状孔4h2は出力軸4aに回
転不能に取付けられる。
【0013】ウオームホイール4fの上方側には磁気プ
レート4jが配置されている。この磁気プレート4j
は、ウオームホイール4fの外径寸法よりもわずかに小
さい外径を有する円板状をなし、中央に設けられたベー
ス4j1の外周にS極を着磁したS極着磁部4j2とこ
のS極着磁部4j2と相反する磁極であるN極を着磁し
たN極着磁部4j3とが円周上に交互に6対配置されて
いる。また、ベース4j1の中央にもダンパ4hと同様
に小判形状孔4j4が形成されており、この小判形状孔
4j4も出力軸4aに回転不能に取付けられる。単一の
S極着磁部4j2と単一のN極着磁部4j3とは、磁気
プレート4jの円周上で夫々同一の角度範囲になってい
る。
【0014】一方、ギヤケース4dに設けられた出力軸
支持部4d1には、出力軸4aが回転自在に挿通されて
おり、出力軸4aは、一方側がギヤケース4dの外側で
図示しないガラス昇降機構に連結されているとともに、
他方側がギヤケース4d内に突出している。出力軸4a
のギヤケース4d内の突出部分には、ダンパ4hのダン
パハブ4h1に形成された小判形状孔4h2に挿入され
る外形を有するものとして形成されたダンパ係止用小判
形状軸部4a1が設けられているとともに、このダンパ
係止用小判形状軸部4a1の上側に磁気プレート4jの
ベース4j1に形成された小判形状孔4j4に挿入され
る外形を有するものとして形成された磁気プレート係止
用小判形状軸部4a2が設けられており、この磁気プレ
ート係止用小判形状軸部4a2の上側にピン取付け用溝
4a3が設けられている。出力軸4aは、ウオームホイ
ール4fの内周側でダンパ係止用小判形状軸部4a1が
ダンパ4hの小判形状孔4h2に挿入され、ウオームホ
イール4fの上側で磁気プレート係止用小判形状軸部4
a2が磁気プレート4jの小判形状孔4j4に挿入さ
れ、磁気プレート4jの上側でピン取付け用溝4a3に
抜け止め用のシー(C)形ピン4kが嵌め付けられてい
るため、ダンパ4hおよび磁気プレート4jに一体的に
係止されている。
【0015】他方、磁気プレート4j上にはホール素子
11が3個所に配置されている。ホール素子11は、図
3により明らかなように、輪形状をなし、テフロン樹脂
を素材として成形された摺接部材12に包まれた状態で
回路基板13の下側に固定されており、外部接続線11
a,11b,11cが回路基板13の上側で板ばね状接
続部材14,15,16の一端側に電気的に接続されて
いる。ホール素子11はギヤケース4d内に収容され、
ギヤケースカバー17によって覆われる。板ばね状接続
部材14,15,16の他端側はグロメット18に固定
されているとともに図2に示す外部配線19,20,2
1に夫々接続されている。外部配線19,20,21は
図1に示す制御手段10に接続されている。板ばね状接
続部材14,15,16は、長さ方向に対して直交する
方向である磁気プレート4j側とこの磁気プレート4j
とは反対の側に向けて若干の弾性を有するため、摺接部
材12を磁気プレート4jに当接させた状態でホール素
子11を磁気プレート4jの磁界内でS極着磁部4j
2,N極着磁部4j3に接近させる側に付勢している。
摺接部材12が磁気プレート4jに当接するため、ホー
ル素子11は磁気プレート4jに直接接触しない。ホー
ル素子11は、磁気プレート4jのS極着磁部4j2,
N極着磁部4j3に接近する側に付勢されるため、磁気
プレート4jが回転する際に生ずる回転磁界によりホー
ル電圧を誘導する。ホール電圧は磁気プレート4jが回
転することによって一対のS極着磁部4j2,N極着磁
部4j3が通過する毎にローレベル,ハイレベルを繰り
返す。ホール素子11および磁気プレート4jとによっ
て回転検出手段6が形成され、インターフェース回路a
を介し外部配線19,20,21から磁気プレート4j
の回転数をパルス信号数で制御手段10に転送すること
によってウインドガラスの現在位置とモータ4の回転状
態とを制御手段10に認識させる。
【0016】駆動手段5は、リレー等の電源接続切換機
構であって、出力インターフェース回路bを介して制御
手段10に接続されており、制御手段10の出力段から
の信号によりモータ4に正方向あるいは逆方向の電流を
供給する。 制御手段10には基準値メモリ7および現
在値メモリ8を内蔵したマイクロコンピュータが備えら
れている。基準値メモリ7はROM(読み出し専用メモ
リ)であって、この基準値メモリ7に備えられた位置基
準値記憶手段7aは、ウインドガラスの全閉位置から全
開位置のあいだでのストロークに対応した記憶エリア内
で全閉位置の近傍に位置基準値を予め設定している。位
置基準値記憶手段7aは後述する位置カウンタ8aから
の現在位置データと比較される。また、基準値メモリ7
には基準時間記憶手段7bが備えられており、この基準
時間記憶手段7bは、モータ4が定常状態で回転するこ
とによって発生するパルスの周期時間をあらかじめ設定
し、設定された基準時間を後述するパルス周期タイマ8
bからの現在周期時間と比較する。ここで、全閉位置の
近傍とは、ウインドガラスが全閉位置に向けて移動して
いる際に指等を挟み込んだ場合に生ずる隙間寸法よりも
小さい寸法を有する位置に相当している。
【0017】現在値メモリ8はRAM(随時書き込み読
み出しメモリ)であって、この現在値メモリ8に備えら
れた位置カウンタ8aは、回転検出手段6からのパルス
信号をラムエリア内に随時記憶することによってウイン
ドガラスの現在位置データを得ている。位置カウンタ8
aに記憶された現在位置データは位置基準値記憶手段7
aの位置基準値と比較されることによってウインドガラ
スの現在位置が全閉位置の近傍かどうかを判別する。ま
た、現在値メモリ8にはパルス周期タイマ8bが備えら
れており、このパルス周期タイマ8bは回転検出手段6
からのパルス信号の現在周期時間を随時記憶している。
パルス周期タイマ8bによって記憶された現在周期時間
は基準時間記憶手段7bの周期時間と比較されることに
よってモータ4に過負荷がかかっているかどうかを判別
する。現在値メモリ8には位置バッファ8cも備えられ
ており、この位置バッファ8cは回転検出手段6からの
パルス信号数を一旦保存しておくための機能を有する。
そして、制御手段10は、オープンスイッチ2がオンの
際、パルス周期タイマ8bの現在周期時間と基準時間記
憶手段7bの基準時間とを比較してパルス周期タイマ8
bの現在周期時間が基準時間記憶手段7bの基準時間よ
りも短くなっているときに駆動手段5を介しモータ4に
対してウインド開側の電流を供給する。パルス周期タイ
マ8bの現在周期時間が基準時間記憶手段7bの基準時
間よりも長くなったときにモータ4に対する電流供給を
中止する。クローズスイッチ3がオンの際、位置カウン
タ8aのカウント数と位置基準値記憶手段7aの位置基
準値とを比較してパルス周期タイマ8bの現在周期時間
が基準時間記憶手段7bの基準時間よりも短くなってい
るときに駆動手段5を介しモータ4に対してウインド閉
側の電流を供給する。パルス周期タイマ8bの現在周期
時間が基準時間記憶手段7bの基準時間よりも長くなり
且つ位置カウンタ8aのカウント数が位置基準値記憶手
段7aの位置基準値よりも大きいときに駆動手段5を介
しモータ4に対して反転したウインド開側の電流を供給
する。パルス周期タイマ8bの現在周期時間が基準時間
記憶手段7bの基準時間よりも長くなり且つ位置カウン
タ8aのカウント数が位置基準値記憶手段7aの位置基
準値よりも小さくなったときにモータ4に対する電流供
給を中止して位置カウンタ8aのカウント数を零に更新
する。
【0018】このような構造を有するパワーウインド装
置1においてウインドガラスが全閉位置にあるときに、
オープンスイッチ2がオンされると同時に、図4,図
5,図6に示すプログラムが開始される。本プログラム
においてステップ80ないしステップ94はメインルー
チンであり、ステップ70ないしステップ74はモータ
4の回転によって発生するパルス信号が取り入れられる
とメインルーチンに優先して実行される割込ルーチンで
ある。
【0019】オープンスイッチ2がオンされたことによ
りメインルーチンが実行され、ステップ80においてリ
セット、ステップ81においてスイッチ信号取込がなさ
れ、ステップ82において位置バッファ8cの値を位置
カウンタ8aにストアし、ステップ83においてのクロ
ーズスイッチ3がオン状態か否かがノー、ステップ84
においてのオープンスイッチ2がオン状態か否かがイエ
ス、ステップ85においてのパルス周期タイマ8bの現
在周期時間が基準時間記憶手段7bの基準時間よりも長
いか否かがノーであるため、ステップ86において駆動
手段5を介しウインド開側の電流がモータ4に供給され
る。
【0020】モータ4にウインド開側の電流が供給され
ることによりアーマチュアシャフト4cが逆回転するた
め、このアーマチュアシャフト4cに噛み合うウオーム
ホイール4fが逆回転を始める。ウオームホイール4f
が逆回転することによってウオームホイール4fと一体
的にダンパ4hも逆回転するため、ウオームホイール4
fの回転動力がダンパ4hを介して出力軸4aに伝達さ
れるので、出力軸4aが逆回転する。出力軸4aが逆回
転することによってこの出力軸4aに連結されたウイン
ドガラスが開側に向けて移動される。出力軸4aが逆回
転を始めると同時に、この出力軸4aと一体的に磁気プ
レート4jも回転を始めるため、回転磁界が生じ、この
回転磁界によって各ホール素子11,11,11はホー
ル電圧を誘導するので、回転検出手段6によりパルス信
号が制御手段10に転送される。
【0021】制御手段10にパルス信号が転送されるこ
とにより割込ルーチンが実行されると、ステップ70に
おいてのクローズスイッチ3はオン状態か否かがノー、
ステップ71においてのオープンスイッチ2はオン状態
か否かがイエスであるため、ステップ72において位置
バッファ8cをインクリメントし、ステップ73におい
て前回割込発生時からの経過時間をパルス周期タイマ8
bにストアしてから、メインルーチンが実行され、ステ
ップ80においてリセット、ステップ81においてのス
イッチ信号取込、ステップ82においての位置バッファ
8cへのストア、ステップ83においてノー、ステップ
84においてイエス、ステップ85においてのパルス周
期タイマ8bの現在周期時間が基準時間記憶手段7bの
基準時間よりも長いか否かがノーであるため、ステップ
86において駆動手段5を介しウインド開側の電流がモ
ータ4に供給され続け、ステップ81に復帰する。この
とき、モータ4に過負荷がかかっていてパルス周期タイ
マ8bの現在周期時間が基準時間記憶手段7bの基準時
間よりも長くなると、ステップ84においてイエス、ス
テップ85においてイエスとなるため、ステップ94に
おいてモータ4に対する電流の供給を中止してウインド
ガラスが停止される。
【0022】ウインドガラスが全開位置に向けて移動し
ているときに、オープンスイッチ2がオフされると、ス
テップ70においてノー、ステップ71においてイエ
ス、ステップ72において位置バッファ8cのインクリ
メント、ステップ73においてのパルス周期タイマ8b
へのストア、ステップ80においてリセット、ステップ
81においてのスイッチ信号取込、ステップ82におい
ての位置カウンタ8aへのストア、ステップ83におい
てノー、ステップ84でノーとなるため、ステップ87
でモータ4に対する電流の供給が中止され、ウインドガ
ラスはオープンスイッチ2がオフされた位置で停止す
る。この状態で、オープンスイッチ2がオンされると、
モータ4に対してウインド開側の電流が再び供給される
ため、ウインドガラスが全開位置に向けて移動される。
【0023】ウインドガラスが全開位置に到達したとこ
ろで、オープンスイッチ2がオフされると、モータ4に
対する電流供給が中止されるため、回転検出手段6から
のパルス信号が制御手段10に転送されなくなってメイ
ンルーチンが実行され、ステップ80においてリセッ
ト、ステップ81においてのスイッチ信号取込、ステッ
プ82においての位置カウンタ8aへのストア、ステッ
プ83においてノー、ステップ84でノーとなるため、
ステップ87においてモータ4に対する電流供給が中止
され、ウインドガラスが全開位置で停止される。
【0024】ウインドガラスが全開位置にある際に、ク
ローズスイッチ3がオンされると、ステップ80におい
てリセット、ステップ81においてのスイッチ信号取
込、ステップ82においての位置カウンタ8aへのスト
ア、ステップ83においてイエス、ステップ88におい
てノーとなるため、ステップ89において駆動手段5を
介してモータ4にウインド閉側の電流が供給され、ウイ
ンドガラスが全閉位置に向けて移動され始めると同時
に、回転検出手段6からのパルス信号が制御手段10に
転送されるため、パルス信号が転送されることによって
割込ルーチンが実行され、ステップ70においてイエ
ス、ステップ74において位置バッファ8cをデクリメ
ントし、ステップ73において前回割込発生時からの経
過時間をパルス周期タイマ8bにストアしてから、メイ
ンルーチンが実行され、ステップ80においてリセッ
ト、ステップ81においてのスイッチ信号取込、ステッ
プ82においての位置カウンタ8aへのストア、ステッ
プ83においてイエス、ステップ88においてのパルス
周期タイマ8bの現在周期時間が基準時間記憶手段7b
の基準時間よりも長いか否かがノーであるため、ステッ
プ89において駆動手段5を介しウインド閉側の電流が
モータ4に供給され続け、ステップ81に復帰する。
【0025】クローズスイッチ3がオンされてウインド
ガラスが全閉位置に向けて移動している際に、全閉位置
から離れた位置で外力によってウインドガラスの移動が
阻止されると、パルス周期タイマ8bの現在周期時間が
基準時間記憶手段7bの基準時間よりも長くなって過負
荷があることで挟み込みが発生していることを認識する
ため、ステップ81においてのスイッチ信号取込、ステ
ップ82においての位置カウンタ8aへのストア、ステ
ップ83においてイエス、ステップ88でイエスとな
り、ステップ90において位置カウンタ8aのカウント
値が位置基準値記憶手段7aの位置基準値よりも小さく
ない、すなわち、ウインドガラスはまだ全閉位置の近傍
に到達していないことの認識がなされると、ステップ9
1に移行して駆動手段5を介しスイッチ操作とは反対の
ウインド開側の電流がモータ4に対して供給されてステ
ップ81に復帰する。モータ4はウインド開側の電流の
供給によってウインドガラスを全開側に向けて反転移動
させる。
【0026】外力が取り除かれた後に、クローズスイッ
チ3がオンされると、ステップ81においてのスイッチ
信号取込、ステップ82においての位置カウンタ8aへ
のストア、ステップ83においてイエス、ステップ88
においてノーとなるため、ステップ89において駆動手
段5を介してモータ4にウインド閉側の電流が供給さ
れ、ウインドガラスが全閉位置に向けて移動され始める
と同時に、回転検出手段6からのパルス信号が制御手段
10に転送されるため、パルス信号が転送されることに
よって割り込みルーチンが実行され、ステップ70にお
いてイエス、ステップ74においての位置バッファ8c
のデクリメント、ステップ73においてのパルス周期タ
イマ8bへのストア、ステップ81においてのスイッチ
信号取込、ステップ82においての位置カウンタ8aへ
のストア、ステップ83においてイエス、ステップ88
においてのパルス周期タイマ8bの現在周期時間が基準
時間記憶手段7bの基準時間よりも長いか否かがノーで
あるため、ステップ89において駆動手段5を介しウイ
ンド閉側の電流がモータ4に供給され続け、ステップ8
1に復帰する。
【0027】クローズスイッチ3がオンされてウインド
ガラスが全閉位置までくると、ウインドガラスはストロ
ーク端で移動を阻止されるため、ステップ81において
のスイッチ信号取込、ステップ82においての位置カウ
ンタ8aへのストア、ステップ83においてイエス、ス
テップ88においてのパルス周期タイマ8bの現在周期
時間が基準時間記憶手段7bの基準時間よりも長いか否
かがイエスとなり、ステップ90においての位置カウン
タ8aのカウント値が位置基準値記憶手段7aの位置基
準値よりも小さいか否かがイエスとなるので、ステップ
92においてモータ4に対する電流供給が中止され、ウ
インドガラスが全閉位置で停止され、ステップ93にお
いて位置カウンタ8aのカウント数を零に更新して復帰
する。位置カウンタ8aのカウント数が零になるため、
以後、ウインドガラスが全開位置に向けて移動する際の
位置カウンタ8aの現在位置のカウントは零から新たに
始まる。
【0028】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明に係
わるパワーウインド装置のモータ制御方法によれば、ク
ローズスイッチがオン作動されると、駆動手段によりモ
ータにウインドガラスの閉方向の電流が供給される。す
ると、位置カウンタの現在位置データと位置基準値記憶
手段の位置基準値とが比較されるとともに、パルス周期
タイマが発生する回転周期パルス信号の周期と基準時間
記憶手段に記憶されている基準時間とが比較され、位置
カウンタの現在位置データが位置基準値記憶手段の位置
基準値より大きく、且つ、パルス周期タイマが発生する
回転周期パルス信号の周期が基準時間記憶手段に記憶さ
れている基準時間よりも短くなっている時には駆動手段
を介しモータに対してウインドガラスの閉方向の電流が
引きつづき供給される。また、位置カウンタの現在位置
データが位置基準値記憶手段の位置基準値より大きく、
且つ、パルス周期タイマが発生する回転周期パルス信号
の周期が基準時間記憶手段に記憶されている基準時間よ
りも長くなっている時には駆動手段を介しモータに対し
てウインドガラスの開方向の電流が供給される。そし
て、位置カウンタの現在位置データが位置基準値記憶手
段の位置基準値より小さく、且つ、パルス周期タイマが
発生する回転周期パルス信号の周期が基準時間記憶手段
に記憶されている基準時間よりも長くなっている時にウ
インドガラスが全閉位置であることを検出しモータへの
電流の供給が停止され、位置カウンタのカウント数が予
め定められた初期値に更新される。それ故、位置カウン
タはウインドガラスが全閉位置に到達した毎に零カウン
トから新たにカウントを開始するものとなるので、モー
タとウインドガラスとは、認識位置にずれが生じたまま
にならない状態で作動を行うものとなる。よって、制御
手段の認識位置と実際のウインドガラスの位置とにずれ
が生じていたとしても位置ずれはウインドガラスが全閉
位置に到達することによって抹消され、結果的にウイン
ドガラスの動作不良を起こすことなくモータを作動する
ことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるパワーウインド装置のモータ
制御方法の一実施例を用いたパワーウインド装置のブロ
ック構成図である。
【図2】図1に示したパワーウインド装置においてのモ
ータの各部品の外観構成図である。
【図3】図2に示したモータにおいての回転検出手段ま
わりの縦断側面図である。
【図4】この発明に係わるパワーウインド装置のモータ
制御方法の動作を説明するフローチャートである。
【図5】この発明に係わるパワーウインド装置のモータ
制御方法の動作を説明するフローチャートである。
【図6】この発明に係わるパワーウインド装置のモータ
制御方法の動作を説明するフローチャートである。
【図7】従来のパワーウインド装置のモータ制御方法を
用いたパワーウインド装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
1 パワーウインド装置 2 オープンスイッチ 3 クローズスイッチ 4 モータ 4a 出力軸 4c アーマチュアシャフト 4e ウオーム 4f ウオームホイール 4f2 ダンパ取付け孔 4h ダンパ 4j 磁気プレート 4j2 (着磁部)S極着磁部 4j3 (着磁部)N極着磁部 5 駆動手段 6 回転検出手段 7a 位置基準値記憶手段 7b 基準時間記憶手段 8a 位置カウンタ 8b パルス周期タイマ 11 (磁気検出素子)ホール素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−225561(JP,A) 特開 平6−225559(JP,A) 特開 平6−225562(JP,A) 特開 平6−217572(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 3/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗員の操作によりオン作動されるオープ
    ンスイッチ、及びクローズスイッチと、 ウオームが形成されたアーマチュアシャフトと、前記ウ
    オームに噛み合うウオームホイールと、前記ウオームホ
    イールに形成されたダンパ取付け孔に嵌入されたダンパ
    と、前記ダンパに取付けられた出力軸とを備え、ウイン
    ドガラスに出力軸が連結され、且つ、オープンスイッ
    チ、あるいはクローズスイッチのオン作動により出力軸
    を介しウインドガラスを全開位置から全閉位置のあいだ
    で移動するモータと、 オープンスイッチが操作されることにより前記モータに
    ウインドガラスの開方向の電流を供給し、クローズスイ
    ッチが操作されることにより前記モータにウインドガラ
    スの閉方向の電流を供給する駆動手段と、 円板状に形成され、S極とN極に交互に着磁された着磁
    部が円周方向に配置され、前記モータの出力軸に取付け
    られた磁気プレートと、前記磁気プレートに対向して配
    置された磁気検出素子とを有し、前記モータの出力軸の
    回転を検出して、回転周期パルス信号を発生する回転検
    出手段と、 前記回転検出手段が発生する回転周期パルス信号をカウ
    ントしてウインドガラスの現在位置データを発生する位
    置カウンタと、 前記回転検出手段が発生するモータの回転周期パルス信
    号の現在の周期を検出するパルス周期タイマと、 ウインドガラスの全閉位置の近傍の予め定められた位置
    の位置データを位置基準値として記憶する位置基準値記
    憶手段と、 モータの予め定められた回転周期を、基準時間として記
    憶する基準時間記憶手段と、 前記クローズスイッチがオン作動され、駆動手段により
    モータにウインドガラスの閉方向の電流が供給された
    際、前記位置カウンタの現在位置データと前記位置基準
    値記憶手段の位置基準値とを比較するとともに、前記パ
    ルス周期タイマが発生する回転周期パルス信号の周期と
    基準時間記憶手段に記憶されている基準時間とを比較
    し、前記位置カウンタの現在位置データが前記位置基準
    値記憶手段の位置基準値より大きく、且つ、前記パルス
    周期タイマが発生する回転周期パルス信号の周期が基準
    時間記憶手段に記憶されている基準時間よりも短くなっ
    ている時には前記駆動手段を介しモータに対してウイン
    ドガラスの閉方向の電流を引きつづき供給し、前記位置
    カウンタの現在位置データが前記位置基準値記憶手段の
    位置基準値より大きく、且つ、前記パルス周期タイマが
    発生する回転周期パルス信号の周期が基準時間記憶手段
    に記憶されている基準時間よりも長くなっている時には
    駆動手段を介しモータに対してウインドガラスの開方向
    の電流を供給し、また、前記位置カウンタの現在位置デ
    ータが前記位置基準値記憶手段の位置基準値より小さ
    く、且つ、前記パルス周期タイマが発生する回転周期パ
    ルス信号の周期が基準時間記憶手段に記憶されている基
    準時間よりも長くなっている時にウインドガラスが全閉
    位置であることを検出しモータへの電流の供給を停止す
    るとともに、位置カウンタのカウント数を予め定められ
    た初期値に更新することを特徴とするパワーウインド装
    置のモータ制御方法。
  2. 【請求項2】 オープンスイッチがオン操作され、モー
    タにウインドガラスの開方向の電流が供給された際、パ
    ルス周期タイマが発生する回転周期パルス信号の周期が
    基準時間記憶手段に記憶されている基準時間よりも短く
    なっている時には、駆動手段を介しモータに対してウイ
    ンドガラスの開方向の電流を引きつづき供給し、且つ、
    パルス周期タイマが発生する回転周期パルス信号の周期
    が基準時間記憶手段に記憶されている基準時間よりも長
    くなっている時にはモータに対する電流の供給を停止す
    る請求項1に記載のパワーウインド装置のモータ制御方
    法。
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