JP3327875B2 - パワーウインド装置 - Google Patents

パワーウインド装置

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JP3327875B2
JP3327875B2 JP28338199A JP28338199A JP3327875B2 JP 3327875 B2 JP3327875 B2 JP 3327875B2 JP 28338199 A JP28338199 A JP 28338199A JP 28338199 A JP28338199 A JP 28338199A JP 3327875 B2 JP3327875 B2 JP 3327875B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両ドアのウイン
ドガラスを開閉移動するパワーウインド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、車両のウインドガラスを上下に
開閉移動させるパワーウインド装置には、駆動源として
モータが用いられている。
【0003】ここで、パワーウインド装置においては、
ウインドガラスに乗員の身体や異物が不要に挟み込まれ
ることを防止した所謂挟み込み防止機能を有するものが
ある。この種の挟み込み防止機能を有したパワーウイン
ド装置では、ドアの所定位置にリミットスイッチを配置
し、このリミットスイッチからの信号とモータのロック
電流とを基にウインドガラスに異物が挟み込まれたか否
かを判断してウインドガラスの移動すなわちモータの回
転位置を制御する構成のものや、ホールICや特別なコ
ンミテータを設けることによりアーマチャの回転数を検
出しこの回転数検出信号(パルス信号のパルス数やパル
ス幅)を基に挟み込まれたか否かを判断してモータの回
転位置を制御する構成のものがある。
【0004】しかしながら、このようなパワーウインド
装置(モータの回転位置検出機構)では、モータやウイ
ンドレギュレータを組付ける際に組付け位置の煩雑な調
節や組付けた後の煩雑なリセットが不可欠であり、また
挟み込み防止機構を構成する場合等には制御装置等の他
の部品がコスト高で精度も悪い等の欠点があった。
【0005】そこで、このような欠点を解消できる移動
体の位置検出装置を既に本出願人が提案している(一例
として、特願平6−175873号)。
【0006】この移動体の位置検出装置は、装置のカバ
ープレートに回転可能に保持されるリングギヤとこのリ
ングギヤに噛み合うプラネタリギヤから成る遊星歯車組
や、遊星歯車組のリングギヤに一体に設けられリングギ
ヤと共に回転する移動接点とカバープレートに固定され
移動接点に接触可能な一対の固定接点とから成るスイッ
チ部、あるいは、移動体(モータ出力軸)からリングギ
ヤへの正方向の回転力の伝達を遮断するクラッチ機構等
を備えた構成となっている。これにより、パワーウイン
ド装置に用いた場合にウインドガラスを高精度に検出す
ることができ、またその移動を制御することができるの
みならず、煩雑な調節を伴うこと無く初期位置の設定が
でき、かつこれを簡単な構造で低コストにより実現でき
る。
【0007】ところで、前述の移動体の位置検出装置が
適用可能な車両のパワーウインド装置は、右側ドア用の
ものと左側ドア用のものとで基本的構造は同じであるも
のの左右で対称となる構造である。したがって、このよ
うな車両のパワーウインド装置やその駆動用モータに、
前述の如き従来の位置検出装置を用いる場合には、リン
グギヤ等の回転方向が右側ドア用のものと左側ドア用の
ものとで異なるため、右側ドア用のものと左側ドア用の
ものとで個々に独自(専用)の部品として設定する必要
があった。
【0008】したがって、部品点数の増加や適用の範囲
が制限される原因であり、この為の対策が求められてい
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、ウインドガラスの移動位置を高精度に検出するこ
とができると共に煩雑な調節を伴うこと無く初期位置の
設定ができ、かつこれを簡単な構造で低コストにより実
現できるのみならず、部品点数が低減され適用の範囲も
拡大するパワーウインド装置を得ることが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るパワーウ
インド装置は、ウインドレギュレータの駆動部に連結さ
れるモータ出力軸の回転によって駆動され、左右のドア
で対称となる車両のパワーウインド装置であって、パワ
ーウインド制御回路に電気的に接続され、前記モータ出
力軸の所定の回転位置を検出する一対の固定接点と、前
記固定接点に対応する移動接点が一体に設けられ、前記
モータ出力軸に連動し、前記移動接点及び固定接点が作
動した状態では前記モータ出力軸からの回転力の伝達を
遮断されて正方向の回転が阻止されるリングギヤと、を
備え、少なくとも一対の前記固定接点を、前記リングギ
ヤの中心を通る仮想線に対し、線対称となる形状及び配
置とすると共に、前記リングギヤ及び移動接点を、前記
リングギヤの表裏対称形状とした、ことを特徴としてい
る。
【0011】請求項1記載のパワーウインド装置では、
通常はモータ出力軸が正逆方向に回転すると、この回転
力はリングギヤへ伝達されてリングギヤがモータ出力軸
に連動して回転され、モータ出力軸が所定の回転位置に
達すると、リングギヤと共に回転する移動接点が固定接
点と接離して移動接点及び固定接点が作動され、これに
より、モータ出力軸の所定の回転位置(すなわち、ウイ
ンドガラスの移動位置)が検出される。
【0012】一方、移動接点及び固定接点が作動した状
態(例えば、移動接点が固定接点と接触した状態)にお
いては、モータ出力軸からリングギヤへの正方向の回転
力の伝達が遮断される。すなわち、一旦移動接点及び固
定接点が作動した後には、仮にモータ出力軸が正方向に
回転してもリングギヤは不動で移動接点及び固定接点の
作動状態(例えば、移動接点が固定接点との接触状態)
が維持されたままとなる。換言すれば、モータ出力軸を
正方向に一旦充分に回転させることにより、移動接点及
び固定接点が作動した初期状態(例えば、移動接点が固
定接点に接触した初期状態)に自動的に設定される。
【0013】したがって、車体に組付けた時点でモータ
出力軸を正方向に一旦充分に回転させることにより移動
接点及び固定接点が作動した初期状態(例えば、移動接
点が固定接点に接触した初期状態)に自動的に設定さ
れ、組付けの際の組付け位置の煩雑な調節や組付けた後
の煩雑なリセットを伴うこと無く初期位置の設定が容易
にできる。また、パワーウインド装置駆動用モータのア
ーマチャの回転数をホールIC等を用いて検出してモー
タ回転軸すなわちウインドガラスの移動位置を検出する
構成のものにあっては、その制御回路にカウンターが不
可欠であるが、本パワーウインド装置は、一度のON/
OFF信号だけで正確な位置が判別でき、制御回路にカ
ウンターが不要となり、低コストにもなる。
【0014】さらに、請求項1記載のパワーウインド装
置では、少なくとも一対の固定接点が、リングギヤの中
心を通る仮想線に対し、線対称となる形状及び配置とさ
れている。このため、左右のドアで対称となる構造の車
両のパワーウインド装置であっても(換言すれば、リン
グギヤの回転方向が左右のドアで逆向きであっても)、
一対の固定接点を左右同一の部品で対応することが可能
になる。したがって、部品点数が低減され、適用の範囲
も大幅に拡大する。
【0015】また、請求項1記載のパワーウインド装置
では、一対の固定接点のみならず、リングギヤ及び移動
接点がリングギヤの表裏対称形状とされているため、リ
ングギヤ及び移動接点を左右同一の部品で対応すること
が可能になる。したがって、部品点数が一層低減され、
適用の範囲も大幅に拡大する。
【0016】
【発明の実施の形態】図2には本発明の実施の形態に係
るパワーウインド装置の位置検出装置30、及びこのパ
ワーウインド装置用のモータ10の全体斜視図が示され
ている。また、図3にはこの位置検出装置30及びモー
タ10の断面図が示されている。
【0017】モータ10は、モータ部10Aとこのモー
タ部10Aに連結するギヤ部10Bとによって構成され
ている。モータ部10Aの回転軸12はギヤ部10B内
へ延出されており、先端にはウォームギヤ14が形成さ
れている。このウォームギヤ14は、ギヤ部10B内に
配置された回転ギヤホイール16に噛み合っている。
【0018】回転ギヤホイール16は、モータ出力軸と
しての軸20が、ギヤ部10Bのカバー18に回転可能
に支持されている。このため、モータ部10Aが作動し
て回転軸12が回転すると、この回転力がウォームギヤ
14を介して回転ギヤホイール16へ伝達されて軸20
が回転するようになっている。軸20の先端には、出力
嵌合部22が設けられており、ウインドレギュレータの
駆動部(図示省略)に連結される構成である。なおここ
で、本実施の形態においては、例えば軸20(出力嵌合
部22)が3回転乃至4.5回転することによりウイン
ドガラスが1ストローク移動するように設定されてい
る。
【0019】一方、ギヤ部10Bの出力嵌合部22と反
対側の面には、位置検出装置30が取り付けられてい
る。
【0020】図1に詳細に示す如く、位置検出装置30
は、ベースプレート34及びカバープレート36を備え
ており、両者によって薄肉の略円筒形に構成されてい
る。ベースプレート34には、中心部分に透孔38が形
成されており、またカバープレート36の内周面には突
起40が軸線方向に突出形成されている。
【0021】また、位置検出装置30は、連結シャフト
42を備えている。この連結シャフト42は、その一端
が回転ギヤホイール16の軸20に一体的に連結されて
常に軸20と一体に回転し、さらに他端はベースプレー
ト34に形成された透孔38を介して位置検出装置30
(ベースプレート34及びカバープレート36)の内部
に突出している。また、連結シャフト42の他端近傍に
は遊星歯車組を構成するサンギヤ44が設けられてお
り、後述するプラネタリギヤ54に噛み合っている。
【0022】連結シャフト42の周囲には、遊星歯車組
を構成するリングギヤ46がサンギヤ44に対向して配
置されている。このリングギヤ46はカバープレート3
6に回転可能に収容されており、さらに、図9に詳細に
示す如くリングギヤ46の周囲にはフランジ部48が一
体的に形成されている。フランジ部48はリングギヤ4
6の周囲壁に一体成形された導電板で、リングギヤ46
及びフランジ部48は表裏対称形状とされている。フラ
ンジ部48の周面一部には移動接点50A、50Bが設
けられている。この移動接点50A、50Bは二段の円
弧状に形成された非導電部で、フランジ部48と略同一
面となるように形成されている。この場合、移動接点5
0A、50Bはフランジ部48の表裏両面に設けられて
おり、表裏対称形状とされている。
【0023】また、フランジ部48の周縁一部には突部
52が突出形成されている。この突部52は、前述のカ
バープレート36に形成された突起40に対応してお
り、リングギヤ46(フランジ部48)が正方向(図1
の矢印A方向)に回転し所定の回転位置に達した時点で
突部52が突起40に当接し(図5及び図8図示状
態)、それ以上のリングギヤ46の正方向の回転が阻止
される構成である。
【0024】リングギヤ46の内周部分には、サンギヤ
44との間に、二個のプラネタリギヤ54が配置されて
いる。図10に詳細に示す如く、これらのプラネタリギ
ヤ54はキャリヤ56によって回転可能に支持されると
共に、リングギヤ46及びサンギヤ44に共に噛み合っ
ている。すなわち、これらのサンギヤ44、リングギヤ
46及びプラネタリギヤ54は遊星歯車組を構成してお
り、連結シャフト42(すなわち、軸20)の回転を減
速して伝達することができ、例えばキャリヤ56が保持
されてプラネタリギヤ54の公転が阻止された状態にお
いては、連結シャフト42(すなわち、軸20)の回転
を減速してリングギヤ46へ伝達することができる構成
である。
【0025】ここで、本実施の形態においては、サンギ
ヤ44、リングギヤ46及びプラネタリギヤ54から成
る遊星歯車組の減速比は、5.2:1とされており、ウ
インドガラスが1ストロークする間(サンギヤ44が3
回転乃至4.5回転する間)にリングギヤ46はどのウ
インドガラスにおいても1回転以上はしないように構成
されている。
【0026】なお、前記遊星歯車組の減速比は、5.
2:1とするに限らず、所望により任意に設定すること
ができる。
【0027】以上の構成のサンギヤ44、リングギヤ4
6及びプラネタリギヤ54から成る遊星歯車組は、カバ
ープレート36によって被覆されると共に保護プレート
200によって保持されてカバープレート36からの脱
落が防止されている。カバープレート36とキャリヤ5
6との間には、クラッチ機構を構成するウェーブワッシ
ャ58、及びワッシャ59が配置されている。ウェーブ
ワッシャ58は、キャリヤ56に一体的に取り付けられ
ている。また、ワッシャ59はカバープレート36の内
周面に一体的に圧入されており、ウェーブワッシャ58
はこのワッシャ59に圧縮状態で当接している。これに
より、ウェーブワッシャ58は常にキャリヤ56を押圧
しており、キャリヤ56は保護プレート200に当接し
ている。このため、通常はキャリヤ56はウェーブワッ
シャ58による押圧力(キャリヤ56と保護プレート2
00との摩擦力、およびウェーブワッシャ58とワッシ
ャ59との摩擦力)のために回転が阻止され、プラネタ
リギヤ54は公転が阻止された状態で保持されている。
一方、リングギヤ46のフランジ部48の突部52が突
起40に当接してそれ以上のリングギヤ46の正方向の
回転が阻止された状態では、キャリヤ56の押圧力(保
持力)を越えるサンギヤ44の正方向回転力が作用する
ことでウェーブワッシャ58はキャリヤ56の保持を解
除し、プラネタリギヤ54の公転を可能とするように構
成されている。すなわち、ウェーブワッシャ58は、フ
ランジ部48の突部52が突起40に当接した後におい
ては、サンギヤ44(軸20)からリングギヤ46への
正方向の回転力の伝達を遮断することができるようにな
っている。したがって、突部52が突起40に当接して
リングギヤ46の回転が阻止された状態においては、サ
ンギヤ44(軸20)が正方向(リングギヤ46を正方
向へ回転させようとする方向)へ回転すると、プラネタ
リギヤ54のみが公転する。
【0028】また、カバープレート36には、一対の固
定接点60A、61Aと、同様に一対の固定接点60
B、61Bが取り付けられている。これらの固定接点6
0A、61A、及び固定接点60B、61Bは、弾力性
を有する一対二組のコンタクトプレートとされており、
図12に詳細に示す如く、固定接点60Aと固定接点6
0Bが一体に形成されると共に、固定接点61Aと固定
接点61Bが一体に形成されている。この場合、これら
一対の固定接点は互いに対称形状に形成されている。す
なわち、図6に示す如く、固定接点60Aと固定接点6
1Aとは、リングギヤ46の中心を通る仮想線Xに対
し、線対称となる形状とされている。またこれと同様
に、固定接点60Bと固定接点61Bとは、リングギヤ
46の中心を通る仮想線Xに対し、線対称となる形状と
されている。
【0029】これらの固定接点60A、61A、固定接
点60B、61Bは、一端がカバープレート36に固定
されると共に、先端はリングギヤ46のフランジ部48
へ向けてそれぞれ延出されており、先端部はフランジ部
48(カバープレート36と反対側の周面)に弾力的に
当接している。すなわち、図4に詳細に示す如く、固定
接点60A、61A、固定接点60B、61Bは、カバ
ープレート36と反対側からリングギヤ46のフランジ
部48(移動接点50A、50B)に圧接する構成であ
る。
【0030】さらに、図6に詳細に示す如く、これらの
固定接点60A、61Aは移動接点50Aに対応してお
り、固定接点60B、61Bは移動接点50Bに対応し
ている。固定接点60A、61A、固定接点60B、6
1Bは、リングギヤ46の所定の回転位置においては移
動接点50A、50Bに接触する構成である。
【0031】この場合、これら一対の固定接点は互いに
対称位置に配置されている。すなわち、図6及び図7に
示す如く、固定接点60Aと固定接点61Aとは、リン
グギヤ46の中心を通る仮想線Xに対し、線対称となる
位置に配置されている。またこれと同様に、固定接点6
0Bと固定接点61Bとは、リングギヤ46の中心を通
る仮想線Xに対し、線対称となる位置に配置されてい
る。
【0032】さらに、これらの固定接点60A、61
A、固定接点60B、61Bはパワーウインド装置の制
御回路に電気的に接続されており、移動接点50A、5
0Bが固定接点60A、60Bに共に接触して非導通状
態となることにより、リングギヤ46の回転位置すなわ
ちサンギヤ44の回転位置すなわち軸20の回転位置を
検出することができる構成であり、後に説明するモータ
10の回転制御に用いられる。
【0033】ここで、本実施の形態においては、例えば
ウインドガラスが上端停止位置から下方へ4mm離間し
た位置に達した時点で、突部52は突起40に当接する
位置よりも所定の回転角度上流側の位置に達し、さらに
この時点で移動接点50A、50Bが固定接点60A、
60Bに接触して非導通状態となり、さらに、その後は
突部52が突起40に当接するまでの間、この非導通状
態が維持されるように、各部の寸法等が設定されてい
る。この場合、固定接点60A、61Aがメイン接点組
として用いられ、固定接点60B、61Bがサブ接点組
として用いられる。
【0034】なお、前述とは逆に、ウインドガラスが上
端停止位置から下方へ4mm離間した位置に達し突部5
2が突起40に当接する位置よりも所定の回転角度上流
側の位置に達した時点で、移動接点50A、50Bが固
定接点60A、61A、固定接点60B、61Bに共に
接触して導通状態となるように構成し、これにより位置
検出を行うようにしても良い。またさらに、前述の如く
非導通状態や導通状態となった後には、必ずしもこの非
導通状態や導通状態を電気的に維持する必要はなく、移
動接点50A、50Bが固定接点60A、61A、固定
接点60B、61Bに接触することによるトリガ信号を
検出することによって所定の回転位置に達したことを判
別するように構成しても良い。
【0035】また、位置検出装置30は、パルス発生手
段としてのパルスプレート192と、パルス検出手段と
しての摺動接点196を備えている。
【0036】図13に詳細に示す如く、パルスプレート
192は薄肉の円板形に形成されており、中心部に形成
された嵌合孔198が連結シャフト42に圧入されて一
体的に固定されている。したがって、パルスプレート1
92は常に連結シャフト42と一体的に回転する。また
パルスプレート192には、導電部194が設けられて
いる。導電部194は、パルスプレート192の周縁に
周方向に沿って設けられており、リング状の第1導電部
194Aとこの第1導電部194Aに隣接しパルス状の
凹凸が連続する第2導電部194Bとによって構成され
ている。
【0037】一方、摺動接点196は、基部がカバープ
レート36に固定されパルスプレート192の導電部1
94へ向けて延出されており、常に導電部194の第1
導電部194Aに接触する入力接点196Aと、導電部
194の第2導電部194Bに接触する出力接点196
Bとによって構成されている。これにより、パルスプレ
ート192の回転に伴ってパルス信号を検出することが
できる構成である。この検出したパルス信号は、ウイン
ドガラスの移動位置制御に用いられる。
【0038】なお、導電部194はパルスプレート19
2の上面に設けなくともパルスプレート192の周囲側
壁に設けるようにしても良い。この場合、摺動接点19
6は、パルスプレート192の周囲側壁に対向してカバ
ープレート36に固定される。
【0039】さらに、パルスプレート192とリングギ
ヤ46(フランジ部48)との間に保護プレート200
が配置されている。この保護プレート200は周縁部が
カバープレート36に保持されて固定されており、パル
スプレート192とリングギヤ46(フランジ部48)
との間に介在することにより、両者が不要に接触しない
ようにその移動を制限している。
【0040】次に本実施の形態の作用を、パワーウイン
ド装置の上昇スイッチが操作されてウインドガラスが上
昇移動する際を例に、図15に示すフローチャートを参
照しながら説明する。
【0041】上記構成のモータ10及び位置検出装置3
0では、ステップ201においてパワーウインド装置の
上昇スイッチが操作されると、ステップ202において
モータ10が作動して軸20が回転し、これによりウイ
ンドレギュレータが作動されてウインドガラスが上昇さ
れる。
【0042】またここで、通常(ウインドガラスの上昇
途中)は、ウェーブワッシャ58によってキャリヤ56
が押圧されて保持されており、プラネタリギヤ54は公
転が阻止された状態となっている。したがって、軸20
の回転に伴って、連結シャフト42(すなわち、サンギ
ヤ44)の回転力がプラネタリギヤ54を介して減速さ
れてリングギヤ46へ伝達され、リングギヤ46が正方
向に次第に回転される。
【0043】次いで、ステップ204において、モータ
10の所定の回転位置すなわちウインドガラスが所定位
置(上端停止位置から下方へ4mm離間した位置)に達
したか否かが位置検出装置30によって検出される。
【0044】すなわち、位置検出装置30では、軸20
の回転に伴って連結シャフト42(すなわち、サンギヤ
44)の回転力がプラネタリギヤ54を介して減速され
てリングギヤ46へ伝達され、リングギヤ46が正方向
に次第に回転されるが、ウインドガラスが上端停止位置
から下方へ4mm離間した位置に達していなければ、突
部52は突起40から大きく離間しており、移動接点5
0A、50Bは固定接点60A、61A、固定接点60
B、61Bから離間して非接触状態である。これによ
り、軸20の回転位置(ウインドガラスが上端停止位置
から下方へ4mm離間した位置に達していないこと)が
検出される。この場合には、モータ10の作動は続行さ
れながらステップ206へ進み、異物を挟み込んだか否
かがパルスプレート192の回転に伴って導電部19
4、摺動接点196が発生するパルス信号の変化を基に
判断される。異物を挟み込んだことが検出されると、ス
テップ208にてモータ10が逆方向へ回転され、ウイ
ンドガラスが降下される。一方、ステップ206におい
て異物の挟み込みが検出されなければ、再びステップ2
04へ戻る。
【0045】一方、ステップ204において、ウインド
ガラスが上端停止位置から下方へ4mm離間した位置に
達すると、突部52は突起40に当接する位置よりも所
定の回転角度上流側の位置に達する。さらにこの時点
で、移動接点50A、50Bが固定接点60A、60B
に共に接触して非導通状態となり、これにより、軸20
の回転位置(ウインドガラスが上端停止位置から下方へ
4mm離間した位置に達したこと)が検出される。
【0046】ステップ204においてモータ10の軸2
0が所定の回転位置すなわちウインドガラスが所定位置
に達したことが検出されると、モータ10の作動が続行
されながらステップ210へ進む。この際には、リング
ギヤ46の回転により移動接点50A、50Bと固定接
点60A、60B、固定接点61A、61Bとの相対接
触位置は変化するが、非導通状態は維持される。
【0047】ステップ210においては、ウインドガラ
スが全閉したか否かがパルスプレート192の回転に伴
うパルス信号やモータ10のロック電流等を基に判断さ
れる。ウインドガラスの全閉が検出されると、ステップ
212においてモータ10が停止され、処理を終了す
る。
【0048】このように、位置検出装置30では、リン
グギヤ46と共に回転する移動接点50A、50Bと一
対二組の固定接点60A、61A、固定接点60B、6
1Bとにより、軸20の回転位置すなわちウインドガラ
スの位置(上端停止位置から下方へ4mm離間した位置
に達したか否か)を高精度に検出することができる。
【0049】さらにここで、位置検出装置30では、車
体に組付けた時点でモータ10の軸20を正方向に一旦
充分に回転させることにより、移動接点50A、50B
が固定接点60A、60Bに接触した初期状態に自動的
に設定することができる。
【0050】すなわち、車体に組付けた時点でモータ1
0の軸20を正方向に一旦充分に回転させると、先ず、
リングギヤ46のフランジ部48の突部52が突起40
に当接してそれ以上のリングギヤ46の正方向の回転が
阻止された状態となる。この状態においてさらに軸20
が回転すると、キャリヤ56の押圧力(保持力)を越え
るサンギヤ44の回転力が作用し、ウェーブワッシャ5
8がキャリヤ56の保持を解除して、プラネタリギヤ5
4の公転が可能とされる。すなわち、ウェーブワッシャ
58は、フランジ部48の突部52が突起40に当接し
た後においては、サンギヤ44(軸20)からリングギ
ヤ46への正方向の回転力の伝達を遮断することができ
るため、突部52が突起40に当接してリングギヤ46
の回転が阻止された状態においては、サンギヤ44(軸
20)が正方向(リングギヤ46を正方向へ回転させよ
うとする方向)へ回転すると、プラネタリギヤ54のみ
が公転する。したがって、突部52が突起40に当接し
移動接点50A、50Bが固定接点60A、60Bと接
触した後には、仮にモータ10の軸20が正方向に回転
してもリングギヤ46は不動で移動接点50A、50B
と固定接点60A、60Bとの接触状態が維持されたま
まとなる。すなわち、モータ10の軸20を正方向に一
旦充分に回転させることにより、突部52が突起40に
当接し移動接点50A、50Bが固定接点60A、60
Bに接触した初期状態に自動的に設定される。
【0051】換言すれば、位置検出装置30では、ウイ
ンドガラスの全閉位置(上方最大移動限)から所定距離
(本実施の形態では、4mm)離間した位置を、ウイン
ドガラスが全閉位置(上方最大移動限)に達したか否か
に拘わらず機械的に記憶することができるため(前記4
mm離間した位置を基準として検出するため)、ウイン
ドガラスの移動制御を誤差なく確実に行うことが可能と
なる。例えば、従来では、モータのアーマチャの回転数
を検出してウインドガラスの移動位置を検出する構成の
ものにおいては、ウインドガラスの全閉位置を基準とす
るようにリセットされる構成とされているが、仮に、電
源電圧の低下やウインドガラスと窓枠との摩擦抵抗の増
加等の理由によりウインドガラスが真の上方最大移動限
に達しないまま停止した場合には、この偽りの停止位置
をウインドガラスの全閉位置としてリセットされてしま
う。したがって、この場合には、前記偽りのウインドガ
ラスの全閉位置を基準にモータの駆動制御がされるた
め、極めて誤差が大きくなる。これに対し、位置検出装
置30では、ウインドガラスが真の全閉位置(上方最大
移動限)に達しないまま停止した場合であっても、その
後にウインドガラスが真の全閉位置から4mm離間した
位置を通過する時点でこれが確実に検出され、したがっ
て、ウインドガラスの移動制御を誤差なく確実に行うこ
とができる。特に、ワイヤ式のウインドレギュレータ装
置においてはワイヤの弛みによる移動位置制御の誤差が
大きいが、位置検出装置30を用いることにより前記ワ
イヤの弛みに起因する誤差を吸収することができ、高精
度に制御することが可能となる。
【0052】このように、位置検出装置30では、車体
に組付けた時点でモータ10の軸20を正方向に一旦充
分に回転させることにより、突部52が突起40に当接
し移動接点50A、50Bが固定接点60A、60Bに
接触した初期状態に自動的に設定され、組付けの際の組
付け位置の煩雑な調節や組付けた後の煩雑なリセットを
伴うこと無く初期位置の設定が容易にでき、さらに、ウ
インドガラスの移動制御を誤差なく確実に行うことがで
きる。
【0053】また、本実施の形態に係る位置検出装置3
0では、パルスプレート192の回転に伴って、出力接
点196Bが導電部194の第2導電部194Bに接触
/非接触を繰り返すことにより、パルス信号が検出され
る。したがって、この検出したパルス信号を基にモータ
10の軸20の回転速度をリニアに検出することが可能
となる。
【0054】したがって、例えばこの位置検出装置30
を、挟み込み防止機能を有する車両のパワーウインド装
置に用いた場合には、ウインドガラスの所定位置および
移動速度を随時リニアに検出して制御することができ
る。
【0055】またさらに、位置検出装置30では、二組
の接点組を備えており、固定接点60A、61Aがメイ
ン接点組として用いられ、固定接点60B、61Bがサ
ブ接点組として用いられる。このため、大幅に信頼性が
向上する。
【0056】また、位置検出装置30では、固定接点6
0Aと固定接点61Aとは、リングギヤ46の中心を通
る仮想線Xに対し線対称となる形状及び配置とされると
共に、固定接点60Bと固定接点61Bにおいても、リ
ングギヤ46の中心を通る仮想線Xに対し線対称となる
形状及び配置とされている。このため、例えば左右のド
アで対称となる構造のパワーウインド装置に適用する場
合(換言すれば、リングギヤ46の回転方向が左右のド
アで逆向きとなる場合)には、図7に示す如く、一対の
固定接点60Aと固定接点61A、あるいは一対の固定
接点60Bと固定接点61Bを同一の部品で左右のドア
に対応することが可能になる。したがって、部品点数が
低減され、適用の範囲も大幅に拡大する。またさらに、
位置検出装置30では、リングギヤ46及びフランジ部
48(移動接点50A、50B)が表裏対称形状とされ
ているため、前述と同様に、このリングギヤ46及びフ
ランジ部48を同一の部品で左右のドアに対応すること
が可能になる。したがって、これによっても部品点数が
一層低減され、適用の範囲も大幅に拡大する。
【0057】なお、前記実施の形態においては、位置検
出装置30を、パワーウインド装置用のモータ10に直
接的に適用した例を説明したが、この位置検出装置30
はこのようなモータ10に直接的に適用するに限らず、
他の機構や部位に適用することも当然に可能である。例
えば、Xアーム式のウインドレギュレータ装置のアーム
回転支持軸等に設けてもよく、また、ワイヤ式のウイン
ドレギュレータ装置のワイヤ巻き掛け用プーリに設けて
もよい。これらの場合であっても、ウインドガラスの位
置を高精度に検出することができて高精度の移動制御が
可能となるのみならず、組付けの際の組付け位置の煩雑
な調節や組付けた後の煩雑なリセットを伴うこと無く初
期位置の設定が容易にできる。
【0058】
【発明の効果】以上説明した如く本発明は、ウインドガ
ラスの移動位置を高精度に検出することができると共に
煩雑な調節を伴うこと無く初期位置の設定ができ、かつ
これを簡単な構造で低コストにより実現できるのみなら
ず、部品点数が低減され適用の範囲も拡大するという優
れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装置
の位置検出装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装置
用のモータの全体斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装置
の位置検出装置及びパワーウインド装置用のモータの断
面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装置
のリングギヤと固定接点の対応関係を示す拡大断面図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装置
の位置検出装置の一部破断した平面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装置
の固定接点と移動接点の対応関係を示す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装置
の固定接点とリングギヤ(移動接点)の対応関係を示す
平面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装置
の位置検出装置の一部破断した平面図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装置
のリングギヤを示し、(A)は平面図であり(B)は断
面図である。
【図10】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装
置のプラネタリギヤ、キャリヤ及びウェーブワッシャを
示し、(A)は平面図であり(B)は断面図である。
【図11】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装
置のウェーブワッシャを示し、(A)は平面図であり
(B)は断面図である。
【図12】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装
置の固定接点の平面図である。
【図13】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装
置のパルスプレート及び連結シャフトを示し、(A)は
平面図であり(B)は断面図である。
【図14】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装
置の保護プレートを示し、(A)は平面図であり(B)
は断面図である。
【図15】本発明の実施の形態に係るパワーウインド装
置の上昇スイッチが操作されてウインドガラスが上昇移
動する際の制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 モータ 20 軸(モータ出力軸) 30 位置検出装置 34 ベースプレート 36 カバープレート 44 サンギヤ 46 リングギヤ 48 フランジ部 50A、50B 移動接点 54 プラネタリギヤ 56 キャリヤ 58 ウェーブワッシャ(クラッチ機構) 60A、60B 固定接点 61A、61B 固定接点 192 パルスプレート(パルス発生手段) 196 摺動接点(パルス検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05F 15/16 B60J 1/17 G01B 21/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドレギュレータの駆動部に連結さ
    れるモータ出力軸の回転によって駆動され、左右のドア
    で対称となる車両のパワーウインド装置であって、 パワーウインド制御回路に電気的に接続され、前記モー
    タ出力軸の所定の回転位置を検出する一対の固定接点
    と、 前記固定接点に対応する移動接点が一体に設けられ、前
    記モータ出力軸に連動し、前記移動接点及び固定接点が
    作動した状態では前記モータ出力軸からの回転力の伝達
    を遮断されて正方向の回転が阻止されるリングギヤと、
    を備え、 少なくとも一対の前記固定接点を、前記リングギヤの中
    心を通る仮想線に対し、線対称となる形状及び配置とす
    ると共に、前記リングギヤ及び移動接点を、前記リング
    ギヤの表裏対称形状とした、 ことを特徴とするパワーウインド装置。
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