JPH07204035A - 回転式ハンガー - Google Patents
回転式ハンガーInfo
- Publication number
- JPH07204035A JPH07204035A JP3408094A JP3408094A JPH07204035A JP H07204035 A JPH07204035 A JP H07204035A JP 3408094 A JP3408094 A JP 3408094A JP 3408094 A JP3408094 A JP 3408094A JP H07204035 A JPH07204035 A JP H07204035A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanger
- rail
- hanger bodies
- shaped
- bodies
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】使いやすい、くみたてやすい回転式ハンガーを
提供する事。 【構成】 レール支持部材にとりつけられるループ状の
レールには、複数個の棒状のハンガー体が戸車を介して
回転可能に設けられる回転式のハンガーであって、上記
ハンガー体は、その長手方向に配設している少なくとも
２個の上吊り戸車を介してレールに吊り下げられてお
り、かつそのハンガー体とレールとの間には衣服などの
掛け具がハンガー体に引っかけられる空間部が形成され
ており、さらにハンガー体同志は連結材で連結されてい
ることを特徴とする回転式ハンガー。
提供する事。 【構成】 レール支持部材にとりつけられるループ状の
レールには、複数個の棒状のハンガー体が戸車を介して
回転可能に設けられる回転式のハンガーであって、上記
ハンガー体は、その長手方向に配設している少なくとも
２個の上吊り戸車を介してレールに吊り下げられてお
り、かつそのハンガー体とレールとの間には衣服などの
掛け具がハンガー体に引っかけられる空間部が形成され
ており、さらにハンガー体同志は連結材で連結されてい
ることを特徴とする回転式ハンガー。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は回転式のハンガーに関す
る。その用途は衣服掛け、小物類の吊り下げ掛けに好適
である。
る。その用途は衣服掛け、小物類の吊り下げ掛けに好適
である。
【０００２】
【従来の技術】従来、回転式ハンガーは本出願人が提案
している構成のもの、たとえば実願平３−８８２１７
号、同３−１０００７３号、同４−２３６５７号に開示
されているものがある。その構造は上下にループ状レー
ルがあり、そのレール間に方形枠型のハンガー本体をガ
イド部材または戸車を介して、かつその本体間を連結体
を介して回転可能にとりつけている構造である。
している構成のもの、たとえば実願平３−８８２１７
号、同３−１０００７３号、同４−２３６５７号に開示
されているものがある。その構造は上下にループ状レー
ルがあり、そのレール間に方形枠型のハンガー本体をガ
イド部材または戸車を介して、かつその本体間を連結体
を介して回転可能にとりつけている構造である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記した従来
のものは、上下にレールがあるために、またハンガー本
体が方形枠型であるために部材点数が多いこと、そのた
めに組み立てが面倒であること、また回転走行性が十分
でないこと、さらに方形枠体の下枠部分、下レール部分
だけ少なくとも上枠の位置が高くなること。さらに下空
間が自由にならないことなどの問題点があった。
のものは、上下にレールがあるために、またハンガー本
体が方形枠型であるために部材点数が多いこと、そのた
めに組み立てが面倒であること、また回転走行性が十分
でないこと、さらに方形枠体の下枠部分、下レール部分
だけ少なくとも上枠の位置が高くなること。さらに下空
間が自由にならないことなどの問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は次の特徴を備え
ている。詳細は後述の実施例等で説明している。すなわ
ち「レール支持部材にとりつけられるループ状のレール
には、複数個の棒状のハンガー体が戸車を介して回転可
能に設けられる回転式のハンガーであって、上記ハンガ
ー体は、その長手方向に配設している少なくとも２個の
上吊り戸車を介してレールに吊り下げられており、かつ
そのハンガー体とレールとの間には衣服などの掛け具が
ハンガー体に引っかけられる空間部が形成されており、
さらにハンガー体同志は連結材で連結されていることを
特徴とする回転式ハンガー。」である。
ている。詳細は後述の実施例等で説明している。すなわ
ち「レール支持部材にとりつけられるループ状のレール
には、複数個の棒状のハンガー体が戸車を介して回転可
能に設けられる回転式のハンガーであって、上記ハンガ
ー体は、その長手方向に配設している少なくとも２個の
上吊り戸車を介してレールに吊り下げられており、かつ
そのハンガー体とレールとの間には衣服などの掛け具が
ハンガー体に引っかけられる空間部が形成されており、
さらにハンガー体同志は連結材で連結されていることを
特徴とする回転式ハンガー。」である。
【０００５】
【作用】本発明によれば、ハンガー体の上部の空間部に
衣服、その他の吊り下げ具を掛け具を介して引っかける
ことができ、方形枠体が不要になるので軽くて回転がス
ムーズになる。上レールに沿って回転すれば連続して回
転できる。衣服も下空間が自由なので吊り下げが便利で
ある。さらに部材点数も少なく組み立てが簡単である。
衣服、その他の吊り下げ具を掛け具を介して引っかける
ことができ、方形枠体が不要になるので軽くて回転がス
ムーズになる。上レールに沿って回転すれば連続して回
転できる。衣服も下空間が自由なので吊り下げが便利で
ある。さらに部材点数も少なく組み立てが簡単である。
【０００６】
【実施例】図１は本発明の回転式ハンガーの斜視図を示
す。１はフレーム等のレール支持部材で、ループ状のレ
ール２を止め具１ａを介して上吊り式で固定している。
該部材１は２本の棒体をレールにまたがらせ、その両端
に長尺の棒体をとりつけており、該棒体をたとえば天井
部に適宜固定すればよい。図示では一端側の長尺棒体を
省略している。レール２の支持固定はいろいろな手段が
ある。不図示ではあるが、たとえばレールをフレームに
固定し、それを支柱で受けることもできる。その一例は
図１０で示す。
す。１はフレーム等のレール支持部材で、ループ状のレ
ール２を止め具１ａを介して上吊り式で固定している。
該部材１は２本の棒体をレールにまたがらせ、その両端
に長尺の棒体をとりつけており、該棒体をたとえば天井
部に適宜固定すればよい。図示では一端側の長尺棒体を
省略している。レール２の支持固定はいろいろな手段が
ある。不図示ではあるが、たとえばレールをフレームに
固定し、それを支柱で受けることもできる。その一例は
図１０で示す。
【０００７】３は複数個（図面では４個）のハンガー体
で棒状を呈している。３ａは掛け具の複数個の受け溝で
ある。４はハンガー体の長手方向に配設している少なく
とも２個の上吊り戸車であり、この戸車のハンガー体と
の取り付け部を介してハンガー体がレールに吊り下げら
れる。５は連結材で軸ピンを介して回動可能にハンガー
体と連結しており、ハンガー体同志を連結している。
で棒状を呈している。３ａは掛け具の複数個の受け溝で
ある。４はハンガー体の長手方向に配設している少なく
とも２個の上吊り戸車であり、この戸車のハンガー体と
の取り付け部を介してハンガー体がレールに吊り下げら
れる。５は連結材で軸ピンを介して回動可能にハンガー
体と連結しており、ハンガー体同志を連結している。
【０００８】６はハンガー体とレールとの間に形成して
いる空間部であり、衣服やその他の吊り下げものの掛け
具８が空間部を介してハンガー体に引っ掛けられる。こ
の図面では後述するが、補助枠７が両戸車の取り付け部
間に設けられており、この枠とハンガー体の間が空間部
である。よって１個のハンガー体３を手動で回転する
と、全てのハンガー体が連結材を介して連動する。
いる空間部であり、衣服やその他の吊り下げものの掛け
具８が空間部を介してハンガー体に引っ掛けられる。こ
の図面では後述するが、補助枠７が両戸車の取り付け部
間に設けられており、この枠とハンガー体の間が空間部
である。よって１個のハンガー体３を手動で回転する
と、全てのハンガー体が連結材を介して連動する。
【０００９】図２はハンガー体の要部斜視図を示す。ハ
ンガー体３は合成樹脂成型体である。棒状であり、その
長手方向に対して適数個の受け溝３ａを傾斜方向に形成
している。よってハンガー体の長手方向に対して直角に
つけた受け溝に比べて衣服の掛け具８が斜行して引っ掛
けできるので、巾方向に短くなった状態で引っ掛けで
き、回転がスムーズにできる。３ｂはハンガー体の両側
上方に形成している連結突起である。ビスネジを介して
又はハンガー体の本体部に嵌入固着して結合している。
そして戸車の取り付け部が連結突起に回動可能にまたは
固定的にネジ固定されている。
ンガー体３は合成樹脂成型体である。棒状であり、その
長手方向に対して適数個の受け溝３ａを傾斜方向に形成
している。よってハンガー体の長手方向に対して直角に
つけた受け溝に比べて衣服の掛け具８が斜行して引っ掛
けできるので、巾方向に短くなった状態で引っ掛けで
き、回転がスムーズにできる。３ｂはハンガー体の両側
上方に形成している連結突起である。ビスネジを介して
又はハンガー体の本体部に嵌入固着して結合している。
そして戸車の取り付け部が連結突起に回動可能にまたは
固定的にネジ固定されている。
【００１０】図３は戸車の正面図、図４は戸車の側面図
である。４は戸車、４ａはケーシングで、これにはレー
ルを挟んで前後にそれぞれ設けているガイドローラ４ｂ
と中央部の車輪４ｃが設けられている。４ｄは取り付け
部である。このタイプの戸車はレールをループに組み立
てる前のレール部材の段階でレールに嵌めつけている。
である。４は戸車、４ａはケーシングで、これにはレー
ルを挟んで前後にそれぞれ設けているガイドローラ４ｂ
と中央部の車輪４ｃが設けられている。４ｄは取り付け
部である。このタイプの戸車はレールをループに組み立
てる前のレール部材の段階でレールに嵌めつけている。
【００１１】図５は補助枠７の平面図を示す。該枠は所
望強度をもつ厚手の金属板または合成樹脂成型体から作
られる。両側にネジ挿入穴７ａが適宜大きさで設けられ
ている。ハンガー体の連結突起と戸車の取り付け部との
間にネジを介して挟着される。７ｂ、７ｂはそれぞれ後
方に突出形成している取り付け部７ｃにもうけている止
め具例えば軸ピンの挿入穴である。
望強度をもつ厚手の金属板または合成樹脂成型体から作
られる。両側にネジ挿入穴７ａが適宜大きさで設けられ
ている。ハンガー体の連結突起と戸車の取り付け部との
間にネジを介して挟着される。７ｂ、７ｂはそれぞれ後
方に突出形成している取り付け部７ｃにもうけている止
め具例えば軸ピンの挿入穴である。
【００１２】図６、図７は戸車４にハンガー体３と補助
枠７とを組んだ状態の正面図および側面図である。戸車
の取り付け部４ｄとハンガー体の連結突起３ｂとの間に
補助枠７を挟んで連結している。その連結はネジ止めで
ある。戸車４はハンガー体に対して固定的にまたは回動
可能に形成できる。回動可能に戸車を形成することはレ
ールにたいする車輪の走行性を安定できる。
枠７とを組んだ状態の正面図および側面図である。戸車
の取り付け部４ｄとハンガー体の連結突起３ｂとの間に
補助枠７を挟んで連結している。その連結はネジ止めで
ある。戸車４はハンガー体に対して固定的にまたは回動
可能に形成できる。回動可能に戸車を形成することはレ
ールにたいする車輪の走行性を安定できる。
【００１３】補助枠７は必ずしも設けなくてもよい。こ
れを設けなければ戸車の取り付け部と連結突起とが直に
連結される。補助枠を設けることによってハンガー体と
は方形枠の形となり、ハンガー体の強度的補助となる。
図７より明らかな通り、アルミダイカストからなる略１
型のレール２には、戸車４がその一対の車輪４ｃ、４ｃ
が走行し、同時にガイドローラ４ｂが回転しながらレー
ルに接触する状態で吊り下げられる。
れを設けなければ戸車の取り付け部と連結突起とが直に
連結される。補助枠を設けることによってハンガー体と
は方形枠の形となり、ハンガー体の強度的補助となる。
図７より明らかな通り、アルミダイカストからなる略１
型のレール２には、戸車４がその一対の車輪４ｃ、４ｃ
が走行し、同時にガイドローラ４ｂが回転しながらレー
ルに接触する状態で吊り下げられる。
【００１４】図８は連結材５の平面図である。該連結材
は合成樹脂成型体である。両側には連結ピンに嵌着する
ための嵌合係合部５ａが設けられている。図９は連結材
によって補助枠同志を連結している。よってハンガー体
が連結されたことになる。７ｄは連結ピンである。この
ピンに対して連結材が遊嵌状態で、つまり回動可能に嵌
着係合している。よってハンガー体はすべてスムーズに
移動できる。しかも連結材はハンガー体の内側に位置す
ることになるので、ハンガー体と一直線上に形成するよ
りもハンガー体の回転に効果的である。この連結材を強
固な構造にすれば、その中央部分もハンガー体の一部と
して使用でき、掛け具を掛けることができる。そうすれ
ば全周がハンガー機能をゆうすることになる。
は合成樹脂成型体である。両側には連結ピンに嵌着する
ための嵌合係合部５ａが設けられている。図９は連結材
によって補助枠同志を連結している。よってハンガー体
が連結されたことになる。７ｄは連結ピンである。この
ピンに対して連結材が遊嵌状態で、つまり回動可能に嵌
着係合している。よってハンガー体はすべてスムーズに
移動できる。しかも連結材はハンガー体の内側に位置す
ることになるので、ハンガー体と一直線上に形成するよ
りもハンガー体の回転に効果的である。この連結材を強
固な構造にすれば、その中央部分もハンガー体の一部と
して使用でき、掛け具を掛けることができる。そうすれ
ば全周がハンガー機能をゆうすることになる。
【００１５】図１０は他の実施例を示し、レールの支持
部材がフレームと支柱で構成している。支持部材９はフ
レーム９ａと支柱９ｂで構成されている。要はレールが
支柱で支持できる構造としており、その他の支柱構造も
採用できる。
部材がフレームと支柱で構成している。支持部材９はフ
レーム９ａと支柱９ｂで構成されている。要はレールが
支柱で支持できる構造としており、その他の支柱構造も
採用できる。
【００１６】図１１は他の実施例を示し、ハンガー体
３、３が上下２段にけいせいしている。このようにすれ
ば小人は下の段を利用して衣服など掛け具を介して吊り
下げできる。この場合図示では補助枠を用いていない
が、戸車にハンガー体を直接取り付ける構造であれば、
それなりの強度を確保する設計にすることは当然であ
る。３ｃは接続部材である。以上の実施例は本発明を図
面を用いて説明したものであるが、本発明の技術思想を
逸脱しない限り様々な設計変更は可能である。
３、３が上下２段にけいせいしている。このようにすれ
ば小人は下の段を利用して衣服など掛け具を介して吊り
下げできる。この場合図示では補助枠を用いていない
が、戸車にハンガー体を直接取り付ける構造であれば、
それなりの強度を確保する設計にすることは当然であ
る。３ｃは接続部材である。以上の実施例は本発明を図
面を用いて説明したものであるが、本発明の技術思想を
逸脱しない限り様々な設計変更は可能である。
【００１７】
【効果】本発明によれば、ハンガー体の上部の空間部に
衣服、その他の吊り下げ具を掛け具を介して引っかける
ことができ、従来構造のような縦長の方形枠体が不要に
なるので軽くて回転がスムーズになる。上レールに沿っ
て回転すれば連続して回転できる。衣服も下空間が自由
なので吊り下げが便利である。さらに部材点数も少なく
組み立てが簡単である。
衣服、その他の吊り下げ具を掛け具を介して引っかける
ことができ、従来構造のような縦長の方形枠体が不要に
なるので軽くて回転がスムーズになる。上レールに沿っ
て回転すれば連続して回転できる。衣服も下空間が自由
なので吊り下げが便利である。さらに部材点数も少なく
組み立てが簡単である。
【図１】本発明の実施例を示す回転式ハンガーの斜視
図。
図。
【図２】ハンガー体の要部斜視図。
【図３】戸車の正面図。
【図４】戸車の側面図。
【図５】補助枠の平面図。
【図６】戸車にハンガー体と補助枠体とを組んだ状態の
要部正面図。
要部正面図。
【図７】図６の状態でレールに戸車をとりつけた要部側
面図。
面図。
【図８】連結材の平面図。
【図９】連結材によって補助枠同志を連結する状態の略
平面図。
平面図。
【図１０】別実施例を示す回転式ハンガーの斜視図。
【図１１】別実施例を示す回転式ハンガーの略正面図。
１ レール支持部材 ２ レール ３ ハンガー体 ４ 上吊り戸車 ５ 連結材 ６ 空間部 ７ 補助枠 ９レール支持部材
Claims (1)
- 【請求項１】レール支持部材にとりつけられるループ状
のレールには、複数個の棒状のハンガー体が戸車を介し
て回転可能に設けられる回転式のハンガーであって、上
記ハンガー体は、その長手方向に配設している少なくと
も２個の上吊り戸車を介してレールに吊り下げられてお
り、かつそのハンガー体とレールとの間には衣服などの
掛け具がハンガー体に引っかけられる空間部が形成され
ており、さらにハンガー体同志は連結材で連結されてい
ることを特徴とする回転式ハンガー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3408094A JPH07204035A (ja) | 1994-01-22 | 1994-01-22 | 回転式ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3408094A JPH07204035A (ja) | 1994-01-22 | 1994-01-22 | 回転式ハンガー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07204035A true JPH07204035A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=12404292
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3408094A Pending JPH07204035A (ja) | 1994-01-22 | 1994-01-22 | 回転式ハンガー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07204035A (ja) |
-
1994
- 1994-01-22 JP JP3408094A patent/JPH07204035A/ja active Pending
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