JPH07203657A - 開放形回転電機 - Google Patents
開放形回転電機Info
- Publication number
- JPH07203657A JPH07203657A JP6000192A JP19294A JPH07203657A JP H07203657 A JPH07203657 A JP H07203657A JP 6000192 A JP6000192 A JP 6000192A JP 19294 A JP19294 A JP 19294A JP H07203657 A JPH07203657 A JP H07203657A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- frame
- gap
- core plate
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】フレームを単純な円筒とし、固定子に突部を設
けても鉄心板は本体鉄心に外接する正方形の範囲内にあ
り、固定子の軸方向と周方向の全体にわたり突部の間隔
が大きくならなくてフレームの強度を維持できるように
する。 【構成】固定子24の鉄心板30は第1の円形の本体鉄
心板30aと、これに外接する正方形内の4隅に設けら
れ第1の円形より大きく同心の第2の円形の部分外周を
持ち隙間を形成する突部30bとからなる。鉄心板30
を積層した固定子24を軸方向に複数のブロック24a
〜24fに分割し、ブロック毎に突部30bの円周方向
位置を変化させた固定子24を円筒状のフレーム25に
固定する。円筒状のフレーム25と固定子24との間に
は突起30bにより隙間27が形成され、フレーム25
の窓28から冷却気が排気される。
けても鉄心板は本体鉄心に外接する正方形の範囲内にあ
り、固定子の軸方向と周方向の全体にわたり突部の間隔
が大きくならなくてフレームの強度を維持できるように
する。 【構成】固定子24の鉄心板30は第1の円形の本体鉄
心板30aと、これに外接する正方形内の4隅に設けら
れ第1の円形より大きく同心の第2の円形の部分外周を
持ち隙間を形成する突部30bとからなる。鉄心板30
を積層した固定子24を軸方向に複数のブロック24a
〜24fに分割し、ブロック毎に突部30bの円周方向
位置を変化させた固定子24を円筒状のフレーム25に
固定する。円筒状のフレーム25と固定子24との間に
は突起30bにより隙間27が形成され、フレーム25
の窓28から冷却気が排気される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内扇が吸い込む冷却
気をフレームと固定子の間に設けた隙間を介してフレー
ムの窓から排気する開放形回転電機に関する。
気をフレームと固定子の間に設けた隙間を介してフレー
ムの窓から排気する開放形回転電機に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例1の半断面図、図4は図3
の一部断面を図示する正面図であり、図5は従来例2の
固定子鉄心の側面図、図6は図5の正面図である。図3
及び図4において、軸受1を介してブラケット2に支承
される回転子3の外側に空隙を介して固定子4を配置す
る。ブラケット2を支持するフレーム5に固定子4を固
定し、内扇6が吸い込む冷却気をエアガイド7で導いて
フレーム5と固定子4の間に設けた隙間8を介してフレ
ーム5の窓9から排気する。円筒状の固定子4とフレー
ム5との間に隙間8を設けるため、フレーム5の内側に
複数の内側突起10を設け、その内周に固定子4を固定
する。
の一部断面を図示する正面図であり、図5は従来例2の
固定子鉄心の側面図、図6は図5の正面図である。図3
及び図4において、軸受1を介してブラケット2に支承
される回転子3の外側に空隙を介して固定子4を配置す
る。ブラケット2を支持するフレーム5に固定子4を固
定し、内扇6が吸い込む冷却気をエアガイド7で導いて
フレーム5と固定子4の間に設けた隙間8を介してフレ
ーム5の窓9から排気する。円筒状の固定子4とフレー
ム5との間に隙間8を設けるため、フレーム5の内側に
複数の内側突起10を設け、その内周に固定子4を固定
する。
【0003】図5及び図6に示す従来例2において、固
定子14は、第1の円形の本体鉄心14aと、第1の円
形より大きく同心の第2の円形の部分外周を持つ複数の
突部19とからなる。
定子14は、第1の円形の本体鉄心14aと、第1の円
形より大きく同心の第2の円形の部分外周を持つ複数の
突部19とからなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来例1では、内側突
起10の形成が困難である。従来例2では、第1の円形
の直径d1 は、従来例1の固定子4の直径d1 と同一で
あり、これより大きい第2の円形の直径d2 に外接する
正方形は、直径d1 に外接する正方形より大きいので、
固定子14の鉄心板の材料は従来例1の固定子4の鉄心
板の材料より大きくなり、不経済である。突部19を直
径d1 に外接する正方形の4隅に設けただけでは、突部
19の間隔が大きく開くところができ、フレームに固定
したとき、この間隔が大きい部分のフレームの強度が低
下する。
起10の形成が困難である。従来例2では、第1の円形
の直径d1 は、従来例1の固定子4の直径d1 と同一で
あり、これより大きい第2の円形の直径d2 に外接する
正方形は、直径d1 に外接する正方形より大きいので、
固定子14の鉄心板の材料は従来例1の固定子4の鉄心
板の材料より大きくなり、不経済である。突部19を直
径d1 に外接する正方形の4隅に設けただけでは、突部
19の間隔が大きく開くところができ、フレームに固定
したとき、この間隔が大きい部分のフレームの強度が低
下する。
【0005】この発明の目的は、フレームを単純な円筒
とし、固定子に突部を設けても鉄心板は本体鉄心に外接
する正方形の範囲内にありかつ、固定子の軸方向と周方
向の全体にわたり突部の間隔が大きくならなくてフレー
ムの強度を維持できる開放形回転電機を提供することに
ある。
とし、固定子に突部を設けても鉄心板は本体鉄心に外接
する正方形の範囲内にありかつ、固定子の軸方向と周方
向の全体にわたり突部の間隔が大きくならなくてフレー
ムの強度を維持できる開放形回転電機を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の開放形回転電
機は、軸受を介してブラケットに支承される回転子の外
側に空隙を介して固定子を配置し、ブラケットを支持す
るフレームに固定子を固定し、内扇が吸い込む冷却気を
フレームと固定子の間に設けた隙間を介してフレームの
窓から排気する開放形回転電機において、固定子の鉄心
板は第1の円形の本体鉄心板と、これに外接する正方形
内の4隅に設けられ第1の円形より大きく同心の第2の
円形の部分外周を持って隙間を形成する突部とからな
り、鉄心板を積層した固定子を軸方向に複数のブロック
に分割し、ブロック毎に突部の円周方向位置を変化させ
た固定子を円筒状のフレームに固定するものである。
機は、軸受を介してブラケットに支承される回転子の外
側に空隙を介して固定子を配置し、ブラケットを支持す
るフレームに固定子を固定し、内扇が吸い込む冷却気を
フレームと固定子の間に設けた隙間を介してフレームの
窓から排気する開放形回転電機において、固定子の鉄心
板は第1の円形の本体鉄心板と、これに外接する正方形
内の4隅に設けられ第1の円形より大きく同心の第2の
円形の部分外周を持って隙間を形成する突部とからな
り、鉄心板を積層した固定子を軸方向に複数のブロック
に分割し、ブロック毎に突部の円周方向位置を変化させ
た固定子を円筒状のフレームに固定するものである。
【0007】
【作用】このような構成によれば、フレームは単純な円
筒であり、固定子に突部を設けても鉄心板は本体鉄心板
に外接する正方形の範囲内にあって材料の無駄がなく、
固定子の軸方向と円周方向の全体にわたり突部の間隔が
大きくならなくてフレームの強度を維持できる。
筒であり、固定子に突部を設けても鉄心板は本体鉄心板
に外接する正方形の範囲内にあって材料の無駄がなく、
固定子の軸方向と円周方向の全体にわたり突部の間隔が
大きくならなくてフレームの強度を維持できる。
【0008】
【実施例】図1は実施例の固定子鉄心の側面とフレーム
の部分断面とを示す側面図、図2は図1の固定子鉄心の
鉄心板の正面図であり、軸受、ブラケット、回転子、内
扇は従来例1と同一であり図示しない。図において、固
定子24の鉄心板30は第1の円形の本体鉄心板30a
と、これに外接する正方形内の4隅に設けられ第1の円
形より大きく同心の第2の円形の部分外周を持って隙間
を形成する突部30bとからなる。鉄心板30を積層し
た固定子24を軸方向に複数のブロック24a、24
b、24c、24d、24e及び24fに分割し、ブロ
ック毎に突部30bの円周方向位置を変化させた固定子
24を円筒状のフレーム25に固定する。円筒状のフレ
ーム25と固定子24との間には突起30bにより隙間
27が形成され、フレーム25の窓28から冷却気が排
気される。
の部分断面とを示す側面図、図2は図1の固定子鉄心の
鉄心板の正面図であり、軸受、ブラケット、回転子、内
扇は従来例1と同一であり図示しない。図において、固
定子24の鉄心板30は第1の円形の本体鉄心板30a
と、これに外接する正方形内の4隅に設けられ第1の円
形より大きく同心の第2の円形の部分外周を持って隙間
を形成する突部30bとからなる。鉄心板30を積層し
た固定子24を軸方向に複数のブロック24a、24
b、24c、24d、24e及び24fに分割し、ブロ
ック毎に突部30bの円周方向位置を変化させた固定子
24を円筒状のフレーム25に固定する。円筒状のフレ
ーム25と固定子24との間には突起30bにより隙間
27が形成され、フレーム25の窓28から冷却気が排
気される。
【0009】このような構造によれば、フレーム25は
単純な円筒であり、固定子24に突部30bを設けても
鉄心板30は本体鉄心板30aに外接する1辺d1 の正
方形の範囲内にあって材料の無駄がなく、固定子24の
軸方向と円周方向の全体にわたり突部30bの間隔が大
きくならなくてフレーム25の強度を維持できる。
単純な円筒であり、固定子24に突部30bを設けても
鉄心板30は本体鉄心板30aに外接する1辺d1 の正
方形の範囲内にあって材料の無駄がなく、固定子24の
軸方向と円周方向の全体にわたり突部30bの間隔が大
きくならなくてフレーム25の強度を維持できる。
【0010】
【発明の効果】この発明の開放形回転電機によれば、本
体鉄心板に外接する正方形内の4隅に設けられる突部を
持つ鉄心板を軸方向に複数のブロックに分割し、ブロッ
ク毎に突部の円周方向位置を変化させるので、フレーム
は単純な円筒であり、固定子鉄心板に材料の無駄がな
く、固定子の軸方向と円周方向の全体にわたり突部の間
隔が大きくならなくてフレームの強度を維持できるとい
う効果がある。
体鉄心板に外接する正方形内の4隅に設けられる突部を
持つ鉄心板を軸方向に複数のブロックに分割し、ブロッ
ク毎に突部の円周方向位置を変化させるので、フレーム
は単純な円筒であり、固定子鉄心板に材料の無駄がな
く、固定子の軸方向と円周方向の全体にわたり突部の間
隔が大きくならなくてフレームの強度を維持できるとい
う効果がある。
【図1】実施例の固定子鉄心の側面とフレームの部分断
面とを示す側面図
面とを示す側面図
【図2】図1の固定子鉄心の鉄心板の正面図
【図3】従来例1の半断面図
【図4】図3の一部断面を図示する正面図
【図5】従来例2の固定子鉄心の側面図
【図6】図5の正面図
1 軸受 2 ブラケット 3 回転子 4 固定子 5 フレーム 6 内扇 8 隙間 9 窓 10 内側突起 14 固定子 14a 本体鉄心 19 突起 24 固定子 24a ブロック 24b ブロック 24c ブロック 24d ブロック 24e ブロック 24f ブロック 25 フレーム 27 隙間 28 窓 30 鉄心板 30a 本体鉄心
板 30b 突部
板 30b 突部
Claims (1)
- 【請求項1】軸受を介してブラケットに支承される回転
子の外側に空隙を介して固定子を配置し、ブラケットを
支持するフレームに固定子を固定し、内扇が吸い込む冷
却気をフレームと固定子の間に設けた隙間を介してフレ
ームの窓から排気する開放形回転電機において、 固定子の鉄心板は第1の円形の本体鉄心板と、これに外
接する正方形内の4隅に設けられ第1の円形より大きく
同心の第2の円形の部分外周を持って隙間を形成する突
部とからなり、鉄心板を積層した固定子を軸方向に複数
のブロックに分割し、ブロック毎に突部の円周方向位置
を変化させた固定子を円筒状のフレームに固定すること
を特徴とする開放形回転電機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6000192A JPH07203657A (ja) | 1994-01-06 | 1994-01-06 | 開放形回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6000192A JPH07203657A (ja) | 1994-01-06 | 1994-01-06 | 開放形回転電機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07203657A true JPH07203657A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=11467138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6000192A Pending JPH07203657A (ja) | 1994-01-06 | 1994-01-06 | 開放形回転電機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07203657A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007049850A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Toshiba Corp | 液冷式回転電機 |
JP2014121623A (ja) * | 2007-06-05 | 2014-07-03 | Resmed Motor Technologies Inc | 軸受管を有するブロワ |
-
1994
- 1994-01-06 JP JP6000192A patent/JPH07203657A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007049850A (ja) * | 2005-08-11 | 2007-02-22 | Toshiba Corp | 液冷式回転電機 |
JP4711776B2 (ja) * | 2005-08-11 | 2011-06-29 | 株式会社東芝 | 液冷式回転電機 |
JP2014121623A (ja) * | 2007-06-05 | 2014-07-03 | Resmed Motor Technologies Inc | 軸受管を有するブロワ |
US10396640B2 (en) | 2007-06-05 | 2019-08-27 | Resmed Motor Technologies Inc. | Blower with bearing tube |
US11293453B2 (en) | 2007-06-05 | 2022-04-05 | Resmed Motor Technologies Inc | Positive airway pressure device including blower and support system therefor |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |