JPH07203172A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07203172A
JPH07203172A JP5334670A JP33467093A JPH07203172A JP H07203172 A JPH07203172 A JP H07203172A JP 5334670 A JP5334670 A JP 5334670A JP 33467093 A JP33467093 A JP 33467093A JP H07203172 A JPH07203172 A JP H07203172A
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JP
Japan
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call
analog telephone
signal
telephone
communication
Prior art date
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Application number
JP5334670A
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English (en)
Inventor
Toshio Ko
敏雄 高
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ファクシミリ装置に関し、アナロ
グ電話機から着端末の着番号と、終了パターンとを入力
することでファクシミリ送信を開始することができるフ
ァクシミリ装置を提供することを目的としている。 【構成】 電話インタフェイス部5が、アナログ電話機
6からDTMF信号を受信し、受信されたDTMF信号
に基づいて相手着端末の呼番号と終了パターンとを電話
インタフェイス部5が識別する。次に、識別された呼番
号に基づいて、通信制御部3がISDN回線に呼設定を
要求するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置に関
し、特に、ISDN回線に接続されるファクシミリ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ISDN対応のファクシミリ装置
では、デジタル電話機、あるいは回線網に接続されたフ
ァクシミリ装置にアナログ電話機を接続し、アナログ電
話機を使用できるようにしたものが知られている。この
ものは、共通の回線網にファクシミリ装置(デジタル電
話機)とアナログ電話機とをカスケード接続しているた
め、各装置毎に回線網を用意する必要がなく、回線網の
効率的な利用が図れるという効果が得られるものであ
る。
【0003】また、特開昭2−272864号公報記載
の「転送機能付ファクシミリ装置」にあっては、ファク
シミリ装置に装備された子機電話を、ファクシミリ装置
から離れた場所で使用できるという利点を有するもので
ある。詳しくは、着呼に応じて子機電話をオフ・フック
した後に、ファクシミリ受信であることが判明した場合
には、子機電話からリモート操作して、ファクシミリ装
置をファクシミリ受信に切り換える。一方、このリモー
ト操作に応じてファクシミリ装置は、ファクシミリ受信
開始の準備を行い、準備が完了した後に、子機電話の表
示部にメッセージを表示させるか、あるいは子機電話に
警報音を鳴らさせることによって、準備完了をオペレー
タに知らせる。このように構成することで、ファクシミ
リ受信への切り換えが完了するまでに、オペレータが子
機電話をオン・フックすることを防止し、確実にファク
シミリ受信への切り換えが行なわれるという効果が得ら
れるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ISDN対応のファクシミリ装置にあっては、アナログ
電話機からの操作に応じて動作することができない構成
であったため、アナログ電話機からの操作によって、ア
ナログ電話機の機能を使用することができても、ファク
シミリ装置(デジタル電話機)の機能を使用することは
できないといった問題があった。また、デジタル電話機
と接続されているISDN対応のファクシミリ装置にあ
っては、アナログ電話機からの操作に応じて、アナログ
電話機をデジタル電話機として使用することができない
といった問題があった。
【0005】また、特開昭2−272864号公報記載
のファクシミリ装置にあっては、子機電話のリモート操
作によって、ファクシミリ装置をファクシミリ受信に切
り換えるものであるが、子機電話からファクシミリ送信
等の通信機能を操作することができない構成であったた
め、ファクシミリ送信を行なうために、子機電話から着
端末の着番号を入力した後に、ファクシミリ装置の操作
部を操作してファクシミリ送信を開始しなければならな
いといった問題があった。
【0006】そこで、本発明は、ファクシミリ送信を行
なう場合に、アナログ電話機から着端末の着番号と、フ
ァクシミリ送信であることを示す終了パターンとを入力
することによって、ファクシミリ送信を開始することが
できるファクシミリ装置を提供することを課題としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、少なくとも相手着端末の呼番
号と終了パターンを含むDTMF信号を発信する機能を
有するアナログ電話機に接続し、ISDN回線を介して
通信するファクシミリ装置において、該アナログ電話機
から該DTMF信号を受信する受信手段と、該受信手段
により受信された該DTMF信号に基づいて相手着端末
の該呼番号と該終了パターンとを識別する識別手段と、
該識別手段により識別された該呼番号に基づいて、IS
DN回線に呼設定を要求する呼設定手段と、を備えたこ
とを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載のファクシミリ装置において、I
SDN回線に接続するデジタル電話機を有し、前記識別
手段により識別された前記終了パターンを解析する解析
手段と、該解析手段の解析結果に基づいて、該デジタル
電話機の通話機能、G4プロトコルに基づいて通信する
G4通信機能およびG3プロトコルに基づいて通信する
G3通信機能のうちいづれか1つを選択する選択手段
と、該選択手段により選択された機能を有する相手装置
に作動開始の旨を示す指令信号を発信する発信手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項2記載のファクシミリ装置において、前
記選択手段により前記G4通信機能または前記G3通信
機能が選択され、前記発信手段により作動開始の旨を示
す指令信号が発信された場合であって、前記呼設定手段
により相手着端末に呼設定を要求した後に、前記ISD
N回線から送信された信号を解析する信号解析手段と、
該信号解析手段の解析結果に基づいて、該着端末の通信
中を表している場合に、前記アナログ電話機のリンガを
鳴動させる信号を発信する第1の鳴動指令発信手段と、
前記ISDN回線との回線接続が切断されたことを検出
する検出手段と、前記呼設定手段により相手着端末との
呼設定を要求した後に、呼設定が確立するまでに、該検
出手段により前記ISDN回線との回線接続が切断され
たことを検出した場合に、前記アナログ電話機のリンガ
を鳴動させる信号を発信する第2の鳴動指令発信手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、電話インタフェイス
部が、アナログ電話機からDTMF信号を受信し、受信
されたDTMF信号に基づいて相手着端末の呼番号と終
了パターンとを電話インタフェイス部が識別する。次
に、識別された呼番号に基づいて、通信制御部がISD
N回線に呼設定を要求する。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
ファクシミリ装置において、電話インタフェイス部によ
り識別された終了パターンをシステム制御部が解析す
る。次に、この解析結果に基づいて、デジタル電話機の
通話機能、G4プロトコルに基づいて通信するG4通信
機能およびG3プロトコルに基づいて通信するG3通信
機能のうちいづれか1つをシステム制御部が選択する。
次に、相手装置に作動開始の旨を示す指令信号を通信制
御部が発信する。したがって、終了パターンに応じて着
端末との呼設定を要求する装置が選択され、選択された
装置に応じたプロトコルに基づいて通信処理が開始され
る。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
ファクシミリ装置において、システム制御部によりG4
通信機能またはG3通信機能が選択され、通信制御部に
より作動開始の旨を示す指令信号が発信された場合であ
って、通信制御部により相手着端末に呼設定を要求した
後に、ISDN回線から送信された信号をシステム制御
部が解析し、この解析結果に基づいて、着端末の通信中
を表している場合には、アナログ電話機のリンガを鳴動
させる信号を電話インタフェイス部が発信する。次に、
ISDN回線との回線接続が切断されたことを通信制御
部が検出すると、通信制御部により相手着端末との呼設
定を要求した後に、呼設定が確立するまでに、通信制御
部によりISDN回線との回線接続が切断されたことを
検出した場合に、アナログ電話機のリンガを鳴動させる
信号を電話インタフェイス部が発信する。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1は本発明に係るファクシミリ装置の一実施例を示す図
である。まず、構成を説明する。図1において、システ
ム制御部1は、後述する不揮発性メモリ部2に記憶され
たプログラム、各種データに基づいて、ファクシミリ装
置の各種機能を制御する。不揮発性メモリ部2は、ファ
クシミリ装置の各種機能を制御するプログラム、データ
等を記憶するとともに、アナログ電話機6から送出され
たDTMF信号によって構成される終了パターン(’#
0’、’#1’、’#2’)とそれぞれ対応して、ファ
クシミリ装置が選択する動作モード(アナログ電話機、
G3ファクシミリ装置、あるいはG4ファクシミリ装置
としての動作モード)を記憶する。通信制御部3は、I
SDN回線4に接続され、ISDN回線4に応じた通信
プロトコルに基づいて、通信処理を行なう。電話インタ
フェイス部5は、接続されたアナログ電話機6に直流電
流を供給するとともに、アナログ電話機6に可聴音を出
力させたり、アナログ電話機6から出力されたDTMF
(Dual Tone Malti Frequency )信号を検出する。音声
コーデック部7は、アナログ電話機6からの音声信号を
A/D変換した後に符号化するとともに、発端末におい
て符号化された音声信号をD/A変換した後に元の音声
信号に復号化する。符号化復号化部8は、画像データを
画像情報に符号化するとともに、画像情報を画像データ
に復号化する。操作表示部9は、ファクシミリ装置の各
種機能を操作するための操作ボタン、着端末の着番号を
入力するプッシュボタン、着端末の着番号を1つのキー
に対応させて登録しておき、そのキーを押下するだけで
着端末との呼設定を要求するワンタッチキー、オペレー
タに操作指示を行なうとともにファクシミリ装置の状態
を表示するCRTディスプレイ装置(Cathode Ray Tube
visual display unit)等を備えている。アラーム部1
0は、システム制御部1からの制御に基づいてアラーム
パターンを出力する。プロッタ部11は、画像データを
記録紙に記録する。スキャナ部12は、光電素子等を用
いて原稿を光学的に読み取り、画像データに変換する。
【0014】図2は、本発明に係わる(デジタル電話機
能を有する)ファクシミリ装置に接続されたアナログ電
話機6の動作フローを示す図である。図2に示すよう
に、まず、電話インタフェイス部5はアナログ電話機6
がオフ・フックされたか否か判定する(処理S1)。電
話インタフェイス部5によって、アナログ電話機6がオ
フ・フックされたと判定された場合には、ISDN回線
4に400Hzのダイヤルトーンを出力し、アナログ電
話機6からの信号を待つ(処理S2)。次に、電話イン
タフェイス部5はアナログ電話機6からのDTMF信号
を検出したか否か判定する(処理S3)。DTMF信号
を検出すると、電話インタフェイス部5はダイヤルトー
ンの出力を止め(処理S4)、検出されたDTMF信号
が’#0’(終了パターン)であるか否か判定する(処
理S5)。’#0’でないと判定された場合には、IS
DN回線4にDTMF信号を送出し、処理S3に戻る
(処理S10)。また、処理S5で’#0’であると判
定された場合には、電話インタフェイス部5はシステム
制御部1に終了パターンが’#0’であることを通知す
るとともに、DTMF信号によって構成された着番号が
正しく電話インタフェイス部5に検出され、ISDN回
線4に送出されたか否か判定する(処理S6)。すなわ
ち、システム制御部1に終了パターンを通知することに
よって、ファクシミリ装置の動作モードを決定し、か
つ、着端末RXとの呼設定を正常に要求できたか否かを
確認している。正常に呼設定を要求したと判定された場
合には、図6に示す表のAに基づいて、アラーム部10
で2100Hzのアラームパターンを1秒間出力した後
に(処理7)、ISDN回線4に応じた通信プロトコル
にしたがって通信処理を行なう(処理S8)。また、処
理S6で正常に呼設定を要求していないと判定された場
合には、図6に示す表のDに基づいて、アラーム部10
でアラームパターンを3秒間出力する(処理S11)。
処理S3でDTMF信号が検出されなければ、電話イン
タフェイス部5はアナログ電話機6がオン・フックされ
たか否か判定する(処理S9)。電話インタフェイス部
5によって、オン・フックされたと判定された場合に
は、処理を終了し、逆に、オン・フックされていないと
判定された場合には、処理S3に戻る。
【0015】なお、本実施例では、アナログ電話機6か
ら着番号を入力して呼設定を要求した後に、アナログ電
話機6で通話することを想定して説明したが、アナログ
電話機6から着番号を入力して呼設定を要求した後に、
ファクシミリ装置をG4ファクシミリ装置(あるいは、
G3ファクシミリ装置)として使用する場合には、着番
号を入力するときに、着番号に続く終了パターンとし
て’#1’(あるいは、’#2’)を付加すれば、終了
パターンに応じたファクシミリ装置の動作モードが選択
されるので、ファクシミリ装置に所望の動作をさせるこ
とができる。また、ファクシミリ装置をG4ファクシミ
リ装置(あるいは、G3ファクシミリ装置)として使用
する場合には、上記処理S7で出力したアラームパター
ン(図6に示す表のAに基づくアラームパターン)の代
わりに、図6に示す表のB(あるいは、C)に基づい
て、2100Hzのアラームパターンを出力する。
【0016】図3は、本発明に係わるファクシミリ装置
の電話通信プロトコルの一実施例を示す図である。図3
に示すように、まず、図2に示す各処理を行ない、発端
末TXはアナログ電話機6から入力された着番号を含む
SETUPメッセージをISDN回線4にDチャネルを
用いて送出し着端末RXとの呼設定を要求する。但し、
ここでは、アナログ電話機6から着番号を入力して着端
末RXとの呼設定を要求した後に、アナログ電話機6で
通話することを想定しているので、着番号に続く終了パ
ターンとして’#0’が入力されたものとする。SET
UPを受信した着端末RXは被呼者の呼び出し中である
旨を通知するALERT(Alerting)メッセージを発端
末TXに送信する。ALERTメッセージを受信した発
端末TXは、電話インタフェイス部5を介してアナログ
電話機6に、着端末RXの呼出中であることを示す呼出
中信号(400Hzの断続音)を出力する。次に、発端
末TXの要求に被呼者が応じると、着端末RXは被呼者
が応答した旨を通知するCONN(Connect )メッセー
ジを発端末TXに送信する。CONNメッセージを受信
した発端末TXは、音声コーデック部7を作動させると
ともに、CONNメッセージに対する応答を通知するC
ONN_ACK(Connect Acknowledge )メッセージを
着端末RXに送信する。この手順によってBチャネルが
確立し、通信可能となる。
【0017】Bチャネルが確立した後に、発呼者と被呼
者の間で通話が行なわれ、通話が終了すると、発呼者は
アナログ電話機6をオフ・フックにする。なお、ここで
は、発呼者がオフ・フックにしたが、被呼者がオフ・フ
ックにしてもよい。発端末TXがアナログ電話機6のオ
フ・フックを検出すると、発端末TXは呼解放を要求す
るDISC(Disconnect)メッセージを着端末RXに送
信するとともに、音声コーデック部7を停止させる。D
ISCメッセージを受信した着端末は、Bチャネルを切
断するとともに、Bチャネルを解放し、チャネル解放完
了と呼番号解放要求の旨を通知するREL(Release )
メッセージを発端末TXに送信する。RELメッセージ
を受信した発端末TXは、着端末RXにチャネル解放と
呼番号解放完了の旨を通知するREL_COMP(Rele
ase Complete)を送出して通信処理を終了する。
【0018】図4は、本発明に係わるファクシミリ装置
のG4プロトコルの一実施例を示す図である。図4に示
すように、まず、図2に示す各処理を行ない、発端末T
Xはアナログ電話機6から入力された着番号を含むSE
TUPメッセージをISDN回線4にDチャネルを用い
て送出し着端末RXとの呼設定を要求する。但し、ここ
では、アナログ電話機6から着番号を入力して呼設定を
要求した後に、G4プロトコルに基づいてファクシミリ
通信することを想定しているので、着番号に続く終了パ
ターンとして’#1’が入力されたものとする。SET
UPメッセージを受信した着端末RXは、被呼者が応答
した旨を通知するCONNメッセージを発端末TXに送
信する。CONNメッセージを受信した発端末TXは、
CONNメッセージに対する応答を通知するCONN_
ACKメッセージを着端末RXに送信する。この手順に
よってBチャネルが確立し、通信可能となる。
【0019】Bチャネルが確立した後に、発端末TX
は、セッション開始コマンドCSSを着端末RXに送信
した後に、着端末RXから送信されてきたセッション開
始肯定レスポンスRSSPを受信し、セッションレイヤ
を開始する。次に、発端末TXは、使用する伝送機能の
ネゴシエーションを行なうためにドキュメント機能リス
トコマンドCDCLを着端末RXに送信した後に、着端
末RXから送信されてきたドキュメント機能リスト肯定
レスポンスRDCLPを受信し、端末間の受信能力を調
整する。双方の端末において、相手方の機能を把握した
後に、発端末TXは、送信する文書の管理情報等を備え
たドキュメント開始コマンドCDSを送信するととも
に、複数のドキュメントユーザ情報コマンドCDUIを
用いて、1原稿分の画像情報を着端末RXに送信する。
この画像情報は、スキャナ部12で読み取られた画像デ
ータを、符号化復号化部8で符号化した画像情報であ
り、通信制御部3によって送信されるものである。この
送信を終了すると、発端末TXは、ドキュメント終了コ
マンドCDEを送出して、1原稿分の画像情報の終了を
通知する。CDEを受信した着端末RXは、ドキュメン
ト終了肯定レスポンスRDEPを発端末TXに送信す
る。このようにして、1原稿分の画像情報伝送を終了す
ると、発端末TXは、セッション終了コマンドCSEを
送信し、着端末RXからのセッション終了肯定レスポン
スRSEPを待って、セッションレイヤのコネクション
を解放する。次いで、発端末TXは、発端末TXは呼解
放を要求するDISCメッセージを着端末RXに送信す
る。DISCメッセージを受信した着端末RXは、Bチ
ャネルを切断するとともに、Bチャネルを解放し、チャ
ネル解放完了と呼番号解放要求の旨を通知するRELメ
ッセージを発端末TXに送信する。RELメッセージを
受信した発端末TXは、着端末RXにチャネル解放と呼
番号解放完了の旨を通知するREL_COMPを送信し
て通信処理を終了する。
【0020】なお、呼設定の要求時において、着端末R
Xが通話中の場合で、かつ、電話インタフェイス部5に
よってアナログ電話機6がオフ・フックであると判定さ
れたときには、アラーム部10で16Hzのアラーム音
を1秒間出力した後に0.5秒間出力を停止するアラー
ムパターンE(図7参照)を5回出力し、また、オン・
フックであると判定されたときには、電話インタフェイ
ス部5からアナログ電話機6にアラームパターンEを5
回出力し、アラームパターンEをアナログ電話機6に呼
び出し音として鳴動させる。
【0021】また同様に、呼設定の要求時において、B
チャネルが確立して通信可能となるまでに回線が切断さ
れた場合で、かつ、電話インタフェイス部5によってア
ナログ電話機6がオフ・フックであると判定されたとき
には、アラーム部10で16Hzのアラーム音を3秒間
出力した後に0.5秒間出力を停止するアラームパター
ンF(図7参照)を5回出力し、また、オン・フックで
あると判定されたときには、電話インタフェイス部5か
らアナログ電話機6にアラームパターンFを5回出力
し、アラームパターンFをアナログ電話機6に呼び出し
音として鳴動させる。
【0022】図5は、本発明に係わるファクシミリ装置
のG3プロトコルの一実施例を示す図である。図5に示
すように、まず、図2に示す各処理を行ない、発端末T
Xはアナログ電話機6から入力された着番号を含むSE
TUPメッセージをISDN回線4にDチャネルを用い
て送出し着端末RXとの呼設定を要求する。但し、ここ
では、アナログ電話機6から着番号を入力して呼設定を
要求した後に、G3プロトコルに基づいてファクシミリ
通信することを想定しているので、着番号に続く終了パ
ターンとして’#2’が入力されたものとする。SET
UPメッセージを受信した着端末RXは、被呼者が応答
した旨を通知するCONNメッセージを発端末TXに送
信する。次に、CONNメッセージを受信した発端末T
Xは、CONNメッセージに対する応答を通知するCO
NN_ACKメッセージを着端末RXに送信する。この
手順によってBチャネルが確立し、通信可能となる。
【0023】Bチャネルが確立した後に、着端末RX
は、着端末RXに装備されている非標準的な機能を通知
する非標準機能識別信号NSF(Non-Standard Facilit
ies )、あるいは着端末RXがCCITT標準の受信機
能を有することを通知するデジタル識別信号DIS(Di
gital Identification Signal )を発端末TXに送信し
て、着端末RXの機能を発端末TXに通知する。次に、
発端末TXは、受信したNSFから着端末RXの端末機
能を把握し、これから使用する端末機能を着端末RXに
通知する非標準機能設定信号NSS(Non-Standard fac
ilities Set-up)、あるいはDISから着端末のRXの
端末機能を把握し、これから使用する端末機能を着端末
RXに通知するデジタル命令信号DCS(Digital Comm
and Signal)を着端末RXに送信する。次いで、発端末
TXは、使用できる伝送速度を確認するためにトレーニ
ングチェックTCF(Training Check)を着端末RXに
送信する。NSS(あるいは、DSS)、TCFを受信
した着端末RXは、発端末TXにメッセージを送信して
もよい旨を通知する受信準備確認信号CFR(Confirma
tion toReceive)を発端末TXに送信する。そして、C
FRを受信した発端末TXは、画像情報PIXを送信す
る。この画像情報は、スキャナ部12で読み取られた画
像データを、符号化復号化部8で符号化した画像情報で
あり、通信制御部3によって送信されるものである。画
像情報PIXの送信が終了すると、着端末RXに送信す
る画像情報がなくなったことを示す手順終了信号EOP
(End ofProcedures )を着端末RXに送信する。EO
Pを受信した着端末RXは、画像情報PIXを受信した
ことを通知するメッセージ確認信号MCF(Message Co
nfirmation)を発端末TXに送信する。このようにし
て、画像情報伝送を終了する。次に、MCFを受信した
発端末TXは、切断命令信号DCN(Disconnect)を送
信するとともに、呼解放を要求するDISCメッセージ
を着端末RXに送信する。DISCメッセージを受信し
た着端末RXは、Bチャネルを切断するとともに、Bチ
ャネルを解放し、チャネル解放完了と呼番号解放要求の
旨を通知するRELメッセージを発端末TXに送信す
る。RELメッセージを受信した発端末TXは、着端末
RXにチャネル解放と呼番号解放完了の旨を通知するR
EL_COMPを送信して通信処理を終了する。
【0024】なお、呼設定の要求時において、着端末R
Xが通話中の場合で、かつ、電話インタフェイス部5に
よってアナログ電話機6がオフ・フックであると判定さ
れたときには、アラーム部10で16Hzのアラーム音
を1秒間出力した後に0.5秒間出力を停止するアラー
ムパターンE(図7参照)を5回出力し、また、オン・
フックであると判定されたときには、電話インタフェイ
ス部5からアナログ電話機6にアラームパターンEを5
回出力し、アラームパターンEをアナログ電話機6に呼
び出し音として鳴動させる。
【0025】また同様に、呼設定の要求時において、B
チャネルが確立して通信可能となるまでに回線が切断さ
れた場合で、かつ、電話インタフェイス部5によってア
ナログ電話機6がオフ・フックであると判定されたとき
には、アラーム部10で16Hzのアラーム音を3秒間
出力した後に0.5秒間出力を停止するアラームパター
ンF(図7参照)を5回出力し、また、オン・フックで
あると判定されたときには、電話インタフェイス部5か
らアナログ電話機6にアラームパターンFを5回出力
し、アラームパターンFをアナログ電話機6に呼び出し
音として鳴動させる。
【0026】以下、請求項1記載の発明の作用効果を説
明する。電話インタフェイス部5が、アナログ電話機6
からDTMF信号を受信し、受信されたDTMF信号に
基づいて相手着端末の呼番号と終了パターンとを電話イ
ンタフェイス部5が識別する。次に、識別された呼番号
に基づいて、通信制御部3がISDN回線4に呼設定を
要求する。
【0027】従って、アナログ電話機から送出されたD
TMF信号で、ISDN回線に接続された装置が選択さ
れ、選択された装置に応じたプロトコルで着端末との呼
設定が要求される。以下、請求項2記載の発明の作用効
果を説明する。請求項1記載のファクシミリ装置におい
て、電話インタフェイス部5により識別された終了パタ
ーンをシステム制御部1が解析する。次に、この解析結
果に基づいて、デジタル電話機の通話機能、G4プロト
コルに基づいて通信するG4通信機能およびG3プロト
コルに基づいて通信するG3通信機能のうちいづれか1
つをシステム制御部1が選択する。次に、相手装置に作
動開始の旨を示す指令信号を通信制御部3が発信する。
したがって、終了パターンに応じて着端末との呼設定を
要求する装置が選択され、選択された装置に応じたプロ
トコルに基づいて通信処理が開始される。
【0028】従って、アナログ電話機6から送出された
DTMF信号で、ISDN回線に接続された装置が選択
され、選択された装置に応じたプロトコルで着端末との
呼設定が要求される。さらに、呼設定が確立すれば、呼
設定を要求した装置に応じて確認音(アラームパター
ン)が出力されるので、呼設定を要求した装置を確認す
ることができ、確実に着端末との接続が行なえる。
【0029】以下、請求項3記載の発明の作用効果を説
明する。請求項1記載のファクシミリ装置において、シ
ステム制御部1によりG4通信機能またはG3通信機能
が選択され、通信制御部3により作動開始の旨を示す指
令信号が発信された場合であって、通信制御部3により
相手着端末に呼設定を要求した後に、ISDN回線から
送信された信号をシステム制御部1が解析し、この解析
結果に基づいて、着端末の通信中を表している場合に
は、アナログ電話機のリンガを鳴動させる信号を電話イ
ンタフェイス部5が発信する。次に、ISDN回線との
回線接続が切断されたことを通信制御部3が検出する
と、通信制御部3により相手着端末との呼設定を要求し
た後に、呼設定が確立するまでに、通信制御部3により
ISDN回線との回線接続が切断されたことを検出した
場合に、アナログ電話機6のリンガを鳴動させる信号を
電話インタフェイス部5が発信する。
【0030】従って、ISDN回線を導入しても、本発
明のファクシミリ装置を介してアナログ電話機を接続す
ることによって、通話およびG3/G4ファクシミリ送
信を可能とし、かつ、コストの低減を図ることができ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、ISDN対応のファク
シミリ装置に接続されたアナログ電話機から送出された
DTMF信号で、ISDN回線に接続された装置を選択
することができるので、選択した装置の機能を使用して
通信することができ、ファクシミリ装置の操作表示部を
簡素化することができる。したがって、ISDN回線を
導入しても、本発明のファクシミリ装置を介してアナロ
グ電話機を接続することによって、通話およびG3/G
4ファクシミリ送信を可能とし、かつ、操作表示部の簡
素化によって、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるファクシミリ装置の一構成例を
示す図である。
【図2】本発明に係わるファクシミリ装置に接続された
アナログ電話機の動作フローを示す図である。
【図3】本発明に係わるファクシミリ装置の電話通信プ
ロトコルの一実施例を示す図である。
【図4】本発明に係わるファクシミリ装置のG4プロト
コルの一実施例を示す図である。
【図5】本発明に係わるファクシミリ装置のG3プロト
コルの一実施例を示す図である。
【図6】本発明に係わるファクシミリ装置のアラームパ
ターンの一実施例を示す図である。
【図7】本発明に係わるファクシミリ装置のアラームパ
ターンの一実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 不揮発性メモリ部 3 通信制御部 4 ISDN回線 5 電話インタフェイス部 6 アナログ電話機 7 音声コーデック部 8 符号化復号化部 9 操作表示部 10 アラーム部 11 プロッタ部 12 スキャナ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも相手着端末の呼番号と終了パタ
    ーンを含むDTMF信号を発信する機能を有するアナロ
    グ電話機に接続し、ISDN回線を介して通信するファ
    クシミリ装置において、該アナログ電話機から該DTM
    F信号を受信する受信手段と、該受信手段により受信さ
    れた該DTMF信号に基づいて相手着端末の該呼番号と
    該終了パターンとを識別する識別手段と、該識別手段に
    より識別された該呼番号に基づいて、ISDN回線に呼
    設定を要求する呼設定手段と、を備えたことを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】ISDN回線に接続するデジタル電話機を
    有し、前記識別手段により識別された前記終了パターン
    を解析する解析手段と、該解析手段の解析結果に基づい
    て、該デジタル電話機の通話機能、G4プロトコルに基
    づいて通信するG4通信機能およびG3プロトコルに基
    づいて通信するG3通信機能のうちいづれか1つを選択
    する選択手段と、該選択手段により選択された機能を有
    する相手装置に作動開始の旨を示す指令信号を発信する
    発信手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記選択手段により前記G4通信機能また
    は前記G3通信機能が選択され、前記発信手段により作
    動開始の旨を示す指令信号が発信された場合であって、
    前記呼設定手段により相手着端末に呼設定を要求した後
    に、前記ISDN回線から送信された信号を解析する信
    号解析手段と、該信号解析手段の解析結果に基づいて、
    該着端末の通信中を表している場合に、前記アナログ電
    話機のリンガを鳴動させる信号を発信する第1の鳴動指
    令発信手段と、前記ISDN回線との回線接続が切断さ
    れたことを検出する検出手段と、前記呼設定手段により
    相手着端末との呼設定を要求した後に、呼設定が確立す
    るまでに、該検出手段により前記ISDN回線との回線
    接続が切断されたことを検出した場合に、前記アナログ
    電話機のリンガを鳴動させる信号を発信する第2の鳴動
    指令発信手段と、を備えたことを特徴とする請求項2記
    載のファクシミリ装置。
JP5334670A 1993-12-28 1993-12-28 ファクシミリ装置 Pending JPH07203172A (ja)

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