JPH07202753A - 符号分割多元接続および直接スペクトル拡散方式で連続判定方式を有する2重ドエル最ゆう法による獲得方法およびその装置 - Google Patents

符号分割多元接続および直接スペクトル拡散方式で連続判定方式を有する2重ドエル最ゆう法による獲得方法およびその装置

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JPH07202753A
JPH07202753A JP6280657A JP28065794A JPH07202753A JP H07202753 A JPH07202753 A JP H07202753A JP 6280657 A JP6280657 A JP 6280657A JP 28065794 A JP28065794 A JP 28065794A JP H07202753 A JPH07202753 A JP H07202753A
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Sunguoon Chung
チュン サンゴーン
Stash Czaja
ツァジャ スタッシュ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はスペクトル拡散手法に基づいて作動
する無線電話に関し、コード位相の探索を高速化し、検
出器からの出力の推定精度を向上する。 【構成】 2重ドエル、最ゆう(尤)法、直列スライド
による獲得方式10では、最ゆうしきい値の関数として
与えられ、あらかじめ規定された最適なしきい値ではな
い2つのしきい値を採用している。この2つのしきい値
は、信号に依存した値であり、獲得処理中に受信したP
N信号およびローカルに生成されたPNシーケンスを相
関させることによって、リアルタイムで獲得する。獲得
方式では、検出した信号の信頼性を絶えず監視し、判定
処理を絶えず実行して、検出した信号の信頼性があると
判定したときには、直ちに獲得処理を停止する。この獲
得方式では、電力ドメインにおける最適なしきい値レベ
ルは最ゆう信号のしきい値レベルより6dBだけ低いとい
う法則を採用している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には無線通信方
式(システム)に関するものであり、より具体的にはス
ペクトル拡散手法に基づいて作動する無線電話に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】直接シーケンスまたは直接シーケンス符
号化によるスペクトル拡散通信手法は、元々、2つのデ
ジタル信号、すなわちビット・ストリームを結合し3次
(第3の)信号を作成してから送信する方法である。1
次(第1の)信号は、デジタル音声回路からの出力のよ
うな情報信号である。たとえば、1次信号に10kb/s
のビット伝送速度を持たせることができる。2次(第2
の)信号は、ランダム・シーケンス、すなわち疑似雑音
(PN)生成器によって生成されるものであり、ビット
伝送速度がデジタル音声信号より数桁も大きなランダム
・ビットである。この2つの信号を変調すると、ビット
伝送速度が前記2次信号と同じである前記3次信号が生
成される。しかし、前記3次信号にはデジタル音声信号
も含まれている。受信機側では、同じランダム・シーケ
ンス生成器が、送信機で変調に使用した元のランダム・
シーケンスと同じランダム・ビットを生成する。適切な
運用状態では、搬送周波数の復調の後に、受信機側のP
N生成器が着信PNシーケンスに同期していなければな
らない。受信信号からランダム・シーケンスを除去し、
その結果を記号周期にわたって積分することによって、
逆拡散信号を獲得する。逆拡散信号が元の10kb/sの
音声信号と全く同じであれば理想的である。
【0003】前記スペクトル拡散通信方式における同期
の主要な役割は、受信した疑似雑音(PN)コードの拡
散を元に戻して受信信号を復調することである。同期
は、受信機側でPNコードのローカル・レプリカを生成
してから、着信した受信信号に重ね合わせたPN信号と
ローカルPN信号とを同期させることによって、実現す
る。従来の同期処理は次の2つのステップで実現されて
いた。獲得と呼ばれる1次ステップで、2つの拡散信号
の相互のアラインメントをとる。追跡と呼ばれる2次ス
テップで、フィードバック・ループという手段により、
できるだけ最良の波形アラインメントを以降継続的に維
持する。ここでは主として同期処理の獲得ステップにつ
いて述べる。
【0004】同期(獲得)処理は重要なので、従来から
さまざまな検出器と判定方法を使用した手法が提案され
てきた。本発明者が知っている範囲では、従来の同期手
法すべてに共通する特徴は、ローカルに生成した信号と
受信した信号とを最初に関連づけて2つの信号の類似度
を測定することであった。次に、前記類似度をあらかじ
め規定したしきい値と比較して、前記2つの信号の同期
がとれているかどうかを判定する。同期を検出した場合
は、閉ループ追跡方式を起動して同期を維持する。同期
を検出できなかった場合は、ローカルに生成したPNコ
ードの位相を獲得手順で変更し、別の相関を試行してP
N位相空間を探索する。
【0005】相関に使用するドエル時間(または積分区
間)方式には、固定ドエル時間と可変ドエル時間の2種
類がある。
【0006】固定ドエル時間手法は、実装と分析が比較
的簡単なので広く普及している。固定ドエル時間手法を
実現する方法には、単一ドエル時間と複数ドエル時間の
2種類がある。
【0007】複雑さが最もすくない獲得手法の1つに、
単一ドエル時間を利用した最ゆう(尤)法がある。この
手法では、ローカルPNコード・レプリカのすべての可
能なコード位置と受信PNコード信号とを相関させなけ
ればならない。図3に示すように前記相関は並列で実行
され、対応する検出器からの出力はすべて同じ受信信号
(雑音も)に関連する。比較器で正しいPNアラインメ
ントを選んで、検出器から出力が最大になるローカルP
Nコード位相位置を決める。すべての可能なコードのオ
フセットを同時に調べるので、獲得を高速で実現でき
る。しかし、例えば、スペクトル拡散方式の場合は、処
理利得を大きくするにはPNコードを長くしなければな
らないという問題があるので、並列実装が複雑になり実
用化できないことが多い。
【0008】最ゆう法は、図4に示すように直列方式で
実現することもできる。ローカルPNコード・レプリカ
のすべての可能なコード位置と受信した入力PN信号と
を直列に関係付けて、PNコードの前記位相に対応して
相関器から獲得した最大相関値と前記相関値とを比較す
る。この手順の最後に、正しいPNアラインメントを選
んで、ローカルPNコード位相位置で検出器(または相
関器)から最大出力が得られるようにする。最ゆう法に
基づいてPN空間全体で検出された最大出力を使って、
ローカルに生成したPNコードの正しい位相を選んでP
Nをアラインメントする。その結果、雑音の多い環境で
最適なしきい値を使って検出する方式に比べると、信号
対雑音比(SNR)で少なくとも6dBほど検出性能が向
上する。しかし、この方式にはPNコード周期全体の探
索が終了するまで判定ができないという問題がある。し
たがって、符号分割多元接続(CDMA)スペクトル拡
散方式では、処理利得を大きくするとPNコードが長く
なり、PNコード空間全体を探索するまで判定ができな
いので、時間がかかりすぎて実用化できない。
【0009】スペクトル拡散通信方式で使用されている
既知の同期手法の1つに直列スライドによる獲得アルゴ
リズムと呼ばれている方式がある。この手法は、単一の
相関器を使って直接シーケンス(DS)コード信号の正
しい位相を直列に探索する。直列探索をもう少し具体的
にいうと、受信した着信PNコードを変調したものとロ
ーカルに生成したPNコードとの間の時間差を線形的に
変化させて探索する方法のことである。連続的な判定処
理を実行して同期達成の時期を判定する。この分野では
この方式を単一ドエル・スライドによる獲得方式と呼ん
でいる。この方式の例を図5に示す。
【0010】同期テストは、検出器からの出力がしきい
値を超えたかどうかで判定しているので、前記直列最ゆ
う法による獲得方式(図4)と比べると、単一ドエル・
スライドによる獲得方式の方が獲得時間は短縮できるが
同期検出の正確度が低下するという問題がある。
【0011】このような欠点を補うために、複数の相関
器(複数の積分周期、ドエル時間)を採用することによ
って、単一ドエル・スライドによる獲得方式が改良され
た。複数ドエルによる獲得方式の利点は、検査期間が固
定されないので不正なPN位相をすばやく廃棄すること
ができるということである。したがって、固定式単一ド
エル時間方式よりも探索時間を短縮できる。このような
探索(獲得)手法は、処理利得の大きなスペクトル拡散
通信方式でDSコードを獲得する場合に特に役立つ。最
も普及している複数のドエルによる獲得方式は、図6に
示すような2重ドエル獲得方式である。
【0012】図6の方式には、積分周期(ドエル時間)
が2つある。1次(第1の)ドエル時間(短い)を使っ
て不正なセルをすばやく廃棄して、粗い検出確率で正し
い位相候補を探索する。2次(第2の)ドエル時間(長
い)を使って、同期のとれたPNコード位相を検出でき
たかどうかを推定する。基本的な手法は、誤警報保護の
一部を1次(第1の)積分に配分し、残りの(通常は確
率がより高い)誤警報保護を2次(第2の)積分に配分
する。一般に、2重ドエル探索方式を使うと、獲得時間
を大幅に短縮することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】単一ドエル探索(図
5)と複数ドエル探索(図6)のどちらの方式でも直列
スライド式探索アルゴリズムでは、単一のしきい値(単
一ドエル探索の場合)または複数のしきい値(複数ドエ
ル探索の場合)を使って、正しいPN位相を判定する。
直列スライドによる獲得方式で最大の獲得性能を達成す
るためには、単一ドエル方式の場合は単一の最適なしき
い値、複数ドエル方式の場合は複数の最適なしきい値を
使用する必要がある。
【0014】しかし、実際の通信環境では、最適なしき
い値は固定した値ではなく、信号対雑音比(SNR)の
関数に関係している。受信機が移動するような通信環境
では、通信チャネルのSNRが時間の関数および受信機
の速度と位置の関数として可変であることは周知であ
る。
【0015】信号と雑音のレベルを識別するのに使用す
る最適なしきい値レベルは、最ゆう法による獲得方式で
しきい値として使用される最ゆう信号レベルより常に3
dBだけ低い。したがって、単一ドエル直列獲得アルゴリ
ズムでは、最ゆう法による獲得方式の性能よりせいぜい
6dB低い性能しか得られない。
【0016】したがって、雑音の多い環境では、最適な
しきい値を使って信号を検出する直列スライドによる獲
得方式よりも、最ゆう法による獲得方式の方が性能が少
なくとも6dBは高くなる。しかし、最ゆう法による従来
の獲得方式(図4)は、コード周期全体の探索が終了す
るまで判定ができない。これまで説明したように、PN
コードが長い場合は、コード空間全体を探索して判定を
する時間がかかりすぎる。
【0017】
【課題を解決するための手段】前述の課題およびその他
の課題を解決し本発明の目的を実現するためには、直列
スライドによる獲得方式の利点だけではなく最ゆう法に
よる獲得方式の利点をすべて、各方式に固有の欠点を顕
現させないようにして、活用する獲得方式を改良する必
要がある。
【0018】本発明により構築し運用する獲得方式(シ
ステム)では、2重ドエル、最ゆう法、直列スライドに
よる獲得構造を採用して、検出確率を向上させ、誤警報
確率を減少させる一方で、連続判定処理を実行して同期
が達成されたかどうかを判定する。この方式の方が、図
6に示したような、あらかじめ規定した獲得しきい値を
使用した、2重ドエル、直列スライドによる獲得方式よ
りもはるかに性能が向上する。
【0019】本発明の獲得方式では、図6に示した2重
ドエル直列スライドによる獲得方式と類似した方法で、
積分区間を2つ用意している。1次積分区間を使用して
コード位相の探索を高速化し、2次積分区間を使用して
検出器からの出力の推定精度を向上する。
【0020】本発明の1つの形態として、このように改
良された獲得方式では、従来の2重ドエル直列スライド
による獲得方式とは異なり、最ゆう(尤)しきい値の関
数であって、あらかじめ規定された最適なしきい値では
ない2つのしきい値を採用している。この2つのしきい
値は、信号に依存する値であり、獲得処理中にローカル
に生成したPNシーケンスと受信した信号とを関係付け
ることによって、リアルタイムに獲得する。さらに、前
記しきい値は関係付け処理中に常に最大信号レベルにな
る。このようなしきい値およびその値に対応した最適な
しきい値を使用して、信頼性のある信号を検出し、獲得
処理を停止する時期を判定する。最ゆう法による従来の
獲得方式の場合は、単一ドエルと複数ドエルの如何にか
かわらず、コード周期全体の探索が終了するまで判定が
できないので、前記しきい値は従来のしきい値とは異な
る。
【0021】本発明による、2重ドエル、最ゆう法、直
列スライドによる獲得方式は検出した信号の信頼性を絶
えず監視している。したがって、判定処理を絶えず実行
して、検出した信号の信頼性が確認できたときには直ち
に獲得処理を停止する。さらに、「最良の」送信機また
は基地局のセルを探して通信を確立する必要もない。唯
一の要件は、信頼性のある信号を送信している基地局を
検出することだけである。
【0022】前記改良獲得方式では、電力ドメインにお
ける最適なしきい値が最ゆう(尤)信号の値より6dBだ
け低くなるという法則を採用している。前記改良獲得方
式では、最ゆう法検出器から最大信号電力を獲得してし
きい値を更新してから、対応する最適な推定しきい値を
使用して、検出した信号の信頼性を監視する。
【0023】本発明の推奨実施例では、信頼性のある信
号を検出した後でも、誤警報確率の関数として与えられ
る時間区間にわたって探索処理を継続する。探索処理を
継続する限定された区間は、1秒の何分の1または整数
倍にすることが望ましい。このような追加の探索区間を
ここでは検出後探索区間と呼んでいる。この検出後探索
区間では、前記獲得方式で受信した信号サンプルを監視
して、他に検出する信号がなくなった時に、獲得処理を
停止する。
【0024】
【作用】その結果、本発明によって改良された獲得方式
の場合は、従来の最ゆう法による獲得方式とは異なり、
判定をするためにPNコード空間全体を探索する必要が
なくなる。したがって、獲得時間が大幅に短縮できる。
さらに、本発明による改良獲得方式の場合は、従来の直
列スライドによる獲得方式とは異なり、信頼性のある信
号レベルを獲得した後に最適なしきい値を自動的に判定
するので、あらかじめ定めたしきい値を使用する必要が
なくなる。
【0025】上記で説明したように、最ゆうしきい値を
採用しているので、前記改良獲得方式の信頼性と性能
は、図6に示した従来の2重ドエル直列スライドによる
獲得方式に比べると、雑音の多い環境でも、少なくとも
6dBは減少する。さらに、本発明による改良獲得方式の
場合は、判定処理を継続し信頼性のある信号を検出した
時に、探索を停止することによって、従来の直列最ゆう
法による獲得方式(図4)よりも獲得時間を大幅に短縮
している。
【0026】
【実施例および発明の効果】以下、本発明の実施例につ
いて図面を参照しながら説明する。図1は、本発明によ
る、2重ドエル、最ゆう法、直列スライドによる獲得
(DDMLSSA)方式10の推奨実施例である。DD
MLSSA方式10は、離散回路要素または高速信号プ
ロセッサのような適切なデジタル・データ・プロセッサ
で実行するソフトウェア・ルーチンとして実現すること
ができる。あるいは、回路要素とソフトウェア・ルーチ
ンを組み合わせることによって実現することもできる。
ここでの説明は、本発明が特定の技術的な実施例だけに
しか適用されないことを意味していない。
【0027】DDMLSSA方式10は、TIA/EI
A暫定規格、すなわち2重モード広帯域スペクトル拡散
セルラー方式用の自動車電話無線基地局向けの互換性規
格であるTIA/EIA/IS−95(1993年7
月)に準拠して作動するCDMA無線電話のような電気
通信装置の受信機の一部に組み込むことができる。無線
電話を起動すると、1つまたは複数のパイロット・チャ
ネルを近くにある1つまたは複数の基地局から受信す
る。各パイロット・チャネルは、方式内の他の基地局の
パイロット・チャネルのPNコード・シーケンスとは位
相(GPS時間のオフセット)が異なるPNコード・シ
ーケンスを伝達する。DDMLSSA方式10の1つの
機能は、許容増分だけ雑音レベルを超える信号強度を持
っているパイロット・チャネルのPNシーケンスに合わ
せて受信機のローカルPN発生器の同期をとることであ
る。本発明によるDDMLSSA方式10は、受信機に
最も近い基地局のパイロット・チャネルに最初から同期
しなければならないのではなく、受信機と基地局との間
で通信を開始するのに十分な信号強度を持っているパイ
ロット・チャネルに同期できるだけで十分である。
【0028】さらに詳細に説明すると、DDMLSSA
方式10はRF受信機1および搬送周波数復調器(CF
DEM)2と連動して1つまたは複数の送信基地局
(BS)のパイロット・チャネルからPNコード信号を
受信する。DDMLSSA方式10を、動作中に、デー
タ・プロセッサ3のような制御装置に接続すれば、この
プロセッサから積分時間および特定のしきい値をロード
できる。データ・プロセッサ3は、DDMLSSA方式
10から、受信したPNコード信号と最適な相関がある
PNコードの位相のような値を読み出すこともできる。
データ・プロセッサ3は、適応的に獲得したしきい値を
読み出すこともできる。
【0029】受信したPNコード信号は(雑音といっし
ょに)乗算器12に送られ、そこで、ローカルPN発生
器14(無線電話器にある)から送られてくるPNコー
ドと前記受信PNコードが乗算される。乗算器12から
の出力は、1次積分器16と2次積分器18に送られ
る。1次積分器16は、積分周期がτD1秒である「試
行」用の積分器である。1次積分器16の出力は比較器
20に送られる。yが1/16と1/8の間の値である
としたときに、積分器16から時刻tに出力された値
(・Zi)がしきい値((1−y)・Z1))より小さ
い場合は、獲得方式10は、回路ブロック22で、1次
積分器16の出力と、適応的に判定した推定しきい値
(・Z1/2)を比較する。なお、前記推定値は1次積
分器16から出力された履歴値より小さい。適応的に判
定したしきい値は、最大信号エネルギーまたは最ゆうし
きい値(・Z1/2)にプラス/マイナス(X)の値よ
り6dBだけ低くなることが望ましい。本発明の推奨実施
例では、xの値がゼロから約3dBまでの範囲で可変であ
る。ここにZの前に付された「・」はZの上に付された
ものを意味する。以下同様。
【0030】ブロック20のしきい値は、t−1までの
期間に積分器16から獲得した最大出力の関数であり、
確定されると、比較的短い相関長の場合に50%を超え
る確信度の区間になる。
【0031】1次積分器16からの出力が、ブロック2
2で適応的に判定した推定しきい値に等しいかまたはよ
り大きい場合は、方式はブロック24で雑音サンプルの
カウンタ・インデックスmをゼロに初期化すなわちリセ
ットする。次に、ブロック26でローカルに生成したコ
ード信号の位相iをqと比較して、PNコード空間の終
わりに達したかどうかを判定する。PNコード空間の終
わりにまだ達していない場合は、ブロック28で、必要
なチップ分解周期(区間)だけ位相iを変更し、PNコ
ード発生器14を更新し、相関関係をもう一度調べる。
【0032】ブロック26で位相がi=qになると、P
Nコード空間の探索が全部終了し正しいPNコード位相
が判定できたことを意味するので、獲得処理を終了す
る。ここで、qはPN空間で探索するセル(すなわちP
N位相)のサイズであり、必要なチップ分解能に応じて
コード空間内のPNチップの総数またはPNチップの整
数倍のどちらかになる。本発明の推奨実施例では、qは
コード空間内のPNチップの総数であり、その値が215
(32,768)であることが望ましい。
【0033】ブロック22で1次積分器16の出力が適
応的に判定した推定しきい値より小さい場合は、ブロッ
ク30で雑音サンプルのカウンタ・インデックスmの値
を1つ増やしてから、ブロック32でしきい値Mと比較
する。雑音サンプルのインデックスの値mがしきい値M
より大きい場合は、正しいPNコード位相が判定できた
ことを意味するので、獲得方式は探索処理を停止する。
この判定は、獲得方式10があらかじめ規定した数の雑
音サンプル(または関係付けられていない信号)を評価
して信頼性のある信号を獲得した後に行われる。これが
前述の検出後探索区間になる。例えば、約70から約1
50の範囲内でMの値を選択すると、例えば、99%を
超えた検出確率が得られる。
【0034】ブロック32で雑音サンプルのインデック
スmがしきい値Mを超えない場合は、ブロック28でロ
ーカルに生成したPNコード信号の位相を必要なチップ
分解周期(区間)だけ増分し、相関関係をもう一度調べ
る。前記処理は、一致が検出されるまで、すなわち、1
次積分器16で示した比較的短い相関区間で1次(第1
の)しきい値(ブロック20)より大きくなるまで、ま
たは雑音サンプルの必要な数(M)の検査が完了するま
で継続する。
【0035】一致を検出した時には、積分器16の出力
をブロック33で(・Z1)と比較する。積分器16の
出力が(・Z1)に等しいかまたはより大きい場合は、
ブロック34で1次しきい値を更新して積分器16の現
在の出力に置き換える。次に、PNコード位相を変更し
ないで(ブロック28は変更しない)、積分(ドエル)
時間をτD2秒に増加する。2次ドエル時間により、検出
の確率が向上し、誤警報の確率が低下する。ブロック3
3で積分器16の出力が(・Z1)より小さい場合は、
1次しきい値を更新しないままブロック18に送られて
2次積分が実行される。
【0036】本発明の推奨実施例で、積分器16の場合
は、約64チップから約256チップまでの範囲で、積
分時間を64チップ(52マイクロ秒)にすることが望
ましい。積分器18の場合は、約128チップから約2
048チップまでの範囲で、積分時間を128チップ
(104マイクロ秒)にすることが望ましい。積分器1
8の積分時間は、積分器16の積分時間より長くなるよ
うにする。
【0037】ブロック36で比較を実行して、ブロック
18からの出力が2次(第2の)しきい値(Z1)より
大きいかどうかを判定する。大きかった場合は、ブロッ
ク38で2次しきい値(Z1)を更新して、2次積分器
18からの出力(Zi)と等しい値に置換する。ブロッ
ク24で雑音サンプルのインデックスmをゼロに初期化
し、ブロック28で、ローカルに生成したコード信号の
位相を1チップの数分の1だけ変更し、相関関係を再検
査する。
【0038】ブロック36でZiが2次しきい値より小
さい場合は、獲得方式10がブロック40で積分器18
からの現在の出力(Zi)を適応的に判定した2次推定
しきい値(Z1/2)と比較する。前記推定しきい値は
最大信号エネルギー・レベルより6dBだけ低い。積分器
18からの現在の出力が、適応的に判定した2次推定し
きい値(Z1/2)に等しいかまたはより大きい場合
は、獲得方式10がブロック24で雑音サンプルのカウ
ンタ・インデックスmをゼロにリセットし、ブロック2
8でローカルに生成したコード信号の位相を1チップの
数分の1だけ変更し、相関関係を再検査する。
【0039】ブロック40で、信号エネルギー(すなわ
ち積分器18からの出力)が適応的に判定した2次推定
しきい値より小さい場合は、ブロック30で雑音サンプ
ルのカウンタ・インデックスmを1だけ増加させてか
ら、ブロック32でしきい値Mと比較する。雑音サンプ
ルのインデックスmがしきい値Mより大きい場合は、獲
得方式10が獲得処理を停止する。前述したように、停
止したのは、獲得方式10が最初に信頼性のある信号を
獲得してから規定数(M)の雑音サンプル(または相関
性のない信号)を評価し終えたからである。雑音サンプ
ルのカウンタ・インデックスmがしきい値Mより大きく
ない場合は、前述のように探索が継続する。すなわち、
(ブロック28で)ローカルに生成したコード信号の位
相を1チップの数分の1だけ変更し、相関関係を再検査
する。
【0040】雑音の多い通信環境で獲得処理を開始した
ときには、積分器16からの出力は高速で揺らぐので、
2次積分器18が使用される回数が多くなる。しかし、
獲得処理は1次積分器16を通過するので、不正なPN
位相を廃棄できる機会が多くなる。したがって、方式1
0が2次積分器18を使用する回数が減少する。2次積
分器18のドエル時間は長いので、獲得時間が減少す
る。
【0041】さらに、方式10が起動された時には、し
きい値(・Z1)と(Z1)は両方ともゼロにリセット
されている。そのため、ブロック20での1次比較の結
果はYesになり、処理はブロック33へ移る。さら
に、ブロック33での比較の結果はYesになり、処理
はブロック34へ移る。ここで、しきい値(・Z1)は
(・Zi)の値に初期化される。次に、2次積分器18
が使用され、ブロック36で比較した結果はYesにな
り、処理がブロック38に移る。ここで、2次しきい値
(Z1)は(Zi)に初期化される。次に、ブロック2
4で、雑音カウンタ・インデックスmがゼロに初期化さ
れ、ブロック28で次のPNコードの位相が設定され
る。その結果、PNコード空間の1次PNコードをサン
プリングした後、方式10は自動的に自分自身を初期化
する。
【0042】前述のように、受信した入力PN信号を、
ローカルPNコード・レプリカのすべての可能なコード
位置と比較し、検出器からの出力がしきい値より大きく
なった時に、対応したしきい値と検出器からの最大出力
が更新される。この処理は、相関した出力が獲得処理を
停止する条件を満足するまで継続される。獲得処理が停
止した後に、検出器からの最大出力を生成したローカル
PNコードの位相位置として正しいPNアラインメント
を選択する。
【0043】獲得方式10は最ゆう法による獲得方式の
利点および直列スライド獲得方式の利点を各方式に固有
の欠点を顕現させないで活用している。
【0044】獲得方式10の方が従来の直列スライド獲
得方式より優れている点についてさらに詳しく説明す
る。第一に、獲得方式10は信頼性のある信号レベルを
独自に獲得する。第二に、獲得方式10は最適しきい値
を使用した従来の獲得方式よりも少なくとも6dBは獲得
性能が向上する。第三に、獲得方式10は事前に設定し
た最適しきい値を使用しないでも、一定の通信環境で自
動的かつリアルタイムでしきい値を決定する。
【0045】獲得方式10の方が従来の最ゆう法による
獲得方式より優れている点についてさらに詳しく説明す
る。第一に、獲得方式10は、PNコード空間をすべて
探索しないでも、信頼性のある信号レベルを獲得した後
に獲得処理を停止する。第二に、獲得方式10は、従来
の最ゆう法による獲得方式で必要な獲得時間を減少させ
る。
【0046】一定のセル検査周期内で2つの積分区間を
使用した利点は、単一ドエル獲得方式よりも早期に不正
なアラインメントを除去できることである。前述したよ
うに、単一ドエル獲得方式には、すべての検査区間を完
了するまで積分処理を継続しなければならないという制
約がある。探索するセルの大部分は不正なアラインメン
トなので、このような不正なセルを速やかに除去すれ
ば、特に、PNコードが長い場合には、獲得時間が大幅
に短縮できる。
【0047】一般に、ペナルティー時間と方式・パラメ
ータの関数として与えられたしきい値(6dBと9dB)を
使用することによって、獲得時間と信頼性(誤警報の拒
絶)の間の最適なトレードオフが得られる。
【0048】次に、本発明の2次推奨実施例について図
2を参照しながら説明する。2重ドエル量ゆう法獲得
(DDMLA)方式10′は、図1に示した方式10の
サブセットとして構築するので、図1のブロックと同じ
機能を果たすブロックにはそれに準じた番号を付けてあ
る。1次積分器16′は、ローカルに生成したPNコー
ドと受信PNコードを乗算した後に、ゼロからτD1の期
間、受信したPNコード信号を積分する。一方、2次積
分器18′は、前記期間より長いゼロからτD2の期間、
受信したPNコード信号を積分する。
【0049】積分器16′からの出力はブロック20の
比較器に送られる。図1の実施例と同じように、ブロッ
ク20のしきい値は、t−1までの履歴から得られる積
分器16′からの最大出力の関数であり、確定される
と、比較的短い相関長の場合は50%を超える確信度が
得られる。yが1/16と1/18の間の値としたとき
に、時刻tでの積分器16′からの出力(・Zi)がし
きい値(1−y)・Z1)より小さい場合は、ローカル
に生成したコード信号の位相iは、ブロック28で必要
なチップ分解周期(区間)だけ変更され、PNコード発
生器14が更新され、相関関係が再検査される。この処
理は、一致が検出されるまで、すなわち、1次積分器1
6′で示された比較的短い相関区間で出力が1次しきい
値(ブロック20)より大きくなるまで継続する。
【0050】一致が検出された場合は、ブロック33で
積分器16′からの出力と(・Z1)が比較される。積
分器16′からの出力が(・Z1)と等しいかまたはよ
り大きい場合は、1次しきい値を更新して、ブロック3
4で積分器16′からの現在の出力に置換する。次に、
PNコード位相を変更しないで(ブロック28は実行し
ない)、積分(ドエル)時間をτD2秒に増加して、積分
器18′が入力信号を処理する。2次ドエル時間によ
り、検出の確率が向上し、誤警報の確率が低下する。ブ
ロック33で積分器16′からの出力が(・Z1)より
小さい場合は、1次しきい値は更新しないでブロック1
8′で2次積分を実行する。
【0051】前述したように、本発明の実施例では、積
分器16′の積分時間が約64チップから約256チッ
プの間で、64チップ(52マイクロ秒)に等しくなる
ことが望ましい。積分器18′の積分時間が約128チ
ップから約2048チップの間で、128チップ(10
4マイクロ秒)に等しくなることが望ましい。積分器1
8′の積分時間は積分器16′の積分時間より長くなる
ように選択する。
【0052】ブロック36で現在の出力が2次しきい値
(Z1)と等しいかより大きいかどうかを判定する。そ
の場合は、ブロック38で2次しきい値(Z1)を更新
して2次積分器18′からの現在の出力(Zi)に置換
してから、ブロック26で現在のPN位相と最大PN位
相を比較する。i=qであった場合は、PNコード空間
全体を探索したことを意味するので、方式10′の動作
を停止する。この時点で(PNコード空間の全探索が完
了)、最大のエネルギーを持つPNコードを決定する。
ブロック26でiがqに等しくない場合は、前述の方法
で探索が継続される。すなわち、ローカルに生成したP
Nコード信号の位相iを1チップの数分の1だけ変更し
て(ブロック28)、相関関係を再検査する。
【0053】図2の方式10′は、従来の技術による相
関処理よりも(積分器16′の積分時間が短いので)処
理時間が短縮するので、特に多重パス(検出後獲得)探
索フェーズでの使用に適合する。例えば、方式10′
は、対象となるあらかじめ規定したPNコードに関する
PNコード(プラス/マイナス32PNコード)のサブ
セットまたはウィンドウで全数探索を実行するのに採用
することができる。
【0054】本発明の実施例は、2重ドエル獲得方式と
いう文脈で説明したが、本発明に基づいてnドエル獲得
方式(n>2)に拡張することによって、獲得時間を短
縮し性能を向上させることができる。
【0055】したがって、本発明の推奨実施例に関する
図示と説明に基づけば、当業者が本発明の範囲と精神か
ら逸脱しないで形式と細部に変更を加えることができる
ことは明白である。例えば、積分器16と18(または
16′と18′)を1つの積分器にして2つの異なる積
分周期を設けるように再プログラムすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続判定機能および検出後探索区間を備えた2
重ドエル最ゆう法判定による獲得方式の実施例のブロッ
ク図である。
【図2】2重ドエル最ゆう法判定による探索方式の実施
例のブロック図である。
【図3】従来の技術に基づいた並列最ゆう法による獲得
方式の図である。
【図4】従来の技術に基づいた直列最ゆう法による獲得
方式の図である。
【図5】従来の技術に基づいた直接シーケンス(DS)
単一ドエル直列スライドによる獲得方式の図である。
【図6】従来の技術に基づいた直接シーケンス(DS)
2重ドエル直列スライドによる獲得方式の図である。
【符号の説明】
1…無線周波数受信機 2…搬送周波数復調器 3…データ・プロセッサ 10…獲得方式 12…乗算器 14…PNコード波発生器 16…1次積分器 16′…1次積分器 18…2次積分器 18′…2次積分器 20…比較器

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 疑似ランダム雑音(PN)コード空間を
    探索する方法であって、 (a)受信PNコード信号と1次(第1の)ローカルP
    Nコード信号とを結合して入力信号を獲得するステップ
    と、 (b)あらかじめ規定した1次(第1の)時間区間で入
    力信号の信号エネルギーを積分して1次(第1の)結果
    を獲得するステップと、 (c)前記1次結果の関数として与えられた値を有する
    1次(第1の)しきい値と前記1次結果とを比較して、
    前記1次結果が前記1次しきい値より小さいと判定され
    た場合はローカルPNコードを変更して前記ステップ
    (a)から(c)を繰り返すが、それ以外の場合、すな
    わち、前記1次結果が前記1次しきい値に等しいかまた
    はより大きいと判定された場合は、前記1次結果に等し
    い値を前記1次しきい値に代入するステップと、 (d)あらかじめ規定した2次(第2の)時間区間で前
    記入力信号の信号エネルギーを積分して2次(第2の)
    結果を獲得するステップであって、このステップでは、
    あらかじめ規定した前記2次時間区間があらかじめ規定
    した前記1次時間区間より長いことを特徴とするステッ
    プと、 (e)2次結果の関数として与えられた値を有する2次
    (第2の)しきい値と前記2次結果とを比較して、前記
    2次結果が前記2次しきい値より小さいと判定された場
    合はローカルPNコードを変更して前記ステップ(a)
    から(c)を繰り返すが、それ以外の場合、すなわち、
    前記2次結果が前記2次しきい値に等しいかまたはより
    大きいと判定された場合は、前記2次結果に等しい値を
    前記2次しきい値に代入するステップと、 (f)PNコード空間の終わりに到達していない場合
    は、前記ステップ(a)から(c)までを繰り返すステ
    ップとを含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の方法であって、yが
    1/16と1/8の間にある値としたときに、前記1次
    しきい値が、最大値を有する前記1次結果の(1−y)
    に等しいことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の方法であって、前記
    2次しきい値が、最大値を有する前記2次結果に等しい
    ことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 疑似ランダム雑音(PN)コード空間を
    探索する方法であって、 (a)受信PNコード信号と1次ローカルPN信号とを
    結合して入力信号を獲得するステップと、 (b)あらかじめ規定した1次時間区間で入力信号の信
    号エネルギーを積分して1次結果を獲得するステップ
    と、 (c)最大値を有する前記1次結果の関数として与えら
    れた値を有する1次しきい値と前記1次結果とを比較し
    て、前記1次結果が前記1次しきい値より小さいと判定
    された場合は、 (d)最大値を有する前記1次結果の第2の関数として
    与えられた値を有する2次しきい値と前記1次結果とを
    比較して、 前記1次結果が前記2次しきい値に等しいかまたはより
    大きいと判定された場合はカウンタ値を初期化し、PN
    コード空間の終わりに到達していない場合は、ローカル
    PNコードを変更して前記ステップ(a)から(d)を
    繰り返すが、それ以外の場合、すなわち、前記1次結果
    が前記2次しきい値より小さいと判定された場合は、カ
    ウンタ値を増やし、前記カウンタ値と3次(第3の)し
    きい値を比較し、前記カウンタ値が前記3次しきい値よ
    り大きいと判定された場合は処理を停止し、それ以外の
    場合、すなわち、前記カウンタ値が前記3次しきい値よ
    り小さいと判定された場合はローカルPNコードを変更
    して前記ステップ(a)から(d)を繰り返し、 前記1次結果が前記1次しきい値に等しいかまたはより
    大きいと判定された場合は、最大値を有する前記1次結
    果に等しい値を有する4次(第4の)しきい値と前記1
    次結果とを比較して、前記1次結果が前記4次しきい値
    より小さいと判定された場合は次のステップ(e)を実
    行し、それ以外の場合、すなわち前記1次結果が前記4
    次しきい値に等しいかまたはより大きいと判定された場
    合は、前記1次結果の現在値に等しい最大値を有する前
    記1次結果を設定するステップと、 (e)あらかじめ規定した2次時間区間で入力信号の信
    号エネルギーを積分して2次結果を獲得するステップで
    あって、このステップで、あらかじめ規定した前記2次
    時間区間があらかじめ規定した前記1次時間区間より長
    いことを特徴とするステップと、 (f)最大値を有する前記2次結果の第1の関数として
    与えられた値を有する5次(第5の)しきい値と前記2
    次結果とを比較して、前記2次結果が前記5次しきい値
    より小さいと判定された場合は、 (g)最大値を有する前記2次結果の第2の関数として
    与えられた値を有する6次(第6の)しきい値と前記2
    次結果とを比較して、 前記2次結果が前記6次しきい値に等しいかまたは大き
    いと判定された場合は、カウンタ値を初期化し、PNコ
    ード空間の終わりに到達していない場合は、ローカルP
    Nコードを変更して前記ステップ(a)から(b)を繰
    り返すが、それ以外の場合、すなわち、前記1次結果が
    前記6次しきい値より小さいと判定された場合は、カウ
    ンタ値を増やし、前記カウンタ値と前記3次しきい値を
    比較し、前記カウンタ値が前記3次しきい値より大きい
    と判定された場合は処理を停止し、それ以外の場合、す
    なわち、前記カウンタ値が前記3次しきい値より小さい
    と判定された場合はローカルPNコードを変更して前記
    ステップ(a)から(d)を繰り返すステップと、 を含むことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 前記請求項4記載の方法であって、yが
    1/16と1/8の間にある値としたときに、1次しき
    い値が、最大値を有する前記1次結果の(1−y)に等
    しくなり、最大値を有する前記1次結果より約3dBから
    約6dBの範囲内の値だけ小さい値を前記2次しきい値が
    有しており、最大値を有する前記2次結果に等しい5次
    しきい値を有しており、最大値を有する前記2次結果よ
    り約3dBから約6dBの範囲内の値だけ小さい値を前記6
    次しきい値が有していることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 前記請求項4記載の方法であって、約7
    0から約150の範囲内にある値を前記3次しきい値が
    有していることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 疑似ランダム雑音(PN)コード空間を
    探索する相関器であって、 受信PNコード信号と1次ローカルPN信号とを乗算し
    て入力信号を獲得する手段と、 1次時間区間で入力信号の信号エネルギーを積分して1
    次結果を獲得する1次(第1の)手段と、 前記1次しきい値と1次結果とを比較して、信号エネル
    ギーの積分結果が前記1次しきい値に等しいかまたはよ
    り大きいかどうかを判定する1次手段と、 2次時間区間で入力信号の信号エネルギーを積分して2
    次結果を獲得する2次(第2の)手段であって、この手
    段では、前記2次時間区間が前記1次時間区間より長い
    ことを特徴とする2次手段と、 前記2次結果と2次しきい値を比較して、信号エネルギ
    ーの積分結果が前記2次しきい値に等しいかまたはより
    大きいかどうかを判定する2次手段と、 前記1次(第1の)比較手段の動作に基づいて、1次結
    果の最大値の関数として与えられた値に前記1次しきい
    値を設定する手段と、 前記2次(第2の)比較手段の動作に基づいて、2次結
    果の最大値の関数として与えられた値に前記2次しきい
    値を設定する手段と、 を含むことを特徴とする相関器。
  8. 【請求項8】 前記請求項7記載の相関器であって、y
    が1/16と1/8の間にある値としたときに、1次し
    きい値が、最大値を有する前記1次結果の(1−y)に
    等しくなることを特徴とする相関器。
  9. 【請求項9】 前記請求項7記載の相関器であって、前
    記2次しきい値が、最大値を有する前記2次結果に等し
    くなることを特徴とする相関器。
  10. 【請求項10】 疑似ランダム雑音(PN)コード空間
    を探索する相関器であって、 受信PNコード信号と1次ローカルPN信号とを乗算し
    て入力信号を獲得する手段と、 1次時間区間で入力信号の信号エネルギーを積分して1
    次結果を獲得する1次手段と、 前記1次結果を1次しきい値と比較して、信号エネルギ
    ーの積分結果が前記1次しきい値に等しいかまたはより
    大きいかどうかを判定する1次手段と、 前記1次結果と2次しきい値を選択的に比較して、信号
    エネルギーの積分結果が前記2次しきい値に等しいかま
    たはより大きいかどうかを判定する2次手段であって、
    この手段では、前記2次しきい値が前記1次しきい値よ
    り小さいことを特徴とする2次手段と、 2次時間区間で入力信号の信号エネルギーを積分して2
    次結果を獲得する2次手段であって、この手段では、前
    記2次時間区間が前記1次時間区間より長いことを特徴
    とする2次手段と、 前記2次結果と3次しきい値を比較して、信号エネルギ
    ーの積分結果が前記3次しきい値に等しいかまたはより
    大きいかどうかを判定する3次(第3の)手段と、 前記2次結果と4次しきい値を比較して、信号エネルギ
    ーの積分結果が前記4次しきい値に等しいかまたはより
    大きいかどうかを判定する4次(第4の)手段であっ
    て、この手段では、前記4次しきい値が前記3次しきい
    値より小さいことを特徴とする4次手段と、 前記1次比較手段および2次比較手段の動作に基づい
    て、1次結果の最大値の関数として与えられた値に前記
    1次しきい値および前記2次しきい値を設定する手段
    と、 前記3次(第3の)比較手段および前記4次(第4の)
    比較手段の動作に基づいて、2次結果の最大値の関数と
    して与えられた値に前記3次しきい値および前記4次し
    きい値を設定する手段と、 を含むことを特徴とする相関器。
  11. 【請求項11】 前記請求項10記載の相関器であっ
    て、yが1/16と1/8の間にある値としたときに、
    前記1次しきい値が、最大値を有する前記1次結果の
    (1−y)に等しくなり、最大値を有する前記1次結果
    より約3dBから約6dBの範囲内の値だけ小さい値を前記
    2次しきい値が有しており、前記3次しきい値が、最大
    値を有する前記2次結果に等しくなり、最大値を有する
    前記2次結果より約3dBから約6dBの範囲内の値だけ小
    さい値を前記4次しきい値が有していることを特徴とす
    る相関器。
  12. 【請求項12】 前記請求項10記載の相関器であっ
    て、最大信号エネルギーを有している入力信号を検出し
    た後に、前記相関器を操作して、さらにあらかじめ規定
    した数の入力信号を処理するための手段を備えているこ
    とを特徴とする相関器。
  13. 【請求項13】 前記請求項12記載の相関器であっ
    て、前記操作手段は、入力信号ごとに得られる前記1次
    結果が前記2次しきい値より小さいことを示す前記2次
    比較手段に対応しており、前記2次結果が前記4次しき
    い値より小さいことを示す前記4次比較手段に対応して
    いることを特徴とする相関器。
  14. 【請求項14】 前記請求項12記載の相関器であっ
    て、あらかじめ規定した数が約70から約150の範囲
    内にあることを特徴とする相関器。
JP6280657A 1993-11-23 1994-11-15 符号分割多元接続および直接スペクトル拡散方式で連続判定方式を有する2重ドエル最ゆう法による獲得方法およびその装置 Pending JPH07202753A (ja)

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