JP2002535917A - 並列処理を用いた多段型のcdma同期方法 - Google Patents

並列処理を用いた多段型のcdma同期方法

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JP2002535917A JP2000595446A JP2000595446A JP2002535917A JP 2002535917 A JP2002535917 A JP 2002535917A JP 2000595446 A JP2000595446 A JP 2000595446A JP 2000595446 A JP2000595446 A JP 2000595446A JP 2002535917 A JP2002535917 A JP 2002535917A
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Abstract

(57)【要約】 本願には、受信機をスペクトル拡散信号に時間同期させるための方法およびシステムが開示されている。本発明に係る例示の実施形態は、少なくとも2つのステップ・プロセスを提供するものであり、第1のステップで候補となるいくつかの同期周波数またはタイミングが識別され、その後、第2のステップまたは最終ステップで正常な同期状態として候補の1つが確認される。本発明によれば、様々な方法でもって同一の受信信号サンプルを処理することで、前述の確認ステップの実行と同時に、さらなる候補を識別するための処理ステップを実行することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (背景) 本発明は、時間同期が達成される符号分割多元接続(CDMA)信号などスペ
クトル拡散信号を受信するための移動電話または無線装置に関する。
【0002】 無線通信システムには、例えば情報で搬送周波を変調することによってエア・
インターフェースを介して該情報を伝送する処理が含まれる。受信機は、受信す
ると、適切な復調技法を実施することによって受信信号から情報を正確に抽出す
ることを試みる。しかし、受信信号を復調するためには、まず、送信機と受信機
とのタイミングを同期させる必要がある。無線通信システムの設計に応じて様々
なレベルの同期が必要となる場合がある。例えば、多くのシステムで、送信機と
受信機のクロック差が、ビット・レベルでのタイミングの差を生み出す。さらに
、いくつかの無線通信システムでは、個別に検出されデコードされる情報のひと
かたまりを表し、時として「フレーム」と呼ばれるバーストの形で情報が伝送さ
れる。これらのタイプのシステムでは、やはり、フレームの始まりを位置指定す
ることが望ましく、それにより特定の受信機に関連する情報が分離され、復調さ
れる。同様に、さらにフレームをタイムスロットに副分割して、互いに時間多重
化されたチャネルを形成するシステム(例えば時分割多元接続すなわちTDMA
システム)もある。これらのシステムでは、各タイムスロットの始まりに受信機
を同期させることがさらに望ましい。
【0003】 いくつかのシステムは、符号分割多元接続(CDMA)と呼ばれるスペクトラ
ム拡散技法を使用してチャネル化をもたらす。CDMAシステムでは、伝送すべ
き情報データ・ストリームがまず、固有拡散コードを使用してコード化され、拡
散され、次いで長いPNシーケンスまたはより短いスクランブリング・シーケン
スと組み合わされる。後者の場合、スクランブリング・シーケンスは、隣接セル
が異なるスクランブリング・シーケンスまたはスクランブリング・マスクを使用
するように、セルごとに計画される。情報データ・ストリームと、PNシーケン
スまたはスクランブリング・シーケンスとは、同じビット・レートを有していて
も異なるビット・レートを有していてもよい。固有拡散コードを有する情報デー
タ・ストリームと長いPNシーケンスとの乗算によって、チップの出力ストリー
ムがもたらされる。したがって、CDMAシステムでは、受信機をチップ境界に
同期させることも望まれる。
【0004】 CDMA無線通信システムにおける信号処理に関連する同期タスクをさらに良
く理解するために、以下の例を考える。図1は、セルラ・システムにおいて電波
を移動体ユーザ(移動局)に伝送するための基地局の使用を例示する。CDMA
システムでは、基地局10が、信号を単一(複合)信号として移動局14および
15に伝送することができる。移動局14に宛てられた信号は通常、移動局15
に宛てられた信号をコード化するために使用されるショートコードに直交する、
またはほぼ直交するショートコードを用いてコード化される。次いで、これらの
信号が、時としてロングコードと呼ばれる基地局10に関連する第2のコードを
用いて拡散される。次いで、2つのコード化され拡散された信号を合わせたもの
が、基地局10によって伝送される。
【0005】 移動局14は、複合信号を受信すると、ロングコードとショートコードを用い
て拡散信号を乗算して、移動局14に宛てられた信号を再形成し、移動局15に
宛てられた信号は、干渉ノイズとして抑制される。同様に、移動局15は、ロン
グコードと、移動局15に割り当てられたショートコードとを用いて拡散信号を
乗算して、移動局15に宛てられた信号を再形成し、移動局14に宛てられた信
号は、干渉ノイズとして抑制される。移動局14および15に関連する受信機は
、適用可能なロングコードおよびショートコードを学習している、または知って
いることに加え、上述した受信信号に対する様々なレベルの同期を獲得していな
ければならず、その信号に備わる情報の逆拡散、復調、およびデコーディングを
実施する。様々なレベルのそれぞれでの同期を獲得するために多くの異なる技法
が開発されてきた。フレーム同期では、これらの技法は通常、フレーム構造と、
オーバーヘッド情報または制御情報が移動局に搬送される様式とに大きく依存し
ている。オーバーヘッド情報は通常、1つまたは複数のブロードキャスト制御チ
ャネルに関して提供され、既知のチャネルを使用して基地局によって伝送され、
そのチャネルは、移動局が、迅速にロックオンし、とりわけ基地局とのフレーム
同期を獲得するために使用される情報を含めたオーバーヘッド情報を受信するこ
とができるものである。多くの無線通信システムが、非同期基地局、すなわち共
通のタイミング基準信号を共有しない基地局を有していることを当業者は理解さ
れよう。したがって、フレーム同期は、例えばスタートアップ時(すなわち移動
体に電源が入れられたとき)、移動局がセルからセルへ移ったとき、および(例
えば移動局が「最良の」サービス基地局を聴取していることを確認するために)
セル再選択手順の一部として隣接セルに対応するチャネルについて測定が行われ
たときに、行われる必要があるプロセスである。
【0006】 当然、受信機によって実施されるほとんどの信号処理タスクと同様に、同期に
伴う遅延を低減することが、受信機の性能を改善するのに重要である。多くのタ
イプの通信サービス、特に音声通信は、比較的遅延を受け入れられないものであ
る。したがって、システム設計者は、時間同期を含めた所定の信号処理タスクを
実施するのにかかる時間を低減する方法を常に模索している。
【0007】 (概要) 本発明による同期方法を採用する無線受信機は、第1のステップで候補となる
いくつかの同期周波数またはタイミングが識別され、その後、第2のステップま
たは最終ステップで正常な同期状態として候補の1つが確認される少なくとも2
つのステップ・プロセスを用いてCDMA信号との同期をより迅速に見出し、獲
得することができる。本発明によれば、様々な方法で同じ受信信号サンプルを処
理することによって、この確認ステップは、さらなる候補を識別するステップと
同時に行うことができる。
【0008】 1つの例示的な実装形態では、第1の相関手段が、位相、振幅、またはタイミ
ングの面で受信信号が大幅にドリフトしない相関長を使用して、受信信号サンプ
ルのストリームのシフトを相関させ、それによりコヒーレント相関が可能になる
。コヒーレント相関は通常、十分な信号対雑音比に達することを見込まれておら
ず、正常な同期が達成されていることを適切な確実性をもって明確に識別できる
ものではない。その結果、同じタイミング仮定に対応するいくつかのコヒーレン
ト相関がさらに、それぞれ1つのタイミング仮定に対応するいくつかのビンにお
いて非コヒーレントに累算される。非コヒーレント累算は、コヒーレント相関の
大きさまたは大きさの2乗を加算することを含み、大きさの2乗は、コヒーレン
ト相関値の実数部の2乗と虚数部の2乗の和である。
【0009】 可能性のある候補タイミングを識別するために非コヒーレントまたは大きさ累
算を長時間行われなければならず、その時間枠が、タイミング・ビン幅でプラス
またはマイナスに1桁以上のタイミングのドリフトが生じる可能性があるほど長
いとき、本発明は、1996年12月18日出願のPaul W.Dentの米
国特許出願08/768975号に記載されるドリフト補償タイプの累算を採用
することができ、その開示を本明細書に参照により組み込む。
【0010】 毎秒4メガチップの変調を使用する本発明による例示CDMAシステムは、1
チップ幅、すなわち0.25USの時間ビンをサーチする。受信機時間および周
波数基準は、100万につき+/−10箇所の初期誤差を有し、これは、25m
Sあたり1ビンのドリフトをもたらす。この例示CDMAシステムはさらに、第
1の同期ステップを達成するために受信機によって使用される既知のチップ・パ
ターンを0.625mSごとに伝送する。既知のチップ・パターンは、例えば2
56チップの長さを有する。10ppm周波数誤差では、最大コヒーレント相関
長さが約64チップに制限される。したがって、4つの64チップ・コヒーレン
ト相関が0.625mSごとに非コヒーレントに累算され、既知の256チップ
・パターンとの相関値を求める。次いで、これら0.625mS相関が約40回
、非コヒーレントに累算される場合があり、その後、タイミングが1チップだけ
ドリフトする場合がある。そのようなドリフトを補償するために、40回未満の
何回か、例えば16回の非コヒーレント累算の後、各ビンごとの結果が、+/−
1ビン以内にある以前の累積結果の最良のものと累算され、それによりさらに継
続して累算を提供しながら16回で+/−1ビンのドリフトを可能にする。上述
の例示システムでは、タイミング・ビンの数は、約0.625mS×4メガチッ
プ/秒、すなわち1チップ幅のビン約2500個である。
【0011】 本発明によれば、ドリフト補償累算は、累積結果ビンがしきい値に達するまで
続く。これは、既知の信号パターンを、しきい値に対応するタイミングで見出す
ことができたことを示す。次いで、そのビンに関連するタイミングが、さらに評
価するために候補タイミングのリストに記録され、ビン・コンテンツがゼロにリ
セットされる。次いで、既知の信号パターンとの相関のドリフト補償累算が続き
、さらなるビンが第1のしきい値に達したときに、それに関連するタイミングも
リストに入力され、そのビン・コンテンツがゼロにリセットされる。結局、すで
に少なくとも1度ゼロにリセットされたビンが再びしきい値に達する場合があり
、そのとき第2の時間がリストに入力される。したがってリストは、候補タイミ
ングを、それらが第1の相関しきい値に達した順序で含み、初期候補タイミング
の可能な繰返しも含む。タイミング・ビンにおけるドリフト補償累算は、全ての
ビンの中の最小値を全てのビンから引くことを含むことができ、それによりビン
値間の差が強調され、数値の不定の増大が防止される。このとき、あるビン値が
しきい値に達したことを検出することは、ビン値が他のビン値をしきい値だけ上
回ったことを検出することを意味する場合がある。
【0012】 例示CDMAシステムでは、多くの信号を、異なる拡散コード、好ましくは直
交コードを使用して同時に同じ帯域で伝送することができる。送信機に関わらず
通常同じコードを使用する上述の既知の信号パターンに加えて、隣接送信機グル
ープ中の異なる送信機に関して異なるものになるように選択された第2の信号パ
ターンが伝送される。第2の信号パターンは、限られた数、例えば16種の所定
パターンのうちの1つである。したがって、第2の同期段は、第2の既知信号パ
ターンの1つを、上述した第1のステップで導出された候補リストに記録された
タイミング・シフトで見出すことができるかどうか判定することからなる。第2
の既知信号パターンは、第1の既知信号パターンと同時に同じ周波数で伝送され
るので、それらは受信機で重なり合って受信され、引き続き第1の相関手段を使
用して第1の既知信号パターンとの相関を実施し累算しながら、同時に第2の相
関手段によって第2の既知シンボル・パターンを使用して相関を実施することが
できる。「Efficient Correlation Over a Sl
iding Window」という名称の米国特許出願08/967444号(
1997年11月11日出願)に記述されているDentおよびWangの発明
を採用して、有利には、例えば労力、電力消費を低減するように共通の計算を利
用して第1の相関手段と第2の相関手段を組み合わせることができる。
【0013】 16種の第2の既知信号パターン全てを用いて、リスト中の第1の候補によっ
て識別されるタイミング・シフトのみを使用して相関が行われる。本発明の第2
の態様によれば、第1の既知信号パターンを用いた相関を使用して周波数誤差を
推定することもでき、それも候補タイミングに対してリストに格納される。ある
候補タイミングを使用して16種の第2の既知信号パターンを用いた相関に関す
る試験を行うとき、周波数誤差推定値を使用して、位相ドリフトに関して受信信
号を補償し、より長い第2のコヒーレント相関を実施することを可能にすること
ができる。16個の第2の相関の1つが第2のしきい値に達したとき、その相関
を与えるタイミング、周波数誤差推定値、および第2の既知シンボル・パターン
を第2の候補リストに記録することができ、それが任意選択の第3の同期ステッ
プで試験されることになる。本発明は、任意選択で、候補リストからの2つ以上
のタイミングを並列に使用して第2の既知シンボル・パターンを用いた同時相関
を行うことを含むことができる。この結果は、16Nビンにおいて累算され、こ
こでNは、同時に試験される候補の数である。16N相関の任意の1つが第2の
しきい値に達するとき、関連する第2の既知のコード、タイミング、および周波
数誤差が第2のリストに転送される。したがって、第2のリストは、第2の相関
を、それらの累算がはじめに第2のしきい値に達した順に含む。
【0014】 例示システムでは、第2の既知のシンボル・パターンが、第3の既知のシンボ
ル・パターンのグループを識別し、そのパターンの1つが、第3の相関ステップ
で見出されるべきである。本発明はここでも、第1および第2の相関累算を継続
しながら、第3の相関を同時にサーチするように適用することができる。第3の
相関は、ここでも例えば16の要素を含むグループ中の全ての既知シンボル・パ
ターンを使用して実施される。第3の相関が識別されるとき、この方法は、25
6種の異なる信号波形のどれが使用されているかを明確にしている、すなわち、
送信機によって使用されるCDMA拡散コードが、1つの候補に対して制限され
ている。このコードを使用して、送信機によって放出されるブロードキャスト制
御チャネルをデコードする試みが行われ、正常なデコーディングは、例えば巡回
冗長検査コード(CRC)によって示される。この最終ステップは、有効な信号
が識別され、同期が達成されていることを確認する。
【0015】 この方法によって解決されるさらなる不明点は、いくつかの周波数チャネルの
うちどれを送信機が使用しているかということである。これは、優先順位の順に
インテリジェントに選択された全ての取り得る周波数チャネルにこの方法を順次
適用することによって行われる。例えば、前もって最近同期が見出された周波数
チャネルをまず試験することができる。さらに、任意の段に関する相関累算が所
定の時間内にその段に関するしきい値に達しなかった場合に、任意の周波数チャ
ネルでの同期サーチを、その段で廃棄することができる。
【0016】 本発明の特徴、目的、利点、および他の態様は、図に関連して以下の詳細な説
明を読めばより簡単に理解されよう。
【0017】 (詳細な説明) 以下の説明では、本発明を完全に理解できるように、特定の回路、回路構成要
素、技法など特定の詳細を、限定ではなく例示のために記載する。しかし本発明
をこれら特定の詳細から逸脱する他の実施形態で実施することもできることを当
業者は理解されよう。場合により、本発明の説明を不明確にしないように周知の
方法、デバイス、および回路の詳細な説明を省く。
【0018】 図2(a)において、移動電話などの無線受信機が、まず非アクティブ期間後
にオンに切り換えられると、ステップ1で、割り振られた周波数帯域のスキャン
を行う。周波数スキャン・ステップは、RFエネルギーが検出されるチャネルを
識別し、検出したRFエネルギーの信号強度を測定することができる。ステップ
2で、他の情報を使用して、優先順位を付けたチャネル・リストを求め、チャネ
ルはその順序でサーチされることになる。他の情報がないとき、優先順位を付け
た順序は、信号強度が最大のものから最小のものへ並べた順序にすることもでき
る。この順序を変更する可能性がある他の情報には、例えば、有効な信号が以前
に見出されたことがあるチャネルの知識が含まれる。
【0019】 例えば、最近同期が確立されたチャネルで今受信された信号強度が、そのチャ
ネルで有効な同期が最後に達成された時に測定された信号強度と同じである場合
、そのチャネルに最高の優先順位を与えることができる。最近同期したチャネル
が最大信号強度を有さず、しかし同期がしばしば確立される別のチャネルでの信
号強度が高い場合、その別のチャネルに優先順位を与えることができる。スキャ
ン順序に影響を与える可能性がある他の情報の別の例は、同期が一度も確立され
たことのないチャネル、または(例えば、チャネルが別のタイプのシステムに割
り振られているため)信号強度が高いときでさえ同期が一度も確立されたことの
ないチャネルのリストである。これらのチャネルは、その測定された信号強度が
普通示す順位よりも低い優先順位を与えられる場合がある。チャネルに低い優先
順位が与えられる場合がある別の理由としては、受信機周波数ステップ・サイズ
がシステムのチャネル間隔よりも狭い時があるからである。例えば、受信機分解
能を200KHzにすることができ、ある特定のシステムが、200KHzステ
ップ25回ごとにのみ信号を中心に合わせて配置する。無線受信機は、25ステ
ップのどこで最も頻繁に同期が達成されるかを学習し、他の24ステップよりも
高いサーチの優先順位を与えることができる。これは当然、エネルギーに関する
スキャンが、これらのステップが依然として使用されるものである可能性を確認
するかどうかによって異なる。そのような論理全てをステップ2で使用して、優
先順位を付けた周波数チャネル・リストを確立することができる。
【0020】 ステップ3で、受信機がリスト中の次のチャネルに同調する。このチャネルは
、流れ図中の最初のパスでの最初のチャネルである。ステップ4で、同調された
チャネルで受信された信号が、例えば、相関器または既知のコードに整合された
マッチト・フィルタを使用して処理される。例示的なマッチト・フィルタ構造は
、本明細書に参照により組み込む上述した「Efficient Correl
ation Over a Sliding Window」という名称の19
97年11月11日に出願されたDentおよびWangの米国特許出願08/
967444号(Ericsson整理番号#PO8668)に開示されている
。この発明の相関技法は、受信信号のサンプルを既知のコードと相関することが
できるようにし、既知のコードと信号サンプルの間での全ての起こり得るタイミ
ング・シフトが同時に相関される。
【0021】 さらに、相関は、2つ以上のコードを同時に使用して、それ相応の労力増大よ
りも少ない労力増大で行うことができる。これら本発明の相関器またはマッチト
・フィルタを使用すると、計算しなければならない相関の数が多くなればなるほ
ど、逆に労力の節減効果が高くなる。様々なコードを使用し、全ての段が並列に
実行され、複数段でもって同期を獲得する本発明にとって、この性質は有用であ
ると実証されだろう。
【0022】 受信信号と既知のコードとの様々なタイミング・シフトに関してステップ4で
計算された相関は、同じ信号の繰返しから周期的な間隔で計算される同様の値と
ともに累算される。そのような信号フォーマットは図3に示される。CDMA信
号波形は、様々なコードを使用することによって、いくつかの異なる信号が時間
および周波数の面で重畳されることを可能にし、それらのコードは、受信機が、
重畳された信号を分離することができるようにされている。図3は、以下に示す
3タイプの信号が重なり合った状態を示している。
【0023】 (1)トラフィック・チャネル。10mSフレーム周期に分割され、その周期
がさらに、16個の0.625mSタイムスロットに副分割されている。
【0024】 (2)ページング・チャネル。トラフィック・チャネルと同じフレームおよび
スロット構造を有するが、異なるパワー・レベルであってよく、より微細な構造
では他の相違を有する。そのような相違の1つは、ページング・チャネル・スロ
ットが10個の256チップ・シンボルに分割され、さらに、そのうちの9つに
おいて、256コードのセットから選択される特定の送信機に固有のコードが使
用され、残り1つである10番目のシンボルでは、16コードのサブセットの1
つが使用され、第2の周期チャネル、すなわちPERCH2と呼ばれる。
【0025】 (3)第1の周期チャネル(PERCH1)。全ての送信機に共通なコードを
使用する256チップのバーストを備える。さらに、PERCH1バーストは、
ページング・チャネルでのPERCH2の出現と時間的にアライメントされる。
【0026】 任意選択で、PERCH1またはPERCH2出現の一方を、場合により規則
的な間隔で「非変調バースト」にすることができる。これは例えば、256チッ
プ全てを同じ値に設定する、または体系的に位相の回転値に設定することによっ
て達成され、後者は、周波数オフセットCWバーストを与える。これらのCWバ
ーストは、図2(a)のステップ4を開始する前に、受信機に、粗い時間および
周波数同期を得る機会を与えるのに有用である場合がある。
【0027】 TDMA信号(しかし重ね合わせCDMA信号ではない)のコンテキストでそ
のようなCWバーストを利用する技術は、European Digital
Cellular Systemから知られており、GSMと呼ばれ、したがっ
て本明細書では詳述しない。ただし、この説明は、粗い同期がCWバーストによ
って達成されたか否かには言及せずに続ける。その代わり、最も厄介な場合、す
なわち同期サーチが行われる周波数および時間の不確実性が低減されない場合が
想定される。その結果、図3の例示波形によれば、PERCH1コードとの相関
は、コードの1スロット周期にわたる2560チップシフトの任意の1つで見つ
かる可能性がある。
【0028】 また、256チップ相関の1つが、適切なYES/NO判定決定を生み出さな
いことも想定される。本発明の狙いは、通常のトラフィック・チャネルを確立す
るには信号強度が低すぎる場合、例えば移動電話ユーザがビルディング内部の奥
深い所にいる場合でさえ受信機が時間および周波数同期を獲得することができる
ようにすることである。将来のセルラ・システムの狙いは、そのような不利な環
境でさえ、呼び出されたことを電話に知らせ、高冗長信号方式を使用して発呼者
IDなど短いメッセージを搬送する高浸透方法を提供することである。しかし、
そのような高冗長信号方式を使用したとしても、信号をデコードするためには、
まず同期を確立しなければならない。
【0029】 同期頑強性を改善するために、ステップ5で、連続スロット中の対応するタイ
ミングからの対応する相関が累算される。この例ではタイミングの不確実性が2
560チップであるため、2560タイミング・ビンを使用して、各特定のタイ
ミング仮定に対応する相関を累算する。
【0030】 複素数無線信号と所定のコードとの相関が、振幅および位相を有する複素数を
生み出す。フェーディング(fading)または周波数誤差により、位相は、
制限された時間にわたってしか一定でない。例示する2GHz無線システムでは
、フェーディング・レートは、長さ256チップ以上の相関を行うことができる
程度であるが、その結果、0.625mSのスロット分離時間にわたってフェー
ディングが信号位相を変化させることにより、スロットごとに異なる位相角が表
される。したがって、相関の大きさ、または相関の大きさの2乗だけがスロット
ごとに累算されることになり、これは当技術分野では「非コヒーレント」累算と
呼ばれる。
【0031】 しかし、低コストの発振器を使用することによる受信機の周波数誤差は、コヒ
ーレンシー時間を256チップ未満に制限する可能性がある。例示の実施形態で
は、周波数誤差を見込むと、コヒーレント相関長(マッチト・フィルタ長)は、
わずか64チップである。このとき、ステップ4で256チップ相関を形成する
ために、4つの64チップ相関が、非コヒーレントに累算される大きさを有する
。後で詳述するように、周波数誤差を推定するために、任意選択で、4つの64
チップ相関をさらに求めることができる。発振器の誤差を補正する機会が生じた
場合、後続の256チップ相関はコヒーレント相関になりうることに留意された
い。
【0032】 例えば、有効な送信機によって同期が確認されると発振器を較正することがで
き、較正が行われた温度に関する通知を記録することができる。温度が較正され
ている発振器において、その温度では、後続の同期サーチは256チップ相関を
使用することができ、他の温度では、64チップ・コヒーレント相関が行われる
【0033】 ステップ5で、ステップ4からのコヒーレントまたは非コヒーレント相関が、
2560タイミング・ビンにおいて累算される。累算が非常に長く続く場合、送
信機のチップ・レートに関する受信機のチップ・レートの周波数誤差が、特定の
タイミングに対するタイミング・ビンに応じてドリフトを生じる可能性がある。
この問題は、本明細書に参照により組み込む1996年12月18日出願のDe
ntの米国特許出願第08/768975号の開示によって解決される。上の出
願では、ドリフトは、3つの隣接する事前累積値の最大のものを新たな相関と累
算することによって補償され、それにより+/−1ビンのタイミング・ドリフト
を可能にする。例示システムでは、周波数誤差が、2560チップあたり1チッ
プのドリフトをもたらす誤差よりもはるかに小さい。+/−10ppmの周波数
誤差は、100000チップ、すなわち2560チップ40スロットで1チップ
の誤差をもたらす。その結果、対応する値の累算は、対応するビンについて最大
40スロットにわたって行うことができ、このとき、本明細書に組み込んだ特許
出願によるドリフト補償を使用して、2560の40スロット・ブロック累積値
が2560累積ビンと累算される。まず、事前累積ビン値を処理して、隣接する
3つのビンからなるグループでの最大値を求めることによって、2×2560メ
モリの必要性を回避することができる。次いで、ビン値がこの3つのうちの最大
値で置き代えられる。次いで、次の40スロットに関する各新たな相関値が、置
き代え後のビンの対応する1つにおいて累算される。40スロットの後、「3つ
のうち最良のものを求める」操作が繰り返され、その後、累算が継続される。実
際、例示システムは、図3の例示10mSフレーム周期に対応して16スロット
ごとに「3つのうちの最良のものを求める」操作を行う。このようにして、累積
相関は、何かが検出されるまで無期限で継続することができ、その結果、「高浸
透同期」という狙いを解決する。
【0034】 しかし、信号がない場合でさえ、相関の大きさの非コヒーレント累算は、ノイ
ズにより数的に増大する値をもたらす。不定な数的増大を防止するには、256
ビン全ての中の最小値を全ての値から引くことが有用である。このとき、1つの
ビンがゼロになり、非ゼロのビンは、「ノイズ」値を上回る分のマージンを示す
ことになる。この差分の値は実際、信号の存在を検出するのにより有用である。
所定のしきい値を確立することができ、差分ビン値がそれと比較される。ビン値
がこのしきい値を超えている場合、これは、関連するタイミング値との相関が、
他の全てのチップシフトとの相関を有意なマージンだけ超えたことを示し、確実
でない場合には、信号がそのタイミングで存在する可能性を示す。
【0035】 単一段同期検出アルゴリズムを用いたときに検出の確実性がない理由は、送信
機から受信機への伝搬経路が、1つまたは複数のチップによって時間的に分離さ
れた様々な遅延をもつ多くの経路を備えることができることである。したがって
、各タイミング・ビンは、単一の電磁波で受信されるエネルギーの一部のみを累
算する。さらに、電波は、複数の伝播路を経由して届くため、複数のビンにおい
て相関が得られてしまい、それによりどれが正しい相関であるか、ある種の不確
実性が存在する。好ましいアルゴリズムは、1つのビン値が、ステップ6で検出
された第1の検出しきい値を上回る最初の値になるまで、差分ビン値のドリフト
補償累算を継続するものである。累算サイクル後にしきい値を上回るビンがない
場合は、ステップ7で、受信機が、この周波数チャネルで相関を累算するのに費
やされた時間を、タイムアウト・リミットと比較する。タイム・リミットを超え
ている場合、さらなるサーチは無益なものと見なされ、ステップ3に戻って、リ
スト中の次の周波数チャネルに同調することが試みられる。タイムアウト・リミ
ットは、チャネルでの測定信号強度値に依存して調節することができ、それによ
り、チャネルが弱いときにより長いサーチ時間が可能となる。ステップ1で測定
されたチャネルが全て弱い場合、ユーザが屋内の奥深くにいることを示すことが
でき、はるかに長いタイムアウトを使用することができる。さらに、「高浸透」
同期サーチを行わなければならないと考えられる場合には、サーチのために周波
数チャネルの異なる優先順位を採用することができる。
【0036】 ステップ6でビンが最初の検出しきい値を超えた場合、図2(b)のステップ
8に進む。図2(b)のステップ8では、たった今検出されたビン値がゼロにリ
セットされ、そのビン、すなわちビン番号に関するタイミング(および任意選択
で、相関中に推定された周波数誤差)が、「候補」または「可能」信号として第
2のリストに記録される。次いで、図2(a)に示される方法に従って引き続き
相関が行われ、累算され、ただしタイムアウトによる周波数チャネルの変更は、
第2のリストが空にならない限り禁止される。本発明による技法は、同じ同調周
波数を維持することにより、第1段同期が検出されるチャネルで第2の同期段を
試みることができるようにする。上で組み込んだ本願発明に係る相関器は、同じ
受信信号サンプルを多くの異なるコードおよびコードシフトと同時に相関するこ
とができるが、受信機は、2つ以上の異なる周波数チャネルで信号サンプルを同
時に受信することができず、したがってチャネルの選択は、図2(b)に例示さ
れる第2の同期段の実施中に停止(freeze)される。
【0037】 図2(b)において、ステップ9で、受信信号が16個の可能なPERCH2 256チップ・コードそれぞれと相関される。粗い周波数誤差が段(ステージ
)1における同期検出から供給される場合、これらの256チップ相関をコヒー
レント相関にすることができる。64チップから256チップへコヒーレント相
関長を増大するには、周波数誤差を4分の1にすることが必要であるが、どのよ
うにして減少させるかについては後に説明する。
【0038】 タイミングが段1での同期から供給されると、図2(b)における技法を使用
してサーチすべきタイミングの不確実性が制限される。例えば、マルチパス遅延
拡散が最大値16マイクロ秒である場合、64個のタイミング・ビンのみが必要
とされる。しかし、16種の異なるコードが存在し、64個のタイミング・ビン
が各コードごとに必要とされ、計1024ビンになる。ステップ10で、第2の
リスト中の候補全てに関して、16種のコードの1つおよび64のタイミングの
1つに対応するビンにおいて相関が累算され、それにより、試験すべき候補が複
数ある場合に必要な1024ビンの複数のバンクが存在する。最終的に、同時に
処理される候補の数は、メモリの量によって制限される場合がある。メモリの欠
如により処理することができないリスト中の候補は、ステップ13で前の候補が
拒絶された後に処理することができる。
【0039】 前と同様に、10mSフレームごとに「3つのうちの最良のものを求める」操
作を使用してドリフト補償を適用することができる。しかし、これらのビンの最
小値をそれら全てから引くことは必ずしも良い案ではない。これは、2つ以上の
近接した基地局の送信機から到達する有効信号エネルギーを、全てのタイミング
およびコードが含むと考えることができるほど、タイミングが制限されているた
めである。したがって、図2(a)のビンからの最小ビン値をノイズ・フロアと
して使用して、図2(a)の全てのビンと同様に図2(b)の全てのビンから引
くことができる。図2(b)の任意のビン値がこのノイズ・フロアを第2のしき
い値よりも大きく上回っているとステップ11で検出された場合、図4のステッ
プ14に進む。一方、第2のしきい値を上回るビンがない場合、ステップ12で
、第2のリスト中のいずれのタイミングについての試験に十分な時間が費やされ
たかどうか判定するための試験が行われる。十分な時間が費やされている場合、
タイムアウト周期よりも長く試験されたタイミングがリストから削除される。全
てのタイミングがリストから削除されると、図2(a)の周波数チャネル変更ス
テップ7、8を再び使用可能にすることができる。
【0040】 次に図2(c)を参照すると、ステップ11で第2のしきい値による検出を与
えるタイミング値およびコードを伴ってステップ14の処理が開始される。これ
は第3のリストに記録され、再び複数の候補を見込む。ステップ11で検出され
たPERCH2コードは、16のコード・グループの1つを示し、各グループが
16のコードを含み、送信機がそれを、ページング・チャネルの1スロットあた
り、他の9つのシンボルをコード化するために使用することができる。その結果
、ここで、示されたグループ中の16コードのそれぞれを使用する9つの他のペ
ージング・チャネル・シンボルについて、前のステップで得られたタイミングお
よび粗い周波数誤差を用いて相関が行われる。これらは、前と同様に、限定され
た数のタイミング・ビン×16コードビンの形で累算される。ステップ17でこ
れら第3のバンクのビンの1つがノイズ・フロアよりも高い第3のしきい値を上
回ることが検出されるとき、送信機によって使用されるコードは一意に示唆され
、図2(d)のステップ20で第4のリストに搬送され、確認される。図2(c
)は図2(b)と同様に動作するため、したがって詳述を避ける。図2(a)〜
2(d)の流れ図の操作を、適切なソフトウェア・プログラムを使用してマイク
ロプロセッサ(図示せず)によって制御することができ、ソフトウェア・プログ
ラムは、プログラムが動作するデータ・メモリ要素から離れて存在し、同一のソ
フトウェア・プログラムを複数のコピーの形で格納する必要はないが、再入力(
re−entrancy)の性質を与えることができ、それにより単一のプログ
ラムをそれぞれ異なる段においてほぼ同時にアクティブに実行することが可能で
あり、各段は、異なるデータを、異なるパラメータによって制御される異なる方
法でもって処理可能であることを当業者は理解されよう。
【0041】 ここで図2(d)を参照すると、ステップ20が実行され、検出された送信機
がページング・チャネル信号をコード化するために使用していると考えられる計
256コードの1つを識別する。例えば、同じ周波数チャネルを使用する2つ以
上の基地局送信機の範囲内に移動局があると、2つ以上の候補コードが検出され
る場合もある。したがって、たった今識別された信号パラメータは、すでに任意
の他のコード、タイミング、および周波数誤差が入っている第4のリストに入力
される。ステップ21で、リストの一番上にある信号をデコードすることが試み
られる。信号がCDMA信号である場合、このデコーディング・ステップを行う
にはRAKE受信機(図示せず)が適切である場合がある。RAKE受信機はま
ず、この送信機の識別された固有コードに基づく既知のコードとの相関を行って
、受信機に達する各有意なマルチパス波の位相および振幅(すなわち複素数チャ
ネル・パラメータ)を確立する。次いでRAKE受信機は、確立された有意な信
号経路のタイミング・シフトを使用して、未知のデータ・シンボルと相関させて
コードを使用する。未知のデータ・シンボルとの相関の結果は、各信号経路ごと
に確立された複素数チャネル・パラメータに基づく重み付け係数を使用して組み
合わされる。次いで、組み合わされた値は、「ソフト決定」として誤差補正デコ
ーディング・アルゴリズムに供給されて、ページング・チャネルに送信される情
報をデコードする。RAKE受信機のさらなる詳細は、参照により本明細書に組
み込む本出願人の米国特許第5305349号および第5572552号で見る
ことができる。
【0042】 ステップ21での信号の誤差補正デコーディング後、補正デコーディングに対
する試験がステップ22で行われる。これは例えば、巡回冗長検査(CRC)コ
ードを用いて行うことができる。CRCコードがチェックしない場合、これは第
4のリスト中の信号が誤り信号であった、または信号品質が低かったことを示す
。信号の拒絶および第4のリストからの削除は、CRCチェックの数回の連続失
敗の結果として行うことができる。本明細書で提示した図2(a)〜2(d)の
全てのステップと同様に、第4のリストに記録されたパラメータを有する信号の
1つの、任意の、または全てのデコーディングを試みることを原理的には同時に
行うことができ、その一方で、初期同期の検出段も依然として処理を継続してい
る。この文脈で、「同時」とは、様々な逆拡散コードを使用してPERCH1バ
ースト、PERCH2バースト、またはCRCチェックを探索するための様々な
方法を用いて、同じ受信信号を処理することを意味する。十分に高速のハードウ
ェアを時分割で使用することができ、すなわち順次に操作することができ、同じ
格納データをそれぞれ異なる方法を用いて処理するので、用語「同時」は、デコ
ーディング・ハードウェアの複数のコピーを必ずしも意味していない。所望の処
理能力を達成するためのハードウェア内における並列処理(paralleli
sm)量は、設計上のトレードオフであり、上記で開示した発明の原理には本質
的に関連しない。
【0043】 本発明を使用して、スペクトル拡散信号などの信号を用いた同期を獲得するの
に必要な時間を低減することを狙いとして複数段の同期プロセスが実施される。
同期プロセスの第1の段は、第1の検出段に関して使用されるコードの数を制限
し、より高い確率の誤り警告を受け入れることによって任意の信号の検出を速め
るように設計されている。同期の後半の段は、初期段で識別されるパラメータに
よって定義された限られた数の候補信号のみを使用して実施され、さらなる試験
のために保存されている信号候補の数を継続的に制限し、その一方で、保存され
ている信号が真の信号である信頼性を高めることを狙いとしている。ページング
・チャネル・ブロードキャストを連続的にデコードする最終ステップでは、真の
信号の検出が確認される。真の信号が検出され、デコードされると、周囲局、周
波数、および他のネットワークパラメータに関するさらなる情報を受信機は読み
取ることができる。受信機はまた、真の信号に対するその周波数誤差を測定し、
一般の温度に関する周波数較正値を格納することができ、基準発振器に関する周
波数/温度補正テーブルを学習し、それを用いて将来の状況での同期を速くする
【0044】 受信機が当初、既存の周波数/温度較正テーブルを有していないとき、上述し
たようにコヒーレント相関長が制限される場合がある。より長い周期にわたる相
関を生み出すためには、制限された長さのコヒーレント相関を組み合わせるか、
または非コヒーレントに累算しなければならない。これは、非コヒーレント累算
または組合せデバイスを使用し、複素数の補正値の大きさ(または大きさの2乗
)を計算し、その大きさを組み合わせて達成することができる。非コヒーレント
相関は、時間と共に大きくなる正の結果を常に生み出し、したがってコヒーレン
ト相関よりも、検出しきい値を誤って超えやすい。したがって、先行する非コヒ
ーレント相関段からの周波数誤差(例えば図1(a)の誤差)を推定して、推定
された周波数誤差を補償することによって後続の相関段(例えば図2(b)によ
って示される段)での相関演算をコヒーレントに行うことができるようにするこ
とは興味深い。
【0045】 例示システムでは、伝送される同期コードは長さが256であり、周波数誤差
によって課される最大コヒーレント相関長は64である。したがって、完全なコ
ヒーレント相関長である256を使用できるようにするためには、周波数誤差を
4分の1にする必要がある。これは、以下の例示的な様式で行うことができる。
【0046】 図2(a)では、64ポイント相関が、256シンボル・ブロックにわたる連
続する4つの64シンボル・ブロックに関して計算される。これらを複素数 I1+jQ1 I2+jQ2 I3+jQ3 I4+jQ4 によって示すと、これらの非コヒーレントな組合せは通常、 SQRT(I1+Q1)+SQRT(I2+Q2)+SQRT(I3 +Q3)+SQRT(I4+Q4) あるいは、平方の和 I1+Q1+I2+Q2+I3+Q3+I4+Q4 を計算することを含む。
【0047】 周波数誤差がゼロであった場合、コヒーレント組合せは、 (I1+I2+I3+I4)+j(Q1+Q2+Q3+Q4) を計算することを含む。
【0048】 ここで、正の周波数誤差に関して「j」を乗算する、または負の周波数誤差に
関して−jを乗算することに相当する、各64シンボル相関間隔にわたる90度
の位相回転をもたらす周波数誤差を考慮する。
【0049】 このとき、正の周波数誤差に関して、相関は、 I1+jQ1 jI2−Q2(jを乗算した) −I3−jQ3(jを乗算した) −jI4+Q4(jを乗算した) に対応し、このとき実数部の和は、I1−Q2−I3+Q4であり、 虚数部の和は、Q1+I2−Q3−I4である。
【0050】 負の周波数誤差に関して、対応する組合せは、 I1+Q2−I3−Q4 および Q1−I2−Q3−Q4 である。
【0051】 64シンボル相関間隔当たり180度の位相を与える正または負の周波数誤差
に関して、対応する累算は、 I1−I2+I3−I4 および Q1−Q2+Q3−Q4 である。上述の全てを集めると、4つの64シンボル相関を累算するための4つ
の異なる方法が得られる。 1) I1+I2+I3+I4 Q1+Q2+Q3+Q4 (小さな周波数誤差
に関して) 2) I1−Q2−I3+Q4 Q1+I2−Q3−I4 (64チップ当たり
+90度に関して) 3) I1+Q2−I3−Q4 Q1−I2−Q3+I4 (64チップ当たり
−90度に関して) 4) I1−I2+I3−I4 Q1−Q2+Q3−Q4 (64チップ当たり
+/−180度に関して) 4ポイントFFTを計算するとき当業者には以上のことを理解されたい。望み
であれば、相関結果を、0、+/−90、および+/−180度ではなく+/−
45度および+/−135度の位相回転を有するように組み合わせて、+/−1
80度組合せの周波数誤差記号の不明瞭さを回避することができる。これは、以
下に開示するドリフト補償累算に関する移行規則をわずかに変更するが、それで
も、これらの教示によって当業者が完全に導出することができる様式のものであ
る。
【0052】 したがって、最大の性能を提供する本発明の実装形態は、上の4つの公式全て
を使用して4つの64シンボル相関を累算することを含む。このとき、結果とし
て得られる256チップ相関の大きさは、1セットの4×2560ビン中で、信
号繰返し期間ごと(すなわち図3の例示フォーマットでスロットごと)に累算さ
れ、2560ビンの各セットが、上の周波数誤差仮定の1つに対応する。
【0053】 ビン値が検出しきい値を上回るとき、そのビン番号が、タイミング値(1〜2
560)と周波数誤差(1〜4)の両方を生み出して、図2(b)で相関を累算
するために使用される。この段では、周波数誤差(4)について、それが正であ
るか負であるかわからなくても問題ないことに留意されたい。上のタイプ(4)
の累算が同期検出段1に関する最大相関を与える場合、それが同期検出段2に関
しても正しい累算を与えるはずである。
【0054】 上述したことが、256シンボル・コヒーレント相関を可能にする必要がある
ときに、周波数誤差を、1/4の誤差より小さい4つの誤差のうちの1つに分類
する手段を提供することがわかる。
【0055】 上述の方法で周波数誤差が検出されるとき、ドリフト補償累算を改良すること
も可能である。上述したように、ビン値を3つの隣接値のうち最大の値で周期的
に置き代えて、周期にわたる1ビン・タイミング・ドリフトを見込むことができ
る。ビンが、次の最大番号付きビン値で置き代えられる場合、これは、受信周波
数が、受信機の周波数基準水晶発振器に比べて低く、「遅く」ドリフトしたこと
を示す。逆に、ビン値を、次により低いビン番号で置き代えることは、受信周波
数が高いことを示す。
【0056】 4×256ビンを使用する同時周波数誤差検出の場合、2つの添字j、kを用
いてビンに番号を付け、ここでkは1〜2560の範囲であり、jは−1〜+3
の範囲であり、公称周波数(j=0)、高い周波数(j=1)、低い周波数(j
=−1)、および非常に高いまたは低い周波数(j=+3)を示す。
【0057】 ここで、第2の添字kを有するビンが第2の添字k−1を有するビンからの値
で置き代えられるとき、受信信号に比べて受信機の周波数が低かったことを示す
。このとき、一貫して、これが第2の添字j−1または+3に関してのみ行われ
るはずである。逆に、ビン値の添字kをk+1で置き代えることは、j=+1ま
たは+3に関してのみ可能であるはずである。ビン値の添字kをそれ自体で置き
代えることは、周波数誤差がないことを意味し、したがってj=0に関してのみ
行われるはずである。
【0058】 実際には、周波数誤差が4つのカテゴリーの1つに正確に入ることはないため
、「交配(cross−fertilization)」のための何らかの機会
が許可されるべきであるが、例えば、以下のストラテジを用いる。 1) ビン(0,k)をビン(0,k)、ビン(−1,k−1)、およびビン(
1,k+1)のうち最大のもので置き代える。(公称の周波数、ビット・ロー、
またはビット・ハイ) 2) ビン(1,k)をビン(1,k)、ビン(1,k+1)、およびビン(3
,k+2)のうち最大のもので置き代える。(ビット・ハイよりも大きい周波数
) 3) ビン(−1,k)をビン(−1,k)、ビン(−1,k−1)、およびビ
ン(3,k−2)のうち最大のもので置き代える。(ビット・ローよりも大きい
周波数) 4) ビン(3,k)を、ビン(1,k+1)、ビン(−1,k−1)、ビン(
3,k−2)、およびビン(3,k+2)のうち最大のもので置き代える。(非
常に高いまたは非常に低い周波数) 当業者であれば、同じ論理に基づいて他の移行規則を考案することができる。
すなわち、シンボル・レートおよび無線周波数が同じ基準発振器から送信機と受
信機において導出された場合、タイミング・ドリフトの符号が、周波数誤差の符
号に対応しなければならない。したがって、上述の移行規則は、12個の値(4
つの周波数誤差×3つのタイミング・ドリフト(進み、遅れ又は公称))のうち
最大の値を見つけるよりも計算が少ないが、3または4つの値のうちの最大値を
発見することに制限される場合もある。
【0059】 異なる周波数誤差仮定に対応した4つの異なる方法を用いて相関を同時に累算
する4ポイントFFTを使用することは、当然、周波数誤差のより洗練された解
を導くためのより大きなFFTの使用に拡張されてもよい。しかし、好ましいシ
ステム・パラメータに関して十分である4ポイントFFTの利点は、乗算を必要
とせず、加算のみを必要とし、それにより本発明に係る受信機の複雑さを低減す
ることである。
【0060】 上述の例示実施形態は、全ての面で例示のためのものであり、本発明を制限す
るものではない。したがって、本発明は、当業者が本明細書に含まれる説明から
導出することができる詳細な実装形態に対し、多くの変更を加えることも可能で
ある。そのような変更および修正全てを、頭記の特許請求の範囲によって定義さ
れる本発明の範囲および精神に入るものと見なすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を採用することができる例示CDMA無線通信システムを示す図である
【図2a】 本発明の例示実施形態による同期を行うための、記述した例示方法およびシス
テムに使用される流れ図である。
【図2b】 本発明の例示実施形態による同期を行うための、記述した例示方法およびシス
テムに使用される流れ図である。
【図2c】 本発明の例示実施形態による同期を行うための、記述した例示方法およびシス
テムに使用される流れ図である。
【図2d】 本発明の例示実施形態による同期を行うための、記述した例示方法およびシス
テムに使用される流れ図である。
【図3】 本発明を適用することができるCDMA信号形式を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 デント, ポール, ダブリュー. アメリカ合衆国 ノースカロライナ州 27312, ピッツボロ, イーグルポイン ト ロード 637 Fターム(参考) 5K022 EE01 EE33 EE36 5K047 CC01 HH15 LL06 5K067 BB04 CC10 DD25 DD30 DD44 EE71 FF05 HH21 HH22 HH23 JJ12 JJ15 JJ17 JJ19 KK15

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信機を伝送信号と同期させるための同期方法であって、 周波数チャネルを選択し、信号を受信するステップと、 前記信号をフィルタリングし、増幅し、サンプリングして、処理用の信号サン
    プルを発生するステップと、 第1のコードとの相関を検出すべく、前記信号サンプルを前記第1のコードを
    使用して処理するステップと、 前記第1のコードとの相関の検出後、少なくとも1つの第2のコードとの相関
    を検出すべく、前記検出された相関によって識別されるタイミングと、少なくと
    も1つの前記第2のコードとを使用して、前記信号サンプルを処理するステップ
    と、 少なくとも1つの前記第2のコードとの相関を検出後、伝送情報をデコードす
    べく、前記第2のコードに関係するコードを使用して、前記信号サンプルを処理
    するステップと、 同期が正常かを検証すべく、前記伝送情報のデコードが正常であるかに関して
    試験するステップと を含む方法。
  2. 【請求項2】 前記周波数チャネルを選択するステップは、さらに、 優先順位が付けられたチャネルのリストから前記周波数チャネルを選択するス
    テップを含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記優先順位が付けられたチャネルのリストは、記憶された
    履歴情報に基づいて優先順位が付けられている請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記優先順位が付けられたチャネルのリストは、各チャネル
    での受信信号の強度順に優先順位が付けられている請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記優先順位が付けられたチャネルのリストは、最も直近に
    同期が達成されたチャネルに基づいて優先順位が付けられている請求項2に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記優先順位が付けられたチャネルのリストは、履歴の上で
    は同期が達成されたことのないチャネルに対し低い優先順位が与えられている請
    求項2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記チャネルのリストは、各チャネルの測定された受信信号
    強度および履歴情報に基づいて優先順位が付けられている請求項2に記載の方法
  8. 【請求項8】 しきい値を上回る信号強度でもって過去に同期が達成された
    チャネルには高い優先順位が付与され、しきい値を下回る信号強度を有し、過去
    に同期が達成されたことがないチャネルには低い優先順位が付与される請求項7
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記信号サンプルを発生するためにフィルタリングし、増幅
    し、サンプリングするステップは、さらに、 信号シンボル間隔当たり少なくとも1サンプルのサンプリング・レートでもっ
    てアナログ・デジタル変換を実行するステップを含む 請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第1のコードを用いて処理するステップは、さらに、 選択された前記信号サンプルのブロックを、前記第1のコードの対応するシン
    ボルと相関させ、各信号サンプルを、前記ブロックのスタートになるように選択
    するステップ を含む請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 スライディング相関器を使用して前記ブロックの相関を得
    る請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 マッチト・フィルタを使用して前記ブロックの相関を得る
    請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記伝送信号は、信号シンボルの総数を固定の繰返し周期
    とする繰返しパターンを含む請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記第1のコードとの相関を検出する前記ステップは、さ
    らに、 前記繰返し周期中に前記第1のコードをシンボル位置へとアライメントするた
    びに相関値を形成し、ビンにおける連続繰返し周期内で同一のアライメントを有
    する前記相関値を各アライメントごとに累算するステップ を含む請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 さらに、 前記累算をタイミング・ドリフトについて補償するステップを含む 請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記補償するステップは、さらに、 3つの隣接累積値のうちの最大値でもって累積値を周期的に置き代えるステッ
    プ を含む請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記周期は累算時間に関係するものであり、該累積時間に
    わたって、1の信号シンボルのオーダーでタイミング・ドリフトが発生しうる請
    求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 数的な増大を防止し、差分ビン値を求めるべく、すべての
    前記ビンの中での最小値を、前記ビンのすべてから差し引く請求項14に記載の
    方法。
  19. 【請求項19】 前記差分ビン値の1つが所定のしきい値を上回るときに前
    記第1のコードとの相関の検出が行われる請求項18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記所定のしきい値を上回るビン値が前記検出後にゼロに
    設定され、次いで前記ビンの累算が継続される請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 受信機を伝送信号と同期させるための方法であって、 周波数チャネルを選択し、信号を受信するステップと、 処理用の信号サンプルを発生すべく、前記信号をフィルタリングし、増幅し、
    サンプリングするステップと、 第1のコードとの相関を検出すべく、前記サンプルを前記第1のコードを使用
    して処理するステップと、 前記第1のコードとの前記相関を検出した後、引き続きさらなる信号サンプル
    を処理することで前記第1のコードとのさらなる相関を検出し、その一方で、前
    記信号サンプルをさらに処理することで第2のコードを検出するステップと を含む方法。
  22. 【請求項22】 受信機を伝送信号と同期させるための方法であって、 前記受信機を連続する周波数チャネルに順次同調させて、前記チャネルでの受
    信信号の強度を測定するステップと、 前記周波数チャネルを優先順位に従った順序で試験すべく、該周波数チャネル
    を第1のリスト中に掲載するステップと、 前記受信機を、前記第1のリスト中で最高の優先順位を有するチャネルに同調
    させ、信号を受信するステップと、 前記チャネルに同調するのにかかる時間を記録し、記録された時間をタイムア
    ウト値と比較するためにタイマをスタートさせるステップと、 処理用の信号サンプルを発生すべく、受信信号をフィルタリングし、増幅し、
    サンプリングするステップと、 第1のコードとの相関を検出すべく、前記信号サンプルを前記第1のコードを
    使用して処理するステップと、 前記第1のコードとの相関を検出後、そのような検出された相関のそれぞれの
    前記信号サンプル中におけるタイミング位置を第2のリストに記録するステップ
    と 前記第2のリストが1つまたは複数のエントリを含む場合に、前記信号サンプ
    ルを処理し、対応する記録されたタイミング位置において少なくとも1つの第2
    のコードとの相関を検出するステップと、 前記タイマが前記タイムアウト値に到達した場合、前記受信機を、前記第1の
    リスト中において次に最高の優先順位を有するチャネルに再同調させ、前記タイ
    マをリセットするステップと を含む方法。
  23. 【請求項23】 送信機との同期を検出するための受信機であって、 信号を受信し、処理用の信号サンプルを生成するためのフィルタリング、増幅
    および変換を行う手段と、 前記受信信号サンプルと前記第1のコードとのタイムシフトを使用して前記信
    号サンプルを第1のコードと相関させ、指定されたタイムシフトでもって、前記
    信号サンプルを少なくとも1つの第2のコードと相関させるための相関手段と、 前記第1のコードとの相関が第1のしきい値を上回るようなタイムシフトを検
    出し、前記タイムシフトを第1のメモリに記録する第1の検出手段と、 前記第1のメモリに記録された前記タイムシフトに基づいて少なくとも1つの
    前記第2のコードとの相関を行う前記相関手段に対して、前記タイムシフトを指
    定する制御手段と、 前記制御手段によって指定された前記少なくとも1つの第2のコードとの相関
    が第2のしきい値を上回るときを検出し、関連する少なくとも1つの第2のコー
    ドおよびタイムシフトを第2のメモリに記録する第2の検出手段と、 情報をデコードするために前記第2のコードに基づくコードを使用して前記同
    じ信号サンプルを処理し、デコーディング誤差についてのチェックを行う確認手
    段と、 前記確認手段がデコーディング誤差を示すときに前記第2のメモリからレコー
    ドを削除する削除手段と を備える受信機。
  24. 【請求項24】 受信機を伝送信号と同期させる方法であって、前記伝送信
    号が、決定された繰返し周期を有する第1および第2の繰返しコード化パターン
    を備え、 周波数チャネルを選択し、信号を受信するステップと、 信号をフィルタリングし、増幅し、サンプリングして、処理用の信号サンプル
    を発生するステップと、 前記第1のコード化パターンと前記信号サンプルとの間の前記繰返し周期中で
    の異なるタイミング・シフトを使用して、前記信号サンプルを前記第1のコード
    化パターンと相関させ、各タイム・シフトごとに第1の相関値を生成するステッ
    プと、 対応するタイミング・ビンにおいて、連続する繰返し周期で同じタイミング・
    シフトに対応する相関値を累算するステップと、 前記タイミング・ビンの1つについての累積値が、第1のしきい値に従って、
    他の前記タイミング・ビンについての累積値よりも大きく上回るときを検出し、
    第1のメモリに該タイミング・ビンの番号を記録するステップと、 前記メモリが少なくとも1つのタイミング・ビン番号を含むとき、前記記録さ
    れたタイミング・ビン番号に対応するタイミング・シフトを使用して前記同じ信
    号サンプルを前記第2の繰返しコード化パターンと相関させ、対応する第2の相
    関値を生成するステップと、 いくつかの第2のビンにおける前記第2の相関値を累算するステップであって
    、それぞれが、前記第1のメモリに記録されたエントリに対応し、その一方で引
    き続き前記タイミング・ビンにおける前記第1の相関値を累算するステップと を含む方法。
  25. 【請求項25】 符号分割多元接続信号を伝送する方法であって、 第1のスペクトル拡散・アクセス・コードを使用して所定の周波数で繰返しフ
    レーム構造を有するページング情報を伝送するステップであって、前記ページン
    グ情報を使用して特定の受信機を指定するステップと、 各受信機に割り当てられた1セットの第2のスペクトル拡散・アクセス・コー
    ドの1つを使用して、前記所定の周波数で個々の受信機にトラフィック情報を伝
    送するステップであって、前記トラフィック伝送が、前記ページング情報と時間
    的に重なり合っているステップと、 前記繰返しフレーム構造に関係する周期性を有する前記トラフィックおよびペ
    ージング情報よりも実質的に狭い帯域幅を有する狭帯域信号を周期的に伝送する
    ステップと を含む方法。
  26. 【請求項26】 狭帯域信号を周期的に伝送する前記ステップがさらに、無
    変調の連続波のエネルギーバーストを伝送するステップを含む請求項25に記載
    の方法。
  27. 【請求項27】 前記周期性が、前記フレーム構造とスライディング時間関
    係を有する請求項25に記載の方法。
  28. 【請求項28】 受信機を伝送信号と時間同期させ、周波数誤差の粗い推定
    値を求めるための方法であって、 受信信号サンプルと、進みおよび遅れタイミング仮定に対応する既知シンボル
    とのいくつかのタイムシフトを使用して、前記受信信号サンプルと、周期的間隔
    で前記伝送信号に含まれる前記既知のシンボルとの相関を計算するステップと、 第1の累積相関を得るために、周波数誤差の補償を有さない組合せ方法を使用
    して同じタイミング仮定に対応する連続する相関を組み合わせるステップと、 第2の累積相関を得るために、伝送信号周波数に比べ比較的高い受信機周波数
    に関して補償された組合せ方法を使用して連続的な遅れタイミング仮定を用いて
    なされる相関を組み合わせるステップと、 第3の累積相関を得るために、伝送信号周波数に比べ比較的低い受信機周波数
    に関して補償された組合せ方法を使用して連続的な進みタイミング仮定を用いて
    なされる相関を組み合わせるステップと、 前記第1、第2、および第3の相関のうち最大のものを求めて、タイミングお
    よび周波数誤差の粗い推定値を求めるステップと を含む方法。
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