JPH11215028A - Cdma拡散コード推定装置及びその方法 - Google Patents
Cdma拡散コード推定装置及びその方法Info
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- JPH11215028A JPH11215028A JP10030635A JP3063598A JPH11215028A JP H11215028 A JPH11215028 A JP H11215028A JP 10030635 A JP10030635 A JP 10030635A JP 3063598 A JP3063598 A JP 3063598A JP H11215028 A JPH11215028 A JP H11215028A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 CDMA通信システムの受信装置におい
て、推定精度を落とさず初期同期時の拡散コード推定に
かかる時間を短縮する。 【解決手段】 予備選択平均化手段105にて、少ない
平均化回数で相関値を平均化し、候補コード選択手段1
06にて平均相関値の大きいいくつかの拡散コードの番
号を正しい拡散コードの候補として選択し、本選択平均
化手段107にて必要十分な平均化回数で各候補コード
の相関値を平均化し、最大値検出手段108にて最大の
相関値をもつ拡散コードの番号を検出する。
て、推定精度を落とさず初期同期時の拡散コード推定に
かかる時間を短縮する。 【解決手段】 予備選択平均化手段105にて、少ない
平均化回数で相関値を平均化し、候補コード選択手段1
06にて平均相関値の大きいいくつかの拡散コードの番
号を正しい拡散コードの候補として選択し、本選択平均
化手段107にて必要十分な平均化回数で各候補コード
の相関値を平均化し、最大値検出手段108にて最大の
相関値をもつ拡散コードの番号を検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDMA方式を用
いた移動体通信システムにおける拡散コード推定装置及
びその方法に関する。
いた移動体通信システムにおける拡散コード推定装置及
びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA(符号分割多重接続)方式を用い
た移動体通信システムは、送信側において、情報シンボ
ルより高速な拡散コードで2次変調した信号を無線送信
し、受信側で、受信した信号を送信側と同一の拡散コー
ドで復調することにより狭帯域の信号を得る。複数の送
信局が存在するシステムにおいては、各送信局が固有の
拡散コード番号を用いて送信するため、受信側ではシス
テムで使用する全拡散コード番号と位相による相関を調
べ、受信した信号の送信拡散コードの番号と位相を推定
する必要がある。
た移動体通信システムは、送信側において、情報シンボ
ルより高速な拡散コードで2次変調した信号を無線送信
し、受信側で、受信した信号を送信側と同一の拡散コー
ドで復調することにより狭帯域の信号を得る。複数の送
信局が存在するシステムにおいては、各送信局が固有の
拡散コード番号を用いて送信するため、受信側ではシス
テムで使用する全拡散コード番号と位相による相関を調
べ、受信した信号の送信拡散コードの番号と位相を推定
する必要がある。
【0003】以下、従来のCDMA拡散コード推定装置
について、図7に示すブロック図を用いて説明する。図
7に示すように、従来のCDMA拡散コード推定装置
は、受信キャリア信号を入力し、ベースバンド信号を出
力する無線受信手段1と、システムで使用する全拡散コ
ード番号と位相を保有するコード番号保有手段2と、レ
プリカコードを出力する拡散コード発生手段3と、入力
したベースバンド信号とレプリカコードとの相関値を算
出する相関値算出手段4と、雑音を十分抑圧できる回数
で相関値を平均化処理する平均化手段5と、平均相関値
から最大相関値の拡散コードの番号と位相を検出する最
大値検出手段6とから主に構成される。
について、図7に示すブロック図を用いて説明する。図
7に示すように、従来のCDMA拡散コード推定装置
は、受信キャリア信号を入力し、ベースバンド信号を出
力する無線受信手段1と、システムで使用する全拡散コ
ード番号と位相を保有するコード番号保有手段2と、レ
プリカコードを出力する拡散コード発生手段3と、入力
したベースバンド信号とレプリカコードとの相関値を算
出する相関値算出手段4と、雑音を十分抑圧できる回数
で相関値を平均化処理する平均化手段5と、平均相関値
から最大相関値の拡散コードの番号と位相を検出する最
大値検出手段6とから主に構成される。
【0004】アンテナから受信されたキャリア周波数の
信号は、無線受信手段1にてベースバンド信号に変換さ
れ、相関値算出手段4に出力される。同時に、コード番
号保有手段2から入力された拡散コードの番号と位相に
対応するレプリカコードが、拡散コード発生手段3から
相関値算出手段4に出力される。
信号は、無線受信手段1にてベースバンド信号に変換さ
れ、相関値算出手段4に出力される。同時に、コード番
号保有手段2から入力された拡散コードの番号と位相に
対応するレプリカコードが、拡散コード発生手段3から
相関値算出手段4に出力される。
【0005】次に、相関値算出手段4にて、入力された
ベースバンド信号に含まれる拡散コードとレプリカコー
ドとの相関値が算出され、平均化手段5に出力される。
相関値は、平均化手段5に雑音を抑圧するために必要十
分な回数だけ入力された後に平均化され、平均相関値が
最大値検出手段6に出力される。そして、最大値検出手
段6にて、システムに使用される全拡散コードの中で平
均相関値の最大値が検出され、最大値に対応する拡散コ
ードが正しい拡散コードとして推定される。
ベースバンド信号に含まれる拡散コードとレプリカコー
ドとの相関値が算出され、平均化手段5に出力される。
相関値は、平均化手段5に雑音を抑圧するために必要十
分な回数だけ入力された後に平均化され、平均相関値が
最大値検出手段6に出力される。そして、最大値検出手
段6にて、システムに使用される全拡散コードの中で平
均相関値の最大値が検出され、最大値に対応する拡散コ
ードが正しい拡散コードとして推定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のC
DMA拡散コード推定装置は、推定すべき拡散コードの
種類や位相が多いとき、その全てに対し雑音を抑圧する
ために必要十分な回数で平均化処理を行うと、拡散コー
ドを推定する時間が長くなってしまうという問題を有し
ている。
DMA拡散コード推定装置は、推定すべき拡散コードの
種類や位相が多いとき、その全てに対し雑音を抑圧する
ために必要十分な回数で平均化処理を行うと、拡散コー
ドを推定する時間が長くなってしまうという問題を有し
ている。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、推定すべき拡散コード種類や位相が多いときで
も、拡散コード推定時間を短縮するCDMA拡散コード
推定装置を提供することを目的とする。
あり、推定すべき拡散コード種類や位相が多いときで
も、拡散コード推定時間を短縮するCDMA拡散コード
推定装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、以下のような手段を講じた。請求項1記載
のCDMA拡散コード推定装置の発明は、受信信号に含
まれる拡散コードとレプリカコードとの間の相関値を算
出する相関値算出手段と、前記相関値に基いて候補拡散
コード番号を選択する予備選択手段と、受信信号に含ま
れる拡散コードと前記候補拡散コード番号に対するレプ
リカコードとの間の相関値から正しい拡散コード番号を
推定する本選択手段とを具備する構成を採る。また、請
求項2記載のCDMA拡散コード推定装置の発明は、受
信信号に含まれる拡散コードとレプリカコードとの間の
相関値を算出する相関値算出手段と、前記相関値を平均
化することにより第1相関値を算出する第1相関値平均
化手段と、前記第1相関値から候補拡散コードを選択
し、その番号を保有する候補拡散コード選択手段と、受
信信号に含まれる拡散コードと前記候補拡散コード番号
のレプリカコードとの間の相関値を平均化することによ
り第2相関値を算出する相関値平均化手段と、前記第2
相関値から最大値を求め、この最大値に対応する拡散コ
ード番号を推定する本選択手段とを具備する構成を採
る。また、請求項3記載の発明は、請求項1記載のCD
MA拡散コード推定装置において、第2相関値平均化手
段は、雑音を十分に抑圧するのに必要な個数の相関値を
平均化して第2相関値を算出し、第1相関値平均化手段
は、第2相関値を算出するより少ない個数の相関値を平
均化して第1相関値を算出する構成を採る。
するために、以下のような手段を講じた。請求項1記載
のCDMA拡散コード推定装置の発明は、受信信号に含
まれる拡散コードとレプリカコードとの間の相関値を算
出する相関値算出手段と、前記相関値に基いて候補拡散
コード番号を選択する予備選択手段と、受信信号に含ま
れる拡散コードと前記候補拡散コード番号に対するレプ
リカコードとの間の相関値から正しい拡散コード番号を
推定する本選択手段とを具備する構成を採る。また、請
求項2記載のCDMA拡散コード推定装置の発明は、受
信信号に含まれる拡散コードとレプリカコードとの間の
相関値を算出する相関値算出手段と、前記相関値を平均
化することにより第1相関値を算出する第1相関値平均
化手段と、前記第1相関値から候補拡散コードを選択
し、その番号を保有する候補拡散コード選択手段と、受
信信号に含まれる拡散コードと前記候補拡散コード番号
のレプリカコードとの間の相関値を平均化することによ
り第2相関値を算出する相関値平均化手段と、前記第2
相関値から最大値を求め、この最大値に対応する拡散コ
ード番号を推定する本選択手段とを具備する構成を採
る。また、請求項3記載の発明は、請求項1記載のCD
MA拡散コード推定装置において、第2相関値平均化手
段は、雑音を十分に抑圧するのに必要な個数の相関値を
平均化して第2相関値を算出し、第1相関値平均化手段
は、第2相関値を算出するより少ない個数の相関値を平
均化して第1相関値を算出する構成を採る。
【0009】また、請求項8記載のCDMA拡散コード
推定方法の発明は、受信信号に含まれる拡散コードとレ
プリカコードとの間の相関値を算出し、算出された相関
値に基いて候補拡散コードを選択し、受信信号に含まれ
る拡散コードと前記候補拡散コードの番号に対するレプ
リカコードとの間の相関値から正しい拡散コード番号を
推定する方法を採る。また、請求項9記載のCDMA拡
散コード推定方法の発明は、受信信号に含まれる拡散コ
ードとレプリカコードとの間の相関値を算出する工程
と、前記相関値を平均化することにより第1相関値を算
出する工程と、前記第1相関値から候補拡散コードを選
択し、その番号を保有する工程と、受信信号に含まれる
拡散コードと前記候補拡散コード番号のレプリカコード
との間の相関値を平均化することにより第2相関値を算
出する工程と、前記第2相関値から最大値を求め、この
最大値に対応する拡散コード番号を推定する工程とを具
備する方法を採る。また、請求項10記載の発明は、請
求項9記載のCDMA拡散コード推定方法において、第
2相関値を算出する工程は、雑音を十分に抑圧するのに
必要な個数の相関値を平均化して第2相関値を算出し、
第1相関値を算出する工程は、第2相関値を算出するよ
り少ない個数の相関値を平均化して第1相関値を算出す
る方法を採る。
推定方法の発明は、受信信号に含まれる拡散コードとレ
プリカコードとの間の相関値を算出し、算出された相関
値に基いて候補拡散コードを選択し、受信信号に含まれ
る拡散コードと前記候補拡散コードの番号に対するレプ
リカコードとの間の相関値から正しい拡散コード番号を
推定する方法を採る。また、請求項9記載のCDMA拡
散コード推定方法の発明は、受信信号に含まれる拡散コ
ードとレプリカコードとの間の相関値を算出する工程
と、前記相関値を平均化することにより第1相関値を算
出する工程と、前記第1相関値から候補拡散コードを選
択し、その番号を保有する工程と、受信信号に含まれる
拡散コードと前記候補拡散コード番号のレプリカコード
との間の相関値を平均化することにより第2相関値を算
出する工程と、前記第2相関値から最大値を求め、この
最大値に対応する拡散コード番号を推定する工程とを具
備する方法を採る。また、請求項10記載の発明は、請
求項9記載のCDMA拡散コード推定方法において、第
2相関値を算出する工程は、雑音を十分に抑圧するのに
必要な個数の相関値を平均化して第2相関値を算出し、
第1相関値を算出する工程は、第2相関値を算出するよ
り少ない個数の相関値を平均化して第1相関値を算出す
る方法を採る。
【0010】また、請求項14記載の移動局装置は、請
求項1乃至請求項7のいずれかに記載のCDMA拡散コ
ード推定装置を有する構成を採る。また、請求項15記
載の基地局装置は、請求項1乃至請求項7のいずれかに
記載のCDMA拡散コード推定装置を有する構成を採
る。また、請求項16記載のCDMA通信システムは、
請求項14記載の移動局装置と請求項15記載の基地局
装置とにより通信を行う構成を採る。
求項1乃至請求項7のいずれかに記載のCDMA拡散コ
ード推定装置を有する構成を採る。また、請求項15記
載の基地局装置は、請求項1乃至請求項7のいずれかに
記載のCDMA拡散コード推定装置を有する構成を採
る。また、請求項16記載のCDMA通信システムは、
請求項14記載の移動局装置と請求項15記載の基地局
装置とにより通信を行う構成を採る。
【0011】これらの構成により、まず少ない平均化数
で算出した平均相関値により候補拡散コードを予備選択
し、その候補拡散コードの中から雑音を十分に抑制する
ために必要な平均化数で算出した平均相関値により最終
的に正しい拡散コードを特定できるので、従来に比較し
て推定成功確率を落とすことなく拡散コード推定時間を
大幅に短縮することができる。
で算出した平均相関値により候補拡散コードを予備選択
し、その候補拡散コードの中から雑音を十分に抑制する
ために必要な平均化数で算出した平均相関値により最終
的に正しい拡散コードを特定できるので、従来に比較し
て推定成功確率を落とすことなく拡散コード推定時間を
大幅に短縮することができる。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項2又
は請求項3記載のCDMA拡散コード推定装置におい
て、候補拡散コード選択手段は、第1相関値が高い順に
所定個数の拡散コードを選択する構成を採る。また、請
求項11記載の発明は、請求項9又は請求項10記載の
CDMA拡散コード推定方法において、候補拡散コード
番号を選択する工程は、第1相関値が高い順に所定個数
の拡散コードを選択する方法を採る。これらの構成によ
り、システムに用いられる全拡散コードの中から正しい
拡散コードである可能性が高い候補拡散コードを一定数
選択でき、拡散コード番号推定時間を大幅に短縮するこ
とができる。
は請求項3記載のCDMA拡散コード推定装置におい
て、候補拡散コード選択手段は、第1相関値が高い順に
所定個数の拡散コードを選択する構成を採る。また、請
求項11記載の発明は、請求項9又は請求項10記載の
CDMA拡散コード推定方法において、候補拡散コード
番号を選択する工程は、第1相関値が高い順に所定個数
の拡散コードを選択する方法を採る。これらの構成によ
り、システムに用いられる全拡散コードの中から正しい
拡散コードである可能性が高い候補拡散コードを一定数
選択でき、拡散コード番号推定時間を大幅に短縮するこ
とができる。
【0013】また、請求項5記載の発明は、請求項2又
は請求項3記載のCDMA拡散コード推定装置におい
て、予備拡散コード選択手段は、第1相関値が所定の閾
値より高い拡散コードを選択する構成を採る。また、請
求項12記載の発明は、請求項9又は請求項10記載の
CDMA拡散コード推定方法において、候補拡散コード
番号を選択する工程は、第1相関値が所定の閾値より高
い拡散コードを選択する方法を採る。これらの構成によ
り、システムに用いられる全拡散コードの中から正しい
拡散コードである可能性が高い候補拡散コードを選択で
き、拡散コード番号推定時間を大幅に短縮することがで
きる。
は請求項3記載のCDMA拡散コード推定装置におい
て、予備拡散コード選択手段は、第1相関値が所定の閾
値より高い拡散コードを選択する構成を採る。また、請
求項12記載の発明は、請求項9又は請求項10記載の
CDMA拡散コード推定方法において、候補拡散コード
番号を選択する工程は、第1相関値が所定の閾値より高
い拡散コードを選択する方法を採る。これらの構成によ
り、システムに用いられる全拡散コードの中から正しい
拡散コードである可能性が高い候補拡散コードを選択で
き、拡散コード番号推定時間を大幅に短縮することがで
きる。
【0014】また、請求項6記載の発明は、請求項2又
は請求項3記載のCDMA拡散コード推定装置におい
て、予備拡散コード選択手段は、第1相関値を蓄積する
相関値蓄積手段と、第1相関値の最大値を検出する最大
値検出手段と、前記最大値と前記第1相関値との間の相
関値差を求める相関値差算出手段と、所定の閾値より小
さい相関値差を持つ相関値に対応する拡散コードを選択
する閾値判定手段とを含む構成を採る。また、請求項1
3記載の発明は、請求項9又は請求項10記載のCDM
A拡散コード推定方法において、候補拡散コード番号を
選択する工程は、第1相関値を蓄積する相関値蓄積手段
と、第1相関値の最大値を検出する工程と、前記最大値
と前記第1相関値との間の相関値差を求める工程と、所
定の閾値より小さい相関値差を持つ相関値に対応する拡
散コードを選択する工程とを含む方法を採る。これらの
構成により、最大相関値との相関差から正しい拡散コー
ドの候補を絞るため、正しい拡散コードである可能性が
ないものを排除することができ、拡散コード番号推定時
間を大幅に短縮することができる。
は請求項3記載のCDMA拡散コード推定装置におい
て、予備拡散コード選択手段は、第1相関値を蓄積する
相関値蓄積手段と、第1相関値の最大値を検出する最大
値検出手段と、前記最大値と前記第1相関値との間の相
関値差を求める相関値差算出手段と、所定の閾値より小
さい相関値差を持つ相関値に対応する拡散コードを選択
する閾値判定手段とを含む構成を採る。また、請求項1
3記載の発明は、請求項9又は請求項10記載のCDM
A拡散コード推定方法において、候補拡散コード番号を
選択する工程は、第1相関値を蓄積する相関値蓄積手段
と、第1相関値の最大値を検出する工程と、前記最大値
と前記第1相関値との間の相関値差を求める工程と、所
定の閾値より小さい相関値差を持つ相関値に対応する拡
散コードを選択する工程とを含む方法を採る。これらの
構成により、最大相関値との相関差から正しい拡散コー
ドの候補を絞るため、正しい拡散コードである可能性が
ないものを排除することができ、拡散コード番号推定時
間を大幅に短縮することができる。
【0015】また、請求項7記載の発明は、請求項6記
載のCDMA拡散コード推定装置において、拡散コード
特定手段と最大値検出手段とを共有化した共有検出手段
と、この共有検出手段に入力される相関値の入力元を第
1相関値平均化手段と第2相関値平均化手段とで切替え
る相関値入力元切替手段を具備する構成を採る。この構
成により、平均相関値の最大値を検出する手段を1つだ
け持てばよいので、装置の規模を小さくすることができ
る。
載のCDMA拡散コード推定装置において、拡散コード
特定手段と最大値検出手段とを共有化した共有検出手段
と、この共有検出手段に入力される相関値の入力元を第
1相関値平均化手段と第2相関値平均化手段とで切替え
る相関値入力元切替手段を具備する構成を採る。この構
成により、平均相関値の最大値を検出する手段を1つだ
け持てばよいので、装置の規模を小さくすることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
るCDMA拡散コード推定装置の構成を示すブロック図
である。図1に示すように、実施の形態1におけるCD
MA拡散コード推定装置は、受信キャリア信号を入力す
る無線受信手段101と、拡散コード番号及び位相(以
下、単に「拡散コード番号」という)を保有するコード
番号保有手段102と、レプリカコードを出力する拡散
コード発生手段103と、相関値を算出する相関値算出
手段104と、相関値を予備的に平均化処理する予備平
均化手段105と、候補となる拡散コードの番号を選択
する候補コード選択手段106と、雑音を十分に抑圧す
るために必要な回数(以下、「雑音抑圧必要回数」とい
う)で相関値を平均化処理する本選択平均化手段107
と、最大の相関値を検出し、拡散コードの番号を特定す
る最大値検出手段108とから主に構成される。
て図面を用いて詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
るCDMA拡散コード推定装置の構成を示すブロック図
である。図1に示すように、実施の形態1におけるCD
MA拡散コード推定装置は、受信キャリア信号を入力す
る無線受信手段101と、拡散コード番号及び位相(以
下、単に「拡散コード番号」という)を保有するコード
番号保有手段102と、レプリカコードを出力する拡散
コード発生手段103と、相関値を算出する相関値算出
手段104と、相関値を予備的に平均化処理する予備平
均化手段105と、候補となる拡散コードの番号を選択
する候補コード選択手段106と、雑音を十分に抑圧す
るために必要な回数(以下、「雑音抑圧必要回数」とい
う)で相関値を平均化処理する本選択平均化手段107
と、最大の相関値を検出し、拡散コードの番号を特定す
る最大値検出手段108とから主に構成される。
【0017】また、実施の形態1におけるCDMA拡散
コード推定装置は、拡散コード発生手段103の入力先
として、コード番号保有手段102と候補コード選択手
段106とを選択するコード番号入力元切替手段110
と、相関値検出手段104の出力先として、予備選択平
均化手段105と本選択平均化手段107とを選択する
相関値出力先切替手段111とを有する。
コード推定装置は、拡散コード発生手段103の入力先
として、コード番号保有手段102と候補コード選択手
段106とを選択するコード番号入力元切替手段110
と、相関値検出手段104の出力先として、予備選択平
均化手段105と本選択平均化手段107とを選択する
相関値出力先切替手段111とを有する。
【0018】無線受信手段101は、アンテナから受信
キャリア信号を入力し、ベースバンド信号を相関値算出
手段104に出力する。コード番号保有手段102は、
システムで使用する全拡散コードの番号を保有し、順に
全拡散コードの番号を拡散コード発生手段103に出力
する。拡散コード発生手段103は、あらかじめ取得し
た送信拡散符号のタイミングに基いて、コード番号保有
手段102又は候補コード選択手段106から入力した
拡散コード番号に対応するレプリカコードを相関値算出
手段104に出力する。相関値算出手段104は、無線
受信手段101から入力したベースバンド信号に含まれ
る拡散コードと拡散コード発生手段103から入力した
レプリカコードとの相関値を算出し、予備選択平均化手
段105又は本選択平均化手段107に出力する。予備
選択平均化手段105は、相関値算出手段104から入
力された相関値に対し平均化処理を行い、その結果得ら
れた平均相関値を候補コード選択手段106に出力す
る。また、コード番号保有手段102にタイミング信号
を出力する。なお、相関値算出手段104から入力され
る相関値の入力回数は雑音抑圧必要回数より少なくても
よい。候補コード選択手段106は、予備選択平均化手
段105からシステムに使用される全拡散コードの平均
相関値を入力し、平均相関値が高い拡散コードのいくつ
かを正しい拡散コードの候補(以下、「候補拡散コー
ド」という)として選択し、候補拡散コードの番号を本
選択平均化手段107からのタイミング信号に基いて拡
散コード発生手段103に出力する。
キャリア信号を入力し、ベースバンド信号を相関値算出
手段104に出力する。コード番号保有手段102は、
システムで使用する全拡散コードの番号を保有し、順に
全拡散コードの番号を拡散コード発生手段103に出力
する。拡散コード発生手段103は、あらかじめ取得し
た送信拡散符号のタイミングに基いて、コード番号保有
手段102又は候補コード選択手段106から入力した
拡散コード番号に対応するレプリカコードを相関値算出
手段104に出力する。相関値算出手段104は、無線
受信手段101から入力したベースバンド信号に含まれ
る拡散コードと拡散コード発生手段103から入力した
レプリカコードとの相関値を算出し、予備選択平均化手
段105又は本選択平均化手段107に出力する。予備
選択平均化手段105は、相関値算出手段104から入
力された相関値に対し平均化処理を行い、その結果得ら
れた平均相関値を候補コード選択手段106に出力す
る。また、コード番号保有手段102にタイミング信号
を出力する。なお、相関値算出手段104から入力され
る相関値の入力回数は雑音抑圧必要回数より少なくても
よい。候補コード選択手段106は、予備選択平均化手
段105からシステムに使用される全拡散コードの平均
相関値を入力し、平均相関値が高い拡散コードのいくつ
かを正しい拡散コードの候補(以下、「候補拡散コー
ド」という)として選択し、候補拡散コードの番号を本
選択平均化手段107からのタイミング信号に基いて拡
散コード発生手段103に出力する。
【0019】ここで、候補拡散コードを選択する方法の
一例として、全レプリカコードの中から平均相関値の高
い順に予め設定した個数だけ選択する方法がある。この
場合、選択された候補拡散コードの番号の順位を求める
必要はない。したがって、新しく求めた平均相関値が入
力されるたびに、すでに候補として保有されている拡散
コードの中で平均相関値が最も低いものと平均相関値を
比較し、平均相関値の高いほうを候補拡散コードとして
選択し、その番号を保有する。
一例として、全レプリカコードの中から平均相関値の高
い順に予め設定した個数だけ選択する方法がある。この
場合、選択された候補拡散コードの番号の順位を求める
必要はない。したがって、新しく求めた平均相関値が入
力されるたびに、すでに候補として保有されている拡散
コードの中で平均相関値が最も低いものと平均相関値を
比較し、平均相関値の高いほうを候補拡散コードとして
選択し、その番号を保有する。
【0020】また、候補拡散コードを選択する方法の他
の例として、閾値を予め設定し、全レプリカコードの中
から閾値より平均相関値の高いものを選択する方法があ
る。この場合、通信路の状態により候補拡散コードの個
数は変化するので、候補拡散コードを適当に確保するた
めには、閾値は正しい拡散コード番号での相関値の期待
値よりも小さく設定しておく必要がある。
の例として、閾値を予め設定し、全レプリカコードの中
から閾値より平均相関値の高いものを選択する方法があ
る。この場合、通信路の状態により候補拡散コードの個
数は変化するので、候補拡散コードを適当に確保するた
めには、閾値は正しい拡散コード番号での相関値の期待
値よりも小さく設定しておく必要がある。
【0021】本選択平均化手段107は、相関値算出手
段104から入力された候補拡散コードの相関値に対し
平均化処理を行い、平均相関値を最大値検出手段108
に出力する。また、候補コード選択手段106にタイミ
ング信号を出力する。なお、相関値算出手段104から
入力される相関値の回数は雑音抑圧必要回数である。最
大値検出手段108は、本選択平均化手段107から各
候補拡散コードの平均相関値を入力し、その中で最大の
相関値を検出し、対応する拡散コードを正しい拡散コー
ドとして推定する。
段104から入力された候補拡散コードの相関値に対し
平均化処理を行い、平均相関値を最大値検出手段108
に出力する。また、候補コード選択手段106にタイミ
ング信号を出力する。なお、相関値算出手段104から
入力される相関値の回数は雑音抑圧必要回数である。最
大値検出手段108は、本選択平均化手段107から各
候補拡散コードの平均相関値を入力し、その中で最大の
相関値を検出し、対応する拡散コードを正しい拡散コー
ドとして推定する。
【0022】予備選択の時点では、相関値平均化回数が
雑音抑圧必要回数よりも少ないため、正しい拡散コード
の相関値よりも誤った拡散コードの相関値が大きくなる
場合がありうる。しかし、予備的に絞った候補の中に正
しい拡散コードが含まれる可能性は高い。よって、絞ら
れた候補拡散コードの相関値に対して雑音抑圧必要回数
で平均化処理を行う場合、全拡散コードの相関値に対し
前記処理を行う場合に比べ、拡散コードの推定成功確率
を同程度に保つことができ、しかも、平均化に要する時
間を大幅に短縮できる。
雑音抑圧必要回数よりも少ないため、正しい拡散コード
の相関値よりも誤った拡散コードの相関値が大きくなる
場合がありうる。しかし、予備的に絞った候補の中に正
しい拡散コードが含まれる可能性は高い。よって、絞ら
れた候補拡散コードの相関値に対して雑音抑圧必要回数
で平均化処理を行う場合、全拡散コードの相関値に対し
前記処理を行う場合に比べ、拡散コードの推定成功確率
を同程度に保つことができ、しかも、平均化に要する時
間を大幅に短縮できる。
【0023】次に、実施の形態1におけるCDMA拡散
コード推定装置の動作について、図2のフロー図を用い
て説明する。なお、図2において、Nは雑音を十分に抑
圧するために必要な相関値平均化回数であり、Lは雑音
抑圧必要回数よりも少ない予備選択時の相関値平均化回
数である。また、Iはシステムで使用する全拡散コード
番号の総数であり、Mは予備選択された拡散コード番号
の数である。
コード推定装置の動作について、図2のフロー図を用い
て説明する。なお、図2において、Nは雑音を十分に抑
圧するために必要な相関値平均化回数であり、Lは雑音
抑圧必要回数よりも少ない予備選択時の相関値平均化回
数である。また、Iはシステムで使用する全拡散コード
番号の総数であり、Mは予備選択された拡散コード番号
の数である。
【0024】まず、ステップ(以下、「ST」という)
201において、初期設定として、コード番号入力元切
替手段110の移動接点がコード番号保有手段102に
接続され、相関値出力先切替手段111の移動接点が予
備選択平均化手段105に接続される。また、ST20
2からST204において、第1番目の拡散コード番号
がコード番号保有手段102から拡散コード発生手段1
03に出力される。
201において、初期設定として、コード番号入力元切
替手段110の移動接点がコード番号保有手段102に
接続され、相関値出力先切替手段111の移動接点が予
備選択平均化手段105に接続される。また、ST20
2からST204において、第1番目の拡散コード番号
がコード番号保有手段102から拡散コード発生手段1
03に出力される。
【0025】次に、ST205からST210におい
て、予め設定されたタイミングで、無線受信手段101
からベースバンド信号が相関値算出手段104に出力さ
れ、拡散コード発生手段103からレプリカコードが相
関値算出手段104に出力され、相関値算出手段104
にて相関値が算出される。そして、ST211におい
て、相関値算出手段104にて算出されたL個の相関値
が予備選択平均化手段105に入力されるとL平均相関
値が算出され、候補コード選択手段106に出力され
る。
て、予め設定されたタイミングで、無線受信手段101
からベースバンド信号が相関値算出手段104に出力さ
れ、拡散コード発生手段103からレプリカコードが相
関値算出手段104に出力され、相関値算出手段104
にて相関値が算出される。そして、ST211におい
て、相関値算出手段104にて算出されたL個の相関値
が予備選択平均化手段105に入力されるとL平均相関
値が算出され、候補コード選択手段106に出力され
る。
【0026】次に、ST212において、候補コード選
択手段106にて、L個の相関値から算出されたL平均
相関値に基き、I個の拡散コードの中からM個の候補拡
散コードが選択され、それらの拡散コード番号が保有さ
れる。なお、コード番号保有手段102は、あらかじめ
定められた順に拡散コードの番号を生成するので、候補
コード選択手段106には外部から拡散コード番号を情
報として与える必要はない。
択手段106にて、L個の相関値から算出されたL平均
相関値に基き、I個の拡散コードの中からM個の候補拡
散コードが選択され、それらの拡散コード番号が保有さ
れる。なお、コード番号保有手段102は、あらかじめ
定められた順に拡散コードの番号を生成するので、候補
コード選択手段106には外部から拡散コード番号を情
報として与える必要はない。
【0027】このように、予備選択では平均化回数Lが
少ないため十分な雑音抑圧ができないが、予備的に絞っ
たM個の候補に正しい拡散コードが含まれる可能性は高
い。そして、ST213において、システムで使用する
全拡散コードに対するST203からST212のステ
ップに示した予備選択処理が終了し、予備的に絞った候
補に対し以下のステップに示す本選択処理を行う。
少ないため十分な雑音抑圧ができないが、予備的に絞っ
たM個の候補に正しい拡散コードが含まれる可能性は高
い。そして、ST213において、システムで使用する
全拡散コードに対するST203からST212のステ
ップに示した予備選択処理が終了し、予備的に絞った候
補に対し以下のステップに示す本選択処理を行う。
【0028】まず、ST214において、コード番号入
力元切替手段110の移動接点が候補コード選択手段1
06に接続され、相関値出力先切替手段111の移動接
点が本選択平均化手段107に接続される。
力元切替手段110の移動接点が候補コード選択手段1
06に接続され、相関値出力先切替手段111の移動接
点が本選択平均化手段107に接続される。
【0029】次に、ST215からST217におい
て、候補コード選択手段106に保有されている拡散コ
ードの番号が順に拡散コード発生手段103に出力され
る。
て、候補コード選択手段106に保有されている拡散コ
ードの番号が順に拡散コード発生手段103に出力され
る。
【0030】次に、ST218からST223におい
て、予め設定されたタイミングで、無線受信手段101
からベースバンド信号が相関値算出手段104に出力さ
れ、拡散コード発生手段103からレプリカコードが相
関値算出手段104に出力され、相関値算出手段104
にて相関値が算出される。
て、予め設定されたタイミングで、無線受信手段101
からベースバンド信号が相関値算出手段104に出力さ
れ、拡散コード発生手段103からレプリカコードが相
関値算出手段104に出力され、相関値算出手段104
にて相関値が算出される。
【0031】そして、ST224において、相関値算出
手段104にて算出されたN個の相関値が本選択平均化
手段107に入力されN平均相関値が算出される。この
N平均相関値は、雑音抑圧必要回数で平均化処理される
ので、正しい拡散コードと誤った拡散コードとの相関値
に十分な格差が生じることが期待できる。
手段104にて算出されたN個の相関値が本選択平均化
手段107に入力されN平均相関値が算出される。この
N平均相関値は、雑音抑圧必要回数で平均化処理される
ので、正しい拡散コードと誤った拡散コードとの相関値
に十分な格差が生じることが期待できる。
【0032】次に、ST225からST227におい
て、最大値検出手段108にて、候補拡散コードのN平
均相関値のうち最大値が検出され、これに対応する拡散
コードが正しい拡散コードとして推定される。
て、最大値検出手段108にて、候補拡散コードのN平
均相関値のうち最大値が検出され、これに対応する拡散
コードが正しい拡散コードとして推定される。
【0033】このように、まず雑音抑圧必要回数より少
ない回数で平均化した平均相関値で予備的に候補拡散コ
ードを絞り、絞られた拡散コ−ドに対し雑音抑圧必要回
数で相関値を平均化し、平均相関値の最大値から正しい
拡散コードを推定することにより、全拡散コードに対し
雑音抑圧必要回数で平均化処理を行う場合に比較し、拡
散コードの推定成功確率を同程度に保ち、しかも、拡散
コード推定処理時間を大幅に短縮することができる。
ない回数で平均化した平均相関値で予備的に候補拡散コ
ードを絞り、絞られた拡散コ−ドに対し雑音抑圧必要回
数で相関値を平均化し、平均相関値の最大値から正しい
拡散コードを推定することにより、全拡散コードに対し
雑音抑圧必要回数で平均化処理を行う場合に比較し、拡
散コードの推定成功確率を同程度に保ち、しかも、拡散
コード推定処理時間を大幅に短縮することができる。
【0034】本例の場合、全拡散コードに対し雑音抑圧
必要回数で平均化処理を行う場合の拡散コード推定処理
時間は(N×I)であり、本発明の拡散コード推定処理
時間は(L×I+N×M)である。例えば、N=30、L
=15、I=500、M=20とすると、(L×I+N×
M)/(N×I)=0.54となり、46%短縮される。
必要回数で平均化処理を行う場合の拡散コード推定処理
時間は(N×I)であり、本発明の拡散コード推定処理
時間は(L×I+N×M)である。例えば、N=30、L
=15、I=500、M=20とすると、(L×I+N×
M)/(N×I)=0.54となり、46%短縮される。
【0035】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2におけるCDMAコード推定装置の構成を示すブ
ロック図である。なお、図1と共通の要素には同一符号
を付し、重複した説明を省略する。図3に示すように、
実施の形態2におけるCDMAコード推定装置の候補コ
ード選択手段106は、相関値蓄積手段301、最大値
検出手段302、相関値差算出手段303及び閾値判定
手段304を有する。
形態2におけるCDMAコード推定装置の構成を示すブ
ロック図である。なお、図1と共通の要素には同一符号
を付し、重複した説明を省略する。図3に示すように、
実施の形態2におけるCDMAコード推定装置の候補コ
ード選択手段106は、相関値蓄積手段301、最大値
検出手段302、相関値差算出手段303及び閾値判定
手段304を有する。
【0036】相関値蓄積手段301は、予備選択処理の
間、予備選択平均化手段105から入力した平均相関値
を蓄積し、予備選択処理が終了すると、蓄積した平均相
関値を相関値差算出手段303に出力する。また、最大
値検出手段302は、予備選択平均化手段105から入
力した平均相関値から最大相関値を検出し、検出した最
大相関値を相関差算出手段303に出力する。また、相
関値差算出手段303は、相関値蓄積手段301から平
均相関値を入力し、最大値検出手段302から最大相関
値を入力し、各平均相関値における最大相関値との相関
値差を閾値判定手段304に出力する。また、閾値判定
手段304は、相関値差算出手段303から相関値差を
入力し、予め設定された閾値より相関値差が小さい拡散
コード番号を拡散コード発生手段103に出力する。
間、予備選択平均化手段105から入力した平均相関値
を蓄積し、予備選択処理が終了すると、蓄積した平均相
関値を相関値差算出手段303に出力する。また、最大
値検出手段302は、予備選択平均化手段105から入
力した平均相関値から最大相関値を検出し、検出した最
大相関値を相関差算出手段303に出力する。また、相
関値差算出手段303は、相関値蓄積手段301から平
均相関値を入力し、最大値検出手段302から最大相関
値を入力し、各平均相関値における最大相関値との相関
値差を閾値判定手段304に出力する。また、閾値判定
手段304は、相関値差算出手段303から相関値差を
入力し、予め設定された閾値より相関値差が小さい拡散
コード番号を拡散コード発生手段103に出力する。
【0037】次に、実施の形態2におけるCDMA拡散
コード推定装置の動作について、図4及び図5のフロー
図を用いて説明する。なお、図4及び図5において、N
は雑音を十分に抑圧するために必要な相関値平均化回数
であり、Lは雑音抑圧必要回数よりも少ない予備選択時
の相関値平均化回数である。また、Iはシステムで使用
する全拡散コード番号の総数であり、Mは予備選択され
た拡散コード番号の数である。
コード推定装置の動作について、図4及び図5のフロー
図を用いて説明する。なお、図4及び図5において、N
は雑音を十分に抑圧するために必要な相関値平均化回数
であり、Lは雑音抑圧必要回数よりも少ない予備選択時
の相関値平均化回数である。また、Iはシステムで使用
する全拡散コード番号の総数であり、Mは予備選択され
た拡散コード番号の数である。
【0038】まず、ST401において、初期設定とし
て、コード番号入力元切替手段110の移動接点がコー
ド番号保有手段102に接続され、相関値出力先切替手
段111の移動接点が予備選択平均化手段105に接続
される。また、ST402からST404において、第
1番目の拡散コード番号がコード番号保有手段102か
ら拡散コード発生手段103に出力される。
て、コード番号入力元切替手段110の移動接点がコー
ド番号保有手段102に接続され、相関値出力先切替手
段111の移動接点が予備選択平均化手段105に接続
される。また、ST402からST404において、第
1番目の拡散コード番号がコード番号保有手段102か
ら拡散コード発生手段103に出力される。
【0039】次に、ST405からST410におい
て、予め設定されたタイミングで、無線受信手段101
からベースバンド信号が相関値算出手段104に出力さ
れ、拡散コード発生手段103からレプリカコードが相
関値算出手段104に出力され、相関値算出手段104
にて相関値が算出される。そして、ST411におい
て、相関値算出手段104にて算出されたL個の相関値
が予備選択平均化手段105に入力されL平均相関値が
算出され、相関値蓄積手段301及び最大値検出手段3
02に出力される。
て、予め設定されたタイミングで、無線受信手段101
からベースバンド信号が相関値算出手段104に出力さ
れ、拡散コード発生手段103からレプリカコードが相
関値算出手段104に出力され、相関値算出手段104
にて相関値が算出される。そして、ST411におい
て、相関値算出手段104にて算出されたL個の相関値
が予備選択平均化手段105に入力されL平均相関値が
算出され、相関値蓄積手段301及び最大値検出手段3
02に出力される。
【0040】次に、ST412からST414におい
て、相関値蓄積手段301にてL平均相関値が蓄積さ
れ、最大値検出手段302にて全拡散コードのL平均相
関値の中における最大相関値が検出される。
て、相関値蓄積手段301にてL平均相関値が蓄積さ
れ、最大値検出手段302にて全拡散コードのL平均相
関値の中における最大相関値が検出される。
【0041】次に、ST414からST419におい
て、相関差算出手段303にて各拡散コードのL平均相
関値における最大相関値との相関差が算出され、閾値判
定手段304にて相関差が予め設定された閾値より小さ
い拡散コードが、候補拡散コードとして選択され、それ
らの番号が保有される。
て、相関差算出手段303にて各拡散コードのL平均相
関値における最大相関値との相関差が算出され、閾値判
定手段304にて相関差が予め設定された閾値より小さ
い拡散コードが、候補拡散コードとして選択され、それ
らの番号が保有される。
【0042】そして、予備的に絞った候補に対し以下の
ステップに示す本選択処理を行う。まず、ST420に
おいて、コード番号入力元切替手段110の移動接点が
閾値判定手段304に接続され、相関値出力先切替手段
111の移動接点が本選択平均化手段107に接続され
る。
ステップに示す本選択処理を行う。まず、ST420に
おいて、コード番号入力元切替手段110の移動接点が
閾値判定手段304に接続され、相関値出力先切替手段
111の移動接点が本選択平均化手段107に接続され
る。
【0043】次に、ST421からST423におい
て、閾値判定手段304に保有されている拡散コードの
番号が順に拡散コード発生手段103に出力される。
て、閾値判定手段304に保有されている拡散コードの
番号が順に拡散コード発生手段103に出力される。
【0044】次に、ST424からST429におい
て、予め設定されたタイミングで、無線受信手段101
からベースバンド信号が相関値算出手段104に出力さ
れ、拡散コード発生手段103からレプリカコードが相
関値算出手段104に出力され、相関値算出手段104
にて相関値が算出される。
て、予め設定されたタイミングで、無線受信手段101
からベースバンド信号が相関値算出手段104に出力さ
れ、拡散コード発生手段103からレプリカコードが相
関値算出手段104に出力され、相関値算出手段104
にて相関値が算出される。
【0045】そして、ST430において、N個の相関
値が本選択平均化手段107に出力され、本選択平均化
手段107にてN平均相関値が算出される。このN平均
相関値は、雑音抑圧必要回数で平均化処理されるので、
正しい拡散コードと誤った拡散コードとの相関値に十分
な格差が生じることが期待できる。
値が本選択平均化手段107に出力され、本選択平均化
手段107にてN平均相関値が算出される。このN平均
相関値は、雑音抑圧必要回数で平均化処理されるので、
正しい拡散コードと誤った拡散コードとの相関値に十分
な格差が生じることが期待できる。
【0046】次に、ST431からST433におい
て、最大値検出手段108にて、候補拡散コードのN平
均相関値のうち最大値が検出され、これに対応する拡散
コードが正しい拡散コードとして推定される。
て、最大値検出手段108にて、候補拡散コードのN平
均相関値のうち最大値が検出され、これに対応する拡散
コードが正しい拡散コードとして推定される。
【0047】このように、最大相関値との相関差から候
補拡散コードを絞ることにより、正しい拡散コードであ
る可能性がないものを排除することができ、拡散コード
番号推定時間を大幅に短縮することができる。
補拡散コードを絞ることにより、正しい拡散コードであ
る可能性がないものを排除することができ、拡散コード
番号推定時間を大幅に短縮することができる。
【0048】なお、実施の形態2において、図6に示す
ように、図3における最大値検出手段302と最大値検
出手段108とを共用し、平均相関値入力元切替手段4
01を設けても同様の効果を得ることができる。この場
合、予備選択時は平均相関値を予備選択平均化手段10
5から入力し、本選択時は平均相関値を本選択平均化手
段107から入力するよう平均相関値入力元切替手段4
01を設定すればよい。この構成により、最大値検出手
段を1つだけ持てばよいので、装置の規模を小さくする
ことができる。
ように、図3における最大値検出手段302と最大値検
出手段108とを共用し、平均相関値入力元切替手段4
01を設けても同様の効果を得ることができる。この場
合、予備選択時は平均相関値を予備選択平均化手段10
5から入力し、本選択時は平均相関値を本選択平均化手
段107から入力するよう平均相関値入力元切替手段4
01を設定すればよい。この構成により、最大値検出手
段を1つだけ持てばよいので、装置の規模を小さくする
ことができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ま
ず少ない平均化数で拡散コード番号を予備選択すること
により、従来に対して推定成功確率を落とすことなく、
拡散コード番号を特定する時間を大幅に短縮するCDM
Aコード推定装置を提供できる。
ず少ない平均化数で拡散コード番号を予備選択すること
により、従来に対して推定成功確率を落とすことなく、
拡散コード番号を特定する時間を大幅に短縮するCDM
Aコード推定装置を提供できる。
【図1】本発明の実施の形態1におけるCDMA拡散コ
ード推定装置の構成を示すブロック図
ード推定装置の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1におけるCDMA拡散コード推定
装置の動作を示すフロー図
装置の動作を示すフロー図
【図3】本発明の実施の形態2におけるCDMA拡散コ
ード推定装置の一態様の構成を示すブロック図
ード推定装置の一態様の構成を示すブロック図
【図4】実施の形態2におけるCDMA拡散コード推定
装置の前半の動作を示すフロー図
装置の前半の動作を示すフロー図
【図5】実施の形態2におけるCDMA拡散コード推定
装置の後半の動作を示すフロー図
装置の後半の動作を示すフロー図
【図6】実施の形態2におけるCDMA拡散コード推定
装置の他態様の構成を示すブロック図
装置の他態様の構成を示すブロック図
【図7】従来のCDMA拡散コード推定装置の構成を示
すブロック図
すブロック図
101 無線受信手段 102 コード番号保有手段 103 拡散コード発生手段 104 相関値算出手段 105 予備選択平均化手段 106 候補コード推定手段 107 本選択平均化手段 108 最大値検出手段 110 コード番号入力元切替手段 111 相関値出力切替手段 301 相関値蓄積手段 302 最大値検出手段 303 相関差算出手段 304 閾値判定手段 401 平均相関値入力元切替手段
Claims (16)
- 【請求項1】 受信信号に含まれる拡散コードとレプリ
カコードとの間の相関値を算出する相関値算出手段と、
前記相関値に基いて候補拡散コード番号を選択する予備
選択手段と、受信信号に含まれる拡散コードと前記候補
拡散コード番号に対するレプリカコードとの間の相関値
から正しい拡散コード番号を推定する本選択手段とを具
備することを特徴とするCDMA拡散コード推定装置。 - 【請求項2】 受信信号に含まれる拡散コードとレプリ
カコードとの間の相関値を算出する相関値算出手段と、
前記相関値を平均化することにより第1相関値を算出す
る第1相関値平均化手段と、前記第1相関値から候補拡
散コードを選択し、その番号を保有する候補拡散コード
選択手段と、受信信号に含まれる拡散コードと前記候補
拡散コード番号のレプリカコードとの間の相関値を平均
化することにより第2相関値を算出する相関値平均化手
段と、前記第2相関値から最大値を求め、この最大値に
対応する拡散コード番号を推定する本選択手段とを具備
することを特徴とするCDMA拡散コード推定装置。 - 【請求項3】 第2相関値平均化手段は、雑音を十分に
抑圧するのに必要な個数の相関値を平均化して第2相関
値を算出し、第1相関値平均化手段は、第2相関値を算
出するより少ない個数の相関値を平均化して第1相関値
を算出することを特徴とする請求項2記載のCDMA拡
散コード推定装置。 - 【請求項4】 候補拡散コード選択手段は、第1相関値
が高い順に所定個数の拡散コードを選択することを特徴
とする請求項2又は請求項3に記載のCDMA拡散コー
ド推定装置。 - 【請求項5】 予備拡散コード選択手段は、第1相関値
が所定の閾値より高い値の拡散コードを選択することを
特徴とする請求項2又は請求項3に記載のCDMA拡散
コード推定装置。 - 【請求項6】 予備拡散コード選択手段は、第1相関値
を蓄積する相関値蓄積手段と、第1相関値の最大値を検
出する最大値検出手段と、前記最大値と前記第1相関値
との間の相関値差を求める相関値差算出手段と、所定の
閾値より小さい相関値差を持つ相関値に対応する拡散コ
ードを選択する閾値判定手段とを含むことを特徴とする
請求項2又は請求項3に記載のCDMA拡散コード推定
装置。 - 【請求項7】 拡散コード特定手段と最大値検出手段と
を共有化した共有検出手段と、この共有検出手段に入力
される相関値の入力元を第1相関値平均化手段と第2相
関値平均化手段とで切替える相関値入力元切替手段を具
備することを特徴とする請求項6記載のCDMA拡散コ
ード推定装置。 - 【請求項8】 受信信号に含まれる拡散コードとレプリ
カコードとの間の相関値を算出し、算出された相関値に
基いて候補拡散コードを選択し、受信信号に含まれる拡
散コードと前記候補拡散コードの番号に対するレプリカ
コードとの間の相関値から正しい拡散コード番号を推定
することを特徴とするCDMA拡散コード推定方法。 - 【請求項9】 受信信号に含まれる拡散コードとレプリ
カコードとの間の相関値を算出する工程と、前記相関値
を平均化することにより第1相関値を算出する工程と、
前記第1相関値から候補拡散コードを選択し、その番号
を保有する工程と、受信信号に含まれる拡散コードと前
記候補拡散コード番号のレプリカコードとの間の相関値
を平均化することにより第2相関値を算出する工程と、
前記第2相関値から最大値を求め、この最大値に対応す
る拡散コード番号を推定する工程とを具備することを特
徴とするCDMA拡散コード推定方法。 - 【請求項10】 第2相関値を算出する工程は、雑音を
十分に抑圧するのに必要な個数の相関値を平均化して第
2相関値を算出し、第1相関値を算出する工程は、第2
相関値を算出するより少ない個数の相関値を平均化して
第1相関値を算出することを特徴とする請求項9記載の
CDMA拡散コード推定方法。 - 【請求項11】 候補拡散コード番号を選択する工程
は、第1相関値が高い順に所定個数の拡散コードを選択
することを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の
CDMA拡散コード推定方法。 - 【請求項12】 候補拡散コード番号を選択する工程
は、第1相関値が所定の閾値より高い拡散コードを選択
することを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の
CDMA拡散コード推定方法。 - 【請求項13】 候補拡散コード番号を選択する工程
は、第1相関値を蓄積する相関値蓄積手段と、第1相関
値の最大値を検出する工程と、前記最大値と前記第1相
関値との間の相関値差を求める工程と、所定の閾値より
小さい相関値差を持つ相関値に対応する拡散コードを選
択する工程とを含むことを特徴とする請求項9又は請求
項10に記載のCDMA拡散コード推定方法。 - 【請求項14】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記
載のCDMA拡散コード推定装置を有する移動局装置。 - 【請求項15】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記
載のCDMA拡散コード推定装置を有する基地局装置。 - 【請求項16】 請求項14記載の移動局装置と請求項
15記載の基地局装置とにより通信を行うCDMA通信
システム。
Priority Applications (5)
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- 1999-01-20 EP EP99100945A patent/EP0933881A2/en not_active Withdrawn
- 1999-01-25 KR KR1019990002188A patent/KR100287400B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1999-01-28 CN CN99101827A patent/CN1236236A/zh active Pending
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