JPH10190525A - 受信装置及び受信方法、並びに無線システムの端末装置 - Google Patents

受信装置及び受信方法、並びに無線システムの端末装置

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JPH10190525A
JPH10190525A JP8348578A JP34857896A JPH10190525A JP H10190525 A JPH10190525 A JP H10190525A JP 8348578 A JP8348578 A JP 8348578A JP 34857896 A JP34857896 A JP 34857896A JP H10190525 A JPH10190525 A JP H10190525A
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JP
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path
paths
combiner
circuit
code
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JP8348578A
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Tetsuya Naruse
哲也 成瀬
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects
    • H04B1/711Interference-related aspects the interference being multi-path interference
    • H04B1/7115Constructive combining of multi-path signals, i.e. RAKE receivers
    • H04B1/712Weighting of fingers for combining, e.g. amplitude control or phase rotation using an inner loop
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects
    • H04B1/711Interference-related aspects the interference being multi-path interference
    • H04B1/7113Determination of path profile

Abstract

(57)【要約】 【課題】 RAKE方式の受信機において、各パスの復
調データのエラー検出結果に応じて各パスからの出力を
合成することにより、良好な復調出力を得ることができ
るようにする。 【解決手段】 各パスからの復調出力を合成するデータ
コンバイナ30に、各パスの重みを設定するゲインアン
プ103A、103B、103Cが設けられる。そし
て、各パスの復調データのエラーが検出され、エラーが
少ない程大きな重みとなるように、各ゲインアンプ10
3A、103B、103Cに対する重みが設定される。
このように、エラーが少なくなる程大きな重みを付けて
各パスの復調出力を合成することで、信号強度が小さ
く、エラーの多いパスの影響を受け難くすることがで
き、合成出力のエラーレートが改善される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CDMA(Code
Division Multiple Accesss)方式のセルラ電話システ
ムに用いて好適な受信装置及び受信方法並びに無線シス
テムの端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、擬似ランダム符号を拡散符号とし
て用いて送信信号の搬送波をスペクトラム拡散して送信
し、拡散符号の符号系列のパターンや位相を異ならせる
ことにより、多次元接続を可能にしたCDMA方式のセ
ルラ電話システムが注目されている。
【0003】CDMA方式では、通信方式として、スペ
クトラム拡散方式が用いられている。スペクトラム拡散
方式では、送信時に、搬送波が送信データにより一次変
調され、更に、この一次変調された搬送波に対してPN
(Pseudorandom Noise)符号が乗じられ、搬送波がPN
符号により変調される。一次変調としては、例えば、平
衡QPSK変調が用いられる。PN符号はランダム符号
であるから、このように搬送波がPN符号により変調を
受けると、その周波数スペクトラムが広げられる。
【0004】そして、受信時には、送信側と同一のPN
符号が乗じられる。受信時に、送信時と同一のPN符号
で、その位相が合致していると、逆拡散が行われ、一次
変調出力が得られる。この一次変調出力を復調すること
により、受信データが得られる。
【0005】スペクトラム拡散方式では、受信時に信号
を逆拡散するためには、そのパターンのみならず、その
位相についても、送信側と同一のPN符号が必要があ
る。したがって、PN符号のパターンや位相を変えるこ
とにより、多次元接続が可能となる。このように、拡散
符号の符号系列のパターンや位相を異ならせることによ
り多次元接続を可能にしたものがCDMA方式と呼ばれ
ている。
【0006】セルラ電話システムとして、従来より、F
DMA(Frequency Division Multiple Accesss )方式
やTDMA(Time Division Multiple Accesss)方式が
用いられている。ところが、FDMA方式やTDMA方
式では、利用者数の急激な増大に対して対処することが
困難になってきている。
【0007】つまり、FDMA方式は、異なる周波数の
チャンネルを用いて多次元接続を行うものであり、アナ
ログ方式のセルラ電話システムでは、専ら、FDMA方
式が用いられている。
【0008】ところが、FDMA方式では、周波数利用
効率が悪く、利用者数の急激な増大に対して、チャンネ
ル数が不足しがちである。チャンネル数を増大するため
に、チャンネル間隔を狭くすると、隣接チャンネルの影
響が受けやすくなったり、音質の劣化が生じる。
【0009】TDMA方式は、送信データを時間圧縮す
ることより、利用時間を分割し、同一の周波数を共有す
るようにしたもので、TDMA方式は、ディジタル方式
のセルラ電話システムとして、現在、広く普及してい
る。TDMA方式は、FDMA方式だけの場合に比べ
て、周波数利用効率が改善されるものの、チャンネル数
には限界があり、利用者の急激な増大とともに、チャン
ネル数の不足が危惧されている。
【0010】これに対して、CDMA方式では、耐干渉
性が優れており、隣接チャンネルの影響を受けにくい。
このため、周波数利用効率が上がり、より多チャンネル
化が図れる。
【0011】また、FDAM方式やTDMA方式では、
マルチパスによるフェージングの影響を受けやすい。
【0012】つまり、図5に示すように、基地局201
から携帯端末202に届く信号には、基地局201から
の電波が携帯端末202に直接届くパスP1の他に、基
地局201からの電波がビル203Aを反射して携帯端
末202に届くパスP2や、基地局201からの電波が
ビル203Bを反射して携帯端末202に届くパスP3
等、複数のパスがある。
【0013】基地局201からの電波が携帯端末202
に直接届くパスP1に比べて、基地局201からの電波
がビル203Aや203Bを反射して携帯端末202に
届くパスP2及びP3は遅れが生じる。したがって、図
6に示すように、携帯端末102には、異なるタイミン
グでパスP1からの信号S1、パスP2からの信号S
2、パスP3からの信号S3が到達する。これら、複数
のパスP1、P2、P3からの信号S1、S2、S3が
干渉し合うと、フェージングが発生する。FDAM方式
やTDMA方式では、このようなマルチパスによるフェ
ージングの影響が問題となっている。
【0014】これに対して、CDMA方式では、ダイバ
シティRAKE方式を採用することにより、マルチパス
によるフェージングの影響を軽減できると共に、S/N
比の向上を図ることができる。
【0015】ダイバシティRAKE方式では、上述のよ
うな複数のパスの信号S1、S2、S3に対して、図7
に示すように、複数のパスからの信号を夫々受信できる
受信機221A、221B、221Cが用意される。そ
して、タイミング検出器222で、各パスにおける符号
が捕捉され、この符号が各パスP1、P2、P3の受信
機221A、221B、221Cに設定される。複数の
受信機221A、221B、221Cにより、複数のパ
スP1、P2、P3の信号が夫々復調され、これらの受
信出力がを合成回路222で合成される。
【0016】スペクトラム拡散方式では、各パスによる
干渉を受けずらい。そして、このように、複数のパスP
1、P2、P3からの受信出力を夫々復調し、これら複
数のパスからの復調出力を合成すれば、信号強度が大き
くなり、S/N比の向上が図れると共に、マルチパスに
よるフェージングの影響が軽減できる。
【0017】上述の例では、説明のために、3つの受信
機221A、221B、221Cと、タイミング検出器
222とによりダイバシティRAKE方式の構成を示し
たが、ダイバシティRAKE方式のセルラ電話端末で
は、通常、図8に示すように、各パスの復調出力を得る
ためのフィンガ251A、251B、251Cと、マル
チパスの信号を検出するためのサーチャ252と、各パ
スの復調データを合成するためのデータコンバイナ25
3とが設けられる。
【0018】図8において、入力端子250に、中間周
波数に変換されたスペクトラム拡散信号の受信信号が供
給される。この信号が準同期検波回路255に供給され
る。準同期検波回路255は乗算回路で、準同期検波回
路255で、入力端子250からの信号とPLLシンセ
サイザ256の出力とが乗算される。PLLシンセサイ
ザ256の出力は、周波数コンバイナ257の出力によ
り制御され、準同期検波回路255で受信信号が直交検
波される。
【0019】準同期検波回路255の出力は、A/Dコ
ンバータ258に供給される。A/Dコンバータ258
で、この信号がディジタル信号に変換される。この際、
A/Dコンバータ258のサンプリング周波数は、スペ
クトラム拡散に使われるPN符号の周波数よりも十分高
い周波数に設定され、所謂オーバーサンプリングが行わ
れる。
【0020】A/Dコンバータ258の出力は、フィン
ガ251A、251B、251Cに供給されると共に、
サーチャ252に供給される。フィンガ251A、25
1B、251Cは、各パスにおける信号を逆拡散し、同
期捕捉し、データを復調すると共に、周波数誤差を検出
するものである。
【0021】サーチャ252は、受信信号の符号を捕捉
し、フィンガ251A、251B、251Cに設定する
各パスの符号を決定するものである。すなわち、サーチ
ャ252は、受信信号にPN符号を乗算して逆拡散を行
う逆拡散回路を備えている。そして、コントローラ25
8の制御の基に、PN符号の位相を動かし、受信符号と
の相関を求める。この設定された符号と受信符号との相
関により、各パスの符号が決定される。
【0022】サーチャ252の出力がコントローラ25
8に供給される。コントローラ258は、サーチャ25
2の出力に基づいて、各フィンガ251A、251B、
251Cに対するPN符号の位相を設定する。フィンガ
251A、251B、251Cは、これに基づいて、P
N符号の位相を設定し、受信信号の逆拡散を行い、そし
て、各パスにおける受信信号を復調する。
【0023】フィンガ251A、251B、251Cで
復調されたデータは、データコンバイナ253に供給さ
れる。データコンバイナ253で、各パスの受信信号か
合成される。この合成された信号が出力端子259から
出力される。
【0024】また、フィンガ251A、251B、25
1Cで、周波数誤差が検出される。この周波数誤差が周
波数コンバイナ257に供給される。この周波数コンバ
イナ257の出力により、PLLシンセサイザ256の
発振周波数が制御される。
【0025】このように、RAKE方式では、複数のパ
スの復調出力がフィンガ251A、221B、251C
で復調され、これら複数のパスの出力がコンバイナ25
3で合成される。従来では、このように複数のパスの復
調出力を合成する際に、フィンガ251A、251B、
251Cからの各パスの復調出力の時間軸を合わせた
後、これらを単純に合成するようにしている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来で
は、各パスの出力合成する際、各パスの復調出力を単純
に合成している。このように、各パスの出力を全て合成
すれば、1つのパスの出力を用いる場合に比べて、S/
N比の向上が図れ、フェージングの影響を受け難くな
る。
【0027】ところが、各パスからは、常に、正しい復
調出力が得られているとは限らならい。特に、受信信号
の弱いパスからの復調出力には、多くのエラーが発生し
ている可能性が高い。エラーの多く発生しているような
パスがある場合には、そのパスの復調出力を合成する
と、かえって合成出力のエラーが増加するようなことに
なる。
【0028】したがって、この発明の目的は、各パスの
復調データのエラー検出結果に応じて各パスからの出力
を合成することにより、良好な復調出力を得ることがで
きるようにした受信装置及び受信方法、並びに無線シス
テムの端末装置を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】この発明は、拡散符号に
よりスペクトラム拡散された信号を受信する受信装置に
おいて、マルチパスとなっている受信信号から個々のパ
スを検索するサーチャと、検索されたパスの夫々の受信
信号を逆拡散してデータを復調する複数のフィンガと、
各パスの復調データのエラーを検出し、エラー検出結果
に応じて、複数のフィンガの出力を合成するコンバイナ
とを備えるようにしたことを特徴とする受信装置であ
る。
【0030】この発明は、拡散符号によりスペクトラム
拡散された信号を受信する受信方法において、サーチャ
でマルチパスとなっている受信信号から個々のパスを検
索し、複数のフィンガで検索されたパスの夫々の受信信
号を逆拡散してデータを復調し、各フィンガからの各パ
スの復調データのエラーを検出し、エラー結果にに応じ
て、コンバイナを制御するようにしたことを特徴とする
受信方法である。
【0031】この発明は、拡散符号により送信信号をス
ペクトラム拡散して送信し、拡散符号の符号系列のパタ
ーンや位相を異ならせることにより、多次元接続を可能
にした無線システムの端末装置において、マルチパスと
なっている受信信号から個々のパスを検索するサーチャ
と、検索されたパスの夫々の受信信号を逆拡散してデー
タを復調する複数のフィンガと、各パスの復調データの
エラーを検出し、エラー結果に応じて、複数のフィンガ
の出力を合成するコンバイナとを備えるようにしたこと
を特徴とする無線システムの端末装置である。
【0032】各パスからの復調出力を合成するデータコ
ンバイナに、各パスの重みを設定するゲインアンプが設
けられる。そして、各パスの復調データのエラーが検出
され、エラーが少ない程大きな重みとなるように、各ゲ
インアンプに対する重みが設定される。このように、エ
ラーが少なくなる程大きな重みを付けて各パスの復調出
力を合成することで、信号強度が小さく、エラーの多い
パスの影響を受け難くすることができ、合成出力のエラ
ーレートが改善される。
【0033】以下、この発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は、この発明が適用できるC
DMA方式の携帯電話システムの携帯端末の一例を示す
ものである。この携帯端末では、受信方式として、複数
のパスからの信号を同時に受信し、これらを合成するよ
うにしたダイバシティRAKE方式が採用されている。
【0034】図1において、送信時には、マイクロホン
1に音声信号が入力される。この音声信号は、A/Dコ
ンバータ2に供給され、A/Dコンバータ2によりアナ
ログ音声信号がディジタル音声信号に変換される。A/
Dコンバータ2の出力が音声圧縮回路3に供給される。
【0035】音声圧縮回路3は、ディジタル音声信号を
圧縮符号化するものである。圧縮符号化方式としては、
種々のものが提案されているが、例えばQCELP(Qu
alcomm Code Excited Linear Coding )のような、話者
の声の性質や、通信路の混雑状況により、複数の符号化
速度が選択できるものを用いることができる。QCEL
Pでは、話者の声の性質や通信路の混雑状況によって4
通りの符号化速度(9.6kbps、4.8kbps、
2.4kbps、1.2kbps)が選択でき、通話品
質を保つのに最低限の速度で符号化が行えるようになっ
ている。勿論、音声圧縮方式は、これに限定されるもの
ではない。
【0036】音声圧縮回路3の出力が畳込み符号化回路
4に供給される。畳込み符号化回路4により、送信デー
タに対して、畳込み符号のエラー訂正コードが付加され
る。畳込み符号化回路4の出力がインターリーブ回路5
に供給される。インターリーブ回路5により、送信デー
タがインターリーブされる。インターリーブ回路5の出
力がスペクトラム拡散回路6に供給される。
【0037】スペクトラム拡散回路6により、搬送波が
一次変調され、更に、PN符号で拡散される。すなわ
ち、例えば平衡QPSK変調により、送信データの一次
変調が行われ、更に、PN符号が乗じられる。PN符号
はランダム符号であるから、このようにPN符号を乗じ
ると、搬送波の周波数帯域が広げられ、スペクトラム拡
散が行われる。なお、送信データの変調方式としては、
例えば平衡QPSK変調を用いられているが、種々のも
のが提案されており、他の変調方式を用いるようにして
も良い。
【0038】スペクトラム拡散回路6の出力は、バンド
パスフィルタ7を介して、D/Aコンバータ8に供給さ
れる。D/Aコンバータ8の出力がRF回路9に供給さ
れる。
【0039】RF回路9には、PLLシンセサイザ11
から局部発振信号が供給される。RF回路9により、D
/Aコンバータ8の出力とPLLシンセサイザ11から
の局部発振信号とが乗じられ、送信信号の周波数が所定
の周波数に変換される。RF回路9の出力が送信アンプ
10に供給され、電力増幅された後、アンテナ12に供
給される。そして、アンテナ12からの電波が基地局に
向けて送られる。
【0040】受信時には、基地局からの電波がアンテナ
12により受信される。この基地局からの電波は、建物
等の反射を受けるため、マルチパスを形成して、携帯端
末のアンテナ12に到達する。また、携帯端末を自動車
等で使用する場合には、ドップラー効果により、受信信
号の周波数が変化することがある。
【0041】アンテナ12からの受信出力は、RF回路
20に供給される。RF回路20には、PLLシンセサ
イザ11から局部発振信号が供給される。RF回路20
により、受信信号が所定周波数の中間周波数信号に変換
される。
【0042】RF回路20の出力が中間周波回路21を
介して、準同期検波回路22に供給される。準同期検波
回路22には、PLLシンセサイザ23の出力が供給さ
れる。PLLシンセサイザ23からの出力信号の周波数
は、周波数コンバイナ32の出力により制御されてい
る。準同期検波回路22により、受信信号が直交検波さ
れる。
【0043】準同期検波回路22の出力は、A/Dコン
バータ24に供給される。A/Dコンバータ24によ
り、準同期検波回路22の出力がディジタル化される。
このとき、A/Dコンバータ24のサンプリング周波数
は、スペクトラム拡散に使われているPN符号の周波数
よりも高い周波数に設定されており、所謂オーバーサン
プリングとされている。A/Dコンバータ24の出力が
フィンガ25A、25B、25Cに供給されると共に、
サーチャ28に供給される。
【0044】前述したように、受信時には、マルチパス
の信号が受信される。フィンガ25A、25B、25C
は、夫々、これらマルチパスの受信信号にPN符号を乗
算して逆拡散を行い、逆拡散出力からデータを復調す
る。更に、フィンガ25A、25B、25Cからは、各
パスでの受信信号レベルと、各パスでの周波数誤差が出
力される。
【0045】サーチャ28は、受信信号の符号を捕捉
し、フィンガ25A、25B、25Cに設定する各パス
の符号を決定するものである。すなわち、サーチャ28
は、受信信号にPN符号を乗算して逆拡散を行う逆拡散
回路を備えている。そして、コントローラ29の制御の
基に、PN符号の位相を動かし、受信符号との相関を求
める。この設定された符号と受信符号との相関値によ
り、各パスの符号が決定される。コントローラ29によ
り決定された符号がフィンガ25A、25B、25Cに
設定される。
【0046】フィンガ25A、25B、25Cにより復
調された各パスの受信データは、データコンバイナ30
に供給される。データコンバイナ30により、各パスの
受信データが合成される。このデータコンバイナ30の
出力がAGC回路33に供給される。
【0047】また、フィンガ25A、25B、25Cに
より、各パスにおける信号強度が求められる。フィンガ
25A、25B、25Cからの各パスにおける信号強度
は、RSSI(Received Signal Strength Indicator)
コンバイナ31に供給される。RSSIコンバイナ31
により、各パスにおける信号強度が合成される。このR
SSIコンバイナ31の出力がAGC回路33に供給さ
れ、受信データの信号レベルが一定となるように、AG
C回路33のゲインが制御される。
【0048】また、フィンガ25A、25B、25Cか
らの各パスにおける周波数誤差が周波数コンバイナ32
に供給される。周波数コンバイナ32により、各パスに
おける周波数誤差が合成される。この周波数コンバイナ
32の出力がPLLシンセサイザ11及び23に供給さ
れ、周波数誤差に応じて、PLLシンセサイザ11及び
23の周波数が制御される。
【0049】AGC回路33の出力がデインターリーブ
回路34に供給される。デインターリーブ回路34によ
り、送信側のインターリーブに対応して、受信データが
デインターリーブされる。デインターリーブ回路34の
出力がビタビ復号回路35に供給される。ビタビ復号回
路35は、軟判定と最尤復号とにより、畳込み符号を復
号するものである。ビタビ復号回路35により、エラー
訂正処理が行われる。このビタビ復号回路35の出力が
音声伸長回路36に供給される。
【0050】音声伸長回路36により、例えばQCEL
Pにより圧縮符号化されて送られてきた音声信号が伸長
され、ディジタル音声信号が復号される。このディジタ
ル音声信号がD/Aコンバータ37に供給される。D/
Aコンバータ37によりディジタル音声信号がアナログ
音声信号に戻される。このアナログ音声信号がスピーカ
38に供給される。
【0051】図2は、この発明が適用された携帯電話端
末におけるサーチャ28の構成を示すものである。図2
において、入力端子51に、A/Dコンバータ24(図
1)からのディジタル信号が供給される。前述したよう
に、A/Dコンバータ24のサンプリング周波数は、P
N符号の周波数よりも高い周波数とされており、オーバ
サンプリングとなっている。この入力端子51からのデ
ィジタル信号がデシメート回路52に供給され、デシメ
ート回路52で、入力端子51からの信号がデシメート
される。デシメート回路52の出力が乗算回路53に供
給される。
【0052】PN符号発生回路54からは、送信側で拡
散したのと同様のPN符号が発生される。PN符号発生
回路54からのPN符号の位相は、コントローラ29に
より設定可能とされる。PN符号発生回路54からのP
N符号が乗算回路53に供給される。
【0053】乗算回路53により、デシメート回路52
の出力と、PN符号発生回路54からのPN符号とが乗
算される。これにより、入力端子51からの受信信号が
逆拡散される。受信符号とPN符号発生回路54からの
符号とのパターン及び位相が一致すると、受信信号の逆
拡散が成立し、乗算回路53からの出力レベルが大きく
なる。乗算回路53の出力がバンドパスフィルタ56を
介してレベル検出回路57に供給される。レベル検出回
路57により、乗算回路53の出力レベルが検出され
る。
【0054】レベル検出回路57の出力が加算回路58
に供給される。加算回路58で、レベル検出回路57の
出力が所定回数、例えば64回分累積加算される。この
ように、レベル検出回路57の出力レベルを累積加算し
た値から、PN符号発生回路54に設定されている符号
と、受信符号との相関値が得られる。この加算回路58
の出力は、メモリ59に供給されると共に、最高値検出
回路60に供給される。最高値検出回路60により、相
関値の最高値が求められ、この相関値の最高値が最高値
メモリ61に保存される。
【0055】PN符号発生回路54からのPN符号の位
相は、コントローラ29の制御の基に、所定チップ(例
えばチップ或いは1/2チップ)ごとに動かされる。そ
して、各位相ごとに、加算回路58の出力から相関値が
求められる。この相関値がメモリ59に蓄えられる。そ
して、PN符号の1周期分の設定が終了したら、相関値
の大きい順に例えば3つの位相が選択され、これがフィ
ンガ25A、25B、25C(図1)に設定される。こ
のように、相関値の大きい順に例えば3つの位相を選択
して3つのパスを設定する際に、最高値メモリ61に保
持されている最高値が用いられる。
【0056】図3は、この発明が適用された携帯電話端
末におけるフィンガ25A、25B、25Cの構成を示
すものである。図3において、入力端子71に、A/D
コンバータ24(図1)からのディジタル信号が供給さ
れる。前述したように、A/Dコンバータ24のサンプ
リング周波数は、PN符号の周波数よりも高い周波数と
されており、オーバーサンプリングとなっている。
【0057】この入力端子71からのディジタル信号が
デシメート回路72、73、74に供給される。デシメ
ート回路72には、クロック制御回路75からのクロッ
クが遅延回路76を介して供給され、デシメート回路7
3には、クロック制御回路75からのクロックがそのま
ま供給され、デシメート回路74には、クロック制御回
路75からのクロックが遅延回路76、77を介して供
給される。遅延回路76及び77は、1/2チップ分の
遅延量を有している。デシメート回路72、73、74
で、入力端子71からのディジタル信号がデシメートさ
れる。
【0058】デシメート回路72、73、74の出力が
乗算回路78、79、80に夫々供給される。乗算回路
78、79、80には、PN符号発生回路81からのP
N符号が供給される。PN符号発生回路81からは、送
信側で拡散したのと同様のPN符号が発生される。
【0059】乗算回路78により、デシメート回路72
の出力とPN符号発生回路81の出力とが乗算される。
受信符号とPN符号発生回路81からの符号のパターン
及び位相が合致していれば、乗算回路78からは逆拡散
出力が得られる。この乗算回路78の出力がバンドパス
フィルタ82を介して復調回路83に供給される。
【0060】復調回路83で受信信号が復調され、復調
回路83からは、復調データが出力される。この復調デ
ータが出力端子84から出力される。また、復調回路8
1で、受信信号の信号レベルが検出される。この信号レ
ベルが信号が出力端子85から出力される。また、復調
回路81で、周波数誤差が検出される。この周波数誤差
が出力端子86から出力される。
【0061】乗算回路79及び80により、デシメート
回路73及び74の出力とPN符号発生回路81の出力
とが乗算される。デシメート回路73には、クロック制
御回路75からのクロックがそのまま供給され、デシメ
ート回路74には、クロック制御回路75からのクロッ
クが1チップ分遅延されて供給されているので、デシメ
ート回路72の出力をセンタ位相とすると、デシメート
回路73及び74からは、夫々、1/2チップ分位相が
進んだ出力及び1/2チップ分位相が遅れた出力が得ら
れる。乗算回路79及び80により、1/2チップ進ん
だ及び遅れた位相の受信符号と、PN符号発生回路81
の符号とが乗算され、1/2チップ進んだ及び遅れた位
相の逆拡散出力が得られる。この乗算回路79及び80
の出力は、DLL(Delay Locked Loop )を構成するの
に用いられる。
【0062】すなわち、乗算回路79及び80の出力
は、バンドパスフィルタ87及び88を夫々介して、レ
ベル検出回路89及び90に夫々供給される。レベル検
出回路89及び90からは、1/2チップ進んだ及び遅
れた位相の逆拡散出力レベルが得られる。レベル検出回
路89及び90の出力が減算回路91に供給される。
【0063】減算回路91で、1/2チップ進んだ位相
の逆拡散出力レベルと、1/2チップ遅れた位相の逆拡
散出力レベルとが比較される。この比較出力は、ループ
フィルタ92を介して、クロック制御回路75に供給さ
れる。クロック制御回路75で、減算回路91の出力が
ゼロになるように、デシメート回路72〜74に与えら
れるクロックが制御される。
【0064】例えば、A/Dコンバータ24で8倍のオ
ーバーサンプリングをしたとし、デシメート回路72〜
74で1/8にデシメートする場合、デシメート回路7
2〜74からは、8サンプル毎に信号が出力される。減
算回路91の出力から、今までのタイミングでは遅過ぎ
ると判断されるような場合には、8サンプルおきに出力
していたタイミングが、7サンプルおきに出力されるよ
うに制御される。これにより、位相が進められたことに
なる。
【0065】PN符号発生回路81には、入力端子93
から初期位相データが供給される。この初期位相データ
は、サーチャ28で検出されたパスに基づいて設定され
る。その後の符号の変動に対しては、上述のDLLルー
プが働き、受信符号が捕捉される。
【0066】上述のように、この発明が適用できるCD
MA方式の形態電話システムの携帯端末では、RAKE
方式が用いられ、複数のパスの受信出力が合成される。
そして、この発明が適用された携帯電話端末では、デー
タコンバイナ30で各フィンガ25A、25B、25C
からの復調出力を合成する際に、各パスのエラーに応じ
て各フィンガ25A、25B、25Cの復調出力に重み
を付けて、合成するようにしている。つまり、図4に示
すように、各フィンガ25A、25B、25Cからは、
復調データが出力される。各フィンガ25A、25B、
25Cからの復調データは、データコンバイナ30のタ
イミング補正回路101A、101B、101Cに夫々
供給されると共に、エラー検出回路102A、102
B、102Cに夫々供給される。エラー検出回路102
A、102B、102Cは、畳み込み符号を復号してエ
ラーを検出するもので、ここでは、大まかなエラーが検
出できれば良いので、軟判定と最尤復号を行うビタビ復
号器は不要であり、硬判定復号を行う簡易的なもので十
分である。
【0067】タイミング補正回路101A、101B、
101Cで、各パスの復調出力の時間軸が合わせられ
る。このタイミング補正回路101A、101B、10
1Cの出力は、ゲインアンプ103A、103B、10
3Cに夫々供給される。ゲインアンプ103A、103
B、103Cの出力が合成回路104に供給される。
【0068】各フィンガ25A、25B、25Cの復号
出力中のエラーは、エラー検出回路102A、102
B、102Cで検出される。エラー検出回路102A、
102B、102Cの出力は、重み制御回路105に供
給される。重み制御回路105で、エラーが少ないパス
程重みが大きくなるように、各パスに対する重みが決定
される。重み制御回路105で決定された重みに応じ
て、各パスに対するゲインアンプ103A、103B、
103Cのゲインが設定される。
【0069】フィンガ25A、25B、25Cからの各
パスの復調データは、タイミング補正回路101A、1
01B、101Cでタイミングが合わせられ、ゲインア
ンプ103A、103B、103Cにより信号強度に応
じて重み付けされて合成される。
【0070】各パスからの復調データを合成する際に、
復調データのエラーが多いパスのデータを合成すると、
かえってエラー増加してしまう。この例のように、各パ
スの復調出力に対して、ゲインアンプ103A、103
B、103Cを設け、各パスのエラーを検出し、エラー
少なくなる程大きな重みを付けて各パスの復調出力を合
成するようにすれば、エラーの多いパスの影響を受け難
くすることができる。
【0071】なお、上述の例では、各パスの復調出力に
対してゲインアンプ103A、103B、103Cを設
け、エラー少なくなる程大きな重みを付けて各パスの復
調出力を合成するようにしているが、エラーが所定値以
上のパスは、信頼性が薄いとして、データコンバイナ3
0でデータ合成する時に、そのパスの復調データを除外
するようにしても良い。
【0072】
【発明の効果】この発明によれば、各パスからの復調出
力を合成するデータコンバイナに、各パスの重みを設定
するゲインアンプが設けられる。そして、各パスの復調
データのエラーが検出され、エラーが小さくなる程大き
くなるように、各ゲインアンアンプに対する重みが設定
される。このように、エラーが小さくなる程大きな重み
を付けて各パスの復調出力を合成することで、エラーの
多いパスの影響を受け難くすることができ、合成出力の
エラーレートが改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用できるCDMA方式の携帯電話
端末の全体構成を示すブロック図である。
【図2】この発明が適用できるCDMA方式の携帯電話
端末におけるサーチャの構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図3】この発明が適用できるCDMA方式の携帯電話
端末におけるフィンガの構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図4】この発明が適用できるCDMA方式の携帯電話
端末におけるデータコンバイナの構成の一例を示すブロ
ック図である。
【図5】マルチパスの説明に用いる略線図である。
【図6】マルチパスの説明に用いる波形図である。
【図7】ダイバシティRAKE方式の説明に用いるブロ
ック図である。
【図8】ダイバシティRAKE方式の受信機の一例のブ
ロック図である。
【符号の説明】
25A、25B、25C・・・フィンガ、28・・・サ
ーチャ、30・・・データコンバイナ、102A、10
2B、102C・・・エラー検出回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡散符号によりスペクトラム拡散された
    信号を受信する受信装置において、 マルチパスとなっている受信信号から個々のパスを検索
    するサーチャと、 上記検索されたパスの夫々の受信信号を逆拡散してデー
    タを復調する複数のフィンガと、 上記各パスの復調データのエラーを検出し、上記エラー
    検出結果に応じて、上記複数のフィンガの出力を合成す
    るコンバイナとを備えるようにしたことを特徴とする受
    信装置。
  2. 【請求項2】 上記コンバイナに、上記フィンガの出力
    レベルを重み付けする重み付け手段を設け、上記各パス
    のエラー検出結果に応じて、上記重み付け手段の重みを
    制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載の受
    信装置。
  3. 【請求項3】 上記コンバイナは、上記複数のパスの復
    調データを合成する際に、上記各パスのエラー検出結
    果、エラーの多いパスの復調データを除外するようにし
    た請求項1記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 拡散符号によりスペクトラム拡散された
    信号を受信する受信方法において、 サーチャでマルチパスとなっている受信信号から個々の
    パスを検索し、 複数のフィンガで上記検索されたパスの夫々の受信信号
    を逆拡散してデータを復調し、 上記各フィンガからの各パスの復調データのエラーを検
    出し、上記各パスのエラー検出結果に応じて、上記コン
    バイナを制御するようにしたことを特徴とする受信方
    法。
  5. 【請求項5】 上記コンバイナは、上記フィンガの出力
    レベルを重み付けして合成し、上記各パスの復調データ
    のエラー検出結果に応じて、上記重みを制御するように
    したことを特徴とする請求項4記載の受信方法。
  6. 【請求項6】 上記コンバイナは、上記複数のパスの復
    調データを合成する際に、上記各パスのエラー検出結
    果、エラーの多いパスの復調データを除外するようにし
    た請求項4記載の受信方法。
  7. 【請求項7】拡散符号により送信信号をスペクトラム拡
    散して送信し、拡散符号の符号系列のパターンや位相を
    異ならせることにより、多次元接続を可能にした無線シ
    ステムの端末装置において、 マルチパスとなっている受信信号から個々のパスを検索
    するサーチャと、 上記検索されたパスの夫々の受信信号を逆拡散してデー
    タを復調する複数のフィンガと、 上記各パスの復調データをエラー検出し、上記エラー検
    出結果たに応じて、上記複数のフィンガの出力を合成す
    るコンバイナとを備えるようにしたことを特徴とする無
    線システムの端末装置。
  8. 【請求項8】 上記コンバイナに、上記フィンガの出力
    レベルを重み付けする重み付け手段を設け、上記各パス
    のエラー検出結果に応じて、上記重み付け手段の重みを
    制御するようにしたことを特徴とする請求項7記載の無
    線システムの端末装置。
  9. 【請求項9】 上記コンバイナは、上記複数のパスの復
    調データを合成する際に、上記各パスのエラー検出結
    果、エラーの多いパスの復調データを除外するようにし
    た請求項7記載の無線システムの端末装置。
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