JP2001086034A - とまり木チャネル検出回路における拡散コード検出方法およびその回路 - Google Patents

とまり木チャネル検出回路における拡散コード検出方法およびその回路

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JP2001086034A
JP2001086034A JP25970599A JP25970599A JP2001086034A JP 2001086034 A JP2001086034 A JP 2001086034A JP 25970599 A JP25970599 A JP 25970599A JP 25970599 A JP25970599 A JP 25970599A JP 2001086034 A JP2001086034 A JP 2001086034A
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Hisashi Yoneyama
恒 米山
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Original Assignee
NEC Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7073Synchronisation aspects
    • H04B1/70735Code identification
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2201/00Indexing scheme relating to details of transmission systems not covered by a single group of H04B3/00 - H04B13/00
    • H04B2201/69Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general
    • H04B2201/707Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation
    • H04B2201/70701Orthogonal indexing scheme relating to spread spectrum techniques in general relating to direct sequence modulation featuring pilot assisted reception

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  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 広帯域CDMA方式で、基地局相互間におけ
るタイミング制御を不要にして、検出した拡散タイミン
グに複数の基地局が重複してもそれぞれの拡散コードの
検出ができる 【解決手段】 拡散タイミング検出部11がとまり木チ
ャネルから拡散タイミングを検知した後、この拡散タイ
ミングに関する複数ある拡散コードグループ候補それぞ
れに対し、相関電力値計算部12が相関電力値を計算
し、検索対象判定部14が閾値保持部13に予め設定さ
れた閾値と比較して相関電力値が閾値より大きな複数の
拡散コードグループ候補を判定して記録し、拡散コード
・フレームタイミング検出部15が記録された拡散コー
ドグループに含まれる複数の拡散コード候補により順次
検索しそれぞれの拡散コードを検出して適用を決定する
と共にこの拡散コードによりフレームタイミングを検出
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、広帯域符号分割多
重(Wide−band CDMA)方式を採用する移
動通信システムでとまり木チャネルから拡散コードを検
出するとまり木チャネル検出回路における拡散コードの
検出方法およびその回路に関し、特に、基地局相互間に
おけるタイミング制御を簡潔化できるとまり木チャネル
検出回路における拡散コードの検出方法およびその回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のとまり木チャネル検出回
路における拡散コード検出方法およびその回路では、基
地局それぞれに設定されるとまり木チャネルに対して、
送信する拡散タイミングが重複しないように、基地局相
互間でタイミング制御が行なわれている。従って、既知
コードを用いて最初に検出される拡散タイミングにより
基地局それぞれに設定されるとまり木チャネルは一意に
決定される。
【0003】まず、図5を参照してCDMA方式の送受
信システムについて説明する。
【0004】このシステムでは、基地局である送信側
が、例えば、論理シンボルPを拡散器21により拡散コ
ードAで拡散し、一方論理シンボルQを拡散器22によ
り拡散コードBで拡散し、それぞれが同一周波数の搬送
波を用いてアンテナから送信される。この際、拡散コー
ドの転送レートは論理シンボルの転送レートの数十倍か
ら数百倍である。この拡散コードの周期はチップと呼ば
れている。
【0005】このような場合、移動局を主とする受信機
側では、アンテナを介して受けた搬送波を逆拡散器23
により拡散コードBで逆拡散して論理シンボルQを取り
出し、また逆拡散器24により拡散コードAで逆拡散し
て論理シンボルPを取り出すことができる。
【0006】このようなCDMA方式の送受信システム
では、基地局が、発信機側として拡散を行なったタイミ
ングである拡散タイミングを、受信機側で正確に得るこ
とができない場合には逆拡散を正確に行なうことができ
ない。例えば、この拡散タイミングが1チップでもずれ
た場合には、受信機は基地局から送信された信号を全く
受けることができない状態になってしまう。
【0007】また、基地局が使用する拡散コードは複数
あるので、受信機側では無線接続しようとする基地局が
使用している拡散コードを事前に知ることはできない。
しかし、基地局が使用している拡散コードを特定するこ
とができなければ、その基地局からの情報を一切受ける
ことができない。すなわち、その基地局とは無線による
接続ができず、従って通信が不可能となる。
【0008】この問題を解決するための機能がとまり木
チャネル機能である。すなわち、とまり木チャネル機能
とは、基地局が論理シンボルの拡散を行なう際に使用す
る拡散コード、拡散タイミングなどの基地局情報を受信
機側で受け取ることができる機能のことである。従っ
て、受信機では、このとまり木チャネル機能を用いてと
まり木チャネルを探索することにより、基地局側で使用
している拡散コード、拡散タイミングなどの基地局にお
ける各種情報を知ることができる。すなわち、受信機側
で、基地局と無線を用いて通信することができる。
【0009】ここで使用される拡散コードの候補数は多
数であり、またコード長も長いので、全ての拡散コード
候補を用いて逆拡散し拡散コードを検出するためには多
大の時間を必要とする。この問題を解決するために、多
数の拡散コード候補を複数のグループに構成し、これを
拡散コードグループとして、一つの拡散コードグループ
を特定することにより拡散コード検索にかかる時間の短
縮を図っている。
【0010】従って、とまり木チャネル機能では、ま
ず、第1手順で、既知コードを用いて拡散タイミングを
知る。次いで第2手順では、拡散タイミングに関して拡
散コードのグループを特定する。最後の第3手順で、こ
の特定された拡散コードグループに含まれる拡散コード
の一つが特定できる。
【0011】この拡散コードグループの情報は、図6に
示されるように、とまり木チャネルを構成する複数の無
線フレームそれぞれに含まれる複数のタイムスロットそ
れぞれに、ロングコードマスクシンボルと呼ばれる特別
なシンボルが拡散コードグループ毎に対応するユニーク
なショートコードで拡散されており、このシンボルを拡
散するショートコードを検出することにより決定するこ
とができる。
【0012】従来のこの種のとまり木チャネル検出回路
110は、例えば図7に示されるように、拡散タイミン
グ検出部11、拡散コードグループ相関電力値計算部1
2、拡散コードグループ最大相関電力値検出判定部11
3、拡散コード・フレームタイミング検出部15、報知
情報逆拡散部16、RAMI/F(RAMインタフェー
ス)117、およびこれらを制御する制御部118、並
びに外部記録装置であるRAM(ランダムアクセスメモ
リ)119を備えている。
【0013】また、図8のフローチャートに示されるよ
うに、とまり木チャネル検出回路110でとまり木チャ
ネルを受信(手順S1)する拡散タイミング検出部11
は制御部118の制御を受け、既知コードを用いて拡散
タイミングを検出(手順S2)する。
【0014】次いで、制御部118の制御により、拡散
コードグループ相関電力値計算部12が複数の拡散コー
ドグループ候補に対して相関電力値を順次計算し、この
計算結果により、拡散コードグループ最大相関電力値検
出判定部113が最大相関電力値を有する一つの拡散コ
ードグループ候補を検出対象の一つの拡散コードグルー
プと判定してRAM119に記録(手順S101)す
る。
【0015】次いで、制御部118の制御を受け、拡散
コード・フレームタイミング検出部15は、記録された
最大相関電力値を有する拡散コードグループに含まれる
拡散コード候補から拡散コードを検出(手順S102)
するという所定の手順により拡散コード検出の機能が実
現される。
【0016】更に、例えば、図8には、一つの拡散コー
ドグループを判定する手順の一例として、最初のコード
グループの相関電力値を計算(手順S111)してこれ
を最大値として記録(手順S112)し、次のコードグ
ループの相関電力値を計算(手順S113)してこれを
最大値と比較(手順S114)し、この大きい値(手順
S115のYES)で最大値の記録を更新(手順S11
6)し、この手順を最後の拡散コードグループとなる
(手順S117のYES)まで繰り返す手順が示されて
いる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のとまり
木チャネル検出回路における拡散コード検出方法および
その回路では、基地局それぞれに設定されるとまり木チ
ャネルに対して送信する拡散タイミングが重複しないよ
うに、基地局相互間でタイミング制御が必要であるとい
う問題点がある。
【0018】その理由は、既知コードを用いてとまり木
チャネル機能の最初に検出される拡散タイミングにより
基地局それぞれに設定されるとまり木チャネルを一意に
決定するため、拡散コードグループ候補の相関電力値を
計算して最大相関電力値を有する一つの拡散コードグル
ープを選択しているからである。
【0019】本発明の課題は、このような問題点を解決
し、基地局相互間でタイミング制御を不要にして、拡散
タイミングを検出した際に検出した拡散タイミングに複
数の基地局が重複してもそれぞれの拡散コードを検出で
きるとまり木チャネル検出回路における拡散コード検出
方法およびその回路を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によるとまり木チ
ャネル検出回路における拡散コード検出方法は、広帯域
CDMA(符号分割多重)方式でとまり木チャネルから
拡散タイミングを検知した後に拡散コードを検出する
際、複数ある拡散コードグループ候補それぞれに対し相
関電力値を計算して予め設定された閾値と比較し、相関
電力値が前記閾値より大きな拡散コードグループ候補の
全てを有効な拡散コードグループと判定してこれら拡散
コードグループからそれぞれの拡散コードを検索してい
る。上述した複数の前記拡散コードグループ候補それぞ
れは、順次取り出され、計算された相関電力値が前記閾
値より大きい場合には検索対象拡散コードグループと判
定して記録される一方、前記閾値より小さい場合には破
棄され、最後の前記拡散コードグループ候補までこの手
順が実行された後に拡散コードの検出手順に進む方法で
あってよい。
【0021】このような方法により、拡散タイミングが
同一の近隣の基地局に設定されるとまり木チャネルから
得られるような比較的大きいが最大値ではない相関電力
値を有する拡散コードグループ候補も拾うことができ
る。
【0022】その具体的な一つの構成は、広帯域CDM
A方式でとまり木チャネルから検出した拡散タイミング
に関して予め記憶された複数の拡散コードグループ候補
それぞれに対する相関電力値を計算し、この相関電力値
に基づいて前記拡散コードグループ候補から判定された
拡散コードグループを検索して含まれる拡散コードを検
出すると共にフレームタイミングを検出し、検出した拡
散コードおよびフレームタイミングにより入力信号を逆
拡散して報知情報を得るものであって、計算される相関
電力値に対して予め設定された閾値を保持する閾値保持
手段を備え、かつ、計算された前記相関電力値が前記閾
値保持手段で保持されている閾値より大きい拡散コード
グループ候補を有効な拡散コードグループと判定して外
部記録手段に記録する判定記録手段と、前記外部記録手
段に記録された拡散コードグループを順次読み出してこ
の拡散コードグループに含まれる拡散コード候補に基づ
いて拡散コードを検出する拡散コード検出手段とを備え
ている。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0024】図1は本発明の実施の一形態を示す機能ブ
ロック図である。図1に示されたとまり木チャネル検出
回路10では、拡散タイミング検出部11、拡散コード
グループ相関電力値計算部12、閾値保持部13、拡散
コードグループ検索対象判定部14、拡散コード・フレ
ームタイミング検出部15、報知情報逆拡散部16、R
AMI/F(RAMインタフェース)17、およびこれ
らを制御する制御部18、並びに外部記録装置であるR
AM(ランダムアクセスメモリ)19を備えている。閾
値保持部13および拡散コードグループ検索対象判定部
14は本発明のために設けられる。
【0025】従来の図7と相違する点は、拡散コードグ
ループの最大相関電力値のみを選択して判定するのでは
なく、拡散コードグループ相関電力値計算部12で計算
された相関電力値のうち、閾値保持部13に保持する閾
値を越える相関電力値の複数を選択し、選択された相関
電力値を有する拡散コードグループを拡散コードグルー
プ検索対象判定部14が拡散コードを検索する対象と判
定していることである。
【0026】拡散タイミング検出部11は、制御部18
の制御を受け、既知コードを用いて対象となる基地局に
おけるとまり木チャネルの拡散タイミングを検出する。
拡散コードグループ相関電力値計算部12は、制御部1
8の制御を受け、拡散タイミング検出部11が検出した
拡散タイミングに関し、複数の拡散コードグループ候補
それぞれに対応するショートコードで逆拡散を行ない、
拡散コードグループ候補毎の全ての相関データを取り、
記録する。相関データには、相関電力値の計算が含まれ
る。
【0027】閾値保持部13は、拡散コードグループ相
関電力値計算部12が計算した相関電力値に対して予め
設定された閾値を保持している。拡散コードグループ検
索対象判定部14は、制御部18の制御を受け、拡散コ
ードグループ相関電力値計算部12が計算した相関電力
値が閾値保持部13に保持される閾値を越える拡散コー
ドグループ候補を拡散コード検出の対象とする拡散コー
ドグループと判定する。
【0028】拡散コード・フレームタイミング検出部1
5は、制御部18の制御を受け、検索対象と判定された
拡散コードグループそれぞれに基づいて拡散コードを検
出し、この検出された拡散コードに基づいて基地局のフ
レームタイミングを得ることができる。報知情報逆拡散
部16は、制御部18の制御を受け、拡散コード・フレ
ームタイミング検出部15により得られた拡散コードお
よびフレームタイミングに基づいて報知情報を得ること
ができる。
【0029】制御部18は、上述した各構成要素および
RAMI/F17を介してRAM19と接続し、データ
および情報を授受して制御することにより上記機能を順
次実行する。主要動作手順は図2を参照して説明する。
図3および図4は、図2の部分詳細の一実施例を示すフ
ローチャートである。
【0030】上述した構成要素および今後説明する動作
手順には、異常状態により必要とされる部分の機能ブロ
ックまたは手順は本発明に直接関係しないので省略され
ている。
【0031】次に、図1に図2を併せ参照して、とまり
木チャネル検出回路10の主要動作手順について説明す
る。
【0032】まず、受信に際して制御部18は、拡散タ
イミング検出部11を駆動してとまり木チャネルを受信
(手順S1)する。拡散タイミング検出部11は、通信
相手の基地局に対して既知コードを用いて受信中のとま
り木チャネルから拡散タイミングを検出(手順S2)す
る。ここまでの手順は従来と同様である。
【0033】次に、制御部18は、拡散コードグループ
相関電力値計算部12、閾値保持部13および拡散コー
ドグループ検索対象判定部14により、拡散コードを検
索する対象を選択するため予め設定された閾値の相関電
力値より大きな相関電力値を有する複数の拡散コードグ
ループを判定して記録(手順S3)する本発明による手
順を実行する。すなわち、これら判定され記録された複
数の拡散コードグループには、周辺の基地局のとまり木
チャネルで同一の拡散タイミングを有するものが含まれ
ている。
【0034】従って、制御部18は、選択判定され記録
された複数の拡散コードグループそれぞれを拡散コード
・フレームタイミング検出部15へ順次送り、拡散コー
ド・フレームタイミング検出部15により拡散コードグ
ループの拡散コード候補に基づいて拡散コードが検出
(手順S4)されることにより、適用する拡散コードが
決定される。
【0035】上述するように、手順S2で、ある基地局
のとまり木チャネルの拡散タイミングが既知コードによ
り検出されても、周辺に位置しかつ同一の拡散タイミン
グを有する別の基地局のとまり木チャネルがある場合に
は、検出した拡散タイミングに関する拡散コードグルー
プ候補の相関電力値が両者共に最大値近辺を示す。従っ
て、手順S3では、最大相関電力値を有する拡散コード
グループは勿論、最大相関電力値に準ずる相関電力値を
有する拡散コードグループを含む複数の拡散コードグル
ープを、予め定めた閾値を越える相関電力値により判定
している。この結果、手順S4で、複数の基地局で拡散
タイミングが一致しても、適用するそれぞれの拡散コー
ドを決定することができる。
【0036】次に、図3に図1および図2を併せ参照し
て上記手順S3の具体的な一実施例について説明する。
【0037】まず、制御部18は、拡散タイミング検出
部11が検出した拡散タイミングを、拡散コードグルー
プ相関電力値計算部12に送り、複数の拡散コードグル
ープ候補それぞれに対応するショートコードで逆拡散を
行ない、拡散コードグループ候補毎の相関電力値を計算
してRAM19に記録(手順S11)する。次いで、制
御部18は、拡散コードグループ検索対象判定部14に
より、記録された最初の拡散コードグループ候補の相関
電力値を取出し(手順S12)して、閾値保持部13の
閾値と比較(手順S13)する。
【0038】手順S13が「YES」、すなわち相関電
力値が閾値より大きな拡散コードグループ候補の場合、
制御部18は、拡散コードを検索する対象の拡散コード
グループとして判定しこの拡散コードグループ候補をR
AM19に記録(手順S14)する。
【0039】この手順S14の後、もしくは上記手順S
13が「NO」、すなわち相関電力値が閾値より小さな
拡散コードグループ候補の場合には、この拡散コードグ
ループが最後でないという条件(手順S15のNO)
で、制御部18は、拡散コードグループ検索対象判定部
14により、記録された次の拡散コードグループ候補の
相関電力値を取出し(手順S16)して、閾値保持部1
3の閾値と比較する上記手順S13に戻る。
【0040】一方、上記手順S15が「YES」で、次
の相関電力値がない場合には、手順S14で判定のうえ
記録された拡散コードグループに基づいて拡散コードが
検出され決定される上記手順S4に進む。
【0041】また、図4に図1および図2を併せ参照し
て上記手順S4の具体的な一実施例について説明する。
【0042】まず、制御部18は、上記手順S14で判
定され記録された拡散コードグループの読取り(手順S
21)を行ない、拡散コード・フレームタイミング検出
部15に送って拡散コードの検索(手順S22)を行な
わせ、検出された拡散コードはRAM19に記録(手順
S23)される。この処理において有効な拡散コードグ
ループ全てに対する処理を終了した後、拡散コード・フ
レームタイミング検出部15がフレームタイミングを検
出する従来と同一の手順に進む。
【0043】上記説明では、本発明の理解を助けるため
に、閾値を閾値保持部に予め記憶するとしたが、RAM
に記録することでもよい。また、RAMを外部記憶装置
として図示したが、内部に備えてもよい。更に、記憶装
置としてRAMの代わりにレジスタを用いてもよい。ま
た、拡散コードグループ相関電力値計算部および拡散コ
ード・フレームタイミング検出部は、制御部から一つず
つの拡散コードグループを受けて相関電力値を計算また
は拡散コードを検出すると、従来と同一の回路機能を有
するものとして説明したが、拡散コードグループ候補ま
たは判定され記録された拡散コードグループを一括して
受けることにより処理時間の短縮を図る処理を行なって
もよい。
【0044】このように、上記説明では、機能ブロック
またはフローチャートを参照して記載されているが、機
能の分離併合または手順の平行処理などによる変更は上
記機能を満たす限り自由であり、上記説明が本発明を限
定するものではない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、基
地局相互間でタイミング制御を不要にして、拡散タイミ
ングを検出した際に、検出した拡散タイミングに複数の
基地局が重複しても、それぞれの拡散コードを検出でき
るという効果を得ることができる。
【0046】その理由は、とまり木チャネル機能を実行
する際に、第1手順で検出した拡散タイミングにおける
拡散コードグループ候補の相関データのうち、所定の閾
値を越える大きさの相関電力値を示す拡散コードグルー
プ候補の全てを選択し判定しているからである。この結
果、同一拡散タイミングを有する複数の基地局に対応す
るとまり木チャネルから得られる基地局と同数の拡散コ
ードグループを判定することができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示す機能ブロック図で
ある。
【図2】図1における主要動作手順の一形態を示すフロ
ーチャートである。
【図3】図2における部分動作手順の一形態を示すフロ
ーチャートである。
【図4】図2における部分動作手順の一形態を示すフロ
ーチャートである。
【図5】CDMA方式における拡散コードの使用に関す
る一形態を示す説明図である。
【図6】CDMA方式における無線フレームの一形態を
示すフォーマット図である。
【図7】従来の一例を示す機能ブロック図である。
【図8】図7における主要動作手順の一例を示すフロー
チャートある。
【符号の説明】
10 とまり木チャネル検出回路 11 拡散タイミング検出部 12 拡散コードグループ相関電力値計算部(相関電
力値計算部) 13 閾値保持部 14 拡散コードグループ検索対象判定部(検索対象
判定部) 15 拡散コード・フレームタイミング検出部 16 報知情報逆拡散部 17 RAMI/F 18 制御部 19 RAM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広帯域CDMA(符号分割多重)方式で
    とまり木チャネルから拡散タイミングを検知した後に拡
    散コードを検出する際、複数ある拡散コードグループ候
    補それぞれに対し相関電力値を計算して予め設定された
    閾値と比較し、相関電力値が前記閾値より大きな拡散コ
    ードグループ候補の全てを有効な拡散コードグループと
    判定してこれら拡散コードグループから拡散コードを検
    索することを特徴とするとまり木チャネル検出回路にお
    ける拡散コード検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、複数の前記拡散コー
    ドグループ候補それぞれの計算された相関電力値は順次
    取り出され、計算された相関電力値が前記閾値より大き
    い場合には検索対象拡散コードグループと判定して記録
    される一方、前記閾値より小さい場合には破棄され、最
    後の前記拡散コードグループ候補までこの手順が実行さ
    れた後に拡散コードを検出する手順に進むことを特徴と
    するとまり木チャネル検出回路における拡散コード検出
    方法。
  3. 【請求項3】 広帯域CDMA方式でとまり木チャネル
    から検出した拡散タイミングに関して予め記憶された複
    数の拡散コードグループ候補それぞれに対する相関電力
    値を計算し、この相関電力値に基づいて前記拡散コード
    グループ候補から判定された拡散コードグループを検索
    しこの拡散コードグループに関する拡散コードを検出す
    ると共にフレームタイミングを検出し、検出した拡散コ
    ードおよびフレームタイミングにより入力信号を逆拡散
    して報知情報を得るとまり木チャネル検出回路におい
    て、前記相関電力値に対して予め設定された閾値を保持
    する閾値保持手段を備え、かつ、前記相関電力値が前記
    閾値保持手段で保持されている閾値より大きい拡散コー
    ドグループ候補を有効な拡散コードグループと判定して
    記録手段に記録する判定記録手段と、前記記録手段に記
    録された拡散コードグループを順次読み出してこの拡散
    コードグループに含まれる拡散コード候補に基づいて拡
    散コードを検出する拡散コード検出手段とを備えること
    を特徴とするとまり木チャネル検出回路。
  4. 【請求項4】 請求項3において、複数全ての拡散コー
    ドグループ候補それぞれに対する相関電力値は順次計算
    され、計算された前記相関電力値は拡散コードグループ
    候補と共に前記判定記録手段により順次判定のうえ記録
    されることを特徴とするとまり木チャネル検出回路。
  5. 【請求項5】 広帯域CDMA方式でとまり木チャネル
    から拡散コードを検出するとまり木チャネル検出回路に
    おいて、入力したとまり木チャネルから拡散タイミング
    を検出する拡散タイミング検出手段と、この検出された
    拡散タイミングに関し、予め記憶された複数の拡散コー
    ドグループ候補それぞれに対する相関電力値を計算する
    拡散コードグループ相関電力値計算手段と、計算される
    相関電力値に対して予め設定された閾値を保持する閾値
    保持手段と、前記拡散コードグループ相関電力値計算手
    段で計算された相関電力値が前記閾値保持手段で保持さ
    れている閾値より大きい拡散コードグループ候補を有効
    な拡散コードグループと判定して記録手段に記録する拡
    散コードグループ検索対象判定手段と、前記記録手段に
    記録された拡散コードグループを読み出してこの拡散コ
    ードグループに含まれる拡散コード候補から拡散コード
    を検出すると共にフレームタイミングを検出する拡散コ
    ード・フレームタイミング検出手段と、この拡散コード
    ・フレームタイミング検出手段が検出した拡散コードお
    よびフレームタイミングにより入力する信号を逆拡散し
    て報知情報を得る報知情報逆拡散手段とを備えることを
    特徴とするとまり木チャネル検出回路。
  6. 【請求項6】 広帯域CDMA方式でとまり木チャネル
    から拡散コードを検出するとまり木チャネル検出回路に
    おいて、とまり木チャネルを入力して拡散タイミングを
    検出する拡散タイミング検出部と、拡散コードグループ
    候補に対し相関電力値を計算する拡散コードグループ相
    関電力値計算部と、計算される相関電力値に対する予め
    設定された閾値を保持する閾値保持部と、計算された相
    関電力値が前記閾値保持部で保持されている閾値より大
    きい拡散コードグループ候補を有効な拡散コードグルー
    プと判定する拡散コードグループ検索対象判定部と、前
    記とまり木チャネルにおける拡散コードを前記拡散コー
    ドグループに含まれる拡散コード候補から検出すると共
    にフレームタイミングを検出する拡散コード・フレーム
    タイミング検出部と、この拡散コード・フレームタイミ
    ング検出部が検出した拡散コードおよびフレームタイミ
    ングにより入力信号を逆拡散して報知情報を得る報知情
    報逆拡散部と、前記拡散タイミング検出部により検出さ
    れた拡散タイミングに関して予め分類された複数の拡散
    コードグループ候補それぞれに対し前記拡散コードグル
    ープ相関電力値計算部の計算により得た相関電力値が前
    記拡散コードグループ検出対象判定部により前記閾値よ
    り大きいと判定された拡散コードグループを順次記録部
    に記録し、全ての拡散コードグループ候補を相関電力値
    により判定した後、記録された拡散コードグループに含
    まれる拡散コード候補それぞれに対して拡散コード・フ
    レームタイミング検出部が順次検索することにより拡散
    コードおよびフレームタイミングを検出する制御部とを
    備えることを特徴とするとまり木チャネル検出回路。
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