JPH07202439A - 高周波用多層回路基板 - Google Patents

高周波用多層回路基板

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JPH07202439A
JPH07202439A JP35072493A JP35072493A JPH07202439A JP H07202439 A JPH07202439 A JP H07202439A JP 35072493 A JP35072493 A JP 35072493A JP 35072493 A JP35072493 A JP 35072493A JP H07202439 A JPH07202439 A JP H07202439A
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film
thermoplastic resin
layer circuit
layer
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JP35072493A
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Inventor
Akira Kabumoto
昭 株本
Mitsunori Okada
光範 岡田
Masayasu Ito
正康 伊藤
Naoki Yoshida
尚樹 吉田
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号の高速伝送に好適な高周波用多層回路基
板を提供する。 【構成】 内層回路板1の外側に、外層回路用銅金属箔
5が配置された高周波用多層回路基板において、前記内
層回路板1が、加圧下で熱可塑性樹脂フイルムに炭酸ガ
スを接触させて炭酸ガスを含浸した後、圧力を開放した
状態で加熱することにより、前記熱可塑性樹脂フイルム
を発泡させて得られる熱可塑性樹脂発泡フイルム2を誘
電体層とした回路板であることを特徴とする。 【効果】 多層化されても全体の誘電率が低く、信号の
高速伝送に好適な高周波用多層回路基板である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波領域での使用に
好適な多層回路基板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、信号伝送量の増大やコンピュータ
ーなどにおける信号処理速度の増大のため、信号の高周
波化の流れが一段と加速されつつあり、それに伴って信
号の高周波化に対応できる多層回路基板の要求が高まっ
ている。一般的に、信号が高周波化すると、信号伝送速
度の遅れが問題となる。これを解決するためには、多層
回路基板に用いる誘電体の誘電率を低くすることが重要
となってくる。従来、電子機器に用いられる多層回路基
板は、エポキシ樹脂/ガラスクロス銅張積層板、ポリイ
ミド/ガラスクロス銅張積層板、ビスマレイミドトリア
ジンレジン/ガラスクロス銅張積層板、フッ素樹脂/ガ
ラスクロス銅張積層板等に代表されるように、ガラス繊
維を含んだ樹脂板の片面もしくは両面に銅箔を接着させ
た積層板の銅箔面にエッチングにより回路形成した回路
板を1つの回路板として、この回路板を接着層としての
プリプレグを各回路板の間に介在させて多層に積層した
ものである。この回路板の中で、最も誘電率の低いフッ
素樹脂/ガラスクロス銅張積層板を誘電体に用いたもの
で、ガラス繊維を多く含むため、フッ素樹脂自体の誘電
率が2. 1(1MHz)と低いにも係わらず誘電率は
2. 5(1MHz)以上という値になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、回路板に用い
る誘電体の誘電率を更に低くする技術として、特開平1
−307294号に、フッ素樹脂の代わりにフッ素樹脂
の多孔質フイルムを用いる方法が提案された。しかし、
この方法では、フッ素樹脂の多孔質フイルムは孔が連通
した構造であるため、銅張積層板に回路形成するための
エッチング工程において、エッチング液が該銅張積層板
に染み込むといった問題が生じた。これを防止するため
には、銅張積層板の誘電体層に用いるフッ素樹脂多孔質
フイルムの表面に塗布形成する接着剤層をエッチング液
に侵されないように十分な厚さにするか、もしくは耐エ
ッチング液性の良好な別の樹脂フイルム層を介在させる
必要があった。しかし、いずれの場合も、得られる回路
板の誘電率を増大させることとなり、回路板の誘電率低
減のために誘電体層にフッ素樹脂の多孔質フイルムを使
用した効果を大きく減少させた。また後者の場合は、工
程がより複雑になる。
【0004】一方、回路が2層以下の片面または両面の
銅張積層板では、既に低誘電率化を達成した回路基板が
開示されている。例えば、特開昭62−69580号に
は、誘電体層に市販のポリエチレン−ポリスチレン発泡
体(発泡倍率30倍、厚さ5mm)を用いて比誘電率
1. 1〜1. 2(1MHz)を達成した回路基板が、ま
た特開昭63−315228号には、誘電体層を分解型
発泡剤を練り込んだ架橋性ポリオレフィンシートに、耐
熱性向上のためガラス繊維布を重ね合わせ、加熱加圧に
より一体化して比誘電率1.9(30MHz)に改善し
た回路基板が記載されている。しかしながら、上記のよ
うな従来から誘電体層に使用されているポリエチレン発
泡体に含まれる気泡は、気泡率を高くするためには気泡
径が数百μmという大きさにならざるを得ないため、ス
ライス等によって発泡体シートの厚みを200μm以下
にすると、シート中の気泡は独立気泡として存在する確
率が殆どなく、フッ素樹脂の多孔質フイルムを誘電体層
に用いた場合と同様、回路エッチングの際に誘電体層に
エッチング液が染み込むことが問題となった。
【0005】一方、ポリエチレン発泡体の気泡径を小さ
くすることは、従来の熱分解型発砲剤やガスまたは低沸
点溶剤等の物理的発泡剤を用いる溶融押出発泡法では、
気泡率が50%程度が限度となり、従って誘電率は高く
ならざるを得ない。この為、現状の技術では、樹脂発泡
体を用いた場合には、独立気泡を確保するために誘電体
層(発泡体層)の厚みが5mm程度と非常に厚くなって
しまうものであった。通常、多層回路基板は、回路設計
上、誘電体層の厚みは200μm以下が一般的であり、
装置の小型化による多層回路基板の高密度化に伴い、最
近では誘電体層の厚みは100μm以下で設計されるよ
うになってきた。したがって、上記の片面または両面の
銅張積層板を回路板として多層化するためには、誘電体
層である発泡体層の厚みを200μm以下にする必要が
ある。以上、述べたように、多層回路基板において、信
号伝送速度の高速化に対応したものとするためには、内
層回路板に用いられる誘電体層には、低誘電率であり、
しかもエッチング液等の染み込みがなく、厚さが200
μm以下であるフイルム状の発泡体を用いることが要求
される。本発明は、上記課題を解決するためになされた
ものであり、高周波領域での使用に好適な高周波用多層
回路基板を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の高周波用
多層回路基板は、図1に示すように内層回路板1の外側
に外層回路用金属箔5が配置された高周波用多層回路基
板において、前記内層回路板1が、加圧下で熱可塑性樹
脂フイルムに炭酸ガスを接触させて炭酸ガスを含浸した
後、圧力を開放した状態で加熱することにより、前記熱
可塑性樹脂フイルムを発泡させて得られる発泡フイルム
2を誘電体層とした回路板であることを特徴とするもの
である。
【0007】本発明にて、内層回路板1の誘電体層に用
いられる熱可塑性樹脂発泡フイルム2は、素材の熱可塑
性樹脂フイルムに高圧容器中(通常30〜60kg/c
2)にて炭酸ガスを数時間かけて加圧含浸させた後、
これを高圧容器より取り出して軟化温度以上融点以下の
所定温度に加熱することにより得られる。この方法にて
得られる熱可塑性樹脂発泡フイルム2は、平均気泡径が
20μm以下の微細な独立気泡をもった気泡率が70%
以上の発泡フイルムで、基材の熱可塑性樹脂フイルムの
厚さを選択することにより、容易に厚さが200μm以
下のものを得ることができる。なお、上記熱可塑性樹脂
発泡フイルム2の素材としては、ポリエチレンテレフタ
レート(PET)、ポリフェニレンサルファイド(PP
S)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)のよう
な結晶性熱可塑性樹脂、ポリサルフォン(PSF)、ポ
リエーテルサルフォン(PES)、ポリエーテルイミド
(PEI)のような非結晶性熱可塑性樹脂が使用でき
る。また、これらの素材樹脂に耐熱性向上のためのガラ
ス繊維や、本来の特性を損なわない範囲で、結晶化核
剤、結晶化促進剤、気泡化核剤、抗酸化剤、帯電防止
剤、紫外線防止剤、顔料、染料、滑剤などの各種添加剤
を配合しても良い。
【0008】炭酸ガスを加圧含浸させた素材の熱可塑性
樹脂フイルムを発泡させる際の加熱温度については、素
材の熱可塑性樹脂フイルムが非結晶性熱可塑性樹脂の場
合は、ガス含浸により樹脂のガラス転移温度(Tg)が
低下して樹脂が軟化するため、発泡可能な温度範囲はT
g−100℃以上、融点以下である。さらに好ましい温
度範囲はTg−50℃以上、融点以下で、具体的には、
ポリカーボネート(PC)100〜200℃(より好ま
しくは110〜150℃)、ポリエーテルサルフォン
(PSF)100〜240℃(より好ましくは150〜
190℃)、ポリエーテルイミド(PEI)100〜2
40℃(より好ましくは150〜220℃)である。ま
た、素材の熱可塑性樹脂フイルムが結晶性熱可塑性樹脂
の場合は、ガス含浸により樹脂が結晶化したり、加熱発
泡時の熱により樹脂が熱結晶化したりして、樹脂が硬化
するため、発泡可能な温度範囲はTg+50℃以上、融
点以下である。さらに好ましい温度範囲はTg+100
℃以上、融点以下で、具体的には、ポリエチレンテレフ
タレート(PET)130〜250℃(より好ましくは
110〜150℃)、ポリフェニレンサルファイド(P
PS)150〜300℃(より好ましくは200〜28
0℃)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)18
0〜310℃(より好ましくは250〜290℃)であ
る。
【0009】本発明において、内層回路板1の作製は、
12〜70μm厚の電解銅箔またはは圧延銅箔3を、上
記の方法にて作った厚さ200μm以下の熱可塑性樹脂
発泡フイルム2の片面もしくは両面に熱硬化性の接着剤
を用いて積層接着させた後、設計に基づいた回路をエッ
チングにより形成して作製する。また、銅箔3の熱可塑
性樹脂発泡フイルム2への積層接着においては、接着剤
を用いずに、該熱可塑性樹脂発泡フイルム2面に銅をス
パッタリング等により数μm厚の銅層を形成した後、電
解銅メッキにより該銅層を所定の厚みまで増加させる方
法を用いても構わない。また、上記のようにして作製し
た内層回路板1相互を積層接着させるために用いるプリ
プレグ4は、ガラス繊維布にエポキシ樹脂、ポリイミド
樹脂などの熱硬化性樹脂を含浸させ、Bステージまで予
備硬化させた市販のプリプレグシートを用いることがで
きる。
【0010】なお、本発明の多層回路基板において、銅
箔などの外層回路用金属箔5を積層するための最外層の
プリプレグ4は、多層回路基板全体の耐熱性や寸法安定
性を高めるために、ガラス繊維布を基材とする上記構成
のプリプレグ4を用いることが好ましいが、多層回路基
板が使用される環境条件によっては、内層回路板1を積
層接着させるために用いるガラス繊維布を基材とする上
記構成のプリプレグ4ではなく、熱硬化性樹脂を両面に
塗布した熱可塑性樹脂発泡フイルムで代替しても構わな
い。そうすると得られる多層回路基板は、誘電率がより
低くなり、高速信号の伝送に好適なものとなる。
【0011】
【作用】本発明の高周波用多層回路基板は、内層回路板
1の誘電体層が、加圧下で熱可塑性樹脂フイルムに炭酸
ガスを接触させて炭酸ガスを含浸した後、圧力を開放し
た状態で加熱して該熱可塑性樹脂フイルムを発泡させた
熱可塑性樹脂発泡フイルム2である。そして、この熱可
塑性樹脂発泡フイルム2は、微細な独立気泡をもった平
均気泡径が20μm以下で、気泡率が70%以上の発泡
フイルムである。従って、内層回路板1の誘電体層を形
成する前記熱可塑性樹脂発泡フイルム2として、厚さが
200μm以下、例えば100μmのものを誘電体層材
に用いれば、多層化に好適な薄型で低誘電率の内層回路
板1が得られる。この低誘電率の内層回路板1の誘電体
層は、上記のとおり独立気泡の発泡フイルムであるた
め、回路形成時にエッチング液の染み込みの問題は起き
ず、回路板の製造工程も簡便となる。そうして、このよ
うな低誘電率の内層回路板1を、ガラス繊維布を基材と
する構成のプリプレグ4、更には上記の方法で作った厚
さが200μm以下の熱可塑性樹脂発泡フイルム2の両
面に熱硬化性樹脂を塗布したプリプレグ4などを介在さ
せて多層化すれば、全体の誘電率をより低めた信号の高
速伝送に好適な高周波用多層回路基板が得られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の高周波用多層回路基板の実施
例を図面を用いて説明する。 実施例1 厚さ80μmのポリエチレンテレフタレートフイルム
(ユニチカ(株)社製、C−0312グレード、ガラス
転移温度69℃)を室温の高圧容器中に設置し、ゲージ
圧50kg/cm2 の炭酸ガスを室温にて8時間浸透さ
せた後、高圧容器より樹脂フイルムを取り出し、240
℃に加熱し発泡させて厚さ100μm、気泡率80%、
気泡の平均径20μm以下の独立気泡のポリエチレンテ
レフタレート発泡フイルム2を作製した。この発泡フイ
ルム2の表面は、凹凸もなく、非常に平滑であった。こ
の発泡フイルム2の片面に、厚さ70μmの銅箔3(古
河サーキットフォイル(株)社製、片面TSTO処理)
を、接着剤としてトリアジン系の樹脂(三菱瓦斯化学
(株)社製、BTA−304グレード)を50μm厚に
塗布し、170〜220℃に加熱することにより接着さ
せた。このようにして作製した片面銅張積層板に塩酸系
のエッチング液を用いて所定の回路を形成させた。この
際、発泡フイルム2へのエッチング液の染み込みは全く
なく、発泡フイルム2の劣化も認められなかった。
【0013】次に、作製した片面回路の内層回路板1の
回路面側に、上記の厚さ100μm、気泡率80%、気
泡の平均径20μm以下の独立気泡のポリエチレンテレ
フタレー発泡フイルム2を上記の接着剤を用いて積層し
た後、得られた積層体の両側にQガラスよりなるガラス
繊維布にエポキシ樹脂を含浸させてBステージまで予備
硬化させて作った厚さ300μmのプリプレグ4をそれ
ぞれ配し、その上に外層回路用金属箔5として厚さ18
μmの銅箔(古河サーキットフォイル(株)社製、片面
TSTO処理)をそれぞれ重ねて、ホットプレス法によ
り、5〜50kg/cm2 、120〜220℃、1〜3
時間の条件にて積層させて、図1に示す構成の3層回路
基板を得た。この3層回路基板の外層回路用銅箔に塩酸
系のエッチング液を用いて所定の回路を形成させた後、
所定の位置にドリルによりスルーホールを形成し、無電
解銅メッキにより内層回路と外層回路とを導通させるこ
とにより、所望の3層回路基板を得た。得られた3層回
路基板は、誘電率が小さく、高周波用として好適なもの
であった。
【0014】実施例2 実施例1と同様にして作製した厚さ100μmのポリエ
チレンテレフタレート発泡フイルム2の両面に厚さ70
μmの銅箔3(古河サーキットフォイル(株)社製、片
面TSTO処理)を、接着剤としてトリアジン系の樹脂
(三菱瓦斯化学(株)社製、BTA−304グレード)
を50μm厚に塗布し、170〜220℃に加熱するこ
とにより接着させた。このようにして作製した両面銅張
積層板に塩酸系のエッチング液を用いて所定の回路を形
成させた。この際、発泡フイルム2へのエッチング液の
染み込みは全くなく、発泡フイルム2の劣化も認められ
なかった。次に、作製した両面回路の内層回路板1の両
側の回路面側に、Qガラスよりなるガラス繊維布にエポ
キシ樹脂を含浸させてBステージまで予備硬化させて作
った厚さ300μmのプリプレグ4をそれぞれ配し、そ
の上に外層回路用金属箔5として厚さ18μmの銅箔
(古河サーキットフォイル(株)社製、片面TSTO処
理)をそれぞれ重ねて、ホットプレス法により、5〜5
0kg/cm2 、120〜220℃、1〜3時間の条件
にて積層させて図2に示す構成の4層回路基板を得た。
この4層回路基板の外層回路用銅箔に塩酸系のエッチン
グ液を用いて所定の回路を形成させた後、所定の位置に
ドリルによりスルーホールを形成し、無電解銅メッキに
より内層回路と外層回路とを導通させることにより、所
望の4層回路基板を得た。得られた4層回路基板は、誘
電率が小さく、高周波用として好適なものであった。
【0015】実施例3 実施例1と同様にして作製した厚さ100μmのポリエ
チレンテレフタレート発泡フイルム2の両面に、厚さ3
5μmの銅箔(古河サーキットフォイル(株)社製、片
面TSTO処理)3を、接着剤としてトリアジン系の樹
脂(三菱瓦斯化学(株)社製、BTA−304グレー
ド)を50μm厚に塗布し、170〜220℃に加熱す
ることにより接着させた。このようにして作製した両面
銅張積層板に塩酸系のエッチング液を用いて所定の回路
を形成させた。この際、発泡フイルム2へのエッチング
液の染み込みは全くなく、発泡フイルム2の劣化も認め
られなかった。次に、作製した両面回路の内層回路板1
の2枚間に、前記内層回路板1に用いたのと同じ、厚さ
100μmのポリエチレンテレフタレート発泡フイルム
の両面にトリアジン系の樹脂接着剤を50μm厚に塗布
したプリプレグ4を重ね、その両外側の回路面上に、Q
ガラスよりなるガラス繊維布にエポキシ樹脂を含浸させ
てBステージまで予備硬化させて作った厚さ300μm
のプリプレグ4をそれぞれ配し、その上に外層回路用金
属箔5として厚さ18μmの銅箔(古河サーキットフォ
イル(株)社製、片面TSTO処理)をそれぞれ重ね
て、ホットプレス法により、5〜50kg/cm2 、1
20〜220℃、1〜3時間の条件にて積層させて図3
に示す如き構成の6層回路基板を得た。この6層回路基
板の外層回路用銅箔に塩酸系のエッチング液を用いて所
定の回路を形成させた後、所定の位置にドリルによりス
ルーホールを形成し、無電解銅メッキにより内層回路と
外層回路とを導通させることにより、所望の6層回路基
板を得た。得られた6層回路基板は、誘電率が小さく、
高周波用として好適なものであった。
【0016】実施例4 実施例1と同様にして作製した厚さ100μmのポリエ
チレンテレフタレート発泡フイルム2の両面に、高周波
スパッタリング法により厚さ0. 2μmの銅層を形成さ
せ、この上に35μm厚さの電解銅メッキを施した。こ
のようにして作製した両面銅張積層板に塩酸系のエッチ
ング液を用いて所定の回路を形成させた。この際、発泡
フイルム2へのエッチング液の染み込みは全くなく、発
泡フイルム2の劣化も認められなかった。次に、作製し
た両面回路の内層回路板1の2枚間に、前記内層回路板
1に用いたのと同じ、厚さ100μmのポリエチレンテ
レフタレート発泡フイルムの両面に、トリアジン系の樹
脂接着剤を50μm厚に塗布して作ったプリプレグ4を
介在させて重ね、その両外側の回路面上に、Qガラスよ
りなるガラスクロスにエポキシ樹脂を含浸させてBステ
ージまで予備硬化させて作った厚さ300μmのプリプ
レグ4をそれぞれ配し、その上に外層回路用金属箔5と
して厚さ18μmの銅箔(古河サーキットフォイル
(株)社製、片面TSTO処理)をそれぞれ重ねて、ホ
ットプレス法により、5〜50kg/cm2 、120〜
220℃、1〜3時間の条件にて積層させて図3に示す
如き構成の6層回路基板を得た。この6層回路基板の外
層回路用銅箔に塩酸系のエッチング液を用いて所定の回
路を形成させた後、所定の位置にドリルによりスルーホ
ールを形成し、無電解銅メッキにより内層回路と外層回
路とを導通させることにより、所望の6層回路基板を得
た。得られた6層回路基板は、誘電率が小さく、高周波
用として好適なものであった。
【0017】実施例5 厚さ100μmのポリフェニレンサルファイド製フイル
ム(東レ(株)製、商品名トレリナ、ガラス転移温度8
8℃)を室温の高圧容器中に設置し、ゲージ圧50kg
/cm2 の炭酸ガスを室温にて24時間浸透させた後、
高圧容器より樹脂フイルムを取り出し、280℃に加熱
し発泡させて厚さ120μm、気泡率75%、気泡の平
均径15μm以下の独立気泡のポリフェニレンサルファ
イド発泡フイルム2を作製した。この発泡フイルム2の
表面は、凹凸もなく、非常に平滑であった。次に、この
ポリフェニレンサルファイド発泡フイルム2を用いた他
は実施例3と同様にして図3に示す構造の6層回路基板
を得た。この6層回路基板の外層回路用銅箔に塩酸系の
エッチング液を用いて所定の回路を形成させた後、所定
の位置にドリルによりスルーホールを形成し、無電解銅
メッキにより内層回路と外層回路とを導通させることに
より、所望の6層回路基板を得た。得られた6層回路基
板は、誘電率が小さく、高周波用として好適なものであ
る上に、耐熱性、寸法安定性にも優れていた。
【0018】実施例6 厚さ90μmのポリカーボネート製フイルム(出光石油
化学(株)製、商品名タフロンA2200、ガラス転移
温度150℃)を室温の高圧容器中に設置し、ゲージ圧
50kg/cm2 の炭酸ガスを室温にて24時間浸透さ
せた後、高圧容器より樹脂フイルムを取り出し、190
℃に加熱し発泡させて厚さ110μm、気泡率82%、
気泡の平均径18μm以下の独立気泡のポリカーボネー
ト発泡フイルム2を作製した。この発泡フイルム2の表
面は、凹凸もなく、非常に平滑であった。次に、このポ
リカーボネート発泡フイルム2を用いた他は実施例3と
同様にして図3に示す如き構成の6層回路基板を得た。
この6層回路基板の外層回路用銅箔に塩酸系のエッチン
グ液を用いて所定の回路を形成させた後、所定の位置に
ドリルによりスルーホールを形成し、無電解銅メッキに
より内層回路と外層回路とを導通させることにより、所
望の6層回路基板を得た。得られた6層回路基板は、誘
電率が小さく、高周波用として好適なものである上に、
耐熱性、寸法安定性にも優れていた。
【0019】実施例7 厚さ100μmのポリサルフォン製フイルム(住友ベー
クライト(株)製、商品名FS1200、ガラス転移温
度191℃)を室温の高圧容器中に設置し、ゲージ圧5
0kg/cm2 の炭酸ガスを室温にて24時間浸透させ
た後、高圧容器より樹脂フイルムを取り出し、190℃
に加熱し発泡させて厚さ110μm、気泡率82%、気
泡の平均径18μm以下の独立気泡のポリサルフォン発
泡フイルム2を作製した。この発泡フイルム2の表面は
凹凸もなく非常に平滑であった。次に、このポリサルフ
ォン発泡フイルム2を用いた他は実施例3と同様にして
図3に示す如き構成の6層回路基板を得た。この6層回
路基板の外層回路用銅箔に塩酸系のエッチング液を用い
て所定の回路を形成させた後、所定の位置にドリルによ
りスルーホールを形成し、無電解銅メッキにより内層回
路と外層回路とを導通させることにより、所望の6層回
路基板を得た。得られた6層回路基板は、誘電率が小さ
く、高周波用として好適なものである上に、耐熱性、寸
法安定性、耐衝撃性にも優れていた。
【0020】実施例8 厚さ80μmのポリエーテルエーテルケトン製フイルム
(住友ベークライト(株)製、商品名FS1100−
C、ガラス転移温度143℃)を室温の高圧容器中に設
置し、ゲージ圧50kg/cm2 の炭酸ガスを室温にて
24時間浸透させた後、高圧容器より樹脂フイルムを取
り出し、280℃に加熱し発泡させて厚さ95μm、気
泡率78%、気泡の平均径12μm以下の独立気泡のポ
リエーテルエーテルケトン発泡フイルム2を作製した。
この発泡フイルム2の表面は、凹凸もなく、非常に平滑
であった。次に、このポリエーテルエーテルケトン発泡
フイルム2を用いた他は実施例3と同様にして図3に示
す如き構成の6層回路基板を得た。この6層回路基板の
外層回路用銅箔に塩酸系のエッチング液を用いて所定の
回路を形成させた後、所定の位置にドリルによりスルー
ホールを形成し、無電解銅メッキにより内層回路と外層
回路とを導通させることにより、所望の6層回路基板を
得た。得られた6層回路基板は、誘電率が小さく、高周
波用として好適なものである上に、耐熱性、寸法安定
性、耐衝撃性にも優れていた。
【0021】実施例9 厚さ100μmのポリエーテルイミド製フイルム(住友
ベークライト(株)製、商品名FS1400、ガラス転
移温度217℃)を室温の高圧容器中に設置し、ゲージ
圧50kg/cm2 の炭酸ガスを室温にて24時間浸透
させた後、高圧容器より樹脂フイルムを取り出し、18
0℃に加熱し発泡させて厚さ110μm、気泡率80
%、気泡の平均径15μm以下の独立気泡のポリエーテ
ルイミド発泡フイルム2を作製した。この発泡フイルム
2の表面は、凹凸もなく、非常に平滑であった。次に、
このポリエーテルイミド発泡フイルム2を用いた他は実
施例3と同様にして図3に示す如き構成の6層回路基板
を得た。この6層回路基板の外層回路用銅箔に塩酸系の
エッチング液を用いて所定の回路を形成させた後、所定
の位置にドリルによりスルーホールを形成し、無電解銅
メッキにより内層回路と外層回路とを導通させることに
より、所望の6層回路基板を得た。得られた6層回路基
板は、誘電率が小さく、高周波用として好適なものであ
る上に、耐熱性、寸法安定性、耐衝撃性にも優れてい
た。
【0022】実施例10 厚さ100μmのポリサルフォン製フイルム(住友ベー
クライト(株)製、商品名FS1300、ガラス転移温
度225℃)を室温の高圧容器中に設置し、ゲージ圧5
0kg/cm2 の炭酸ガスを室温にて24時間浸透させ
た後、高圧容器より樹脂フイルムを取り出し、200℃
に加熱し発泡させて厚さ110μm、気泡率80%、気
泡の平均径20μm以下の独立気泡のポリサルフォン発
泡フイルム2を作製した。この発泡フイルム2の表面は
凹凸もなく非常に平滑であった。次に、このポリサルフ
ォン発泡フイルム2を用いた他は実施例3と同様にして
図3に示す如き構成の6層回路基板を得た。この6層回
路基板の外層回路用銅箔に塩酸系のエッチング液を用い
て所定の回路を形成させた後、所定の位置にドリルによ
りスルーホールを形成し、無電解銅メッキにより内層回
路と外層回路とを導通させることにより、所望の6層回
路基板を得た。得られた6層回路基板は、誘電率が小さ
く、高周波用として好適なものである上に、耐熱性、寸
法安定性、耐衝撃性にも優れていた。
【0023】比較例1 市販のポリテトラフルオロエチレン製多孔質フイルム
(100μm、気孔率80%、ゴアテックス社製)2の
両面に、厚さ35μmの銅箔(古河サーキットフォイル
(株)社製、片面TSTO処理)3を、フッ素樹脂系の
接着剤を用いて接着させた。この時、接着剤層の厚みを
50μmとした。このようにして作製した両面銅張積層
板に塩酸系のエッチング液を用いて所定の回路を形成さ
せたところ、多孔質フイルム2中へのエッチング液の染
み込みが認められたため、接着剤層の厚みを100μm
にして、再びエッチングを行ったところ、エッチング液
が染み込むことなく回路が形成できた。しかしながら、
接着剤層の厚みを増加させたことにより、得られた両面
回路板の誘電率は、実施例3品に比較して15%大きく
なった。この後、回路板の多層化を実施例3と同様に行
い、図3に示す如き構成の6層回路基板を作製したが、
回路板の誘電率が大きくなったことにより、多層回路基
板全体の誘電率も増加し、高周波用としては実施例3品
より劣るものであった。
【0024】比較例2 市販のポリエチレン発泡体(発泡倍率30倍)をスライ
スして、厚さ100μmの発泡ポリエチレンフイルム2
を作製した。次に、この発泡フイルムにウレタン系の接
着剤を用いて厚さ35μmの銅箔(古河サーキットフォ
イル(株)社製、片面TSTO処理)を接着させようと
したが、該発泡フイルムはその気泡径が数百μm〜1m
mと大きいため、表面の凹凸が大きく、強固な接着強度
をもったものが得られなかった。また、作製した両面銅
張積層板に塩酸系のエッチング液を用いて所定の回路を
形成させたところ、エッチングする際に発泡ポリエチレ
ンフイルム2へのエッチング液の染み込みが認められ
た。 更に、得られた両面回路板を用いて回路板の多層
化を試みたが、ホットプレス法を用いた積層条件では、
両面回路板の誘電体層の発泡ポリエチレンフイルム2が
溶融してしまい、良好な多層回路基板は得られなかっ
た。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したごとく、本発明の高周波
用多層回路基板は、内層回路板1の誘電体層が、加圧下
で熱可塑性樹脂フイルムに炭酸ガスを接触させて炭酸ガ
スを含浸した後、圧力を開放した状態で加熱して該熱可
塑性樹脂フイルムを発泡させて得た微細な独立気泡をも
った低誘電率の熱可塑性樹脂発泡フイルム2であるた
め、多層化されても厚みが薄くコンパクト化が可能であ
ると共に全体の誘電率は低く、信号の高速伝送に好適な
高周波用多層回路基板である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高周波用多層回路基板の一実施例品で
ある3層回路基板の構成を説明するための断面説明図で
ある。
【図2】本発明の高周波用多層回路基板の一実施例品で
ある4層回路基板の構成を説明するための断面説明図で
ある。
【図3】本発明の高周波用多層回路基板の一実施例品で
ある6層回路基板の構成を説明するための断面説明図で
ある。
【符号の説明】
1・・・・内層回路板 2・・・・樹脂の発泡フイルム 3・・・・銅箔 4・・・・プリプレグ 5・・・・外層回路用金属箔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 尚樹 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内層回路板の外側に外層回路用金属箔が
    配置された高周波用多層回路基板において、前記内層回
    路板が、加圧下で熱可塑性樹脂フイルムに炭酸ガスを接
    触させて炭酸ガスを含浸した後、圧力を開放した状態で
    加熱することにより、前記熱可塑性樹脂フイルムを発泡
    させて得られる熱可塑性樹脂発泡フイルムを誘電体層と
    した回路板であることを特徴とする高周波用多層回路基
    板。
  2. 【請求項2】 内層回路板の誘電体層を構成する熱可塑
    性樹脂発泡フイルムが、厚さが200μm以下、気泡率
    が70%以上、平均気泡径が20μm以下の熱可塑性樹
    脂発泡フイルムであることを特徴とする請求項1記載の
    高周波用多層回路基板。
  3. 【請求項3】 内層回路板の誘電体層を構成する熱可塑
    性樹脂発泡フイルムが、ポリエチレンテレフタレート、
    ポリフェニレンサルファイドおよびポリエーテルエーテ
    ルケトンの群から選ばれたいずれかの結晶性熱可塑性樹
    脂の発泡フイルムであることを特徴とする請求項1記載
    の高周波用多層回路基板。
  4. 【請求項4】 内層回路板の誘電体層を構成する熱可塑
    性樹脂発泡フイルムが、ポリサルフォン、ポリエーテル
    サルフォンおよびポリエーテルイミドの群から選ばれた
    いずれかの非結晶性熱可塑性樹脂の発泡フイルムである
    ことを特徴とする請求項1記載の高周波用多層回路基
    板。
  5. 【請求項5】 多層回路基板が3層以上の回路層を持つ
    ものであることを特徴とする請求項1記載の高周波用多
    層回路基板。
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