JPH0720206A - 発振回路用出力回路 - Google Patents
発振回路用出力回路Info
- Publication number
- JPH0720206A JPH0720206A JP5151880A JP15188093A JPH0720206A JP H0720206 A JPH0720206 A JP H0720206A JP 5151880 A JP5151880 A JP 5151880A JP 15188093 A JP15188093 A JP 15188093A JP H0720206 A JPH0720206 A JP H0720206A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- oscillation circuit
- buffer
- semiconductor switch
- resistor
- Prior art date
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- Pending
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- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テスト時に外部から直接クロック信号を入力
する際に、テスタの容量によって内部回路が遅延するの
を防止する。 【構成】 発振回路用バッファ12と、その出力端子X
int の間に、半導体スイッチ40、51、52、53を
設け、内部回路を外部負荷容量から切離し可能とする。
する際に、テスタの容量によって内部回路が遅延するの
を防止する。 【構成】 発振回路用バッファ12と、その出力端子X
int の間に、半導体スイッチ40、51、52、53を
設け、内部回路を外部負荷容量から切離し可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外付け振動子と内部回
路を接続するための、発振回路用バッファを含む発振回
路用出力回路に係り、特に、発振回路用バッファの出力
端子に接触するテスタ(プローブピン)の負荷容量に拘
らず、内部回路の正常動作が可能な発振回路用出力回路
に関するものである。
路を接続するための、発振回路用バッファを含む発振回
路用出力回路に係り、特に、発振回路用バッファの出力
端子に接触するテスタ(プローブピン)の負荷容量に拘
らず、内部回路の正常動作が可能な発振回路用出力回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水晶又はセラミック振動子等の外付け振
動子を用いて構成される発振回路のチップ10には、図
1に示す如く、出力端子Xin、Xint と、例えば反転ゲ
ートで構成される発振回路用バッファ12と、が備えら
れている。
動子を用いて構成される発振回路のチップ10には、図
1に示す如く、出力端子Xin、Xint と、例えば反転ゲ
ートで構成される発振回路用バッファ12と、が備えら
れている。
【0003】前記出力端子Xin、Xint には、水晶又は
セラミックの振動子20と、例えば1MΩ程度の帰還抵
抗22と、バッファ12のゲインを抑えて、高調波等の
異常発振を防止するための、例えば数百Ω〜数百KΩの
制限抵抗24と、例えば10〜30p Fのコンデンサ2
6、28が接続される。
セラミックの振動子20と、例えば1MΩ程度の帰還抵
抗22と、バッファ12のゲインを抑えて、高調波等の
異常発振を防止するための、例えば数百Ω〜数百KΩの
制限抵抗24と、例えば10〜30p Fのコンデンサ2
6、28が接続される。
【0004】このような発振回路をテストする際に、発
振回路を構成せず、図2に示す如く、出力端子Xinに接
続した外部発振器30から直接クロック信号を入力する
場合、本来は、信号を取り出す必要がなく、解放してお
くべき他方の出力端子Xintにも、テスタのプローブピ
ンが接触してしまい、例えば70〜100p F程度のテ
スタ等の容量32が接続されてしまうことがある。する
と、この容量32は、発振回路用バッファ12の出力側
に存在することになる。
振回路を構成せず、図2に示す如く、出力端子Xinに接
続した外部発振器30から直接クロック信号を入力する
場合、本来は、信号を取り出す必要がなく、解放してお
くべき他方の出力端子Xintにも、テスタのプローブピ
ンが接触してしまい、例えば70〜100p F程度のテ
スタ等の容量32が接続されてしまうことがある。する
と、この容量32は、発振回路用バッファ12の出力側
に存在することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、発振回路用バッ
ファ12の反転ゲートは1段構成であるため、駆動能力
が弱いにも拘らず、テスタ等の容量32がかなり大きい
ため、端子XinとZ間で相当の遅延を生じ、内部回路が
規定周波数で機能しなくなることがあるという問題点を
有していた。
ファ12の反転ゲートは1段構成であるため、駆動能力
が弱いにも拘らず、テスタ等の容量32がかなり大きい
ため、端子XinとZ間で相当の遅延を生じ、内部回路が
規定周波数で機能しなくなることがあるという問題点を
有していた。
【0006】又、図1から明らかなように、従来の発振
回路は、振動子20の他に、帰還抵抗22、制限抵抗2
4等の外付け部品が多いという問題点も有していた。
回路は、振動子20の他に、帰還抵抗22、制限抵抗2
4等の外付け部品が多いという問題点も有していた。
【0007】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたもので、テスト時等に、発振回路を構成せ
ず、外部から直接信号を入力する際にも、内部回路の正
常動作が可能な発振回路用出力回路を提供することを目
的とする。
くなされたもので、テスト時等に、発振回路を構成せ
ず、外部から直接信号を入力する際にも、内部回路の正
常動作が可能な発振回路用出力回路を提供することを目
的とする。
【0008】
【問題点を解決するための手段】本発明は、外付け振動
子と内部回路を接続するための、発振回路用バッファを
含む発振回路用出力回路において、前記発振回路用バッ
ファと、その出力端子の間に半導体スイッチを設け、内
部回路を外部負荷容量から切離し可能とすることによ
り、前記目的を達成したものである。
子と内部回路を接続するための、発振回路用バッファを
含む発振回路用出力回路において、前記発振回路用バッ
ファと、その出力端子の間に半導体スイッチを設け、内
部回路を外部負荷容量から切離し可能とすることによ
り、前記目的を達成したものである。
【0009】又、前記半導体スイッチのオン抵抗を、発
振回路の制限抵抗として利用したものである。
振回路の制限抵抗として利用したものである。
【0010】又、前記半導体スイッチを複数個並列接続
し、制限抵抗の値を切換え可能としたものである。
し、制限抵抗の値を切換え可能としたものである。
【0011】
【作用】本発明においては、発振回路用バッファと、そ
の出力端子の間に半導体スイッチを設けたので、例えば
テスト時には、該半導体スイッチをオフとして、内部回
路を外部負荷容量から切離すことが可能となり、出力端
子に接触するテスタ等の容量が大きくても、これによる
遅延等の悪影響を受けることがなく、内部回路は規定周
波数で正常に機能することができる。
の出力端子の間に半導体スイッチを設けたので、例えば
テスト時には、該半導体スイッチをオフとして、内部回
路を外部負荷容量から切離すことが可能となり、出力端
子に接触するテスタ等の容量が大きくても、これによる
遅延等の悪影響を受けることがなく、内部回路は規定周
波数で正常に機能することができる。
【0012】特に、前記半導体スイッチのオン抵抗を、
発振回路の制限抵抗として利用した場合には、外付け部
品の数を削減することができる。
発振回路の制限抵抗として利用した場合には、外付け部
品の数を削減することができる。
【0013】更に、前記半導体スイッチを複数個並列接
続し、制限抵抗の値を切換え可能とした場合には、実製
品で制限抵抗の値を最適化することができる。
続し、制限抵抗の値を切換え可能とした場合には、実製
品で制限抵抗の値を最適化することができる。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して、本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0015】本発明の第1実施例は、図3に示す如く、
発振回路用バッファ12と、その出力端子Xint の間
に、例えばトランスファゲートからなるMOSの半導体
スイッチ40を設け、外部から直接信号を入力する際に
は、この半導体スイッチ40をオフとして、内部回路
と、出力端子Xint に接触するテスタ等の外部負荷容量
との経路を遮断できるようにしたものである。
発振回路用バッファ12と、その出力端子Xint の間
に、例えばトランスファゲートからなるMOSの半導体
スイッチ40を設け、外部から直接信号を入力する際に
は、この半導体スイッチ40をオフとして、内部回路
と、出力端子Xint に接触するテスタ等の外部負荷容量
との経路を遮断できるようにしたものである。
【0016】図において、TE、TEバーは、半導体ス
イッチ40のオンオフ状態を制御するための信号であ
る。
イッチ40のオンオフ状態を制御するための信号であ
る。
【0017】前記半導体スイッチ40を構成するトラン
スファゲートは、図4に等価回路を示す如く、スイッチ
40Sとオン抵抗40Rから構成されると等価的に考え
ることができるので、このオン抵抗40Rを、例えば2
20Ω〜2.2KΩの値とし、発振回路の制限抵抗(図
1の24)として利用することができる。そのため、本
実施例においては、従来は外付けされていた帰還抵抗2
2を、チップ内部に設けており、外付け部品の数が一層
削減されている。
スファゲートは、図4に等価回路を示す如く、スイッチ
40Sとオン抵抗40Rから構成されると等価的に考え
ることができるので、このオン抵抗40Rを、例えば2
20Ω〜2.2KΩの値とし、発振回路の制限抵抗(図
1の24)として利用することができる。そのため、本
実施例においては、従来は外付けされていた帰還抵抗2
2を、チップ内部に設けており、外付け部品の数が一層
削減されている。
【0018】本実施例において、テスタを接続する際に
は、前記半導体スイッチ40をオフとする。すると、出
力端子Xint を介して外部負荷容量に接続する経路が遮
断され、出力端子Xinに外部から入力されたクロック信
号の遅延が小さくなり、外部からの信号でチップ10を
動作することが可能となり、テストが容易になる。更
に、外部から入力されるクロック信号の遅延が小さくな
るため、クロックバッファとしても利用できる。
は、前記半導体スイッチ40をオフとする。すると、出
力端子Xint を介して外部負荷容量に接続する経路が遮
断され、出力端子Xinに外部から入力されたクロック信
号の遅延が小さくなり、外部からの信号でチップ10を
動作することが可能となり、テストが容易になる。更
に、外部から入力されるクロック信号の遅延が小さくな
るため、クロックバッファとしても利用できる。
【0019】次に、本発明の第2実施例を詳細に説明す
る。
る。
【0020】この第2実施例は、図5に示す如く、前記
第1実施例と同様の発振回路用出力回路において、半導
体スイッチを複数個、例えば51、52、53の3個設
けたものである。
第1実施例と同様の発振回路用出力回路において、半導
体スイッチを複数個、例えば51、52、53の3個設
けたものである。
【0021】本実施例においては、前記半導体スイッチ
51、52、53を構成するトランスファゲートのオン
抵抗を適宜選定しておくことにより、該半導体スイッチ
51、52、53のいずれか1つ、任意の2つ、又は3
つ全てをオンとすることによって、制限抵抗値を自在に
切換えることができ、実製品での制限抵抗値の最適化を
実現できる。
51、52、53を構成するトランスファゲートのオン
抵抗を適宜選定しておくことにより、該半導体スイッチ
51、52、53のいずれか1つ、任意の2つ、又は3
つ全てをオンとすることによって、制限抵抗値を自在に
切換えることができ、実製品での制限抵抗値の最適化を
実現できる。
【0022】テスタを接続する際には、前記半導体スイ
ッチ51、52、53を全てオフとする。
ッチ51、52、53を全てオフとする。
【0023】なお、前記第2実施例においては、並列接
続される半導体スイッチの数が3個とされていたが、半
導体スイッチの個数はこれに限定されない。
続される半導体スイッチの数が3個とされていたが、半
導体スイッチの個数はこれに限定されない。
【0024】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、発
振回路用バッファの出力端子にテスタのプローブピン等
が接触する場合でも、このテスタ等による外部負荷容量
を内部回路から切離すことができるので、外部から入力
されたクロック信号の遅延が小さくなり、外部からの信
号で内部回路を正常に動作させることが可能となり、テ
ストが容易になる。又、遅延が小さくなるため、クロッ
クバッファとしても利用できる等の優れた効果を有す
る。
振回路用バッファの出力端子にテスタのプローブピン等
が接触する場合でも、このテスタ等による外部負荷容量
を内部回路から切離すことができるので、外部から入力
されたクロック信号の遅延が小さくなり、外部からの信
号で内部回路を正常に動作させることが可能となり、テ
ストが容易になる。又、遅延が小さくなるため、クロッ
クバッファとしても利用できる等の優れた効果を有す
る。
【0025】更に、前記半導体スイッチのオン抵抗を、
発振回路の制限抵抗として利用した場合には、外付け部
品数を削減できるという効果もある。
発振回路の制限抵抗として利用した場合には、外付け部
品数を削減できるという効果もある。
【図1】従来の発振回路チップと外付け部品の接続状態
を示す回路図
を示す回路図
【図2】図1の発振回路チップにテスタを接続して外部
信号を入力している状態を示す回路図
信号を入力している状態を示す回路図
【図3】本発明の第1実施例の構成を示す回路図
【図4】図3の等価回路を示す回路図
【図5】本発明の第2実施例の構成を示す回路図
10…発振回路チップ 12…発振回路用バッファ Xin、Xint …出力端子 40、51、52、53…半導体スイッチ 40S…スイッチ 40R…オン抵抗
Claims (3)
- 【請求項1】外付け振動子と内部回路を接続するため
の、発振回路用バッファを含む発振回路用出力回路にお
いて、 前記発振回路用バッファと、その出力端子の間に半導体
スイッチを設け、 内部回路を外部負荷容量から切離し可能としたことを特
徴とする発振回路用出力回路。 - 【請求項2】請求項1において、前記半導体スイッチの
オン抵抗を、発振回路の制限抵抗として利用したことを
特徴とする発振回路用出力回路。 - 【請求項3】請求項2において、前記半導体スイッチを
複数個並列接続し、制限抵抗の値を切換え可能としたこ
とを特徴とする発振回路用出力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5151880A JPH0720206A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 発振回路用出力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5151880A JPH0720206A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 発振回路用出力回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0720206A true JPH0720206A (ja) | 1995-01-24 |
Family
ID=15528226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5151880A Pending JPH0720206A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 発振回路用出力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720206A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008512682A (ja) * | 2004-09-09 | 2008-04-24 | フォームファクター, インコーポレイテッド | 遠隔でテストチャンネルをバッファリングする方法および装置 |
-
1993
- 1993-06-23 JP JP5151880A patent/JPH0720206A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008512682A (ja) * | 2004-09-09 | 2008-04-24 | フォームファクター, インコーポレイテッド | 遠隔でテストチャンネルをバッファリングする方法および装置 |
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