JPH0720024Y2 - 燃料タンクの固定装置 - Google Patents

燃料タンクの固定装置

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JPH0720024Y2
JPH0720024Y2 JP1985199889U JP19988985U JPH0720024Y2 JP H0720024 Y2 JPH0720024 Y2 JP H0720024Y2 JP 1985199889 U JP1985199889 U JP 1985199889U JP 19988985 U JP19988985 U JP 19988985U JP H0720024 Y2 JPH0720024 Y2 JP H0720024Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
tank
fuel tank
mounting surface
wedge
rubber sheet
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985199889U
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English (en)
Other versions
JPS62110026U (ja
Inventor
直照 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、特に大型車両の燃料タンクの固定装置の改
良に関する。
(従来の技術) 従来、車両の振動又は衝突時の衝撃等により、ドラム型
燃料タンクが前後方向にズレ、燃料タンクの損傷、例え
ば他部品との干渉による穴あき、支持バンドとニップル
との干渉によるニップル破壊、あるいはラバーホースの
脱落、破損等により、燃料もれを惹起する危険を防止す
るため、ドラム型燃料タンクの固定方法として以下のよ
うな方法が考えられてきた。第1に、支持バンドの締付
力の強化による固定であり(実開昭57−48124号、実開
昭59−53124)、第2に燃料タンクにビードを入れ、そ
れに支持ブラケットを嵌入係合して固定するものであ
り、第3に燃料タンクにストッパーを取付けるものであ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、第1の方法では衝突時に衝撃に対しては
不十分である一方、タンクの剛性等上締付力の強化には
限度があり、又、締付力の経時変化による低下の問題も
生ずる。第2の方法では、長手方向に対し直角にビード
を入れる必要上、大容量タンクではタンク自体の耐久強
度上問題があり、又、ロール製形タンクではビードが入
れられないという欠点がある。又、第3の方法では衝突
時に衝撃によってストッパーが破損し、それによって逆
に燃料タンクを損傷する危険がある。
そこで、この考案は上記従来のものの欠陥を改良するも
のであり、衝撃等による燃料タンクの前後方向へのズレ
を防止し、もって燃料タンク損傷による燃料もれ防止を
図るものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の燃料タンクの固定
装置は、一対のL字状支持ブラケットの縦方向のブラケ
ット部分により車両フレームに取付けられ、横方向のブ
ラケット部分上にタンクを載置し、上記縦、横方向のブ
ラケット部分に掛け渡される支持バンドにより、上記タ
ンク外周を緊締するように構成された燃料タンク装置に
おいて、上記縦方向のブラケット部分に上記タンクの側
面に対して車体前後方向に対向して傾斜した取付面を形
成し、上記タンクの側面の上記傾斜した取付面との対向
部位に上記取付面と同一傾斜面を有するくさび形断面形
状のラバーシートを接着し、上記縦方向のブラケット部
分の傾斜した取付面に上記くさび形断面形状のラバーシ
ートを介在せしめて上記タンクを取付けるようにしたこ
とを特徴とするものである。
(作用) 本考案の燃料タンクの固定装置は、上記の構成をもつの
で、衝突等により前後方向に力が作用した場合、タンク
本体と接着するラバーシートと傾斜断面の支持ブラケッ
トとのくさび効果により、燃料タンクの前後方向へのズ
レを防止し、もって燃料タンク損傷による燃料もれ防止
を図ることができる。
(実施例) 本考案の実施例を図について説明する。
1は燃料タンクであり、2は縦方向のブラケット部分と
横方向のブラケット部分からなる一対のL字状支持ブラ
ケットであって、両支持ブラケットで燃料タンク1を支
持するものであり、第2図に示すように上記縦方向のブ
ラケット部分のタンク取付面の断面は車体前後方向にお
いてタンク中央側に対向して傾斜した形状をなし、3は
ラバーシートであって、第2図に示すようにその断面は
上記縦方向のブラケット部分のタンク取付面と同一傾斜
面を有するくさび型形状をなし、かつ燃料タンク1と支
持ブラケット2の上記縦方向のブラケット部分間にくさ
び型に係合するように燃料タンク1に接着され、4は支
持バンドであってボルト5によって支持ブラケット2と
接続し、外側から燃料タンクを固定し、6は車両フレー
ムである。
このようにしてなるので、L字形の支持ブラケット2を
車両フレーム6に設置し、その支持ブラケット2上に燃
料タンク1に接着したラバーシート3を当接する。この
時、支持ブラケット2はタンク中央部に対向して傾斜し
た断面形状をし、一方、ラバーシート3はくさび型断面
形状をしているので、ラバーシート3、すなわち燃料タ
ンク1の支持ブラケット2と接着面が、車両フレーム6
あるいは地面と平行となる。こうして、支持ブラケット
2上に燃料タンク1を載置し、これに支持バンド4を掛
け渡し、両端をボルト5で支持ブラケット2に接続し、
支持バンド4を締付けることによって燃料タンク1が完
全に固定される。
(考案の効果) 以上のように、本考案の燃料タンクの固定装置は、一対
のL字状支持ブラケットの縦方向のブラケット部分によ
り車両フレームに取付けられ、横方向のブラケット部分
上にタンクを載置し、上記縦、横方向のブラケット部分
に掛け渡される支持バンドにより、上記タンク外周を緊
締するように構成された燃料タンク装置において、上記
縦方向のブラケット部分に上記タンクの側面に対して車
体前後方向に対向して傾斜した取付面を形成し、上記タ
ンクの側面の上記傾斜した取付面との対向部位に上記取
付面と同一傾斜面を有するくさび形断面形状のラバーシ
ートを接着し、上記縦方向のブラケット部分の傾斜した
取付面に上記くさび形断面形状のラバーシートを介在せ
しめて上記タンクを取付けるようにしたので、衝突等に
より燃料タンクに前後方向へ力が作用した場合、縦溝ブ
ラケット間の支持バンドによりブラケット上の取付面と
ラバーシートが効果的に圧着されるから、その前後方向
への力を燃料タンク本体に接着したラバーシートと、傾
斜面の支持ブラケット間のくさび直角方向に強く作用す
ることなく緩衝し、これにより燃料タンクの前後方向へ
のズレとタンクの損傷を未然に防止するとともに、ラバ
ーシートを介在することにより、燃料タンク組付時の組
付誤差が許容され、位置決めをも容易にするという寸法
管理が軽減できる優れた効果をもつものである。
また、燃料タンクの前後方向へのズレ止め手段の設置を
燃料タンクの車両フレームへの装着と同時にボルト締め
により行うことができ、組付作業性が向上する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の燃料タンクの固定装置の実施例を示
す斜視図であり、第2図は同じく実施例を示す平面図で
ある。 1……燃料タンク、2……支持ブラケット、3……ラバ
ーシート、4……支持バンド、5……ボルト、6……車
両フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のL字状支持ブラケットの縦方向のブ
    ラケット部分により車両フレームに取付けられ、横方向
    のブラケット部分上にタンクを載置し、上記縦、横方向
    のブラケット部分に掛け渡される支持バンドにより、上
    記タンク外周を緊締するように構成された燃料タンク装
    置において、上記縦方向のブラケット部分に上記タンク
    の側面に対して車体前後方向に対向して傾斜した取付面
    を形成し、上記タンクの側面の上記傾斜した取付面との
    対向部位に上記取付面と同一傾斜面を有するくさび形断
    面形状のラバーシートを接着し、上記縦方向のブラケッ
    ト部分の傾斜した取付面に上記くさび形断面形状のラバ
    ーシートを介在せしめて上記タンクを取付けるようにし
    たことを特徴とする燃料タンクの固定装置。
JP1985199889U 1985-12-28 1985-12-28 燃料タンクの固定装置 Expired - Lifetime JPH0720024Y2 (ja)

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JPS62110026U JPS62110026U (ja) 1987-07-14
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ID=31161930

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55129830U (ja) * 1979-03-09 1980-09-13
JPS5655048U (ja) * 1979-09-29 1981-05-13
JPS5748124U (ja) * 1980-09-03 1982-03-17
JPS607938Y2 (ja) * 1980-12-17 1985-03-19 株式会社兵庫商会 ライトバンに於ける燃料タンク取付装置

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JPS62110026U (ja) 1987-07-14

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