JPS6333015B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6333015B2 JPS6333015B2 JP11815480A JP11815480A JPS6333015B2 JP S6333015 B2 JPS6333015 B2 JP S6333015B2 JP 11815480 A JP11815480 A JP 11815480A JP 11815480 A JP11815480 A JP 11815480A JP S6333015 B2 JPS6333015 B2 JP S6333015B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- center
- center hole
- spring
- thickness direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 3
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 description 2
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/36—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
- F16F1/366—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers made of fibre-reinforced plastics, i.e. characterised by their special construction from such materials
- F16F1/368—Leaf springs
- F16F1/3683—Attachments or mountings therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2200/00—Indexing codes relating to suspension types
- B60G2200/30—Rigid axle suspensions
- B60G2200/31—Rigid axle suspensions with two trailing arms rigidly connected to the axle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/43—Fittings, brackets or knuckles
- B60G2204/4306—Bracket or knuckle for rigid axles, e.g. for clamping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はFRPばね板に関する。
自動車用懸架装置等に用いられる板ばね装置に
おいては、帯状ばね板の長手方向中央部近傍を厚
さ方向に締付けるためにＵボルト等と座板等から
なる締付け手段が用いられている。しかしながら
FRP製のばね板は樹脂が硬化する時に収縮する
ため、板幅方向に板厚がばらつきやすい。しかも
FRPばね板は弾性変形し易いので上記締付手段
による締付が不均一になり易く、かつ寸法精度を
充分高くすることが困難であるとともに異方性で
ある（強化繊維が主としてばね板の長手方向沿い
に埋設されている）ので、上記締付手段による締
付領域、すなわち被締付部分における応力分布が
複雑になり易い。たとえば、板幅方向中央部の板
厚が板幅方向両端部（いわゆるコバ部）の板厚よ
りも厚くなつていると、センタ孔の有無にかかわ
りなく、Ｕボルト等で板厚方向に強く締付けた場
合に、ばね板中央部に応力が集中したり、あるい
は板幅方向両端部が厚み方向に撓むような曲げモ
ーメントが生じることにより、繊維の配列方向
（ばね板の長手方向）に沿つて亀裂が入り、いわ
ゆる「縦割れ」を生じる原因になる。特にセンタ
孔を有するばね板では、センタ孔の周りで繊維が
切断されているので、この孔の周りが他の部位よ
りも板厚が厚くなつていると、厚み方向に強く締
付けた場合に、センタ孔周りにおける応力集中に
より、繊維の配列方向に沿つて縦割れを生じる原
因になる。このようにFRP製のばね板にあつて
は、Ｕボルト等の締付け手段によつて板厚方向に
締付けるようにした場合に、センタ孔の有無にか
かわりなく縦割れが生じやすい状況下におかれて
いる。
おいては、帯状ばね板の長手方向中央部近傍を厚
さ方向に締付けるためにＵボルト等と座板等から
なる締付け手段が用いられている。しかしながら
FRP製のばね板は樹脂が硬化する時に収縮する
ため、板幅方向に板厚がばらつきやすい。しかも
FRPばね板は弾性変形し易いので上記締付手段
による締付が不均一になり易く、かつ寸法精度を
充分高くすることが困難であるとともに異方性で
ある（強化繊維が主としてばね板の長手方向沿い
に埋設されている）ので、上記締付手段による締
付領域、すなわち被締付部分における応力分布が
複雑になり易い。たとえば、板幅方向中央部の板
厚が板幅方向両端部（いわゆるコバ部）の板厚よ
りも厚くなつていると、センタ孔の有無にかかわ
りなく、Ｕボルト等で板厚方向に強く締付けた場
合に、ばね板中央部に応力が集中したり、あるい
は板幅方向両端部が厚み方向に撓むような曲げモ
ーメントが生じることにより、繊維の配列方向
（ばね板の長手方向）に沿つて亀裂が入り、いわ
ゆる「縦割れ」を生じる原因になる。特にセンタ
孔を有するばね板では、センタ孔の周りで繊維が
切断されているので、この孔の周りが他の部位よ
りも板厚が厚くなつていると、厚み方向に強く締
付けた場合に、センタ孔周りにおける応力集中に
より、繊維の配列方向に沿つて縦割れを生じる原
因になる。このようにFRP製のばね板にあつて
は、Ｕボルト等の締付け手段によつて板厚方向に
締付けるようにした場合に、センタ孔の有無にか
かわりなく縦割れが生じやすい状況下におかれて
いる。
本発明は上記事情のもとになされたもので、そ
の目的とするところは、被締付部分における応力
が複雑な分布をせず、またセンタ孔を有するばね
板においてはセンタ孔周辺に過大な応力集中を生
ずるようなことのないFRPばね板を提供するこ
とにある。
の目的とするところは、被締付部分における応力
が複雑な分布をせず、またセンタ孔を有するばね
板においてはセンタ孔周辺に過大な応力集中を生
ずるようなことのないFRPばね板を提供するこ
とにある。
以下、本発明のセンタ孔を有する場合を図示の
一実施例について説明する。第１図においてばね
板１はガラス繊維、カーボン繊維またはその他の
適宜補強繊維あるいはこれらの混合物等が埋設さ
れた合成樹脂、すなわちFRP材から帯状に形成
されている。このFRPばね板１は中央部または
その近傍に形設され厚さ方向に貫通するセンタ孔
２を備えている。また、ばね板１はセンタ孔２の
周縁部、すなわち中央部近傍３がその外囲部より
薄肉に形成されることにより、厚さ方向一側また
は両側（第１図は一側のみを示す）に凹部４が形
設されている。このような凹部４は、外囲部との
段差が僅かであつてよく、ばね板１の成形用型に
凹部４に対応する薄片を貼着しておくなどするこ
とにより、センタ孔２と共にばね板１の成形時に
同時に形成される。なお、凹部４の形状は図示の
ように長円形状または楕円形状などであつても、
あるいは円形状または多角形状などであつてもよ
く、外周部との境界部には適宜のテーパ部を形成
しておくのがよい。
一実施例について説明する。第１図においてばね
板１はガラス繊維、カーボン繊維またはその他の
適宜補強繊維あるいはこれらの混合物等が埋設さ
れた合成樹脂、すなわちFRP材から帯状に形成
されている。このFRPばね板１は中央部または
その近傍に形設され厚さ方向に貫通するセンタ孔
２を備えている。また、ばね板１はセンタ孔２の
周縁部、すなわち中央部近傍３がその外囲部より
薄肉に形成されることにより、厚さ方向一側また
は両側（第１図は一側のみを示す）に凹部４が形
設されている。このような凹部４は、外囲部との
段差が僅かであつてよく、ばね板１の成形用型に
凹部４に対応する薄片を貼着しておくなどするこ
とにより、センタ孔２と共にばね板１の成形時に
同時に形成される。なお、凹部４の形状は図示の
ように長円形状または楕円形状などであつても、
あるいは円形状または多角形状などであつてもよ
く、外周部との境界部には適宜のテーパ部を形成
しておくのがよい。
上記ばね板１を車両懸架用板ばね装置に用いる
場合には、第２図および第３図に例示するように
たとえば２つのFRPばね板１ａ，１ｂを厚さ方
向に重合し、センタ孔２にセンタボルト５を挿通
してナツト６を縲着することにより相対的に位置
決めする。そして、締付手段７の上部部材８およ
び下部部材９により中央部近傍を厚さ方向に挾
み、Ｕボルト１０およびナツト１１により締付け
る。
場合には、第２図および第３図に例示するように
たとえば２つのFRPばね板１ａ，１ｂを厚さ方
向に重合し、センタ孔２にセンタボルト５を挿通
してナツト６を縲着することにより相対的に位置
決めする。そして、締付手段７の上部部材８およ
び下部部材９により中央部近傍を厚さ方向に挾
み、Ｕボルト１０およびナツト１１により締付け
る。
上記構成によれば、ばね板１ａ，１ｂは中央部
近傍３が凹部４を有して薄肉に形成されているの
で、締付手段７による締付力は凹部４の外囲部に
おける厚肉部を介してばね板１ａ，１ｂに加えら
れる。したがつて、中央部近傍３における応力が
複雑な分布をなすことが防止されるとともにセン
タ孔２周縁部に過度の応力集中が発生するのが防
止され、ばね板１ａ，１ｂの耐久性を向上させる
ことができる。更に締結部におけるFRPばね板
間に、プラスチツク板やゴム板などの板を挿入し
た場合には、締結による面圧を一層均一にするこ
とができる。
近傍３が凹部４を有して薄肉に形成されているの
で、締付手段７による締付力は凹部４の外囲部に
おける厚肉部を介してばね板１ａ，１ｂに加えら
れる。したがつて、中央部近傍３における応力が
複雑な分布をなすことが防止されるとともにセン
タ孔２周縁部に過度の応力集中が発生するのが防
止され、ばね板１ａ，１ｂの耐久性を向上させる
ことができる。更に締結部におけるFRPばね板
間に、プラスチツク板やゴム板などの板を挿入し
た場合には、締結による面圧を一層均一にするこ
とができる。
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるも
のではなく、その要旨とするところの範囲内で
種々変更ないし応用が可能である。
のではなく、その要旨とするところの範囲内で
種々変更ないし応用が可能である。
本発明は、上述したようにばね板を厚さ方向に
締付ける締付手段による締付領域の中央部分をそ
の外囲部よりも薄肉に形成したので、上記締付手
段によつて板厚方向に加わる締付力を、上記外囲
部すなわちばね板の板幅方向両端側に分散させ両
側から安定した状態で支持できることになる。こ
のため、センタ孔の有無にかかわらず、厚み方向
に強く締付けた場合に板幅方向中央部分に応力が
集中することによる縦割れの発生を回避できると
ともに、強い締付けによつてこのばね板の板幅方
向両端部が厚み方向に撓むような曲げモーメント
が生じることを回避できるし、板幅方向中央部の
応力が複雑な分布になることも回避できる。そし
てセンタ孔周縁部の応力集中が特に過大になるこ
ともなく、また、ばね板の長手方向に沿う亀裂の
発生等をも効果的に防止することができ、耐久性
を大幅に向上させることができる。
締付ける締付手段による締付領域の中央部分をそ
の外囲部よりも薄肉に形成したので、上記締付手
段によつて板厚方向に加わる締付力を、上記外囲
部すなわちばね板の板幅方向両端側に分散させ両
側から安定した状態で支持できることになる。こ
のため、センタ孔の有無にかかわらず、厚み方向
に強く締付けた場合に板幅方向中央部分に応力が
集中することによる縦割れの発生を回避できると
ともに、強い締付けによつてこのばね板の板幅方
向両端部が厚み方向に撓むような曲げモーメント
が生じることを回避できるし、板幅方向中央部の
応力が複雑な分布になることも回避できる。そし
てセンタ孔周縁部の応力集中が特に過大になるこ
ともなく、また、ばね板の長手方向に沿う亀裂の
発生等をも効果的に防止することができ、耐久性
を大幅に向上させることができる。
第１図は本発明の一実施例を示す部分斜視図、
第２図は同例を車両懸架装置に適用した場合を例
示する側面図、第３図は第２図の―線に沿う
断面図である。 １…FRPばね板、３…中央部近傍、４…凹部、
７…締付手段。
第２図は同例を車両懸架装置に適用した場合を例
示する側面図、第３図は第２図の―線に沿う
断面図である。 １…FRPばね板、３…中央部近傍、４…凹部、
７…締付手段。
Claims (1)
- １ FRP材から帯状に形成され長手方向中央部
近傍が締付手段によつて厚さ方向に締付けられる
ものにおいて、上記締付手段による締付領域の中
央部分をその外囲部よりも薄肉に形成したことを
特徴とするFRPばね板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11815480A JPS5743035A (en) | 1980-08-27 | 1980-08-27 | Frp spring plate |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11815480A JPS5743035A (en) | 1980-08-27 | 1980-08-27 | Frp spring plate |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5743035A JPS5743035A (en) | 1982-03-10 |
| JPS6333015B2 true JPS6333015B2 (ja) | 1988-07-04 |
Family
ID=14729425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11815480A Granted JPS5743035A (en) | 1980-08-27 | 1980-08-27 | Frp spring plate |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5743035A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6012709A (en) * | 1997-08-06 | 2000-01-11 | Pacific Coast Composites | Hybrid leaf spring and suspension system for supporting an axle on a vehicle |
| US6461455B1 (en) | 2000-01-24 | 2002-10-08 | Pacific Coast Composites | Method of producing a hybrid leaf spring |
| DE10241009A1 (de) * | 2002-09-05 | 2004-03-25 | Bombardier Transportation Gmbh | Vorrichtung zum Einspannen von Faserverbundbauelementen |
| DE102011055625A1 (de) * | 2011-11-23 | 2013-05-23 | Benteler Automobiltechnik Gmbh | Kraftfahrzeugachse sowie Verfahren zur Herstellung einer Querblattfeder |
-
1980
- 1980-08-27 JP JP11815480A patent/JPS5743035A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5743035A (en) | 1982-03-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR910005043B1 (ko) | 액슬 클램프 | |
| JPS6333015B2 (ja) | ||
| GB2062805A (en) | Connection structure for vehicle body parts | |
| AU569899B2 (en) | Securing composite material springs | |
| IE51513B1 (en) | Composite springs | |
| JPS62160907A (ja) | 車両懸架装置 | |
| JP3670035B2 (ja) | 配管用クランプ | |
| EP0283318A1 (en) | Assembly including leaf spring of composite material | |
| JPS6234038Y2 (ja) | ||
| JPS6319738B2 (ja) | ||
| JP2000062478A (ja) | 建設機械の燃料タンク固定構造 | |
| JP2010159861A (ja) | 防振装置 | |
| JPH0141948Y2 (ja) | ||
| JP2002059498A (ja) | Ｆｒｐ構造体 | |
| JP2502843Y2 (ja) | ファンシュラウドの取付構造 | |
| EP0256007B1 (en) | Securing components to springs of composite material | |
| JP3728337B2 (ja) | 緩衝材及びその製造方法 | |
| JPH0720024Y2 (ja) | 燃料タンクの固定装置 | |
| JP2505027Y2 (ja) | バンパ―サイドの固定構造 | |
| JPH066971Y2 (ja) | 車両用接着式ウインドウパネルのダムラバ− | |
| JPS6236967Y2 (ja) | ||
| JPH0213829Y2 (ja) | ||
| JPS6338265Y2 (ja) | ||
| JPH0628907Y2 (ja) | ケーブル用標示板 | |
| JPS6216511Y2 (ja) |