JPH0720020Y2 - 搬送パレットの構造 - Google Patents

搬送パレットの構造

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JPH0720020Y2
JPH0720020Y2 JP1988009461U JP946188U JPH0720020Y2 JP H0720020 Y2 JPH0720020 Y2 JP H0720020Y2 JP 1988009461 U JP1988009461 U JP 1988009461U JP 946188 U JP946188 U JP 946188U JP H0720020 Y2 JPH0720020 Y2 JP H0720020Y2
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JP
Japan
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pallet
fork
package
tip
truck
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JP1988009461U
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JPH01114540U (ja
Inventor
勝士 山田
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、搬送物をトラックに載せるに当たって搬送物
をトラックの荷台まで搬送して載せた後は搬送物を残し
て取り出すことができるようにした搬送パレットの構造
に関する。
[従来の技術] 従来から建築用の壁パネルなどの建築用パネル11を複数
枚搬送するに当たって、対向する搬送用支持枠10の間に
複数枚の建築用パネル11を架けわたしてボルトなどで固
定して、第3図に示すような梱包体13を構成し、この搬
送物1である梱包体13をトラックなどで現場に搬送し、
この梱包体13を現場でボルトを外すことで一枚一枚の建
築用パネル11に分離して現場で施工するようにしてい
た。そして梱包体13は建築用パネル11の下端が搬送用支
持枠10の下端よりも上方に位置しており、梱包体13をト
ラックなどに載せるにはフォークリフトのフォーク5を
建築用パネル11の下方に差し込んでフォーク5で建築用
パネル11を持ち上げることで梱包体13を全体として持ち
上げ、この状態でトラックの荷台に載せていた。
また他の従来例としては、搬送物をパレットの上に載せ
てパレットにフォークリフトのフォークを差し込んで持
ち上げ、これをトラックの荷台に載せ、パレットに載せ
たまま搬送物をトラックで運ぶようにしていた。
[考案が解決しようとする課題] 上記の2つの従来例のうち前者にあっては、フォークリ
フトで搬送中、フォークリフトのブレーキを踏むと鉄製
のフォーク5の上を建築用パネル1の外周に位置する鉄
製のパネル枠が滑り、梱包体13がフォーク5から滑り落
ちる恐れがあって危険であり、また建築用パネル11の下
面を直接鉄製のフォーク5で支持するので、フォーク5
に当たって支持される部分が傷付いたり、塗装が剥げた
りして商品価値を低下させるという問題があった。
また後者の従来例にあっては、パレットに載せたままト
ラックで搬送することになり、パレットの再利用の回転
効率が悪かった。
本考案は上記の従来の問題点に鑑みて考案したものであ
って、その目的をするところは、建築用パネルのような
搬送物をフォークリフトで搬送する際に搬送物が滑り落
ちるのを防止し、しかも搬送物を傷付けることなくトラ
ックの荷台に載せることができ、しかもトラックに搬送
物を載せた場合簡単に引き出して再使用できる搬送パレ
ットの構造を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の搬送パレットの構造は、上面が搬送物1の載置
物2となった上下巾の薄い偏平なパレット本体3に後方
に開口するフォーク差し込み部4を設けるとともにパレ
ット本体3の前部下面に先端側程上となるように傾斜し
た傾斜面8を設け、この傾斜面8の先端部付近にころ9
を回転自在に設けて成るものであって、このような構成
を採用することで、上記した本考案の目的を達成したも
のである。
[作用] すなわち、フォークリフトのフォーク5をフォーク差し
込み部4に差し込むとともに載置部2の上に搬送物1を
載せ、この状態でトラックの荷台6に載せ、載せた後は
フォーク5を少し下げてころ9を荷台6の上面に転動さ
せながら簡単に引き出すことができるようにしたもので
ある。
[実施例] パレット本体3は第1図に示すように上下巾の薄い偏平
な形状をしており、このパレット本体3の上面は搬送物
1の載置部2となっており、この載置部2には滑り止め
を確実にするためにゴム7が積層してある。ゴム7の上
面は凹凸加工してあってもよい。パレット本体3には後
方に開口するフォーク差し込み部4が一対設けてある。
パレット本体3の前部下面は先端側程上となるような傾
斜面8となっており、この傾斜面8の先端部付近にころ
9が複数個(例えば3個)回転自在に設けてある。この
ように、傾斜面8の先端にころ9を設けることで、上下
巾の薄い偏平なパレットAを略水平にした状態でころが
パレット本体1の最下面から下方に突出しないか、ある
いは、突出してもごくわずかしか突出しないようにで
き、この結果、ころを設けたものであるにもかかわらず
上下巾の薄い偏平なパレットAを上下巾の狭い隙間に簡
単に挿入することが可能となる。
上記のような構成のパレットAは例えば第3図に示すよ
うな搬送物1を搬送するものである。この第3図に示す
搬送物1は、対向する搬送用支持枠10の間に複数枚の建
築用パネル11を架けわたしてボルト12などで固定して搬
送物1となる梱包体13を構成するものである。ここで搬
送物1である梱包体13は建築用パネル11の下端が搬送用
支持枠10の下端よりも上方に位置しているものである。
しかして、上記の構成の搬送物1である梱包体13をトラ
ックの荷台6に載せるには次のようにしておこなうもの
である。すなわち、フォークリフトのフォーク5をフォ
ーク差し込み部4に差し込んだ状態でフォーク5を若干
持ち上げてパレットAを若干持ち上げるとともにフォー
ク5を先端が下降するように若干前に倒し、ころ9を床
14に転動させながら床14に設置されている梱包体13の建
築用パネル11の下方の空所15内に第4図(a)のように
差し込み、その後、フォーク5を先端が上となるように
起こすと共にフォーク5を上に上げてパレットAの載置
部2の上に建築用パネル11を載せて第4図(b)のよう
に持ち上げ、この状態で梱包体13全体をトラック側に搬
送する。そしてトラックの荷台6の上に至った状態でフ
ォーク5を下降させ、梱包体13の搬送用支持枠10下端を
第4図(c)のように荷台6の上に載置する。次にフォ
ーク5を若干下げるとともに先端が下降するように若干
前に倒し、この状態でフォーク5によりパレットAを支
持したまま第4図(d)に示すようにころ9を荷台6に
転動させながらフォーク5と共にパレットAを荷台6か
ら抜き取り(第4図(c)参照)再使用するものであ
る。そして、梱包体13はパレットAなしで直接トラック
の荷台6に載せて現場に搬送するものである。
なお、梱包体13を組立る際、パレットAの両側に搬送用
支持枠10を対向して立て、この対向する搬送用支持枠10
の間に複数枚の建築用パネル11をパレットAから浮かせ
た状態で架けわたして搬送用支持枠10にボルト12などで
固定して、搬送物1となる梱包体13を組立ててもよいも
のである。そしてこの場合には直接パレットAのフォー
ク差し込み部4にフォーク5を差し込んで、フォーク5
で持ち上げて荷台6側に運ぶようにしてもよいものであ
る。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように上面が搬送物の載置部
となった上下巾の薄い偏平なパレット本体に後方に開口
するフォーク差込み部を設けるとともにパレット本体の
前部下面に先端側程上となるように傾斜した傾斜面を設
け、この傾斜面の先端部付近にころを回転自在に設けて
あるので、フォークリフトのフォークをフォーク差込み
部に差し込むとともにこの状態でフォークを先端が下降
するように若干前に倒し、パレット本体の前端下面部の
傾斜面の先端部に設けたころを床に転動させながら床に
設置してある梱包体の下方の空所内に差込み、次に、フ
ォーク先端が上となるように起こすと共にフォークを上
に持ち上げてパレットの載置部の上に梱包体を載せて持
ち上げて搬送できるものであり、搬送後フォークを降下
させ、梱包体をトラックの荷台などに載せ、フォークを
若干下げると共に先端が下降するように若干前に倒し、
ころを荷台上面に転動させながら簡単に抜き取ってパレ
ットの再使用ができ、特に、この場合、パレットを挿入
するための梱包体の下方の空所の上下巾が短くても、先
端側程上となるように傾斜した傾斜面の先端部付近にこ
ろを回転自在に設けてあるのでフォークを先端が下降す
るように少し倒しただけでころを接地して転動しながら
簡単且つスムーズに挿入できるものである。そして、パ
レットの下面の前と後ろの両方にころを設けることも考
えられるが、これだと、あやまって挿入時に先端が少し
上がった状態で後のころのみを設置して転動しながら移
動させることがあり、ころが転動しながら移動している
ので作業者が正常な操作をしていると誤算して操作を継
続し、梱包体の下方の空所内に差込む際に梱包体の下面
にパレット先端が当たって梱包体の下面を傷付ける恐れ
があるが、本考案によれば、パレット本体の前部下面に
設けた先端側程上となるように傾斜した傾斜面の先端部
付近にころがあるので、フォークを先端が下降するよう
に若干前に倒さなければころが設置して転動しないこと
になり、パレットの梱包体の下方空間への出し入れ作業
に当たり、作業者が間違って操作するおそれがなく正確
に作業ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の斜視図、第2図は同上の側面図、第3
図は同上により搬送する搬送物の斜視図、第4図(a)
(b)(c)(d)(e)は同上の搬送物をトラックの
荷台に載せる順序を示す説明図、第5図は従来例の搬送
物をフォークで持ち上げて搬送している状態の説明図で
あって、1は搬送物、2は載置部、3はパレット本体、
4は差し込み部、9はころである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面が搬送物の載置部となった上下巾の薄
    い偏平なパレット本体に後方に開口するフォーク差込み
    部を設けるとともにパレット本体の前部下面に先端側程
    上となるように傾斜した傾斜面を設け、この傾斜面の先
    端部付近にころを回転自在に設けて成る搬送パレットの
    構造。
JP1988009461U 1988-01-27 1988-01-27 搬送パレットの構造 Expired - Lifetime JPH0720020Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988009461U JPH0720020Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 搬送パレットの構造

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JP1988009461U JPH0720020Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 搬送パレットの構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01114540U JPH01114540U (ja) 1989-08-01
JPH0720020Y2 true JPH0720020Y2 (ja) 1995-05-10

Family

ID=31216221

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988009461U Expired - Lifetime JPH0720020Y2 (ja) 1988-01-27 1988-01-27 搬送パレットの構造

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49116762U (ja) * 1973-02-07 1974-10-04
JPS5646999U (ja) * 1979-09-19 1981-04-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01114540U (ja) 1989-08-01

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