JP3117642B2 - パレットの昇降装置 - Google Patents

パレットの昇降装置

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JP3117642B2 JP08123548A JP12354896A JP3117642B2 JP 3117642 B2 JP3117642 B2 JP 3117642B2 JP 08123548 A JP08123548 A JP 08123548A JP 12354896 A JP12354896 A JP 12354896A JP 3117642 B2 JP3117642 B2 JP 3117642B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパレットの昇降装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、パレットの両側からパレット
内に夫々爪を挿入してこれらの爪によりパレットを昇降
させるようにしたパレットの昇降装置が公知である。こ
のようなパレットの昇降装置では通常、これらの爪は互
いに連動していてパレットに対し同時に前進せしめら
れ、いずれか一方の爪がパレット内に十分に挿入された
ときに両方の前進運動が停止せしめられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
にいずれか一方の爪がパレット内に十分に挿入されたと
きに両方の爪の前進運動を停止させるようにするとパレ
ットが一方の爪の方に片寄って位置している場合には他
方の爪はパレット内に十分に挿入される前に前進運動が
停止させることになる。その結果、これら爪によってパ
レットを昇降させた際にパレット内に十分に挿入されて
いない方の爪がパレットからはずれ、斯くしてパレット
が落下するという問題を生ずる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明によれば、パレットの両側からパレット内に
夫々爪を挿入してこれらの爪によりパレットを昇降させ
るようにしたパレットの昇降装置において、上述の各爪
をパレットに対し夫々別個に前進後退させるために各爪
に対して夫々独立した駆動装置を設け、各爪の外側端に
端板を取付け、一方の端板の上部に発光体を取付けると
共に他方の端板の上部にこの発光体の発する光ビームを
受光するための受光素子を取付け、更に一方の端板の下
部に発光体を取付けると共に他方の端板の下部にこの発
光体の発する光ビームを受光するための受光素子を取付
け、各受光素子が対応する発光体の光ビームを受光した
ときに各爪がパレットの爪侵入口の中間高さ位置に位置
し、このとき各爪と爪侵入口が整列したと判断するよう
にしている。
【0005】
【発明の実施の形態】図1から図3は本発明を段積み搬
送パレットの積み降し装置に適用した場合を示してい
る。図1から図3を参照すると、1は鉛直方向に延びる
一対の支柱、2は一対の支柱1により上下方向に移動可
能に支持されている昇降フレーム、3a,3b,3c,
3dは昇降フレーム2により水平方向に移動可能に支持
された4つの走行フレーム、4a,4bは互いに隣接配
置されて平行に延びる一対のコンベアを夫々示し、これ
らコンベア4a,4bによる搬送方向が図2および図3
の矢印Fで示されている。
【0006】図1および図2に示されるように各コンベ
ア4a,4b上には2段積みのパレットが載置されてい
る。即ち、一方のコンベア4a上には積荷5aを担持し
たパレット5が載置され、積荷5a上には積荷6aを担
持したパレット6が積重ねられている。同様に他方のコ
ンベア4b上には積荷7aを担持したパレット7が載置
され、積荷7a上には積荷8aを担持したパレット8が
積重ねられている。図1および図2からわかるように各
パレット5,6,7,8は各パレットの爪侵入口9が搬
送方向Fに対し各パレットの前面および後面において開
口するようにコンベア4a,4b上に載置されている。
【0007】図4は4つの走行フレーム3a,3b,3
c,3dのうちの走行フレーム3aの拡大側面図を代表
して示している。図1から図4を参照すると、走行フレ
ーム3a,3bの両側には昇降フレーム2により支持さ
れた一対の走行レール10が配置され、各走行フレーム
3a,3bにはこれら走行レール10上を転動する4つ
のローラ11が取付けられている。また、各走行フレー
ム3a,3bの中央部には走行レール10と同一方向に
延びるラック12が取付けられており、各ラック12に
は対応する駆動モータ13によって駆動されるピニオン
14が噛合せしめられる。各駆動モータ13は昇降フレ
ーム2により支持されており、従って駆動モータ13が
駆動されると対応する走行フレーム3a,3bが走行レ
ール10に沿ってコンベアの搬送方向F又はその反対方
向に移動せしめられる。
【0008】同様に走行フレーム3c,3dの両側にも
昇降フレーム2により支持された一対の走行レール15
が配置され、各走行フレーム3c,3dにはこれら走行
レール15上を転動する4つのローラ16が取付けられ
ている。また、各走行フレーム3c,3dの中央部には
走行レール15と同一方向に延びるラック17が取付け
られており、各ラック17には対応する駆動モータ18
によって駆動されるピニオン19が噛合せしめられる。
各駆動モータ18は昇降フレーム2により支持されてお
り、従って駆動モータ18が駆動されると対応する走行
フレーム3c,3dが走行レール15に沿ってコンベア
の搬送方向F又はその反対方向に移動せしめられる。
【0009】各走行フレーム3a,3b,3c,3dの
下側からは夫々下方に向けて一対のロッド20が延びて
おり、各走行フレーム3a,3b,3c,3dの一対の
ロッド20の下端部には内方に向けて水平方向に延びる
爪21a,21b,22a,22bが取付けられる。こ
れらの爪21a,21b,22a,22bの位置関係は
図5(A)に最も明瞭に表されている。なお、図5
(A),(B)に示されるように対をなす各爪21a,
21b,22a,22bの外側端部の下壁面上には夫々
端板23a,23b,24a,24bが取付けられる。
端板23bの上部および下部には夫々発光体25,26
が取付けられ、端板24bの上部および下部にも夫々発
光体25,26が取付けられる。一方、端板23aの上
部および下部には夫々受光素子27,28が取付けら
れ、端板24aの上部および下部にも夫々受光素子2
7,28が取付けられる。
【0010】端板23bに取付けられた発光体25,2
6の発する光ビームは鎖線A,Bで示されるように端板
23a上の対応する受光素子27,28に指向され、端
板24bに取付けられた発光体25,26の発する光ビ
ームは鎖線C,Dで示されるように端板24a上の対応
する受光素子27,28に指向される。全ての受光素子
27,28が受光したときには各爪21a,21b,2
2a,22bはパレット5,7の対応する爪侵入口9の
中間高さ位置に位置しており、従ってこのとき各爪21
a,21b,22a,22bと対応する爪侵入口9とが
整列したと判断される。
【0011】図1から図5に示される段積み搬送パレッ
トの積み降し装置は段積みされたパレットを一段に積み
換えるために使用される。即ち、例えばトラックの荷台
に段積みされたパレットは段積みされた状態のまま図示
しない別のコンベアを介して、或いは直接に各コンベア
4a,4bの端部に載せられる。次いでこれらの段積み
パレットはコンベア4a,4bによって積み降し装置の
中央部に運ばれ、次いで段積みパレットが所定位置に達
するとコンベア4a,4bが停止される。
【0012】コンベア4a,4bが停止すると昇降リフ
ト2が下降せしめられ、受光素子27,28によって各
爪22a,22bが高い方の上部パレット8の爪侵入口
9の中間高さ位置に達したと判断されると昇降フレーム
2の下降運動が停止される。次いで駆動モータ18によ
り走行フレーム3c,3dが互いに近ずくように駆動さ
れ、斯くして爪22aがパレット8の後方から、爪22
bがパレット8の前方からパレット8の爪侵入口9内に
侵入せしめられる。次いで各爪22a,22bは爪侵入
口9内に十分に侵入するまで対応する駆動モータ18に
より前進せしめられ、次いで各爪22a,22bが爪侵
入口9内に十分に挿入されると駆動モータ18が停止さ
れる。
【0013】次いで昇降フレーム2が少しばかり上昇せ
しめられ、それによってパレット8が積荷7aから離れ
る。次いでコンベア4bが再び駆動され、下部パレット
7が搬送方向Fに前進せしめられる。次いで下部パレッ
ト7および積荷7aが上部パレット8の下方領域から抜
け出るとコンベア4bが停止せしめられる。コンベア4
bが停止すると再び昇降リフト2が下降せしめられる。
次いで受光素子27,28によって各爪21a,21b
が低い方の上部パレット6の爪侵入口9の中間高さ位置
に達したと判断されると昇降フレーム2の下降運動が停
止される。次いで駆動モータ13により走行フレーム3
a,3bが互いに近ずくように駆動され、斯くして爪2
1aがパレット6の後方から、爪21bがパレット6の
前方からパレット6の爪侵入口9内に侵入せしめられ
る。次いで各爪21a,21bは爪侵入口9内に十分に
侵入するまで対応する駆動モータ13により前進せしめ
られ、次いで図2において鎖線で示されるように各爪2
1a,21bが爪侵入口9内に十分に挿入されると駆動
モータ13が停止される。
【0014】次いで昇降フレーム2が少しばかり上昇せ
しめられ、それによってパレット6が積荷5aから離れ
る。次いでコンベア4aが再び駆動され、下部パレット
5が搬送方向Fに前進せしめられる。次いで下部パレッ
ト5および積荷5aが上部パレット6の下方領域から抜
け出るとコンベア4aが停止せしめられる。コンベア4
aが停止すると昇降フレーム2が下降せしめられ、それ
によって各パレット6,8は夫々対応するコンベア4
a,4b上に着座せしめられる。次いで受光素子27,
28によって各爪21a,21b,22a,22bが夫
々対応するパレット6,8の爪侵入口9の中間高さ位置
に達したと判断されると昇降フレーム2の下降運動が停
止される。次いで各駆動モータ13,18が駆動され、
各走行フレーム3a,3bが互いに離れるように駆動せ
しめられると共に各走行フレーム3c,3dも互いに離
れるように駆動される。その結果、各爪21a,21
b,22a,22bは対応するパレット6,8に対して
後退を開始する。
【0015】次いで、各爪21a,21b,22a,2
2bが爪侵入口9から抜け出ると各駆動モータ13,1
8が停止される。次いで昇降リフト2が図1および図2
に示される初期位置まで上昇せしめられると共にコンベ
ア4a,4bが駆動される。このようにして段積みされ
たパレットが一段ずつに積み換えられることになる。な
お、図1において上部パレット6,8が同一高さ位置に
あるときには上部パレット6,8が同時に持ち上げら
れ、下部パレット5,7が対応する上部パレット6,8
の下方領域から同時に取り除かれる。
【0016】本発明の一つの特徴は各走行フレーム3
a,3b,3c,3dを、即ち各爪21a,21b,2
2a,22bを夫々独立した駆動モータ13,18によ
り駆動するようにしたことにある。即ち、前述したよう
にコンベア4a,4bによって搬送されている段積みさ
れたパレットは積み降し装置の中央部の所定位置におい
て停止されるがこのとき積荷5a,6a,7a,8aの
重量によってパレットの停止位置が必ずしも一定とはな
らない。特に上部パレット6,8は下部パレット5,7
上にきちんと整列して積み重ねられているとは限らない
ので上部パレット6,8は正確に正規の位置において停
止しないことが多い。しかしながら各パレット5,6,
7,8が正確に正規の位置で停止しなかったとしても各
爪21a,21b,22a,22bは夫々独立した駆動
モータ13,18により駆動されるので各爪21a,2
1b,22a,22bは対応する爪侵入口9内に十分に
侵入することができる。その結果、パレット6,8を落
下させることなく確実に昇降させることができる。な
お、本発明は段積みされたパレットを一段のパレットに
積み換える場合に特に有効であるが段積みされていない
パレットを昇降させるために本発明を適用しうることは
云うまでもない。
【0017】また、本発明による実施例では二組の段積
みされたパレットを同時に処理するようにしており、そ
のために各爪21a,21b,22a,22bを各パレ
ットの前方および後方から各パレットに対し前進させる
ようにしていることも一つの特徴である。
【0018】
【発明の効果】パレットを落下することなく確実に昇降
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】段積み搬送パレットの積み降し装置の正面図で
ある。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の昇降フレームの平面図である。
【図4】走行フレームの正面図である。
【図5】爪とパレットとの位置関係を説明するための図
であって、(A)は平面図であり、(B)は正面図であ
る。
【符号の説明】
1…支柱 2…昇降フレーム 3a,3b,3c,3d…走行フレーム 5,6,7,8…パレット 13,18…駆動モータ 21a,21b,22a,22b…爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 1/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットの両側からパレットの爪侵入口
    内に夫々爪を挿入してこれらの爪によりパレットを昇降
    させるようにしたパレットの昇降装置において、上記の
    各爪をパレットに対し夫々別個に前進後退させるために
    各爪に対して夫々独立した駆動装置を設け、各爪の外側
    端に端板を取付け、一方の端板の上部に発光体を取付け
    ると共に他方の端板の上部にこの発光体の発する光ビー
    ムを受光するための受光素子を取付け、更に一方の端板
    の下部に発光体を取付けると共に他方の端板の下部にこ
    の発光体の発する光ビームを受光するための受光素子を
    取付け、各受光素子が対応する発光体の光ビームを受光
    したときに各爪がパレットの爪侵入口の中間高さ位置に
    位置し、このとき各爪と爪侵入口が整列したと判断する
    パレットの昇降装置。
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